JP2002062702A - 画像形成装置における記録紙の冷却方法及び、画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置における記録紙の冷却方法及び、画像形成装置

Info

Publication number
JP2002062702A
JP2002062702A JP2000251581A JP2000251581A JP2002062702A JP 2002062702 A JP2002062702 A JP 2002062702A JP 2000251581 A JP2000251581 A JP 2000251581A JP 2000251581 A JP2000251581 A JP 2000251581A JP 2002062702 A JP2002062702 A JP 2002062702A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
recording paper
image forming
cooling
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000251581A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Nakamura
均 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2000251581A priority Critical patent/JP2002062702A/ja
Publication of JP2002062702A publication Critical patent/JP2002062702A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱定着装置からの記録紙の冷却をヒートパイ
プにより行うようにした画像形成装置において、記録紙
を予備冷却することによって、定着後の記録紙上のトナ
ーがヒートパイプ表面に付着するオフセットを防止す
る。 【解決手段】 熱定着装置から排出された記録紙をヒー
トパイプで冷却するようにした画像形成装置において、
熱定着装置51とヒートパイプ54との間の記録紙搬送
路に、空気流を記録紙Pに直接接触させて予備冷却する
ための空冷装置10を設ける。空冷装置10は冷却ユニ
ット、給気用エアーポンプ、排気用エアーポンプおよ
び、これらのポンプと冷却ユニットとを連絡するフレキ
シブルホースで構成し、給気用エアーポンプからの空気
流を冷却ユニットにより記録紙に吹きつけ、昇温した空
気流を排気用エアーポンプで排気する。上記空気流は記
録紙に、その搬送方向と逆向きに吹きつけるのが望まし
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機やプリンタ等
の、熱によってトナーを定着する熱定着装置を有する画
像記録装置おける、熱定着後の記録紙の冷却方法およ
び、このような冷却方法を実施することができる画像形
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】熱定着装置を備え、毎分60枚以上のコ
ピースピードを有する高速複写機では、記録紙(以下、
用紙と記載することがある)にトナーを融着させる定着
熱が熱定着装置からの排紙後も記録紙に残っており、記
録紙温度が高いうちに、次々にコピーが繰り返され、記
録紙が重なってきた場合には記録紙上のトナーが十分に
冷却されていないため、トナーの粘性によって記録紙同
士が相互に貼り付いてしまうブロッキング現象が生じ
る。そのため、トナー定着後は直ちに記録紙を冷却する
必要がある。
【0003】そこで、特開平10−207155号公報
に提案された「画像形成装置の記録紙冷却装置」では、
定着後の記録紙を上下一対のヒートパイプを用いて冷却
するようにしている。この冷却装置では、ヒートパイプ
が吸収した熱を放散させるために、これに設けたフィン
を冷却する必要がある。ところが、このフィンを効率良
く冷却するには大きなファンが必要であったり、あるい
はペルチェ素子等の熱電素子で冷却したり、さらには大
きなフィンを設けたりする必要がある。しかしながら、
このような構造にすると装置が大きくなる、余分に電力
を使用しなければならなくなるなど不合理な点が多く、
小型の冷却装置で効率良く記録紙を冷却するのが難し
く、高速のコピー時にはブロッキング現象が生ずること
があり、必ずしも所期の目的を十分達成することができ
ないという不具合があった。
【0004】また、特開平11−7218号公報に記載
された「画像形成装置の記録紙冷却装置」では、ヒート
パイプ放熱部を形成する中空材料の肉厚を、その部分だ
け薄くすることによって放熱効率を高めるとともに、冷
却ファンによる空気の取り入れと排出に工夫をこらして
いる。しかし、用紙冷却効果は必ずしも十分ではなく、
またヒートパイプが高価になり、画像形成装置がコスト
高になる不具合があった。
【0005】他方、従来からファンを用いた強制空冷技
術が提案されている。その中には、以下に示すように、
空気の流れを考慮して流路を最適にするものがある。
【0006】特公平4−291号公報に提案された「冷
却ファン回転制御方式」は、情報処理装置において、吸
