JP2002062489A - 光変調装置、該装置による光スイッチ、移動量検出装置及び該装置による距離測定装置、位置合わせ装置及び該装置による半導体露光装置、並びにこれらの方法 - Google Patents

光変調装置、該装置による光スイッチ、移動量検出装置及び該装置による距離測定装置、位置合わせ装置及び該装置による半導体露光装置、並びにこれらの方法

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JP2002062489A JP2000251598A JP2000251598A JP2002062489A JP 2002062489 A JP2002062489 A JP 2002062489A JP 2000251598 A JP2000251598 A JP 2000251598A JP 2000251598 A JP2000251598 A JP 2000251598A JP 2002062489 A JP2002062489 A JP 2002062489A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】近接場領域に適用可能であって、波長依存のな
い光変調が実現でき、ノイズ原因の少ない非可干渉光や
レーザ光を用いた場合にも波長変動によるノイズ原因の
ない高精度な光変調が実現可能な光変調装置、該装置に
よる光スイッチ、移動量検出装置及び該装置による距離
測定装置、位置合わせ装置及び該装置による半導体露光
装置、並びにこれらの方法を提供する。 【解決手段】光源から出射される光の波長よりも小さい
周期を有する第1および第2の2つの周期構造を、前記
波長以下の間隔まで近接させて互いに向かい合わせた状
態で配置し、該2つの周期構造を相対的に移動させ、該
2つの周期構造の間を透過した前記光源からの透過光の
強度を変調するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信やカメラ、
ディスプレイ等の画像形成装置に用いられる光スイッ
チ、ナノメートル精度の距離測定用エンコーダ、および
半導体露光装置におけるマスク・ウェハ間のギャップ制
御やアライメント、等に用いられる光変調素子、移動量
検出装置、および位置合わせ装置等に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】LSI等の半導体素子の集積度は高密度
化の一途をたどり、現在はエキシマレーザを用いた露光
装置、X線ステッパーが実用化されている。さらに微細
パターンを形成するための次世代の露光装置として、F
2レーザ、電子線、EUV光、近接場光を用いた装置が
検討されている。このような露光装置においては、0.
1μm以下の線幅解像がなされつつあるが、このために
必要なマスク・ウェハの相対位置合わせ精度はその1/
10、すなわち、10nm以下が最低限必要とされてい
る。このような高精度位置合わせ方法として、従来から
二重回折格子法が提案されている[Flanders
et al., Appl. Phys.Lett.
vol.31, p.426 (1977)]。
【0003】この方法の原理を図20に示す。この方法
は、マスク及びウェハにそれぞれ回折格子を設け、これ
らにレーザ光を入射し、それぞれの回折格子からの複数
の回折光の干渉光強度を検知することにより、マスク及
びウェハの相対位置ずれを検出し、相対位置合わせを行
なうものである。
【0004】一方、金属薄膜に設けられた開口アレイが
入射光の波長に関して選択された周期で配列されている
場合に光透過が高まる装置が提案されている(特開平1
1−072607号公報)。この提案において、開口の
大きさが150nm〜1μm、開口間ピッチが0.6〜
1.8μmの場合、開口が配置されている部分に入射す
る光の波長(0.5〜1.0μm)に対応する特定のピ
ッチの開口アレイでは、開口部分に入る光より多い光が
開口アレイから透過すると記載されている。ここで、透
過する光の強度は開口アレイの周期と波長の相関に応じ
たピークを持っており、波長をλ、開口の周期をPとす
ると、λ/Pがある条件の時に透過する光の強度が強く
なるとともに、入射光の波長を連続的に変化させるとそ
のピークが周期的に現れることが記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】さて、二重回折格子法
では、位置合わせに用いるレーザの波長変動にも敏感で
あり、横方向の位置ずれ量検出信号にレーザの波長変動
による信号成分が重畳する。また、可干渉性のコヒーレ
ント光を用いることが必要であるため、迷光によるスペ
ックルノイズが重畳し、位置ずれ量検出分解能の低下を
生じていた。
【0006】また、前記特開平11−072607号公
報に記載の現象は、回折格子の格子間隔がだんだん波長
に近づくことで、本来考えられる回折効率からずれ反射
光が0次の回折光に集中してしまうことから起こるWo
odのアノマリーとして古くから知られている現象であ
る(参考文献:「光の鉛筆」(1984)鶴田 匡夫
著、「Electromagnetic Theory
of Gratings」(1980)R.Peti
t編)。すなわち、開口アレイを透過する光の強度が光
の波長に対して周期的に変化することから、開口周期と
波長の関係がある周期条件を満たすとき起こるものであ
り、開口アレイと入射光の共鳴領域で起こる現象であっ
て、次のような問題点を有していた。それは、第一に上
記した共鳴領域の現象であるため、用いる光波長の1/
2〜2倍程度の範囲内の開口サイズに限定され、分解能
がこの程度に限定されることになる。また、第二にこの
ような共鳴条件を満たさなければならないため、光波長
に対して開口サイズの作製精度が厳しく、開口の作製コ
ストが高くなる。さらに、第三に、この現象において、
透過光の増大は伝播光で観測されたファーフィールドの
現象であり、近接場領域に適用することができない。
【0007】そこで、本発明は、上記課題を解決し、近
接場領域に適用可能であって、波長依存のない光変調が
実現でき、ノイズ原因の少ない非可干渉光やレーザ光を
用いた場合にも波長変動によるノイズ原因のない高精度
な光変調が実現可能な光変調装置、該装置による光スイ
ッチ、移動量検出装置及び該装置による距離測定装置、
位置合わせ装置及び該装置による半導体露光装置、並び
にこれらの方法を提供することを目的とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成するために、つぎの(1)〜(39)のように構成し
た光変調装置、該装置による光スイッチ、移動量検出装
置及び該装置による距離測定装置、位置合わせ装置及び
該装置による半導体露光装置、並びにこれらの方法を提
供するものである。 (1)光源から出射される光の波長よりも小さい周期を
有する第1および第2の2つの周期構造と、該2つの周
期構造を相対移動させる移動手段を有し、該2つの周期
構造を前記波長以下の間隔まで近接させて互いに向かい
合わせた状態で配置し、前記移動手段によって該2つの
周期構造を相対移動させ、該2つの周期構造の間を透過
した前記光源からの透過光の強度を変調する構成を備え
たことを特徴とする光変調装置。 (2)前記第1および第2の周期構造は、前記光源から
出射される光の波長の1/2以下の開口幅とピッチを有
することを特徴とする上記(1)に記載の光変調装置。 (3)前記第1および第2の周期構造は、前記開口幅と
ピッチの周期を前記光源から出射される光の波長よりも
小さい領域内に、複数有することを特徴とする上記
(2)に記載の光変調装置。 (4)前記第1および第2の周期構造は、その近接間隔
が100nm以下であることを特徴とする上記(1)〜
(3)のいずれかに記載の光変調装置。 (5)前記第1の周期構造は、前記光源からの光が入射
する裏面側に対する表面側に前記周期を有し、前記第2
