JP2002061293A - 建物ユニットの据付方法 - Google Patents
建物ユニットの据付方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 建物ユニットの据付作業性を向上すること。
【解決手段】 建物ユニット2の据付方法において、基
礎1の外側の建物ユニット2の受取位置で、建物ユニッ
ト2をリフト車両10のユニット接続機20に吊込み、
該リフト車両10を建物ユニット2の据付位置の近くま
で移動し、該リフト車両10のユニット接続機20をア
タッチメント12のレール14上に走行させて建物ユニ
ット2の据付位置の側に移動し、該建物ユニット2をユ
ニット接続機20から据付位置に吊りおろすもの。
礎1の外側の建物ユニット2の受取位置で、建物ユニッ
ト2をリフト車両10のユニット接続機20に吊込み、
該リフト車両10を建物ユニット2の据付位置の近くま
で移動し、該リフト車両10のユニット接続機20をア
タッチメント12のレール14上に走行させて建物ユニ
ット2の据付位置の側に移動し、該建物ユニット2をユ
ニット接続機20から据付位置に吊りおろすもの。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建物ユニットの据付
方法に関する。
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建物ユニットを基礎の上に据付け
てユニット建物を構築する方法として、特公平8-14202
号公報に記載の如く、移動式クレーンを基礎の外側から
内側に敷設したステージに沿って基礎の内側の建物ユニ
ットの据付位置の近くまで移動し、このクレーンで建物
ユニットを吊り上げ据付けるものがある。
てユニット建物を構築する方法として、特公平8-14202
号公報に記載の如く、移動式クレーンを基礎の外側から
内側に敷設したステージに沿って基礎の内側の建物ユニ
ットの据付位置の近くまで移動し、このクレーンで建物
ユニットを吊り上げ据付けるものがある。
【0003】また、特公平1-12889号公報に記載の如
く、クレーンを用いて1階建物ユニットの上に2階建物
ユニットを段積みし、これらの建物ユニットを基礎の上
の据付位置まで移動するものがある。
く、クレーンを用いて1階建物ユニットの上に2階建物
ユニットを段積みし、これらの建物ユニットを基礎の上
の据付位置まで移動するものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】移動式クレーンは車
体寸法が大きいため、輸送トラックからの建物ユニット
の受取位置から建物敷地までの通路が狭小路の場合、移
動式クレーンが進入できない。
体寸法が大きいため、輸送トラックからの建物ユニット
の受取位置から建物敷地までの通路が狭小路の場合、移
動式クレーンが進入できない。
【0005】上述の解決のために移動式クレーンを
小型にすると、クレーン能力(吊上げ重量、作業半径)
が不足して使用できない。
小型にすると、クレーン能力(吊上げ重量、作業半径)
が不足して使用できない。
【0006】クレーンは建物ユニットを上空から建物
敷地の基礎内に移動させるものであり、移動式クレーン
のブームが干渉する上空障害がその移動経路にある場合
には、使用できない。
敷地の基礎内に移動させるものであり、移動式クレーン
のブームが干渉する上空障害がその移動経路にある場合
には、使用できない。
【0007】建物ユニットをクレーンにより上空移動
するものであるから、作業者の頭上危険性が高い。
するものであるから、作業者の頭上危険性が高い。
【0008】クレーンを用いて1階建物ユニットの上
に2階建物ユニットを段積みして基礎上を移動させるも
のでは、据付位置に到着する以前から、段積みされてい
るために、1階建物ユニットの雨仕舞作業に制約が生じ
ることがある。
に2階建物ユニットを段積みして基礎上を移動させるも
のでは、据付位置に到着する以前から、段積みされてい
るために、1階建物ユニットの雨仕舞作業に制約が生じ
ることがある。
【0009】本発明の課題は、建物ユニットの据付作業
性を向上することにある。
性を向上することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、リフ
ト車両を用いて建物ユニットを基礎の上に据付ける建物
ユニットの据付方法において、リフト車両として、該リ
フト車両のリフタに取着されて鉛直上方に伸びるマスト
と、マストに片持ち支持されてユニット接続機を水平方
向に走行可能とするレールとを備えたアタッチメントを
有し、該ユニット接続機がユニットを吊る接続部と、ア
タッチメントのレール上を走行する走行部を有するもの
を用い、基礎の外側の建物ユニットの受取位置で、建物
ユニットをリフト車両のユニット接続機に吊り込み、該
リフト車両を建物ユニットの据付位置の近くまで移動
し、該リフト車両のユニット接続機をアタッチメントの
レール上に走行させて建物ユニットの据付位置の側に移
動し、該建物ユニットをユニット接続機から据付位置に
吊りおろすようにしたものである。
ト車両を用いて建物ユニットを基礎の上に据付ける建物
ユニットの据付方法において、リフト車両として、該リ
フト車両のリフタに取着されて鉛直上方に伸びるマスト
と、マストに片持ち支持されてユニット接続機を水平方
向に走行可能とするレールとを備えたアタッチメントを
有し、該ユニット接続機がユニットを吊る接続部と、ア
タッチメントのレール上を走行する走行部を有するもの
を用い、基礎の外側の建物ユニットの受取位置で、建物
ユニットをリフト車両のユニット接続機に吊り込み、該
リフト車両を建物ユニットの据付位置の近くまで移動
