JPH0429347Y2 - - Google Patents

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JPH0429347Y2
JPH0429347Y2 JP7210386U JP7210386U JPH0429347Y2 JP H0429347 Y2 JPH0429347 Y2 JP H0429347Y2 JP 7210386 U JP7210386 U JP 7210386U JP 7210386 U JP7210386 U JP 7210386U JP H0429347 Y2 JPH0429347 Y2 JP H0429347Y2
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JP
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water
ice
deicing
making
sprinkler
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JP7210386U
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JPS6314968U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、間隔を存して略垂直に配置した一対
の冷却板と、該冷却板間に配設した蒸発パイプよ
り成る冷却器と、該冷却器の上部に冷却板の裏面
に脱氷用水を散水する脱氷用散水器を備える流下
式製氷機に関し、特に、脱氷用散水装置の改良に
関するものである。
(ロ) 従来の技術 従来のこの種の流下式製氷機は、例えば実開昭
60−89562号公報に開示されるように、縦方向に
延びる複数の仕切り部を表面に有すると共に互い
に裏面を一定の間隔に対向させてほぼ垂直に設け
られた一対の製氷板と、前記製氷板の裏面間にお
いて各裏面に接合して設けられた冷却パイプと、
前記製氷板の上端に載置され、製氷用水通路部及
び除氷水通路部を一体に有し、製氷用水通路部が
散水ガイド板を介して前記製氷板の表面に連通
し、除氷水通路部が前記製氷板の裏面に連通する
散水器とを備え、前記除氷水通路部が前記各製氷
板の上端間に介挿されて嵌合していることによ
り、前記散水器が各製氷板の所定位置に固定され
ている構成である。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 斯かる従来製氷機の散水器の構成によると、除
氷用の散水孔を各製氷板の裏面に対向して形成す
ることが困難であり、除氷水通路部の下面に散水
孔を形成せざるを得ないため、散水孔から散水さ
れた除氷水を各製氷板の裏面に良好に流水できな
い問題点を奏するものであつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、間隔を存して略垂直に配置した一対
の冷却板の上端を夫々内方に折曲して支持フラン
ジを形成し、脱氷用散水器の両側に支持フランジ
に挿入される溝を形成すると共に該溝より下位の
両側部に夫々間隔を存して多数の散水孔を形成
し、前記溝を支持フランジに挿入することによ
り、冷却器の上部に脱氷用散水器を支持すると共
に散水孔を夫々の冷却板の裏面に対向して配置
し、上記従来技術の問題点を解決した流下式製氷
機の散水装置である。
(ホ) 作用 上記構成によると、散水器の両側に形成した溝
を、夫々の冷却板の上端に形成した一対の支持フ
ランジに挿入して脱氷用散水器を冷却器の上部に
支持することによつて、夫々の冷却板の裏面に散
水孔を対向して配置させることができるため、脱
氷用水は確実に冷却板の裏面を流水するようにな
る。
(ヘ) 実施例 以下に本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。第1図は本考案の流下式製氷機の要部分解斜
視図、第2図は同じく要部正面図、第3図は第2
図のA−A断面図、第4図は第3図の散水装置部
分の拡大図を示しており、冷却器は間隔を存し
て略垂直に配置した一対の冷却板2及び3と、該
冷却板2,3の一部として構成され、冷却板2,
3の表面と略面一状態に露出する多数の円形製氷
ボタン4,5と、冷却板2,3の裏面間に蛇行状
を成して配設され、一方の冷却板2側の製氷ボタ
ン4と他方の冷却板3側の製氷ボタン5によつて
挾持された蒸発バイプ6によつて構成されてい
る。前記冷却板2,3は両側端部を内方に折曲し
て互いに重合し、一側部の上下には挿入用開口7
と8を形成すると共に上下端部を夫々内方に折曲
して接近する一対の上部支持フランジ2A,3A
と下部支持フランジ2B,3Bを形成している。
而して、冷却器の上部には、脱氷用水を冷却
板2,3の裏面に流水するための脱氷用散水器
と、該散水器9の上に製氷用水を冷却板2,3の
表面に流水するための製氷用散水器10を着脱自
在に配設している。脱氷用散水器は両側上部に
前記上部支持フランジ2A,3Aに挿入される一
対の挿入溝9Aを形成しており、散水器9を上部
挿入開口7から挿入して挿入溝9Aを上部支持フ
ランジ2A,3Aに挿入することによつて支持さ
れるもので、散水器9の上面には冷却板2,3の
上縁に向けて低く傾斜して冷却板2,3の表面と
連続する一対の製氷用水案内面9B,9Cを形成
すると共にその頂部に嵌合溝9Dを形成してお
り、挿入溝9Aより下位の両側部には一端が脱氷
用水流路9Eと連通し、他端が夫々の冷却板2,
3の裏面と対向する散水孔9F,9Gが夫々長手
方向に間隔を存して多数形成されている。
一方、製氷用散水器10は下面中央部分の長手
方向に前記嵌合溝9Dに嵌合する嵌合突部10A
を形成し、その両側に間隔を存して突部10Aと
平行すると共に該突部10Aより下方に垂下した
一対のガイド板10B及び10Cを形成し、ま
た、突部10Aと各ガイド板10B,10C間の
下面長手方向には夫々間隔を存して製氷用水流路
10Dと連通する多数の散水孔10E,10Fが
形成されている。更に、散水孔10E,10Fよ
