JPH10500462A - 軽量パネルユニットの取付方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 少なくとも2つのパネルユニット(22a)が一度に取付位置の近傍に動かされるような方法で、軽量パネルユニット(22a)が壁あるいは屋根に取付られる軽量パネルユニットの取付方法。その後に、動かされたパネルユニットは1つづつ正確に取付られる。取付装置は少なくとも2つの軽量パネルユニットを保管できる中間保管ユニット(20)を具備する。中間保管ユニットは取付の間、壁あるいは屋根の近傍の取付位置に移動され、一度に取付位置に1つの軽量パネルユニットを移動させる設備(28)を具備している。

Description

【発明の詳細な説明】 「軽量パネルユニットの取付方法および装置」 本発明の目的は軽量パネルユニットの取付方法であり、軽量パネルユニットが 吸込キャップによって掴まれ、その場所での取付箇所に移動することによる。 既知の取付方法によれば、ビルディングの壁に取付られる壁板は、一枚ずつ壁 に持ち上げられる。この場合、壁板ユニットは一般的に独立軽量パネルユニット と呼ばれ、吸込キャップによって掴まれて、例えば、トラックに据付された多関 節ジブクレーンによって壁に持ち上げられる。この型のクレーンは、例えば、ド イツ公開公報DE-3834311(E04G 21/16)に開示されている。 しかしながら、上記の方法によれば、軽量パネルユニットが簡単に損傷を受け 、仕事の進行が遅れる。他に考えられる不利な点としては、風が単体のパネルユ ニットを帆のように捕捉し、パネルの正確な位置決めを困難にするという事実が ある。強い風は作業を不可能にさえするかもしれない。そのパネルは制御不能と なって揺れ動くかもしれず、そしてそれ故に損傷を受けるかあるいは周囲に損害 をもたらす。 ジブクレーンが使用されるとき、軽量パネルユニットの取付はクレーンの範囲 によって制限され、高い壁の取付には使用できないことを意味する。加えて、ジ ブクレーン運搬車は低い建物には入れないであろう。車両と結合した装置はまた 、多くの現場で、比較的、複雑で動きが鈍い。更に、取付が行われる建物の床面 は車両重量に耐えられるほど十分に強くないことがしばしばである。 本発明の目的は、上記の問題を取り除き、軽量パネルユニットの新しい取付方 法を提供することである。本発明に関する方法の特徴は軽量パネルユニットが壁 または屋根に取付られることであり、少なくとも2つのパネルユニットが一度に 取付現場近傍に移動し、その後に移動されたパネルユニットが一度にそれらの場 所に一つに取付られるといった方法で行われる。 本発明に関する取付方法によれば、パネルユニットは十分により安全な方法で 壁に持上げられる。幾つかの軽量パネルユニットが一度に持ち上げられるときに は、風は単体のパネルユニットと同様に、積層されたパネルユニットに影響しな い。反対に、風がそれに影響しないように、単体のパネルユニットは壁のすぐ近 傍で積載物の頂上から掴み上げられる。また、この段階では移動距離がたいへん 短いので、地面からわざわざ単体パネルを持ち上げるときのような、同じ型の問 題を引き起こさない。積載物では、軽量パネルユニットはまた、実質的に良好に 損傷から守られている。また、様々な方法で積載物を移動させることが可能であ る。 本発明の目的はまた、軽量パネルを取付る装置を含んでおり、装置(20)は少な くとも一つの吸込キャップ(41)を具備し、これによって軽量パネルユニットは取 付位置へ移動される。 本発明に関する装置の特徴は、 −装置が少なくとも2つの軽量パネルユニットが保管されうる中間保管ユニッ トを具備し、中間保管ユニットが取付中に壁または屋根近傍の取付場所に移動可 能であり、しかも中間保管ユニットが一度に取付位置またはその近傍に一つの軽 量パネルユニットを動かす為の設備を具備している ことである。 本発明は添付図面を参照しながら、実施例を通して以下に詳細に示される。こ こで、図1は本発明に関する取付装置の側面図を示す。 図2-4は異なる作業段階での図1の取付装置を示す。 図5は図4に対応し、取付装置の第2実施態様を示す。 図6は図5のIV-IV線に沿った断面図を示す。 