JP2002064648A - 無線通信システム及び無線通信方法 - Google Patents

無線通信システム及び無線通信方法

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JP2002064648A
JP2002064648A JP2000251525A JP2000251525A JP2002064648A JP 2002064648 A JP2002064648 A JP 2002064648A JP 2000251525 A JP2000251525 A JP 2000251525A JP 2000251525 A JP2000251525 A JP 2000251525A JP 2002064648 A JP2002064648 A JP 2002064648A
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process monitoring
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Kaoru Base
薫 馬瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯無線通信端末10−8から無線固定局
(プロセス監視制御装置)とデータ通信を行う際にプロ
セス制御用中央局11−Aに送信するログイン要求信号
を生成するために携帯無線通信端末10−8を使用する
オペレータごとのパスワードを毎回入力する必要があ
り、作業に手数がかかるという課題があった。 【解決手段】 携帯無線通信端末及びプロセス監視制御
装置に対して無線通信によるデータ送受を行うべき対象
を特定する通信グループを設定しておき、互いが無線通
信可能となると、自己に割り当てられた通信グループを
特定する情報を送信し、この通信グループを特定する情
報に基づいて通信グループを判別し、互いが同一の通信
グループであるとき、無線通信によるデータ送受を許可
するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はプロセス監視制御
に使用される無線通信システムに係り、特に監視制御操
作の対象であるプロセスの情報を、携帯無線通信端末と
プロセス監視制御装置との間で無線通信するための無線
通信システム及び無線通信方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は従来のプロセス監視制御プラン
トに適用された無線通信システムの構成を示す図であ
る。図において、10−1,10a−1はプラント設備
のプロセス制御操作・監視を行うプロセス監視制御装置
で、10−2,10a−2は各プロセス監視制御装置1
0−1,10a−1に設けられ、プラントの監視対象設
備の各種状態を検出するセンサからなる状態検出装置で
ある。10−3,10a−3は信号出力線10−5,1
0a−5を介してプロセス監視制御装置10−1,10
a−1にそれぞれ接続され、プロセス監視制御装置10
−1,10a−1による監視対象設備の状態判定結果に
基づいてプラントの制御対象設備を制御する制御動作装
置である。10−4,10a−4はプロセス監視制御装
置10−1,10a−1と状態検出装置10−2,10
a−2とを接続する信号入力線で、状態検出装置10−
2,10a−2が検出した監視対象設備の各種状態に係
る検出信号をプロセス監視制御装置10−1,10a−
1に伝搬する。
【0003】10−5,10a−5はプロセス監視制御
装置10−1,10a−1と制御動作装置10−3,1
0a−3とを接続する信号出力線で、プロセス監視制御
装置10−1,10a−1が状態判定処理を施した結果
に基づいて算出した動作指示信号を制御動作装置10−
3,10a−3に伝搬する。10−6,10a−6はプ
ロセス監視制御装置10−1,10a−1と携帯無線通
信端末用通信インタフェース装置10−7,10a−7
とを接続する伝送路で、携帯無線通信端末用通信インタ
フェース装置10−7,10a−7を介して携帯無線通
信端末10−8,10a−8とプロセス監視制御装置1
0−1,10a−1との間で送受される信号が伝搬す
る。10−7,10a−7は携帯無線通信端末10−
8,10a−8と無線通信する無線通信送受信器を有す
る携帯無線通信端末用通信インタフェース装置で、10
−8,10a−8は携帯無線通信端末用通信インタフェ
ース装置10−7,10a−7を介してプロセス監視制
御装置10−1,10a−1と無線通信する携帯無線通
信端末である。
【0004】次に動作について説明する。ここでは、携
帯無線通信端末10−8,10a−8とプロセス監視制
御装置10−1,10a−1との無線通信について説明
する。携帯無線通信端末10−8,10a−8から無線
通信を接続する要求が発信されると、プロセス監視制御
装置10−1,10a−1は、携帯無線通信端末用通信
インタフェース装置10−7,10a−7を介して携帯
無線通信端末10−8,10a−8と通信回線を接続す
る処理を実行する。このとき、各プロセス監視制御装置
10−1,10a−1は、それぞれ特定の携帯無線通信
端末10−8,10a−8から送信される携帯無線通信
端末に固有のID情報を照合することによるセキュリテ
ィチェックを実施する。このように、携帯無線通信端末
10−8,10a−8から通信を行う場合は、ID情報
を一致させる必要があり、プロセス監視制御装置毎に特
定された専用の携帯無線通信端末を使用することにな
る。図示の例では、携帯無線通信端末10−8はプロセ
ス監視制御装置10−1に対してのみ通信可能であり、
携帯無線通信端末10a−8はプロセス監視制御装置1
0a−1に対してのみ通信可能(図中、○記号で示す)
となる。
【0005】このように、従来のプロセス監視制御プラ
ントに適用された無線通信システムでは、プロセス監視
制御装置毎に特定された専用の携帯無線通信端末を使用
する必要があることから、プロセス監視制御装置の台数
分の専用携帯無線通信端末が必要となり、大規模なプラ
ントなどにおいては実用性に欠ける面があった。
【0006】上記のような不具合を解消する無線通信シ
ステムとして、特開平5−175902号公報に開示さ
れたものがある。図11は上述した特開平5−1759
02号公報に開示される従来の無線通信システムをプロ
セス監視制御プラントに適用した例を示す図である。図
において、11−Aはプロセス制御用中央局で、プロセ
スの操作や監視を行うためのオペレータステーションな
どからなる。11−aは無線固定局11−1,11a−
1とプロセス制御用中央局11−Aとを通信可能に接続
する制御バス、11−1,11a−1は携帯無線通信端
末10−8との間でデータ通信を行う無線固定局で、プ
ロセス制御用中央局11−Aによるプラント設備のプロ
セス制御操作・監視動作が分担されたプロセス監視制御
装置を含んで構成されている。10−8は無線固定局1
1−1,11a−1内の携帯無線通信端末用通信インタ
フェース装置10−7,10a−7を介してプロセス制
御用中央局11−Aと無線通信する携帯無線通信端末で
ある。なお、図10と同一構成要素には同一符号を付し
て重複する説明を省略する。
【0007】次に動作について説明する。ここでは、携
帯無線通信端末10−8とプロセス制御用中央局11−
