JP2002063605A - 自動券売機の駅名検索・表示方法及びその自動券売機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者が目的とする駅の正式名称を正しく覚
えていなくとも、容易に乗車券を購入できる自動券売機
の駅名検索・表示方法及びその自動券売機。 【解決手段】 タッチパネル付き表示装置１の表示画面
に５０音による仮名文字を表示し、利用者が前記５０音
のうちの１つの仮名文字を選択すると、該選択された音
を先頭文字とする担当領域内の全ての正式名称の駅名及
び該正式名称の駅名のうちのいずれかの駅名と類似名称
の全ての駅名を検索し、該検索結果を前記表示画面に表
示する制御部６を有する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、自動券売機の表示
画面に表示させる駅名の検索・表示方法及びその自動券
売機に関すものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、鉄道等の交通機関の自動券売機で
切符を購入する場合、利用者は自分の乗車駅から降車駅
までの運賃を運賃表示盤等で調べた上で、その金額のボ
タンを押して切符を購入していた。この方式では利用者
が運賃表示盤等から運賃を調べるのに手間がかかるた
め、これを解消する方法として、降車駅の先頭仮名文字
を入力して切符を選択する、いわゆる“仮名駅名選択”
の方法が、例えば特開平８−３０８１７号公報に開示さ
れている。

【０００３】上記特許公開公報による方式では、利用者
が表示画面上に表示された５０音のいずれか一つの音を
選択することにより降車駅の先頭文字を入力すると、画
面にその文字で始まる駅名及びその駅名の駅までの乗車
料金とを対とした駅名群の一覧が表示され、その中から
目的の駅名を選択することで切符を購入することができ
る。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の方法では利用者は降車駅の正式名称を正しく覚え
ている必要があった。即ち降車駅の正式名称が間違えや
すい駅名の場合や、利用者が地名は覚えているが駅名の
正式名称を覚えていない場合には、利用者は目的の降車
駅を見つけるのが困難であるという問題があった。例え
ば「上中里（カミナカザト）」の「カミ」は「ウエ」と
も読むので、正しくは「カ」を押せば表示されるが、間
違えて「ウ」を押すと目的の駅名は表示されない。

【０００５】また、駅名には、「鉄道会社名＋地名」
（例えば西武新宿）、「方角＋地名」（例えば北浦
和）、「新＋地名」（例えば新横浜）といった構成の駅
名等が多く、例えば利用者は「地名」で覚えていること
が多いが、地名の頭文字で検索すると、目的の駅名は一
覧には出てこない（例えば「浦和」の「ウ」を押しても
「北浦和」は表示されない）。その他にも、「ず」と
「づ」を間違えて押すと、目的とする駅名が表示させな
い等の問題もあった。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明に係る自動券売機
の駅名検索・表示方法及びその自動券売機は、自動券売
機の表示画面に表示させる駅名の検索・表示方法及びそ
の自動券売機において、前記自動券売機の表示画面に５
０音による仮名文字を表示し、利用者が前記５０音のう
ちの１つの仮名文字を選択すると、該選択された音を先
頭文字とする担当領域内の全ての正式名称の駅名及び該
正式名称の駅名のうちのいずれかの駅名と類似名称の全
ての駅名を検索し、該検索結果を前記表示画面に表示す
るものである。なお本発明における仮名文字は、片仮名
及び平仮名のいずれも含むものである。

【０００７】また本発明に係る自動券売機の駅名検索・
表示方法及びその自動券売機は、自動券売機の表示画面
に表示させる駅名の検索・表示方法及びその自動券売機
において、前記自動券売機の表示画面に少くとも
「新」、「東」、「西」、「南」及び「北」の漢字文字
を表示し、利用者が前記漢字文字のうちの１つを選択す
ると、該選択された漢字を先頭文字とする担当領域内の
全ての駅名を検索し、該検索結果を前記表示画面に表示
するものである。

