JP2002065739A - 連続フィラメントの表面構造体を用いた吸収性物品 - Google Patents

連続フィラメントの表面構造体を用いた吸収性物品

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の吸収性物品の表面構造体として、肌へ
の接触感触が良好で、且つ液透過性と液の逆戻り防止効
果の全ての条件を備えたもので且つ簡単に製造できるも
のがなかった。 【解決手段】 使い捨ておむつ1は、吸収性コア8の表
面に表面構造体10が設けられている。表面構造体10
は、連続フィラメントの束である下層10aの上に中層
10bがその上に上層10aが重ねられて、各層の連続
フィラメントが接合線で部分的に融着されてシート化さ
れている。中層10bと上層10aを中央部に配置する
ことで、中央部分を嵩高にでき、装着者の排泄部位への
密着性を高めることができる。また連続フィラメントの
束を重ねて接合するという簡単な工程で表面構造体10
を製造できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続フィラメント
により表面構造体が形成された使い捨ておむつや生理用
ナプキンなどの吸収性物品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の使い捨ておむつや生理用ナプキン
などの吸収性物品は、吸収層の裏面側に液不透過性の裏
面シートが重ねられ、受液側である表面側に液透過性の
表面シートが重ねられている。
【0003】従来の吸収性物品の前記表面シートは、液
透過性の不織布や、多数の開孔が形成された合成樹脂フ
ィルムなどで形成されている。しかし、従来の前記表面
シートは、その厚みが幅方向に向けて一定であるため、
着用者の排泄部位に適度に密着させることが難しく、排
泄部位と表面シートとの間に隙間が形成され、排泄液が
表面シートを伝わって側方へ洩れるという問題が生じ
る。
【0004】そこで、例えば特開平9−322908号
公報には、液透過性の表面層の中央部分を着用者側へ隆
起するように変形させた突堤が形成され、この突堤が着
用者の排泄部位に当たるようにしたものが開示されてい
る。
【0005】また前記表面層を伝わって側方へ液漏れが
生じるのを防止する手段として、従来は前記表面層の両
側部において縦方向に延びる防漏壁を形成したものがあ
る。この防漏壁は、前記表面シートから立ち上がる疎水
性のシートと、前記シートの頂部に設けられた弾性部材
とで形成され、前記弾性部材の収縮力により前記疎水性
シートを表面シートから立ち上がらせたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記特開平9
−322908号公報に記載のものは、吸収性物品の中
央部に隆起部を形成するための構造として、表面層を中
央部が隆起するように変形させているため、表面層の構
造が非常に複雑であり、製造コストの高いものとなる。
【0007】また、前記従来のように、疎水性のシート
により防漏壁を形成したものにおいても、防漏壁を形成
するために、前記疎水性のシートを表面シートに接合し
たり、前記疎水性のシートに弾性部材を接合するなどの
製造工程が必要である。よって製造コストを低減させる
ことに限界がある。
【0008】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、受液側の中央部に、着用者の排泄部位に当接する
隆起部を形成し、または両側部に液漏れを防ぐ堤を形成
する際に、その製造をきわめて簡単に行なうことがで
き、また着用者の肌への当接感をソフトにできる吸収性
物品を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、液透過性の表
面構造体と、裏面シートと、前記表面構造体と前記裏面
シートとの間に位置する吸収層とを有する吸収性物品に
おいて、前記表面構造体は、吸収性物品の縦方向に途切
れることなく延びる連続フィラメント束が2層以上積層
されて、層間で前記連続フィラメントが部分的に接合さ
れたものであり、前記吸収層側に位置する下層が所定幅
寸法を有し、表面側に位置する上層は、前記下層よりも
幅寸法が短く、前記上層は前記下層の中央部または両側
部に位置していることを特徴とするものである。
【0010】例えば、前記上層よりも、前記下層の方が