Aとの無線通信について説明する。携帯無線通信端末1
0−8から無線通信を接続する要求が発信されると、各
無線固定局11−1,11a−1は、上記要求信号の受
信レベルを解析し、携帯無線通信端末10−8と正常に
通信することが可能か否かを判定する。ここでは、携帯
無線通信端末10−8,10−8が各無線固定局11−
1,11a−1と受信可能であるものとする。次に各無
線固定局11−1,11a−1と正常に通信することが
可能であると判断された携帯無線通信端末10−8との
間で、応答/返答信号を送受信すると、無線固定局11
−1,11a−1を介してプロセス制御用中央局11−
Aと携帯無線通信端末10−8との間での通信回線接続
が確立される。
【0008】通信回線が確立されると、携帯無線通信端
末10−8は表示画面にログイン画面が表示されて、デ
ータ通信を行いたい無線固定局11−1,11a−1に
対してログインを開始する。具体的にこのログイン動作
を説明すると、携帯無線通信端末10−8から既に通信
回線を確立した無線固定局側にログイン要求信号を送信
する。このログイン要求信号には各携帯無線通信端末1
0−8,10−8のオペレータを特定するパスワードな
どが含まれており、これを受信した無線固定局11−
1,11a−1は制御バス11−aを介して上記ログイ
ン要求信号をプロセス制御用中央局11−Aに送信す
る。プロセス制御用中央局11−Aではログイン要求信
号に含まれるパスワードなどが有効か否かのセキュリテ
ィーチェックが行われ、上記ログイン要求信号を送信し
た携帯無線通信端末10−8に対するログインの許可・
不許可を判断する。
【0009】ログインを許可されると、携帯無線通信端
末10−8からは、無線固定局11−1,11a−1内
のプロセス監視制御装置が扱っているプラント/プロセ
スに関する各種情報の監視や制御などを、プロセス制御
用中央局11−Aと同様に実行することができるように
なる(図中、○記号で示す)。
【0010】このように、上記無線通信装置では、携帯
無線通信端末10−8を使用する各オペレータ毎のパス
ワードをログイン要求信号としてプロセス制御用中央局
11−Aに送信し、セキュリティチェックを受けること
でログインを行うことから、無線固定局(プロセス監視
制御装置)の台数分の専用携帯無線通信端末を必要とす
ることがない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の無線通信システ
ムは以上のように構成されているので、携帯無線通信端
末11−8から無線固定局(プロセス監視制御装置)と
データ通信を行う際に、プロセス制御用中央局11−A
に送信するログイン要求信号を生成するために携帯無線
通信端末11−8を使用するオペレータごとのパスワー
ドを毎回入力する必要があり、作業に手数がかかるとい
う課題があった。
【0012】上記課題について説明すると、プロセス監
視制御プラントにおいて監視・制御対象のプラントの状
態を確認する場合、プラント設備やラインごとのプロセ
ス監視制御装置のある現場に赴き、現場に設けられたコ
ントロール盤の無線通信可能範囲内でプロセス監視制御
装置とのデータアクセスを行うという作業を、各プロセ
ス監視制御装置ごとに繰り返してプラント設備全体の状
態を確認する。このため、現場での作業は、できるだけ
作業手順を省略させて簡易にすることができればその作
業性を向上させることができる。しかしながら、従来の
無線通信装置では、無線基地局(プロセス監視制御装
置)と携帯無線通信端末との間でデータアクセスを行う
前に、オペレータを特定するパスワードの入力動作を行
う必要があった。また、複数のプロセス制御用中央局1
1−A,・・・,11−Aを中心とするプラント設備が
それぞれ十分に離れて設置されて、1つの携帯無線通信
端末11−8の通信可能領域内にそれぞれの携帯無線通
信端末用通信インタフェース装置が位置することはない
場合、1つの携帯無線通信端末11−8がプロセス制御
用中央局11−A,・・・,11−Aが担当するプラン
ト設備間を移動する度に、上述したパスワード入力動作
を行う必要があることから、プロセス監視制御プラント
における現実的な作業には不向きであった。
【0013】また、従来の無線通信装置では、1つの携
帯無線通信端末11−8でパスワードを含むログイン要
求信号によるセキュリティーチェックのみで、全ての無
線基地局(プロセス監視制御装置)にデータアクセスす
ることが可能であると、パスワードの盗用などによって
容易にプロセス監視制御装置と通信することができ、セ
キュリティーの信頼性に欠けるという課題があった。
【0014】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、携帯無線通信端末及びプロセス監
視制御装置に対して、無線通信によるデータ送受を行う
べき対象を特定する通信グループを設定しておき、互い
が無線通信可能となると自己に割り当てられた通信グル
ープの判定を自動的に行って、同一の通信グループであ
るとき無線通信によるデータ送受を許可するようにする
ことで、手数のかかるパスワード入力作業を省略するこ
とができる無線通信システム及び無線通信方法を得るこ
とを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係る無線通信
システムは、無線通信機能を有し、プラント設備のプロ
セスを監視・制御するプロセス監視制御装置と、これと
無線通信によるデータ送受を行う携帯無線通信端末とを
備えた無線通信システムにおいて、携帯無線通信端末及
びプロセス監視制御装置に設けられ、無線通信によるデ
ータ送受を行うべき対象を特定する通信グループを設定
しておく通信グループ設定記憶手段と、互いが無線通信
可能となると、通信グループ設定記憶手段に設定されて
いる自己に割り当てられた通信グループを特定する情報
を送信する通信グループ情報送信手段と、携帯無線通信
端末及び/又はプロセス監視制御装置に設けられ、通信
グループを特定する情報に基づいて通信グループを判別
し、互いが同一の通信グループであるとき、無線通信に
よるデータ送受を許可する通信グループ判定手段とを備
えるものである。
【0016】この発明に係る無線通信システムは、プロ
セス監視制御装置は、自己を特定する識別情報を通信グ
ループ設定記憶手段に設定しており、通信グループ情報
送信手段が通信グループを特定する情報とともに識別情
報を携帯無線通信端末に送信し、携帯無線通信端末は、
識別情報に基づいて無線通信によるデータ送受を行うプ
ロセス監視制御装置を選択するものである。
【0017】この発明に係る無線通信システムは、プロ
セス監視制御装置が、同一の通信グループが割り当てら
れた携帯無線通信端末が複数あるとき、これらのうち通
信グループを特定する情報が先着した順に無線通信によ
るデータ送受を許可するものである。
【0018】この発明に係る無線通信システムは、携帯
無線通信端末が、読み出すべきデータを指定するデータ
指定情報をプロセス監視制御装置に送信するデータ指定
手段と、プロセス監視制御装置からのデータを表示する
表示手段と、プロセス監視制御装置からのデータを表示
手段が表示可能に加工する表示データ加工手段とを備え
るものである。
【0019】この発明に係る無線通信システムは、携帯
無線通信端末が、プロセス監視制御装置に対して所望の
