JP2002064884A - 情報制御方法、情報処理装置および情報制御システム - Google Patents

情報制御方法、情報処理装置および情報制御システム

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JP2002064884A
JP2002064884A JP2000251238A JP2000251238A JP2002064884A JP 2002064884 A JP2002064884 A JP 2002064884A JP 2000251238 A JP2000251238 A JP 2000251238A JP 2000251238 A JP2000251238 A JP 2000251238A JP 2002064884 A JP2002064884 A JP 2002064884A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報機器の被制御部分と制御機器が複数ある
場合でも、制御機器側から情報機器に適正な動作をさせ
ることができることを課題とする。 【解決手段】 情報制御方法は、情報機器1が制御機器
10へ提供する被制御部分選択手段から、制御機器10
が制御したい被制御部分を選択すると、選択情報と、そ
の選択した制御機器10の識別情報とが情報機器1に伝
達され、受信した情報機器1は、選択された被制御部分
の識別情報と制御機器10の識別情報とを対応付けて制
御対応テーブルとしてRAM1(5)に保存し、制御機
器10が被制御部分を選択する毎に、選択、伝達、およ
び保存を繰り返し、情報機器1が制御機器10から制御
要求を受け取った際に、保存してあった制御対応テーブ
ルを参照して、制御要求の発行元の識別情報に対応した
被制御部分を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、情報機器
と制御機器とがインターフェースを介して接続された情
報制御システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、情報機器と制御機器とがインター
フェースを介して接続された情報制御システムが存在し
ていた。
【0003】この情報制御システムにおいて、情報機器
をコントロールする側の制御機器をコントローラと呼
び、制御機器からコントロールされる側の情報機器をタ
ーゲットと呼んでいた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の情報制御システムにおいて、ターゲット側に対して1
本化して与えられるいわゆるパススルーコマンドを制御
用コマンドとして利用し、コントローラからターゲット
を制御しようとする場合、このパススルーコマンドは発
行元側としてはターゲット内のサブユニットの情報を保
持することができないことから、複数のサブユニットを
持つターゲットに対してパススルーコマンドを発行した
場合、現行のパススルーコマンドでは希望のサブユニッ
トを制御することができないという不都合があった。
【0005】また、従来の情報制御システムにおいて、
ターゲットがコントロールされる部分を複数持ってい
て、しかもコントローラが複数ある場合には、このコン
トロールされる部分を複数持つターゲットが、複数のコ
ントローラからコントロールされるとき、どのコントロ
ーラからターゲットのうちのどのコントロールされる部
分がコントロールされるのかを判別することができない
ため、そのターゲットは、コントローラ側の期待に合っ
た動作をすることが困難であるという不都合があった。
【0006】このように、コントローラが発行するコン
トロール用のコマンドの、最終的な発行先が分からない
場合、それを受け取ったターゲットはそのコマンドをど
のように処理するのか定めようがないという不都合があ
った。
【0007】そこで、本発明は、かかる点に鑑みてなさ
れたものであり、情報機器の被制御部分と制御機器が複
数ある場合でも、制御機器側から情報機器に適正な動作
をさせることができる情報制御方法、情報処理装置およ
び情報制御システムを提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の情報制御方法
は、複数の被制御部分を有する情報機器と、それらの情
報機器を制御することができる複数の制御機器とを所定
の通信フォーマットよりなる通信手段を介して接続して
ネットワークを構成し、制御機器から情報機器内の被制
御部分を制御する場合において適用される。
【0009】本発明の情報制御方法は、情報機器が制御
機器へ提供する被制御部分を選択するための手段から、
制御機器が制御したい被制御部分を選択すると、選択す
る情報そのものと、その被制御部分を選択した制御機器
の識別情報とが情報機器に伝達され、選択された情報と
制御機器の識別情報とを受信した情報機器は、内部にお
いて、選択された被制御部分の識別情報と制御機器の識
別情報とを対応付けて制御対応テーブルとして保存し、
制御機器が被制御部分を選択する毎に、選択、伝達、お
よび保存を繰り返し、情報機器が制御機器から制御要求
を受け取った際に、保存してあった制御対応テーブルを
参照して、制御要求の発行元の識別情報に対応した被制
御部分を制御するようにしたものである。
【0010】また、本発明の情報処理装置は、複数の制
御機器とを所定の通信フォーマットよりなる通信手段を
介して接続してネットワークを構成し、制御機器から制
御される場合において適用される。
【0011】また、本発明の情報処理装置は、制御機器
から制御可能な複数の被制御部分と、制御機器が制御し
たい被制御部分を選択するために、制御機器へ選択手段
を提供する送信手段と、選択手段により選択する情報そ
のものと、その被制御部分を選択した制御機器の識別情
報とを受信する受信手段と、選択された被制御部分の識
別情報と制御機器の識別情報とを対応付けて制御対応テ
ーブルとして保存する保存手段と、制御機器が被制御部
分を選択する毎に、選択手段の提供、受信手段による受
信、および保存手段による保存を繰り返すと共に、受信
手段により制御機器から制御要求を受け取った際に、保
存してあった制御対応テーブルを参照して、制御要求の
発行元の識別情報に対応した被制御部分を制御する制御
手段とを備えたものである。
【0012】また、本発明の情報制御システムは、制御
機器は、被制御部分を選択する選択手段と、選択された
被制御部分に対して制御を要求する制御要求手段とを有
し、情報機器は、制御機器から制御可能な複数の被制御
部分と、制御機器が制御したい被制御部分を選択するた
めに、制御機器へ選択手段を提供する送信手段と、選択
手段により選択する情報そのものと、その被制御部分を
選択した制御機器の識別情報とを受信する受信手段と、
選択された被制御部分の識別情報と制御機器の識別情報
とを対応付けて制御対応テーブルとして保存する保存手
段と、制御機器が被制御部分を選択する毎に、選択手段
の提供、受信手段による受信、および保存手段による保
存を繰り返すと共に、受信手段により制御機器から制御
要求を受け取った際に、保存してあった制御対応テーブ
ルを参照して、制御要求の発行元の識別情報に対応した
被制御部分を制御する制御手段とを有するものである。
【0013】従って本発明によれば、以下の作用をす
る。情報機器および制御機器は、機器固有の情報を保持
しているので、この機器固有の情報を取得する。
【0014】制御機器は、被制御部分の情報を取得し