し、該リフト車両のユニット接続機をアタッチメントの
レール上に走行させて建物ユニットの据付位置の側に移
動し、該建物ユニットをユニット接続機から据付位置に
吊りおろすようにしたものである。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て更に、前記リフト車両のユニット接続機をアタッチメ
ントのレール上に走行させて建物ユニットの据付位置の
側に移動するとき、該アタッチメントのレールを支える
ように立設した支柱を用いるようにしたものである。
て更に、前記リフト車両のユニット接続機をアタッチメ
ントのレール上に走行させて建物ユニットの据付位置の
側に移動するとき、該アタッチメントのレールを支える
ように立設した支柱を用いるようにしたものである。
【0012】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において更に、前記リフト車両のユニット接続機をアタ
ッチメントのレール上に走行させて建物ユニットの据付
位置の側に移動するとき、ユニット接続機を基礎内奥側
の据付位置まで走行させて移動可能とするように架設し
た固定レールを用いるようにしたもたものである。
において更に、前記リフト車両のユニット接続機をアタ
ッチメントのレール上に走行させて建物ユニットの据付
位置の側に移動するとき、ユニット接続機を基礎内奥側
の据付位置まで走行させて移動可能とするように架設し
た固定レールを用いるようにしたもたものである。
【0013】請求項4の発明は、リフト車両を用いて建
物ユニットを基礎の上に据付ける建物ユニットの据付方
法において、建物ユニットの据付位置の上方に固定レー
ルを架設するとともに、該固定レールにユニット接続機
を走行可能に設け、該ユニット接続機がユニットを吊る
接続部と、固定レール上を走行する走行部を有するもの
を用い、基礎の外側の建物ユニットの受取位置で、建物
ユニットをリフト車両に受取り、該リフト車両を建物ユ
ニットの据付位置の近くまで移動し、該リフト車両が搬
入した建物ユニットを固定レール上のユニット接続機に
受渡し、該ユニット接続機を固定レール上に走行させて
建物ユニットの据付位置の側に移動し、該建物ユニット
をユニット接続機から据付位置に吊りおろすようにした
ものである。
物ユニットを基礎の上に据付ける建物ユニットの据付方
法において、建物ユニットの据付位置の上方に固定レー
ルを架設するとともに、該固定レールにユニット接続機
を走行可能に設け、該ユニット接続機がユニットを吊る
接続部と、固定レール上を走行する走行部を有するもの
を用い、基礎の外側の建物ユニットの受取位置で、建物
ユニットをリフト車両に受取り、該リフト車両を建物ユ
ニットの据付位置の近くまで移動し、該リフト車両が搬
入した建物ユニットを固定レール上のユニット接続機に
受渡し、該ユニット接続機を固定レール上に走行させて
建物ユニットの据付位置の側に移動し、該建物ユニット
をユニット接続機から据付位置に吊りおろすようにした
ものである。
【0014】請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれ
かの発明において更に、前記ユニット接続機が、ユニッ
トを吊った接続部の位置を縦方向と横方向と回転方向の
それぞれに移動できる移動部を有し、建物ユニットの据
付位置で建物ユニットの位置を微調整して吊りおろすよ
うにしたものである。
かの発明において更に、前記ユニット接続機が、ユニッ
トを吊った接続部の位置を縦方向と横方向と回転方向の
それぞれに移動できる移動部を有し、建物ユニットの据
付位置で建物ユニットの位置を微調整して吊りおろすよ
うにしたものである。
【0015】請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれ
かの発明において更に、前記基礎の外側から内側にリフ
ト車両の走行面を形成するステージを敷設し、前記リフ
ト車両をステージの走行面に沿って基礎の内側の建物ユ
ニットの据付位置の近くまで移動するようにしたもので
ある。
かの発明において更に、前記基礎の外側から内側にリフ
ト車両の走行面を形成するステージを敷設し、前記リフ
ト車両をステージの走行面に沿って基礎の内側の建物ユ
ニットの据付位置の近くまで移動するようにしたもので
ある。
【0016】
【作用】請求項1の発明によれば下記(1)〜(4)の作用が
ある。 (1)リフト車両を使用するため、車体寸法は小さく、輸
送トラック等からの建物ユニットの受取位置から建物敷
地までの通路が狭小路の場合にも進入できる。
ある。 (1)リフト車両を使用するため、車体寸法は小さく、輸
送トラック等からの建物ユニットの受取位置から建物敷
地までの通路が狭小路の場合にも進入できる。
【0017】(2)建物ユニットをリフト車両により移動
するため、上空移動がなくなり、その移動経路での上空
障害の有無に関係なく、据付作業できる。
するため、上空移動がなくなり、その移動経路での上空
障害の有無に関係なく、据付作業できる。
【0018】(3)建物ユニットをリフト車両により移動
するため、上空移動がなくなり、作業者の頭上危険性が
少なくなる。
するため、上空移動がなくなり、作業者の頭上危険性が
少なくなる。
【0019】(4)リフト車両による建物ユニットの移
動、据付け手順は、1階建物ユニットの移動、据付けの
後、2階建物ユニットを移動、据付けする雛壇据付けと
なるため、1階建物ユニットを据付けてその雨仕舞作業
を完了してから2階建物ユニットを据付けるものとな
り、1階建物ユニットの雨仕舞を確実容易に行なえる。
動、据付け手順は、1階建物ユニットの移動、据付けの
