JP2002064683A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2002064683A
JP2002064683A JP2000251804A JP2000251804A JP2002064683A JP 2002064683 A JP2002064683 A JP 2002064683A JP 2000251804 A JP2000251804 A JP 2000251804A JP 2000251804 A JP2000251804 A JP 2000251804A JP 2002064683 A JP2002064683 A JP 2002064683A
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JP2000251804A
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English (en)
Inventor
Katsunori Shoji
勝則 庄司
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Image Input (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 読み取り画像の位置精度が高く、かつ、位置
のバラツキの少ない画像を容易に提供することが可能な
画像読取装置を提供する。 【解決手段】 本体の電源ON時のホーミング動作及び
シェーディング動作時のCCDセンサ読み取り出力と第
1ミラーユニットの移動距離とによる黒基準検出値が、
予め設定されている上下限値を超えていなければ(S1
のNO)、検出した値を補正の基準として補正を開始し
(S2)、読み取り画像の出力を開始する(S6)。黒
基準検出値が、上下限値を超えている場合は(S1のY
ES)、前回検出した値が上下限値を越えていなければ
(S3のNO)、前回検出した値を補正の基準として補
正を開始し(S4)、前回検出した値が上下限値を越え
ていれば(S3のYES)、補正値を0として補正を開
始して(S5)、読み取り画像の出力を開始する(S
6)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読取装置、よ
り詳細には、COPY,FAX,スキャナ等の画像読取
装置における読み取り画像の位置の補正技術に関し、読
取り制御を備えた装置に応用可能な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】画像読取装置は、多数の部品で構成され
ているため、各画像読取装置の製造工程において、若干
ではあるが、それら各部品の据え付け位置にズレが生じ
る。そのような各部品の位置ズレや、画像読取装置の設
置条件、例えば、設置場所の傾きなどにより、画像読取
装置に原稿を正常にセットしたとしても、原稿読み取り
位置にズレが発生してしまうことがある。
【0003】そのような読み取り画像の位置ズレ及び傾
き(スキュー)の補正は、画像読取装置の工場生産時、
もしくは、市場設置時に、サンプル画像を読み取り、そ
のサンプル画像と画像読取装置の出力画像を比較して測
定し、その測定に基づく補正値を人為的に入力すること
によって行ったりしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のよう
な実情を考慮してなされたもので、読み取り画像の位置
の補正作業を自動化し、更に、読み取り画像の位置精度
が高く、かつ、位置のバラツキの少ない画像を容易に提
供することが可能な画像読取装置を提供することを目的
としてなされたものである。より詳細には、
【0005】(1)CCDセンサにて検出した読み取り
画像の位置補正の基準値、及び、傾き補正の基準値が、
何らかの原因で異常な値を検出し、その値を基準値とし
た場合、そのときの読取画像が位置ズレを起こしたり、
傾いたりする可能性があるため、CCDセンサにて検出
した値に上下限値を設けることにより、異常画像の出力
を防ぐ。
【0006】(2)CCDセンサにて検出した値が、予
め設定してある上下限値を超えた場合、読み取り動作を
中止するのではなく、前回検出した上下限値内の値を用
いることにより、作業の効率化を図る。
【0007】(3)CCDセンサにて検出された値が、
予め設定してある上下限値を超えていて、前回検出した
上下限値内の値が存在しない場合、読み取り動作を中止
するのではなく、補正の値を0として出力することによ
り、作業効率を高める。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、原稿
を照明するための光源と、該光源で照明された原稿から
の反射光を導くミラーと、前記光源と前記ミラーとを走