の周期構造は前記第1の周期構造の表面側と向かい合う
面側に前記周期を有することを特徴とする上記(1)〜
(4)のいずれかに記載の光変調装置。 (6)前記2つの周期構造を相対的に移動させる方向
が、該2つの周期構造の周期の方向であることを特徴と
する上記(1)〜(5)のいずれかに記載の光変調装
置。 (7)前記2つの周期構造のいずれか一方を支持し、該
2つの周期構造の互いに向かい合った間隔の方向に弾性
変形可能な弾性体を有することを特徴とする上記(6)
に記載の光変調装置。 (8)前記2つの周期構造を相対的に移動させる方向
が、該2つの周期構造の互いに向かい合った間隔の方向
であることを特徴とする上記(1)〜(5)のいずれか
に記載の光変調装置。 (9)上記(1)〜(8)のいずれかに記載の光変調装
置を用いて入射光に対する出射光の強度を切り替えるよ
うに構成したことを特徴とする光スイッチ。 (10)第1と第2の2つの周期構造の間を透過した光
源からの透過光の強度を変調する光強度変調手段と、該
透過光の強度を検出する手段と、該第1と第2の2つの
周期構造の相対的移動量を検出する手段とを備え、これ
らによって光の強度変化を検出し、該検出した光の強度
から前記相対的移動量を検出することによる移動量検出
装置であって、前記光強度変調手段が、記(1)〜
(8)のいずれかに記載の光変調装置によって構成され
ていることを特徴とする移動量検出装置。 (11)前記第1または第2の周期構造が、2次元の周
期構造であることを特徴とする上記(10)に記載の移
動量検出装置。 (12)前記第1の周期構造と第2の周期構造が、ラン
ダムな周期構造を有することを特徴とする上記(10)
に記載の移動量検出装置。 (13)前記第1の周期構造と第2の周期構造が、異な
る周期であることを特徴とする上記(10)に記載の移
動量検出装置。 (14)前記透過光の強度を検出する手段が、前記第2
の周期構造における前記第1の周期構造の表面側と向か
い合う面に対し、その裏面側から散乱される光の強度分
布を検出する手段によって構成されていることを特徴と
する上記(13)に記載の移動量検出装置。 (15)上記(10)〜(14)のいずれかに記載の移
動量検出装置を用いて微小な変位量が測定可能に構成さ
れていることを特徴とする距離測定装置。 (16)第1と第2の2つの周期構造の間を透過した光
源からの透過光の強度を変調する光強度変調手段と、該
透過光の強度を検出する手段と、該第1と第2の2つの
周期構造を相対的に移動させる移動手段と、該第1と第
2の2つの周期構造の相対位置を検出する手段とを備
え、これらによって光の強度変化を検出し、該検出した
結果に基づいて前記移動手段を駆動して前記相対位置を
合わせることによる位置合わせ装置であって、前記光強
度変調手段が、上記(1)〜(8)のいずれかに記載の
光変調装置によって構成されていることを特徴とする位
置合わせ装置。 (17)前記第1または第2の周期構造が、2次元の周
期構造であることを特徴とする上記(16)に記載の位
置合わせ装置。 (18)前記第1の周期構造と第2の周期構造が、ラン
ダムな周期構造を有することを特徴とする上記(16)
に記載の位置合わせ装置。 (19)前記第1の周期構造と第2の周期構造が、異な
る周期であることを特徴とする上記(16)に記載の位
置合わせ装置。 (20)前記光の強度を検出する手段が、前記第2の周
期構造における前記第1の周期構造の表面側と向かい合
う面に対し、その裏面側から散乱される光の強度分布を
検出する手段によって構成されていることを特徴とする
上記(19)に記載の位置合わせ装置。 (21)上記(16)〜(20)のいずれかに記載の位
置合わせ装置を用いてマスク・ウェハ間のギャップ制
御、またはアライメント等を行うように構成したことを
特徴とする半導体露光装置。 (22)光源から出射される光の波長よりも小さい周期
を有する第1および第2の2つの周期構造を、前記波長
以下の間隔まで近接させて互いに向かい合わせた状態で
配置し、該2つの周期構造を相対的に移動させ、該2つ
の周期構造の間を透過した前記光源からの透過光の強度
を変調することを特徴とする光変調方法。 (23)前記第1および第2の周期構造は、前記光源か
ら出射される光の波長の1/2以下の開口幅とピッチを
有することを特徴とする上記(22)に記載の光変調方
法。 (24)前記第1および第2の周期構造は、前記開口幅
とピッチの周期を前記光源から出射される光の波長より
も小さい領域内に、複数有することを特徴とする上記
(23)に記載の光変調方法。 (25)前記第1および第2の周期構造は、その近接間
隔が100nm以下であることを特徴とする上記(2
2)〜(24)のいずれかに記載の光変調方法。 (26)前記第1の周期構造は、前記光源からの光が入
射する裏面側に対する表面側に前記周期を有し、前記第
2の周期構造は前記第1の周期構造の表面側と向かい合
う面側に前記周期を有することを特徴とする上記(2
2)〜(25)のいずれかに記載の光変調方法。 (27)前記2つの周期構造を、これらの周期の方向に
相対的に移動させることを特徴とする上記(22)〜
(26)のいずれかに記載の光変調方法。 (28)前記2つの周期構造のいずれか一方を支持し、
該2つの周期構造の互いに向かい合った間隔の方向に弾
性変形可能な弾性体を有し、該弾性体を弾性変形させた
状態で該2つの周期構造を接触させることにより、該2
つの周期構造の間隔が変化しないようにすることを特徴
とする上記(27)に記載の光変調方法。 (29)前記2つの周期構造を、これらの互いに向かい
合った間隔の方向に相対的に移動させることを特徴とす
る上記(22)〜(26)のいずれかに記載の光変調方
法。 (30)第1と第2の2つの周期構造の間を透過した光
源からの透過光の強度を変調する一方、該透過光の強度
を検出し、該検出した光の強度から該2つの周期構造の
相対的移動量を検出することによる移動量検出方法であ
って、前記透過光の強度の変調に、上記(22)〜(2
9)のいずれかに記載の光変調方法を用いることを特徴
とする移動量検出方法。 (31)前記第1または第2の周期構造を、2次元の周
期構造とすることを特徴とする上記(30)に記載の移
動量検出方法。 (32)前記第1の周期構造と第2の周期構造を、ラン
ダムな周期構造とすることを特徴とする上記(30)に
記載の移動量検出方法。 (33)前記第1の周期構造と第2の周期構造を、異な
る周期とすることを特徴とする上記(30)に記載の移
動量検出方法。 (34)前記透過光の強度の検出が、前記第2の周期構
造における前記第1の周期構造の表面側と向かい合う面
に対し、その裏面側から散乱される光の強度分布を検出
することによって行われることを特徴とする上記(3
3)に記載の移動量検出方法。 (35)第1と第2の2つの周期構造の間を透過した光
源からの透過光の強度を変調する一方、該透過光の強度
を検出し、該検出した結果に基づいて行われる該2つの
周期構造の相対位置合わせによる位置合わせ方法であっ
て、前記透過光の強度の変調に、上記(22)〜(2
9)のいずれかに記載の光変調方法を用いることを特徴
とする位置合わせ方法。 (36)前記第1または第2の周期構造が、2次元の周
期構造であることを特徴とする上記(35)に記載の位
置合わせ方法。 (37)前記第1の周期構造と第2の周期構造が、ラン
ダムな周期構造を有することを特徴とする上記(35)
に記載の位置合わせ方法。 (38)前記第1の周期構造と第2の周期構造が、異な
る周期であることを特徴とする上記(35)に記載の位
置合わせ方法。 (39)前記透過光の強度の検出が、前記第2の周期構
造における前記第1の周期構造の表面側と向かい合う面
に対し、その裏面側から散乱される光の強度分布を検出
することによって行われることを特徴とする上記(3
8)に記載の位置合わせ方法。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に関連する実験を通じて、