図7は図6の詳細を示す。 図8はジブクレーンに取付られたときの取付装置を示す。 図9はフォークリフトトラックに取付られたときの取付装置を示す。 図10は第2作業段階での図9の取付装置を示す。 図11は図1に対応し、取付装置の第3実施態様を示す。 図12-13は異なる作業段階での図11の取付装置を示す。 図14は図1に対応し、取付装置の第4実施態様を示す。 図15は図1に対応し、取付装置の第5実施態様を示す。 図16は図1に対応し、取付装置の第6実施態様を示す。 図17は図9に対応し、取付装置の第7実施態様を示す。 図18は図14に対応し、取付装置の第8実施態様を示す。 図19は図18に対応し、第2作業段階の取付装置を示す。 図20は図18に対応し、第3作業段階の取付装置を示す。 図1は、軽量パネルユニットの取付についての本発明の取付装置20の側面図を 示しており、該装置は中間パネルユニット保管ユニットを具備している。装置20 は図には示されていないクレーンからワイヤーケーブル21で吊り下げられている 。図1において、軽量の壁パネルあるいは屋根パネルユニット22aは、装置20のリ フターフォーク24によって支えられているフォークリフトパレット23上に積載さ れている。パネルユニット22aは、取付られたパネルユニット22bが独立した壁構 造を形成するように図1に示された壁の骨組みの垂直梁25に対して取付られる。 図2において、取付装置20はパネルユニット22aを取付ることを目的として壁パ ネルユニット22bに対して近づけられている。垂直方向の移動の間に、壁に寄り 掛かっている支持ローラー26は、パネルユニット22bの表面に押し付けられてい る。次のパネルユニット22aは先に取付られたパネルユニット22bの上の壁に取付 られる。パネルユニット22aを持ち上げる為に、吸込キャップ27を備えた取付装 置20の取付ユニット28は、積載物の最上部パネルユニット22aの表面に接触する ように押し付けられる。 図3によれば、取付装置20の取付ユニット28の吸込キャップ27は、最上部の軽 量パネルユニット22aを掴んで、壁の骨組みの垂直梁25に対して、前述したよう に、既に取付されたパネルユニット22bの壁の上に持ち上げる。 図4において、パネルユニット22aは壁上の正しい場所にあり、その後にパネル ユニットは、例えばネジによって、固定される。 図5は本発明に関する取付装置20の第2実施態様を示しており、これには、軽量 パネルユニット22aを正しい場所に即座に固定することができる、例えば、自動 穴開けネジの付いた機械によって、取付ユニット28に穴開け機械29aと29bが具備 されている。この実施態様においては、取付ユニット28はまた、ガイドレール上 を動く支持部材31を具備しており、これは垂直梁25に対して後ろに設置可能であ る部材である。それ故、支持部材31は穴開け機械を穴開けの正確な場所へ導く誘 導を提供する。支持部材31はまた、穴開け機械29を押す力を生じさせる。それ故 、より大きな供給力が用いられるので、穴開け速度を実質的に増加させることが できる。 図6は別方向からみた図6の取付装置28を示している。取付ユニット28の吸込キ ャップ27は取付られる軽量パネルユニット22aを掴んでおり、前述した壁板ユニ ット22b上の垂直梁25に対してその場所で持ち上げられている。取付ユニットの 中心に一直線の継目43があり、これによって取付ユニットが取付られた壁と一直 線となるように向きを変えることができる。しかしながら、一直線の継目のもう 一つの本質的な特性は、取付られる壁あるいは壁の骨組みの梁と一直線に固定さ れた取付ユニットとパネルユニットの自由な動きを可能とすることである。それ 故、この継目は、水平軸と垂直軸の両方の周りを回転することができる。本質的 な側面は、取付られるパネルユニットの溝が既に取付られたパネルユニットの溝 に対応して自由に導かれる、ということである。問題の許容誤差は極めて小さく 、これは取付られるパネルユニットが正確に正しい位置に収まらなければならな いことを意味している。一方、引張りが適当な継目の形成を妨げる溝型継目に形 成されるであろう。一直線の継目43の動きの為に調節可能なリミッターもまた、 取り付けることができる。 