親水度が高いことが好ましい。この場合に、前記上層は
親水処理されていない疎水性の連続フィラメントで形成
され、前記下層は親水処理された疎水性の連続フィラメ
ントまたは親水性の連続フィラメントで形成される。
【0011】また、前記上層の連続フィラメントの密度
と、前記下層の連続フィラメントの密度が相違している
ものであり、好ましくは、前記下層の連続フィラメント
の密度が、前記上層の連続フィラメントの密度よりも高
いものである。
【0012】また、前記連続フィラメント束は下層と上
層の2層であってもよいが、前記吸収層側から、下層、
中層、上層の順に積層されており、幅寸法が下層、中
層、上層の順に短くなっているものでもよい。
【0013】この場合、前記上層、中層、下層の順に親
水度が高くなっているものであり、例えば前記上層は親
水処理されていない疎水性の連続フィラメントで形成さ
れている。
【0014】さらに、前記下層、中層、上層で、連続フ
ィラメントの密度が相違しているものであってもよい。
この場合、前記上層、中層、下層の順で、連続フィラメ
ントの密度が高くなっていることが好ましい。
【0015】さらに、前記上層は、幅方向の両側に位置
し、この上層が撥水性であるものとして構成できる。
【0016】本発明では、表面構造体が連続フィラメン
トで形成されているため、密度が低く嵩が高くなって、
装着者の肌への当りが柔らかい。とくに連続フィラメン
トが表面構造体において縦方向に連続しているため、表
面にフィラメント端部が現れず、よって表面が滑らかで
ある。
【0017】この連続フィラメントの表面構造体におい
て、上層と下層とで、親水度および/または密度を変え
ることで、表面構造体での液透過性が良好になり、また
液の逆戻りの防止効果を高くできる。
【0018】また、親水度の相違する連続フィラメント
や、密度を相違させる連続フィラメントを連続的に送り
出して部分的に融着することで、親水度および/または
密度の相違する層を有する表面構造体をきわめて簡単に
製造できる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明の吸収性物品の第1
の実施の形態として使い捨ておむつを受液側から見た平
面図、図2は前記使い捨ておむつの断面図、図3は前記
使い捨ておむつに使用されている表面構造体の部分斜視
図である。図4は本発明の他の実施の形態の使い捨てお
むつの断面図、図5は図4の使い捨ておむつに使用され
ている表面構造体の部分斜視図である。
【0020】図1は使い捨ておむつ1を平面状に展開し
て示したものであり、X方向が幅方向、Y方向が縦方向
である。この使い捨ておむつ1は、股間部に装着される
中間部2と、腹部側に当てられる前方部3と、尻側に当
てられる後方部4を有する砂時計形状である。
【0021】図2の断面図に示すように、この使い捨て
おむつ1は、不透液性の裏面シート7の上に吸収性コア
(吸収層)8が重ねられている。図1に示すように、前
記吸収性コア8は砂時計形状であり、前方部3の途中か
ら、前記中間部2を経て後方部4の途中までを占める大
きさである。前記吸収性コア8の受液側表面には、連続
フィラメントで形成された透液性の表面構造体10が重
ねられている。
【0022】図2に示すように、前記表面構造体10の
両側部には、不透液性のサイドシート9,9が接合され
ており、このサイドシート9,9は、前記中間部3の左
右両側部のフラップ部6a,6a、前方部3の両側部の
フラップ部6b,6bおよび後方部4の両側部のフラッ
プ部6c,6cに延び、各フラップ部で、前記裏面シー
ト7と前記サイドシート9,9とがホットメルト型接着
剤などで接合されている。
【0023】前記裏面シート7は液不透過性であり、透
湿性の樹脂フィルム、または不織布、あるいは樹脂フィ
ルムと不織布とが接合されたものである。前記吸収性コ
ア8は、粉砕パルプとSAPとが混合されたもので、さ
らに液透過性の紙で包まれたもの、またはバインダー処
理でシート化されたエアレイドパルプ、または吸収紙、
あるいは親水性繊維を主体とした不織布などである。
【0024】前記サイドシート9は、エアースルー不織
布、ポイントボンド不織布、スパンボンド不織布、スパ
ンレース不織布、メルトブロン不織布、エアレイド不織
布などの不織布で形成されており、疎水性または撥水性
であることが好ましい。
【0025】図2および図3に示すように、前記表面構
