JP2002061999A - 製氷機用散水案内器 - Google Patents

製氷機用散水案内器

Info

Publication number
JP2002061999A
JP2002061999A JP2000246174A JP2000246174A JP2002061999A JP 2002061999 A JP2002061999 A JP 2002061999A JP 2000246174 A JP2000246174 A JP 2000246174A JP 2000246174 A JP2000246174 A JP 2000246174A JP 2002061999 A JP2002061999 A JP 2002061999A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ice making
plate
water
flow
making plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000246174A
Other languages
English (en)
Inventor
Norikazu Morimoto
了司 森本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoshizaki Electric Co Ltd filed Critical Hoshizaki Electric Co Ltd
Priority to JP2000246174A priority Critical patent/JP2002061999A/ja
Publication of JP2002061999A publication Critical patent/JP2002061999A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Production, Working, Storing, Or Distribution Of Ice (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製氷板の製氷面に常に均一な水の層を流下さ
せることができる製氷機用散水案内器を提供する。 【解決手段】 製氷板2に向かって押圧される流下案内
面9と該製氷板2の製氷面2aの間隙は、流下案内面9
に打ち出し成形した間隔保持突部12により常に一定に
保持されるから、製氷用水を製氷板2の製氷面2aに均
一な水の層で流下させることができる。また、間隔保持
突部12が散水孔11と散水孔11の中間位置で、打ち
出し成形されているから、製氷用水の流れを乱すことな
く製氷板2の製氷面2aに沿って流下させることができ
る。さらに、間隔保持突部12の打ち出し成形位置は、
製氷板2内に配設された最上位の冷媒配管3よりも上方
の位置であるから、該間隔保持突部12への着氷量を低
減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製氷機用散水案内
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に示す散水式製氷機は、略垂直姿勢
で対向させた一対の製氷板oの上部に散水パイプpを配
設し、該散水パイプpから散水される製氷用水を山形の
拡散板qで拡散して、製氷板oの製氷面に散水するよう
にしている。また、実開平7−6657号公報には、散
水器から散水された製氷用水を製氷板に向かって案内す
る傾斜案内板を配置し、該傾斜案内板の下端と製氷板の
間隙から、製氷用水を製氷板に沿って流下させるように
した製氷機用散水装置が開示されている。さらに、特開
平5−203303号公報には、製氷用散水器から散水
された製氷用水を、製氷板と平行に対向させた水案内側
壁により案内して流下させる流下式製氷機が開示されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示した散水式製氷機では、散水パイプpから散水される
製氷用水の勢いが強いと拡散板qで撥ね、製氷板oに沿
うことなく流下してしまう。また、実開平7−6657
号公報の製氷機用散水装置及び特開平5−203303
号公報の流下式製氷機では、製氷板の厚さが取り付け上
のばらつきや温度変化等により変化すると、傾斜案内板
や水案内側壁と製氷板の間隙が変化して、製氷用水が均
一な水の層で流下しなくなる場合がある。本発明は、上
記問題点を解決するためになされたもので、製氷板の製
氷面に常に均一な水の層を流下させることができる製氷
機用散水案内器を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載された製氷機用散水案内器は、略垂直
姿勢の製氷板の上部に配置された散水皿から散水される
製氷用水を、前記製氷板の製氷面に向かって拡散させる
傾斜案内面と、前記製氷板の製氷面に沿って製氷用水を
流下させるため、前記傾斜案内面に連続させて形成した
流下案内面と、該流下案内面若しくは前記製氷板の少な
くとも何れか一方に打ち出し成形した間隔保持突部と、
前記流下案内面を前記製氷板に向かって押圧する押圧部
材とから構成したことを特徴とする。
【0005】また、請求項2に記載された製氷機用散水
案内器は、請求項1に記載の構成において、前記散水皿
の散水孔の位置と、前記間隔保持突部の位置を食い違わ
せたことを特徴とする。
【0006】請求項3に記載された製氷機用散水案内器
は、請求項1又は請求項2に記載の構成において、前記
間隔保持突部の位置を、前記製氷板内に配設された最上
位の冷媒配管よりも上方としたことを特徴とする。
【0007】
【発明の作用及び効果】請求項1に記載された製氷機用
散水案内器によれば、流下案内面若しくは製氷板の少な
くとも何れか一方に打ち出し成形した間隔保持突部によ
り、製氷板の厚さが取り付け上のばらつきや温度変化等
により変化して、傾斜案内板や水案内側壁と製氷板の間
隙が変化しても、押圧部材により製氷板に向かって押圧
される流下案内面と製氷板の製氷面の間隙が常に一定に
保持される。従って、製氷用水を製氷板の製氷面に均一
な水の層で流下させることができる。
【0008】請求項2に記載された製氷機用散水案内器
によれば、散水皿の散水孔の位置と、前記間隔保持突部