我々は、波長以下の大きさの領域に波長以下の開口を並
べ、その並べる密度を変えることによってその開口から
出る近接場光の強度を制御できる新規な現象を発見し
た。上記した本発明の構成は、この現象を利用すること
によって完成に到ったものである。
【0010】以下に、図4を用いて、この現象を説明す
る。図4(a)のような微小な波長以下の開口401を
有する金属薄膜に光を照射させると開口近傍に近接場光
が発生する。ここで、光の波長は530nm、開口幅は
80nm、隣り合う開口のピッチは160nmである。
近接場光学顕微鏡(Scanning Near−fi
eld Optical Microscope:SN
OM)で観察することにより、発生する近接場光の強度
を測定すると、波長以下の開口401の並び方に応じて
変化することがわかった。波長程度の大きさの領域40
2内に波長以下の開口401が1本しか存在しない場合
と複数本存在している場合とで近接場光の強度が異な
る。
【0011】波長程度の大きさの領域402内に存在す
る開口401の密度が大きい方が近接場光の強度は大き
く、逆に、波長程度の大きさの領域402内に存在する
開口401の密度が低い場合は近接場光の強度が小さ
い。図4(a)は、波長程度の領域402内に開口が1
本、2本、3本、4本、5本存在する場合を示してい
る。波長程度の領域402内に開口401が1本存在す
る場合は、図4(b)に示すように非常に近接場光の強
度が低いが、開口が2本、3本、4本と増えるにしたが
って1本あたりの開口から出る近接場光の強度が強くな
っていく。開口数の増加にしたがって近接場光の強度が
増加するが、波長程度の領域402内に納まらない数の
開口が並ぶと、それ以上近接場光の強度は増大せず一定
となる。図4(b)では、4本から5本に開口401の
存在する数が増大しても近接場光の強度が変化しないこ
とがわかる。つまり、波長程度の大きさの領域に存在す
る開口の密度に応じて近接場光の強度が増加することが
わかる。
【0012】以上のような発見から、微小な開口1本で
は充分な近接場光強度が得られなくとも、波長程度の領
域内に開口を複数本を存在させることにより、開口を透
過する近接場光強度を増大させることができることがわ
かった。この現象を利用し、以下に述べる光変調素子、
移動量検出装置、位置合わせ装置に応用し、近接場光を
用いたナノメートルオーダーの計測制御を可能にするも
のである。
【0013】次に、図1〜図3を用いて本発明の第1の
実施の形態における光変調素子の詳細について説明す
る。光源101から出射される伝搬光である入射光10
2を透明支持基板A103のおもて面(図1では下側の
面)上に設けた周期構造A104に対して裏面(図1で
は上側)から入射させる。ここで、透明支持基板A10
3として、入射光102を透過するガラスなどの透明材
料基板を選択する。周期構造A104としては、例え
ば、CrやAlなどの金属薄膜(膜厚20〜100n
m)を透明支持基板A103上に成膜し、電子線加工や
集束イオンビーム加工、走査型プローブ顕微鏡を利用し
た加工装置等を用いて、スリット状の開口を形成したも
のを用いる。ここで、開口幅は入射光102の波長の1
/2以下の10〜100nm、開口ピッチも入射光10
2の波長の1/2以下の20〜200nmとする。開口
の(長手方向の)長さは、用途によって最適な長さを選
択すれば良い。
【0014】形成した開口パターンの一例を図2に示
す。図2において、開口スリット201は、開口幅80
nmのものがピッチ160nmで周期的に並んだものか
ら成り立っている。開口スリットの長さは100μmで
ある。
【0015】裏面から周期構造A104に入射した光は
周期構造A104の開口を透過して伝搬光から変換され
て近接場光105となり、周期構造A104のおもて面
(図1では下側)に滲み出る。この近接場光105に対
して100nm以下の距離まで、周期構造B106のお
もて面(図1では上側)を近づける。周期構造B106
は透明支持基板B107上に設けられており、材質、形
状、作製方法等については周期構造A104と同じであ
る。周期構造B106のおもて面を近づけられた近接場
光105は、周期構造B106の開口を透過すると同時
に周期構造B106の裏面(図1では下側)で散乱さ
れ、近接場光の散乱光108となって、再び伝搬光に変
換される。
【0016】ここで、アクチュエータ109により、周
期構造B106を図1中のx方向に移動させる。このと
き、光検出器110により近接場光の散乱光108の強
度を測定すると、x方向の相対変位に応じて強度が周期
的に変化する。この変化の様子を図3に示す。図3にお
いて、周期構造A301と周期構造B302の間の位置
関係の異なる相対変位状態をa〜dに示す。相対変位が
a→b→c→d→a→・・・と変化するにつれて、近接
場光の散乱光強度は中間値→最大値→中間値→最小値→
中間値→・・・と変化する。これは、周期構造A301
の開口部分と周期構造B302の開口部分の位置がちょ
うど重なるbの位置関係のとき、周期構造A301の開
口部分に発生する近接場光が周期構造B302の開口部
分を透過する割合が最大となり、周期構造A301の開
口部分と周期構造B302の開口部分の位置がちょうど
反転してずれるdの位置関係のとき、周期構造A301
の開口部分に発生する近接場光が周期構造B302の開
口部分を透過する割合が最小となるためである。したが
って、この変化の周期は、周期構造A301、B302
のピッチpと一致する。
【0017】この原理を応用し、(図1に記載の)アク
チュエータ109を用いて周期構造A301と周期構造
B302の位置関係をbとdの間で変化するようにp/
2変位させることにより、近接場光の散乱光108の強
度を最大値と最小値の間で変化させることができる。逆
に、強度変化から周期構造A301と周期構造B302
のx方向位置関係を検出することができる。この原理を
応用したのがあとの実施例3に述べる移動量検出装置で
ある。
【0018】次に、図5〜図7を用いて本発明の第2の
実施の形態における光変調素子の詳細について説明す
る。光源501から出射される伝搬光である入射光50
2を透明支持基板A503のおもて面(図5では下側の
面)上に設けた周期構造A504に対して裏面(図5で
は上側)から入射させる。ここで、透明支持基板A50
3として、入射光502を透過するガラスなどの透明材
料基板を選択する。周期構造A504としては、例え
ば、CrやAlなどの金属薄膜(膜厚20〜100n
m)を透明支持基板A503上に成膜し、電子線加工や
集束イオンビーム加工、走査型プローブ顕微鏡を利用し
た加工装置等を用いて、スリット状の開口を形成したも
のを用いる。ここで、開口幅は10〜100nm、開口
ピッチは20〜200nmとする。開口の(長手方向
の)長さは、用途によって最適な長さを選択すれば良
い。
【0019】形成した開口パターンの一例を図2に示
す。図2において、開口スリット201は、開口幅80
nmのものがピッチ160nmで周期的に並んだものか
ら成り立っている。開口スリットの長さは100μmで
ある。裏面から周期構造A504に入射した光は周期構
造A504の開口を透過して伝搬光から変換されて近接
場光505となり、周期構造A504のおもて面(図5
では下側)に滲み出る。
【0020】この近接場光505に対して光源の光波長
以下の距離まで、周期構造B506のおもて面(図5で
は上側)を周期構造の位相が反転するように、すなわ
ち、周期構造A504の開口部分と周期構造B506の
開口部分が完全にずれるように近づける。周期構造B5
06は透明支持基板B507上に設けられており、材
質、形状、作製方法等については周期構造A504と同
じである。周期構造B506のおもて面を近づけられた
近接場光505は、周期構造B506の開口を透過する
と同時に周期構造B506の裏面(図5では下側)で散
乱され、近接場光の散乱光508となって、再び伝搬光
に変換される。