造体10は、吸収層8側に位置する下層10aと、その
上の中層10bとさらにその上に位置する上層10cの
3層で形成されている。前記下層10aは、使い捨てお
むつの液吸収領域の中央部を含む所定の幅寸法Wを有し
て帯状に形成されている。前記中層10bは、前記下層
10aよりも幅寸法が短く、前記上層10cは、前記中
層10bよりもさらに幅寸法が短く形成されている。
【0026】前記中層10bは、前記下層10aの中央
部に位置し、前記上層10cは、前記中層10bの中央
部に位置している。よって、表面構造体10は、X方向
の両側部で目付けおよび嵩が低く、中央部に向うにした
がって目付けおよび嵩が高くなる中央凸形状である。
【0027】前記下層10aは、表面構造体10におい
てY方向へ途切れることなく連続する連続フィラメント
11aの束であり、同様に中層10bと上層10cも、
それぞれY方向に途切れることなく連続する連続フィラ
メント11bと11cの束である。
【0028】前記連続フィラメント11a,11b,1
1cは、前記フィラメントが捲縮して収束したトウ(T
OW)と称される収束体から開繊されたものである。こ
の開繊により個々の連続フィラメント11a,11b,
11cがほぐされて分離され、幅方向に均一な嵩となっ
て、前記下層10a、中層10bおよび上層10cが形
成されている。
【0029】前記連続フィラメント11a,11b,1
1cは、熱融着可能な疎水性合成樹脂で形成され、例え
ばPE/PET、PE/PPなどの芯鞘構造の複合合成
繊維、PE/PET、PE/PPなどのサイドバイサイ
ド型複合繊維、あるいはPE、PP、PETなどの単繊
維である。また連続フィラメント11a,11b,11
cに酸化チタンなどの白色化のための無機フィラーが
0.5〜10質量%含まれているものが好ましい。白色
化処理されることで、吸収性コア8に吸収された尿を外
観上で隠蔽しやすくなる。また連続フィラメントの繊維
断面は、丸型であっても異形状であってもよい。
【0030】前記捲縮は、フィラメントの製造時にクリ
ンパー加工されたもので、さらに予熱カレンダーまたは
熱風処理により捲縮数が増加される。あるいは予熱カレ
ンダーを通し、このときに延伸と延伸解除を繰り返すこ
とで、フィラメントを形成する樹脂の配向に歪みを生じ
させてコイル状に捲縮させたものであってもよい。
【0031】捲縮された前記連続フィラメントの収束体
は、移送ロール間で移送され、このときフィラメントの
延びる方向へ張力が与えられ、且つ張力が解除され、こ
の工程を繰り返すことにより、連続フィラメントが個々
にばらばらに分離するように開繊される。あるいは移送
ロール間で移送される前記収束体に摺動プレートを両側
から当て、収束体を前記摺動プレートに摺動させて、そ
の摺動力で個々のフィラメントをばらばらにして開繊す
ることもできる。収束体から開繊された連続フィラメン
トの束は、フィラメント密度が小さくなりまた見かけ幅
も大きくなる。
【0032】さらに開繊された連続フィラメントの束
は、拡幅工程でX方向へその嵩が均一になるように広げ
られ、幅寸法Wの下層10a、およびこれよりも幅寸法
の小さい中層10bおよび上層10cがそれぞれそれ形
成される。
【0033】開繊され拡幅された下層10aとなる連続
フィラメント11aの束の上に、中層10bとなる連続
フィラメント11bの束、および上層10cとなる連続
フィラメント11cの束が重ねられる。そして融着ロー
ルの表面に形成された凹凸エンボスなどにより、接合線
12が形成される。この接合線12において下層10a
の連続フィラメント11aと、中層10bの連続フィラ
メント11bおよび上層10cの連続フィラメント11
cが互いに熱融着され、または超音波による誘導加熱に
より融着されてシート化される。
【0034】図1および図3に示すように、前記接合線
12は、X方向に直線状に延びており、各接合線12
は、Y方向へ一定のピッチPを開けて形成されている。
ただし、前記接合線の平面パターンが、三角関数曲線に
近似した連続曲線であってもよいし、V字形状であって
もよい。あるいはX方向へ一定の間隔を開けて形成され
た間欠接合線であってもよい。または前記接合線ではな
く、ドット状に分布する円形などの接合部により前記連
続フィラメントが融着されていてもよい。
【0035】前記表面構造体10は、下層10a、中層
10bおよび上層10cを構成する各連続フィラメント
の束をY方向へ送り出して積層させ、前記のように融着