図6は取付ユニット28がガイドレール30aと30bを具備していることを示してお り、これによって、取付ユニットの長さは、取付られるパネルユニット22の幅と 一致して、そして取付空間の幅に応じて調整できる。取付ユニット28の両側は穴 開け機械29であり、これによって、自動穴開けネジ32が固定される。支持部材31 のように、穴開け機械29は取付ユニット28の調整可能な側部に取付られる。支持 部材31が垂直梁25に対して据付けられるとき、穴開け機械29は同時にネジ32を留 める場所に位置決めされる。 図7は取付ユニット28の一端部をより詳細に示している。 図8は運搬車34に搭載されたジブクレーン33に取付けたときの取付装置20を示 している。この装置20は基本的に前述と同じように機能する。しかしながら、ジ ブ クレーン取付は、ジブ36の端部に旋回継目35を必要とする。この型の装置によれ ば、積載軽量パネルユニットは、トラックの車体から直接に壁の取付位置まで動 かすことが可能である。 図9はフォークリフトトラック37と一体化されたときの取付装置20を示してい る。この場合には、取付装置20はフォークリフトトラック37のリフターフォーク 24によって持ち上げられる。 図10は、フォークリフトトラック37と一体化した取付装置20による天井38への 軽量パネルユニット22aの取付を示している。フォークリフトトラックは取付ス ペースがとても狭いのでクレーンが入ることができない場所に有利である。 図11は取付装置20の第3実施態様を示しており、ここで、積載軽量パネルユニ ット22aは斜め継目39によって回転させることができる。その回転の動きは図12 と13に示されている。 図13において、直立となる位置に回転されたパネルユニット22aは、パネルユ ニット22aがローラーマット40の上を移動するように、壁の骨組みの垂直梁25に 対して押付けられている。取付の間、その装置は固定用吸込キャップ41によって 既に壁に取り付けされたパネルユニット22bに固定される。 図13において、パネルユニット22aは軟らかいゴムで作られたローラーマット4 0の上を移動する。マットは図12に示したように回転途中の間に正確に固定され る。パネルユニット22aの上には対応する軟らかいゴム層44があり、中間保管ユ ニットの中のパネルユニットを正確な位置に保つ。 図14は車輪42を装備した取付装置20の第4実施態様を示している。この型の装 置20は、別々のクレーンまたはそのようなものに依存しない。それはまた極端に 低い場所で使うことができる。この装置20と、穴開け機械を提供する他の前述し た装置を操作するのには一人の人間で十分である。 図15は取付装置20の第5実施態様を示しており、ここで装置は安定化継目45と 安定化シリンダー46によって安定化されている。その装置は常に吸込キャップ41 と支持ローラー26と少なくとも1つの車輪42を装備している。吸込キャップ41と 支持ローラーは図15にある様に、あるいは、図15中の車輪42のように使用されな いときには遠ざけられるように、それらは使用位置において互いに維持される。 異なる位置への切替は低い梁47の内側のガイドレールによって実行され、それら のレールは図15には示されていない。本実施態様においては、支持ローラー26は 空気充填されたゴム車輪であり、もし必要ならば取付装置が水平方向に横向きに 動くことができるように回転される。 図15に示された取付装置が動かされるとき、それは安定化シリンダ46によって 壁から傾けられる。吸込キャップ41はそのときまた壁から離れる。対応して、吸 込キャップは壁に対して取付装置を傾けることによって壁に吸着させることがで きる。しかしながら、吸込キャップ41は支持ローラー26に関連して別々に調整さ れる。つまり、壁に向かって、あるいは壁から離れる方向に動かされる。 図16に示された取付装置はウィンチ49と移動車輪50の両方を駆動する水圧モー タ48を具備した水圧ユニット55を装備している。これは、取付装置20が天井ある いは架台のような他の分離した支点51からワイヤーケーブル21で吊り下げられる ことを意味する。それ故、取付装置はそれ自身の装置によって壁に沿って垂直方 向に動かすことができ、別のクレーンを必要としない。 