後、2階建物ユニットを移動、据付けする雛壇据付けと
なるため、1階建物ユニットを据付けてその雨仕舞作業
を完了してから2階建物ユニットを据付けるものとな
り、1階建物ユニットの雨仕舞を確実容易に行なえる。
【0020】請求項2の発明によれば下記(5)の作用が
ある。 (5)リフト車両のアタッチメントのレールを支柱により
支えるから、マストに片持ち支持されるレールを、ユニ
ット接続機の走行時には両持ち支持状態にして用いるも
のとなり、ユニット接続機に吊った建物ユニットを据付
位置の側に安定的に移動できる。従って、伸縮できるレ
ールを基礎の奥の方にまで伸ばし、前後方向に設置した
複数の1階建物ユニットのうちの奥側の建物ユニットの
上に、2階建物ユニットを吊込む際にも、その長尺レー
ルを安定的に支持できる。
ある。 (5)リフト車両のアタッチメントのレールを支柱により
支えるから、マストに片持ち支持されるレールを、ユニ
ット接続機の走行時には両持ち支持状態にして用いるも
のとなり、ユニット接続機に吊った建物ユニットを据付
位置の側に安定的に移動できる。従って、伸縮できるレ
ールを基礎の奥の方にまで伸ばし、前後方向に設置した
複数の1階建物ユニットのうちの奥側の建物ユニットの
上に、2階建物ユニットを吊込む際にも、その長尺レー
ルを安定的に支持できる。
【0021】請求項3の発明によれば下記(6)の作用が
ある。 (6)建物ユニットの据付位置の上に固定レールを架設し
たから、リフト車両のレールをその固定レールに接続す
ることにより、ユニット接続機をリフト車両のレールか
ら固定レールに乗り移らせ、建物ユニットを基礎の奥側
にまで安定的に移動できる。
ある。 (6)建物ユニットの据付位置の上に固定レールを架設し
たから、リフト車両のレールをその固定レールに接続す
ることにより、ユニット接続機をリフト車両のレールか
ら固定レールに乗り移らせ、建物ユニットを基礎の奥側
にまで安定的に移動できる。
【0022】請求項4の発明によれば下記(7)〜(10)の
作用がある。 (7)リフト車両を使用するため、車体寸法は小さく、輸
送トラック等からの建物ユニットの受取位置から建物敷
地までの通路が狭小路の場合にも進入できる。
作用がある。 (7)リフト車両を使用するため、車体寸法は小さく、輸
送トラック等からの建物ユニットの受取位置から建物敷
地までの通路が狭小路の場合にも進入できる。
【0023】(8)建物ユニットをリフト車両により移動
するため、上空移動がなくなり、その移動経路での上空
障害の有無に関係なく、据付作業できる。
するため、上空移動がなくなり、その移動経路での上空
障害の有無に関係なく、据付作業できる。
【0024】(9)建物ユニットをリフト車両により移動
するため、上空移動がなくなり、作業者の頭上危険性が
少なくなる。
するため、上空移動がなくなり、作業者の頭上危険性が
少なくなる。
【0025】(10)リフト車両による建物ユニットの移
動、据付け手順は、1階建物ユニットの移動、据付けの
後、2階建物ユニットを移動、据付けする雛壇据付けと
なるため、1階建物ユニットを据付けてその雨仕舞作業
を完了してから2階建物ユニットを据付けるものとな
り、1階建物ユニットの雨仕舞を確実容易に行なえる。
動、据付け手順は、1階建物ユニットの移動、据付けの
後、2階建物ユニットを移動、据付けする雛壇据付けと
なるため、1階建物ユニットを据付けてその雨仕舞作業
を完了してから2階建物ユニットを据付けるものとな
り、1階建物ユニットの雨仕舞を確実容易に行なえる。
【0026】請求項5の発明によれば下記(11)の作用が
ある。 (11)ユニット接続機が、ユニットを吊った接続部の位置
を縦方向と横方向と回転方向のそれぞれに移動できる移
動部を有し、建物ユニットの据付位置で建物ユニットの
位置を微調整して吊りおろすことにより、建物ユニット
を正しい据付位置に迅速且つスムースに据付けできる。
ある。 (11)ユニット接続機が、ユニットを吊った接続部の位置
を縦方向と横方向と回転方向のそれぞれに移動できる移
動部を有し、建物ユニットの据付位置で建物ユニットの
位置を微調整して吊りおろすことにより、建物ユニット
を正しい据付位置に迅速且つスムースに据付けできる。
【0027】請求項6の発明によれば下記(12)、(13)の
作用がある。 (12)ステージを用いて、リフト車両を基礎の内側の据付
位置の近くまで移動し、更にユニット接続機をアタッチ
メントのレール上に走行させて据付位置の側に移動する
ことにより、建物ユニットを据付位置にスムースに据付
けできる。
作用がある。 (12)ステージを用いて、リフト車両を基礎の内側の据付
位置の近くまで移動し、更にユニット接続機をアタッチ
メントのレール上に走行させて据付位置の側に移動する
ことにより、建物ユニットを据付位置にスムースに据付
けできる。
【0028】(13)ステージを用いて、リフト車両を基礎
の内側の据付位置の近くまで移動し、リフト車両が搬入
した建物ユニットを固定レール上のユニット接続機に受
渡し、該ユニット接続機を固定レール上に走行させて据
付位置の側に移動することにより、建物ユニットを据付
位置にスムースに据付けできる。
の内側の据付位置の近くまで移動し、リフト車両が搬入
した建物ユニットを固定レール上のユニット接続機に受
渡し、該ユニット接続機を固定レール上に走行させて据
付位置の側に移動することにより、建物ユニットを据付
位置にスムースに据付けできる。
【0029】
【発明の実施の形態】図1は第1実施形態の建物ユニッ
ト吊込み状態を示す側面図、図2は第1実施形態の建物
ユニット据付状態を示す側面図、図3はユニット接続機
を示す斜視図、図4は第2実施形態の建物ユニット移動