ロールで接合する工程で簡単に製造することができる。
また各層の幅寸法や目付けおよび嵩も自由に変更でき、
また層数も図の実施の形態のような3層に限らず、下層
と上層のみの2層にすることもでき、また4層以上の多
層構造にすることも容易である。
【0036】図3に示すように、下層10aのみの部分
は厚みはT1、下層10aと中層10bとが重ねられた
部分の厚みはT2、下層10a、中層10bおよび上層
10cが重ねられた中央部分の厚みはT3であり、幅方
向(X方向)に向う各部分で厚みおよび目付けが相違し
ている。
【0037】例えば前記厚みT1は5〜8mm、T2は
8〜15mm、T3は15〜25mmである。また前記
厚みT1の部分の目付けは25〜75g/m2、厚みT
2の部分では、75〜100g/m2であり、厚みT3
の部分では100〜200g/m2である。
【0038】また、下層10aと中層10bおよび上層
10cを合わせた、表面構造体10全体のフィラメント
の平均密度は、0.002〜0.01g/cm3であ
る。
【0039】また、各層の連続フィラメント11a,1
1b,11cの繊度は1.1〜20dtexであり、さ
らに好ましくは1.1〜11dtexである。
【0040】また連続フィラメント11a,11b,1
1cの捲縮数は1インチあたり5〜30個、さらに好ま
しくは15〜30個であり、捲縮弾性率は70%以上で
あることが好ましい。
【0041】前記捲縮数はJISL1015、捲縮弾性
率はJISL1074に基づくものであり、繊度5.5
dtex未満のフィラメントの場合は、引張り方向へ
0.49mNの初期荷重を与え、繊度5.5dtex以
上のフィラメントの場合は、引張り方向へ0.98mN
の初期荷重を与える。前記捲縮数は、前記初期荷重を与
えたときの1インチ(25mm)長あたりの捲縮の山数
である。
【0042】また、前記初期荷重を与えたときのフィラ
メントの長さをa、さらに1.1dtexあたり4.9
mNの張力を30秒間与えて捲縮を伸ばしたときの長さ
をb、前記張力を除去し2分間経過した後に、再度前記
初期荷重を与えたときの長さをcとしたとき、前記捲縮
弾性率は{(b−c)/(b−a)}×100(%)で
表される。
【0043】前記表面構造体10を用いた使い捨ておむ
つ1では、肌に当たる部分が連続フィラメントで形成さ
れているため、表面に繊維端が現れず、肌への当りが滑
らかであり、また連続フィラメントが肌に追従して動く
ことができるので、肌への刺激性が少ない。また嵩が高
くクッション性に優れる。
【0044】また、図2と図3に示す表面構造体10
は、中央部において嵩が厚くなっているため、女子用と
して使用したときに、中央部の厚みT3の部分が着用者
の排泄部位に密着しやすい。したがって尿などの排泄液
は密着している上層10cに与えられて、左右に分散す
ることなく表面構造体10を透過して吸収性コア8に与
えられることになる。着用者の排泄部位と表面構造体1
0とが密着しやすく、排泄部位と表面構造体10との間
に隙間が形成されにくいため、尿などの横漏れが生じに
くくなる。
【0045】さらに、連続フィラメント11a,11
b,11cが使い捨ておむつ1の縦方向(Y方向)へ延
びているため、液の案内方向が縦方向となり横方向(X
方向)への横漏れを少なくできる。しかも連続フィラメ
ント11a,11b,11cは縦方向に一定のピッチP
で間隔を開けた接合線12により接合されているため、
表面構造体10での縦方向への液の拡散を抑制でき、液
を吸収層8に導きやすくなる。
【0046】前記表面構造体10において、各層で連続
フィラメントの親水度を変え、例えば上層10cよりも
下層10aの方が親水度を高くし、または上層10c、
中層10b、下層10aの順に親水度が高くなるように
構成することが可能である。または、各層でフィラメン
トの密度を相違させ、例えば前記上層10cの密度が下
層10aの密度よりも高いか、あるいは下層10aのフ
ィラメント密度が、上層10cのフィラメント密度より
も高くすることが可能である。また、前記各層間で親水
度と密度の双方に差を持たせることも可能である。
【0047】例えば、下層に行くにしたがって親水度を
高くすると、上層10cに与えられた尿などがそれより
も下層の連続フィラメントにより引き付けられ、よって
吸収性コア8に尿などを導きやすく、また上層側を疎水
性または親水度の低い構成にしておくことで、吸収性コ
