JP4005573B2 - 通信権決定方法、端末装置、及び、コンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

通信権決定方法、端末装置、及び、コンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は通信権決定方法、端末装置、及び、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に係り、特に、ホストコンピュータと複数の端末とで通信を行う通信権決定方法、端末装置、及び、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
ホストコンピュータと複数の端末とでデータ通信を行う場合、通信アダプタ(以降、アダプタとする)に端末を接続して、アダプタどうしをケーブルで接続し、そのうちの一台を選択的にホストと接続する。このとき、端末はホストと他の端末の接続状態を信号線により確認して、他の端末が通信を行っていない状態のときに通信を行っていた。
このような方式ではアダプタに信号線の状態を確認し、判断する手段が必要となり、アダプタのコストが高くなる。
また、別の方法として、複数の端末に認識番号(ID)を付し、ホストでIDを管理し、ホストからIDを使って、複数の端末のそれぞれに順次ポーリングを行い通信権の決定を行う方法がある。しかし、このような方式では、複数の端末に順次ポーリングを行うので、通信を行うまでに時間がかかってしまう。
そこで、安価で、容易に実現できる通信権決定方法が望まれている。
図13に従来の一例のブロック構成図を示す。
従来のホストコンピュータと複数の端末とでデータ通信を行う場合の通信システム90は、複数の端末装置91−1〜91−Nの各端末に通信アダプタ92を設け、ホストコンピュータ93と通信アダプタ92とをケーブル94によりデイジーチェーン方式により接続した構成とされている。
複数の端末装置91−1〜91−Nがホストコンピュータ93と通信を行う場合、通信アダプタ92によりケーブル94の信号の状態を検出し、使用している端末装置が存在しない場合にホストコンピュータ93に接続する。
また、上記方式以外で複数台接続を実現する方法としては、端末毎に任意のlDを決めておきホストから各IDに順次ポーリングを行うポーリング方式が考えられる。
図14に従来の他の一例の動作説明図である。
この通信システム100では、まず、ホストコンピュータ101から識別番号(ID)「001」の端末102−1にポーリングデータが供給される。
端末102−1は、ホストコンピュータ101からポーリングデータが供給されるときに、ホストコンピュータ101との通信を行う要求が発生していなければ、応答データとして、通信否定データをホストコンピュータ101に応答する。
ホストコンピュータ101は、端末102−1から応答データを受信し、解析し、通信否定データであれば、次に、ホストコンピュータ101から識別番号(ID)「002」の端末102−2にポーリングデータを供給する。
端末102−2は、ホストコンピュータ101からポーリングデータが供給されるときに、ホストコンピュータ101との通信を行う要求が発生していなければ、応答データとして、通信否定データをホストコンピュータ101に応答する。
ホストコンピュータ101は、端末102−2から応答データを受信し、解析し、通信否定データであれば、次に、ホストコンピュータ101から次の識別番号(ID)の端末にポーリングデータを供給し、上記動作を繰り返す。
このとき、ホストコンピュータ101は、例えば、端末102−Nからの応答データが通信肯定データであるときには、端末102−Nとデータ通信処理を実施し、通信を行う。この間、ポーリングデータはどの端末にも送信されない。
ホストコンピュータ101は、端末102ーNとの通信が終わると、再び最初の認識番号「001」の端末102−1から順次ポーリングデータを供給し、同様の動作を繰り返す。
しかるに、図13に示すデイジーチェーン方式で接続された通信アダプタで信号線の状態を検出し、通信の実施状態を確認して、通信が行われていないときだけ、通信を行う方式では、通信アダプタで信号線の状態を検出するハードを設ける必要があるので、コストが上昇してしまう等の問題点があった。
また、図14に示す端末毎に任意のIDを決めておきホストからIDを使用しての各端末に順次ポーリングを行うポーリング方式では、端末毎にIDをもたなければならず、ホスト側でID管理が必要となり、端末、及び、ホストでの処理が煩雑になる等の問題点があった。
