JP2002063103A - 付加情報表示方法及び装置、並びにコンピュータ読取り可能な記録媒体 - Google Patents

付加情報表示方法及び装置、並びにコンピュータ読取り可能な記録媒体

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JP2002063103A
JP2002063103A JP2000251458A JP2000251458A JP2002063103A JP 2002063103 A JP2002063103 A JP 2002063103A JP 2000251458 A JP2000251458 A JP 2000251458A JP 2000251458 A JP2000251458 A JP 2000251458A JP 2002063103 A JP2002063103 A JP 2002063103A
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Mishra Manish
ミシュラ マニッシュ
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Hikari Tsushin Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放送信号に含まれる映像情報に関連する付加
情報の表示及びその映像情報が示す商品の購入が可能な
付加情報表示方法及び装置、並びにコンピュータ読取り
可能な記録媒体を提供する。 【解決手段】 利用者が表示画面に表示された映像をポ
インタにより選択すると(ステップS302)、その映
像の座標に対応するリンク情報を検索して取得する(ス
テップS303〜S306)。取得したリンク情報に基
づいて所定のURLで示される付加情報提供サーバから
上記映像に関連する付加情報を取得する(ステップS3
07、S308)。取得した付加情報は所定の映像信号
に変換して、上記付加情報の原なる映像にオーバレイ処
理を行なった映像として表示される信号として出力す
る。(ステップS309、S310)。又、上記付加情
報の原なる映像が購入可能な商品の場合は、所定の操作
に基づいて購入手続きを行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送信号に含まれ
る映像情報に関連する情報を付加して表示させる付加情
報表示方法及び装置、並びにコンピュータ読取り可能な
記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビジョン放送は情報提供メデ
ィアとして広く普及している。このテレビジョン放送
は、放送局により制作された映像情報や音声情報を、ユ
ーザの端末(テレビ)で受信して視聴するものである。
これまでに、テレビジョン放送の付加情報を取得する方
法としては、当該テレビジョン放送番組に関連した付加
情報のネットワークサービスを提供するネットワークの
ドメイン(情報取得先アドレス)情報が上記テレビジョ
ン放送の映像信号の一部に多重化された信号を受信して
画面上に表示し、所定の操作により上記ドメイン情報に
対応するアクセスポイントにネットワーク接続して、上
記付加情報を取得する方法が提案されている。(例え
ば、特開平9−162818号)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、付加情報は表示画面上の画像に関する画一
的な情報のみであり、例えば、表示画面上のある画像を
用いたショッピングにおいて、上記画像上のある場所に
はある商品情報が付加情報としてリンクされ、上記画像
上の他の部分には他の商品情報がリンクされることによ
り、全体として画像上の種々の部分に応じた商品情報を
提供する等の方法は実現できなかった。本発明は、上記
事情に鑑みてなされたもので、表示画面に表示された任
意の画像映像情報を選択し、その映像情報に同期して送
られてくる付加情報を表示することができる付加情報表
示方法及び装置、並びにコンピュータ読取り可能な記録
媒体を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、映像情報と該映像情報に関連付けられて多重化され
たリンク情報とを含む放送信号を受信した場合、前記受
信した放送信号に含まれる映像情報を表示画面に映像と
して表示させる信号を出力する処理と、前記表示画面に
表示された映像を選択した場合に、前記表示された映像
に関連付けられたリンク情報を取得する処理と、前記取
得したリンク情報に基づいて、リンク先となる情報源か
ら付加情報を取得する処理と、前記取得した付加情報を
前記表示画面に映像として表示させる信号を出力する処
理とを含むことを特徴とする。