図16に示された取付装置20はまた、積載軽量パネルユニット22aを取ってくる ことに使われる。この場合、支持ローラー26は車輪42と同じ点にガイドレールに 沿って動かされる。しかしながら、安定化シリンダー46によってその装置は移動 車輪50が地上にあるように傾けることができる。従って、移動車輪50によって、 取付装置は低い梁47が持ち上げられるべき積載パネルユニットの下に挿入される ような方法で、地面を移動できる。 図17はフォークリフトトラック37に搭載されたときの取付装置20を示している 。本実施態様においては、水圧ユニット55によって必要とされる電気がケーブル 52を通して供給される。その代わりに、水圧システムはフォークリフトトラック の水圧システムと結合させることができ、この場合には外部電力は必要とされな い。取付装置20は、軽量パネルユニット22がジブ53の長さを調節することによっ てそれらの場所に取付けることができるテレスコピック型伸縮ジブ53を具備して いる。それ故、フォークリフトトラック37を動かすことなく幾つかのパネルユニ ットを取り付けることが可能である。 図18は水圧ユニット55によって駆動される水圧モーター48と前記モーターに結 合された移動車輪50を具備する取付装置20を示している。取付装置のフレーム54 から水圧モーター48までの距離は調節することができる。水圧モーター48は比較 的重いので、それは取付装置を安定化させる為に使うことができる。水圧モータ ー48の距離を長くすることによってテレスコピックジブ53が伸ばされたときにお いてさえ、取付装置は転倒が防止される。この場合、軽量パネルユニット22はま た、水圧移動車輪50によって取付装置20を動かすことでそれらの場所で動かすこ とができる。このことを行う別の方法はテレスコピックジブ53の長さを調節する ことである。 図18においては、移動車輪50に加えて、横向きに回転することができる別の車 輪21がある。移動車輪50が横向きに回転されたときに、例えば、狭い通路におい て、取付装置は横向きに移動させることができる。 図19においては、取付装置20は1つの軽量パネルユニット22aを一度に掴むのに 使用される。これはまた装置が中間保管の特徴を有しているときでさえも可能で ある。図20においては、パネルユニット22aは壁の骨組みの垂直梁25に対して持 ち上げられている。パネルユニットの取付は、移動車輪50の移動によるか、ある いはテレスコピック型ジブ53を伸ばすことによって行われる。 図20は、支持ローラーが使用されておらず、車輪42が使用されているようにし て、壁取付が遠ざけられる間に壁に向かって来ている支持ローラー26を示してい る。図15と16においては、状況は逆である。相応して、図17に示されたフォーク リフトトラック取付においては、図15と16に示されるような支持構造を有する水 平モーター48は除外されている。フォークリフトトラックのスパイクに対応した 結合要素によって正確な場所に取付られる方法で、水圧モータ48が搭載されるよ うに意図されている。 図20においては、取付装置20は水圧モーター48を操作することによって動かす ことができる。水圧モーターとフレーム54との間の距離はまた、調整可能である 。パネルユニット22aの取付は全装置を動かすか、あるいはジブ53の長さを調節 することで実行される。 本技術分野で熟練した人間にとって、本発明の種々の実施態様例が、以下に請 求したクレームの範囲内で変更されてもよいことは明らかである。

【手続補正書】特許法第１８４条の８ 【提出日】１９９６年３月１８日 【補正内容】 （差替え5頁の翻訳文） 図5は本発明に関する取付装置20の第2実施態様を示しており、これには、軽量 パネルユニット22aを正しい場所に即座に固定することができる、例えば、自動 穴開けネジの付いた機械によって、取付ユニット28に穴開け機械29aと29bが具備 されている。この実施態様においては、取付ユニット28はまた、ガイドレール上 を動く支持部材31を具備しており、これは垂直梁25に対して後ろに設置可能であ る部材である。それ故、支持部材31は穴開け機械を穴開けの正確な場所へ導く誘 導を提供する。