の位置を食い違わせたから、製氷用水の流れを乱すこと
なく製氷板の製氷面に沿って流下させることができる。
【0009】請求項3に記載された製氷機用散水案内器
によれば、間隔保持突部の位置を、製氷板内に配設され
た最上位の冷媒配管よりも上方としたから、該間隔保持
突部の着氷量を低減することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の1実施形態を添付図面を
参照して説明する。図1は本実施形態に係る流下式製氷
機1の一部切欠平面図、図2は図1に於けるA−A線拡
大断面図である。2枚の製氷板2は、背中合わせにして
略垂直姿勢で配置されている。各製氷板2の内部には、
それぞれ冷媒配管3をジグザグ状に蛇行させた冷却器
(図示せず)が配設されている。各製氷板2の上端部両
側には、散水案内器4が対称状に配設されている。そし
て、製氷板2の上部に散水皿10が配置されている。散
水皿には、底面に散水孔11が各散水案内器4に対応し
て所定の間隔で形成されている。
【0011】散水案内器4は図2に示すように、製氷板
2の製氷面2aの上端部に取り付けた長尺のL字形のア
ングル部材5と、該アングル部材5に所定間隔置きに取
り付けて製氷板2を跨がせた吊持部材6と、該吊持部材
6に取り付けられる散水案内板7とから構成される。吊
持部材6には、両端を直角に曲げ下げた吊持片6aが形
成され、該吊持片6aにネジ止め若しくは溶接等により
散水案内板7の取り付け片7aを取り付けて吊持する。
【0012】上記散水案内板7には、取り付け片7aの
下端に連続する傾斜案内面8と、該傾斜案内面8に連続
する流下案内面9が形成されている。傾斜案内面8は、
製氷板2の上部に配置された散水皿10の散水孔11か
ら散水される製氷用水を製氷板2の製氷面2aに向かっ
て拡散させる。また、流下案内面9は製氷面2aと略平
行に配置され、製氷面2aに沿って製氷用水を流下させ
る。上記傾斜案内面8の傾斜角度は、各散水孔11から
の最小散水量と該散水孔11の間隔により算出される
が、各散水孔11から散水されて該傾斜案内面8で拡散
された製氷用水が互いに交じり合うことが傾斜角度決定
の条件となる。
【0013】上記該流下案内面9には、間隔保持突部1
2が散水孔11と散水孔11の中間位置で、かつ製氷板
2内に配設された最上位の冷媒配管3よりも上方の位置
で、製氷板2に向かって打ち出し成形されている。そし
て、散水板7が吊持部材6の吊持片6aに吊持されて製
氷板2を挟み込むように取り付けられていることによ
り、間隔保持突部12が製氷板2に向かって押圧され
る。
【0014】上記構成の散水案内器4は、散水皿10の
散水孔11から散水される製氷用水を、散水案内板7の
傾斜案内面8と流下案内面9により案内して、製氷板2
の製氷面2aに沿って均一な水の層で流下させる。そし
て、流下式製氷機1の製氷板4内の冷媒配管3に冷媒を
循環させて冷却し、製氷面2aに氷結させて製氷する。
この場合、製氷板2に向かって押圧される流下案内面9
と該製氷板2の製氷面2aの間隙は、流下案内面9に打
ち出し成形した間隔保持突部12により常に一定に保持
される。従って、製氷用水を製氷板2の製氷面2aに均
一な水の層で流下させることができる。
【0015】また、間隔保持突部12が散水孔11と散
水孔11の中間位置で、製氷板2に向かって打ち出し成
形されているから、製氷用水の流れを乱すことなく製氷
板2の製氷面2aに沿って流下させることができる。さ
らに、間隔保持突部12の打ち出し成形位置は、製氷板
2内に配設された最上位の冷媒配管3よりも上方の位置
であるから、該間隔保持突部12への着氷量を低減する
ことができる。尚、間隔保持突部12は、製氷面2aに
流下案内面9に向かって打ち出し成形することもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】流下式製氷機の一部切欠平面図である。
【図2】図1に於けるA−A線拡大断面図である。
【図3】従来例を示した断面図である。
【符号の説明】
1...流下式製氷機 2...製氷板 2a...製氷 3...冷媒配管 4...散水案内器 6...吊持部材(押圧部材) 7...散水案内板 8...傾斜案内 9...流下案内面 10...散水皿 11...散水孔 12...間隔保持突部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略垂直姿勢の製氷板の上部に配置された
    散水皿から散水される製氷用水を、前記製氷板の製氷面
    に向かって拡散させる傾斜案内面と、前記製氷板の製氷
    面に沿って製氷用水を流下させるため、前記傾斜案内面
    に連続させて形成した流下案内面と、該流下案内面若し
    くは前記製氷板の少なくとも何れか一方に打ち出し成形
    した間隔保持突部と、前記流下案内面を前記製氷板に向
    かって押圧する押圧部材とから構成したことを特徴とす
    る製氷機用散水案内器。
  2. 【請求項2】 前記散水皿の散水孔の位置と、前記間隔
    保持突部の位置を食い違わせたことを特徴とする請求項
    1に記載の製氷機用散水案内器。
  3. 【請求項3】 前記間隔保持突部の位置を、前記製氷板
    内に配設された最上位の冷媒配管よりも上方としたこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の製氷機用散
    水案内器。
JP2000246174A 2000-08-15 2000-08-15 製氷機用散水案内器 Withdrawn JP2002061999A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000246174A JP2002061999A (ja) 2000-08-15 2000-08-15 製氷機用散水案内器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000246174A JP2002061999A (ja) 2000-08-15 2000-08-15 製氷機用散水案内器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002061999A true JP2002061999A (ja) 2002-02-28

