JP2002062142A - 地図情報使用許諾機能を備えたナビゲーション装置および地図情報使用許諾管理方法 - Google Patents

地図情報使用許諾機能を備えたナビゲーション装置および地図情報使用許諾管理方法

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JP2002062142A JP2000251305A JP2000251305A JP2002062142A JP 2002062142 A JP2002062142 A JP 2002062142A JP 2000251305 A JP2000251305 A JP 2000251305A JP 2000251305 A JP2000251305 A JP 2000251305A JP 2002062142 A JP2002062142 A JP 2002062142A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地図記憶媒体に記憶された複数の地図情報の
うち特定の地図情報のみに使用許諾をユーザに与えるこ
とができ、また、ユーザの地図情報の不正使用を防止す
ることが可能なナビゲーション装置を提供する。 【解決手段】 地図記憶媒体20を特定する地図識別コ
ードと、地図記憶媒体20が使用されるナビゲーション
装置を特定する機器識別コードと、複数の地図情報に対
してユーザが使用可能な範囲を示すユーザ使用範囲コー
ドを含んで暗号化処理され作成される使用許諾コードを
用いる。ナビゲーション装置では、使用許諾コードの解
読、照合を行い、ユーザに地図情報の使用許諾を与え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地図使用許諾(承
認)機能を備えたナビゲーション装置および地図使用許
諾(承認)管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ナビゲーション装置に用いる地図記憶媒
体としてCD−ROM、DVD−ROM等が一般的に用
いられている。近年、DVDディスクにみられるような
記憶媒体の大容量化に伴い、複数種類の地図情報を1つ
の地図記憶媒体に格納することが可能となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、現状ではユ
ーザに対して地図記憶媒体に格納された複数の地図のう
ち特定の地図だけに使用許諾を与える方法がないため、
ユーザは記憶媒体に一旦格納された地図情報を全て参照
できてしまう。このため、大容量の地図記憶媒体であっ
ても、メーカではユーザに使用を許諾する地図情報のみ
を格納した地図記憶媒体をそれぞれ個別に用意して販売
する必要がある。
【0004】また、上記の地図記憶媒体は、ナビゲーシ
ョン装置から取り外し、交換することが可能なものが一
般的である。このため、地図記憶媒体に記憶された地図
情報を不正にコピーしたり、あるいは地図記憶媒体をそ
のまま他のナビゲーション装置に装着することにより、
使用許諾を持たないユーザに不正使用される可能性があ
る。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑み、地図記憶媒
体に記憶された複数の地図情報のうち特定の地図情報の
みに使用許諾をユーザに与えることができ、また、ユー
ザの地図情報の不正使用を防止することが可能なナビゲ
ーション装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、複数の地図情報が記憶
された地図記憶媒体(20)が装着されて使用されるナ
ビゲーション装置であって、複数の地図情報に対してユ
ーザが使用可能な範囲または使用可能な数を示すユーザ
使用コードを含んで暗号化処理され作成される使用許諾
コードの解読処理を行うコード解読手段を備え、コード
解読手段による使用許諾コードの解読処理で得られるユ
ーザ使用コードに基づいて、ユーザに特定の範囲または
数の地図情報の使用許諾を与えることを特徴としてい
る。
【0007】このように、複数の地図情報に対してユー
ザが使用可能な範囲または使用可能な数を示すユーザ使
用コードを含んで暗号化処理され作成される使用許諾コ
ードを用いることで、ユーザに対して複数の地図情報の
うち特定の範囲または数の地図情報だけに使用許諾を与
えることができる。
【0008】ここで、「地図情報」には、地図そのもの
だけでなく、地図記憶媒体に格納されている地図に関す