【０００８】

【発明の実施の形態】図１は本発明の実施形態１，２に
係る自動券売機の構成図である。図１の自動券売機は、
切符の選択画面や、５０音検索画面などを表示すると共
に、利用者が各種入力操作を行うタッチパネル付き表示
装置１、硬貨の入出金を行う硬貨部２、紙幣の入出金を
行う紙幣部３、切符の発行や読み取りを行う発券プリン
タ４、定期券の発行や読み取りを行う定期券発行部５、
上記１〜５の制御を行う制御部６からなる。上記制御部
６には、演算を行うＣＰＵの他に、駅名検索テーブル等
の各種のデータが格納されるハードディスクなどが含ま
れる。

【０００９】なお、媒体を扱うユニットとしては、上記
２〜５のユニットの他にもクレジットカードを扱うユニ
ットやＩＣカードを扱うユニットなどが接続され、制御
部６によって制御される場合もある。また、上記２〜５
のユニットの全てが含まれている必要はなく、例えば定
期券発行部５がない自動券売機もある。

【００１０】図２は図１の自動券売機の顧客操作面の外
観図である。図２の顧客操作部７には、図１のタッチパ
ネル付き表示装置１が埋め込まれており、利用者はこの
顧客操作部７を操作して、買いたい商品（例えば目的と
する駅名までの乗車券）を選択する。そのほか、図２の
顧客操作面７には、紙幣挿入／排出口、硬貨挿入口、硬
貨排出口及び商品取出口が設けられている。以下本発明
の実施形態１及び２に係る自動券売機の動作を図面を用
いて説明する。

【００１１】実施形態１ 実施形態１は、５０音による仮名文字を用いて、利用者
に選択された音を先頭文字とする駅名の検索・表示を行
うが、この場合に正式名称の駅名のみならず類似名称の
駅名の検索・表示も行うものである。図３は本発明の実
施形態１，２に係る商品一覧画面の例を示す図、図４は
本発明の実施形態１に係る仮名選択画面の例を示す図、
図５は図４で「シ」を選択した場合の駅名一覧画面の例
を示す図である。

【００１２】図３〜図５を参照して、図１，２の自動発
券機の実施形態１の動作を説明する。まず、自動発券機
の顧客操作部７に、例えば図３のように、商品の一覧が
表示される。図３には、金額で指定した乗車券を購入で
きるボタンが表示されており、利用者が目的とする降車
駅までの運賃を正しく覚えている場合には、必要な額の
金銭投入と該当金額のボタンを押すことにより、直ちに
乗車券を購入できる。

【００１３】また利用者が目的とする降車駅までの運賃
を正しく覚えていない場合には、図３の下部に「駅名で
指定」のボタンが用意されているので、利用者がこのボ
タンを押すと、仮名文字により目的とする降車駅の選択
可能な画面として、例えば図４のような５０音が並んだ
画面に移行する。

【００１４】利用者が目的とする降車駅の先頭文字とし
て、図４に示された５０音のうちの１つの仮名文字のボ
タンを押下すると、自動券売機は、その仮名文字の音を
先頭文字とする担当領域内の全ての正式名称の駅名及び
この正式名称の駅名のいずれかと類似名称の全ての駅名
を検索し、この検索結果をタッチパネル付き表示装置１
の表示画面に表示する。図５は、図４で利用者が「シ」
の仮名文字を選択した場合の駅名一覧画面の例を示して
おり、利用者はこのなかから目的とする降車駅のボタン
を押下することで、金銭投入を条件に、その駅までの乗
車券を購入できる。

【００１５】本実施形態１によって、利用者の選択した
１つの音によって正式名称の全ての駅名と共に検索・表
示される正式名称の駅名のうちのいずれかの駅名と類似
名称の全ての駅名には、少くとも、正式名称の駅名に含
まれる地名と同一地名が含まれている類似名称の駅名及
び正式名称の駅名の先頭文字の漢字を誤読した音による
類似名称の駅名並びに正式名称の駅名の先頭仮名文字の
「ず」または「づ」のいずれか一方を他方と間違えた類
似名称の駅名が含まれる。

【００１６】上記正式名称の駅名に含まれる地名と同一
地名が含まれる類似名称の駅名の表示例として、図４で
利用者が「シ」のボタンを押下した場合、図５に示すよ
うに、先頭文字が「シ」の駅名だけではなく、正式名称
の駅名の「新宿」という地名を部分的に含む類似名称の
駅名である「西新宿」、「南新宿」、「西武新宿」など
も候補として表示されている。正式名称と類似の名称の
駅名としては、「鉄道会社名＋地名」、「方角＋地
名」、「新＋地名」などがあり、このような駅名の場
合、利用者が目的駅のある「地名」だけ覚えいて、「地
名」の先頭仮名文字を押した場合、従来の自動券売機で
は表示されなかったが、本発明の実施形態１では、同一
地名を含む類似名称の駅名として表示されるので、利用
者の利便性が向上する。

