JP2002065429A - 額支持具 - Google Patents
額支持具Info
- Publication number
- JP2002065429A JP2002065429A JP2001144195A JP2001144195A JP2002065429A JP 2002065429 A JP2002065429 A JP 2002065429A JP 2001144195 A JP2001144195 A JP 2001144195A JP 2001144195 A JP2001144195 A JP 2001144195A JP 2002065429 A JP2002065429 A JP 2002065429A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- forehead
- support
- main body
- piece
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
- Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 額を支持する紐類や紐類を掛けるためのフッ
ク形ネジ等を不要とした簡便な額支持具を提供するこ
と。 【解決手段】 長押部材xの上端部に引っかけて取り付
けるための係合部3と額aの底部bを載せる支承部4と
が一体に形成された本体2と、その本体2の支承部4の
立上片5に螺合されて前後に進退自由とすると共に先端
部に押え片12が取り付けられた締付けボルト10を設
け、その締付けボルト10を締め付けることにより支承
部4に載せられた額aの底部bを固定して当該額を取り
付けるように構成した。
ク形ネジ等を不要とした簡便な額支持具を提供するこ
と。 【解決手段】 長押部材xの上端部に引っかけて取り付
けるための係合部3と額aの底部bを載せる支承部4と
が一体に形成された本体2と、その本体2の支承部4の
立上片5に螺合されて前後に進退自由とすると共に先端
部に押え片12が取り付けられた締付けボルト10を設
け、その締付けボルト10を締め付けることにより支承
部4に載せられた額aの底部bを固定して当該額を取り
付けるように構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、日本間の壁面に設
けられる長押や居間の鴨居等に額を掲げるときに用いら
れる額支持具に関する。
けられる長押や居間の鴨居等に額を掲げるときに用いら
れる額支持具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の日本間の壁面に設けられる長押に
取り付ける額支持具は、長押部材の上端部の断面形状に
合わせたほぼ逆U字形のフック部と額の底部を載せる支
承部とを一体に設けた構成とされている。そして、一般
的に2個で一対とされる額支持具をフック部により長押
に適宜間隔に掛け止めると共に、柱、天井の横枠部材や
壁に固定したフック形ネジ等で額の裏面に取り付けられ
た紐類を引っかけて額を倒れないように支持するように
している。
取り付ける額支持具は、長押部材の上端部の断面形状に
合わせたほぼ逆U字形のフック部と額の底部を載せる支
承部とを一体に設けた構成とされている。そして、一般
的に2個で一対とされる額支持具をフック部により長押
に適宜間隔に掛け止めると共に、柱、天井の横枠部材や
壁に固定したフック形ネジ等で額の裏面に取り付けられ
た紐類を引っかけて額を倒れないように支持するように
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の額支持
具においては、額の紐類を掛けるような構成とされてい
ないので、フック形ネジ等を柱、天井の横枠部材や壁に
固定していた。しかして、フック形ネジ等を柱、天井の
横枠部材や壁に取り付けるために、座敷の立派な柱や天
井の横枠部材を傷めるとか、額を外したときに柱や壁等
に傷が残ってしまって見栄えが悪くなるという不都合を
生じている。
具においては、額の紐類を掛けるような構成とされてい
ないので、フック形ネジ等を柱、天井の横枠部材や壁に
固定していた。しかして、フック形ネジ等を柱、天井の
横枠部材や壁に取り付けるために、座敷の立派な柱や天
井の横枠部材を傷めるとか、額を外したときに柱や壁等
に傷が残ってしまって見栄えが悪くなるという不都合を
生じている。
【0004】この発明の目的は、額を支持する紐類や紐
類を掛けるためのフック形ネジ等を不要とした簡便な額
支持具を提供することにある。
類を掛けるためのフック形ネジ等を不要とした簡便な額
支持具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、長押部材の上端部に引っか
けて取り付けるための係合部と額の底部を載せる支承部
とが一体に形成された本体と、その本体の支承部の立上
片に螺合して前後に進退自由とすると共に先端部に押え
片が取り付けられた締付けボルトとを設け、その締付け
ボルトを締め付けることにより前記支承部に載せられた
額の底部を固定して当該額を取り付けるように構成した
ことを特徴とする。
に請求項1に記載の発明は、長押部材の上端部に引っか
けて取り付けるための係合部と額の底部を載せる支承部
とが一体に形成された本体と、その本体の支承部の立上
片に螺合して前後に進退自由とすると共に先端部に押え
片が取り付けられた締付けボルトとを設け、その締付け
ボルトを締め付けることにより前記支承部に載せられた
額の底部を固定して当該額を取り付けるように構成した
ことを特徴とする。
【0006】同様の目的を達成するために請求項2に記
載の発明は、鴨居等の横枠部材の上端部に固定用ネジ若