い込む外気温度に応じてファンの回転数を制御すること
により、低騒音と長寿命を達成するものである。この技
術では、ファンの吸気口に温度センサーを取り付け、そ
の信号を温度―電圧回路で規定温度と比較し、ファンの
電圧を制御する。
【0007】特開平3−122708号公報に記載され
た「冷却ファン制御方式」は、電子機器用の冷却ファン
の制御技術に関するものである。すなわち、従来は複数
個のファンを最大冷却能力で作動させ、どれか1個のフ
ァンが故障した場合には、CPUを含めた電源すべてを
停止していたが、これでは合理的なファン作動方法とは
言えない。そこで、この「冷却ファン制御方式」では磁
気ディスク装置、CPU、ファンなどの、すべてのパワ
ーレートを算出することにより、ファンの必要個数と供
給電圧を制御するようにしている。
【0008】特開平6−335285号公報に記載され
た「電子機器装置」では、電子機器用冷却ファンの起動
時には、これに定格動作電圧を印加し、その後は印加電
圧を定常回転に必要な電圧まで下げることができる制御
回路を設けることで、低騒音化と低振動化を図ってい
る。
【0009】特開平5−251884号公報に提案され
た「強制空冷装置」は、本体装置の電力消費状態に応じ
て、電動ファンの適正制御を行うものである。すなわ
ち、この「強制空冷装置」では、コンピュータの動作ク
ロック信号および、必要に応じて電力消費状態を示すク
ロック切り替え信号などを入力する手段を設けて、ファ
ンの電圧制御を行う。
【0010】特開平6−195155号公報に提案され
た「筐体空冷ユニット」は、局部的に高い発熱量を持
ち、かつ熱に弱い電子部品を保護するために、コンピュ
ータや音響機器等の筐体を複数の冷却ファンで空冷する
ようにしたユニットに関するもので、局部冷却ファン
と、このファンからの空気を筐体内を通過させるエアー
チャンバーと、このエアーチャンバーを通過してきた空
気を筐体外部に排気するファンとを設け、排気ファンの
風量を局部冷却ファンより大きくしたことを特徴として
いる。
【0011】上述のように、記録用紙の空冷に関する技
術や、装置内の発熱源を冷却する技術が特許公報に開示
されている。特に気流の制御を行い、筐体内の熱を排出
する工夫は電子機器、コンピュータ等の高密度実装に多
く見られ、また近年では処理速度の向上に伴い、上記排
熱技術の必要性が一段と高まっている。
【0012】熱定着装置によって用紙にトナーを融着さ
せる高速複写機、プリンタ等における熱定着時の記録紙
温度は、トナーの種類によっても異なるが一般に約17
0℃に昇温し、定着後の記録紙の表面温度は約100℃
となる。この温度ではトナーは完全には固化しておら
ず、粘着性を有している。
【0013】このため、この状態で連続的にコピーを繰
り返した場合、用紙のトナーが別の用紙の裏面に貼り付
く現象が起こり、品質上大きな問題となる。さらには、
最近の省資源の関係から、紙の無駄使いを防止するた
め、両面コピーが多く採用されて来たため、上記問題に
加えて、両面コピー時の用紙冷却についても併せて考慮
する必要がある。
【0014】ところが、上記従来技術の欄で説明したヒ
ートパイプによる冷却方法では、用紙上のトナー温度が
まだ高い状態のまま、ヒートパイプに接触すると、オフ
セットと称して、冷えているヒートパイプ表面にトナー
が付着してしまう現象が生じ、良好なコピーが得られな
くなる場合があった。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術の
上記問題点に鑑みなされたもので、熱定着装置によって
用紙にトナーを融着させる高速複写機、プリンタ等の画
像形成装置における、熱定着後の用紙冷却技術を提示す
るものである。すなわち本発明の目的は、定着後の用紙
冷却をヒートパイプを用いて行う場合の不具合である、
定着後の用紙上のトナーがヒートパイプ表面に付着する
オフセットを防止するすることができる記録紙の冷却方
法および、このような冷却方法を実施することができる
画像形成装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の画像形
成装置における記録紙の冷却方法は、画像形成装置の熱
定着装置から排出された記録紙に空気流を直接接触させ
て予備冷却した後、該記録紙を、回転するヒートパイプ
の外周面に接触させ、該ヒートパイプの回転により搬送
しながら冷却することを特徴とする。
【0017】請求項2に記載の画像形成装置は、熱定着
装置から排出された記録紙をヒートパイプで冷却するよ
うにした画像形成装置において、前記熱定着装置とヒー
トパイプとの間の記録紙搬送路に、空気流を記録紙に直
接接触させて予備冷却するための空冷装置を設けたこと
を特徴とする。
【0018】請求項1に記載の画像形成装置における記
録紙の冷却方法および、請求項2に係る画像形成装置で
は、記録紙をヒートパイプで冷却する前に、記録紙に空
気流を直接接触させて冷却し、記録紙温度を適宜温度ま
で降下させることによって、記録紙上のトナーがヒート
パイプ表面に付着するオフセットが的確に防止される。
【0019】請求項3に記載の画像形成装置は、請求項
2において前記空冷装置が冷却ユニットを具備し、該冷
却ユニットは給気口及び送風口を備えた中空の送風部
と、空気流吸引口及び排気口を備えた中空の排気部とを
備え、前記送風口と前記空気流吸引口が互いに対向して
