JP3043737U - 吊具が収納出来るフック飾鋲 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】この考案は、飾鋲の中に出し入れできる、吊金
具を設けた飾鋲に関するものである。 ［解決の手段］鋲底部１の内側面に懸垂棒４を付け、そ
の中央の所を軸とした吊金具５を設ける。鋲底部１の側
面に吊金具５を懸垂溝７に嵌める、内部を覆う飾蓋２を
設け蓋をし飾蓋とする。（図３を参照）

Description

【考案の詳細な説明】

この考案は、通常は飾鋲であるが、内部に設けた懸垂吊金具を 必要に応じて、 飾蓋２を外し、吊金具５を下に降し飾蓋２を元に戻せば、壁面吊具になり、飾蓋 ２の締め具合により、懸垂溝７に嵌っている吊金具５の固定も出来、緩く締めれ ば 吊金具５の前後の余裕も出来る。又、壁面取り付けにも釘、ネジ釘だけでな く、取り付け場所の下地素材により、両面接着シール等で固着する事も出来る。

【０００１】 ［考案に属する技術分野］ この考案は、内部に収納でき、上下に回転し出し入れのできる吊金具を設けた、 飾鋲に関するものである

【０００２】 ［従来の技術］ 従来の飾鋲は釘、又はネジ釘と一体化しており、装飾のみを施した物である。

【０００３】 ［考案の解決しようとする課題］ 本案は飾鋲として、周り縁、柱、壁面等の装飾だけでなく、他の用途にも使用出 来る。 １）額掛やフックとして使用しても、使わない時は吊具が収納出来るから壁飾と なる。 ２）柱や壁の釘穴やキズ穴を塞ぎ 壁紙の捲れを防ぐ。

【０００４】 ［課題を解決するための手段］ 解決手段を図を追って説明すれば、図１に示す様に １）鋲底部１と飾蓋２を嵌合して飾鋲として一体となる。 ２）懸垂棒４を軸に、上下に回転する吊金具５を設ける。 ３）鋲底部１の底の面中央に取付釘孔３を設け、釘、又はネジ釘で壁面に固着す る。 ４）取付釘孔３の他に、底面部に複数のネジ釘で留めれば、壁面固着強度も、吊 加重も増える。 ５）鋲底部１の底面に両面シールを貼り壁面に接着する事も出来る。 ６）吊金具を下げ懸垂溝７まで 飾蓋２を締める事により円周強度が増し、吊加 重も大きくなる。

【０００５】 ［考案実施の形態］ １）飾鋲として使用する時は、図２に示す様に吊金具５を上げ飾蓋２のネジを底 面まで締める。 ２）吊金具として使用する時は下部に設けた、懸垂溝７に吊金具５を下げる。 ３）飾蓋２のネジを吊金具５の所まで締める事により、吊金具５は固定でき、緩 く締めれば、懸垂溝７にある吊金具５は前後の余裕も出来る。

【０００６】 ［考案の効果］ 必要の無くなった、額掛や壁面吊具を放置したり、外した跡の見苦しい穴も無く 、飾鋲表面の模様やレイアゥトにより、壁紙面のメクレ押さえや、汚れも隠せ、 インテリァとしても楽しめる。

【図面の簡単な説明】

【図 １】本考案の吊金具を下ろした状態の側面断面図

【図 ２】本考案の吊金具を収納した飾鋲の側面断面図

【図 ３】本考案の吊金具を下ろした状態の平面断面図

【図 ４】本考案の吊金具の実施例を示す斜視図

【符号の説明】

１は 鋲底部 ２は 飾蓋 ３は 取付釘孔 ４は 懸垂棒 ５は 吊金具 ６は ネジヤマ ７は 懸垂溝

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項 １】１）鋲の内部に吊金具５を設け、 ２）鋲底部１と飾蓋２で構成された 吊具が出し入れ出
   来るフック飾鋲。