【0021】また、周期構造A504のおもて面に対し
て、周期構造B506のおもて面が光波長以上の距離に
離れた場合の様子を図6に示す。周期構造A504のお
もて面(図6では下側)に滲み出た近接場光A601は
周期構造A504のおもて面で散乱され、近接場光Aの
散乱光A602となって、再び伝搬光に変換される。近
接場光Aの散乱光A602は、周期構造B506のおも
て面(図6では上側)に入射し、周期構造B506の開
口を透過して伝搬光から変換されて近接場光B603と
なり、周期構造B506の裏面(図6では下側)に滲み
出る。近接場光B603は、周期構造B506の裏面で
散乱され、近接場光Bの散乱光B604となって、再び
伝搬光に変換される。
【0022】ここで、アクチュエータ509により、周
期構造B506を図5、図6中のz方向に移動させる。
このとき、光検出器510により近接場光の散乱光50
8、604の強度を測定すると、z方向の相対変位に応
じて強度が変化する。この変化の様子を図7に示す。図
7において、周期構造A701と周期構造B702の間
の位置関係の異なる相対変位状態をa〜dに示す。相対
変位がa→b→c→d→・・・と変化するにつれて、近
接場光の散乱光強度は最小値→中間値→最大値→最大値
のまま一定値と変化する。これは、周期構造A701の
開口部分と周期構造B702の開口部分の位置がちょう
ど反転して重なるaの位置関係のとき、周期構造A70
1の開口部分に発生する近接場光が周期構造B702の
開口部分を透過する割合が最小となり、周期構造A70
1と周期構造B702のz方向間隔が離れるに従って、
周期構造A701の開口部分に発生する近接場光が周期
構造B702の開口部分を透過する割合が大きくなり、
波長程度以上離れると一定になるためである。
【0023】この原理を応用し、(図5、図6に記載
の)アクチュエータ509を用いて周期構造A701と
周期構造B702の位置関係をaとdの間で変化するよ
うに波長程度の距離だけ変位させることにより、近接場
光の散乱光508、604の強度を最小値と最大値の間
で変化させることができる。逆に、この強度変化から周
期構造A701と周期構造B702のz方向位置関係を
検出することができる。この原理を応用したのがあとの
実施例4に述べる移動量検出装置である。
【0024】このように、用いる光波長の1/2以下の
開口幅、ピッチを有する周期構造を100nm以下の間
隔で2つ向かい合わせた構造に伝搬光を照射し、近接場
光に変換された状態で両構造の間を透過させ、再び伝搬
光に変換した透過光の強度を両周期構造を相対移動させ
て変調する原理を用いて、波長依存のない光変調を実現
できる。このことから、ノイズ原因の少ない非可干渉光
やレーザ光を用いた場合も波長変動によるノイズ原因の
ない高精度な光変調素子、移動量検出装置、位置合わせ
装置を構成することが可能となる。また、透過光量が大
きいため、高効率な光変調が実現される。同様に透過光
量が大きいことから、S/N比の大きい信号検出が可能
となり、高精度の移動量検出装置、位置合わせ装置を構
成することが可能となる。
【0025】
【実施例】以下に、本発明の実施例について説明する。 [実施例1]図8に、本発明の実施例1における光変調
の原理を応用した光ファイバー用の光スイッチの構成例
を示す。図8において、コアA801、クラッドA80
2から構成される光ファイバA803が光アダプタ80
4によって、コアB805、クラッドB806から構成
される光ファイバB807と接続されている。光アダプ
タ804の内部には、前述したような透明支持基板A8
08上に設けられた周期微小開口スリットA809、透
明支持基板B810上に設けられた周期微小開口スリッ
トB811とが、100nm以下の間隔になるよう配置
されている。
【0026】透明支持基板B810にはピエゾ素子81
2が取り付けられ、これを駆動することにより、周期微
小開口スリットA809に対して周期微小開口スリット
B811を図8における横方向に移動させ、入射導波光
813(波長:1.3μm)の強度を変調し、出射導波
光814とする。ここで、ピエゾ素子812の駆動量・
駆動波形の選択により、入射導波光813に対する出射
導波光814の光スイッチとして動作させたり、強度変
調素子として動作させたりできる。本実施例では、本発
明の光変調の原理を光ファイバ用の光スイッチに応用し
た例を示したが、本発明の概念はこれに限定されるもの
でなく、他にカメラのシャッターやディスプレイの画素
のスイッチ・変調にも応用することができる。
【0027】[実施例2]図9に、本発明の実施例2に
おける光変調の原理を応用した光ファイバー用の光スイ
ッチの構成例を示す。図9において、コアA801、ク
ラッドA802から構成される光ファイバA803が光
アダプタ804によって、コアB805、クラッドB8
06から構成される光ファイバB807と接続されてい
る。光アダプタ804の内部には、前述したような透明
支持基板A808上に設けられた周期微小開口スリット
A809、透明支持基板B810上に設けられた周期微
小開口スリットB901とが、100nm以下の間隔に
なるよう配置されている。ここで、周期微小開口スリッ
トA809と周期微小開口スリットB901は周期構造
の位相が反転するように、すなわち、周期微小開口スリ
ットA809の開口部分と周期微小開口スリットB90
1の開口部分が横方向に完全にずれるように配置されて
いる。
【0028】透明支持基板B810にはピエゾ素子90
2が取り付けられ、これを駆動することにより、周期微
小開口スリットA809に対して周期微小開口スリット
B811を図8における縦方向に移動させ、入射導波光
813(波長:1.3μm)の強度を変調し、出射導波
光814とする。ここで、ピエゾ素子812の駆動量・
駆動波形の選択により、入射導波光813に対する出射
導波光814の光スイッチとして動作させたり、強度変
調素子として動作させたりできる。本実施例では、本発
明の光変調の原理を光ファイバ用の光スイッチに応用し
た例を示したが、本発明の概念はこれに限定されるもの
でなく、他にカメラのシャッターやディスプレイの画素
のスイッチ・変調にも応用することができる。
【0029】[実施例3]図10に本発明の実施例3に
おける光変調の原理を応用した移動量検出装置の構成例
を示す。図10において、前述したような透明支持基板
A1001上(おもて面)に設けられた周期微小開口ス
リットA1002、透明支持基板B1003上(おもて
面)に設けられた周期微小開口スリットB1004と
が、100nm以下の間隔になるよう配置されている。
【0030】透明支持基板A1001の裏面(図10で
は上側の面)にはLED(発光ダイオード)1005
(中心波長:約670nm)が取り付けられ、周期微小
開口スリットA1002の裏面から光を照射させる。透
明支持基板B1003の裏面にはPD(フォトダイオー
ド)1006が取り付けられ、周期微小開口スリットB
1004の裏面から散乱される近接場光の散乱光100
7の強度を検出する。
【0031】ここで、原理を前述したように、周期微小
開口スリットA1002と周期微小開口スリットB10
04との間に図中x方向の相対変位が生じると、図3に
示したようにその変位量に応じて微小開口スリットの周
期で近接場光の散乱光1007の強度が周期的に変化す
るため、PD1006から出力される信号から相対変位
量を検出することができる。
【0032】本実施例で用いる周期微小開口スリットA
1002と周期微小開口スリットB1004の開口パタ
ーンの一例をそれぞれ、図11(a)、図11(b)に
示す。周期微小開口スリットA1101、B1102
は、開口幅80nmのものがピッチ160nmで周期的
に並んだもの2列から成り立っている。開口スリットの
長さは100μmである。ここで、周期微小開口スリッ
トA1101は2列のスリット列周期の位相が90°
(図11の例では、40nm)ずらしてある。周期微小