【００１７】なお表示画面の移行は、次に進むことも、
前に戻ることも自由にできる。例えば図３で「駅名指
定」のボタンを押すと図４に移行し、図４の「金額で指
定」のボタンを押すと図３に戻る。また図４の５０音の
いずれかのボタンを押すと図５に移行し、図５の「前に
戻る」のボタンを押すと図４に戻る。

【００１８】上記正式名称の駅名の先頭文字の漢字を誤
読した音による類似名称の駅名の例としては、次のよう
なものがある。 「上中里：カミナカザト」の「カミ」は「ウエ」と誤読
する場合があるので、仮名文字の「カ」または「ウ」の
いずれが押されても「上中里」を表示させる。 「東十条：ヒガシジュウジョウ」の「ヒガシ」は「ト
ウ」とも読むので、仮名文字の「ヒ」または「ウ」のい
ずれが押されても「東十条」を表示させる。 「西日暮里：ニシニッポリ」の「ニシ」は「サイ」や
「セイ」とも読むので、仮名文字の「ニ」、「サ」また
は「セ」のいずれが押されても「西日暮里」を表示させ
る。

【００１９】また先頭仮名文字の「ず」と「づ」は、い
ずれが正式文字か判らない場合が多いので、「ず」と
「づ」のいずれか一方が押されても、必ず他方の先頭仮
名文字の駅名も表示するようにしている。その結果、利
用者が目的駅の先頭文字の漢字を誤読した場合の駅名
や、利用者が正式名称を覚えていない、あいまいな駅名
の検索・表示も可能となる。

【００２０】次に、上記駅名の検索・表示方法を実施す
る図１の制御部６の実施例を説明する。制御部６は、例
えば下記表１の駅名検索テーブル（その１）のようなデ
ータを保存している。

【００２１】

【表１】

【００２２】表１の左側欄には自動券売機の担当領域
（例えば自動券売機の設置駅から運賃で２０００円程度
以下の領域）内の全ての駅名データ（漢字及び仮名文
字）が登録されており、この各駅名に対して、その駅名
を降車駅とする運賃と駅名検索用の先頭仮名文字が登録
されている。なお、本発明における仮名文字には、片仮
名と平仮名のいずれも含まれている。従来の駅名検索用
の先頭仮名文字は、各駅名毎に１つに限定されていた
が、本発明では、１つの駅名に対してこの駅名検索用の
先頭仮名文字を複数設けられるようにした。即ち各駅名
の正式名称の先頭仮名文字のほかに、この駅名と類似名
称の駅名がある場合には、この類似名称の先頭仮名文字
も登録しておく。

【００２３】表１の例で、「西新宿」の先頭仮名文字と
して「ニ」と「シ」（新宿のシ）が登録され、「上中
里」の先頭仮名文字として「カ」と「ウ」が登録され、
また「東上条」の先頭仮名文字として「ヒ」と「ト」が
登録されている。そして利用者がこの複数の先頭仮名文
字のいずれの文字を選択しても、制御部６は、表１の駅
名検索テーブル（その１）を参照して、この先頭仮名文
字が登録されている駅名を検索し、その検索結果の一覧
を表示する（前記図５の表示例を参照）。なお、検索結
果の駅名の数が多くて１回で表示できない場合には、２
回、３回等に分けて順次表示する。

【００２４】以上のように本実施形態１によれば、利用
者が目的駅がある地名だけ覚えていて駅名の正式名称を
覚えていない場合や、利用者が目的駅の先頭文字の漢字
を誤読した場合等にも、正式名称の駅名と共に類似名称
の駅名として表示されるので、利用者が目的とする駅名
を見つけやすくなり、自動券売機の操作性、利便性が向
上する。