また、ホストは接続されている端末一台毎にIDを使ってポーリングするため、複数台接続を行った際、全台の通信が終了するまで時間がかかってしまう等の問題点がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、端末の複数台接続環境下における通信を、低コストで、かつ、短い通信時間で行える通信方法及びそれに用いられる通信権決定方法、端末装置、及び、コンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とする。
本発明は、ホストコンピュータに接続された複数の端末装置とホストコンピュータとの通信権を決定する通信決定方法において、各端末装置において、接続要求が発生したときに計時された接続依頼時間に基づき、ホストコンピュータからのポーリングデータを受信してから応答データを送信するまでの応答時間を設定し、ポーリング情報を受信してから応答時間経過後に、応答時間を当該端末装置の認識情報として応答データに付与してホストコンピュータに送信し、ホストコンピュータは端末装置から受信した応答データのうち最初に受信した応答データに付与された認識情報を通信確認情報にそのまま付与して複数の端末装置に送信するとともに、端末装置との通信を開始し、端末装置はホストコンピュータから送信された通信確認情報に付与された認識情報が自装置のものであれば、ホストコンピュータとの通信を開始することを特徴とする。
本発明によれば、各端末において、接続依頼時間に基づき、ホストからのポーリングデータを受信してから応答データを送信するまでの応答時間を設定し、応答時間経過後に、応答時間を当該端末の認識情報として応答データに付与してホストに送信し、ホストにより、受信した応答データに付与された応答時間に基づいて各端末装置毎に異なる値となるように、端末の認識情報を設定し、接続確認データに付与して複数の端末に同報送信し、端末から受信した応答データのうち最初に受信した応答データに付与された認識情報を通信確認情報に付与して複数の端末に送信することにより、ホストが端末を識別するための情報を管理する必要がなくなり、ホストの負荷を軽減できるなどの特長を有する。
図1に本発明の一実施例のブロック構成図を示す。
本実施例の通信システム1は、ホストコンピュータ2と複数の端末装置3−1〜Nとがケーブル4によりデイジーチェーン構成により接続されている。
図2に本発明の一実施例のホストコンピュータのブロック構成図を示す。
ホストコンピュータ2は、演算処理を行うCPU11、CPU11の作業用記憶領域を構成するRAM12、コンピュータの起動に用いられるBIOSなどが格納されたROM13、プログラム、データなどが格納されたハードディスク装置14、フロッピー(登録商標)ディスク15に情報を記録、及び、フロッピー(登録商標)ディスク15に記録された情報を再生入力するフロッピー(登録商標)ディスク装置16、CD−ROM17に記録された情報を再生するCD−ROM装置18、処理情報を表示するディスプレイ19、ディスプレイ19を制御する表示コントローラ20、コマンド、データなどの入力するキーボード21、マウス22、キーボード21、マウス22を接続するインタフェース23、端末装置3−1〜3−Nとの接続を行う通信制御装置(通信アダプタ)24から構成される。
ホストコンピュータ2のハードディスク装置14には、メインプログラム、端末装置3−1〜3−Nとの通信を確立するための通信確立プログラム、端末装置3−1〜3−Nとの通信を実行する通信プログラムが格納されている。なお、通信確立プログラムは、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク15、CD−ROM17からフロッピー(登録商標)ディスク装置16、CD−ROM装置18によりハードディスク装置14にインストールしてもよい。
また、通信確立プログラムは、通信装置を介してオンラインによりハードディスク装置16にインストールしてもよい。さらに、通信確立プログラムを提供する記録媒体は、上記フロッピー(登録商標)ディスク15、CD−ROM17に限られるものではなく、光磁気ディスクなど他の記録媒体であってもよい。
さらに、通信確立プログラムは、ハードディスク装置14に格納した後、実行する構成としたが、記録媒体から直接実行するようにしてもよい。
図3に本発明の一実施例の端末装置のブロック構成図を示す。
端末装置3−1〜3−Nは、演算処理を行うCPU31、CPU31の作業用記憶領域を構成するRAM32、コンピュータの起動に用いられるBIOSなどが格納されたROM33、プログラム、データなどが格納されたハードディスク装置34、フロッピー(登録商標)ディスク35に情報を記録、及び、フロッピー(登録商標)ディスク35に記録された情報を再生入力するフロッピー(登録商標)ディスク装置36、CD−ROM37に記録された情報を再生するCD−ROM装置38、処理情報を表示するディスプレイ39、ディスプレイ39を制御する表示コントローラ40、コマンド、データなどの入力するキーボード41、マウス42、キーボード41、マウス42を接続するインタフェース43、ホストコンピュータ2との接続を行う通信制御装置(通信アダプタ)44から構成される。