しくは釘部材により取り付けるための固定部と額の底部
を載せる支承部とが一体に形成された本体と、その本体
の支承部の立上片に螺合して前後に進退自由とすると共
に先端部に押え片が取り付けられた締付けボルトとを設
け、その締付けボルトを締め付けることにより前記支承
部に載せられた額の底部を固定して当該額を取り付ける
ように構成したことを特徴とする。
載の発明は、鴨居等の横枠部材の上端部に固定用ネジ若
しくは釘部材により取り付けるための固定部と額の底部
を載せる支承部とが一体に形成された本体と、その本体
の支承部の立上片に螺合して前後に進退自由とすると共
に先端部に押え片が取り付けられた締付けボルトとを設
け、その締付けボルトを締め付けることにより前記支承
部に載せられた額の底部を固定して当該額を取り付ける
ように構成したことを特徴とする。
【0007】
【発明の効果】この額支持具は、額の底部を直接固定す
る構成としているため、額を支持する紐類や紐類を掛け
るためのフック形ネジ等を柱、天井の横枠部材や壁に取
り付ける必要がなくて簡単に額を掲げることができる。
加えて、フック形ネジ等によって柱や壁等を傷めると
か、額を外したときに柱や壁等に傷が残ってしまって見
栄えを損なうという従来の額支持具にみられる不具合を
解消することができる。
る構成としているため、額を支持する紐類や紐類を掛け
るためのフック形ネジ等を柱、天井の横枠部材や壁に取
り付ける必要がなくて簡単に額を掲げることができる。
加えて、フック形ネジ等によって柱や壁等を傷めると
か、額を外したときに柱や壁等に傷が残ってしまって見
栄えを損なうという従来の額支持具にみられる不具合を
解消することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態例を
図面に基づいて説明する。図1は第1実施形態例に係る
額支持具の分解斜視図、図2は同、額支持具の使用状態
を示す説明図、図3は図2の側面図、図4は第2実施形
態例に係る額支持具の分解斜視図、図5は同、額支持具
の使用状態を示す側面図である。
図面に基づいて説明する。図1は第1実施形態例に係る
額支持具の分解斜視図、図2は同、額支持具の使用状態
を示す説明図、図3は図2の側面図、図4は第2実施形
態例に係る額支持具の分解斜視図、図5は同、額支持具
の使用状態を示す側面図である。
【0009】(第1実施の形態例)図1において、1は
日本間の長押に用いられる額支持具であり、2個を一対
として使用される。その額支持具1の本体2は、公知の
長押部材の上端部に引っかけて取り付けるための鉤形の
係合部3と、掲げられる額の底部を載せるためのL字形
の支承部4とが一体に形成されている。その係合部3の
鉤形状については、長押部材の一般的な縦断面形状に合
致するように設けられている。5は前記支承部4の前端
からほぼ直角に立ち上がるように一体に形成された立上
片である。その立上片5の正面中心部には、ネジ孔6を
形成する。そのネジ孔6には摘まみ11を備えた締付け
ボルト10を螺合し、そのボルト10を前後に進退自由
に設ける。12はその締付けボルト10の先端部10a
に相対的に回転自由に取り付けられた押え片である。
日本間の長押に用いられる額支持具であり、2個を一対
として使用される。その額支持具1の本体2は、公知の
長押部材の上端部に引っかけて取り付けるための鉤形の
係合部3と、掲げられる額の底部を載せるためのL字形
の支承部4とが一体に形成されている。その係合部3の
鉤形状については、長押部材の一般的な縦断面形状に合
致するように設けられている。5は前記支承部4の前端
からほぼ直角に立ち上がるように一体に形成された立上
片である。その立上片5の正面中心部には、ネジ孔6を
形成する。そのネジ孔6には摘まみ11を備えた締付け
ボルト10を螺合し、そのボルト10を前後に進退自由
に設ける。12はその締付けボルト10の先端部10a
に相対的に回転自由に取り付けられた押え片である。
【0010】なお、上記本体2については、アルミニゥ
ム合金材料等による鋳造若しくは引き抜き加工等の方法
により製造するものとする。
ム合金材料等による鋳造若しくは引き抜き加工等の方法
により製造するものとする。
【0011】かかる構成になる額支持具1の使用方法に
ついて説明する。図2、図3に示すように、まず、一対
の額支持具1の係合部3を日本間の壁面に設けられた長
押部材xの上端部に嵌めてそれらを適宜間隔に配置す
る。ついで、額aの底部bを本体2の支承部4に載せる
と共に、その底部bに小形の緩衝用布団cをあてがった
状態にて摘まみ11を回して締付けボルト10を締め付
ける。これにより、額aは押え片12により底部bを押
圧されて前に倒れてこないように確実に取り付けられ
る。
ついて説明する。図2、図3に示すように、まず、一対
の額支持具1の係合部3を日本間の壁面に設けられた長
押部材xの上端部に嵌めてそれらを適宜間隔に配置す
る。ついで、額aの底部bを本体2の支承部4に載せる
と共に、その底部bに小形の緩衝用布団cをあてがった
状態にて摘まみ11を回して締付けボルト10を締め付
ける。これにより、額aは押え片12により底部bを押
圧されて前に倒れてこないように確実に取り付けられ
る。
【0012】(第2実施の形態例)この第2実施形態例
の額支持具101は、図4に示すように、鴨居等の横枠
部材の上端部に取り付けるために本体102に形成され
る固定部103以外の構成について、上記第1実施の形
態例の額支持具1と同様の構成とされている。よって、
それと同一構成部分については、当該額支持具1の説明
に用いた符号を百番台の符号として図面に記載し、その
説明を省略する。
の額支持具101は、図4に示すように、鴨居等の横枠
部材の上端部に取り付けるために本体102に形成され