り上位の側面中央部には製氷用水流路10Dに連
通する給水口10Gが形成され、該給水口10G
は製氷用水を循環するポンプ装置(図示せず)の
吐出側に連通する。
斯かる製氷用散水器10は嵌合突部10Aを嵌
合溝9Dに挿入嵌合せしめることにより、脱氷用
散水器の上に支持されるもので、製氷用散水器
10の散水孔10E,10Fは、脱氷用散水器
の上面に形成した水案内面9B,9Cの上方に対
向して位置ずけられる。この際、ガイド板10
B,10Cは冷却板2,3の表面から突出する突
起2C,3Cに当接して冷却板2,3を挾持し、
この突起2C,3Cは冷却板2,3の表面とガイ
ド板10B,10C間の距離を小許に保持するも
のであり、脱氷用散水器の上面端部に立設する
ストツパー9Hは、製氷用散水器10の挿入位置
を規制するものである。
また、冷却器の下部には案内部材11が着脱
自在に設けられている。該案内部材11は前記脱
氷散水器と同様に両側上部に上記下部支持フラ
ンジ2B,3Bに挿入される一対の挿入溝11A
を形成しており、案内部材11を下部挿入開口8
から挿入して挿入溝11Aを下部支持フランジ2
B,3Bに挿入することによつて支持されるもの
で、第5図に案内部材11と受水樋12の関係を
示すように、案内部材11は両側面を夫々内方に
傾斜して未凍結水を受水樋12に案内する水案内
面11B,11Cと、該案内面11B,11Cか
ら外方に突出して氷のみを受水樋12の外方に案
内する多数の氷案内フイン11D,11Eと、前
記脱氷用散水器から冷却板2,3の裏面に散水
された脱氷水を受水樋12に回収するための給水
通路11Fと、更に、両端部及び中央部の氷案内
フイン11D,11Eの下側に受水樋12の位置
決め板11Gを形成している。
以上の構成において、製氷用散水器10の給水
口10Gから流入した製氷用水は、製氷用水流路
10Dを経て各散水孔10E,10Fから散水さ
れ、該散水孔10E,10Fに対向する脱氷用散
水器の水案内面9B,9Cに落下し、該案内面
9B,9Cと連続する冷却板2,3の表面に流水
され、該表面を流下するとき冷却されている製氷
ボタン4,5に徐々に氷結していき、未凍結水は
冷却板2,3の下縁から案内部材11の水案内面
11B,11Cに沿つて流れ受水樋12に落下
し、この未凍結水は貯水タンク(図示せず)に戻
され、再び製氷用散水器10へと循環される動作
を繰返す。
而して、所定の製氷動作を終了すると、冷却板
2,3には第3図の点線で示すように製氷ボタン
4,5を中心としてレンズ状の氷13が成長し、
この状態で冷却動作及び製氷用水の散水動作を停
止し、脱氷用散水器に脱氷用水を圧送し、脱氷
用水流路9Eを経て各散水孔9F,9Gから散水
される脱氷用水は、散水孔9F,9Gと対向する
冷却板2,3の裏面に流水され、該裏面を流下し
ていく。これによつて、冷却板2,3及び製氷ボ
タン4,5は脱氷用水の感熱によつてその温度を
上昇せしめられ、製氷ボタン4,5からレンズ状
氷13を離脱せしめる。この氷13は氷案内フイ
ン11D,11Eによつて受水樋12の外方に案
内され、貯氷庫(図示せず)へ落下する。なお、
脱氷用水は案内部材11の給水通路11Fを経て
受水樋12に回収され、貯水タンクに戻されて次
サイクルの製氷用水として利用される。
(ト) 考案の効果 本考案は以上の様に、各冷却板の上端を折曲し
て形成した一対の支持フランジに脱氷用散水器の
両側に形成した挿入溝を挿入して冷却器の上部に
脱氷用散水器を簡単に取付けることができ、しか
も、従来技術の如き、冷却板の裏面間で挾持する
方式の問題点である下向き散水孔を、夫々の冷却
板の裏面と対向させて位置させることができるた
め、夫々の冷却板の裏面に確実に脱氷用水を流水
でき、安定した製氷動作を行なう実用的利点を奏
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の流下式製氷機の要部分解斜視
図、第2図は同じく要部正面図、第3図は第2図
のA−A断面図、第4図は第3図の散水装置部分
の拡大図、第5図は第3図の案内部材と受水樋の
関係を示す断面図である。 ……冷却器、2,3……冷却板、2A,3A
……上部支持フランジ、……脱氷用散水器、9
A……挿入溝、9F,9G……散水孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 間隔を存して略垂直に配置した一対の冷却板及
    び該冷却板間に配設した蒸発パイプより成る冷却
    器と、該冷却器の上部に冷却板の裏面に脱氷用水
    を散水する脱氷用散水器を備える流下式製氷機に
    おいて、前記冷却板の上端を夫々内方に折曲して
    一対の支持フランジを形成し、前記脱氷用散水器
    の両側に前記支持フランジに挿入される溝を形成
    すると共に該溝より下位の両側部に夫々間隔を存
    して多数の散水孔を形成し、前記溝を支持フラン
    ジに挿入して脱氷用散水器を冷却器の上部に支持
    することにより、該散水器の散水孔を夫々の冷却
    板の裏面に対向して配置したことを特徴とする流
    下式製氷機の散水装置。
JP7210386U 1986-05-14 1986-05-14 Expired JPH0429347Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7210386U JPH0429347Y2 (ja) 1986-05-14 1986-05-14

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JP7210386U JPH0429347Y2 (ja) 1986-05-14 1986-05-14

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Publication Number Publication Date
JPS6314968U JPS6314968U (ja) 1988-01-30
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