て、情報機器の情報から、ユーザが制御したい被制御部
分を持つ情報機器を選択して、さらに被制御部分の情報
から、ユーザが制御したい被制御部分を選択する。
【0015】情報機器に選択識別情報が伝えられ、ま
た、情報機器は被選択識別情報を取得する。情報機器
は、選択識別情報と被選択識別情報を対応付け、制御対
応テーブルとして保存する。
【0016】この後に、制御機器を介して、被制御部分
の制御要求を発行すると、それを受信した情報機器は、
その制御要求を発行した機器の識別情報と保存していた
制御対応テーブルを参照して、対応付けられた被制御部
分に対してその制御要求の効果を与える。
【0017】制御機器は、情報機器を制御し、または選
択する際に、ユーザの操作を解釈し、通信手段を介して
制御する。
【0018】情報機器は、制御対応テーブルを保存して
いるため、制御機器からの被制御部分に対する制御要求
を受け取ったとき、制御対応テーブルを参照すること
で、適切な被制御部分を制御する。
【0019】この情報制御システムは、情報機器が、制
御対応テーブルを保存することができるような構成を備
えていることにより、複数の制御機器からの制御要求に
対して、制御対応テーブルを参照することにより、その
制御機器との関係付けがある被制御部分を検出して、そ
の制御機器が制御したい被制御部分であると判断して、
この被制御部分を適切に動作させる。
【0020】
【発明の実施の形態】本実施の形態の情報制御方法は、
複数の被制御部分を持つ情報機器と、それらの情報機器
を制御する制御機器とを通信手段を介して接続してネッ
トワークを構成する場合において、被制御部分を制御す
るための手段(例えば、被制御部分に対する制御コマン
ドなど)が、制御の対象となる被制御部分の最終的な発
行先(例えば、被制御部分のID(識別情報)など)を
保持していない場合でも、制御を希望する一つの被制御
部分の制御を実現するものである。
【0021】[情報制御システム]この情報制御システ
ムは、複数の被制御部分を有する情報機器と、情報機器
を後述する制御機器に接続するインターフェースと、複
数のユーザの制御機器とを有して構成される。
【0022】この情報制御システムにおいては、後述す
る構成を備えた情報機器と制御機器が、情報を双方向に
伝達する通信手段を介して接続されてネットワークを形
成し、さまざまなデータや制御信号などの情報が送信ま
たは受信される。
【0023】この情報制御システムにおいては、制御し
たい情報機器の被制御部分を制御手段を介して選択した
後であれば、その制御機器を介して制御を要求した場
合、後述する構成を情報機器と制御機器が備えること
で、その選択された被制御部分を制御することを可能に
するための構成を備えているものとする。以下にその構
成の詳細を説明する。
【0024】まず、情報機器および制御機器は、機器固
有の情報を保持している機器固有情報メモリを備えてい
るものとする。この機器固有情報メモリの例としては、
通信フォーマットの規格である、P1212,Draf
t Standard for a Control
and Status Registers(CSR)
Architecture for microcom
puter busesで規定されている、Confi
guration ROMが挙げられている。この機器
固有情報メモリには、第1に、その情報機器を製造した
メーカ名を示すベンダーの情報であるベンダーネーム、
第2に、その情報機器のモデルの情報であるモデルネー
ム、第3に、その情報機器のイメージ情報であるアイコ
ン、など、機器を識別するための情報が保存されている
ものとする。
【0025】例えば、IEEE1394フォーマットで
は、機器のコンフィグレーションROM(Config
uration ROM(Read Only Mem
ory))に、機器固有の情報が書かれている。
【0026】また、情報機器および制御機器は、上述し
たような機器固有情報メモリから、機器固有の情報を取
得する機器固有情報取得手段を備えているものとする。
この機器固有情報取得手段の例としては、通信フォーマ
ットの規格である、P1394 Standard f
or a High Performance Ser
ial Busで規定されている、非同期リード要求
(Asynchronous Read reques
t)が挙げられる。
【0027】また、情報機器および制御機器は、この機
器固有情報取得手段を利用して、ネットワーク初期化時
に接続されている機器の情報を取得する手段を備えてい
るものとする。
【0028】これにより、ネットワーク初期化時に、全
てのノード間でコンフィグレーションROMを読んで接
続されている機器の情報を取得することができる。
【0029】また、制御機器は、被制御部分の制御を行
いたいユーザ(以下、単にユーザという)に対して、機
器固有情報取得手段により得られる情報を知らせる情報
機器通知手段を備えているものとする。この情報機器通
知手段の例としては、GUI(Graphical U
ser Interface)が挙げられる。
【0030】また、制御機器は、情報機器通知手段によ
り与えられる情報機器の情報から、ユーザが制御したい
被制御部分を持つ情報機器を選択する情報機器選択手段
を備えているものとする。
【0031】これにより、制御機器は、GUIを介し
て、リモートコマンダーを用いて、モニタ上のアイコン
を選択することによって、ユーザが制御したい被制御部
分を持つ情報機器を選択することができる。
【0032】また、情報機器は、被制御部分の情報を、
通信手段を介して制御機器に通知するための被制御部分
通知手段を備えているものとする。被制御部分通知手段
の例としては、AV/C(エー・ブイ・シー)コマンド
(AV/C Panel Subunit Model
and Command Set)で規定されてい
る、パネル(panel)が挙げられる。
【0033】これにより、情報機器から制御機器に対し
て、被制御部分の情報を取得するための情報を提供する
ことができる。
【0034】例えば、インターフェースがIEEE13
94フォーマットに準拠したものであり、機器がAV/
Cコマンドで制御可能なものである場合に、機器には機
器の機能を示すサブユニット(Subunit)タイプ
という情報がある。
【0035】ここでは、ユニットはデジタル機器そのも
ののことで、サブユニットは、デジタル機器の機能を司
るものである。従って、サブユニットの組み合わせがユ
ニットとなる。ユニットの中をどのような機能単位で分
けるかは、適宜決められる。
【0036】例えば、デジタル機器として、デジタルテ
レビジョン(DTV)ユニットはチューナサブユニット
(受信機能)と、モニタサブユニットとの組み合わせが
考えられ、また、テレビ一体型ビデオテープレコーダユ
ニットは、チューナサブユニット(受信機能)と、モニ
タサブユニットと、テープレコーダ/プレイヤーサブユ
ニット(記録機能/再生機能)との組み合わせが考えら
れ、また、ハードディスク(HDD)ユニットは、ハー
ドディスクレコーダ/プレイヤーサブユニット(記録機
能/再生機能)の組み合わせが考えられ、また、デジタ
ルバーサタイルディスク(DVD)ユニットは、デジタ
ルバーサタイルディスクレコーダ/プレイヤーサブユニ
ット(記録機能/再生機能)の組み合わせが考えられ
る。このように機能単位として適当なサブユニットが定
められる。
【0037】なお、上述したサブユニットは、仮想的な
機能単位であり、実際の回路構成と一致するとは限らな
いものである。また、例えば、回路の中で、デコーダブ