状態を示す斜視図、図5は第2実施形態の建物ユニット
据付状態を示す斜視図、図6は第3実施形態の建物ユニ
ット移動状態を示す斜視図、図7は第3実施形態の建物
ユニット据付状態を示す斜視図、図8はユニット接続機
の走行状態を示す斜視図、図9は第4実施形態の建物ユ
ニット吊込み状態を示す側面図、図10は第4実施形態
の建物ユニット据付状態を示す側面図である。
ト吊込み状態を示す側面図、図2は第1実施形態の建物
ユニット据付状態を示す側面図、図3はユニット接続機
を示す斜視図、図4は第2実施形態の建物ユニット移動
状態を示す斜視図、図5は第2実施形態の建物ユニット
据付状態を示す斜視図、図6は第3実施形態の建物ユニ
ット移動状態を示す斜視図、図7は第3実施形態の建物
ユニット据付状態を示す斜視図、図8はユニット接続機
の走行状態を示す斜視図、図9は第4実施形態の建物ユ
ニット吊込み状態を示す側面図、図10は第4実施形態
の建物ユニット据付状態を示す側面図である。
【0030】(第1実施形態)(図1〜図3) 図1、図2は、リフト車両10を用いて、基礎1の上に
建物ユニット2を据付け、ユニット建物を構築するもの
である。
建物ユニット2を据付け、ユニット建物を構築するもの
である。
【0031】リフト車両10は、リフタ11に取着され
て鉛直上方に伸びるマスト13と、マスト13に片持ち
支持されてユニット接続機20を水平方向に走行可能と
する左右一対のレール14とを備えたアタッチメント1
2を有する。マスト13は、2階建物ユニット2B、3
階建物ユニット、屋根を据付け可能とするため、例えば
3〜8mの範囲で伸縮できる。レール14は、前後方向に
設置した複数の1階建物ユニット2Aのうちの奥側の建
物ユニット2Aの上に、2階建物ユニット2Bを吊込み
可能とするように、例えば2.5〜6mの範囲で伸縮でき
る。
て鉛直上方に伸びるマスト13と、マスト13に片持ち
支持されてユニット接続機20を水平方向に走行可能と
する左右一対のレール14とを備えたアタッチメント1
2を有する。マスト13は、2階建物ユニット2B、3
階建物ユニット、屋根を据付け可能とするため、例えば
3〜8mの範囲で伸縮できる。レール14は、前後方向に
設置した複数の1階建物ユニット2Aのうちの奥側の建
物ユニット2Aの上に、2階建物ユニット2Bを吊込み
可能とするように、例えば2.5〜6mの範囲で伸縮でき
る。
【0032】ユニット接続機20は、例えば図3に示す
如くに構成でき、アタッチメント12のレール14上を
走行する走行部21と、建物ユニット2を吊る接続部2
2を有する。走行部21はレール14の上面を走行する
走行ローラ21Aを有し、モータにて走行ローラ21A
を強制駆動して走行し、又は手押しにて走行できる。接
続部22は、吊りフック22Aを有する。
如くに構成でき、アタッチメント12のレール14上を
走行する走行部21と、建物ユニット2を吊る接続部2
2を有する。走行部21はレール14の上面を走行する
走行ローラ21Aを有し、モータにて走行ローラ21A
を強制駆動して走行し、又は手押しにて走行できる。接
続部22は、吊りフック22Aを有する。
【0033】ユニット接続機20は、建物ユニット2を
吊った接続部22の位置を縦方向と横方向と回転方向の
それぞれに移動できる移動部23を有し、基礎1に対す
る建物ユニット2の据付位置で建物ユニット2の位置を
微調整して吊りおろしできる。移動部23は、走行部2
1と接続部22の間に介装され、縦方向駆動モータ、横
方向駆動モータ、回転方向駆動モータを備えて強制駆動
でき、又は手押しにて作動できる。
吊った接続部22の位置を縦方向と横方向と回転方向の
それぞれに移動できる移動部23を有し、基礎1に対す
る建物ユニット2の据付位置で建物ユニット2の位置を
微調整して吊りおろしできる。移動部23は、走行部2
1と接続部22の間に介装され、縦方向駆動モータ、横
方向駆動モータ、回転方向駆動モータを備えて強制駆動
でき、又は手押しにて作動できる。
【0034】従って、第1実施形態の据付手順は以下の
通りとなる。 (1)基礎1の外側から内側にリフト車両10の走行面を
形成するステージ30を敷設する。ステージ30として
は、スロープステージ31と水平ステージ32がある。
通りとなる。 (1)基礎1の外側から内側にリフト車両10の走行面を
形成するステージ30を敷設する。ステージ30として
は、スロープステージ31と水平ステージ32がある。
【0035】(2)基礎1の外側の建物ユニット2の受取
位置で、リフト車両10を架台35又は輸送トラックの
側面に位置付け、建物ユニット2をユニット接続機20
の接続部22に吊込む(図1)。
位置で、リフト車両10を架台35又は輸送トラックの
側面に位置付け、建物ユニット2をユニット接続機20
の接続部22に吊込む(図1)。
【0036】(3)リフト車両10をステージ30の走行
面に沿って基礎1の内側の建物ユニット2の据付位置の
近くまで移動する。
面に沿って基礎1の内側の建物ユニット2の据付位置の
近くまで移動する。
【0037】(4)1階建物ユニット2Aについては、そ
の据付位置で、リフト車両10のユニット接続機20の
移動部23により1階建物ユニット2Aの位置を縦方
向、横方向、回転方向に微調整移動して、1階建物ユニ
ット2Aをユニット接続機20の接続部22から据付位
置に吊りおろす。
の据付位置で、リフト車両10のユニット接続機20の
移動部23により1階建物ユニット2Aの位置を縦方
向、横方向、回転方向に微調整移動して、1階建物ユニ
ット2Aをユニット接続機20の接続部22から据付位
置に吊りおろす。
【0038】2階建物ユニット2Bの据付前に、4個の
1階建物ユニット2Aを前後左右に突合せて据付け、そ