いることを特徴とする。
【0020】請求項3に記載の画像形成装置では、送風
口と空気流吸引口とを互いに対向して形成したので、冷
却用の空気流を用紙に直接接触させてこれを冷却した
後、暖まった空気を空気流吸引口を介して直ちに排気す
ることができるので、周囲への熱的影響が生じないうち
に排熱することができる。
【0021】請求項4に記載の画像形成装置は、請求項
3において、前記空冷装置が前記冷却ユニットと、給排
気用エアーポンプとを備えてなり、該エアーポンプの吐
出管が給気用導管を介して冷却ユニットの給気口に接続
され、該エアーポンプの吸気管が排気用導管を介して冷
却ユニットの排気口に接続されていることを特徴とす
る。
【0022】定着後の用紙冷却用に、従来汎用されてい
る送風手段としてのファンを用いた場合には、比較的大
きな占有空間が必要となるし、空気流を定着後の用紙の
近傍まで導くにはダクトが必要になるなど、レイアウト
上大きな問題が生じる。これに対し、請求項4に係る画
像形成装置では、給排気用の手段としてエアーポンプを
設けたので、上記のような不具合はなくなる。
【0023】この場合、エアーポンプを空間的に余裕の
ある位置に設置し、これにポリ塩化ビニルホースのよう
なフレキシブルな導管を接続することにより簡単、かつ
コンパクトな構造(省スペース)で、冷却用の空気流を
供給することができる。また、上記排気部内の空気が導
管を介して、エアーポンプにより迅速に強制的に排気さ
れるため、用紙冷却機能が高まる。
【0024】請求項5に記載の画像形成装置は、請求項
3において、前記空冷装置が前記冷却ユニットと、給気
用エアーポンプと、排気用エアーポンプとを個別に備え
てなり、給気用エアーポンプの吐出管が給気用導管を介
して冷却ユニットの給気口に接続され、排気用エアーポ
ンプの吸気管が排気用導管を介して冷却ユニットの排気
口に接続されていることを特徴とする。
【0025】請求項5に記載の画像形成装置では、給気
用エアーポンプの吸気管から該エアーポンプ外の空気を
吸気し、該エアーポンプの吐出管からの空気流を冷却ユ
ニットに給気し、冷却ユニット内の排気を排気用エアー
ポンプで吸引し、この排気用エアーポンプの吐出管から
該エアーポンプ外に排気するようにしたため、請求項4
の画像形成装置に比べて用紙冷却・排熱機能が更に高ま
る。
【0026】請求項6に記載の画像形成装置は、請求項
4または5において前記給気用導管が、給気口側の先端
部にスリット状の開口部を形成したコネクタを介して冷
却ユニットの給気口に接続されていることを特徴とす
る。
【0027】請求項7に記載の画像形成装置は、請求項
4または5において前記給気用導管が、給気口側の先端
部に多数の円形開口部を一列に配列したコネクタを介し
て冷却ユニットの給気口に接続されていることを特徴と
する。
【0028】請求項6に記載の画像形成装置では、エア
ーポンプからの空気が上記スリット状開口部から広角で
冷却ユニットの送風部に流入するため、空気流を送風口
全体から均等に送風することができる。請求項7に係る
画像形成装置では、エアーポンプからの空気が上記した
多数の円形開口部から広角で冷却ユニットの送風部に流
入するため、請求項7と同様の作用が得られる。
【0029】請求項8に記載の画像形成装置は、請求項
3において、前記冷却ユニットの送風口および空気流吸
引口が、記録紙の幅方向に延びる長方形の開口部として
形成され、かつ、前記送風口の開口長さ(記録紙の幅方
向の寸法)および、前記空気流吸引口の開口長さは記録
紙の幅と等しいか、またはこれより大きいことを特徴と
する。請求項8に係る画像形成装置では、用紙をその幅
全体にわたって万遍なく冷却することができる。
【0030】請求項9に記載の画像形成装置は、請求項
8において前記冷却ユニットが、前記空気流吸引口の開
口幅(記録紙の厚さ方向の寸法)が前記送風口の開口幅
より大きいことを特徴とする。請求項9に係る画像形成
装置では、上記のように空気流吸引口を大きくすること
によって、記録紙冷却後の昇温空気が周囲空間へ漏れる
割合が減少するため、機内温度の上昇がより的確に防止
される。
【0031】請求項10に記載の画像形成装置は、請求
項3において前記冷却ユニットでは、前記送風口が記録
紙の搬送方向下流側に位置し、前記空気流吸引口が記録
紙の搬送方向上流側に位置し、送風口から空気流吸引口
への空気流の方向が記録紙の搬送方向と逆になり、か
つ、送風口からの空気流が記録紙に吹きつけられるよう
に構成されていることを特徴とする。請求項10に係る
画像形成装置では、記録紙冷却効率が著しく向上する。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照しながら説明する。図1は画像形成装置の要部
構造および、記録紙の冷却方法を示す断面図である。図
2は空冷装置の概略構造を示す説明図であって、冷却ユ
ニットとエアーポンプとの接続態様を示すものである。
図3は上記冷却ユニットの全体構造を示す斜視図、図4
はエアーポンプの外観形状を示す斜視図である。図5は
上記空冷装置を構成するコネクタの一例を示すもので、
(a)は側面図、(b)は正面図である。図6はコネク
タの別例を示すもので、(a)は側面図、(b)は正面
図である。図7は図1の画像形成装置における記録紙の
冷却方法に係るもので、冷却ユニットの送風口からの空
気流の方向を示す説明図である。