動作を設定する動作設定情報を送信する動作設定手段を
備えるものである。
【0020】この発明に係る無線通信方法は、無線通信
機能を有し、プラント設備のプロセスを監視・制御する
プロセス監視制御装置と携帯無線通信端末との間で無線
通信によるデータ送受を行う無線通信方法において、携
帯無線通信端末及びプロセス監視制御装置に対して無線
通信によるデータ送受を行うべき対象を特定する通信グ
ループを設定しておき、互いが無線通信可能となると、
自己に割り当てられた通信グループを特定する情報を送
信する通信グループ情報送信ステップと、通信グループ
を特定する情報に基づいて通信グループを判別し、互い
が同一の通信グループであるとき、無線通信によるデー
タ送受を許可する通信グループ判定ステップとを備える
ものである。
【0021】この発明に係る無線通信方法は、通信グル
ープ情報送信ステップにて、プロセス監視制御装置が、
通信グループを特定する情報とともに自己を特定する識
別情報を携帯無線通信端末に送信するものである。
【0022】この発明に係る無線通信方法は、通信グル
ープ判定ステップにて、プロセス監視制御装置は、同一
の通信グループが割り当てられた携帯無線通信端末が複
数あるとき、これらのうち通信グループを特定する情報
が先着した順に無線通信によるデータ送受を許可するも
のである。
【0023】この発明に係る無線通信方法は、通信グル
ープ判定ステップにて無線通信によるデータ送受が許可
されると、携帯無線通信端末が読み出すべきデータを指
定するデータ指定情報をプロセス監視制御装置に送信す
るデータ指定ステップを備えるものである。
【0024】この発明に係る無線通信方法は、通信グル
ープ判定ステップにて無線通信によるデータ送受が許可
されると、プロセス監視制御装置に対して携帯無線通信
端末が所望の動作を設定する動作設定情報を送信する動
作設定ステップを備えるものである。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による無
線通信システムの構成を示す図である。図において、1
はプラント設備のプロセス制御操作・監視を行うプロセ
ス監視制御装置で、携帯無線通信端末用通信インタフェ
ース装置7を具備することで携帯無線通信端末8と無線
通信する機能を有する。また、プロセス監視制御装置1
は、無線通信によるデータ送受を行うべき対象を特定す
る通信グループ番号が予め設定されている。2は各プロ
セス監視制御装置1に設けられ、プラントの監視対象設
備の各種状態を検出するセンサからなる状態検出装置で
ある。3は信号出力線5を介してプロセス監視制御装置
1にそれぞれ接続され、プロセス監視制御装置1による
監視対象設備の状態判定結果に基づいてプラントの制御
対象設備を制御する制御動作装置である。4はプロセス
監視制御装置1と状態検出装置2とを接続する信号入力
線で、状態検出装置2が検出した監視対象設備の各種状
態に係る検出信号をプロセス監視制御装置1に伝搬す
る。
【0026】5はプロセス監視制御装置1と制御動作装
置3とを接続する信号出力線で、プロセス監視制御装置
1が状態判定処理を施した結果に基づいて算出した動作
指示信号を制御動作装置3に伝搬する。6はプロセス監
視制御装置1と携帯無線通信端末用通信インタフェース
装置7とを接続する伝送路で、携帯無線通信端末用通信
インタフェース装置7を介して携帯無線通信端末8とプ
ロセス監視制御装置1との間で送受される信号が伝搬す
る。7は携帯無線通信端末8と無線通信する無線通信送
受信器を有する携帯無線通信端末用通信インタフェース
装置(通信グループ情報送受信手段)で、8は携帯無線
通信端末用通信インタフェース装置7を介してプロセス
監視制御装置1と無線通信する携帯無線通信端末で、プ
ロセス監視制御装置1と同様に無線通信によるデータ送
受を行うべき対象を特定する通信グループ番号が内部の
不図示の記憶装置に設定されている。また、携帯無線通
信端末8は、プロセス監視制御装置1の通信グループ番
号の判定を行う通信グループ判定手段や自己に割り当て
られた通信グループを特定する情報を互いに送受信する
通信グループ情報送受信手段として機能する不図示の機
能モジュールを有している。
【0027】9はプロセス監視制御装置1内のCPUモ
ジュール(通信グループ設定記憶手段、通信グループ判
定手段)で、プロセス監視制御装置1の監視・制御プロ
グラムを実行するCPUや自己に割り当てられた通信グ
ループ番号を格納する記憶装置を含んで構成されて、プ
ロセス監視制御装置1内に入出力される各種信号の制御
処理や携帯無線通信端末8の通信グループ番号の判定を
行う(入出力信号制御処理、識別情報制御処理)。10
は信号線I/Fモジュールで、信号入力線4及び信号出
力線5を介してプロセス監視制御装置1に接続する状態
検出装置2及び制御動作装置3とデータ通信処理を行う
(信号線通信処理)。11は伝送路I/Fモジュール
(通信グループ情報送受信手段)で、携帯無線通信端末
用通信インタフェース装置7を介して携帯無線通信端末
8とデータ通信処理を行う(伝送路通信処理)。
【0028】次に動作について説明する。図2は実施の
形態1の無線通信システムによるデータ通信動作のシー
ケンスを示す図であり、この図2に沿って携帯無線通信
端末8とプロセス監視制御装置1との無線通信によるデ
ータ送受動作について説明する。先ず、携帯無線通信端
末8がプロセス監視制御装置1の携帯無線通信端末用通
信インタフェース装置7の通信可能範囲内に入ると、携
帯無線通信端末8とプロセス監視制御装置1との間で通
信グループ番号を判定する動作を行う。具体的には、携
帯無線通信端末8が自己に割り当てられた通信グループ
番号をセットした通信グループ番号確認要求信号(通信
グループを特定する情報)をプロセス監視制御装置1に
発信する。携帯無線通信端末8からの通信グループ番号
確認要求信号は、携帯無線通信端末用通信インタフェー
ス装置7によって受信され、伝送路6を介してプロセス
監視制御装置1内の伝送路I/Fモジュール11に入力
され、さらに、伝送路I/Fモジュール11からCPU
モジュール9に転送される。CPUモジュール9は、自
己に割り当てられた通信グループ番号を通信グループ番
号確認応答信号(通信グループを特定する情報)にセッ
トして携帯無線通信端末用通信インタフェース装置7を
介して携帯無線通信端末8に返信する(通信グループ情
報送信ステップ)。
【0029】携帯無線通信端末8は、通信グループ番号
確認応答信号を受けると、この通信グループ番号確認要
求信号にセットされたプロセス監視制御装置1の通信グ
ループ番号と自己に割り当てられた通信グループ番号と
の照合を行う(通信グループ判定ステップ)。このと
き、両者の通信グループ番号が一致しないと、図2に示
したデータ通信動作シーケンスが中断される。
【0030】また、プロセス監視制御装置1と同一の通
信グループ番号を有していると判定されたとき、両者間
で無線通信によるデータ送受を行うことが許可される。
このあと、携帯無線通信端末8がプロセス監視制御装置
1内の読み出したいデータ情報のアクセス要求信号を送
信する。プロセス監視制御装置1は、上記アクセス要求
信号を受けると、これの内容に従ったデータ情報をセッ
トしてアクセス応答信号として携帯無線通信端末8に返
信する。このようにして無線通信によるデータ通信が確