れら4個の1階建物ユニット2Aをジョイント作業す
る。
1階建物ユニット2Aを前後左右に突合せて据付け、そ
れら4個の1階建物ユニット2Aをジョイント作業す
る。
【0039】(5)2階建物ユニット2Bについては、前
後の1階建物ユニット2Aのうちの奥側の1階建物ユニ
ット2Aの上に2階建物ユニット2Bを据付け可能とす
るため、アタッチメント12のレール14を奥側に伸ば
し、基礎1の奥に立設してある門型の支柱36にレール
14の先端を預けて支え、ユニット接続機20の走行部
21をレール14上に走行させて該2階建物ユニット2
Bを1ユニット分奥に届かせる。ユニット接続機20の
移動部23により2階建物ユニット2Bの位置を縦方
向、横方向、回転方向に微調整移動して、2階建物ユニ
ット2Bをユニット接続機20の接続部22から1階建
物ユニット2Aの上の据付位置に吊りおろす。
後の1階建物ユニット2Aのうちの奥側の1階建物ユニ
ット2Aの上に2階建物ユニット2Bを据付け可能とす
るため、アタッチメント12のレール14を奥側に伸ば
し、基礎1の奥に立設してある門型の支柱36にレール
14の先端を預けて支え、ユニット接続機20の走行部
21をレール14上に走行させて該2階建物ユニット2
Bを1ユニット分奥に届かせる。ユニット接続機20の
移動部23により2階建物ユニット2Bの位置を縦方
向、横方向、回転方向に微調整移動して、2階建物ユニ
ット2Bをユニット接続機20の接続部22から1階建
物ユニット2Aの上の据付位置に吊りおろす。
【0040】(6)上述(2)〜(5)を繰り返し、ユニット建
物を構築する。
物を構築する。
【0041】従って、本実施形態によれば、以下の作用
がある。 (1)リフト車両10を使用するため、車体寸法は小さ
く、輸送トラック等からの建物ユニット2の受取位置か
ら建物敷地までの通路が狭小路の場合にも進入できる。
がある。 (1)リフト車両10を使用するため、車体寸法は小さ
く、輸送トラック等からの建物ユニット2の受取位置か
ら建物敷地までの通路が狭小路の場合にも進入できる。
【0042】(2)ステージ30を用いて、リフト車両1
0を基礎1の内側の据付位置の近くまで移動し、更にユ
ニット接続機20をアタッチメント12のレール14上
に走行させて据付位置の側に移動することにより、建物
ユニット2を据付位置にスムースに据付けできる。
0を基礎1の内側の据付位置の近くまで移動し、更にユ
ニット接続機20をアタッチメント12のレール14上
に走行させて据付位置の側に移動することにより、建物
ユニット2を据付位置にスムースに据付けできる。
【0043】(3)建物ユニット2をリフト車両10によ
り移動するため、上空移動がなくなり、その移動経路で
の上空障害の有無に関係なく、据付作業できる。
り移動するため、上空移動がなくなり、その移動経路で
の上空障害の有無に関係なく、据付作業できる。
【0044】(4)建物ユニット2をリフト車両10によ
り移動するため、上空移動がなくなり、作業者の頭上危
険性が少なくなる。
り移動するため、上空移動がなくなり、作業者の頭上危
険性が少なくなる。
【0045】(5)リフト車両10による建物ユニット2
の移動、据付け手順は、1階建物ユニット2Aの移動、
据付けの後、2階建物ユニット2Bを移動、据付けする
雛壇据付けとなるため、1階建物ユニット2Aを据付け
てその雨仕舞作業を完了してから2階建物ユニット2B
を据付けるものとなり、1階建物ユニット2Aの雨仕舞
を確実容易に行なえる。
の移動、据付け手順は、1階建物ユニット2Aの移動、
据付けの後、2階建物ユニット2Bを移動、据付けする
雛壇据付けとなるため、1階建物ユニット2Aを据付け
てその雨仕舞作業を完了してから2階建物ユニット2B
を据付けるものとなり、1階建物ユニット2Aの雨仕舞
を確実容易に行なえる。
【0046】(6)リフト車両10のアタッチメント12
のレール14を支柱36により支えるから、マスト13
に片持ち支持されるレール14を、ユニット接続機20
の走行時には両持ち支持状態にして用いるものとなり、
ユニット接続機20に吊った建物ユニット2を据付位置
の側に安定的に移動できる。従って、伸縮できるレール
14を基礎1の奥の方にまで伸ばし、前後方向に設置し
た複数の1階建物ユニット2Aのうちの奥側の建物ユニ
ット2の上に、2階建物ユニット2Bを吊込む際にも、
その長尺レール14を安定的に支持できる。
のレール14を支柱36により支えるから、マスト13
に片持ち支持されるレール14を、ユニット接続機20
の走行時には両持ち支持状態にして用いるものとなり、
ユニット接続機20に吊った建物ユニット2を据付位置
の側に安定的に移動できる。従って、伸縮できるレール
14を基礎1の奥の方にまで伸ばし、前後方向に設置し
た複数の1階建物ユニット2Aのうちの奥側の建物ユニ
ット2の上に、2階建物ユニット2Bを吊込む際にも、
その長尺レール14を安定的に支持できる。
【0047】(7)ユニット接続機20が、ユニットを吊
った接続部22の位置を縦方向と横方向と回転方向のそ
れぞれに移動できる移動部23を有し、建物ユニット2
の据付位置で建物ユニット2の位置を微調整して吊りお
ろすことにより、建物ユニット2を正しい据付位置に迅
速且つスムースに据付けできる。
った接続部22の位置を縦方向と横方向と回転方向のそ
れぞれに移動できる移動部23を有し、建物ユニット2
の据付位置で建物ユニット2の位置を微調整して吊りお
ろすことにより、建物ユニット2を正しい据付位置に迅
速且つスムースに据付けできる。
【0048】(第2実施形態)(図4、図5) 図4、図5の第2実施形態が図1、図2の第1実施形態
と異なる点は、支柱36に左右一対の固定レール37を