る情報、例えば店情報や観光地情報等の各種検索情報も
含まれる。
【0009】また、請求項2に記載の発明では、地図情
報が記憶された地図記憶媒体(20)が装着されて使用
されるナビゲーション装置であって、地図記憶媒体(2
0)を特定する地図識別コードと、地図記憶媒体(2
0)が使用されるナビゲーション装置を特定する機器識
別コードとを含んで暗号化処理されて作成される使用許
諾コードの解読処理を行うコード解読手段を備え、コー
ド解読手段による使用許諾コードの解読処理で得られる
地図識別コードおよび機器識別コードに基づいて、ユー
ザに地図情報の使用許諾を与えることを特徴としてい
る。
【0010】このように、地図記憶媒体(20)を特定
する地図識別コードと、地図記憶媒体(20)が使用さ
れるナビゲーション装置を特定する機器識別コードとを
含んで暗号化処理されて作成される使用許諾コードを用
いることで、地図記憶媒体の不正使用を防止することが
できる。
【0011】具体的には、請求項3に記載の発明のよう
に、記憶手段(19)を備え、機器識別コードは記憶手
段(19)に記憶されているとともに、地図識別コード
は地図記憶媒体(20)に記憶されており、コード解読
手段による使用許諾コードの解読処理にて得られる機器
識別コードおよび地図識別コードと、記憶手段(19)
に記憶されている機器識別コードおよび地図記憶媒体
(20)に記憶されている地図識別コードとの照合を行
い、ユーザに地図情報の使用許諾を与える。
【0012】また、請求項4に記載の発明では、地図記
憶媒体(20)には複数の地図情報が記憶されており、
使用許諾コードは、さらに複数の地図情報に対するユー
ザの使用可能な範囲または使用可能な数を示すユーザ使
用コードを含んで暗号化処理され作成されるものである
ことを特徴としている。
【0013】これにより、地図記憶媒体に記憶された複
数の地図情報のうち特定の地図情報のみに使用許諾をユ
ーザに与えるとともに、ユーザの地図情報の不正使用を
防止することができる。
【0014】また、請求項5に記載の発明では、地図記
憶媒体(20)を特定する地図識別コードと、ナビゲー
ション装置(10)を特定する機器識別コードと、複数
の地図情報に対してユーザが使用可能な範囲または使用
可能な数を示すユーザ使用コードとを含んで暗号化処理
され作成される使用許諾コードを管理する地図情報使用
管理方法であって、ナビゲーション装置(10)から、
現在の使用許諾コードと、地図情報に対してユーザが変
更を希望する地図情報の変更使用範囲または変更使用数
とを受け取り、現在の使用許諾コードの暗号解読処理を
行って、機器識別コード、地図識別コードおよびユーザ
使用コードを得て、暗号解読処理により得られた機器識
別コードおよび地図識別コードと、変更使用範囲または
変更使用数を示すユーザ使用コードとを含んで暗号化処
理を行って、新たな使用許諾コードを作成し、新たな使
用許諾コードをナビゲーション装置に通知することを特
徴としている。
【0015】このように使用許諾コードを管理すること
によって、大容量、複数の地図を提供しつつ、当初はユ
ーザが必要なエリアまたは数に相当する地図のみを安価
で提供でき、後日、使用エリアの変更や使用数の変更等
が生じたときに各々の変更対応が容易にできる。
【0016】また、請求項6に記載の発明では、ナビゲ
ーション装置(10)からの現在の使用許諾コードおよ
び地図情報の変更使用範囲または変更使用数の受け取
り、並びにナビゲーション装置(10)への新たな使用
許諾コードの通知は通信ネットワーク(40)を介して
行われることを特徴としている。
【0017】このように使用許諾コードを管理すること
によって、ナビゲーション装置と管理元との情報のやり
とりが容易かつ自動的に行うことが可能となる。また、
ユーザに使用許諾コードを手入力させないようにするこ
とで、さらにコード不正使用を防止できる。
【0018】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0019】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明を
適用した第1実施形態を図1〜図10に基づいて説明す
る。
【0020】図1は、ナビゲーション装置10の構成を
示している。本実施形態のナビゲーション装置10は、
複数の地図情報が格納された地図記憶媒体20が装着さ
れて使用されるように構成されている。なお、本実施形
態では地図記憶媒体20としてDVD−ROMを用いて
いる。
【0021】図1に示すように、本実施形態のナビゲー