査させるための走査手段と、該走査手段を駆動するパル
スモータと、前記ミラーによって導かれた反射光を結像
させるレンズと、該結像した反射光から前記原稿の画像
を読み取るCCDと、原稿読み取り領域外の少なくとも
3箇所に設けられ、かつ、画像読み取り位置の基準とな
る黒基準とを有し、該黒基準の位置を前記CCDにて検
出し、該検出した値を読み取り画像の出力位置の補正値
の基準及び読み取り画像の傾きの補正値の基準とする画
像読取装置において、前記検出した値が予め設定された
範囲を越えた場には、該検出した値を前記補正値の基準
として用いないことを特徴としたものである。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記補正値の基準として前回検出された前記予め設
定された範囲内の値を用いることを特徴としたものであ
る。
【0010】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、前記前回検出された前記予め設定された範囲内の値
が存在しない場合には、前記補正値を0とすることを特
徴としたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明が適用される画像
読取装置の一例を示す要部構成図で、図中、1(1a,
1b)は走査手段(ミラーユニット)、2は光源、3は
第1ミラー、4は第2ミラー、5は第3ミラー、6はレ
ンズ、7はCCD、8は駆動モータ(パルスモータ)、
9はタイミングベルト、10はプーリ、13は原稿台ガ
ラスである。図2は、図1に示した画像読取装置の走査
手段1の駆動機構の一例を示す斜視図で、図中、11は
ワイヤ、Rは走査手段1(1a,1b)の移動方向で、
その他、図1に示した例と同じ作用をする部分には、図
1に示した例と同じ符号が付してある。
【0012】原稿台ガラス13の下には、光源2と両端
が支持された第1ミラーとからなる第1走査手段(ミラ
ーユニット)1aと、両端が支持された第2ミラーから
なる第2走査手段(ミラーユニット)1bとが、設けら
れており、ミラーユニット1(1a,1b)は、駆動パ
ルス数によって駆動されるパルスモータ8により、その
パルスモータ8の回転運動の伝達手段であるタイミング
ベルト9,プーリ10,ワイヤ11を介して、R方向に
移動する。ホストコンピュータから送られてくる1ライ
ン毎の画像読み取り要求信号に応じて、第1ミラーユニ
ット1aと第2ミラーユニット1bは、それぞれ、2:
1の速度で原稿に沿って移動しながら、逐次、画像の読
み取りを行うように構成されている。
【0013】原稿台ガラス9上に載置された原稿の画像
は、下方の光源2によって照明され、その反射光は第1
ミラー3,第2ミラー4,第3ミラー5を介してレンズ
6によって結像される。その結像された画像は、CCD
7等の読み取りセンサによって電気信号に変換された
後、ホストコンピュータ等に転送される。
【0014】図3は、本発明による画像読取装置の一実
施例を説明するための図で、図3(A)は要部構成図、
図3(B)は図3(A)のB−B矢視図で、図中、13
は原稿台ガラス、21は原稿読み取り領域、22はCC
D読み取り領域、23a,23b,24は黒基準、25
は縦スケール、26は横スケール、27は白基準板であ
る。
【0015】原稿台ガラス13の端部に設けられた縦ス
ケール25の底(裏)面には、画像の白レベルを補正す
るための白基準板27が設けてあり、この白基準板27
の主走査方向の両端部の原稿読取領域21外の部分に2
コの黒基準23a,23b、副走査方向部分に1コの黒
基準24が設けてあり、合計3コの黒基準23a,23
b,24が設けてある。本体の電源ON時のホーミング
動作時及びシェーディング動作時に、第1ミラーユニッ
ト1aを副走査方向部分の黒基準24まで動作させ、こ
の黒基準24のCCDセンサ読み取り出力と第1ミラー
ユニット1aの移動距離とを用いて、読み取り画像の位
置ズレ及び傾き(スキュー)の補正値とし、画像処理時
の基準とすることにより、原稿読み取り開始の1枚目か
ら、確実に、原稿画像位置が高精度で、傾き(スキュ
ー)のない画像を得ることができる。
【0016】尚、補正値の算出の例を以下に示す。(図
3(A)を参照) 読取画像位置補正値 → 主走査方向:(a+b)/2 副走査方向:d 傾き(スキュー)補正値 → (a−b)/c 但し、a,bは、黒基準23a,23bから縦スケール
25の端部までの距離、dは、黒基準24から横スケー
ル26の端部までの距離である。
【0017】ここで、補正値に上下限値を設定した場合
の例を以下に示す。 読取画像位置補正値 → α1<(a+b)/2<β1 傾き(スキュー)補正値 → α2<(a−b)/2<β2 但し、α1及びα2は、各補正値の下限値、β1及びβ
2は、各補正値の上限値を示す。
【0018】図4は、本発明による画像読取装置の動作