端末装置3−1〜Nのハードディスク装置34には、メインプログラム、ホストコンピュータ2との通信を確立するための通信確立プログラム、ホストコンピュータ2との通信を実行する通信プログラムが格納されている。なお、通信確立プログラムは、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク35、CD−ROM37からフロッピー(登録商標)ディスク装置36、CD−ROM装置38によりハードディスク装置34にインストールしてもよい。
また、通信確立プログラムは、通信装置を介してオンラインによりハードディスク装置36にインストールしてもよい。さらに、通信確立プログラムを提供する記録媒体は、上記フロッピー(登録商標)ディスク35、CD−ROM37に限られるものではなく、光磁気ディスクなど他の記録媒体であってもよい。
さらに、通信確立プログラムは、ハードディスク装置34に格納した後、実行する構成としたが、記録媒体から直接実行するようにしてもよい。
次に、ホストコンピュータ2と端末装置3−1〜3−Nとの通信を確立するための通信確立プログラムの処理について図面とともに説明する。
まず、ホストコンピュータ2での通信確立プログラムの動作を説明する。
図4に本発明の一実施例のホストコンピュータの通信確立プログラムの処理フローチャートを示す。
ホストコンピュータ2では、終了タイマがタイムアウトするまで、複数の端末に対してポーリングデータを送信する(ステップS1−1、S1−2)。
図5に本発明の一実施例のホストコンピュータで生成されるポーリングデータのデータ構成図を示す。
ポーリングデータは、6バイトのデータから構成され、通常、データでは現れないような、数値配列となっている。例えば、図5に示すように1バイト目は16進数で「50」、2バイト目は16進数で「81」、3バイト目は16進数で「01」、4バイト目は16進数で「10」、5、6バイト目は16進数で「FF」に設定されている。
図4に戻って説明を続ける。
ステップS1−1で、複数の端末に対してポーリングデータを送信した後、応答データ監視タイマを起動する(ステップS1−3)。
ステップS1−3で、応答データ監視タイマが起動された後、応答データ監視タイマのタイムアウト時間が監視される(ステップS1−4)。
ステップS1−4で、応答データ監視タイマがタイムアウトすると、ステップS1−2に戻って、再びポーリングデータが出力される。
また、応答データ監視タイマのカウントが監視時間内に端末装置3−1〜3−Nのいずれかからポーリングデータに応答する応答データを受信すると、次に、受信した応答データが正常か否かが判断される(ステップS1−6)。
ステップS1−6で、受信した応答データが正常であれば、各端末装置毎に異なる値に設定され、応答データに付与されたポーリングデータが供給されてから応答データを送信するまでの応答時間を示すデータを含む接続確認データを生成し、端末装置3−1〜3−Nに同報送信する(ステップS1−7)。
ステップS1−7で、接続確認データを送信した後、通信プログラムを起動する(ステップS1−8)。
図6に本発明の一実施例のホストコンピュータで生成される接続確認データのデータ構成図を示す。
接続確認データは、6バイトのデータから構成され、通常、データでは現れないような、数値配列となっている。例えば、図6に示すように1バイト目は16進数で「52」、2バイト目は16進数で「81」、3、4バイト目に16進数で応答時間のデータ「XX」、「YY」が配置され、5、6バイト目は16進数で「FF」に設定されている。
図4に戻って説明を続ける。
また、ステップS1−6で、応答データを正常に受信できない、例えば、複数の応答データが重なったりして応答データを読み取ることができない場合には、受信した応答データを無効とする(ステップS1−9)。
上記ホストコンピュータ2側の通信確立用プログラムにより、端末装置3−1〜3−Nに対して接続依頼を許可するポーリングデータの送信、及び、送信したポーリングデータに対する端末装置3−1〜3−Nからの応答データにより接続確認を行う通信確認データの送信が行われ、ホストコンピュータ2と端末装置3−1〜3−Nのうちの所定の端末装置との通信が確立される。
次に、端末装置3−1〜3−Nでの通信確立プログラムの処理について説明する。
図7に本発明の一実施例の端末装置の通信確立プログラムの処理フローチャートを示す。