立される。
【0031】図3は実施の形態1による無線通信システ
ムの他の構成を示す図である。図において、1−1,1
−2は通信グループ番号xが予め設定されたプロセス監
視制御装置で、携帯無線通信端末用通信インタフェース
装置7−1,7−2を具備することで携帯無線通信端末
8と無線通信する機能を有する。また、プロセス監視制
御装置1−1,1−2を中心とするプラント設備がそれ
ぞれ十分に離れて設置されて、1つの携帯無線通信端末
8の通信可能領域内に2つの携帯無線通信端末用通信イ
ンタフェース装置7−1,7−2が位置することはな
い。A,Bは携帯無線通信端末用通信インタフェース装
置7−1,7−2の通信可能領域で、C,Dは携帯無線
通信端末8,8の通信可能領域である。なお、状態検出
装置2−1,2−2、制御動作装置3−1,3−2、信
号入力線4−1,4−2、信号出力線5−1,5−2、
伝送路6−1,6−2、携帯無線通信端末用通信インタ
フェース装置7−1,7−2及び携帯無線通信端末8
は、図1で説明したものと同様の構成を有している。
【0032】次に概要について説明する。複数のプロセ
ス監視制御装置を中心とするプラント設備がそれぞれ十
分に離れて設置されて、1つの携帯無線通信端末の通信
可能領域内にそれぞれの携帯無線通信端末用通信インタ
フェース装置が位置することはない場合、従来では複数
のプロセス監視制御装置のそれぞれが担当するプラント
設備間を1つの携帯無線通信端末が移動する度に、パス
ワード入力動作を行う必要があった。これに対して、実
施の形態1ではプロセス監視制御装置1−1,1−2を
中心とするプラント設備がそれぞれ十分に離れて設置さ
れて、1つの携帯無線通信端末8の通信可能領域C,D
内に2つの携帯無線通信端末用通信インタフェース装置
7−1,7−2が位置することはない場合においても、
1つの携帯無線通信端末8を使い回すことができる。つ
まり、共通の通信グループ番号xを携帯無線通信端末
8、及びプロセス監視制御装置1−1,1−2に設定し
ておけばよい。例えば、プロセス監視制御装置1−1の
携帯無線通信端末用通信インタフェース装置7−1の通
信可能領域A内に位置する携帯無線通信端末8が、図3
のようにプロセス監視制御装置1−2の携帯無線通信端
末用通信インタフェース装置7−2の通信可能領域B内
に移動しても、パスワード入力動作などを行う必要がな
く、携帯無線通信端末8を使い回しすることができる。
【0033】図4は実施の形態1による無線通信システ
ムの他の構成を示す図である。図において、1a,1b
はそれぞれ通信グループ番号a,bが予め設定されたプ
ロセス監視制御装置で、携帯無線通信端末用通信インタ
フェース装置7a,7bを具備することで携帯無線通信
端末8a,8bと無線通信する機能を有する。また、プ
ロセス監視制御装置1a,1bを中心とするプラント設
備が隣接して設置されて、1つの携帯無線通信端末8
a,8bの通信可能領域内に2つの携帯無線通信端末用
通信インタフェース装置7a,7bが位置している。な
お、状態検出装置2a,2b、制御動作装置3a,3
b、信号入力線4a,4b、信号出力線5a,5b、伝
送路6a,6b、携帯無線通信端末用通信インタフェー
ス装置7a,7b及び携帯無線通信端末8a,8bは、
図1で説明したものと同様な構成を有している。
【0034】次に動作について説明する。図5は実施の
形態1による無線通信システムの他の例におけるデータ
通信動作のシーケンスを示す図であり、この図5に沿っ
て携帯無線通信端末8a,8bとプロセス監視制御装置
1a,1bとの無線通信によるデータ送受動作について
説明する。上述したように携帯無線通信端末8aと携帯
無線通信端末用通信インタフェース装置7a,7bとの
間、携帯無線通信端末8bと携帯無線通信端末用通信イ
ンタフェース装置7a,7bとの間が無線通信可能であ
る。先ず、携帯無線通信端末用通信インタフェース装置
7a,7bの通信可能領域内にある携帯無線通信端末8
aから通信グループ番号確認要求信号が発信されると、
これを携帯無線通信端末用通信インタフェース装置7
a,7bが受信して、プロセス監視制御装置1a,1b
に伝送する。
【0035】プロセス監視制御装置1a,1b内の不図
示のCPUモジュールは、それぞれ通信グループ番号
a,bをセットした通信グループ番号確認応答信号を携
帯無線通信端末8aに返信する(通信グループ情報送信
ステップ)。携帯無線通信端末8aは、プロセス監視制
御装置1a,1bからの通信グループ番号確認応答信号
を受けると、これらにセットされた通信グループ番号と
自己の通信グループ番号とを照合し、自己の通信グルー
プ番号と一致するプロセス監視制御装置に対してのみ図
2で示したようなデータ通信動作シーケンスを続行し、
不一致の際はこれを中断する(図4中、×記号で示す)
(通信グループ判定ステップ)。
【0036】図4及び図5の例では、携帯無線通信端末
8aは通信グループ番号aが設定されていることから、
プロセス監視制御装置1aに対してはデータ通信動作シ
ーケンスが続行される(図4中、○記号で示す)。この
あと、プロセス監視制御装置1a内の情報を要求するア
クセス要求信号が携帯無線通信端末8aから発信され
て、プロセス監視制御装置1aは、上記アクセス要求信
号を受けると、これの内容に従ったデータ情報をセット
してアクセス応答信号として携帯無線通信端末8aに返
信する。このようにして携帯無線通信端末8aとプロセ
ス監視制御装置1aとの間で無線通信によるデータ通信
が確立される。
【0037】一方、同様に、携帯無線通信端末用通信イ
ンタフェース装置7a,7bの通信可能領域内にある携
帯無線通信端末8bから通信グループ番号確認要求信号
が発信されると、これを携帯無線通信端末用通信インタ
フェース装置7a,7bが受信して、プロセス監視制御
装置1a,1bに伝送する。プロセス監視制御装置1
a,1b内の不図示のCPUモジュールは、それぞれ通
信グループ番号a,bをセットした通信グループ番号確
認応答信号を携帯無線通信端末8bに返信する(通信グ
ループ情報送信ステップ)。携帯無線通信端末8bは、
プロセス監視制御装置1a,1bからの通信グループ番
号確認応答信号を受けると、これらにセットされた通信
グループ番号と自己の通信グループ番号とを照合し、自
己の通信グループ番号と一致するプロセス監視制御装置
に対してのみ図2で示したようなデータ通信動作シーケ
ンスを続行し、不一致の際はこれを中断する(図4中、
×記号で示す)(通信グループ判定ステップ)。
【0038】図4及び図5の例では、携帯無線通信端末
8bは通信グループ番号bが設定されていることから、
プロセス監視制御装置1bに対してはデータ通信動作シ
ーケンスが続行される(図4中、○記号で示す)。この
あと、プロセス監視制御装置1b内の情報を要求するア
クセス要求信号が携帯無線通信端末8bから発信され
て、プロセス監視制御装置1bは、上記アクセス要求信
号を受けると、これの内容に従ったデータ情報をセット
してアクセス応答信号として携帯無線通信端末8bに返
信する。このようにして携帯無線通信端末8bとプロセ
ス監視制御装置1bとの間で無線通信によるデータ通信
が確立される。
【0039】上記実施の形態1では、携帯無線通信端末
8,8a,8bがプロセス監視制御装置1,1a,1b
から通信グループ番号確認応答信号を受けて、これら信