ア8で吸収された尿などが装着者の肌側へ逆戻りするの
を効果的に防止できる。同様に下層側で密度を高くして
おくと、密度の高い層での毛細管作用により、上層側に
与えられた尿などが引き込まれ、吸収性コア8への液の
透過性を良好にでき、また尿などの装着者側への逆戻り
も生じにくくなる。
【0048】ここで、親水度の差とは、疎水性フィラメ
ントの場合での、その表面の界面化学的性質の差を意味
し、水の接触角度が低いほうが親水度が高い。また親水
性フィラメントは表面の親水基により水分が引き付けら
れるが、この親水基によっても親水度が相違する。すな
わち親水基により水分を多く引き付けられるフィラメン
トの方が親水度が高い。さらに親水処理された疎水性繊
維および、親水性繊維では、単位質量当りで比較したと
きに表面積が大きいほど親水度が高くなる。
【0049】前記連続フィラメントが、PE/PPやP
E/PETの芯鞘型複合繊維などのような疎水性フィラ
メントであり、これら連続フィラメントの表面に親水油
剤が塗布されて親水処理されている場合に、前記親水油
剤として液体に対する耐久性の相違するものを使用する
ことで、親水度に差をもたせることができる。
【0050】例えば、上層10cおよび/または中層1
0bの連続フィラメントに、初期親水油剤すなわち水や
その他の液と接触したときに比較的脱落しやすい親水油
剤が塗布される。この種の初期親水油剤は、PEG変性
ポリエステル、ポリオキシエチレンアルキルサルフェー
ト、アルキル燐酸エステルK塩、ポリオキシエチレンア
ルキルエステル、アルキルスルホネートNa塩などであ
る。
【0051】一方、下層10aの連続フィラメントには
前記初期親水油剤に比べて水や液によって脱落しにくい
耐久親水油剤が塗布される。この耐久親水油剤は、ポリ
エーテルエステル、エーテルノニオン、ポリエーテル変
性シリコーン、スルホサクシネート、ポリオキシエチレ
ンアミドエーテル、アルキルイミダゾリン型カチオン、
ポリグリセリンポリエステルなどである。
【0052】このように親水油剤の種類を選択すること
で、下層10a側での液体に対する親水油剤の耐久性を
高め、下層10aの親水度を中層10bや上層10cの
親水度よりも高くすることができる。また上層10cを
親水処理しない疎水性フィラメントで形成し、中層10
bのフィラメントに前記初期親水油剤を塗布し、下層1
0aのフィラメントに前記耐久親水油剤を塗布すること
で、上層10c、中層10b、下層10aの順に親水度
を順に高くすることができる。
【0053】または、連続フィラメントの1dtexあ
たりの親水油剤の塗布量変えることで親水度に差を持た
せることができる。例えば上層10cの連続フィラメン
ト11cには親水油剤を塗布せず、中層10bの連続フ
ィラメント11bに少し親水油剤を塗布し、下層10c
の連続フィラメント11aに多くの親水油剤を塗布する
ことで、上層10c、中層10b、下層10aの順に親
水度を高くすることができる。
【0054】また、上層10cを親水処理しない疎水性
の連続フィラメントで構成し、中層10bを親水処理し
た疎水性の連続フィラメントで構成し、下層10aをセ
ルロースアセテートなどの親水性の連続フィラメントで
構成することによっても、上層10c、中層10b、下
層10aの順に親水度を高くすることができる。
【0055】また例えば下層10aを構成する疎水性の
連続フィラメントに天然セルロース繊維などの短繊維を
接着剤などで固着して、下層10aの親水度を高くして
もよい。
【0056】次に、密度の差は、連続フィラメントの繊
度を変えることで調整できる。例えば繊度の小さい連続
フィラメントを使用することで密度を高くできる。この
繊度の差により上層10cよりも下層10aの密度を高
くしたり、上層10c、中層10b、下層10aの順で
密度を高くすることも可能である。
【0057】また、連続フィラメントの捲縮数を変える
ことおよび/または捲縮弾性率を変えることでも層間の
密度に差をもたせることができる。例えば、連続フィラ
メント捲縮数を多くすることで密度を高くできる。また
捲縮弾性率を高くすることによっても密度を低くでき
る。
【0058】次に図4に断面図を示す使い捨ておむつ1
Aでは、図3に示す表面構造体10の代わりに図5に示
す表面構造体20が使用されている。この表面構造体2
0以外の部分のおむつの構造は図2と図4と全く同じで
ある。
【0059】この実施の形態の表面構造体20は、下層