端末装置3−1〜3−Nでは、ホストコンピュータ2との接続要求が発生すると(ステップS2−1)、ソフト的に設定されている接続監視タイマが起動する(ステップS2−2)。
接続監視タイマは、所定の時間でタイムアウトするように設定されており、接続監視タイマが起動されると、接続監視タイマのタイムアウトが監視される(ステップS2−3)。ステップS2−3で接続監視タイマがタイムアウトとなると、通信確立用プログラムは中止される。
また、ステップS2−3で、接続監視タイマのタイムアウト時間内にホストコンピュータ2からケーブル4を介してポーリングデータが供給されると(ステップS2−4)、データ受信処理が行われ、受信データの解析が行われる(ステップS2−5)。
ステップS2−5の処理結果から、受信データがポーリングデータか否かを判定する(ステップS2−6)。ステップS2−6で、受信データがポーリングデータである場合には、応答時間タイマを起動し(ステップS2−7)、応答時間タイマがタイムアウトするのを監視する(ステップS2−8)。
ステップS2−8で応答時間タイマがタイムアウトすると、次に、ホストコンピュータ2に接続を要求する応答データを生成し、ケーブル4を介してホストコンピュータ2に送信する(ステップS2−9)。
応答時間は、例えば、端末装置3−1〜3−Nが接続を依頼されたときの時間を1ms単位で獲得し、獲得した時間の下1桁、獲得した時間が1234msであれば、4ms、獲得した時間が235msであれば、5ms、が監視時間として設定される。以上のような設定方法によれば、応答時間タイマのタイムアウト時間は、可変情報となる。各端末装置3−1〜3−Nでは、応答時間は、接続依頼時間によって設定されるため、各端末装置3−1〜3−Nで管理する必要がない。よって、端末装置3−1〜3−Nでオペレータなどが一々時間を設定する必要がなく、端末装置の接続を容易に行える。応答データには、端末装置3−1〜3−Nの応答時間タイマのタイムアウト時間が端末装置3−1〜3−Nの識別情報として付与される。
図8に本発明の一実施例の端末装置で生成される応答データのデータ構成図を示す。
応答データは、6バイトのデータから構成され、通常、データでは現れないような、数値配列となっている。例えば、図6に示すように1バイト目は16進数で「4C」、2バイト目は16進数で「81」、3、4バイト目に16進数で応答時間t1〜tNに相当するデータ「XX」、「YY」が配置され、5、6バイト目は16進数で「FF」に設定されている。
図7に戻って説明を続ける。
端末装置3−1〜3−Nは、ステップS2−9で、ホストコンピュータ2に応答データを送信した後、ホストコンピュータ2から送信される接続確認データの受信を待機する。ホストコンピュータ2からの接続確認データが接続監視タイマのタイムアウト時間内に正常に供給されれば、通信プログラムを起動する(ステップS2−11)。このとき、接続確認データの正常、異常の判断は、ホストコンピュータ2から供給される接続確認データに付与された識別情報が自装置により応答データに付与されたものであるとき、ホストコンピュータ2からの接続確認データが正常に供給されたものと判断することにより行われる。
なお、このとき、ホストコンピュータ2では、接続確認データを生成するときに、応答データに付与された認識情報をそのまま、接続確認データに付与して送信するので、ホストコンピュータ2側で複数の端末装置3−1〜3−Nの認識情報を管理する必要がない。
次に、ホストコンピュータ2と端末装置3−1〜3−Nとの通信確立時の各プログラムの起動動作について図面とともに説明する。
図9に本発明の一実施例のプログラムの起動動作を説明するための図を示す。 まず、ホストコンピュータ2のメインプログラム51が起動されると、ホストコンピュータ51の通信確立プログラム52が起動される。前述した通信確立プログラム52では、端末装置3−1〜3−Nに対してポーリングデータが所定の時間毎に供給される。
ホストコンピュータ2の通信確立プログラム52では、後述するようにポーリングデータに応じて端末装置3−1〜3−Nから応答データが供給され、端末装置3−1〜3−Nとの通信が確立すると、メインプログラム51に通信が確立したことを通知する。
メインプログラム51では、通信確立プログラム52により、所定の端末装置との通信が確立すると、次に、通信プログラム53を起動する。通信プログラム53は、通信が確立された端末装置と通信を行う。通信プログラム53は、所定の端末装置との通信が終了すると、メインプログラム51に通信が終了した旨の通知を行う。
メインプログラム51は、通信プログラム53から所定の端末装置との通信が終了した旨の通知を受信すると、再び、通信確立プログラム52を起動する。メインプログラム51は、処理が終了するまで、通信確立プログラム52を起動し、端末装置3−1〜3−Nとの通信確立を行う。