ロックのようにAV/Cコマンドによるコントロールの
必要がないブロックのように、どのサブユニットにも入
らないものがある。
【0038】また、被制御部分通知手段により与えられ
る情報から被制御部分を選択するとき、ユーザの選択す
る操作情報を、制御機器が通信手段を介して、制御要求
として情報機器に伝え、それを受け取った情報機器が、
被制御部分通知手段の上でそのような操作がされたかを
解釈することで、被制御部分通知手段の選択を実現する
被制御部分透過選択手段というものを、情報機器および
制御機器は備えているものとする。なお、この後に、情
報機器は、操作に対応して被制御部分通知手段を更新す
る。被制御部分透過選択手段の例としては、AV/Cコ
マンド(AV/C Panel Subunit Mo
del and Command Set)で規定され
ている、パススルーコマンド(Passthrough
command)が挙げられる。
【0039】また、ユーザが与える制御要求を、制御機
器が通信手段を介して、制御要求として情報機器に伝
え、それを受け取った情報機器が、その被制御部分を制
御する被制御部分透過制御手段というものを、情報機器
および制御機器は備えているものとする。被制御部分透
過制御手段の例としては、AV/Cコマンド(AV/C
Panel Subunit Model and C
ommand Set)で規定されている、複数の被制
御部分を有する情報機器に対して1本化して与えられる
パススルーコマンド(Passthrough com
mand)が挙げられる。
【0040】また、制御機器は、被制御部分透過選択手
段または被制御部分透過制御手段が実行されるとき、通
信手段を介して要求する選択要求または制御要求に対し
て、制御機器自身の識別情報(以下、選択識別情報とい
う)を付随させる構成を備えているものとする。選択識
別情報の例としては、アシンクロナスパケット(Asy
nchronous packet)のうちの1394
パケットヘッダ(1394 packet heade
r)にある33ビット目からの2バイトに示されている
ソースID(source ID)が挙げられる。
【0041】また、情報機器は、被制御部分透過選択手
段より情報機器が得ることのできる、選択された被制御
部分の識別情報(以下、被選択識別情報という)と、制
御機器から受け取った、選択識別情報とを、対応付けて
保存することができる保存手段を備えているものとす
る。このようにして対応付けられて保存したものを、以
降制御対応テーブルと呼ぶ。
【0042】また、情報機器は、制御機器からの被制御
部分透過制御手段を受け取ったとき、制御対応テーブル
を参照することで、被制御部分透過制御手段の発行元と
対応付けられている被制御部分を制御する制御手段を備
えているものとする。
【0043】また、制御機器は、ユーザに対して、情報
機器選択手段をいつでも提供することができる構成を備
えているものとする。
【0044】また、情報機器選択手段で情報機器を選択
したときに、その選択された情報が情報機器へ伝わるこ
とで、被制御部分通知手段が呼ばれる構成を、情報機器
および制御機器は備えているものとする。
【0045】情報機器および制御機器が、上述した構成
を備えていることにより、この情報制御システムは、被
制御部分が複数ある場合で、被制御部分を制御するため
の手段(例えば、被制御部分に対する制御コマンドな
ど)が、制御の対象となる被制御部分の最終的な発行先
(例えば、被制御部分のIDなど)を保持していない場
合でも、制御を希望する一つの被制御部分の制御を実現
することができる。
【0046】以上説明した通り、この情報制御システム
は、情報機器が、制御対応テーブルを保存することがで
きるような構成を備えていることにより、複数の制御機
器からの制御要求に対して、制御対応テーブルを参照す
ることにより、その制御機器との関係付けがある被制御
部分を検出して、その制御機器が制御したい被制御部分
であると判断して、この被制御部分を適切に動作させる
ことができる。
【0047】[基本動作]このように構成されたこの情
報制御システムは、以下のような動作をする。情報機器
と複数の制御機器を、通信手段を介して接続してネット
ワークを初期化して、ネットワークを形成すると、それ
ぞれの機器は、機器固有情報取得手段を用いて、ネット
ワークを形成する機器に関する情報を、互いに取得す
る。
【0048】ユーザが制御機器を介して情報機器を制御
するとき、ユーザにより情報機器通知手段が呼び出さ
れ、情報機器選択手段を用いることで、ユーザが制御し
たい情報機器が選択される。
【0049】このとき、被制御部分通知手段が呼び出さ
れ、ユーザにより被制御部分透過選択手段が用いられ
て、ユーザが制御機器から制御したい被制御部分が選択
される。
【0050】これと同時に、被制御部分透過選択手段が
実行されるため、情報機器に選択識別情報が伝えられ
る。これと同時に、被制御部分透過選択手段が実行され
るため、情報機器は被選択識別情報を取得する。これと
同時に、情報機器は、選択識別情報と被選択識別情報を
対応付け、制御対応テーブルとして保存する。
【0051】この後に、制御機器を介して、被制御部分
透過制御手段により被制御部分の制御要求を発行する
と、それを受信した情報機器は、その被制御部分透過制
御手段を発行した機器の識別情報と保存していた制御対
応テーブルを参照して、対応付けられた被制御部分に対
してその被制御部分透過制御手段の効果を与える。
【0052】[具体的構成例]図1は、本実施の形態が
適用される情報制御システムの構成を示す図である。こ
の情報制御システムは、制御機器として、IEEE13
94インターフェース12を有する制御機器1(DTV
1)(10)および制御機器2(DTV2)(20)を
備え、情報機器として、IEEE1394インターフェ
ース9を有する情報機器(DVD再生器)1を備え、通
信手段18、19としてIEEE1394インターフェ
ース方法を用いる。なお、図示はしないが、制御機器2
(DTV2)(20)は、以下に説明する制御機器1
(DTV1)(10)と同様の構成を有するものとす
る。
【0053】また、制御機器1(DTV1)(10)、
制御機器2(DTV2)(20)および、情報機器(D
VD再生器)1は、機器固有情報取得手段として非同期
リード要求(Asynchronous Read r
equest)を備えているものとする。
【0054】また、制御機器1(DTV1)(10)
は、情報機器通知手段として、図2に示すようなGUI
(以下、機器GUI)を備えているものとする。図2に
おいて、○○○○(メーカ名)DTV1(21)と、○
○○○(メーカ名)DVD Player22と、××
××(メーカ名)DVD Player23と、○○○
○(メーカ名)DTV2(24)とがネットワーク25
を介して接続されていることが示されている。
【0055】また、情報機器(DVD再生器)1は、被
制御部分通知手段として、図3に示すようなGUI(以
下、被制御部分GUI)を備えているものとする。図3
において、○○○○(メーカ名)DVD Player
31には、DVD Disc1(32)と、DVD D
isc2(33)とが含まれていることが示されてい
る。
【0056】具体的には、図2において○○○○(メー
カ名)DVD Player22を図4に示す制御リモ
コン41により選択したときに、図3において、○○○
○(メーカ名)DVD Player31には、DVD
Disc1(32)の下位のサブユニットとしてDV