号にセットされる通信グループ番号を自己の通信グルー
プ番号と照合する例について述べた。しかしながら、本
願発明はこれに限定されるものではなく、携帯無線通信
端末8,8a,8bがプロセス監視制御装置1,1a,
1bの無線通信可能領域内に入ると、プロセス監視制御
装置1,1a,1bから通信グループ番号確認要求信号
を携帯無線通信端末8,8a,8bに送信して、携帯無
線通信端末8,8a,8bからの通信グループ番号確認
応答信号を受けてプロセス監視制御装置1,1a,1b
が通信グループ番号の照合動作を行うようにしてもよ
い。
【0040】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、携帯無線通信端末8,8a,8b及びプロセス監視
制御装置1,1a,1bに対して無線通信によるデータ
送受を行うべき対象を特定する通信グループを設定して
おき、互いが無線通信可能となると、自己に割り当てら
れた通信グループを特定する情報である通信グループ番
号確認要求信号や通信グループ番号確認応答信号を互い
にやり取りし、通信グループ番号確認要求信号や通信グ
ループ番号確認応答信号に基づいて通信グループを判別
し、互いが同一の通信グループであるとき、無線通信に
よるデータ送受を許可するので、同一通信グループに設
定しておけば、1つの携帯無線通信端末を複数台のプロ
セス監視制御装置のデータ通信に使用することができ、
別通信グループの携帯無線通信端末からはデータ通信が
不可能であり、セキュリティーの確保やプロセス監視制
御装置の異常動作発生を防止できるという効果が得られ
る。
【0041】また、携帯無線通信端末8,8a,8bと
プロセス監視制御装置1,1a,1bとが無線通信可能
となると、自動的通信グループ番号の確認要求信号と通
信グループ番号の確認応答信号とを送受して、互いの通
信グループ番号の判定を行うことから、手数のかかるパ
スワード入力作業を省略することができるという効果が
得られる。
【0042】実施の形態2.この実施の形態2は、プロ
セス監視制御装置が、通信グループを特定する情報とと
もに自己を特定する識別情報を携帯無線通信端末に送信
するものである。
【0043】図6はこの発明の実施の形態2による無線
通信システムの構成を示す図である。図において、1c
−1,1c−2は通信グループ番号cが予め設定された
プロセス監視制御装置で、携帯無線通信端末用通信イン
タフェース装置7c−1,7c−2を具備することで携
帯無線通信端末8cと無線通信する機能を有する。ま
た、プロセス監視制御装置1c−1,1c−2を中心と
するプラント設備が隣接して設置されて、1つの携帯無
線通信端末8cの通信可能領域内に2つの携帯無線通信
端末用通信インタフェース装置7c−1,7c−2が位
置している。さらに、プロセス監視制御装置1c−1,
1c−2は、不図示のCPUモジュール内に自己を識別
する機器固有番号(識別情報)が設定されている。上記
不図示のCPUモジュールは、上記実施の形態1で示し
たものと同様の構成及び機能を備えているものとし、こ
の他に上記実施の形態1で示したものと同様の構成及び
機能を有する信号線I/Fモジュール及び伝送路I/F
モジュールを備えているものとする。なお、状態検出装
置2c−1,2c−2、制御動作装置3c−1,3c−
2、信号入力線4c−1,4c−2、信号出力線5c−
1,5c−2、伝送路6c−1,6c−2、携帯無線通
信端末用通信インタフェース装置7c−1,7c−2及
び携帯無線通信端末8cは、図1で説明したものと同様
な構成を有している。
【0044】次に動作について説明する。図7は実施の
形態2による無線通信システムにおけるデータ通信動作
のシーケンスを示す図であり、この図7に沿って携帯無
線通信端末8cとプロセス監視制御装置1c−1,1c
−2との無線通信によるデータ送受動作について説明す
る。上述したように携帯無線通信端末8cと携帯無線通
信端末用通信インタフェース装置7c−1,7c−2と
の間が無線通信可能である。先ず、携帯無線通信端末用
通信インタフェース装置7c−1,7c−2の通信可能
領域内にある携帯無線通信端末8cから通信グループ番
号確認要求信号が発信されると、これを携帯無線通信端
末用通信インタフェース装置7c−1,7c−2が受信
してプロセス監視制御装置1c−1,1c−2に伝送す
る(通信グループ情報送信ステップ)。
【0045】プロセス監視制御装置1c−1,1c−2
内の不図示のCPUモジュールは、自己に設定された通
信グループ番号cと、プロセス監視制御装置1c−1,
1c−2をそれぞれ特定する機器固有番号(識別情報)
と、を通信グループ番号確認応答信号にセットして携帯
無線通信端末8cに返信する(通信グループ情報送信ス
テップ)。携帯無線通信端末8cは、プロセス監視制御
装置1c−1,1c−2からの通信グループ番号確認応
答信号を受けると、これらにセットされた通信グループ
番号と自己の通信グループ番号とを照合し、自己の通信
グループ番号と一致するプロセス監視制御装置に対して
のみ図2で示したようなデータ通信動作シーケンスを続
行し、不一致の際はこれを中断する(通信グループ判定
ステップ)。この実施の形態2の携帯無線通信端末8c
では、プロセス監視制御装置1c−1,1c−2が共通
する通信グループ番号cが設定されていることから、デ
ータ通信を許可されたプロセス監視制御装置1c−1,
1c−2からデータ通信を行うプロセス監視制御装置を
選択する機能を有している。
【0046】具体的には、携帯無線通信端末8cが、通
信グループ番号確認応答信号からプロセス監視制御装置
1c−1,1c−2の機器固有番号を読み出すと、これ
を表示部にプロセス監視制御装置のリストとして表示す
る。このとき、ユーザが表示画面中のデータ通信を許可
されたプロセス監視制御装置のリストからデータ通信を
行うプロセス監視制御装置を選択指定する。選択指定さ
れなかったプロセス監視制御装置は、上述したデータ通
信動作シーケンスが中断される。
【0047】図7の例では、携帯無線通信端末8cはプ
ロセス監視制御装置1c−1を選択指定していることか
ら、プロセス監視制御装置1c−1に対してはデータ通
信動作シーケンスが続行される。このあと、プロセス監
視制御装置1c−1内の情報を要求するアクセス要求信
号が携帯無線通信端末8cから発信されて、プロセス監
視制御装置1c−1は、上記アクセス要求信号を受ける
と、これの内容に従ったデータ情報をセットしてアクセ
ス応答信号として携帯無線通信端末8cに返信する。こ
のようにして携帯無線通信端末8cとプロセス監視制御
装置1c−1との間で無線通信によるデータ通信が確立
される。
【0048】上記実施の形態2では、携帯無線通信端末
8cがプロセス監視制御装置1c−1,1c−2から通
信グループ番号確認応答信号を受けて、これら信号にセ
ットされる通信グループ番号を自己の通信グループ番号
と照合する例について述べたが、プロセス監視制御装置
1c−1,1c−2から通信グループ番号確認要求信号
を携帯無線通信端末8cに送信して、携帯無線通信端末
8cからの通信グループ番号確認応答信号を受けてプロ
セス監視制御装置1c−1,1c−2が通信グループ番
号の照合動作を行うようにしてもよい。このとき、上述
した機器固有番号は、通信グループ番号確認要求信号に
セットして携帯無線通信端末8cに送信するようにして