Family

ID=18736543

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000246174A Withdrawn JP2002061999A (ja) 2000-08-15 2000-08-15 製氷機用散水案内器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002061999A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015143583A (ja) * 2014-01-31 2015-08-06 トヨタ自動車株式会社 吹雪の拡散用部材および吹雪の拡散用部材の形成方法
CN105571231A (zh) * 2013-04-27 2016-05-11 三菱重工冷热株式会社 风雪形成装置
JP2017021037A (ja) * 2016-08-23 2017-01-26 三菱重工冷熱株式会社 吹雪の拡散用部材および吹雪の調整方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105571231A (zh) * 2013-04-27 2016-05-11 三菱重工冷热株式会社 风雪形成装置
JP2015143583A (ja) * 2014-01-31 2015-08-06 トヨタ自動車株式会社 吹雪の拡散用部材および吹雪の拡散用部材の形成方法
JP2017021037A (ja) * 2016-08-23 2017-01-26 三菱重工冷熱株式会社 吹雪の拡散用部材および吹雪の調整方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AR001494A1 (es) Montaje de bandejas de alto desempeño de conductosde descenso múltiples.
ES2139895T3 (es) Montaje de platos de contacto de vapor/liquido y tubos descendentes y su metodo de utilizacion.
JP2002061999A (ja) 製氷機用散水案内器
JPS6139262Y2 (ja)
CN108548258A (zh) 冷风扇
CN208238099U (zh) 冷风扇
JP3299656B2 (ja) 流下式製氷機の製氷部構造
JPH11318604A (ja) 流し台等の天板用縁材
JPH07218066A (ja) 製氷機用散水器
JPH0416142Y2 (ja)
JPH0429346Y2 (ja)
JPH0419425Y2 (ja)
JP3203038B2 (ja) 流下式製氷機
JPS5824078Y2 (ja) 気化設備の散水装置
JPH0429347Y2 (ja)
JPS645728Y2 (ja)
JPS5850218Y2 (ja) 冷凍機における凝縮器の散水装置
JPH0445007Y2 (ja)
KR200144352Y1 (ko) 라미나 플로우 냉각장치용 노즐장착구조
JPS6246958Y2 (ja)
JPH067277Y2 (ja) 散水偏流防止装置
JPH0120617Y2 (ja)
JP3220532B2 (ja) 物質交換及び/又は熱交換塔用の液体分配器
JPS6036600Y2 (ja) 連続溶融めつき装置における鋼帯の振れ防止装置
JP4092675B2 (ja) 冷水塔

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20071106