D Disc1(32)と、DVD Disc2(3
3)とを有していることが示される。
【0057】図4において制御リモコン41は再生ボタ
ン43や停止、早送りや巻き戻しなどの制御ボタン42
と、上ボタン44、下ボタン45、右ボタン46、左ボ
タン47により選択された項目を実行する被選択オブジ
ェクト実行ボタン48と、後述する情報機器通知手段表
示ボタン49を有している。
【0058】また、制御機器1(DTV1)(10)
は、情報機器通知手段および被制御部分通知手段として
のGUIを表示するためのデバイスであるディスプレイ
15を備えているものとする。
【0059】また、情報機器(DVD再生器)1が持つ
被制御部分GUIは、機器GUI上で機器を選択して、
その選択された情報が情報機器(DVD再生器)1へ伝
わることで、情報機器(DVD再生器)1が被制御部分
GUIのデータを生成し、制御機器1(DTV1)(1
0)へそのデータを送信することで、制御機器1(DT
V1)(10)のディスプレイ15に表示されるものと
する。
【0060】制御機器1(DTV1)(10)は、被制
御部分透過選択手段および被制御部分透過制御手段とし
て、制御リモコン17に対するユーザ操作の情報を受け
取って、その操作を解釈してパススルーコマンド(Pa
ssthrough command)に変換し、イン
ターフェース12からそのコマンドを発行する機能を有
するユーザ操作変換部16を備えているものとする。
【0061】また、ユーザ操作変換部16は、図4に示
す制御リモコン41の情報機器通知手段表示ボタン49
の操作による信号を受け取ったときは、機器GUIを表
示する機能を備えるものとする。
【0062】また、ユーザ操作変換部16は、機器GU
Iが表示されているときは、制御リモコン17に対する
ユーザ操作の情報を受け取ったとき、(その操作を解釈
してパススルーコマンド(Passthrough c
ommand)に変換するのではなく)その操作を解釈
して機器GUIを更新する機能を備えるものとする。
【0063】また、ユーザ操作変換部16は、機器GU
Iが表示されているときで機器が選択された状態のとき
に、図4に示す制御リモコン41の被選択オブジェクト
実行ボタン48の操作による信号を受け取ったときは、
被制御部分GUIを表示する要求(以下、被制御部分G
UI表示要求)を、インターフェース12を介して情報
機器(DVD再生器)1へ伝達する機能を備えるものと
する。
【0064】また、情報機器(DVD再生器)1は、制
御機器1(DTV1)(10)から被制御部分GUI表
示要求を受け取ったとき、被制御部分GUIのデータを
制御機器1(DTV1)(10)へ送信する機能を備え
ているものとする。
【0065】また、制御機器1(DTV1)(10)
は、被制御部分GUIのデータを受け取ると、ディスプ
レイ15に表示するための、制御を行うCPU2(1
1)と、制御プログラムを格納したROM2(14)
と、ワークエリアためのRAM2(13)とを備えてい
るものとする。
【0066】また、情報機器(DVD再生器)1は、制
御対応テーブルとして、図5に示すような形式の制御対
応テーブル51をRAM1(5)に保持するものとす
る。図5において、制御対応テーブル51は、○○○○
(メーカ名)DTV1(52)にDVD Disc1
(53)が対応していて、○○○○(メーカ名)DTV
2(54)にDVD Disc2(55)が対応してい
ることを示している。
【0067】また、情報機器(DVD再生器)1は、被
制御部分1として情報が記録されたDVDソフト4を再
生可能なDVDソフト再生デッキ部1(3)と、被制御
部分2として情報が記録されたDVDソフト8を再生可
能なDVDソフト再生デッキ部2(7)を備えているも
のとする。
【0068】また、情報機器(DVD再生器)1は、パ
ススルーコマンド(Passthrough comm
and)を受け取ったとき、制御対応テーブル51を参
照して、パススルーコマンド(Passthrough
command)の発行元と対応する被制御部分に対
してパススルーコマンド(Passthroughco
mmand)の効果を与えるための、制御を行うCPU
1(2)と、制御プログラムを格納したROM1(6)
と、ワークエリアためのRAM1(5)とを備えている
ものとする。
【0069】以下に動作を説明する。図6に、制御フロ
ーを示す。以上述べた点を踏まえた上で、まず、制御機
器61と情報機器62とをIEEE1394通信フォー
マットによる通信手段を介して接続してネットワークを
形成する。なお、情報機器62がDVD再生器で、制御
機器61がDTV1、DTV2であるとする。
【0070】このとき、制御機器61は、情報機器62
へ非同期リード要求(Asynchronous Re
ad request)C1を発行する。また、情報機
器62は、制御機器61へ非同期リード要求(Asyn
chronous Readrequest)C2を発
行する。これにより、制御機器61は、T1時点で、ネ
ットワークに接続された情報機器62に関する機器固有
情報を取得し、図1に示したRAM2(13)へ取得情
報を保持し、情報機器62は、T11時点で、ネットワ
ークに接続された制御機器61に関する機器固有情報を
取得し、図1に示したRAM1(5)へ取得情報を保持
する。
【0071】ユーザが制御機器61のDTV1を介し
て、情報機器62のDVD再生器を制御する場合、制御
機器61のDTV1において、図4に示した制御リモコ
ン41の情報機器通知手段表示ボタン49が操作される
と、その操作による信号が図1に示したDTV1のユー
ザ操作変換部16へ伝わり、その信号が解釈され、T2
時点で、ディスプレイ15に機器GUIを表示する。
【0072】制御機器61のDTV1において、図4に
示した制御リモコン41の上ボタン44、下ボタン4
5、右ボタン46、左ボタン47による操作により、機
器GUIに表示されている情報機器62のDVD再生器
が選択されたとき、その都度その操作による信号が図1
に示したDTV1のユーザ操作変換部16へ伝わり、そ
の信号が解釈され、ディスプレイ15上の機器GUIを
更新する。
【0073】次に、制御機器61のDTV1において、
T3時点で情報機器62のDVD再生器が選択された状
態で、図4に示した制御リモコン41の被選択オブジェ
クト実行ボタン48の操作により、その操作による信号
が図1に示したDTV1のユーザ操作変換部16へ伝わ
り、その信号が解釈され、情報機器62のDVD再生器
へ被制御部分GUI表示要求C3がインターフェース1
2を介して送信される。
【0074】被制御部分GUI表示要求C3を受け取っ
た情報機器62のDVD再生器は、T12時点で、被制
御部分GUIデータC4を用意し、インターフェース9
を介して制御機器61のDTV1へ被制御部分GUIデ
ータC4を送信する。
【0075】そして、制御機器61のDTV1は、受け
取った被制御部分GUIデータC4をもとに、T4時点
で、ディスプレイ15に被制御部分のGUI表示を行
う。
【0076】制御機器61のDTV1において、T5時
点で、図4に示した制御リモコン41の上ボタン44、
下ボタン45、右ボタン46、左ボタン47による選択
操作により、被制御部分GUIに表示されている情報機
器62のDVD Disc1が選択されたとき、その都
度その操作による信号が図1に示したDTV1のユーザ
操作変換部16へ伝わり、その信号が解釈され、その信
号に対応するパススルーコマンド(Passthrou