もよい。
【0049】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、プロセス監視制御装置1c−1,1c−2が、通信
グループを特定する情報である通信グループ番号確認応
答信号に通信グループ番号とともに自己を特定する識別
情報を携帯無線通信端末8cに送信するので、1つの携
帯無線通信端末に対して複数のプロセス監視制御装置が
データ通信可能となった際に、ユーザが所望のプロセス
監視制御装置とのデータ通信を選択することができるこ
とから、携帯無線通信端末とプロセス監視制御装置との
間で無線通信の利便性を向上させることができる効果が
得られる。
【0050】実施の形態3.この実施の形態3は、プロ
セス監視制御装置が、同一の通信グループが割り当てら
れた携帯無線通信端末が複数あるとき、これらのうち通
信グループを特定する情報が先着した順に無線通信によ
るデータ送受を許可するものである。
【0051】図8はこの発明の実施の形態3による無線
通信システムの構成を示す図である。図において、1d
は通信グループ番号dが予め設定されたプロセス監視制
御装置で、携帯無線通信端末用通信インタフェース装置
7dを具備することで携帯無線通信端末8d−1,8d
−2と無線通信する機能を有する。また、プロセス監視
制御装置1dのCPUモジュール、信号線I/Fモジュ
ール、及び伝送路I/Fモジュールは、少なくとも上記
実施の形態1で示したものと同様の構成及び機能を備え
ているものとする。8d−1,8d−2はプロセス監視
制御装置1dと同一の通信グループ番号dに属している
携帯無線通信端末である。また、携帯無線通信端末8d
−1,8d−2は、プロセス監視制御装置1dの携帯無
線通信端末用通信インタフェース装置7dの通信可能領
域内に位置している。なお、状態検出装置2d、制御動
作装置3d、信号入力線4d、信号出力線5d、伝送路
6d、及び携帯無線通信端末用通信インタフェース装置
7dは、図1で説明したものと同様な構成を有してい
る。
【0052】次に動作について説明する。図9は実施の
形態3による無線通信システムにおけるデータ通信動作
のシーケンスを示す図であり、この図9に沿って携帯無
線通信端末8d−1,8d−2とプロセス監視制御装置
1dとの無線通信によるデータ送受動作について説明す
る。上述したように携帯無線通信端末8d−1,8d−
2と携帯無線通信端末用通信インタフェース装置7dと
の間が無線通信可能である。先ず、携帯無線通信端末用
通信インタフェース装置7dの通信可能領域内にある携
帯無線通信端末8d−1,8d−2から通信グループ番
号確認要求信号が発信されると、これを携帯無線通信端
末用通信インタフェース装置7dが受信して、プロセス
監視制御装置1dに伝送される(通信グループ情報送信
ステップ)。
【0053】プロセス監視制御装置1d内の不図示のC
PUモジュールは、先に着信した通信グループ番号確認
要求信号から発信元の通信グループ番号を抽出し、自己
に設定された通信グループ番号dと照合する。このと
き、先に着信した通信グループ番号確認要求信号からの
通信グループ番号と自己に設定された通信グループ番号
cとが一致する場合、プロセス監視制御装置1d内の不
図示のCPUモジュールが一方の携帯無線通信端末とア
クセス中であることを示すアクセス中フラグ(CPUモ
ジュールのメモリの1ビット以上を使用して構成する)
をONにして、先に着信した通信グループ番号確認要求
信号を発信した携帯無線通信端末に、自己に設定された
通信グループ番号dをセットした通信グループ番号確認
応答信号を返信する(通信グループ判定ステップ)。図
9の例では、携帯無線通信端末8d−1の発信した通信
グループ番号確認要求信号がプロセス監視制御装置1d
に先に着信されており、上述したプロセス監視制御装置
1dからの通信グループ番号確認応答信号は、携帯無線
通信端末8d−1に返信される。また、発信した通信グ
ループ番号確認要求信号がプロセス監視制御装置1dに
先着しなかった場合、プロセス監視制御装置1d内の不
図示のCPUモジュールは、アクセス中フラグを操作せ
ずに上記次順に着信した通信グループ番号確認要求信号
を発信した携帯無線通信端末に対して、プロセス監視制
御装置1dが他の携帯無線通信端末とアクセス中である
ことを示す情報をセットした通信グループ番号確認応答
信号を送信する。このあと、プロセス監視制御装置1d
と上記次順に着信した通信グループ番号確認信号を発信
した携帯無線通信端末とのデータ通信動作シーケンスは
中断する。図9の例では、携帯無線通信端末8d−1の
発信した通信グループ番号確認要求信号がプロセス監視
制御装置1dに先に着信されており、上述したプロセス
監視制御装置1dからのアクセス中を示す情報をセット
した通信グループ番号確認応答信号が携帯無線通信端末
8d−2に返信される。
【0054】通信グループ番号確認要求信号が先にプロ
セス監視制御装置1dに着信して、この通信グループ番
号確認要求信号の通信グループ番号とプロセス監視制御
装置1dに設定された通信グループ番号dとが一致する
と、携帯無線通信端末8d−1は、プロセス監視制御装
置1dからの通信グループ番号確認応答信号を受けるこ
とにより、プロセス監視制御装置1dに対して図2で示
したようなデータ通信動作シーケンスを続行することが
できる。また、この携帯無線通信端末8d−1とプロセ
ス監視制御装置1dとの間のデータ通信が完了すると、
プロセス監視制御装置1dは上記アクセス中フラグをオ
フにして、アクセス待ちの状態となる。一方、携帯無線
通信端末8d−2は、上記通信グループ番号確認応答信
号からアクセス中を示す情報を抽出し、表示部に他の携
帯無線通信端末とプロセス監視制御装置1dとがアクセ
ス中であることを示す警告メッセージを表示する。この
とき、携帯無線通信端末8d−2のユーザは、上記警告
メッセージからプロセス監視制御装置1dに対するアク
セスを待機してもよいし、プロセス監視制御装置1dが
他の携帯無線通信端末とアクセス中であることを承知の
上でアクセスを希望する場合は、上述のようにして中断
されたデータ通信動作シーケンスを途中から再開するよ
うにしてもよい。
【0055】図9に示すように、携帯無線通信端末8d
−1とプロセス監視制御装置1dとの間でデータ通信動
作シーケンスが続行されると、プロセス監視制御装置1
d内の情報を要求するアクセス要求信号が携帯無線通信
端末8d−1から発信される。これにより、プロセス監
視制御装置1dは、受信した上記アクセス要求信号の内
容に従ったデータ情報をセットしてアクセス応答信号と
して携帯無線通信端末8d−1に返信する。このように
して携帯無線通信端末8d−1とプロセス監視制御装置
1dとの間で無線通信によるデータ通信が確立される。
【0056】また、上記実施の形態3では、プロセス監
視制御装置1dが携帯無線通信端末8d−1,8d−2
からの通信グループ番号確認要求信号を受けて、これら
信号にセットされる通信グループ番号を自己の通信グル
ープ番号と照合する例について述べたが、先着した通信
グループ番号確認要求信号を発信した携帯無線通信端末
に対してプロセス監視制御装置1dの通信グループ番号
をセットした通信グループ番号確認応答信号を送信し
て、携帯無線通信端末が通信グループ番号の照合動作を
行うようにしてもよい。