ション装置10には、自車位置や経路、案内情報等の各
種計算処理を行う演算処理部11が設けられている。演
算処理部11は、暗号化処理を行うエンコーダ(暗号化
手段)と、暗号解読処理を行うデコーダ(コード解読手
段)を備えており、後述のようにユーザに地図使用許諾
を与えるための使用許諾コード(ユーザコード)の暗号
化処理および解読処理を行うように構成されている。
【0022】さらに、ナビゲーション装置10には、地
図や案内情報、メニュー表示等を描画する描画部12
と、車速信号等の車両信号が入力される入力信号処理部
13と、外部と通信を行う外部通信装置14と、自車位
置を検出するためのGPS受信機15と、案内音声を出
力する音声出力装置16と、液晶ディスプレイ等よりな
る画像表示装置17と、リモコンスイッチやタッチスイ
ッチ等よりなるユーザ操作入力部18と、フラッシュメ
モリ等の記憶装置(記憶手段)19等が設けられてい
る。
【0023】本実施形態のナビゲーション装置10で
は、暗号化された使用許諾コードを用いて、ユーザに地
図記憶媒体20に格納された複数の地図のうち使用許諾
された特定の地図に対して使用許諾を与えるとともに、
地図情報の不正な使用を防止するように構成されてい
る。
【0024】使用許諾コードは、図2に示すように、ナ
ビゲーション装置10を特定する機器識別コードと、地
図記憶媒体20を特定する地図識別コードと、ユーザの
契約内容を示すユーザ使用範囲コード(ユーザ使用コー
ド)とを組み合わせて、エンコーダにて暗号化処理して
作成される。機器識別コードは、ナビゲーション装置1
0の品番やシリアル番号等のデータを組み合わせて各ナ
ビゲーション装置固有のコードとして作成され、予め工
場出荷時にナビゲーション装置10の記憶装置19に記
憶されている。地図識別コードは、地図の編集年月日、
地図の収録エリア範囲、地図記憶媒体種類(DVDディ
スクやCDディスク等)等のデータを組み合わせて作成
し、予め地図記憶媒体20に記憶されている。ユーザ使
用範囲コードは、地図記憶媒体20に格納されている複
数の地図のうちユーザが使用契約した使用可能エリアを
示しており、記憶装置19に記憶されている。
【0025】地図記憶媒体20に格納された地図情報に
対するユーザ契約内容の初回設定は、ユーザがナビゲー
ション装置10に地図記憶媒体20を初回に挿入したと
きにユーザによって行われる。具体的には、地図記憶媒
体20に格納された複数の地図情報のうちユーザが使用
を希望するエリアを選択することによって行われる。こ
の地図使用契約内容を示すユーザ使用範囲コードと、地
図識別コードは記憶装置19に記憶される。
【0026】使用許諾コードの管理は、地図記憶媒体の
発売元の管理センタにて行われる。管理センタには、ユ
ーザ情報として、各ユーザの所有するナビゲーション装
置10の機器識別コード、地図記憶媒体20の地図識別
コード、ユーザ使用範囲コードが登録されているものと
する。ユーザが契約内容を変更(地図の使用可能エリア
を追加する等)する場合には、管理センタが新たな使用
許諾コードを発行する。また、管理センタには、ナビゲ
ーション装置10の演算処理部11に設けられているの
と同様のエンコーダとデコーダが設けられており、ナビ
ゲーション装置10と同様に、使用許諾コードの暗号化
処理および暗号解読処理を行うことができるように構成
されている。
【0027】次に、ユーザが契約内容の変更を行う場合
の手順を、図3〜図9に基づいて説明する。
【0028】図3は、ユーザ契約内容の変更手続きを行
う際の、ユーザ側と管理センタ側の手順の概略を示すフ
ローチャートである。図3に示すように、ユーザはナビ
ゲーション装置10で現在の使用許諾コードを確認し
(ステップS100)、現在の使用許諾コードと希望す
る契約変更内容を管理センタに通知する(ステップS1
10)。管理センタでは、現在の使用許諾コードの解読
・照合を行い、新たな使用許諾コードを作成して、登録
内容を更新し(ステップS120)、新コードをユーザ
に通知する(ステップS130)。ユーザは新たな使用
許諾コードをナビゲーション装置10に入力し、ナビゲ
ーション装置10は新コードの解読、照合を行う(ステ
ップS140)。ユーザと管理センタとの間の通知は、
電話によって口頭で行われる。
【0029】なお、ユーザと管理センタとの連絡方法は
電話だけでなく、インターネットのホームページ、郵
便、ファクシミリ等を利用してもよく、またユーザが店
頭に直接出向く方法でもよい。
【0030】以下、図3で説明したユーザ契約内容変更