【0005】請求項2に記載の発明は、前記表示画面上
に表示された映像の異なる座標情報にそれぞれ対応し
て、複数の異なるリンク情報が関連付けられていること
を特徴とする。
【0006】請求項3に記載の発明は、前記リンク情報
取得処理においては、前記表示画面の所定位置を選択し
た場合に、当該所定位置に対応する座標を有する映像に
関連付けられたリンク情報を取得することを特徴とす
る。
【0007】請求項4に記載の発明は、前記表示画面の
所定位置の選択は、前記表示画面に表示された移動可能
なポインタによりなされることを特徴とする。
【0008】請求項5に記載の発明は、前記放送信号を
テレビジョン放送信号としたことを特徴とする。
【0009】請求項6に記載の発明は、前記付加情報
は、前記放送信号に多重化された情報源から取得される
ことを特徴とする。
【0010】請求項7に記載の発明は、前記付加情報
は、前記放送信号以外の情報源から取得されることを特
徴とする。
【0011】請求項8に記載の発明は、前記付加情報
は、前記表示画面に表示された映像情報が示す商品に関
連する情報であることを特徴とする。
【0012】請求項9に記載の発明は、前記付加情報を
選択した場合、前記映像情報が示す商品の購入手続が行
なわれることを特徴とする。
【0013】請求項10に記載の発明は、映像情報と該
映像情報に関連付けられて多重化されたリンク情報とを
含む放送信号を受信した場合、前記受信した放送信号に
含まれる映像情報を表示画面に映像として表示させる信
号を出力する第1の映像表示信号出力手段と、前記表示
画面に表示された映像を選択した場合に、前記表示され
た映像に関連付けられたリンク情報を取得リンク情報取
得手段と、前記取得したリンク情報に基づいて、リンク
先となる情報源から前記表示された映像に関連する付加
情報を取得する付加情報取得手段と、前記取得した付加
情報を前記表示画面に映像として表示させる信号を出力
する第2の映像表示信号出力手段とを具備することを特
徴とする。
【0014】請求項11に記載の発明は、映像情報と該
映像情報に関連付けられて多重化されたリンク情報とを
含む放送信号を受信した場合、前記受信した放送信号に
含まれる映像情報を表示画面に映像として表示させる信
号を出力する処理と、前記表示画面に表示された映像を
選択した場合に、前記表示された映像に関連付けられた
リンク情報を取得する処理と、前記取得したリンク情報
に基づいて、リンク先となる情報源から前記表示された
映像に関連する付加情報を取得する処理と、前記取得し
た付加情報を前記表示画面に映像として表示させる信号
を出力する処理とをコンピュータに実行させることを特
徴とするコンピュータ読取り可能な記録媒体。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。なお、各図面においては、
共通する部分には同一の符号を付して重複する説明を省
略する。
【0016】図1は本実施の形態が適用される付加情報
表示を行なうシステムの概要を示した図である。図1に
おいて付加情報表示受信設備10は本発明の付加情報表
示装置11と、付加情報表示装置11に接続された受信
アンテナ12、モニタ13等を備え、受信アンテナ12
で受信された放送電波が付加情報表示装置11に入力さ
れると、付加情報表示装置11は放送電波に含まれるテ
レビジョン放送信号から映像情報を取得する。他方、付
加情報表示装置11は、ネットワーク21に接続された
情報源22から上記映像情報に関連した付加情報を取得
し、この付加情報を映像として表示させる信号として出
力し、モニタ装置13の画面に表示させる。ネットワー
ク21としては、例えば、インターネットやLAN(Lo
cal AreaNetwork)、WAN(Wide-area Network)を用
いることができ、又、情報源としては、例えば、WWW
(World Wide Web)サーバを用いることができる。
【0017】一方、図1において30は上記付加情報表
示受信設備10に放送電波を送信する放送局設備であ
り、映像情報送出端末31、リンク情報生成端末32、
多重化装置33、放送信号送出装置34及び送信アンテ
ナ35等から構成される。そして、映像情報送出端末3
1から送出された映像情報と、リンク情報生成端末32
で生成されたリンク情報は、多重化装置33で多重化さ
れてテレビジョン放送信号として出力され、放送信号送
出装置34、送信アンテナ35を経て放送電波として送
信される。ここで、上記リンク情報とは上記映像情報に
関連する付加情報の情報源へのリンク先を示すものであ
り、例えばURL(Uniform Resource Locator)情報で
ある。また、上記映像情報はテレビジョン放送信号の映
像信号に、上記リンク情報はテレビジョン放送信号の垂
直帰線期間に多重化される。ここで、本発明において映