【００２５】実施形態２ 図６は本発明の実施形態２に係る仮名・漢字選択画面の
例を示す図である。実施形態１における図４の仮名駅名
選択の画面では、５０音のボタンのみが配置されている
例を示したが、実施形態２の図６では、前記５０音以外
にも、「新」、「東」、「西」、「南」及び「北」の漢
字による駅名の選択ボタンを設けて、仮名文字による駅
名選択も、漢字文字による駅名選択も、いずれも可能と
している。

【００２６】これは、例えば「新横浜」、「北浦和」、
「西新宿」等のように「新＋地名」や「方角＋地名」の
駅名も多く、この場合、先頭の漢字文字で選択した方が
仮名文字で選択した場合よりも駅名の候補数が少いの
で、利用者の利便性を考慮したものである。実施形態２
においては、制御部６は、例えば下記表２の駅名検索テ
ーブル（その２）のようなデータを保存している。

【００２７】

【表２】

【００２８】表２の右側欄には、駅名検索用先頭仮名文
字と先頭漢字が駅名に対応して登録されている。例えば
表２の「西新宿」には先頭仮名文字のほかに「西」が、
「北浦和」には先頭仮名文字のほかに「北」が登録され
ている。利用者が図６の表示画面上で、「新」、
「東」、「西」、「南」及び「北」の漢字文字のうちの
１つを選択すると、図１の制御部６は前記表２を参照し
て、この選択された漢字を先頭文字とする担当領域内の
全ての駅名を検索し、この検索結果を図５のように表示
画面に表示する。利用者はこのなかから目的とする降車
駅のボタンを押下することで、金銭投入を条件に、その
駅までの乗車券を購入できる。

【００２９】なお図６の表示画面では、５０音の仮名文
字による選択ボタンと漢字文字による選択ボタンとを同
一画面に設けた例を示したが、この漢字文字による選択
ボタンの表示画面を仮名文字による選択ボタンの表示画
面と別の表示画面としてもよい。そして上記２つの画面
表示方法のいずれにおいても、利用者は、例えば、最初
漢字文字の選択により駅名を表示させてみて、もしも表
示された駅名の候補に目的とする駅名が見つからない場
合、次に仮名文字の選択により駅名を表示させればよ
い。また最初仮名文字で選択した駅名の候補が多過ぎて
目的駅が見つからない場合、次に漢字文字の選択により
駅名を表示させればよい。

【００３０】以上のように本実施形態２によれば、利用
者が目的とする駅名を「新」、「東」、「西」、「南」
及び「北」の先頭漢字文字により選択できるので、実施
形態１の仮名文字で選択した場合よりも選択する駅名の
候補数が少くなるので、利用者が候補一覧のなかから目
的とする駅名を見つけるのが容易となり、自動券売機の
操作性、利便性が一層向上する。

【００３１】

【発明の効果】以上のように本発明によれば、自動券売
機の表示画面に表示させる駅名の検索・表示方法及びそ
の自動券売機において、前記自動券売機の表示画面に５
０音による仮名文字を表示し、利用者が前記５０音のう
ちの１つの仮名文字を選択すると、該選択された音を先
頭文字とする担当領域内の全ての正式名称の駅名及び該
正式名称の駅名のうちのいずれかの駅名と類似名称の全
ての駅名を検索し、該検索結果を前記表示画面に表示す
るようにしたので、利用者が目的とする駅の正式名称を
正しく覚えていない場合にも、類似名称による駅名選択
により目的とする駅名が表示されるので、自動券売機の
利便性が向上する。

【００３２】また本発明によれば、自動券売機の表示画
面に表示させる駅名の検索・表示方法及びその自動券売
機において、前記自動券売機の表示画面に少くとも
「新」、「東」、「西」、「南」及び「北」の漢字文字
を表示し、利用者が前記漢字文字のうちの１つを選択す
ると、該選択された漢字を先頭文字とする担当領域内の
全ての駅名を検索し、該検索結果を前記表示画面に表示
するようにしたので、表示される駅名の候補数が少くな
り、利用者は目的とする駅名を見つけやすくなり、自動
券売機の操作性、利便性が一層向上する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施形態１，２に係る自動券売機の構
成図である。