片持ち支持して架設したことにある(図4)。固定レー
ル37は先端に接続凸部37Aを備え、リフト車両10
のレール14の先端の接続凹部をこの接続凸部37Aに
嵌合接続させた状態で、レール14の上面と固定レール
37の上面が連続せしめられる(図5)。これにより、
リフト車両10のユニット接続機20のレール14の上
面から固定レール37の上面に乗り移らせて走行させ、
ユニット接続機20を基礎1の奥側の据付位置まで走行
させて移動可能とする。従って、建物ユニット2を基礎
1の奥側にまで安定的に移動できる。
と異なる点は、支柱36に左右一対の固定レール37を
片持ち支持して架設したことにある(図4)。固定レー
ル37は先端に接続凸部37Aを備え、リフト車両10
のレール14の先端の接続凹部をこの接続凸部37Aに
嵌合接続させた状態で、レール14の上面と固定レール
37の上面が連続せしめられる(図5)。これにより、
リフト車両10のユニット接続機20のレール14の上
面から固定レール37の上面に乗り移らせて走行させ、
ユニット接続機20を基礎1の奥側の据付位置まで走行
させて移動可能とする。従って、建物ユニット2を基礎
1の奥側にまで安定的に移動できる。
【0049】(第3実施形態)(図6〜図8) 図6〜図8の第3実施形態が図1、図2の第1実施形態
と異なる点は、基礎1の上に据付済の前後複数の1階建
物ユニット2A、奥側の2階建物ユニット2Bの上に左
右一対の支柱38(長尺支柱38A、短尺支柱38B)
を立設し、これらの支柱38に左右一対の固定レール3
9を架設したことにある(図6)。固定レール39はC
形断面をなす。リフト車両10のレール14の上面が固
定レール39のC形の下フランジ内面に合致するように
レール14を固定レール39に突合せた状態で、レール
14の上面と固定レール39の下フランジ内面が連続せ
しめられる(図7)。これにより、リフト車両10のユ
ニット接続機20をレール14の上面から固定レール3
9の下フランジ内面に乗り移らせて走行させ、ユニット
接続機20を基礎1の奥側の据付位置まで走行させて移
動可能とする(図8)。従って、建物ユニット2を基礎
1の奥側にまで安定的に移動できる。
と異なる点は、基礎1の上に据付済の前後複数の1階建
物ユニット2A、奥側の2階建物ユニット2Bの上に左
右一対の支柱38(長尺支柱38A、短尺支柱38B)
を立設し、これらの支柱38に左右一対の固定レール3
9を架設したことにある(図6)。固定レール39はC
形断面をなす。リフト車両10のレール14の上面が固
定レール39のC形の下フランジ内面に合致するように
レール14を固定レール39に突合せた状態で、レール
14の上面と固定レール39の下フランジ内面が連続せ
しめられる(図7)。これにより、リフト車両10のユ
ニット接続機20をレール14の上面から固定レール3
9の下フランジ内面に乗り移らせて走行させ、ユニット
接続機20を基礎1の奥側の据付位置まで走行させて移
動可能とする(図8)。従って、建物ユニット2を基礎
1の奥側にまで安定的に移動できる。
【0050】(第4実施形態)(図9、図10) 図9、図10の第4実施形態が図1、図2の第1実施形
態と異なる点は、建物ユニット2の据付位置の周囲の前
後左右に支柱41を立設し、支柱41に左右一対の固定
レール42を両持ち支持して架設するとともに、固定レ
ール42に前述のユニット接続機20の走行部21を走
行可能に設けたことにある。
態と異なる点は、建物ユニット2の据付位置の周囲の前
後左右に支柱41を立設し、支柱41に左右一対の固定
レール42を両持ち支持して架設するとともに、固定レ
ール42に前述のユニット接続機20の走行部21を走
行可能に設けたことにある。
【0051】従って、第4実施形態の据付手順は以下の
通りになる。 (1)基礎1の外側から内側にリフト車両10の走行面を
形成するステージ30を敷設する。ステージ30として
は、スロープステージ31と水平ステージ32がある。
通りになる。 (1)基礎1の外側から内側にリフト車両10の走行面を
形成するステージ30を敷設する。ステージ30として
は、スロープステージ31と水平ステージ32がある。
【0052】(2)基礎1の外側の建物ユニット2の受取
位置で、リフト車両10を架台35又は輸送トラックの
側面に位置付け、建物ユニット2をフォーク13Aに受
取る(図9)。
位置で、リフト車両10を架台35又は輸送トラックの
側面に位置付け、建物ユニット2をフォーク13Aに受
取る(図9)。
【0053】(3)リフト車両10をステージ30の走行
面に沿って基礎1の内側の建物ユニット2の据付位置の
近くまで移動する。
面に沿って基礎1の内側の建物ユニット2の据付位置の
近くまで移動する。
【0054】(4)1階建物ユニット2Aについては、そ
の据付位置で、1階建物ユニット2Aをフォーク13A
から基礎1におろして据付ける。
の据付位置で、1階建物ユニット2Aをフォーク13A
から基礎1におろして据付ける。
【0055】(5)2階建物ユニット2Bについては、フ
ォーク13Aの上の2階建物ユニット2Bを固定レール
42上のユニット接続機20の接続部22に受渡し、ユ
ニット接続機20を固定レール42上に走行させて該2
階建物ユニット2Bを1ユニット分奥に送り込む。ユニ
ット接続機20の移動部23により2階建物ユニット2
Bの位置を縦方向、横方向、回転方向に微調整移動し
て、2階建物ユニット2Bをユニット接続機20の接続
部22から1階建物ユニット2Aの上の据付位置に吊り
おろす。
ォーク13Aの上の2階建物ユニット2Bを固定レール
42上のユニット接続機20の接続部22に受渡し、ユ