開口スリットB1102は2列のスリット列は同位相
で、ずれはない。2列のそれぞれの周期微小開口スリッ
トを透過する近接場光の散乱光を独立に検出した相対変
位信号の相対変位量に対応した周期的変化の位相が90
°ずれ、このずれ方向から相対変位方向を検出すること
ができる。
【0033】[実施例4]図12に、本発明の実施例4
における光変調の原理を応用した移動量検出装置の構成
例を示す。図12において、前述したような透明支持基
板A1201上(おもて面)に設けられた周期微小開口
スリットA1202、透明支持基板B1203上(おも
て面)に設けられた周期微小開口スリットB1204と
が、500nm以下の間隔になるよう配置されている。
ここで、周期微小開口スリットA1202と周期微小開
口スリットB1204は周期構造の位相が反転するよう
に、すなわち、周期微小開口スリットA1202の開口
部分と周期微小開口スリットB1204の開口部分が横
方向に完全にずれるように配置されている。
【0034】透明支持基板A1201の裏面(図12で
は上側の面)にはLED(発光ダイオード)1205
(中心波長:約670nm)が取り付けられ、周期微小
開口スリットA1202の裏面から光を照射させる。透
明支持基板B1203の裏面にはPD(フォトダイオー
ド)1206が取り付けられ、周期微小開口スリットB
1204の裏面から散乱される近接場光の散乱光120
7の強度を検出する。
【0035】ここで、原理を前述したように、周期微小
開口スリットA1202と周期微小開口スリットB12
04との間に図中z方向の相対変位が生じると、図7に
示したようにその変位量に応じて近接場光の散乱光12
07の強度が変化するため、PD1206から出力され
る信号から相対変位量を検出することができる。
【0036】[実施例5]図13に、本発明の実施例5
における周期構造Aと周期構造Bの開口パターンの別の
例を示す。本実施例において、周期微小開口は、開口幅
80nmの矩形のものがピッチ160nmで2次元に周
期的に並んだものから成り立っている。開口の設けられ
ている領域の大きさは100μm×100μmである。
このような2次元の周期構造を用いることにより、図1
3中xy方向2次元の相対変位量を検出することができ
る。
【0037】[実施例6]図14に、本発明の実施例6
における周期構造Aと周期構造Bの開口パターンの別の
例を示す。本実施例において、周期微小開口は、開口幅
80nmの矩形やそれを複数組み合わせた形のものが2
次元にランダムに並んだものから成り立っている。開口
の設けられている領域の大きさは100μm×100μ
mである。ただし、周期構造Aと周期構造Bのパターン
は鏡像の関係になっており、向かい合わせたとき、xy
2次元平面のある位置において、開口パターンの位置が
ぴったり重なるようになっている。また、開口部分と非
開口部分の面積比はほぼ1:1となるようにする。この
ような2次元のランダム構造を用いた場合、近接場光の
散乱光強度は、図15に示すようにxy2次元平面内の
周期構造Aと周期構造Bのパターンの位置が重なる位置
でピークを示し、その他の位置では周期構造Aと周期構
造Bの開口部分が平均的に重なり合い、ピーク値の約1
/2の値を示す。このピークの位置を検出することによ
り、xy2次元平面上の相対変位における絶対値、すな
わち基準位置を検出することができる。
【0038】[実施例7]図16に、本発明の実施例7
における周期構造Aと周期構造Bとして別の開口パター
ンを用いた移動量検出装置の例を示す。図16におい
て、前述したような透明支持基板A1601上(おもて
面)に設けられた周期微小開口スリットA1602、透
明支持基板B1603上(おもて面)に設けられた周期
微小開口スリットB1604とが、100nm以下の間
隔になるよう配置されている。周期微小開口スリットA
1602の周期Xaと周期微小開口スリットBの周期X
bとは異なるように開口が形成されている。
【0039】透明支持基板A1601の裏面(図16で
は上側の面)にはLED(発光ダイオード)1605
(中心波長:約670nm)が取り付けられ、周期微小
開口スリットA1602の裏面から光を照射させる。透
明支持基板B1603の裏面にはCCD(電荷結合素
子、イメージセンサ)1606が取り付けられ、周期微
小開口スリットB1604の裏面から散乱される近接場
光の散乱光1607の強度の2次元分布を検出する。
【0040】周期微小開口スリットA1602と周期微
小開口スリットB1604との間に図中x方向の相対変
位が生じると、図17に示すように近接場光の散乱光1
607の強度分布(周期:XaXb/(Xa−Xb))
がCCDのx方向セル位置に対して移動し、相対変位量
がXb毎に周期的に変化する。したがって、CCD16
06から出力される強度分布信号の変化から相対変位量
を検出することができる。また、強度分布信号の変化の
方向から相対変位方向を検出することができる。また、
本実施例は光強度そのものは移動量検出精度に無関係で
あり、強度分布信号を検出するものであるため、周期微
小開口スリットA1602と周期微小開口スリットB1
604との間の距離変動によって誤差を生じないという
効果を有している。
【0041】[実施例8]図21に、本発明の実施例8
における周期構造Aと周期構造Bとして別の開口パター
ンを用いた移動量検出装置の例を示す。図21におい
て、前述したような透明支持基板A2101上(おもて
面)に設けられた周期微小開口スリットA2102、透
明支持基板B2103上(おもて面)に設けられた周期
微小開口スリットB2104とが、500nm以下の間
隔になるよう配置されている。周期微小開口スリットA
2102の周期Xaと周期微小開口スリットBの周期X
bとは異なるように開口が形成されている。
【0042】透明支持基板A2101の裏面(図21で
は上側の面)にはLED(発光ダイオード)2105
(中心波長:約670nm)が取り付けられ、周期微小
開口スリットA2102の裏面から光を照射させる。透
明支持基板B2103の裏面にはCCD(電荷結合素
子、イメージセンサ)2106が取り付けられ、周期微
小開口スリットB2104の裏面から散乱される近接場
光の散乱光2107の強度の2次元分布を検出する。
【0043】周期微小開口スリットA2102と周期微
小開口スリットB2104との間に図中z方向の相対変
位が生じると、図22に示すように近接場光の散乱光2
107の強度分布(周期:XaXb/(Xa−Xb))
の振幅が変化する。したがって、図23に示すようにC
CD2106から出力される強度分布信号の振幅変化か
ら相対変位量を検出することができる。また、本実施例
は光強度そのものは移動量検出精度に無関係であり、強
度分布信号の振幅を検出するものであるため、周期微小
開口スリットA2102と周期微小開口スリットB21
04との間のx方向相対位置変動によって誤差を生じな
いという効果を有している。
【0044】[実施例9]図18に、本発明の実施例9
における移動量検出装置をマイクロメカニクス技術を用
いて構成した例を示す。物体A1801と物体B180
2との間の相対変位を測定するために、物体A1801
に透明支持基板A1803上(図18では上側)に設け
られた周期微小開口スリットA1804を取り付ける。
物体B1802には周期微小開口スリットB1806お
よびPD(フォトダイオード)1807が先端に設けら
れたマイクロカンチレバー1805を支持する部材18
08を物体B1802に取り付ける。ここで、マイクロ
カンチレバーのz方向たわみに関する弾性定数が0.1
N/m程度となるようにマイクロカンチレバーの形状を
設計して製作する。
【0045】周期微小開口スリットA1804のおもて
面(図18では上側)に対して周期微小開口スリット1
806のおもて面(図18では下側)を10-5N以下の
力で軽く接触させることにより、両者の間隔が100n
m以下になるようにできる。