像に「関連付けられて」リンク情報を多重化するとは、
所定の映像が選択されるとそれに関連するリンク情報が
判別できるような多重化するこという。この場合、好ま
しくは映像の時間的変化あるいは位置的変化に対応し
て、適宜異なるリンク情報が多重化されているとよい。
例えば、映像が切り換わるごとにリンク情報が変化する
ようにしてもよく、映像の時間的遷移に応じてリンク情
報が変化してもよい。特に映像の位置に応じてリンク情
報が変化すると、後述するように映像に基づく商品購入
などに便利である。
【0018】図2は本発明の付加情報表示装置の実施の
形態を示したブロック図で、この図において付加情報表
示装置11は、放送信号受信部201、映像表示信号出
力部1(202)、リンク情報取得部203、付加情報
取得部204、映像表示信号出力部2(205)、映像
選択部206、CPU207、操作キー208及びオー
バレイ処理部209を備える。放送信号受信部201
は、受信アンテナ21で受信した放送電波を検波して復
調し、テレビジョン放送信号におけるベースバンド信号
を得て、当該ベースバンド信号に含まれる映像情報を示
す映像信号と、当該ベースバンド信号に多重化された映
像情報に関連付けられたリンク情報とを分離して出力す
る。映像表示信号出力部1(202)は、上記放送信号
受信部201から出力された映像信号を所定の信号レベ
ルに変換して、モニタ装置13の画面に映像として表示
させる信号として出力する。
【0019】映像選択部206は、モニタ装置13の画
面に表示された映像、例えば該映像中の所定の位置を選
択するための選択手段(例えばポインタ)を当該画面上
に表示させるものである。又、上記選択手段により映像
が選択されると、選択した映像を特定する情報を取得し
て出力する。例えば、画面上に表示したポインタにより
映像が選択されると、当該画面上におけるポインタの位
置に相当する映像の座標を取得して出力する。リンク情
報取得部203は、上記ベースバンド信号から分離され
たリンク情報について検索を行ない、上記映像選択部2
06で選択された映像に関連付けられたリンク情報を取
得する。ここで、上記映像に関連付けられたリンク情報
とは、例えば、上記画面に表示されている映像に同期
し、上記映像の座標に関連付けられて送られてくる情報
である。
【0020】付加情報取得部204は、必要に応じてモ
デム又はプロバイダ(いずれも図示せず)を介してイン
ターネット21に接続され、上記リンク情報に基づい
て、同じくインターネット21に接続された情報源(付
加情報提供サーバ)22から所定の付加情報を取得す
る。映像表示信号出力部2(205)は、付加情報取得
部204が取得した付加情報を映像として表示させる信
号に変換して出力し、オーバレイ処理部209は、映像
表示信号出力部1(202)の出力信号と映像表示信号
出力部2(205)の出力信号とを処理し、映像表示信
号出力部1(202)の出力信号によって表示される映
像に対し、映像表示信号出力部2(205)の出力信号
によって表示される映像がオーバレイ処理された状態で
表示させるような信号として出力し、モニタ装置13の
画面には上記オーバレイ処理された付加情報が表示され
る。なお、CPU207は、上記各処理部に所定の動作
を行なわせる中央処理装置であり、操作キー208は、
利用者が上記各処理部及びCPU207における動作を
選択又は決定するための入力装置である。
【0021】次に、本実施の形態における主に表示画面
上での動作について図3〜図8を参照して詳細に説明す
る。図3は、リンク情報及び付加情報の取得処理を示し
たフローチャートであり、図4は所定の時点における映
像が表示された表示画面を示す。
【0022】図4において、表示画面40には、人物4
1と、ジャケット44を着た人物42を含む映像が表示
されており、当該ジャケット44にはリンク情報が関連
付けされている。そして、表示画面40には、当該ジャ
ケット44を選択しているポインタ45が表示されてい
る。
【0023】まず、利用者が表示画面40上でポインタ
45によりジャケット44を選択すると(図3のステッ
プS302に相当)、CPU207は表示画面40の座
標系に基づいてポインタ45の位置に相当する映像(ジ
ャケット44)の座標を取得する(図3のステップS3
03)。ここで表示画面40が有する座標系は図5に例
示され、表示画面40の左上を基準点(x,y)=
(0,0)とし、例えばx(水平)方向に640、y
(垂直)方向に480の点からなる。この場合、ジャケ
ット44(ポインタ45)の座標は(505,162)
となっていて、CPU207はこの座標を取得すること
になる。続いて、CPU207は取得した座標(50
5,162)に対応するリンク情報取得処理を行なう
(図3のステップS304)。上記取得方法としては、