ニット接続機20を固定レール42上に走行させて該2
階建物ユニット2Bを1ユニット分奥に送り込む。ユニ
ット接続機20の移動部23により2階建物ユニット2
Bの位置を縦方向、横方向、回転方向に微調整移動し
て、2階建物ユニット2Bをユニット接続機20の接続
部22から1階建物ユニット2Aの上の据付位置に吊り
おろす。
【0056】(6)上述(2)〜(5)を繰り返し、ユニット建
物を構築する。
物を構築する。
【0057】従って、本実施形態によれば、以下の作用
がある。 (1)リフト車両10を使用するため、車体寸法は小さ
く、輸送トラック等からの建物ユニット2の受取位置か
ら建物敷地までの通路が狭小路の場合にも進入できる。
がある。 (1)リフト車両10を使用するため、車体寸法は小さ
く、輸送トラック等からの建物ユニット2の受取位置か
ら建物敷地までの通路が狭小路の場合にも進入できる。
【0058】(2)ステージ30を用いて、リフト車両1
0を基礎1の内側の据付位置の近くまで移動し、リフト
車両10が搬入した建物ユニット2を固定レール42上
のユニット接続機20に受渡し、該ユニット接続機20
を固定レール42上に走行させて据付位置の側に移動す
ることにより、建物ユニット2を据付位置にスムースに
据付けできる。
0を基礎1の内側の据付位置の近くまで移動し、リフト
車両10が搬入した建物ユニット2を固定レール42上
のユニット接続機20に受渡し、該ユニット接続機20
を固定レール42上に走行させて据付位置の側に移動す
ることにより、建物ユニット2を据付位置にスムースに
据付けできる。
【0059】(3)建物ユニット2をリフト車両10によ
り移動するため、上空移動がなくなり、その移動経路で
の上空障害の有無に関係なく、据付作業できる。
り移動するため、上空移動がなくなり、その移動経路で
の上空障害の有無に関係なく、据付作業できる。
【0060】(4)建物ユニット2をリフト車両10によ
り移動するため、上空移動がなくなり、作業者の頭上危
険性が少なくなる。
り移動するため、上空移動がなくなり、作業者の頭上危
険性が少なくなる。
【0061】(5)リフト車両10による建物ユニット2
の移動、据付け手順は、1階建物ユニット2Aの移動、
据付けの後、2階建物ユニット2Bを移動、据付けする
雛壇据付けとなるため、1階建物ユニット2Aを据付け
てその雨仕舞作業を完了してから2階建物ユニット2B
を据付けるものとなり、1階建物ユニット2Aの雨仕舞
を確実容易に行なえる。
の移動、据付け手順は、1階建物ユニット2Aの移動、
据付けの後、2階建物ユニット2Bを移動、据付けする
雛壇据付けとなるため、1階建物ユニット2Aを据付け
てその雨仕舞作業を完了してから2階建物ユニット2B
を据付けるものとなり、1階建物ユニット2Aの雨仕舞
を確実容易に行なえる。
【0062】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、リ
フト車両の走行面を形成するステージは必須でない。リ
フト車両が内側に入れる基礎(半完成タイプでも可)
や、アタッチメントが備えるレールが長い場合には、リ
フト車両は基礎に入る必要がなく、ステージを必要とし
ない。
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、リ
フト車両の走行面を形成するステージは必須でない。リ
フト車両が内側に入れる基礎(半完成タイプでも可)
や、アタッチメントが備えるレールが長い場合には、リ
フト車両は基礎に入る必要がなく、ステージを必要とし
ない。
【0063】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、建物ユニ
ットの据付作業性を向上することができる。
ットの据付作業性を向上することができる。
【図1】図1は第1実施形態の建物ユニット吊込み状態
を示す側面図である。
を示す側面図である。
【図2】図2は第1実施形態の建物ユニット据付状態を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図3】図3はユニット接続機を示す斜視図である。
【図4】図4は第2実施形態の建物ユニット移動状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図5】図5は第2実施形態の建物ユニット据付状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図6】図6は第3実施形態の建物ユニット移動状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図7】図7は第3実施形態の建物ユニット据付状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図8】図8はユニット接続機の走行状態を示す斜視図
である。
である。
【図9】図9は第4実施形態の建物ユニット吊込み状態
を示す側面図である。
を示す側面図である。
【図10】図10は第4実施形態の建物ユニット据付状
態を示す側面図である。
態を示す側面図である。
1 基礎 2 建物ユニット 2A 1階建物ユニット 2B 2階建物ユニット 10 リフト車両 11 リフタ 12 アタッチメント 13 マスト 14 レール 20 ユニット接続機 21 走行部 22 接続部 23 移動部 30 ステージ 36 支柱 37 固定レール 38 支柱 39 固定レール 41 支柱 42 固定レール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E174 CA03 CA09 CA11 CA23 DA07 DA22 3F333 AA01 AE18 BA08 BA13