る固定部103以外の構成について、上記第1実施の形
態例の額支持具1と同様の構成とされている。よって、
それと同一構成部分については、当該額支持具1の説明
に用いた符号を百番台の符号として図面に記載し、その
説明を省略する。
【0013】しかして、上記固定部103には、その下
端縁に先端を鋭利にした短い突片103aを一体に設け
ると共に固定用ネジ115(若しくは釘部材)を通すた
めの透孔103bを形成する。
端縁に先端を鋭利にした短い突片103aを一体に設け
ると共に固定用ネジ115(若しくは釘部材)を通すた
めの透孔103bを形成する。
【0014】かかる構成になる額支持具101の使用方
法について簡単に説明する。図5に示すように、一対の
額支持具101の本体102を鴨居等の横枠部材yに適
宜間隔に配置して固定部103をあてがった状態にて、
固定用ネジ115を締め付ける。これにより、本体10
2は、固定部103の突片103bが横枠部材yに食い
込むので確実に固定される。額aを額支持具101に取
り付ける以後の手順については、上述した第1実施の形
態例の額支持具1について説明した要領で行えばよい。
法について簡単に説明する。図5に示すように、一対の
額支持具101の本体102を鴨居等の横枠部材yに適
宜間隔に配置して固定部103をあてがった状態にて、
固定用ネジ115を締め付ける。これにより、本体10
2は、固定部103の突片103bが横枠部材yに食い
込むので確実に固定される。額aを額支持具101に取
り付ける以後の手順については、上述した第1実施の形
態例の額支持具1について説明した要領で行えばよい。
【0015】以上に述べた通り、この額支持具は額を直
接固定する構成とすることにより、額を取り付けるため
の紐類や当該紐類を掛けるためのフック形ネジ等が不要
なり、額を簡単に掲げることができるので大変便利であ
る。
接固定する構成とすることにより、額を取り付けるため
の紐類や当該紐類を掛けるためのフック形ネジ等が不要
なり、額を簡単に掲げることができるので大変便利であ
る。
【図1】第1実施形態例に係る額支持具の分解斜視図
【図2】同、額支持具の使用状態を示す説明図
【図3】図2の使用状態の側面図
【図4】第2実施形態例に係る額支持具の分解斜視図
【図5】同、額支持具の使用状態を示す側面図
1→額支持具 2→本体 3→係合部 4→支承部 5→立上片 10→締付けボルト 12→押え片 101→額支持具 102→本体 103→固定部 104→支承部 105→立上片 110→締付けボルト 112→押え片 115→固定
用ネジ a→額 b→底部 c→緩衝用布団 x→長押部材 y→横枠部材
用ネジ a→額 b→底部 c→緩衝用布団 x→長押部材 y→横枠部材
Claims (2)
- 【請求項1】 長押部材の上端部に引っかけて取り付け
るための係合部と額の底部を載せる支承部とが一体に形
成された本体と、その本体の支承部の立上片に螺合して
前後に進退自由とすると共に先端部に押え片が取り付け
られた締付けボルトとを設け、その締付けボルトを締め
付けることにより前記支承部に載せられた額の底部を固
定して当該額を取り付けるように構成したことを特徴と
する額支持具。 - 【請求項2】 鴨居等の横枠部材に固定用ネジ若しくは
釘部材によって取り付けるための固定部と額の底部を載
せる支承片とが一体に形成された本体と、その本体の支
承部の立上片に螺合して前後に進退自由とすると共に先
端部に押え片が取り付けられた締付けボルトとを設け、
その締付けボルトを締め付けることにより前記支承部に
載せられた額の底部を固定して当該額を取り付けるよう
に構成したことを特徴とする額支持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001144195A JP2002065429A (ja) | 2000-06-13 | 2001-05-15 | 額支持具 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000-176745 | 2000-06-13 | ||
JP2000176745 | 2000-06-13 | ||
JP2001144195A JP2002065429A (ja) | 2000-06-13 | 2001-05-15 | 額支持具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002065429A true JP2002065429A (ja) | 2002-03-05 |
Family
ID=26593822
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001144195A Pending JP2002065429A (ja) | 2000-06-13 | 2001-05-15 | 額支持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002065429A (ja) |
-
2001
- 2001-05-15 JP JP2001144195A patent/JP2002065429A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051012 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071227 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080219 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080624 |