【0033】図1において、熱定着装置(定着ユニッ
ト)51は、内部にハロゲンランプを有する定着ローラ
(熱ローラ)51aと、これに圧接する圧着ローラ(加
圧ローラ)51bとを備えており、これらのローラは断
熱カバー52で覆われている。符号53は、用紙Pを図
1の左向きに搬送するための搬送ベルト(無端状走行ベ
ルト)である。空冷装置10は、搬送ベルト53上の記
録紙(用紙)Pに空気流を直接接触させて、これを冷却
するためのものである。
【0034】ヒートパイプ54には送り出しローラ55
が圧接している。符号56は両面コピー用の分離爪、符
号57は両面コピー用のガイド板、符号58は排紙トレ
イ、符号59は筐体外壁である。このように、図1の画
像形成装置では用紙Pの搬送方向に、熱定着装置51、
搬送ベルト53および空冷装置10、ヒートパイプ54
の順に配備されている。なお、符号51cは用紙ガイド
である。
【0035】この画像形成装置において、トナー像が転
写された用紙Pが熱定着装置51で処理されてトナー像
が定着される。定着により昇温した用紙Pは、搬送ベル
ト53で搬送される間に空冷装置10からの空気流で予
備冷却(空気流が用紙表面に直接接触する)された後、
ヒートパイプ54・送り出しローラ55間で挟持・搬送
されながら本冷却される(用紙は、回転するヒートパイ
プの外周面に接触しながら冷却される)。
【0036】用紙Pは上記予備冷却により例えば約80
℃に冷却されるため、上記本冷却工程において用紙上の
トナーがヒートパイプ54の外周面に付着するオフセッ
ト現象は確実に防止される。空冷装置10からの空気流
の向きは特に限定されるものではないが、図7に示すよ
うに、空気流を記録紙の搬送方向と逆向きしてこれに吹
きつけることが好ましく、これにより冷却効果が著しく
高まる。
【0037】つぎに、上記空冷装置10の構造について
図2〜図6を参照して説明する。図2に示すように空冷
装置10は、本体である冷却ユニット11と、2台のエ
アーポンプすなわち、給気用エアーポンプ14および排
気用エアーポンプ15とを備えている。冷却ユニット1
1は送風部12と排気部13とからなる。給気用エアー
ポンプ14の吐出管(吐出ノズル)14aは、給気用導
管16およびコネクタ18を介して、上記送風部12の
給気口12aに接続されている。排気用エアーポンプ1
5の吸気管(吸気ノズル)15bは、排気用導管17お
よびコネクタ19を介して上記排気部13の排気口(排
熱口)13aに接続されている。図2において符号12
bは送風部12の送風口、符号13bは排気部13の空
気流吸引口であり、符号14bは吸気管(吸気ノズ
ル)、符号15aは吐出管(吐出ノズル)である。上記
エアーポンプ14,15は、図4に示すように直方体形
状をしたコンパクト構造のものであり、一つの側面に吐
出管14aおよび吸気管14bが突出配備されている。
【0038】さらに詳細に説明すると、冷却ユニット1
1は図3に示すように、給気口12aおよび送風口12
bを備えた中空の送風部12と、空気流吸引口13bお
よび排気口13aを備えた中空の排気部13とを、天板
11aで連結した構造となっている。これら送風口12
bと空気流吸引口13bは互いに対向している。送風部
12、排気部13はいずれも、おおむね蒲鉾を厚切りし
た形状をしている。送風口12bおよび空気流吸引口1
3bは正面視が長方形であって、搬送される用紙の幅方
向に延びる長方形の開口部として形成されている。ま
た、送風口12bは送風部12の長さ方向(記録紙の幅
方向)および、高さ方向(図2において上下方向)の殆
ど全体にわたって開口している。同様に空気流吸引口1
3bは、排気部13の長さ方向および、高さ方向の殆ど
全体にわたって開口している。
【0039】送風口12bおよび空気流吸引口13bを
同一形状・寸法の長方形として真正面に対向させること
もできるが、図2および図3に示すように、空気流吸引
口13bの開口高さ(天板11aの厚さ方向の寸法、す
なわち搬送される用紙Pの厚さ方向の寸法)を送風口1
2bの開口高さより高くするとともに、空気流吸引口1
3bの開口長さを送風口12bの開口長さと等しくする
か、またはこれより多少長くすることが望ましい。これ
によって、排気部13の排気効率がより高まる。また、
送風口12bおよび空気流吸引口13bの開口長さを、
記録紙の幅と等しくするか、またはこれより大きくする
ことが望ましく、こうすることで記録紙冷却効果が更に
高まる。
【0040】コネクタ18は、例えば図5(a)(b)
に示すように中空テーパ部18aと、円筒体部18bと
を連結した形状をしており、円筒体部18bの先端面に
スリット状の開口部20が形成されている。コネクタ1
9の構造はコネクタ18と同様である。図6はコネクタ
18の別例を示しており(コネクタ19の構造について
も同様)、円筒体部18bの先端面に多数の円形開口部
21が一列に配列されている。コネクタ18では、中空
テーパ部18aに上記給気用導管16の一端部を挿入・
連結し、円筒体部18bを冷却ユニット11の送風口1
2bに挿入・固定する。また、コネクタ19では、中空
テーパ部に上記排気用導管17の一端部を挿入・連結
し、円筒体部を冷却ユニット11の排気口13aに挿入
・固定する。給気用導管16、排気用導管17として
は、ポリ塩化ビニルホースなどのフレキシブルチューブ
が用いられる。