手続きを、ナビゲーション装置における使用許諾コード
作成、管理センタにおける新たな使用許諾コード作成、
ナビゲーション装置における使用許諾コード入力照合に
分けて詳細に説明する。
【0031】ナビゲーション装置10における使用許諾
コード作成手順について図4、図5に基づいて説明す
る。図4は、ナビゲーション装置10における使用許諾
コードの作成手順を示し、図5はナビゲーション装置1
0の画面表示例を示している。
【0032】まず、ユーザは、図5(a)のメニュー画
面で「使用許諾コード確認」を選択して、使用許諾コー
ド確認の要求を行う(ステップS101)。ナビゲーシ
ョン装置10では、地図記憶媒体20より地図識別コー
ドの読み出し、記憶装置19より機器識別コードおよび
現在のユーザ使用範囲コードの読み出しが行われる(ス
テップS102〜S104)。ナビゲーション装置10
では、上記図2で示したように機器識別コード、地図識
別コード、ユーザ使用範囲コードをエンコーダにて暗号
化処理して使用許諾コードを作成し、図5(b)に示す
ように使用許諾コードを画像表示装置17に表示する
(ステップS105、S106)。ユーザは、画像表示
装置17に表示された現使用許諾コードを確認し、現使
用許諾コードと新たに希望する変更内容を管理センタに
通知する。
【0033】次に、管理センタにおける新たな使用許諾
コード作成手順を図6に基づいて説明する。まず、ユー
ザより現使用許諾コードと新たに希望する契約内容を受
け取り、使用許諾コードの暗号解読処理を行う(ステッ
プS121)。使用許諾コードの解読処理によって得ら
れた機器識別コード、地図識別コード、現ユーザ登録内
容コードと、管理センタに登録されているユーザ情報と
が一致しているか照合を行う(ステップS122)。こ
の結果、一致していれば、ユーザの希望する新たな契約
内容および、機器識別コード、地図識別コードと組み合
わせてエンコード化して新たな使用許諾コードを作成し
て、登録内容を更新する(ステップS123)。新たな
使用許諾コードをユーザに通知する(ステップS13
0)。一方、一致していなければ、ユーザに契約内容を
変更できない旨のエラー通知をする(ステップS12
5)。
【0034】次に、ナビゲーション装置10における地
図使用許諾方法について図7〜図9に基づいて説明す
る。まず、ユーザは、図5(a)のメニュー画面にて
「新コード入力」を選択し、管理センタにて発行された
新たな使用許諾コードを入力する(ステップS14
1)。次に、ナビゲーション装置10は、地図記憶媒体
20から地図識別コードを読み出し、記憶装置19から
機器識別コードを読み出す(ステップS142、S14
3)。次に、図8に示すようにデコーダにて使用許諾コ
ードの暗号解読処理を行い、使用許諾コードから機器識
別コード、地図識別コード、ユーザ使用範囲コードを得
る(ステップS144)。次に、記憶装置19等から読
み出した地図識別コードおよび機器識別コードと、使用
許諾コードの解読処理により得た地図識別コードおよび
機器識別コードとが一致しているか照合を行う(ステッ
プS145)。この結果、一致していれば図9(a)に
示すようにユーザ使用範囲コードの内容に応じてユーザ
に対して新たな地図の使用を許諾する(ステップS14
6)。一方、一致していなければユーザに対して地図の
使用を許諾せず、図9(b)に示すようにエラーが発生
した旨の警告メッセージを画像表示装置17に出力する
(ステップS147)。
【0035】以上、本実施形態のナビゲーション装置に
よれば、ナビゲーション装置10を特定する機器識別コ
ード、地図記憶媒体20を特定する地図識別コード、ユ
ーザの契約内容を示すユーザ使用範囲コードを組み合わ
せて暗号化処理した使用許諾コードを用いることで、ユ
ーザに対して複数の地図のうち特定の地図のみを使用許
諾することができるとともに、使用許諾を持たないユー
ザによる不正使用を防止することができる。
【0036】すわなち、ナビゲーション装置10は、使
用許諾コードに含まれるユーザ使用範囲コードから、ユ
ーザに対して複数の地図のうち特定の地図のみを使用許
諾することが可能となる。これにより、大容量の地図記
憶媒体で個別に地図を作成する必要がなく、地図記憶媒
体の共通化を図ることができ、製造コストを低減するこ
とが可能となる。さらに、ナビゲーション装置10は、
使用許諾コードに含まれる機器識別コードおよび地図識
別コードから、地図記憶媒体20を他のナビゲーション
装置10に装着した場合のような不正使用を防止するこ