【0046】光源1809(中心波長:約670nmの
インコヒーレント光)からの光をレンズ1810でコリ
メートし、入射光1811とする。原理については前述
したように周期微小開口スリットB1806の裏側(図
18では上側)から散乱される近接場光の散乱光強度を
PD1807で検出し、その強度信号から周期微小開口
スリットA1804と周期微小開口スリットB1806
の相対変位量、すなわち物体Aと物体Bの相対変位量を
検出することができる。
【0047】ここで、物体Aと物体Bの間にx方向変位
が生じた際、z方向の変位が多少生じても(±100μ
m程度)、マイクロカンチレバー1805がz方向に弾
性変形し、このz方向の変位を吸収することにより、周
期微小開口スリットA1804のおもて面と周期微小開
口スリット1806のおもて面の間隔を100nm以下
の状態で変化しないようにすることができるため、ギャ
ップ変動の影響のない高精度な移動量検出が可能であ
る。また、同時に、この機構により、周期微小開口スリ
ットA1804のおもて面と周期微小開口スリット18
06のおもて面の間に働く力を10-5N以下の状態でほ
ぼ変化しないようにすることができるため、周期微小開
口スリットが破損することがなく安定した相対変位量検
出が可能である。
【0048】なお、ここで説明したように2つの周期微
小開口スリットのいずれか一方を弾性体で支持し、弾性
体を変形させた状態で2つ周期微小開口スリットを接触
させるようにした構成により、ギャップ変動の影響がな
い高精度な光変調が可能となり、周期微小開口スリット
の破損が避けられる安定した光変調が可能であるという
効果が得られるのは、本実施例にのみ適用されることで
はなく、他に、実施例1で説明した光スイッチや後に実
施例10で説明するマスク−ウェハ位置合わせ装置にも
適用可能である。
【0049】[実施例10]図19に、本発明の実施例
10における光変調の原理を応用したマスク−ウェハ位
置合わせ装置の構成例を示す。図19(a)はマスク上
方から見た構成図、図19(b)はマスク−ウェハ対向
方向と直交する横方向から見た構成図である。
【0050】図19において、マスク1901のおもて
面(図19(b)における下側)に設けられた周期微小
開口スリットからなるアライメントマークA1902
と、ウェハ1903上(おもて面)に設けられた周期微
小開口スリットからなるアライメントマークB1904
とが、100nm以下の間隔になるよう配置されてい
る。
【0051】光源1905(HeNeレーザ、波長:6
33nm)から出射されたアライメント光1906がマ
スク1901の裏面(図19(b)では上側の面)から
アライメント光がアライメントマークA1902の裏面
(図19(b)の上側)から入射する。ウェハ1903
を支持するxyzステージ1907上のアライメントマ
ークB1904に対応する位置には光検出器1908が
取り付けられており、アライメントマークB1904の
裏側(図19(b)では下側)で散乱される近接場光の
散乱光の強度を検出する。
【0052】ここで、原理を前述したように、アライメ
ントマークA1902とアライメントマークB1904
との間に図中x方向またはy方向、z方向の相対変位が
生じると、図3や図7に示したようにその変位量に応じ
て近接場光の散乱光の強度が変化するため、光検出器1
908から出力される信号からxyz方向の位置ずれ量
を検出することができる。
【0053】アライメントマークのパターンとして、図
19(a)に示すようにx方向アライメントマークa1
909、b1910をy方向にずらした位置に配置すれ
ば、両者の位置ずれ量の差からz軸まわりの回転ずれ量
を検出することができる。また、x方向アライメントマ
ークa1909、b1910におけるz方向位置ずれ量
の差からx軸まわりの回転ずれ量、y方向アライメント
マークa1911、b1912におけるz方向位置ずれ
量の差からy軸まわりの回転ずれ量を検出することがで
きる。
【0054】以上のようにして検出した位置ずれを補正
するようにxyzステージ1907を駆動してマスク1
901−ウェハ1903の6軸位置合わせを行う。
【0055】本実施例では、アライメントマークとし
て、x方向あるいはy方向に1次元格子状になっている
ものを例に挙げて説明したが、アライメントマークの形
状としては、実施例5に挙げた2次元周期構造、実施例
6に挙げた2次元ランダムパターン、実施例7、8に挙
げた異なる周期を有する周期構造を用いても良い。
【0056】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、光源から出射される光の波長よりも小さい周期を有
する第1および第2の2つの周期構造を、前記波長以下
の間隔まで近接させ、光源から出射された伝搬光を近接
場光に変換された状態で該2つの周期構造の間を透過さ
せて再び伝搬光に変換し、この伝搬光に変換された透過
光の強度を、該第1および第2の2つの周期構造を相対
移動させて変調する原理を用いることで、波長依存のな
い光変調を実現でき、ノイズ原因の少ない非可干渉光や
レーザ光を用いた場合にも波長変動によるノイズ原因の
ない高精度な光変調装置、該装置による波長依存がない
光スイッチ、移動量検出装置及び該装置による距離測定
装置、位置合わせ装置及び該装置による半導体露光装
置、並びにこれらの方法を実現することができる。ま
た、本発明によれば、透過光量が大きいため、高効率な
光変調素子およびS/N比の大きい信号検出が可能とな
り、高精度な光変調装置、該装置による光スイッチ、移
動量検出装置及び該装置による距離測定装置、位置合わ
せ装置及び該装置による半導体露光装置、並びにこれら
の方法を実現することができる。また、本発明によれ
ば、透過する近接場光は、周期構造を構成する複数の開
口を透過したものの和であり、全体の近接場光強度は個
々の開口を透過する近接場光強度を平均化したものとな
る。このため、個々の開口の作製精度に対する許容誤差
を大きくとることができ、開口作製の歩留まりが大きく
なり、安価な光変調装置、該装置による光スイッチ、移
動量検出装置及び該装置による距離測定装置、位置合わ
せ装置及び該装置による半導体露光装置、並びにこれら
の方法を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における光変調素子
の詳細を説明するための図。
【図2】本発明の第1の実施の形態における開口パター
ンの一例を示す図。
【図3】本発明の第1の実施の形態における近接場光の
散乱光強度がx方向の相対変位に応じて強度が周期的に
変化する様子を示す図。
【図4】近接場の強度を制御可能な新規な現象を説明す
るための図。
【図5】本発明の第2の実施の形態における光変調素子
の詳細を説明するための図。
【図6】本発明の第2の実施の形態における周期構造A
のおもて面に対して、周期構造Bのおもて面が光波長以
上の距離に離れた場合の様子を示す図。
【図7】本発明の第2の実施の形態における近接場光の
散乱光強度がz方向の相対変位に応じて強度が変化する
様子を示す図。
【図8】本発明の実施例1における光変調の原理を応用
した光ファイバー用の光スイッチの構成例を示す図。
【図9】本発明の実施例2における光変調の原理を応用
した光ファイバー用の光スイッチの構成例を示す図。
【図10】本発明の実施例3における光変調の原理を応
用した移動量検出装置の構成例を示す図。
【図11】本発明の実施例3で用いる周期微小開口スリ
ットの開口パターンの一例を示す図。
【図12】本発明の実施例4における光変調の原理を応
用した移動量検出装置の構成例を示す図。
【図13】本発明の実施例5で用いる2次元の周期構造
開口パターンの例を示す図。
【図14】本発明の実施例6で用いるランダム構造の周
期構造開口パターンの例を示す図。
【図15】本発明の実施例6のランダム構造を周期構造
パターンに用いた場合における近接場光の散乱光強度の
変化を示す図。