【0041】上記空冷装置10の作用について、図2お
よび図7を参照して説明すると、エアーポンプ14周囲
の空気が、吸気管14bを介してこのエアーポンプ14
に吸引される。エアーポンプ14の吐出管14aからの
空気は給気用導管16を流れ、コネクタ18のスリット
状開口部20から冷却ユニット11の送風部12に流入
し、送風口12bから空気流Aとして噴出する。この空
気流Aは、搬送ベルト53で搬送される用紙Pの上面に
直接接触してこれを冷却する。冷却後の空気流Aは、冷
却ユニット11の排気部13に空気流吸引口13bから
流入し、コネクタ19のスリット状開口部20および導
管17を介してエアーポンプ15の吸気管15bに吸引
され、吐出管15aからエアーポンプ15外に排出され
る。
【0042】なお、図2ではエアーポンプを2台設け、
一方のエアーポンプを送風専用、他方を排気専用とした
が、これに替えて、例えば図2のエアーポンプ15を省
略するとともに、排気用導管17をエアーポンプ14の
吸気管14bに連結し、空気を画像形成装置外に出さな
い閉鎖系によって記録紙を冷却することもできる。
【0043】
【実施例】つぎに、本発明の実施例および比較例につい
て説明する。 実施例1 図2に示す空冷装置10を組み込んだ本発明に係る複写
機を試作し、定着温度が140℃の熱定着装置51で定
着した用紙Pの、空冷装置10による冷却状態を調べ
た。この場合、エアーポンプ14,15を機内の底部に
設置し、導管16,17としては、内径8mmのポリ塩
化ビニルホースを用いた。コネクタ18,19として
は、縦×横=2mm×8mmのスリット状開口部20を
形成したもの(図5参照)を使用した。また、送風口1
2bと空気流吸引口13bの開口長さを等しくし、か
つ、これらの開口長さを用紙Pの幅よりわずかに大きく
するとともに、空気流吸引口13bの開口高さを送風口
12bの開口高さより約10mm高くした。
【0044】熱定着装置51通過直後の用紙温度をサー
モグラフで測定したところ、約105℃であった。ま
た、空冷装置10を通過した直後の用紙温度は約80
℃、ヒートパイプ54通過後の用紙温度は約40℃であ
った。本実施例では、空冷装置10を用いることで、ヒ
ートパイプ54で冷却される前の用紙温度が約80℃に
低下したためトナーの粘弾性が低下し、ヒートパイプ表
面にトナーが付着するオフセットは全く発生することが
なく、正常な画像のコピーを安定して連続的に得ること
ができた。このように、空冷装置10およびヒートパイ
プの併用効果は顕著なものがあった。なお、コネクタ1
8,19として直径2mmの円形開口部21を7個一列
に形成した図6に示すものを使用した結果、実施例1と
同様に優れた冷却結果が得られた。
【0045】比較例1 実施例1の複写機から空冷装置10のみを取り外したこ
と以外は実施例1と全く同一の条件にして、定着後の用
紙Pの冷却状態を調べた。熱定着装置51通過直後の用
紙温度をサーモグラフで測定したところ約105℃であ
った。また、ヒートパイプ54で冷却される直前の用紙
温度は約100℃で、ヒートパイプ54通過後の用紙温
度は約50℃であった。本比較例では、ヒートパイプ5
4で冷却される前の用紙温度が約100℃と高いため、
ヒートパイプ表面にトナーが付着するオフセットが時々
発生することがあり、正常な画像のコピーを安定して連
続的に得ることは困難であった。
【0046】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば以下の効果が得られる。 (1)請求項1,2 請求項1に係る画像形成装置における記録紙の冷却方法
および、請求項2に係る画像形成装置では、記録紙をヒ
ートパイプで冷却する前に、記録紙に空気流を直接接触
させて予備冷却し、記録紙温度を適宜温度まで降下させ
ることによって、定着後の記録紙冷却をヒートパイプを
用いて行う場合の不具合である、記録紙上のトナーがヒ
ートパイプ表面に付着するオフセットが的確に防止され
る。
【0047】(2)請求項3 請求項3に係る画像形成装置では、送風口と空気流吸引
口とを互いに対向させて形成したので、冷却用の空気流
を用紙に直接接触させてこれを冷却した後、暖まった空
気を空気流吸引口を介して直ちに排気することができ
る。このため、記録紙冷却後の温風を周囲に漏洩させず
に排出できるので、機内(画像形成装置内)の温度上昇
を防止することができ、良質の画像が安定して得られ
る。また、空冷装置をユニット化できるため設計が容易
である。
【0048】(3)請求項4 従来の空冷方式ではファンを用いることが多く、この場
合は、ファンを設置するためのスペースと、空気流を導
くための流路であるダクトとを機内に設けることが必要
であった。請求項4の空冷装置はエアーポンプと導管を
用いるものであり、導管を空冷場所まで自在に這い回し
することができるため、空間的な制限がなく小型化が容
易であるうえ、空気流の漏洩がなくなり、効率的な空冷
が可能となる。
【0049】また、エアーポンプからの冷却用空気流で
記録紙を冷却した後、昇温した空気を、このエアーポン
プの吸気口を介してこれに還流させる(一台のエアーポ
ンプが冷却ユニットに対する給気用と排気用とを兼ね
る)構造としたので、当該画像形成装置が設置されたオ
フィス環境をクリーンな状態に維持することができる。
また、上記のようにエアーポンプ・冷却ユニットの間で