電波の中から上記座標に対応するリンク情報があるかを
検索すればよい。
【0024】次にCPU207は、取得したリンク情報
の座標とステップS303で取得した座標とが一致する
か否かを判断する(ステップS305)。そして一致し
た場合、CPU207はステップS305で検索された
リンク情報を取得する(ステップS306)。続いて、
CPU207はステップS306で取得したリンク情報
に含まれるURLを取得する(ステップS307)。そ
して、CPU207は取得したURLを指定して付加情
報提供サーバ22の所定のWebサイトへアクセスし、
例えばWebページからなる上記映像に関連する付加情
報を取得する(ステップS308)。CPU207はス
テップS308で取得した付加情報を表示画面に表示さ
せる信号に変換し(ステップS309)、上記付加情報
が関連する原なる映像に付加情報なる映像をオーバレイ
処理した状態の映像として表示させる信号を出力する
(ステップS310)。なお、ステップS305で“N
o”の場合はステップS304の検索処理の動作に戻
る。
【0025】次に、リンク情報、付加情報及び付加情報
が表示された表示画面の具体的な態様について図6〜図
8を参照して説明する。図6はリンク情報の内容を示す
図で、当該リンク情報に関連付けられているもとの映像
の座標(x,y)と、リンク先のとなる付加情報の所在
地(アドレス)であるURL、例えば付加情報提供サー
バ22のURLが記されている。ここでは、例えば映像
の座標(x,y)=(505,162)対応した付加情
報のURLは「http//:www.456xyz.co.jp」である。図
7は付加情報の内容を示す図で、ここでは、例えば「商
品名:ジャケットA」、「メーカ:○○○社」、「価
格:¥30,000」なる情報が含まれているである。
図8は上記付加情報の表示態様を示す図で、付加情報を
含む表示情報50が、もとの映像42(41)の一領域
にオーバレイ処理されて画面表示されている。表示画面
50は商品の購入画面へジャンプするようになってい
て、購入ボタンを選択すると、所定の決済画面が表示さ
れ、ここで、例えば購入希望者の個人情報等を入力して
決済処理が行なわれ、商品(ジャケット)を購入するこ
とができる。
【0026】ここで、上述の如くポインタで選択した座
標がリンク情報として登録された座標と一致した場合に
リンク情報を取得するようにしてもよいが、かかる場合
には、ポインタの位置によっては、リンク情報が首尾よ
く取得できないことも考えられる。従って、例えば、ポ
インタで選択した座標を中心とする所定の半径の円の内
部をすべてポインタの選択座標とみなすよう予め設定
し、当該見做し座標とリンク情報としての登録座標が一
致すれば、これをリンク情報として取得するようにする
と好ましい。図9は、この場合のリンク情報取得手続き
を例示する。この図において、ジャケット44aを示す
映像領域には、リンク情報としての登録座標46aが所
定間隔で複数個配置されている。そして、ポインタ45
aが登録座標46aの間の位置に選択されたとしても、
その中心から所定半径の円の内部領域Rに登録座標46
aが存在すれば、CPUはポインタの選択座標とリンク
情報としての登録座標が一致したものとして、リンク情
報を取得する。
【0027】なお、図4において、人物42の映像情報
としてのジャケット44に対してのみリンク情報が関連
付けられているが、これに限られることはなく、人物4
1の映像情報に含まれるジャケットやスカート等の映像
の異なる座標情報にそれぞれ対応して複数の異なるリン
ク情報を関連付けてもよい。また、同一表示画面上にお
ける他の映像情報(人物42)の所定の座標(スカート
やイヤリング)にも他のリンク情報を関連付けてもよ
い。また、本発明は上述した実施の形態に限定されず、
本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できることは
勿論である。例えば、本実施の形態では、付加情報がイ
ンターネット31上に接続された付加情報提供WWWサ
ーバ32から取得する場合について説明しているが、本
発明はこれに限るものではなく、放送局でテレビジョン
放送信号に付加情報が多重化されている場合には、当該
テレビジョン放送信号から付加情報を取得するようにし
ても良い。又、付加情報は、映像情報に関連した内容で
あれば良く、商品名、メーカ、価格及び購入の可否以外
の項目に関する情報が含まれても良い。さらに、付加情
報の表示は、元なる映像全体を隠すようなオーバレイ処
理を行なっても良く、又、元なる映像が半透過の状態で
となるようなオーバレイ処理を行なっても良い。特に後
者の場合は、元なる映像の内容をが確認することができ
る。
【0028】又、放送信号はテレビジョン放送は地上波
放送に限らず、衛星放送あるいは有線放送でも良い。