【図16】本発明の実施例7における周期の異なる2つ
の周期構造の開口パターンを用いた移動量検出装置の構
成例を示す図。
【図17】本発明の実施例7における近接場光の散乱光
の強度分布がCCDのx方向セル位置に対して移動する
様子を説明する図。
【図18】本発明の実施例9における移動量検出装置を
マイクロメカニクス技術を用いて構成した例を示す図。
【図19】本発明の実施例10における光変調の原理を
応用したマスク−ウェハ位置合わせ装置の構成例を示す
図。
【図20】従来例を説明するための図。
【図21】本発明の実施例8における周期の異なる2つ
の周期構造の開口パターンを用いた移動量検出装置の構
成例を示す図。
【図22】本発明の実施例8における近接場光の散乱光
の強度分布信号の振幅がz方向相対移動に応じて変化す
る様子を説明する図。
【図23】本発明の実施例8における近接場光の散乱光
の強度分布信号の振幅がz方向相対移動量に応じて変化
する様子を示す図。
【符号の説明】
101:光源 102:入射光 103:透明支持基板A 104:周期構造A 105:近接場光 106:周期構造B 107:透明支持基板B 108:近接場光の散乱光 109:アクチェータ 110:光検出器 201:開口スリット 301:周期構造A 302:周期構造B 401:波長以下の開口 402:波長程度の大きさの領域 501:光源 502:入射光 503:透明支持基板A 504:周期構造A 505:近接場光 506:周期構造B 507:透明支持基板B 508:近接場光の散乱光 509:アクチェータ 510:光検出器 601:近接場光A 602:近接場光Aの散乱光A 603:近接場光B 604:近接場光Bの散乱光B 701:周期構造A 702:周期構造B 801:コアA 802:クラッドA 803:光ファイバA 804:光アダプタ 805:コアB 806:クラッドB 807:光ファイバB 808:透明支持基板A 809:周期微小開口スリットA 810:透明支持基板B 811:周期微小開口スリットB 812:ピエゾ素子 813:入射導波光 814:出射導波光 901:周期微小開口スリットB 902:ピエゾ素子 1001:透明支持基板A 1002:周期微小開口スリットA 1003:透明支持基板B 1004:周期微小開口スリットB 1005:LED 1006:PD 1007:近接場光の散乱光 1101:周期微小開口スリットA 1102:周期微小開口スリットB 1201:透明支持基板A 1202:周期微小開口スリットA 1203:透明支持基板B 1204:周期微小開口スリットB 1205:LED 1206:PD 1207:近接場光の散乱光 1601:透明支持基板A 1602:周期微小開口A 1603:透明支持基板B 1604:周期微小開口B 1605:LED 1606:CCD 1607:近接場光の散乱光 1801:物体A 1802:物体B 1803:透明支持基板A 1804:周期微小開口スリットA 1805:マイクロカンチレバー 1806:周期微小開口スリットB 1807:PD 1808:支持部材 1809:光源 1810:レンズ 1811:入射光 1901:マスク 1902:アライメントマークA 1903:ウェハ 1904:アライメントマークB 1905:光源 1906:アライメント光 1907:xyzステージ 1908:光検出器 1909:x方向アライメントマークa 1910:x方向アライメントマークb 1911:y方向アライメントマークa 1912:y方向アライメントマークb 2101:透明支持基板A 2102:周期微小開口A 2103:透明支持基板B 2104:周期微小開口B 2105:LED 2106:CCD 2107:近接場光の散乱光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 島田 康弘 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 山口 貴子 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 稲生 耕久 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2F065 AA02 AA06 AA09 AA20 AA39 BB27 CC20 DD04 FF00 GG05 GG07 HH15 JJ03 JJ18 JJ26 LL28 PP12 2H041 AA02 AA05 AA07 AB03 AB04 AC08 AZ02 AZ03 AZ05 5F046 BA02 EA03 EA09 EB01 EB02 ED01 FA03 FA05 FA20

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源から出射される光の波長よりも小さい
    周期を有する第1および第2の2つの周期構造と、該2
    つの周期構造を相対的に移動させる移動手段を有し、 該2つの周期構造を前記波長以下の間隔まで近接させて
    互いに向かい合わせた状態で配置し、前記移動手段によ
    って該2つの周期構造を相対的に移動させ、該2つの周
    期構造の間を透過した前記光源からの透過光の強度を変
    調する構成を備えたことを特徴とする光変調装置。
  2. 【請求項2】前記第1および第2の周期構造は、前記光
    源から出射される光の波長の1/2以下の開口幅とピッ
    チを有することを特徴とする請求項1に記載の光変調装
    置。
  3. 【請求項3】前記第1および第2の周期構造は、前記開
    口幅とピッチの周期を前記光源から出射される光の波長
    よりも小さい領域内に、複数有することを特徴とする請
    求項2に記載の光変調装置。
  4. 【請求項4】前記第1および第2の周期構造は、その近
    接間隔が100nm以下であることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれか1項に記載の光変調装置。
  5. 【請求項5】前記第1の周期構造は、前記光源からの光
    が入射する裏面側に対する表面側に前記周期を有し、前
    記第2の周期構造は前記第1の周期構造の表面側と向か
    い合う面側に前記周期を有することを特徴とする請求項
    1〜4のいずれか1項に記載の光変調装置。
  6. 【請求項6】前記2つの周期構造を相対的に移動させる
    方向が、該2つの周期構造の周期の方向であることを特
    徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の光変調装
    置。
  7. 【請求項7】前記2つの周期構造のいずれか一方を支持
    し、該2つの周期構造の互いに向かい合った間隔の方向
    に弾性変形可能な弾性体を有することを特徴とする請求
    項6記載の光変調装置。
  8. 【請求項8】前記2つの周期構造を相対的に移動させる
    方向が、該2つの周期構造の互いに向かい合った間隔の
    方向であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1
    項に記載の光変調装置。
  9. 【請求項9】請求項1〜8のいずれか1項に記載の光変
    調装置を用いて入射光に対する出射光の強度を切り替え
    るように構成したことを特徴とする光スイッチ。
  10. 【請求項10】第1と第2の2つの周期構造の間を透過
    した光源からの透過光の強度を変調する光強度変調手段
    と、該透過光の強度を検出する手段と、該第1と第2の
    2つの周期構造の相対的移動量を検出する手段とを備
    え、これらによって光の強度変化を検出し、該検出した
    光の強度から前記相対的移動量を検出することによる移
    動量検出装置であって、 前記光強度変調手段が、請求項1〜8のいずれか1項に
    記載の光変調装置によって構成されていることを特徴と