空気流を循環させるようにしたので、空気流の漏洩がな
く機内でのトナー飛散が防止される。
【0050】(4)請求項5 請求項5に係る画像形成装置では、給気用エアーポンプ
と排気用エアーポンプとを個別に設け、給気用エアーポ
ンプからの空気流を冷却ユニットに給気し、冷却ユニッ
ト内の排気を排気用エアーポンプで吸気し、この排気用
エアーポンプの吐出口からこのエアーポンプ外に排気す
るように構成したため、請求項4による効果に加えて、
請求項4の画像形成装置に比べて、記録紙の冷却・排熱
機能が更に高まる。
【0051】(5)請求項6,7 請求項6に係る画像形成装置では、エアーポンプからの
空気がスリット状開口部から広角で冷却ユニットの送風
部に流入するため、空気流を送風口全体から均等に送風
することができ、記録紙を均一に冷却することができ
る。請求項7に係る画像形成装置では、エアーポンプか
らの空気が多数の円形開口部から広角で冷却ユニットの
送風部に流入するため、請求項6と同様の効果が得られ
る。また、上記スリット状開口部、円形開口部の形状・
個数・位置・大きさなどを最適化することによって、更
に効率の良い空冷が可能になる。
【0052】(6)請求項8 請求項8に記載の画像形成装置では、冷却ユニットの送
風口および空気流吸引口が、記録紙の幅方向に延びる長
方形の開口部として形成され、かつ、前記送風口の開口
長さおよび、前記空気流吸引口の開口長さが記録紙の幅
と等しいか、またはこれより大きいことを特徴とする。
このため、請求項8に係る画像形成装置によれば、空気
流を記録紙の幅全体にわたって万遍なく吹きつけること
ができるので、記録紙全体を均一な温度に冷却すること
ができる。
【0053】(7)請求項9 請求項9に記載の画像形成装置では、冷却ユニットの空
気流吸引口の開口幅を送風口の開口幅より大きくしたた
め、記録紙冷却後の昇温空気が周囲空間へ漏れる割合が
減少するため、機内温度の上昇がより確実に防止され
る。
【0054】(8)請求項10 請求項10に記載の画像形成装置では、送風口からの空
気流が記録紙の搬送方向と逆向きで記録紙に吹きつけら
れるため、記録紙冷却効率が向上し、ヒートパイプでの
オフセットの防止効果が著しく高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の要部構造および、
記録紙の冷却方法を示す断面図である。
【図2】図1の画像形成装置に配備された空冷装置の概
略構造を示す説明図であって、冷却ユニットとエアーポ
ンプとの接続態様を示すものである。
【図3】図2の冷却ユニットの概略構造を示す斜視図で
ある。
【図4】図2のエアーポンプの外観形状を示す斜視図で
ある。
【図5】図2に示すコネクタの一例を示すもので、
(a)は側面図、(b)は正面図である。
【図6】図2に示すコネクタの別例を示すもので、
(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図7】図1の画像形成装置における記録紙冷却方法に
係るもので、冷却ユニットの送風口からの空気流の方向
を示す説明図である。
【符号の説明】
10 空冷装置 11 冷却ユニット 11a 天板 12 送風部 12a 給気口 12b 送風口 13 排気部 13a 排気口(排熱口) 13b 空気流吸引口 14 給気用エアーポンプ 14a 吐出管 14b 吸気管 15 排気用エアーポンプ 15a 吐出管 15b 吸気管 16 給気用導管 17 排気用導管 18 コネクタ 18a 中空テーパ部 18b 円筒体部 19 コネクタ 20 スリット状開口部 21 円形開口部 51 熱定着装置(定着ユニット) 51a 定着ローラ(熱ローラ) 51b 圧着ローラ(加圧ローラ) 51c 用紙ガイド 52 断熱カバー 53 搬送ベルト 54 ヒートパイプ 55 送り出しローラ 56 分離爪 57 ガイド板 58 排紙トレイ 59 筐体外壁 A 空気流 P 記録紙(用紙)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置の熱定着装置から排出され
    た記録紙に空気流を直接接触させて予備冷却した後、該
    記録紙を、回転するヒートパイプの外周面に接触させ、
    該ヒートパイプの回転により搬送しながら冷却すること
    を特徴とする画像形成装置における記録紙の冷却方法。
  2. 【請求項2】 熱定着装置から排出された記録紙をヒー
    トパイプで冷却するようにした画像形成装置において、
    前記熱定着装置とヒートパイプとの間の記録紙搬送路
    に、空気流を記録紙に直接接触させて予備冷却するため
    の空冷装置を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記空冷装置は冷却ユニットを具備し、
    該冷却ユニットは給気口及び送風口を備えた中空の送風
    部と、空気流吸引口及び排気口を備えた中空の排気部と
    を備え、前記送風口と前記空気流吸引口は互いに対向し
    ていることを特徴とする請求項2に画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記空冷装置は前記冷却ユニットと、給
    排気用エアーポンプとを備えてなり、該エアーポンプの
    吐出管が給気用導管を介して冷却ユニットの給気口に接