【図２】図１の自動券売機の顧客操作面の外観図であ
る。

【図３】本発明の実施形態１，２に係る商品一覧画面の
例を示す図である。

【図４】本発明の実施形態１に係る仮名選択図面の例を
示す図である。

【図５】図４で「シ」を選択した場合の駅名一覧画面の
例を示す図である。

【図６】本発明の実施形態２に係る仮名・漢字選択画面
の例を示す図である。

【符号の説明】 １ タッチパネル付き表示装置 ２ 硬貨部 ３ 紙幣部 ４ 発券プリンタ ５ 定期券発行部 ６ 制御部 ７ 顧客操作部

フロントページの続き (72)発明者 蒲谷 龍明 東京都渋谷区代々木２丁目２番２号 鉄道 情報システム株式会社内 (72)発明者 後長 誠吾 東京都渋谷区代々木２丁目２番２号 鉄道 情報システム株式会社内 (72)発明者 中村 聡子 東京都渋谷区代々木２丁目２番２号 鉄道 情報システム株式会社内 Ｆターム(参考） 3E026 AA01 AA03 CA01 CA07

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 自動券売機の表示画面に表示させる駅名
   の検索・表示方法において、 前記自動券売機の表示画面に５０音による仮名文字を表
   示し、利用者が前記５０音のうちの１つの仮名文字を選
   択すると、該選択された音を先頭文字とする担当領域内
   の全ての正式名称の駅名及び該正式名称の駅名のうちの
   いずれかの駅名と類似名称の全ての駅名を検索し、該検
   索結果を前記表示画面に表示することを特徴とする自動
   券売機の駅名検索・表示方法。
2. 【請求項２】 前記正式名称の駅名のうちのいずれかの
   駅名と類似名称の全ての駅名には、少くとも、正式名称
   の駅名に含まれる地名と同一地名が含まれている類似名
   称の駅名及び正式名称の駅名の先頭文字の漢字を誤読し
   た音による類似名称の駅名並びに正式名称の駅名の先頭
   仮名文字の「ず」または「づ」のいずれか一方を他方と
   間違えた類似名称の駅名を含むことを特徴とする請求項
   １記載の自動券売機の駅名検索・表示方法。
3. 【請求項３】 自動券売機の表示画面に表示させる駅名
   の検索・表示方法において、 前記自動券売機の表示画面に少くとも「新」、「東」、
   「西」、「南」及び「北」の漢字文字を表示し、利用者
   が前記漢字文字のうちの１つを選択すると、該選択され
   た漢字を先頭文字とする担当領域内の全ての駅名を検索
   し、該検索結果を前記表示画面に表示することを特徴と
   する自動券売機の駅名検索・表示方法。
4. 【請求項４】 表示画面に検索結果の駅名を表示させる
   表示手段を備えた自動券売機において、 前記表示手段の表示画面に５０音による仮名文字を表示
   し、利用者が前記５０音のうちの１つの仮名文字を選択
   すると、該選択された音を先頭文字とする担当領域内の
   全ての正式名称の駅名及び該正式名称の駅名のうちのい
   ずれかの駅名と類似名称の全ての駅名を検索し、該検索
   結果を前記表示画面に表示する検索・表示制御手段を有
   することを特徴とする自動券売機。
5. 【請求項５】 前記検索・表示制御手段は、前記正式名
   称の駅名のうちのいずれかの駅名と類似名称の全ての駅
   名として、少くとも、正式名称の駅名に含まれる地名と
   同一地名が含まれている類似名称の駅名及び正式名称の
   駅名の先頭文字の漢字を誤読した音による類似名称の駅
   名並びに正式名称の駅名の先頭仮名文字の「ず」または
   「づ」のいずれか一方を他方と間違えた類似名称の駅名
   を含めて検索・表示するものであることを特徴とする請
   求項４記載の自動券売機。
6. 【請求項６】 表示画面に検索結果の駅名を表示させる
   表示手段を備えた自動券売機において、 前記表示手段の表示画面に少くとも「新」、「東」、
   「西」、「南」及び「北」の漢字文字を表示し、利用者
   が前記漢字文字のうちの１つを選択すると、該選択され
   た漢字を先頭文字とする担当領域内の全ての駅名を検索
   し、該検索結果を前記表示画面に表示する検索・表示制
   御手段を有することを特徴とする自動券売機。