    する移動量検出装置。
  11. 【請求項11】前記第1または第2の周期構造が、2次
    元の周期構造であることを特徴とする請求項10に記載
    の移動量検出装置。
  12. 【請求項12】前記第1の周期構造と第2の周期構造
    が、ランダムな周期構造を有することを特徴とする請求
    項10に記載の移動量検出装置。
  13. 【請求項13】前記第1の周期構造と第2の周期構造
    が、異なる周期であることを特徴とする請求項10に記
    載の移動量検出装置。
  14. 【請求項14】前記透過光の強度を検出する手段が、前
    記第2の周期構造における前記第1の周期構造の表面側
    と向かい合う面に対し、その裏面側から散乱される光の
    強度分布を検出する手段によって構成されていることを
    特徴とする請求項13に記載の移動量検出装置。
  15. 【請求項15】請求項10〜14のいずれか1項に記載
    の移動量検出装置を用いて微小な変位量が測定可能に構
    成されていることを特徴とする距離測定装置。
  16. 【請求項16】第1と第2の2つの周期構造の間を透過
    した光源からの透過光の強度を変調する光強度変調手段
    と、該透過光の強度を検出する手段と、該第1と第2の
    2つの周期構造を相対的に移動させる移動手段と、該第
    1と第2の2つの周期構造の相対位置を検出する手段と
    を備え、これらによって光の強度変化を検出し、該検出
    した結果に基づいて前記移動手段を駆動して前記相対位
    置を合わせることによる位置合わせ装置であって、 前記光強度変調手段が、請求項1〜8のいずれか1項に
    記載の光変調装置によって構成されていることを特徴と
    する位置合わせ装置。
  17. 【請求項17】前記第1または第2の周期構造が、2次
    元の周期構造であることを特徴とする請求項16に記載
    の位置合わせ装置。
  18. 【請求項18】前記第1の周期構造と第2の周期構造
    が、ランダムな周期構造を有することを特徴とする請求
    項16に記載の位置合わせ装置。
  19. 【請求項19】前記第1の周期構造と第2の周期構造
    が、異なる周期であることを特徴とする請求項16に記
    載の位置合わせ装置。
  20. 【請求項20】前記光の強度を検出する手段が、前記第
    2の周期構造における前記第1の周期構造の表面側と向
    かい合う面に対し、その裏面側から散乱される光の強度
    分布を検出する手段によって構成されていることを特徴
    とする請求項19に記載の位置合わせ装置。
  21. 【請求項21】請求項16〜20のいずれか1項に記載
    の位置合わせ装置を用いてマスク・ウェハ間のギャップ
    制御、またはアライメント等を行うように構成したこと
    を特徴とする半導体露光装置。
  22. 【請求項22】光源から出射される光の波長よりも小さ
    い周期を有する第1および第2の2つの周期構造を、前
    記波長以下の間隔まで近接させて互いに向かい合わせた
    状態で配置し、該2つの周期構造を相対的に移動させ、
    該2つの周期構造の間を透過した前記光源からの透過光
    の強度を変調することを特徴とする光変調方法。
  23. 【請求項23】前記第1および第2の周期構造は、前記
    光源から出射される光の波長の1/2以下の開口幅とピ
    ッチを有することを特徴とする請求項22に記載の光変
    調方法。
  24. 【請求項24】前記第1および第2の周期構造は、前記
    開口幅とピッチの周期を前記光源から出射される光の波
    長よりも小さい領域内に、複数有することを特徴とする
    請求項23に記載の光変調方法。
  25. 【請求項25】前記第1および第2の周期構造は、その
    近接間隔が100nm以下であることを特徴とする請求
    項22〜24のいずれか1項に記載の光変調方法。
  26. 【請求項26】前記第1の周期構造は、前記光源からの
    光が入射する裏面側に対する表面側に前記周期を有し、
    前記第2の周期構造は前記第1の周期構造の表面側と向
    かい合う面側に前記周期を有することを特徴とする請求
    項22〜25のいずれか1項に記載の光変調方法。
  27. 【請求項27】前記2つの周期構造を、これらの周期の
    方向に相対的に移動させることを特徴とする請求項22
    〜26のいずれか1項に記載の光変調方法。
  28. 【請求項28】前記2つの周期構造のいずれか一方を支
    持し、該2つの周期構造の互いに向かい合った間隔の方
    向に弾性変形可能な弾性体を有し、該弾性体を弾性変形
    させた状態で該2つの周期構造を接触させることによ
    り、該2つの周期構造の間隔が変化しないようにするこ
    とを特徴とする請求項27記載の光変調方法。
  29. 【請求項29】前記2つの周期構造を、これらの互いに
    向かい合った間隔の方向に相対的に移動させることを特
    徴とする請求項22〜26のいずれか1項に記載の光変
    調方法。
  30. 【請求項30】第1と第2の2つの周期構造の間を透過
    した光源からの透過光の強度を変調する一方、該透過光
    の強度を検出し、該検出した光の強度から該2つの周期
    構造の相対的移動量を検出することによる移動量検出方
    法であって、 前記透過光の強度の変調に、請求項22〜29のいずれ
    か1項に記載の光変調方法を用いることを特徴とする移
    動量検出方法。
  31. 【請求項31】前記第1または第2の周期構造を、2次
    元の周期構造とすることを特徴とする請求項30に記載
    の移動量検出方法。
  32. 【請求項32】前記第1の周期構造と第2の周期構造
    を、ランダムな周期構造とすることを特徴とする請求項
    30に記載の移動量検出方法。
  33. 【請求項33】前記第1の周期構造と第2の周期構造
    を、異なる周期とすることを特徴とする請求項30に記
    載の移動量検出方法。
  34. 【請求項34】前記透過光の強度の検出が、前記第2の
    周期構造における前記第1の周期構造の表面側と向かい
    合う面に対し、その裏面側から散乱される光の強度分布
    を検出することによって行われることを特徴とする請求
    項33に記載の移動量検出方法。
  35. 【請求項35】第1と第2の2つの周期構造の間を透過
    した光源からの透過光の強度を変調する一方、該透過光
    の強度を検出し、該検出した結果に基づいて行われる該
    2つの周期構造の相対位置合わせによる位置合わせ方法
    であって、 前記透過光の強度の変調に、請求項22〜29のいずれ
    か1項に記載の光変調方法を用いることを特徴とする位
    置合わせ方法。
  36. 【請求項36】前記第1または第2の周期構造が、2次
    元の周期構造であることを特徴とする請求項35に記載
    の位置合わせ方法。
  37. 【請求項37】前記第1の周期構造と第2の周期構造
    が、ランダムな周期構造を有することを特徴とする請求
    項35に記載の位置合わせ方法。
  38. 【請求項38】前記第1の周期構造と第2の周期構造
    が、異なる周期であることを特徴とする請求項35に記
    載の位置合わせ方法。
  39. 【請求項39】前記透過光の強度の検出が、前記第2の
    周期構造における前記第1の周期構造の表面側と向かい
    合う面に対し、その裏面側から散乱される光の強度分布
    を検出することによって行われることを特徴とする請求
    項38に記載の位置合わせ方法。
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