    続され、該エアーポンプの吸気管が排気用導管を介して
    冷却ユニットの排気口に接続されていることを特徴とす
    る請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記空冷装置は前記冷却ユニットと、給
    気用エアーポンプと、排気用エアーポンプとを個別に備
    えてなり、給気用エアーポンプの吐出管が給気用導管を
    介して冷却ユニットの給気口に接続され、排気用エアー
    ポンプの吸気管が排気用導管を介して冷却ユニットの排
    気口に接続されていることを特徴とする請求項3に記載
    の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記給気用導管は、給気口側の先端部に
    スリット状の開口部を形成したコネクタを介して冷却ユ
    ニットの給気口に接続されていることを特徴とする請求
    項4または5に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記給気用導管は、給気口側の先端部に
    多数の円形開口部を一列に配列したコネクタを介して冷
    却ユニットの給気口に接続されていることを特徴とする
    請求項4または5に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記冷却ユニットの送風口および空気流
    吸引口は、記録紙の幅方向に延びる長方形の開口部とし
    て形成され、かつ、前記送風口の開口長さおよび、前記
    空気流吸引口の開口長さは記録紙の幅と等しいか、また
    はこれより長いことを特徴とする請求項3に記載の画像
    形成装置。
  9. 【請求項9】 前記冷却ユニットは、前記空気流吸引口
    の開口幅が前記送風口の開口幅より大きいことを特徴と
    する請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記冷却ユニットは、前記送風口が記
    録紙の搬送方向下流側に位置し、前記空気流吸引口が記
    録紙の搬送方向上流側に位置し、送風口から空気流吸引
    口への空気流の方向が記録紙の搬送方向と逆になり、か
    つ、送風口からの空気流が記録紙に吹きつけられるよう
    に構成されていることを特徴とする請求項3に記載の画
    像形成装置。
JP2000251581A 2000-08-22 2000-08-22 画像形成装置における記録紙の冷却方法及び、画像形成装置 Pending JP2002062702A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000251581A JP2002062702A (ja) 2000-08-22 2000-08-22 画像形成装置における記録紙の冷却方法及び、画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000251581A JP2002062702A (ja) 2000-08-22 2000-08-22 画像形成装置における記録紙の冷却方法及び、画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002062702A true JP2002062702A (ja) 2002-02-28

Family

ID=18740960

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000251581A Pending JP2002062702A (ja) 2000-08-22 2000-08-22 画像形成装置における記録紙の冷却方法及び、画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002062702A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005241934A (ja) * 2004-02-26 2005-09-08 Canon Inc 画像形成装置
JP2007033520A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Fuji Xerox Co Ltd シート搬送部、及び画像形成装置
JP2009236953A (ja) * 2008-03-25 2009-10-15 Fuji Xerox Co Ltd 像定着固化装置および画像形成装置
WO2011074389A1 (ja) * 2009-12-14 2011-06-23 花王株式会社 吸収性物品の製造方法
JP2012135984A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Fujifilm Corp 画像形成装置及び画像形成方法
US8811849B2 (en) 2009-10-23 2014-08-19 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2015206870A (ja) * 2014-04-18 2015-11-19 コニカミノルタ株式会社 シート冷却装置、後処理装置および画像形成装置