一方、端末装置3−1〜3−Nでは、メインプログラム61が起動され、メインプログラム61によりホストコンピュータ2との通信が要求されると、接続確立プログラム62が起動される。
通信確立プログラム62は、前述したようにホストコンピュータ2から供給されるポーリングデータに応じて応答データを作成し、ホストコンピュータ2に供給する。通信確立プログラム62は、ホストコンピュータ2との通信が確立すると、メインプログラム61に通知する。
メインプログラム61は、通信確立プログラム62でホストコンピュータ2との通信が確立した旨の通知を受けると、通信プログラム63を起動する。通信プログラム63は、ホストコンピュータ2との通信を制御する。
通信プログラム63は、ホストコンピュータ2との通信が終了すると、メインプログラム61に通信が終了した旨の通知を行い、処理を終了する。メインプログラム61は、通信の終了通知を受けて、ホストコンピュータ2への通信要求に応じた処理を終了し、他の処理を行う。
なお、通信確立プログラム62は、ホストコンピュータ2との通信が確立できなかった場合には、通信不確立の通知をメインプログラム61に行う。この場合、メインプログラム61は、再び、通信確立プログラム62を起動して、ホストコンピュータとの通信の確立を実行する。
次に、ホストコンピュータ2と端末装置3−1〜3−Nとの通信確立動作について図面とともに説明する。
図10に本発明の一実施例の通信確立動作の説明図を示す。
通信確立時には、前述したホストコンピュータ2の通信確立プログラム52かにより端末装置3−1〜3−Nにポーリングデータが供給される。端末装置3−1〜3−Nで通信確立プログラム62が起動されている場合には、通信確立プログラム62は、前述したようにホストコンピュータ2から供給されたポーリングデータに応じて応答データを作成する。応答データには、端末装置3−1〜3−N毎に応答時間t1〜tNに応じて設定された認識情報が付与される。
例えば、図10に示すように端末装置3−1〜3−3で通信確立プログラムが起動されている場合には、端末装置3−1からはポーリングデータが供給されてから応答時間t1後に応答時間t1に基づいて生成された認識情報を付与した応答データがホストコンピュータ2に送信され、端末装置3−2からはポーリングデータが供給されてから応答時間t2後に応答時間t2(>t1)からなる認識情報を付与した応答データがホストコンピュータ2に送信され、端末装置3−3からはポーリングデータが供給されてから応答時間t3後に応答時間t3(>t2>t1)に基づいて生成された認識情報を付与した応答データがホストコンピュータ2に送信される。
ホストコンピュータ2では、ポーリングデータを送信してから最初に受信した応答データを有効とし、その後に供給された応答データは無効とする。このため、端末装置3−1〜3−3から応答データが供給された場合には、図10に示すように端末装置3−1から供給された応答データを有効とし、他の端末装置3−2、3−3から供給された応答データは無効とする。
ホストコンピュータ2は、有効とした応答データに付与された認識情報、すなわち、端末装置3−1に予め設定された応答時間t1を付与した通信確認データを生成し、全ての端末装置3−1〜3−Nに送信する。全ての端末装置3−1〜3−Nのうち通信確認プログラムが起動された端末装置3−1〜3−3で、通信確認データが受信される。通信確認プログラムでは、受信した通信確認データのうち、自装置の応答時間t1〜tNが付与された応答データだけを正常であると判断して、他のデータは無効と判断する。
よって、ホストコンピュータ2の通信確立プログラムで、図10に示すように端末装置3−1の応答時間t1が認識情報として付与された応答データが有効とされた場合には、端末装置3−1〜3−Nに送信される通信確認データに端末装置3−1の応答時間t1が認識情報として付与されるため、端末装置3−1では通信確認データが正常と判断されるが、端末装置3−2、3−3では正常とは判断されない。
このため、端末装置3−1でだけ、通信プログラムが起動され、ホストコンピュータ2との通信が可能となる。
以上、本実施例によれば複数台接続を実現するための方式を搭載した通信アダプタを必要とせず、予めIDを用意する必要もなく、更に一台毎にポーリングする必要もなくなるため、通信時間の短縮が図れる。
なお、本実施例では、ケーブル4を介してホストコンピュータ2と複数の端末装置3−1〜3−Nが接続されたデータ通信システム1に本発明を適用したものについて説明したが、本発明が適用できるシステムは、上記のものに限られるのもではなく、光通信を用いたシステムや、無線通信を用いたシステムに用いることもできる。