支持部材31はまた、穴開け機械29を押す力を生じさせる。それ故 、より大きな供給力が用いられるので、穴開け速度を実質的に増加させることが できる。 図6は別方向からみた図5の取付装置28を示している。取付ユニット28の吸込キ ャップ27は取付られる軽量パネルユニット22aを掴んでおり、前述した壁板ユニ ット22b上の垂直梁25に対してその場所で持ち上げられている。取付ユニットの 中心に一直線の継目43があり、これによって取付ユニットが取付られた壁と一直 線となるように向きを変えることができる。しかしながら、一直線の継目のもう 一つの本質的な特性は、取付られる壁あるいは壁の骨組みの梁と一直線に固定さ れた取付ユニットとパネルユニットの自由な動きを可能とすることである。それ 故、この継目は、水平軸と垂直軸の両方の周りを回転することができる。本質的 な側面は、取付られるパネルユニットの溝が既に取付られたパネルユニットの溝 に対応して自由に導かれる、ということである。問題の許容誤差は極めて小さく 、これは取付られるパネルユニットが正確に正しい位置に収まらなければならな いことを意味している。一方、引張りが適当な継目の形成を妨げる溝型継目に形 成されるであろう。一直線の継目43の動きの為に調節可能なリミッターもまた、 取り付けることができる。 図6は取付ユニット28がガイドレール30aと30bを具備していることを示してお り、これによって、取付ユニットの長さは、取付られるパネルユニット22の幅と 一致して、そして取付空間の幅に応じて調整できる。 （差替え9頁の翻訳文） 取付装置20は、軽量パネルユニット22がジブ53の長さを調節することによってそ れらの場所に取付けることができるテレスコピック型伸縮ジブ53を具備している 。それ故、フォークリフトトラック37を動かすことなく幾つかのパネルユニット を取り付けることが可能である。 図18は水圧ユニット55によって駆動される水圧モーター48と前記モーターに結 合された移動車輪50を具備する取付装置20を示している。取付装置のフレーム54 から水圧モーター48までの距離は調節することができる。水圧モーター48は比較 的重いので、それは取付装置を安定化させる為に使うことができる。水圧モータ ー48の距離を長くすることによってテレスコピックジブ53が伸ばされたときにお いてさえ、取付装置は転倒が防止される。この場合、軽量パネルユニット22はま た、水圧移動車輪50によって取付装置20を動かすことでそれらの場所で動かすこ とができる。このことを行う別の方法はテレスコピックジブ53の長さを調節する ことである。 図18においては、移動車輪50に加えて、横向きに回転することができる別の車 輪42がある。移動車輪50が横向きに回転されたときに、例えば、狭い通路におい て、取付装置は横向きに移動させることができる。 図19においては、取付装置20は1つの軽量パネルユニット22aを一度に掴むのに 使用される。これはまた装置が中間保管の特徴を有しているときでさえも可能で ある。図20においては、パネルユニット22aは壁の骨組みの垂直梁25に対して持 ち上げられている。パネルユニットの取付は、移動車輪50の移動によるか、ある いはテレスコピック型ジブ53を伸ばすことによって行われる。 図20は、支持ローラーが使用されておらず、車輪42が使用されているようにし て、壁取付が遠ざけられる間に壁に向かって来ている支持ローラー26を示してい る。図15と16においては、状況は逆である。 請求の範囲 １．軽量パネルユニット(22a)が吸込キャップ(41)によって掴まれ、その場で取 付位置に動かされる軽量パネルユニットの取付方法において、少なくとも2つの パネルユニット(22a)が一度に取付位置の近傍に移動され、その後に移動された パネルユニット(22a)が1つづつそれらの場所に取り付けられる方法によって、軽 量パネルユニット(22a)が壁あるいは屋根に取付られることを特徴とする方法。 ２．その場所に位置決めされた軽量パネルユニット(22a)が、壁または屋根に固 定され、その後に、中間保管ユニットが動かされ、次に取り付けられるパネルユ ニットが中間保管ユニットから取られることを特徴とする請求の範囲第1項記載 の方法。 ３．