gh command)C5が情報機器62のDVD再
生器へ発行される。
【0077】それに対応して、情報機器62のDVD再
生器は、T13時点で、被制御部分GUIデータC6を
用意し、インターフェース9を介して制御機器61のD
TV1へ被制御部分GUIデータC6を送信する。
【0078】制御機器61のDTV1は、T6時点で、
ディスプレイ15上の被制御部分GUIを更新する。
【0079】そして、制御機器61のDTV1におい
て、T7時点で、被制御部分GUIに表示されているD
VD Disc1が選択された状態で、図4に示した制
御リモコン41の被選択オブジェクト実行ボタン48の
操作により、その操作による信号が図1に示したDTV
1のユーザ操作変換部16へ伝わり、その信号が解釈さ
れ、その信号に対応するパススルーコマンド(Pass
through command)C7が情報機器62
のDVD再生器へ発行される。
【0080】このとき、選択したことを示す情報だけで
はなく、パススルーコマンド(Passthrough
command)C7に付随した形で、○○○○(メ
ーカ名)DTV1という選択した制御機器自身の識別情
報もインターフェース12を介して情報機器62のDV
D再生器へ伝えられる。
【0081】このパススルーコマンド(Passthr
ough command)C7を受け取った情報機器
62のDVD再生器は、T14時点で、○○○○(メー
カ名)DTV1(52)という選択した制御機器自身の
識別情報と、選択された被制御部分の識別情報であるD
VD Disc1(53)とを、RAM1(5)に図5
に示す制御対応テーブル51として保存する。
【0082】ここで、情報機器62のDVD再生器は、
既に、制御機器61の○○○○(メーカ名)DTV2
(54)によって被制御部分の識別情報であるDVD
Disc2(55)が選択されていたものとすると、こ
の14時点で、図5に示したような制御対応テーブル5
1が、DVD再生器のRAM1(5)に保存されている
ことになる。
【0083】次に、制御機器61のDTV1において、
T8時点で、図4に示した制御リモコン41の制御ボタ
ン42の操作により、その操作による信号が図1に示し
たDTV1のユーザ操作変換部16へ伝わり、その信号
が解釈され、その信号に対応するパススルーコマンド
(Passthrough command)C8が情
報機器62のDVD再生器へ発行される。これにより、
制御機器61のDTV1のインターフェース12を介し
て情報機器62のDVD再生器のインターフェース9へ
伝えられる。
【0084】ここで、このとき操作された制御ボタン4
2は、DVDディスクを再生するための再生ボタン43
であるとする。従って、情報機器62のDVD再生器へ
発行されるコマンドはパススルーコマンド(Passt
hrough command)のうちのプレイ(pl
ay)コマンドである。このとき、パススルーコマンド
(Passthrough command)C8に
は、○○○○(メーカ名)DTV1という制御する制御
機器自身の識別情報も付随している。
【0085】このパススルーコマンド(Passthr
ough command)C8を受け取った情報機器
62のDVD再生器は、T15時点で、その発行元の識
別情報を○○○○(メーカ名)DTV1として取得する
ことができるので、図5に示した制御対応テーブル51
を参照すると、○○○○(メーカ名)DTV1(52)
がDVD Disc1(53)と対応付けられているこ
とが分かる。
【0086】従って、情報機器62のDVD再生器は、
このパススルーコマンド(Passthrough c
ommand)C8である「play」コマンドの発行
先をDVD Disc1であると判断し、DVD再生デ
ッキ部1(3)であるDVDDisc1に装填されてい
るDVDソフト4を再生する。
【0087】[パススルーコマンド]本実施の形態の被
制御部分透過制御手段に適用されるパススルーコマンド
の概要を説明する。
【0088】被制御部分透過制御手段は、ユーザが与え
る制御要求を、制御機器が通信手段を介して、制御要求
として情報機器に伝え、それを受け取った情報機器が、
その被制御部分を制御するものである。
【0089】被制御部分透過制御手段の例としてパスス
ルーコマンド(Passthrough comman
d)は、AV/Cコマンド(AV/C Panel S
ubunit Model and Command
Set)で規定されているものであって、複数の被制御
部分を有する情報機器に対して宛先を示すことなく1本
化して与えられるものである。
【0090】図7は、パススルーコマンドのフォーマッ
トを示す図である。パススルーコマンドは、コントロー
ラからターゲットに対するユーザのオペラーションを適
宜伝達するために用いられるものである。パススルーコ
マンドは、ターゲットの状態に関わらずコントローラか
ら転送されるものである。図7において、オペレーショ
ンコード(opcode)として、71に「PASS
THROUGH(7C16)」を示す。オペランド(op
erand)[0]として、72に、制御リモコンのユ
ーザオペレーションの状態を示すステートフラグ(st
ate flag)と、ユーザオペレーションに対応す
る識別符号を示すオペレーションID(operati
on id)を示す。オペランド(operand)
[1]として、73に、オペレーションデータフィール
ドの長さを示すオペレーションデータフィールドレング
ス(operation data field le
ngth)を示す。オペランド(operand)
[2]以降として、74に、オペレーションデータの内
容を示すオペレーションデータ(operation
data)を示す。
【0091】[IEEE1394シリアルバス]本実施
の形態のインターフェースに適用されるIEEE139
4シリアルバス(以下、1394シリアルバスとい
う。)の概要を説明する。まず、接続形態を説明する。
1394シリアルバスでは接続形態が限定されいて、各
機器をループのないツリー状に接続することで、最大6
3台の機器を1つのバスに接続することができる。各機
器のポートは、受信したデータ信号を連続的に他のポー
トへ伝送することにより、データ信号がバス全体に伝搬
する。
【0092】次に、ケーブルについて説明する。2組の
差動信号線TPAおよびTPBと、電源ペアVG(グラ
ンド)およびVP(電源)で構成される。TPAおよび
TPBの2本の信号線で、バスの動的なコンフィグレー
ション、バスの使用権を取得するためのアービトレーシ
ョン、データ信号の伝搬を行う。TPAには常時バイア
スをかけており、TPBではそれを検出することによ
り、アクティブなケーブルの接続の有無を判定してい
る。
【0093】次に、物理レイヤー部の信号について説明
する。TPA,TPBの2本の信号線は、「1」、
「0」、「Z」の3値をとる。「Z」は接続されたポー
トのどちらにも駆動されていないハイインピーダンス状
態を意味する。TPAからはストローブと呼ばれる信号
を、TPBからはデータを送信する。受信側ではデータ
とストローブの排他的論理和をとることでクロックを得
て、クロックの変化点でデータを読み取る。
【0094】次に、バス初期化について説明する。各ポ
ートは、接続相手のTPAが出力するバイアスの有無を
検出して、ノードが接続されたか取り外されたかを判定
する。ポートの接続状態の変化を検出したノードは、他
の接続のあるポートに対して一定時間バスリセット信号
を送信する。これを受信したノードは、さらに接続のあ