又、ラジオ放送にも適用できる。
【0029】又、付加情報表示装置11はモニタ装置2
3に内蔵されていても良い。さらに、付加情報表示装置
11は映像表示処理部を持たず、他のテレビジョン放送
受信装置から映像信号を入力して、当該映像信号に付加
情報を示す映像信号をオーバレイ処理を行ない表示画面
に表示するような構成にしても良い。
【0030】又、本実施の形態による映像の選択は表示
されたポインタにより行なう場合について説明したが、
これに限られることはない。例えば、表示画面全体で1
つの商品を示すコマーシャル(宣伝)の映像を選択する
場合等では、所定のキーを押下することにより映像を選
択しても良い。
【0031】次に、本発明の実施の形態によるコンピュ
ータ読取り可能な記録媒体について説明する。本実施の
形態における前述した動作を行なわせるための処理を、
付加情報表示装置22におけるCPU207が実行する
ためのプログラムを格納する記憶媒体は、本発明による
コンピュータ読取り可能な記憶媒体を構成する。
【0032】この記憶媒体としては、光磁気ディスク、
光ディスク、半導体メモリ、磁気記録媒体等を用いるこ
とができ、これらをROM、RAM、CD−ROM、フ
ロッピー(登録商標)ディスク、メモリカード等に構成
して用いてよい。
【0033】又この記憶媒体は、インターネット等のネ
ットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラム
が送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピ
ュータシステム内部のRAM等の揮発性メモリのよう
に、一定時間プログラムを保持するものも含まれる。
【0034】又上記プログラムは、このプログラムを記
憶装置等に格納したコンピュータシステムから伝送媒体
を介して、あるいは伝送媒体中の伝送波により他のコン
ピュータシステムに伝送されるものであってもよい。上
記伝送媒体とは、インターネット等のネットワーク(通
信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報
を伝送する機能を有する媒体をいうものとする。
【0035】又、上記プログラムは、前述した機能の一
部を実現するためであってもよい。さらに、前述した機
能をコンピュータシステムに既に記録されているプログ
ラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分フ
ァイル(差分プログラム)であってもよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
放送信号に含まれる映像を表示させ、表示された映像に
関連付けられたリンク情報に基づいて上記映像に関連す
る付加情報を取得して表示させる。このため、利用者は
まず表示された映像を見て、その映像に関連する付加情
報を閲覧したい場合には、映像を選択して上記映像に関
連する付加情報を表示させて閲覧することができる。
又、ある広告の映像表示されている時にその映像を選択
すると、その広告の映像に関する付加情報を取得して閲
覧することができ、次いで別な広告の映像が表示されて
た場合にその映像を選択すると、今度はその広告の映像
に関する付加情報を取得して閲覧することができ、即
ち、リアルタイムで送られてくる映像に関連する付加情
報を取得して閲覧することができる。また、表示された
同一画面上の映像の異なる座標情報にそれぞれ対応し
て、複数の異なるリンク情報を関連付けることにより、
利用者は同一表示画面上の異なる映像に関する複数の付
加情報を取得して閲覧することができ、利用者の利便性
が高まり、特にリンク情報の商品購買に関する場合、関
連する商品情報を一度に閲覧できるので、購買意欲の増
進を図ることができる。また、表示された付加情報が示
す商品の購入画面を表示させれば、利用者が必要に応じ
て商品の購入を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態が適用された付加情報表
示を行なうシステムの概要を示す図である。
【図2】 本発明の実施の形態による付加情報表示装置
のブロック図である。
【図3】 本実施の形態によるリンク情報の取得処理か
ら付加情報の表示処理迄の動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】 本実施の形態による放送信号の映像情報を表
示した表示画面を示す図である。
【図5】 本実施の形態による表示画面の座標系を示す
図である。
【図6】 本実施の形態によるリンク情報の内容を示す
図である。
【図7】 本実施の形態による付加情報の内容を示す図
である。
【図8】 本実施の形態による付加情報が表示態様を示
す図である。