Claims (6)
- 【請求項1】 リフト車両を用いて建物ユニットを基礎
の上に据付ける建物ユニットの据付方法において、 リフト車両として、該リフト車両のリフタに取着されて
鉛直上方に伸びるマストと、マストに片持ち支持されて
ユニット接続機を水平方向に走行可能とするレールとを
備えたアタッチメントを有し、該ユニット接続機がユニ
ットを吊る接続部と、アタッチメントのレール上を走行
する走行部を有するものを用い、 基礎の外側の建物ユニットの受取位置で、建物ユニット
をリフト車両のユニット接続機に吊り込み、該リフト車
両を建物ユニットの据付位置の近くまで移動し、該リフ
ト車両のユニット接続機をアタッチメントのレール上に
走行させて建物ユニットの据付位置の側に移動し、該建
物ユニットをユニット接続機から据付位置に吊りおろす
ことを特徴とする建物ユニットの据付方法。 - 【請求項2】 前記リフト車両のユニット接続機をアタ
ッチメントのレール上に走行させて建物ユニットの据付
位置の側に移動するとき、該アタッチメントのレールを
支えるように立設した支柱を用いる請求項1に記載の建
物ユニットの据付方法。 - 【請求項3】 前記リフト車両のユニット接続機をアタ
ッチメントのレール上に走行させて建物ユニットの据付
位置の側に移動するとき、ユニット接続機を基礎内奥側
の据付位置まで走行させて移動可能とするように架設し
た固定レールを用いる請求項1又は2のいずれかに記載
の建物ユニットの据付方法。 - 【請求項4】 リフト車両を用いて建物ユニットを基礎
の上に据付ける建物ユニットの据付方法において、 建物ユニットの据付位置の上方に固定レールを架設する
とともに、該固定レールにユニット接続機を走行可能に
設け、該ユニット接続機がユニットを吊る接続部と、固
定レール上を走行する走行部を有するものを用い、 基礎の外側の建物ユニットの受取位置で、建物ユニット
をリフト車両に受取り、該リフト車両を建物ユニットの
据付位置の近くまで移動し、該リフト車両が搬入した建
物ユニットを固定レール上のユニット接続機に受渡し、
該ユニット接続機を固定レール上に走行させて建物ユニ
ットの据付位置の側に移動し、該建物ユニットをユニッ
ト接続機から据付位置に吊りおろすことを特徴とする建
物ユニットの据付方法。 - 【請求項5】 前記ユニット接続機が、ユニットを吊っ
た接続部の位置を縦方向と横方向と回転方向のそれぞれ
に移動できる移動部を有し、建物ユニットの据付位置で
建物ユニットの位置を微調整して吊りおろす請求項1〜
4のいずれかに記載の建物ユニットの据付方法。 - 【請求項6】 前記基礎の外側から内側にリフト車両
の走行面を形成するステージを敷設し、前記リフト車両
をステージの走行面に沿って基礎の内側の建物ユニット
の据付位置の近くまで移動する請求項1〜5のいずれか
に記載の建物ユニットの据付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000245057A JP2002061293A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 建物ユニットの据付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000245057A JP2002061293A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 建物ユニットの据付方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002061293A true JP2002061293A (ja) | 2002-02-28 |
Family
ID=18735648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000245057A Pending JP2002061293A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 建物ユニットの据付方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002061293A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011082877A1 (de) * | 2009-12-16 | 2011-07-14 | Hubtex Maschinenbau Gmbh & Co. Kg | Fahrzeug zum transport von plattenförmigem gut |
-
2000
- 2000-08-11 JP JP2000245057A patent/JP2002061293A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011082877A1 (de) * | 2009-12-16 | 2011-07-14 | Hubtex Maschinenbau Gmbh & Co. Kg | Fahrzeug zum transport von plattenförmigem gut |
EP3150547A1 (de) * | 2009-12-16 | 2017-04-05 | Hubtex Maschinenbau GmbH & Co. Kg | Fahrzeug zum transport von plattenförmigem gut |
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