の一実施例を説明するためのフローチャートである。本
体の電源ON時のホーミング動作及びシェーディング動
作時のCCDセンサ読み取り出力と第1ミラーユニット
1aの移動距離とによる黒基準検出値が、予め設定され
ている上下限値(範囲)を超えていなければ(S1のN
O)、その検出した値を補正の基準として補正を開始し
(S2)、読み取り画像の出力を開始する(S6)。黒
基準検出値が、上下限値(範囲)を超えている場合は
(S1のYES)、前回検出した値が予め設定されてい
る上下限値(範囲)を越えていなければ(S3のN
O)、その前回検出した値を補正の基準として補正を開
始し(S4)、読み取り画像の出力を開始する(S
6)。前回検出した値が上下限値(範囲)を越えていれ
ば(S3のYES)、補正値を0として補正を開始し
(S5)、読み取り画像の出力を開始する(S6)。
【0019】
【発明の効果】(1)請求項1の発明に対する効果 原稿セット基準である縦スケール及び横スケールの少な
くとも3箇所に、黒基準を設け、その黒基準から各スケ
ール端部までの距離をCCDセンサによって検出するこ
とにより、正確な原稿画像位置及び傾き(スキュー)が
わかるが、何らかの原因により、CCDセンサからの検
出が異常値であった場合に、その値を補正の基準値とす
ると、異常画像の発生原因となってしまう。この状況を
回避するために、CCDセンサからの検出した値に上下
限値を設けたので、異常画像の出力を回避することがで
きる。
【0020】(2)請求項2の発明に対する効果 CCDセンサからの検出した値が予め設定された上下限
値を超えた場合、読み取り動作を中止するのではなく、
前回検出された上下限値内の値を補正の基準とするの
で、再度の読み取り動作を回避し、作業効率を高めるこ
とができる。
【0021】(3)請求項3の発明に対する効果 CCDセンサからの検出した値が予め設定された上下限
値を超え、前回検出された値が存在しない場合は、読み
取り動作を中止するのではなく、補正の値を0として画
像を出力するので、再度の読み取り動作を回避し、作業
効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用される画像読取装置の一例を示
す要部構成図である。
【図2】 図1に示した画像読取装置の走査手段の駆動
機構の一例を示す斜視図である。
【図3】 本発明による画像読取装置の一実施例を説明
するための図である。
【図4】 本発明による画像読取装置の動作の一実施例
を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1(1a,1b)…走査手段(ミラーユニット)、2…
光源、3…第1ミラー、4…第2ミラー、5…第3ミラ
ー、6…レンズ、7…CCD、8…駆動モータ(パルス
モータ)、9…タイミングベルト、10…プーリ、11
…ワイヤ、13…原稿台ガラス、21…原稿読み取り領
域、22…CCD読み取り領域、23a,23b,24
…黒基準、25…縦スケール、26…横スケール、27
…白基準板、R…走査手段1の移動方向。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を照明するための光源と、該光源で
    照明された原稿からの反射光を導くミラーと、前記光源
    と前記ミラーとを走査させるための走査手段と、該走査
    手段を駆動するパルスモータと、前記ミラーによって導
    かれた反射光を結像させるレンズと、該結像した反射光
    から前記原稿の画像を読み取るCCDと、原稿読み取り
    領域外に設けられた画像読み取り位置の基準とを有し、
    該基準の位置を前記CCDにて検出し、該検出した値を
    読み取り画像の出力位置の補正値の基準及び読み取り画
    像の傾きの補正値の基準とする画像読取装置において、
    前記検出した値が予め設定された範囲を越えた場合に
    は、該検出した値を前記補正値の基準として用いないこ
    とを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像読取装置におい
    て、前記補正値の基準として前回検出された前記予め設
    定された範囲内の値を用いることを特徴とする画像読取
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の画像読取装置におい
    て、前記前回検出された前記予め設定された範囲内の値
    が存在しない場合には、前記補正値を0とすることを特
    徴とする画像読取装置。
JP2000251804A 2000-08-23 2000-08-23 画像読取装置 Pending JP2002064683A (ja)

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