る他のポートにバスリセット信号を送信する。これを繰
り返し、最終的にバスに接続された全ノードにバスリセ
ット信号が伝わる。バスリセット信号を受信したノード
は、それ以前の形態情報や、各自のノードIDをクリア
する。その後、各ノードは自らが、バスに接続された各
ノードが隣接する複数のノードに接続されている状態の
ブランチか、または隣接するノードは1つだけのリーフ
かを認識するようにし、さらに、各ノードの親子関係付
けを行い、ツリー構造におけるルートノードの決定が行
われる。
【0095】次に、アドレスについて説明する。64ビ
ット幅のアドレス空間のうち、上位10ビット(最大1
023)のバスIDとそれに続く6ビット(最大63)
のノードIDで機器を識別する。残りの48ビットはノ
ード内のアドレス空間として割り当てられる。また、こ
のアドレス空間の所定のレジスタ空間には、CSR(C
ontrol and Status Registe
r)と、CFR(Configration Regi
ster,コンフィグレーションROMと同じ)が標準
化される。
【0096】次に、非同期通信(アシンクロナス通信)
について説明する。1394インターフェースで用いる
データパケットの転送方法の一つとして、非同期通信が
ある。これは片方向のデータパケット転送である。送信
側はデータパケット転送先アドレスをパケットヘッダー
に明記し、バスに送信する。データパケットはバス上の
すべてのノードまで伝搬する。パケットヘッダーに明記
された転送先アドレスに対応するノードは、そのデータ
パケットを受信し、受信結果(ack)を返送する。そ
の一連の転送プロセスをアシンクロナスサブアクション
と呼ぶ。
【0097】ここで、アシンクロナスサブアクションを
開始するためには、サブアクションギャップと呼ばれる
一定期間、バスがアイドル状態にならなくてはならな
い。また、受信側がデータパケットを受け取って、ac
kを返送する間もバスはアイドル状態となり、この間隔
をackギャップと呼ぶ。ackギャップはサブアクシ
ョンギャップに比べて充分短いため、他のサブアクショ
ンが開始されることはない。
【0098】次に、アイソクロナス通信について説明す
る。1394インターフェースで用いるデータパケット
の転送方法のもう一つの方法として、アイソクロナス通
信がある。アイソクロナス通信は、バス上に1台存在す
るサイクルマスターが一定間隔で送信するサイクルスタ
ートパケットに同期して行われる。アイソクロナス通信
の送信側のノードはサイクルスタートパケットを受信す
るとアイソクロナスギャップを待ってアービトレーショ
ンを開始し、アイソクロナスパケットを送信する。他に
も送信ノードが存在する場合には、引き続きアイソクロ
ナスギャップで、アービトレーションを開始し、アイソ
クロナスパケットを送信する。
【0099】ここで、アイソクロナスギャップは、サブ
アクションギャップより充分短い期間になっているた
め、この間にアシンクロナス通信を行いたいノードがい
ても、サブアクションギャップが検出できないため送信
できない。つまり、毎サイクル、アイソクロナスパケッ
トを送信するノードに優先権が与えられることになる。
また、アイソクロナス通信は、アシンクロナス通信のよ
うに、データ転送先のアドレスを指定することはなく、
バスにブロードキャストされる。アイソクロナスパケッ
トには0〜63までのチャンネル番号が割り振られ、ノ
ードは必要なチャンネル番号のアイソクロナスパケット
を受信すればよい。
【0100】[変形例]上述した本実施の形態では、複
数の制御機器と、1つの情報機器を接続して、ネットワ
ークを形成する例のみを示したが、これに限らず、複数
の制御機器と、複数の情報機器を接続してネットワーク
を形成した場合にも適用することができる。この場合、
ある情報機器において生成された制御対応テーブルを他
の情報機器に転送して使用するようにしても良い。
【0101】上述した本実施の形態では、制御対応テー
ブルを情報機器内で使用する例を示したが、これに限ら
ず、制御対応テーブルをある制御機器へ転送して、他の
制御機器が情報機器を占有状態であることを示すように
しても良い。
【0102】上述した本実施の形態では、機器固有情報
をネットワーク初期化時に取得する例を示したが、これ
に限らず、被制御部分情報取得手段が、ネットワーク初
期化時に実行されず、情報機器選択手段により対象とな
る情報機器を選択したときに実行されるようにしても良
い。
【0103】上述した本実施の形態では、情報機器選択
手段は制御機器において機器GUIにおいて示される情
報から制御リモコンを用いて選択する例を示したが、こ
れに限らず、パススルーコマンド(Passthrou
gh command)を用いて選択しても良い。
【0104】上述した本実施の形態では、制御機器にお
いて情報機器選択手段から機器を選択することで被制御
部分通知手段を呼び出す例を示したが、これに限らず、
パススルーコマンド(Passthrough com
mand)を用いて呼び出しても良い。
【0105】また、上述した本実施の形態では、インタ
ーフェースとしてIEEE1394フォーマットを使用
する例を示したが、これに限らず、他のUSB(Uni
versal Serial Bus)を使用するよう
にしても良い。
【0106】また、上述した本実施の形態では、制御機
器として、デジタルテレビジョン受像機を使用する例を
示したが、これに限らず、同様の構成および作用効果を
奏するものであれば、デジタルビデオテープレコーダ、
セットトップボックス、ルータを使用するようにしても
良い。
【0107】また、上述した本実施の形態では、通信手
段は、ネットワークをIEEE1394インターフェー
スによる有線接続により構成する例を示したが、これに
限らず、無線によるインターフェースを用いて、複数の
制御機器から制御要求を無線により行うようにしてもよ
く、さらに無線は、ブルーツゥース方式を用いて、複数
の制御機器から制御要求を数メートル程度の距離で無線
により行うようにしても良く、また、無線は、赤外線方
式を用いて、複数の制御機器から制御要求を赤外線方式
により行うようにして、これらにより、無線LAN(L
ocal Area Network)を構成するよう
にしても良い。これにより、その制御機器との関係付け
がある被制御部分に対して、適切に動作させることがで
きる。
【0108】また、上述した本実施の形態では、ユーザ
側としては、デジタルテレビジョン受像機などの制御機
器を使用する例を示したが、これに限らず、携帯電話を
使用するようにしても良い。
【0109】
【発明の効果】この発明の情報制御方法は、情報機器が
制御機器へ提供する被制御部分を選択するための手段か
ら、制御機器が制御したい被制御部分を選択すると、選
択する情報そのものと、その被制御部分を選択した制御
機器の識別情報とが情報機器に伝達され、選択された情
報と制御機器の識別情報とを受信した情報機器は、内部
において、選択された被制御部分の識別情報と制御機器
の識別情報とを対応付けて制御対応テーブルとして保存
し、制御機器が被制御部分を選択する毎に、選択、伝
達、および保存を繰り返し、情報機器が制御機器から制
御要求を受け取った際に、保存してあった制御対応テー
ブルを参照して、制御要求の発行元の識別情報に対応し
た被制御部分を制御するようにしたので、この情報制御
方法によれば、情報機器が、制御対応テーブルを保存す
ることができるような構成を備えていることにより、制
御機器が発行する情報機器に対する制御用コマンドに、