とができるまた、使用許諾コードは暗号化されているの
で、ユーザは使用許諾コードから機器識別コード、地図
識別コード、ユーザ使用範囲コードを知ることはできな
い。
【0037】(第2実施形態)次に、本発明の第2実施
形態を図10に基づいて説明する。図10に示すよう
に、本第2実施形態では、各ナビゲーション装置(端
末)10と管理センタ(サーバコンピュータ)30との
間は、インターネット等の通信回線40で接続されてい
る。本第2実施形態では、ユーザ契約内容の変更は以下
のように行われる。
【0038】まず、ユーザは地図記憶媒体に記憶された
地図情報に関して変更を希望する契約内容をナビゲーシ
ョン装置10上で選択することで、現使用許諾コードと
希望変更内容がナビゲーション装置10から管理センタ
30に通信ネットワーク40を介して自動的に送信され
る。管理センタ30では、現使用許諾コードの解読およ
び登録内容との照合と、新使用許諾コード作成を行った
後、新使用許諾コードをナビゲーション装置10に送信
(通知)する。ナビゲーション装置10では、管理セン
タから受け取った新使用許諾コードの解読、照合を行
い、ユーザに対して新エリアの使用許諾を出す。
【0039】本第2実施形態によれば、ユーザはナビゲ
ーション装置10上で希望する変更内容を選択するだけ
でよく、管理センタへの現使用許諾コードの通知、ナビ
ゲーション装置10への新使用許諾コードの入力を行う
必要がなく、使用許諾コードを意識する必要がなくな
る。
【0040】(他の実施形態)上記実施形態では、地図
の使用許諾は地図の所定範囲を示すエリア毎に行われる
ものとして説明したが、それ以外に、例えばエリア毎に
記憶されている地図情報に対して単純に数にて使用許諾
できるようにし、許諾数分の任意の地図情報をユーザの
都合で決められるようにしてもよい。この場合、上記ユ
ーザ使用範囲コードは使用契約する地図の数を表し、ユ
ーザ使用数コードに上記機器識別コードと地図識別コー
ドとを組み合わせて使用許諾コードが設定される。
【0041】なお、許諾数分決定した地図情報の変更
は、ナビゲーション装置側で勝手に変更できないものと
し、変更する場合にはその都度上記実施形態と同様の管
理センタとの所定手続きに従うものとする。
【0042】また、本発明における「ユーザ使用コー
ド」には、複数の地図情報に対して、使用可能な範囲を
示すユーザ使用範囲コードと、使用可能な数を示すユー
ザ使用数コードとが含まれるものとする。
【0043】また、上記実施形態では、ナビゲーション
装置は、ユーザ契約内容に基づいて地図記憶媒体に格納
された複数の地図のうち特定の地図について使用許諾す
るようにしたが、地図そのものに限らず、地図記憶媒体
に格納されている情報のうち特定の情報、例えば各種検
索情報(店情報や観光地情報等)のうち特定の検索情報
の使用を許諾するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】上記実施形態のナビゲーション装置の構成を示
す概念図である。
【図2】使用許諾コード作成手順を示す概念図である。
【図3】ユーザ契約内容変更時におけるユーザ側および
管理センタ側の手順を示すフローチャートである。
【図4】ユーザ契約内容変更時における使用許諾コード
作成手順を示すフローチャートである。
【図5】ナビゲーション装置の画面表示例を示す図であ
る。
【図6】ユーザ契約内容変更時における管理センタ側の
手順を示すフローチャートである。
【図7】ユーザ契約内容変更時におけるナビゲーション
装置の地図使用許諾手順を示すフローチャートである。
【図8】ナビゲーション装置における使用許諾コード解
読、照合手順を示す概念図である。
【図9】ナビゲーション装置の画面表示例を示す図であ
る。
【図10】ナビゲーション装置と管理センタとを接続す
る通信システムの構成図である。
【符号の説明】
10…ナビゲーション装置、19…記憶装置(記憶手
段)、20…地図記憶媒体、30…通信ネットワーク、
40…管理センタ(サーバコンピュータ)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09B 29/00 G09B 29/00 Z Fターム(参考) 2C032 HB02 HB05 HB22 HB31 HC14 HC15 HC27 HC31 2F029 AA02 AB07 AB13 AC02 AC14 AC18 5B049 AA05 BB00 CC05 CC08 FF04 GG10 5B075 KK43 KK54 KK63 ND06 UU13 5H180 AA01 BB11 FF05 FF22 FF25 FF27 FF32