20a、中層20b、上層20cが順に積層されたもの
であり、幅寸法は下層20a、中層20b、上層20c
の順に短くなっている。そして、捲縮されたフィラメン
トが収束したトウと称される収束体から開繊された連続
フィラメント21a,21b,21cによって均一な嵩
の前記下層20a、中層20bおよび上層20cが形成
されている。また各フィラメントはY方向に途切れるこ
となく連続して延びている。
【0060】ただし、この実施の形態では、中層20b
が下層20aの左右両側部に位置し、さらに上層20c
が左右両側部に位置している。そして下層20a、中層
20b、上層20cを構成する各連続フィラメントが、
Y方向へ所定のピッチPで形成された接合線22により
互いに融着されている。
【0061】また、図5に示す各部の厚みT1、T2、
T3および各部の目付けは、図3に示した表面構造体1
0と同じである。また連続フィラメントの繊度や、表面
構造体20の平均密度も前記表面構造体10と同じであ
る。
【0062】図4に示す使い捨ておむつ1Aでは、両側
部に嵩のある表面構造体20が用いられているため、特
に男子用のおむつとして適している。前記表面構造体2
0では、左右両側部に中層20bと上層20cが位置し
て厚みが大きくなっているため、この中層20bと上層
20cが実質的に尿の横漏れを防ぐ防漏堤として機能す
る。
【0063】また、図3に示す表面構造体10と同様
に、上層20cよりも下層20aの親水度を高くし、ま
たは上層20c、中層20b、下層20aの順に親水度
を高くしてもよい。または/さらに、上層20cよりも
下層20aのフィラメント密度を高くし、あるいは上層
20c、中層20b、下層20aの順にフィラメントの
密度を高くしてもよい。
【0064】また防漏効果を高くするために、上層20
cの密度を下層20aの密度よりも高くし、または下層
20a、中層20b、上層20cの順に密度を高くして
もよい。また、下層20aの連続フィラメント20aと
して親水処理された疎水性の連続フィラメントを用い、
中層20bと上層20cの少なくとも一方を撥水性処理
することにより、尿などの横漏れを防ぐ防漏堤としての
機能を高くできる。
【0065】図4と図5に示す実施の形態では、連続フ
ィラメントの束である中層20bと上層20cを、下層
20aの連続フィラメントの束に重ね、部分的に融着す
るという工程で、防漏堤を構成できる。よって従来の疎
水性シートと弾性部材とから成る防漏壁よりも簡単な構
成で防漏堤を形成できるようになる。
【0066】なお、図3と図5に示す表面構造体10,
20において、中層10b,20bを省略し、下層10
a,20aと上層10c,20cの2層構造としてもよ
い。
【0067】図6は本発明の他の実施例の吸収性物品と
して生理用ナプキン30を示す斜視図である。
【0068】この生理用ナプキン30は、液不透過性の
裏面シート31の上に吸収層が設置され、その上に図3
に示す表面構造体10と近似した構造の表面構造体10
Aが設置されている。また両側部の防漏壁32,32が
疎水性シートで形成され、この疎水性シートが両側のフ
ラップ部33,33において前記裏面シート31に接合
されている。
【0069】この生理用ナプキン30の表面構造体10
Aは、図3に示す表面構造体10と同様に、連続フィラ
メント束の下層10aの中央部に同じく連続フィラメン
ト束の中層10bが重ねられ、さらのその上の中央部に
連続フィラメント束の上層10cが重ねられている。た
だし上層10cは生理用ナプキン30の縦方向の中央部
にのみ設けられている。
【0070】そして下層10a、中層10b、上層10
cの各連続フィラメントは、湾曲線形状の接合線12A
により部分的に融着されてシート化されている。この表
面構造体10Aでは、中央部分が隆起しているため、装
着者の排泄部位に密着でき、経血の横漏れを防止しやす
くなっている。
【0071】また前記のように上層10c、中層10
b、下層10aの順に親水度を高くし、および/または
密度を高くすることで、液の透過性が良好になり、また
液の逆戻りを防止できるようになる。なお前記表面構造
体10Aも下層10aと上層10cの2層のみで構成し
てもよい。
【0072】また、前記各実施の形態では、連続フィラ
メントの束のみで表面構造体が形成されているが、前記
各層を形成する連続フィラメントの束の下に、液透過性