制御を対象とする被制御部分の宛先が保持されていなく
ても、複数の制御機器からの制御要求に対して、制御対
応テーブルを参照することにより、その制御機器との関
係付けがある被制御部分を検出して、その制御機器が制
御したい被制御部分であると判断して、この被制御部分
を適切に動作させることができるという効果を奏する。
【0110】また、この発明の情報制御方法は、上述に
おいて、通信手段は、IEEE1394デジタルインタ
ーフェースであるので、IEEE1394フォーマット
で用いられる機器固有の情報を参照することにより、そ
の制御機器との関係付けがある被制御部分を検出するこ
とができるという効果を奏する。
【0111】また、この発明の情報制御方法は、上述に
おいて、被制御部分を選択するための手段と、被制御部
分を制御する手段は、AV/Cパネルサブユニットモデ
ルアンドコマンドセットで定義されているパススルーコ
マンドによるものであるので、複数の被制御部分に対し
て宛先を付けることなく情報機器に対して1本化して与
えられるパススルーコマンドを用いることにより、情報
機器側で被制御部分を判断して、ユーザの操作を解釈
し、これにより、制御機器は、情報機器を制御し、また
は選択することができるという効果を奏する。
【0112】また、この発明の情報制御方法は、上述に
おいて、情報機器は、デジタルバーサタイルディスクに
記録されたソフトウエア情報の再生を可能とするもので
あるので、複数の被制御部分であるデジタルバーサタイ
ルディスクの再生部分に対して、その制御機器との関係
付けがある被制御部分を検出し、制御機器は、情報機器
を制御し、または選択することができるという効果を奏
する。
【0113】また、この発明の情報制御方法は、上述に
おいて、通信手段は、無線によるインターフェースを用
いるので、複数の制御機器から制御要求を無線により行
うことにより、その制御機器との関係付けがある被制御
部分に対して、適切に動作させることができるという効
果を奏する。
【0114】また、この発明の情報制御方法は、上述に
おいて、無線は、ブルーツゥース方式を用いるので、複
数の制御機器から制御要求を数メートル程度の距離で無
線により行うことにより、その制御機器との関係付けが
ある被制御部分に対して、適切に動作させることができ
るという効果を奏する。
【0115】また、この発明の情報制御方法は、上述に
おいて、無線は、赤外線方式を用いるので、複数の制御
機器から制御要求を赤外線方式により行うことにより、
その制御機器との関係付けがある被制御部分に対して、
適切に動作させることができるという効果を奏する。
【0116】また、この発明の情報制御方法は、上述に
おいて、情報機器は、ハードディスクに記録されたオー
ディオビジュアル情報の再生を可能とするものであるの
で、圧縮符号化して記録されたオーディオビジュアル情
報を伸張復号化して再生することにより、複数の被制御
部分であるオーディオビジュアル情報のハードディスク
の再生部分に対して、その制御機器との関係付けがある
被制御部分を検出し、制御機器は、情報機器を制御し、
または選択することができるという効果を奏する。
【0117】また、この発明の情報制御方法は、上述に
おいて、制御機器は、デジタル放送を受信可能なデジタ
ルテレビジョン受像機であるので、複数の制御機器であ
るデジタルテレビジョン受像機から制御要求をすること
により、その制御機器との関係付けがある被制御部分に
対して、適切に動作させることができるという効果を奏
する。
【0118】また、この発明の情報処理装置は、制御機
器から制御可能な複数の被制御部分と、制御機器が制御
したい被制御部分を選択するために、制御機器へ選択手
段を提供する送信手段と、選択手段により選択する情報
そのものと、その被制御部分を選択した制御機器の識別
情報とを受信する受信手段と、選択された被制御部分の
識別情報と制御機器の識別情報とを対応付けて制御対応
テーブルとして保存する保存手段と、制御機器が被制御
部分を選択する毎に、選択手段の提供、受信手段による
受信、および保存手段による保存を繰り返すと共に、受
信手段により制御機器から制御要求を受け取った際に、
保存してあった制御対応テーブルを参照して、制御要求
の発行元の識別情報に対応した被制御部分を制御する制
御手段とを備えたので、この情報処理装置によれば、制
御対応テーブルを保存することができるような構成を備
えていることにより、制御機器が発行する情報機器に対
する制御用コマンドに、制御を対象とする被制御部分の
宛先が保持されていなくても、複数の制御機器からの制
御要求に対して、制御対応テーブルを参照することによ
り、その制御機器との関係付けがある被制御部分を検出
して、その制御機器が制御したい被制御部分であると判
断して、この被制御部分を適切に動作させる情報機器を
構成することができるという効果を奏する。
【0119】また、この発明の情報制御システムは、制
御機器は、被制御部分を選択する選択手段と、選択され
た被制御部分に対して制御を要求する制御要求手段とを
有し、情報機器は、制御機器から制御可能な複数の被制
御部分と、制御機器が制御したい被制御部分を選択する
ために、制御機器へ選択手段を提供する送信手段と、選
択手段により選択する情報そのものと、その被制御部分
を選択した制御機器の識別情報とを受信する受信手段
と、選択された被制御部分の識別情報と制御機器の識別
情報とを対応付けて制御対応テーブルとして保存する保
存手段と、制御機器が被制御部分を選択する毎に、選択
手段の提供、受信手段による受信、および保存手段によ
る保存を繰り返すと共に、受信手段により制御機器から
制御要求を受け取った際に、保存してあった制御対応テ
ーブルを参照して、制御要求の発行元の識別情報に対応
した被制御部分を制御する制御手段とを備えていること
により、制御機器が発行する情報機器に対する制御用コ
マンドに、制御を対象とする被制御部分の宛先が保持さ
れていなくても、複数の制御機器からの制御要求に対し
て、制御対応テーブルを参照することにより、その制御
機器との関係付けがある被制御部分を検出して、その制
御機器が制御したい被制御部分であると判断して、この
被制御部分を適切に動作させるシステムを構成すること
ができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態が適用される制御システムの一例
の構成を示す図である。
【図2】情報機器通知手段の一例の構成を示す図であ
る。
【図3】被制御部分通知手段の一例の構成を示す図であ
る。
【図4】制御リモコンの一例の構成を示す図である。
【図5】制御対応テーブルの一例の構成を示す図であ
る。
【図6】制御フローの一例を示す図である。
【図7】パススルーコマンドのフォーマットを示す図で
ある。
【符号の説明】
1……情報機器(DVD再生器)、2……CPU1、3
……被制御部分1(DVDソフト再生デッキ部1)、4
……DVDソフト、5……RAM1、6……ROM1、
7……被制御部分2(DVDソフト再生デッキ部2)、
8……DVDソフト、9……インターフェース、10…
…制御機器1(DTV1)、11……CPU2、12…
…インターフェース、13……RAM2、14……RO
M2、15……情報機器通知手段・被制御部分通知手段
の表示媒体(ディスプレイ)、16……ユーザ操作変換
部、17……制御リモコン、21……○○○○DTV
1、22……○○○○DVD Player、23……
××××DVD Player、24……○○○○DT