中間保管ユニット(20)から取られた軽量パネルユニット(22a)が正確な取付 位置に横方向におよび／あるいは垂直に移動されることを特徴とする請求の範囲 第1項または第2項記載の方法。 ４．軽量パネルユニットをその場所の取付位置に移動させる少なくとも1つの吸 込キャップ(41)を具備する軽量パネルユニットの取付装置(20)において、該装置 は少なくとも2つの軽量パネルユニット(22a)を保管できる中間保管ユニット(20) を有し、その中間保管ユニットは取付中に壁あるいは屋根の近傍に移動すること ができ、しかも中間保管ユニットは1つの軽量パネルユニットを一度に取付位置 あるいはその近傍に動かすための設備(28)を具備していることを特徴とする装置 。。 ５．設備が、中間保管ユニット上にある積載パネルユニットの頂上から1つの軽 量パネルユニット(22a)を拾い上げ、それを壁あるいは屋根の面と一直線になる ように回転させ、その場の取付位置でパネルユニットを位置決めする機構(28)を 具備 することを特徴とする請求の範囲第4項記載の装置。 ６．設備が、中間保管ユニットから取付位置に次のパネルを移す前に、壁あるい は屋根に軽量パネルユニットを固定する固定装置(29)を具備することを特徴とす る請求の範囲第4項記載または第5項記載の装置。 ７．装置が、軽量パネルユニットが壁と一直線になるように回転させることので きる継目(43)を具備していることを特徴とする請求の範囲第4項、第5項または第 6項記載の装置。 ８．装置が、軽量パネルユニットの横方向および／あるいは垂直方向の動きを調 節可能な調節機構を具備することを特徴とする請求の範囲第4項から第7項のいず れかに記載の装置。 ９．装置が、ワイヤーケーブル(21)と外部支点(51)から吊り下げられ、装置がそ れ自身の昇降装置(49)を有することを特徴とする請求の範囲第4項から第8項のい ずれかに記載の装置。 10．装置が、クレーンのワイヤーケーブル(21)から吊り下げられていることを特 徴とする請求の範囲第4項から第9項のいずれかに記載の装置。 11．装置が、多関節ジブクレーン(33)のジブ(36)に取付られていることを特徴と する請求の範囲第4項から第8項のいずれかに記載の装置。 12．装置が、フォークリフトトラック(37)のリフターフォーク(24)に取付られて いることを特徴とする請求の範囲第4項から第8項のいずれかに記載の装置。 13．装置が、地面を装置自体の車輪(42、50)で動かすことができるように装置自 体の動力ユニット(55)を具備していることを特徴とする請求の範囲第4項から第1 2項のいずれかに記載の装置。 14．装置が、壁に寄り掛かる為の支持ローラー(26)あるいは壁に付着する為の吸 込キャップ(41)を具備していることを特徴とする請求の範囲第4項から第13項の いずれかに記載の装置。 15．装置が、取り外し可能な水力モーター(48)を具備していることを特徴とする 請求の範囲第4項から第14項のいずれかに記載の装置。 16．装置の車輪(42)と支持ローラー(26)が使用位置に近づくか遠ざかるように動 かすことが可能であることを特徴とする請求の範囲第4項から第15項のいずれか に記載の装置。 17．水力モーター(48)がフォークリフトトラックのフォークのスパイクのような 同じ固定部材に、取付装置上で装備されることを特徴とする請求の範囲第4項か ら第16項のいずれかに記載の装置。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ)， ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，Ｃ Ｈ，ＣＮ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ ，ＧＥ，ＨＵ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ， ＬＫ，ＬＲ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＮ，Ｍ Ｗ，ＭＸ，ＮＬ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＳ， ＵＺ，ＶＮ，