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の地図情報が記憶された地図記憶媒
    体(20)が装着されて使用されるナビゲーション装置
    であって、 前記複数の地図情報に対してユーザが使用可能な範囲ま
    たは使用可能な数を示すユーザ使用コードを含んで暗号
    化処理され作成される使用許諾コードの解読処理を行う
    コード解読手段を備え、 前記コード解読手段による前記使用許諾コードの解読処
    理で得られる前記ユーザ使用コードに基づいて、前記ユ
    ーザに特定の範囲または数の地図情報の使用許諾を与え
    ることを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 【請求項2】 地図情報が記憶された地図記憶媒体(2
    0)が装着されて使用されるナビゲーション装置であっ
    て、 前記地図記憶媒体(20)を特定する地図識別コード
    と、前記地図記憶媒体(20)が使用されるナビゲーシ
    ョン装置を特定する機器識別コードとを含んで暗号化処
    理されて作成される使用許諾コードの解読処理を行うコ
    ード解読手段を備え、 前記コード解読手段による前記使用許諾コードの解読処
    理で得られる前記地図識別コードおよび前記機器識別コ
    ードに基づいて、ユーザに前記地図情報の使用許諾を与
    えることを特徴とするナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】 記憶手段(19)を備え、前記機器識別
    コードは前記記憶手段(19)に記憶されているととも
    に、前記地図識別コードは前記地図記憶媒体(20)に
    記憶されており、 前記コード解読手段による前記使用許諾コードの解読処
    理にて得られる機器識別コードおよび地図識別コード
    と、前記記憶手段(19)に記憶されている機器識別コ
    ードおよび前記地図記憶媒体(20)に記憶されている
    地図識別コードとの照合を行い、前記ユーザに前記地図
    情報の使用許諾を与えることを特徴とする請求項2記載
    のナビゲーション装置。
  4. 【請求項4】 前記地図記憶媒体(20)には複数の地
    図情報が記憶されており、前記使用許諾コードは、さら
    に前記複数の地図情報に対してユーザの使用可能な範囲
    または使用可能な数を示すユーザ使用コードを含んで暗
    号化処理され作成されるものであることを特徴とする請
    求項2または請求項3記載のナビゲーション装置。
  5. 【請求項5】 複数の地図情報が記憶された地図記憶媒
    体(20)を特定する地図識別コードと、前記地図記憶
    媒体が使用されるナビゲーション装置(10)を特定す
    る機器識別コードと、前記複数の地図情報に対してユー
    ザが使用可能な範囲または使用可能な数を示すユーザ使
    用コードとを含んで暗号化処理され作成される使用許諾
    コードを管理する地図情報使用管理方法であって、 前記ナビゲーション装置(10)から、現在の使用許諾
    コードと、前記地図情報に対して前記ユーザが変更を希
    望する地図情報の変更使用範囲または変更使用数とを受
    け取り、 前記現在の使用許諾コードの暗号解読処理を行って、前
    記機器識別コード、前記地図識別コードおよび前記ユー
    ザ使用コードを得て、 前記暗号解読処理により得られた前記機器識別コードお
    よび前記地図識別コードと、前記変更使用範囲または前
    記変更使用数を示すユーザ使用コードとを含んで暗号化
    処理を行って、新たな使用許諾コードを作成し、 前記新たな使用許諾コードを前記ナビゲーション装置に
    通知することを特徴とする地図使用許諾管理方法。
  6. 【請求項6】 前記ナビゲーション装置(10)からの
    前記現在の使用許諾コードおよび前記地図情報の変更使
    用範囲または変更使用数の受け取り、並びに前記ナビゲ
    ーション装置(10)への前記新たな使用許諾コードの
    通知は、通信ネットワーク(40)を介して行われるこ
    とを特徴とする請求項5に記載の地図使用許諾管理方
    法。
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