【0057】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、プロセス監視制御装置1dが、同一の通信グループ
が割り当てられた携帯無線通信端末が複数あるとき、こ
れらのうち通信グループ番号確認要求信号(通信グルー
プを特定する情報)が先着した順に無線通信によるデー
タ送受を許可するので、携帯無線通信端末のユーザがデ
ータ通信を希望するプロセス監視制御装置が他の携帯無
線通信端末とアクセス中であるか否かを知ることができ
ることから、携帯無線通信端末のプロセス監視制御装置
に対する異常アクセスを防止することができるという効
果が得られる。
【0058】上記実施の形態1から3において、携帯無
線通信端末とプロセス監視制御装置との間で無線通信に
よるデータ送受が許可されると、携帯無線通信端末が読
み出すべきデータを指定するデータ指定情報をプロセス
監視制御装置に送信するようにしてもよい。
【0059】具体的に説明すると、携帯無線通信端末
が、図2に示したデータ通信動作シーケンスを実行して
プロセス監視制御装置との間で無線通信によるデータ送
受が許可されると、表示部にプロセス監視制御装置内の
データ情報の選択画面を表示する。このとき、携帯無線
通信端末のユーザが上記データ情報の選択画面から所望
のデータを選択指定すると、この選択指定されたデータ
情報を要求するアクセス要求信号をプロセス監視制御装
置に送信する。これにより、プロセス監視制御装置は上
記選択指定されたデータ情報をセットしたアクセス応答
信号を返信する。携帯無線通信端末では、上記アクセス
応答信号から上記選択指定されたデータ情報を抽出し表
示部に表示可能に加工して上記選択指定されたデータ情
報に係る表示画面としてユーザに通知する。具体的な例
を挙げると、プロセス監視制御装置の管理上、最も通知
されるべき情報である監視設備状態情報や設備故障情報
を、携帯無線通信端末のユーザが常に選択指定して知る
ことができる。
【0060】このように、携帯無線通信端末とプロセス
監視制御装置との間で無線通信によるデータ送受が許可
されると、携帯無線通信端末が読み出すべきデータを指
定するデータ指定情報をプロセス監視制御装置に送信す
ることで、携帯無線通信端末のユーザが所望のデータを
プロセス監視制御装置から得ることができるという効果
が得られる。
【0061】また、実施の形態1から3において、携帯
無線通信端末とプロセス監視制御装置との間で無線通信
によるデータ送受が許可されると、プロセス監視制御装
置に対して携帯無線通信端末が所望の動作を設定する動
作設定情報を送信するようにしてもよい。
【0062】具体的に説明すると、携帯無線通信端末
が、図2に示したデータ通信動作シーケンスを実行して
プロセス監視制御装置との間で無線通信によるデータ送
受が許可されると、表示部にプロセス監視制御装置の動
作設定画面を表示する。このとき、携帯無線通信端末の
ユーザが上記動作設定画面から所望の動作を選択指定す
ると、この選択指定された動作を設定するアクセス要求
信号をプロセス監視制御装置に送信する。プロセス監視
制御装置は上記選択指定された動作を設定するアクセス
要求信号を受信すると、プロセス監視制御装置内のCP
Uモジュールが上記アクセス要求信号に基づいて上記選
択指定された動作設定を行う。
【0063】このように、携帯無線通信端末とプロセス
監視制御装置との間で無線通信によるデータ送受が許可
されると、プロセス監視制御装置に対して携帯無線通信
端末が所望の動作を設定する動作設定情報を送信するこ
とで、携帯無線通信端末から指示した動作をプロセス監
視制御装置に設定することができることから、携帯無線
通信端末とプロセス監視制御装置との間で無線通信の利
便性を向上させることができるという効果が得られる。
【0064】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、携帯
無線通信端末及びプロセス監視制御装置に対して無線通
信によるデータ送受を行うべき対象を特定する通信グル
ープを設定しておき、互いが無線通信可能となると、自
己に割り当てられた通信グループを特定する情報を送信
し、この通信グループを特定する情報に基づいて通信グ
ループを判別し、互いが同一の通信グループであると
き、無線通信によるデータ送受を許可するので、同一通
信グループに設定しておけば1つの携帯無線通信端末を
複数台のプロセス監視制御装置のデータ通信に使用する
ことができ、別通信グループの携帯無線通信端末からは
データ通信が不可能であり、セキュリティーの確保やプ
ロセス監視制御装置の異常動作発生を防止できるという
効果がある。
【0065】また、携帯無線通信端末とプロセス監視制
御装置とが無線通信可能となると、自動的に通信グルー
プを特定する情報を送受して、互いの通信グループの判
定を行うことから、手数のかかるパスワード入力作業を
省略することができるという効果がある。
【0066】この発明によれば、プロセス監視制御装置
を特定する識別情報を、通信グループを特定する情報と
ともに携帯無線通信端末に送信するので、1つの携帯無
線通信端末に対して複数のプロセス監視制御装置がデー
タ通信可能となった際に、ユーザが所望のプロセス監視
制御装置とのデータ通信を選択することができることか
ら、携帯無線通信端末とプロセス監視制御装置との間で
無線通信の利便性を向上させることができる効果があ
る。
【0067】この発明によれば、プロセス監視制御装置
が、同一の通信グループが割り当てられた携帯無線通信
端末が複数あるとき、これらのうち通信グループを特定
する情報が先着した順に無線通信によるデータ送受を許
可するので、携帯無線通信端末のユーザがデータ通信を
希望するプロセス監視制御装置が他の携帯無線通信端末
とアクセス中であるか否かを知ることができることか
ら、携帯無線通信端末のプロセス監視制御装置に対する
異常アクセスを防止することができるという効果があ
る。
【0068】この発明によれば、無線通信によるデータ
送受が許可されると、携帯無線通信端末が読み出すべき
データを指定するデータ指定情報をプロセス監視制御装
置に送信するので、携帯無線通信端末のユーザが所望の
データをプロセス監視制御装置から得ることができると
いう効果がある。
【0069】この発明によれば、無線通信によるデータ
送受が許可されると、プロセス監視制御装置に対して携
帯無線通信端末が所望の動作を設定する動作設定情報を
送信するので、携帯無線通信端末から指示した動作をプ
ロセス監視制御装置に設定することができることから、
携帯無線通信端末とプロセス監視制御装置との間で無線
通信の利便性を向上させることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による無線通信シス
テムの構成を示す図である。
【図2】 実施の形態1の無線通信システムによるデー
タ通信動作のシーケンスを示す図である。
【図3】 実施の形態1による無線通信システムの他の
構成を示す図である。
【図4】 実施の形態1による無線通信システムの他の
構成を示す図である。
【図5】 実施の形態1による無線通信システムの他の
例におけるデータ通信動作のシーケンスを示す図であ
る。
【図6】 この発明の実施の形態2による無線通信シス
テムの構成を示す図である。