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．軽量パネルユニット(22a)が吸込キャップ(41)によって掴まれ、その場で取 付位置に動かされる軽量パネルユニットの取付方法において、少なくとも2つの パネルユニット(22a)が一度に取付位置の近傍に移動され、その後に移動された パネルユニット(22a)が1つづつそれらの場所に取り付けられる方法によって、軽 量パネルユニット(22a)が壁あるいは屋根に取付られることを特徴とする方法。 ２．その場所に取付られた軽量パネルユニット(22a)が、壁または屋根に固定さ れ、その後に、中間保管ユニットが動かされ、次に取り付けられるパネルユニッ トが中間保管ユニットから取られることを特徴とする請求の範囲第1項記載の方 法。 ３．中間保管ユニット(20)から取られた軽量パネルユニット(22a)が正確な取付 位置に横方向におよび／あるいは垂直に移動されることを特徴とする請求の範囲 第1項または第2項記載の方法。 ４．軽量パネルユニットをその場所の取付位置に移動させる少なくとも1つの吸 込キャップ(41)を具備する軽量パネルユニットの取付装置(20)において、該装置 は少なくとも2つの軽量パネルユニット(22a)を保管できる中間保管ユニット(20) を有し、その中間保管ユニットは取付中に壁あるいは屋根の近傍に移動すること ができ、しかも中間保管ユニットは1つの軽量パネルユニットを一度に取付位置 あるいはその近傍に動かすための設備(28)を具備していることを特徴とする装置 。。 ５．設備が、中間保管ユニット上にある積載パネルユニットの頂上から1つの軽 量パネルユニット(22a)を拾い上げ、それを壁あるいは屋根の面と一直線になる ように回転させ、その場の取付位置でパネルユニットを位置決めする機構(28)を 具備することを特徴とする請求の範囲第4項記載の装置。 ６．設備が、中間保管ユニットから取付位置に次のパネルを移す前に、壁あるい は屋根に軽量パネルユニットを固定する固定装置(29)を具備することを特徴とす る請求の範囲第4項記載または第5項記載の装置。 ７．装置が、軽量パネルユニットが壁と一直線になるように回転させることので きる継目(42)を具備していることを特徴とする請求の範囲第4項、第5項または第 6項記載の装置。 ８．装置が、軽量パネルユニットの横方向および／あるいは垂直方向の動きを調 節可能な調節機構を具備することを特徴とする請求の範囲第4項から第7項のいず れかに記載の装置。 ９．装置が、ワイヤーケーブル(21)と外部支点(51)から吊り下げられ、装置がそ れ自身の昇降装置(49)を有することを特徴とする請求の範囲第4項から第8項のい ずれかに記載の装置。 10．装置が、クレーンのワイヤーケーブル(21)から吊り下げられていることを特 徴とする請求の範囲第4項から第9項のいずれかに記載の装置。 11．装置が、多関節ジブクレーン(33)のジブ(36)に取付られていることを特徴と する請求の範囲第4項から第10項のいずれかに記載の装置。 12．装置が、フォークリフトトラック(37)のリフターフォーク(24)に取付られて いることを特徴とする請求の範囲第4項から第11項のいずれかに記載の装置。 13．装置が、地面を装置自体の車輪(42、50)で動かすことができるように装置自 体 の動力ユニット(55)を具備していることを特徴とする請求の範囲第4項から第12 項のいずれかに記載の装置。 14．装置が、壁に寄り掛かる為の支持ローラー(26)あるいは壁に付着する為の吸 込キャップ(41)を具備していることを特徴とする請求の範囲第4項から第13項の いずれかに記載の装置。 15．装置が、取り外し可能な水力モーター(48)を具備していることを特徴とする 請求の範囲第4項から第14項のいずれかに記載の装置。 16．装置の車輪(42)と支持ローラー(26)が使用位置に近づくか遠ざかるように動 かすことが可能であることを特徴とする請求の範囲第4項から第15項のいずれか に記載の装置。 17．水力モーター(48)がフォークリフトトラックのフォークのスパイクのような 同じ固定部材に、取付装置上で装備されることを特徴とする請求の範囲第4項か ら第16項のいずれかに記載の装置。