の不織布シートを重ね、各層の連続フィラメントと前記
不織布シートを一緒に接合して表面構造体を形成しても
よい。
【0073】
【発明の効果】以上のように本発明では、吸収性物品の
表面構造体を、液の透過性が良く、液の逆戻りが生じに
くいものにでき、しかも肌への当りが柔らかくクッショ
ン性に優れたものとなる。また嵩が相違し、さらに好ま
しくは親水度と密度の相違する表面構造体を、単に多層
の連続フィラメント束を重ねるという簡単な工程で製造
することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態として使い捨ておむつを受
液側から示す平面図、
【図2】図1に示す使い捨ておむつの断面図、
【図3】図2に示す使い捨ておむつに使用されている表
面構造体の部分斜視図、
【図4】他の実施の形態の使い捨ておむつの断面図、
【図5】図4に示す使い捨ておむつに使用されている表
面構造体の部分斜視図、
【図6】本発明の他の実施の形態として生理用ナプキン
を示す斜視図、
【符号の説明】
1,1A 使い捨ておむつ 2 中間部 3 前方部 4 後方部 7 裏面シート 8 吸収性コア 10,10A,20 表面構造体 10a,20a 下層 10b,20b 中層 10c,20c 上層 11a,11b,11c,21a,21b,21c 連
続フィラメント 12,12A、22 接合線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊賀上 隆光 香川県三豊郡豊浜町和田浜高須賀1531−7 ユニ・チャーム株式会社テクニカルセン ター内 Fターム(参考) 3B029 BB02 BB07 4C003 BA02 BA04 BA08 HA05 4C098 AA09 CC03 CC10

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液透過性の表面構造体と、裏面シート
    と、前記表面構造体と前記裏面シートとの間に位置する
    吸収層とを有する吸収性物品において、 前記表面構造体は、吸収性物品の縦方向に途切れること
    なく延びる連続フィラメント束が2層以上積層されて、
    層間で前記連続フィラメントが部分的に接合されたもの
    であり、前記吸収層側に位置する下層が所定幅寸法を有
    し、表面側に位置する上層は、前記下層よりも幅寸法が
    短く、前記上層は前記下層の中央部または両側部に位置
    していることを特徴とする吸収性物品。
  2. 【請求項2】 前記上層よりも、前記下層の方が親水度
    が高い請求項1記載の吸収性物品。
  3. 【請求項3】 前記上層は親水処理されていない疎水性
    の連続フィラメントで形成され、前記下層は親水処理さ
    れた疎水性の連続フィラメントまたは親水性の連続フィ
    ラメントで形成されている請求項2記載の吸収性物品。
  4. 【請求項4】 前記上層の連続フィラメントの密度と、
    前記下層の連続フィラメントの密度が相違している請求
    項1ないし3のいずれかに記載の吸収性物品。
  5. 【請求項5】 前記下層の連続フィラメントの密度が、
    前記上層の連続フィラメントの密度よりも高い請求項4
    記載の吸収性物品。
  6. 【請求項6】 前記連続フィラメント束は、前記吸収層
    側から、下層、中層、上層の順に積層されており、幅寸
    法が下層、中層、上層の順に短くなっている請求項1記
    載の吸収性物品。
  7. 【請求項7】 前記上層、中層、下層の順に親水度が高
    くなっている請求項6記載の吸収性物品。
  8. 【請求項8】 前記上層は親水処理されていない疎水性
    の連続フィラメントで形成されている請求項7記載の吸
    収性物品。
  9. 【請求項9】 前記下層、中層、上層で、連続フィラメ
    ントの密度が相違している請求項6ないし8のいずれか
    に記載の吸収性物品。
  10. 【請求項10】 前記上層、中層、下層の順で、連続フ
    ィラメントの密度が高くなっている請求項9記載の吸収
    性物品。
  11. 【請求項11】 前記上層は、幅方向の両側に位置し、
    この上層が撥水性である請求項1ないし10のいずれか
    に記載の吸収性物品。
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