【図9】 本実施の形態によるポインタとリンク情報の
関係を示す図である。
【符号の説明】
11 付加情報表示装置 45 ポインタ 201 放送信号受信部(放送信号受信手段) 202 映像表示信号出力部1(第1の映像表示信号出
力手段) 203 リンク情報取得部(リンク情報取得手段) 204 付加情報取得部(付加情報取得手段) 205 映像表示信号出力部2(第2の映像表示信号出
力手段) 206 映像選択部(映像選択手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/03 H04N 7/08 A 7/035 7/173 640

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像情報と該映像情報に関連付けられて
    多重化されたリンク情報とを含む放送信号を受信した場
    合に、 前記受信した放送信号に含まれる映像情報を表示画面に
    映像として表示させる信号を出力する処理と、 前記表示画面に表示された映像を選択した場合に、前記
    表示された映像の座標情報に関連付けられたリンク情報
    を取得する処理と、 前記取得したリンク情報に基づいて、リンク先となる情
    報源から付加情報を取得する処理と、 前記取得した付加情報を前記表示画面に映像として表示
    させる信号を出力する処理とを含むことを特徴とする付
    加情報表示方法。
  2. 【請求項2】 前記表示画面上に表示された映像の異な
    る座標情報にそれぞれ対応して、複数の異なるリンク情
    報が関連付けられていることを特徴とする請求項1記載
    の付加情報表示方法。
  3. 【請求項3】 前記リンク情報取得処理においては、前
    記表示画面の所定位置を選択した場合に、当該所定位置
    に対応する座標を有する映像に関連付けられたリンク情
    報を取得することを特徴とする請求項1記載の付加情報
    表示方法。
  4. 【請求項4】 前記表示画面の所定位置の選択は、前記
    表示画面に表示された移動可能なポインタによりなされ
    ることを特徴とする請求項2記載の付加情報表示方法。
  5. 【請求項5】 前記放送信号をテレビジョン放送信号と
    したことを特徴とする請求項1記載の付加情報表示方
    法。
  6. 【請求項6】 前記付加情報は、前記放送信号に多重化
    された情報源から取得されることを特徴とする請求項1
    記載の付加情報表示方法。
  7. 【請求項7】 前記付加情報は、前記放送信号以外の情
    報源から取得されることを特徴とする請求項1記載の付
    加情報表示方法。
  8. 【請求項8】 前記付加情報は、前記表示画面に表示さ
    れた映像情報が示す商品に関連する情報であることを特
    徴とする請求項1記載の付加情報表示方法。
  9. 【請求項9】 前記付加情報を選択した場合、前記映像
    情報が示す商品の購入手続が行なわれることを特徴とす
    る請求項7記載の付加情報表示方法。
  10. 【請求項10】 映像情報と該映像情報に関連付けられ
    て多重化されたリンク情報とを含む放送信号を受信した
    場合に、 前記受信した放送信号に含まれる映像情報を表示画面に
    映像として表示させる信号を出力する第1の映像表示信
    号出力手段と、 前記表示画面に表示された映像を選択した場合に、前記
    表示された映像に関連付けられたリンク情報を取得リン
    ク情報取得手段と、 前記取得したリンク情報に基づいて、リンク先となる情
    報源から前記表示された映像に関連する付加情報を取得
    する付加情報取得手段と、 前記取得した付加情報を前記表示画面に映像として表示
    させる信号を出力する第2の映像表示信号出力手段とを
    具備することを特徴とする付加情報表示装置。
  11. 【請求項11】 映像情報と該映像情報に関連付けられ
    て多重化されたリンク情報とを含む放送信号を受信した
    場合に、 前記受信した放送信号に含まれる映像情報を表示画面に
    映像として表示させる信号を出力する処理と、 前記表示画面に表示された映像を選択した場合に、前記
    表示された映像に関連付けられたリンク情報を取得する
    処理と、 前記取得したリンク情報に基づいて、リンク先となる情
    報源から前記表示された映像に関連する付加情報を取得
    する処理と、 前記取得した付加情報を前記表示画面に映像として表示
    させる信号を出力する処理とをコンピュータに実行させ
    ることを特徴とするコンピュータ読取り可能な記録媒
    体。
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