【図7】 実施の形態2による無線通信システムにおけ
るデータ通信動作のシーケンスを示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態3による無線通信シス
テムの構成を示す図である。
【図9】 実施の形態3による無線通信システムにおけ
るデータ通信動作のシーケンスを示す図である。
【図10】 従来のプロセス監視制御プラントに適用さ
れた無線通信システムの構成を示す図である。
【図11】 従来の無線通信システムをプロセス監視制
御プラントに適用した例を示す図である。
【符号の説明】
1,1−1,1−2,1a,1b,1c−1,1c−
2,1d プロセス監視制御装置、2,2−1,2−
2,2a,2b,2c−1,2c−2,2d 状態検出
装置、3,3−1,3−2,3a,3b,3c−1,3
c−2,3d 制御動作装置、4,4−1,4−2,4
a,4b,4c−1,4c−2,4d 信号入力線、
5,5−1,5−2,5a,5b,5c−1,5c−
2,5d 信号出力線、6,6−1,6−2,6a,6
b,6c−1,6c−2,6d 伝送路、7,7−1,
7−2,7a,7b,7c−1,7c−2,7d 携帯
無線通信端末用通信インタフェース装置(通信グループ
情報送受信手段)、8,8a,8b,8c,8d−1,
8d−2 携帯無線通信端末、9 CPUモジュール
(通信グループ設定記憶手段、通信グループ判定手
段)、10 信号線I/Fモジュール、11 伝送路I
/Fモジュール(通信グループ情報送受信手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K024 AA62 CC11 DD06 GG01 GG03 GG05 5K048 AA04 AA15 BA23 DB01 DC01 EA11 EB01 HA01 HA02 5K067 AA21 BB21 DD17 DD53 EE02 EE12 FF23 HH21 HH23 KK13 5K101 KK13 LL12 PP03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信機能を有し、プラント設備のプ
    ロセスを監視・制御するプロセス監視制御装置と、これ
    と無線通信によるデータ送受を行う携帯無線通信端末と
    を備えた無線通信システムにおいて、 上記携帯無線通信端末及び上記プロセス監視制御装置に
    設けられ、無線通信によるデータ送受を行うべき対象を
    特定する通信グループを設定しておく通信グループ設定
    記憶手段と、互いが無線通信可能となると、上記通信グ
    ループ設定記憶手段に設定されている自己に割り当てら
    れた通信グループを特定する情報を送信する通信グルー
    プ情報送信手段と、 上記携帯無線通信端末及び/又は上記プロセス監視制御
    装置に設けられ、上記通信グループを特定する情報に基
    づいて上記通信グループを判別し、互いが同一の通信グ
    ループであるとき、上記無線通信によるデータ送受を許
    可する通信グループ判定手段とを備えたことを特徴とす
    る無線通信システム。
  2. 【請求項2】 プロセス監視制御装置は、自己を特定す
    る識別情報を通信グループ設定記憶手段に設定してお
    り、通信グループ情報送信手段が通信グループを特定す
    る情報とともに上記識別情報を携帯無線通信端末に送信
    し、 上記携帯無線通信端末は、上記識別情報に基づいて無線
    通信によるデータ送受を行う上記プロセス監視制御装置
    を選択することを特徴とする請求項1記載の無線通信シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 プロセス監視制御装置は、同一の通信グ
    ループが割り当てられた携帯無線通信端末が複数あると
    き、これらのうち通信グループを特定する情報が先着し
    た順に無線通信によるデータ送受を許可することを特徴
    とする請求項1又は請求項2記載の無線通信システム。
  4. 【請求項4】 携帯無線通信端末は、読み出すべきデー
    タを指定するデータ指定情報をプロセス監視制御装置に
    送信するデータ指定手段と、上記プロセス監視制御装置
    からのデータを表示する表示手段と、上記プロセス監視
    制御装置からのデータを上記表示手段が表示可能に加工
    する表示データ加工手段とを備えたことを特徴とする請
    求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の無線通
    信システム。
  5. 【請求項5】 携帯無線通信端末は、プロセス監視制御
    装置に対して所望の動作を設定する動作設定情報を送信
    する動作設定手段を備えたことを特徴とする請求項1か
    ら請求項3のうちのいずれか1項記載の無線通信システ
    ム。
  6. 【請求項6】 無線通信機能を有し、プラント設備のプ
    ロセスを監視・制御するプロセス監視制御装置と携帯無
    線通信端末との間で無線通信によるデータ送受を行う無
    線通信方法において、 上記携帯無線通信端末及び上記プロセス監視制御装置に
    対して無線通信によるデータ送受を行うべき対象を特定
    する通信グループを設定しておき、互いが無線通信可能
    となると、自己に割り当てられた通信グループを特定す
    る情報を送信する通信グループ情報送信ステップと、 上記通信グループを特定する情報に基づいて上記通信グ
    ループを判別し、互いが同一の通信グループであると
    き、上記無線通信によるデータ送受を許可する通信グル
    ープ判定ステップとを備えたことを特徴とする無線通信
    方法。
  7. 【請求項7】 通信グループ情報送信ステップにて、プ
    ロセス監視制御装置が、通信グループを特定する情報と
    ともに自己を特定する識別情報を携帯無線通信端末に送
    信することを特徴とする請求項6記載の無線通信方法。
  8. 【請求項8】 通信グループ判定ステップにて、プロセ
    ス監視制御装置は、同一の通信グループが割り当てられ
    た携帯無線通信端末が複数あるとき、これらのうち通信
    グループを特定する情報が先着した順に無線通信による
    データ送受を許可することを特徴とする請求項6又は請
    求項7記載の無線通信方法。
  9. 【請求項9】 通信グループ判定ステップにて無線通信
    によるデータ送受が許可されると、携帯無線通信端末が
    読み出すべきデータを指定するデータ指定情報をプロセ
    ス監視制御装置に送信するデータ指定ステップを備えた
    ことを特徴とする請求項6から請求項8のうちのいずれ
    か1項記載の無線通信方法。
  10. 【請求項10】 通信グループ判定ステップにて無線通
    信によるデータ送受が許可されると、プロセス監視制御
    装置に対して携帯無線通信端末が所望の動作を設定する
    動作設定情報を送信する動作設定ステップを備えたこと
    を特徴とする請求項6から請求項8のうちのいずれか1
    項記載の無線通信方法。
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