図11に本発明の第2実施例のブロック構成図を示す。同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
本実施例の通信システム70は、図1の通信制御装置24、44をケーブル4ではなく、光通信アダプタ71、72に接続し、ホストコンピュータ2と端末装置3−1〜3−Nとを光通信回線で接続してなる。
図12に本発明の第3実施例のブロック構成図を示す。同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
本実施例の通信システム80は、図1の通信制御装置24、44をケーブル4ではなく、無線通信アダプタ81、82に接続し、ホストコンピュータ2と端末装置3−1〜3−Nとを無線通信回線で接続してなる。
本発明の一実施例のブロック構成図である。 本発明の一実施例のホストコンピュータのブロック構成図を示す。 本発明の一実施例の端末装置のブロック構成図を示す。 本発明の一実施例のホストコンピュータの通信確立プログラムの処理フローチャートである。 本発明の一実施例のホストコンピュータで生成されるポーリングデータのデータ構成図である。 本発明の一実施例のホストコンピュータで生成される接続確認データのデータ構成図である。 本発明の一実施例の端末装置の通信確立プログラムの処理フローチャートである。 本発明の一実施例の端末装置で生成される応答データのデータ構成図である。 本発明の一実施例のプログラムの起動動作を説明するための図である。 本発明の一実施例の動作説明図である。 本発明の一実施例の他の適用例のブロック構成図である。 本発明の一実施例の第2適用例のブロック構成図である。 従来の一例のブロック構成図である。 従来の他の一例の動作説明図である。
符号の説明
1 通信システム
2 ホストコンピュータ
3−1〜3−N 端末装置
4 ケーブル
11、31 CPU、12、32 RAM、13、33 ROM
14、34 ハードディスク装置
15、35 フロッピー(登録商標)ディスク
16、36 フロッピー(登録商標)ディスク装置
17、37 CD−ROM
18、38 CD−ROM装置
19、39 ディスクプレイ
20、40 表示コントローラ
21、41 キーボード
22、42 マウス
24、44 通信制御装置

Claims (3)

  1. ホストコンピュータに接続された複数の端末装置と該ホストコンピュータとの通信権を決定する通信決定方法において、
    各端末装置において、接続要求が発生したときに計時された接続依頼時間に基づき、前記ホストコンピュータからのポーリングデータを受信してから応答データを送信するまでの応答時間を設定し、該ポーリング情報を受信してから該応答時間経過後に、該応答時間を当該端末装置の認識情報として応答データに付与して前記ホストコンピュータに送信し、
    前記ホストコンピュータは、前記端末装置から受信した前記応答データのうち最初に受信した応答データに付与された前記認識情報を通信確認情報にそのまま付与して前記複数の端末装置に送信するとともに、前記端末装置との通信を開始し、
    前記端末装置は、前記ホストコンピュータから送信された前記通信確認情報に付与された前記認識情報が自装置のものであれば、前記ホストコンピュータとの通信を開始する通信権決定方法。
  2. ホストコンピュータとの通信を行う端末装置において、
    接続要求が発生したときに計時された接続依頼時間に基づき、前記ホストコンピュータからのポーリング情報を受信してから応答データを送信するまでの応答時間を設定し、該ポーリング情報を受信してから該応答時間経過後に、前記応答時間を前記応答データに付与して前記ホストコンピュータに送信する応答データ送信手段と、
    前記ホストコンピュータから通信確認情報を受信し、該通信確認情報に付与された応答時間が自装置のものであれば、前記ホストコンピュータとの通信を開始する通信確立手段を有することを特徴とする端末装置。
  3. ホストコンピュータとの通信を行う端末装置に、
    接続要求が発生したときに計時された接続依頼時間に基づき、前記ホストコンピュータからのポーリング情報を受信してから応答データを送信するまでの応答時間を設定し、該ポーリング情報を受信してから該応答時間経過後に、前記応答時間を前記応答データに付与して前記ホストコンピュータに送信する応答データ送信手順と、
    前記ホストコンピュータから通信確認情報を受信し、該通信確認情報に付与された応答時間が自装置のものであれば、前記ホストコンピュータとの通信を開始する通信確立手順とを実行させるプログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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