V2、25……ネットワーク、31……○○○○DVD
Player、32……DVD Disc1、33……
DVD Disc2、41……制御リモコン、42……
制御ボタン、43……再生ボタン、44……上ボタン、
45……下ボタン、46……右ボタン、47……左ボタ
ン、48……被選択オブジェクト実行ボタン、49……
情報機器通知手段表示ボタン、51……制御対応テーブ
ル、52……○○○○DTV1、53……DVD Di
sc1、54……○○○○DTV2、53……DVD
Disc2、71……オペレーションコード、72……
ステートフラグおよびオペレーションID、73……オ
ペレーションデータフィールドレングス、74……オペ
レーションデータ、
フロントページの続き Fターム(参考) 5K048 AA04 BA02 CA08 DA02 DA05 DC04 EA11 EB02 EB03 EB15 FB08 FC01 HA01 HA02 HA05 HA07 HA13 HA22 HA23

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の被制御部分を有する情報機器と、
    それらの情報機器を制御することができる複数の制御機
    器とを所定の通信フォーマットよりなる通信手段を介し
    て接続してネットワークを構成し、上記制御機器から上
    記情報機器内の上記被制御部分を制御する情報制御方法
    において、 上記情報機器が上記制御機器へ提供する被制御部分を選
    択するための手段から、上記制御機器が制御したい被制
    御部分を選択すると、 選択する情報そのものと、その被制御部分を選択した制
    御機器の識別情報とが上記情報機器に伝達され、 上記選択された情報と上記制御機器の識別情報とを受信
    した情報機器は、内部において、選択された被制御部分
    の識別情報と上記制御機器の識別情報とを対応付けて制
    御対応テーブルとして保存し、 上記制御機器が上記被制御部分を選択する毎に、上記選
    択、上記伝達、および上記保存を繰り返し、 上記情報機器が上記制御機器から制御要求を受け取った
    際に、保存してあった上記制御対応テーブルを参照し
    て、上記制御要求の発行元の識別情報に対応した被制御
    部分を制御するようにしたことを特徴とする情報制御方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の情報制御方法において、 上記通信手段は、IEEE1394デジタルインターフ
    ェースであることを特徴とする情報制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の情報制御方法において、 上記被制御部分を選択するための手段と、被制御部分を
    制御する手段は、AV/Cパネルサブユニットモデルア
    ンドコマンドセットで定義されているパススルーコマン
    ドによるものであることを特徴とする情報制御方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の情報制御方法において、 上記情報機器は、デジタルバーサタイルディスクに記録
    されたソフトウエア情報の再生を可能とするものである
    ことを特徴とする情報制御方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の情報制御方法において、 上記通信手段は、無線によるインターフェースを用いる
    ことを特徴とする情報制御方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の情報制御方法において、 上記無線は、ブルーツゥース方式を用いることを特徴と
    する情報制御方法。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の情報制御方法において、 上記無線は、赤外線方式を用いることを特徴とする情報
    制御方法。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の情報制御方法において、 上記情報機器は、ハードディスクに記録されたオーディ
    オビジュアル情報の再生を可能とするものであることを
    特徴とする情報制御方法。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の情報制御方法において、 上記制御機器は、デジタル放送を受信可能なデジタルテ
    レビジョン受像機であることを特徴とする情報制御方
    法。
  10. 【請求項10】 複数の制御機器とを所定の通信フォー
    マットよりなる通信手段を介して接続してネットワーク
    を構成し、上記制御機器から制御される情報処理装置に
    おいて、 上記制御機器から制御可能な複数の被制御部分と、 上記制御機器が制御したい被制御部分を選択するため
    に、上記制御機器へ選択手段を提供する送信手段と、 上記選択手段により選択する情報そのものと、その被制
    御部分を選択した制御機器の識別情報とを受信する受信
    手段と、 選択された被制御部分の識別情報と上記制御機器の識別
    情報とを対応付けて制御対応テーブルとして保存する保
    存手段と、 上記制御機器が上記被制御部分を選択する毎に、上記選
    択手段の提供、上記受信手段による受信、および上記保
    存手段による保存を繰り返すと共に、 上記受信手段により上記制御機器から制御要求を受け取
    った際に、保存してあった上記制御対応テーブルを参照
    して、上記制御要求の発行元の識別情報に対応した被制
    御部分を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする
    情報処理装置。
  11. 【請求項11】 複数の被制御部分を有する情報機器
    と、それらの情報機器を制御することができる複数の制
    御機器とを所定の通信フォーマットよりなる通信手段を
    介して接続してネットワークを構成し、上記制御機器か
    ら上記情報機器内の上記被制御部分を制御する情報制御
    システムにおいて、 上記制御機器は、上記被制御部分を選択する選択手段
    と、選択された被制御部分に対して制御を要求する制御
    要求手段とを有し、 上記情報機器は、 上記制御機器から制御可能な複数の被制御部分と、 上記制御機器が制御したい被制御部分を選択するため
    に、上記制御機器へ上記選択手段を提供する送信手段
    と、 上記選択手段により選択する情報そのものと、その被制
    御部分を選択した制御機器の識別情報とを受信する受信
    手段と、 選択された被制御部分の識別情報と上記制御機器の識別
    情報とを対応付けて制御対応テーブルとして保存する保
    存手段と、 上記制御機器が上記被制御部分を選択する毎に、上記選
    択手段の提供、上記受信手段による受信、および上記保
    存手段による保存を繰り返すと共に、 上記受信手段により上記制御機器から制御要求を受け取
    った際に、保存してあった上記制御対応テーブルを参照
    して、上記制御要求の発行元の識別情報に対応した被制
    御部分を制御する制御手段とを有することを特徴とする
    情報制御システム。
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