CN110683423A (zh) * 2019-11-20 2020-01-14 安徽荣业纺织有限公司 一种纺织用导丝装置

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005241934A (ja) * 2004-02-26 2005-09-08 Canon Inc 画像形成装置
JP4481683B2 (ja) * 2004-02-26 2010-06-16 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2007033520A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Fuji Xerox Co Ltd シート搬送部、及び画像形成装置
JP4569407B2 (ja) * 2005-07-22 2010-10-27 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP2009236953A (ja) * 2008-03-25 2009-10-15 Fuji Xerox Co Ltd 像定着固化装置および画像形成装置
US8811849B2 (en) 2009-10-23 2014-08-19 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US9507298B2 (en) 2009-10-23 2016-11-29 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming apparatus including cooling mechanism with blowoff port
US9811030B2 (en) 2009-10-23 2017-11-07 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
CN102573732A (zh) * 2009-12-14 2012-07-11 花王株式会社 吸收性物品的制造方法
WO2011074389A1 (ja) * 2009-12-14 2011-06-23 花王株式会社 吸収性物品の製造方法
JP2012135984A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Fujifilm Corp 画像形成装置及び画像形成方法
US8622505B2 (en) 2010-12-27 2014-01-07 Fujifilm Corporation Image forming apparatus including cooling device that cools a recording medium and image forming method including cooling a recording medium
JP2015206870A (ja) * 2014-04-18 2015-11-19 コニカミノルタ株式会社 シート冷却装置、後処理装置および画像形成装置
CN110683423A (zh) * 2019-11-20 2020-01-14 安徽荣业纺织有限公司 一种纺织用导丝装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4297670B2 (ja) 画像形成装置
US6909864B2 (en) Image forming apparatus configuring air passage and process cartridge for the apparatus
JP2002062702A (ja) 画像形成装置における記録紙の冷却方法及び、画像形成装置
JP2003202765A (ja) 画像形成装置
JP2001255807A (ja) シート状媒体冷却装置、画像形成装置
JP4672837B2 (ja) 画像形成装置
JP2000259064A (ja) 排熱装置及びこれを備えた画像形成装置
JP3547031B2 (ja) 画像形成装置
JP2003223092A (ja) 画像形成装置の用紙冷却装置
US9851678B2 (en) Blowing device, holder for blowing device, sheet discharge device, and image forming apparatus
JPH10268735A (ja) 冷却装置
EP1328844B1 (en) Cooling device in a projector
JP2000310931A (ja) 画像形成装置
JP2004020801A (ja) 画像形成装置
JP2007025545A (ja) 画像形成装置
JP2006047773A (ja) 画像形成装置
JP4397034B2 (ja) 画像形成装置の冷却装置および画像形成装置
JP2006084694A (ja) 定着装置
JP2006145727A (ja) 冷却装置及びこれを搭載した画像形成装置
JP2007271890A (ja) 画像形成装置
JP2003295740A (ja) 画像形成装置
JP2001235997A (ja) 画像形成装置
JPH11338332A (ja) 画像形成装置の遮熱装置
JP2000214746A (ja) 画像形成装置
JPH04184381A (ja) 冷却装置