JP2002059386A - 搬送用ロボット - Google Patents

搬送用ロボット

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JP2002059386A
JP2002059386A JP2000368684A JP2000368684A JP2002059386A JP 2002059386 A JP2002059386 A JP 2002059386A JP 2000368684 A JP2000368684 A JP 2000368684A JP 2000368684 A JP2000368684 A JP 2000368684A JP 2002059386 A JP2002059386 A JP 2002059386A
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一尋 畠
Matsuo Nose
松男 野瀬
Mineo Tokuda
峰男 徳田
Masanobu Seki
正暢 関
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータの出力部の剛性が極めて大きくなり、
また駆動部分の軸方向への大きさを小さくでき、さらに
メンテナンス性を向上できるようにする。 【解決手段】 モータの回転子に、搬送台を連結したロ
ボットリンク機構の基端部材を連結した搬送用ロボット
において、モータの固定子、回転子、回転子支持軸受、
及び回転子の回転位置を検出する位置検出器を、軸方向
において略同一位置に設けた構成になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送用ロボットに
関し、さらに詳細にいえば、マルチチャンバタイプの半
導体製造装置や、LCD製造装置等のように、プロセス
チャンバにて加工処理されるウエハ等の薄板状のワーク
を、プロセスチャンバへ搬送するようにした製造装置に
おける搬送用ロボットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】マルチチャンバタイプの半導体製造装置
は、図1に示すようになっていて、トランスファチャン
バ1の周囲に、複数のプロセスチャンバからなるプロセ
スチャンバステーション2a,2b,2c,2d,2e
と、外部に対してワークを受け渡しを行うワーク受け渡
しステーション3とが配設されており、トランスファチ
ャンバ1内は常時真空装置にて真空状態が保たれてい
る。
【0003】そして上記トランスファチャンバ1は、図
2に示すようになっていて、これの中心部に図3に示す
ような、すなわち特表平8−506771号公報に記載
のような搬送用ロボットAが回転可能に備えてある。
トランスファチャンバ1の周壁であって、プロセスチャ
ンバステーション2a,2b,2c,2d,2e及びワ
ーク受け渡しステーション3に対向している仕切り壁5
には、各プロセスチャンバステーションへのワークの出
入口となるゲート6が設けてある。このゲート6はトラ
ンスファチャンバ2の内側に各ゲート6に対向して設け
られた図示しない開閉扉にて開閉されるようになってい
る。
【0004】上記搬送用ロボットAは、いわゆるフロ
ッグレッグ式の双腕型といわれているものが用いられて
いて、その構成は図3,図4,図5に示すようになって
いる。
【0005】搬送用ロボットAの中心部に同長の2本
のアーム7a,7bがそれぞれ回転可能に設けられてい
る。搬送用ロボットAは、同一形状の2つの搬送台8
a,8bを有しており、この各搬送台8a,8bの基部
に、同長の2本のリンク9a,9bの一端が連結されて
いる。この両リンク9a,9bの一端は搬送台8a,8
bに対してフロッグレッグ式の搬送台姿勢規制機構を介
して連結されており、両リンク9a,9bは各搬送台8
a,8bに対して完全に対称方向に回転するようになっ
ている。そして各搬送台8a,8bに連結した2本のリ
ンクのうちの一方のリンクは一方のアームに、他方のリ
ンクは他方のアームにそれぞれ連結されている。
【0006】図4(a),(b)は、上記フロッグレッ
グ式の搬送台姿勢規制機構を示している。搬送台8a,
8bに連結される2本のリンク9a,9bの先端部は図
4(a)に示すように、互いに噛合う歯車9c,9cか
らなる歯車構成により結合されており、搬送台8a,8
bに対するリンク9a,9bの姿勢角θR,θLが常に
同じになるようにしている。これにより、搬送台8a,
8bは、リンク9aとリンク9bとのなす角度を変えて
も、常にトランスファチャンバ1の半径方向に向けられ
ると共に、この角度を変えることにより半径方向へ動作
させられる。上記リンク9a,9bの先端部の連結は歯
車に代えて、図4(b)に示すように、リンク9a,9
bの先端部に設けた同一径のプーリ9e,9eにベルト
9dをたすき掛けした構成によるものもある。
【0007】図5は図3で示した従来の搬送用ロボット
のアーム7a,7bをそれぞれ独立して回転するた
めの従来の機構を示すものである。各アーム7a,7b
の基部はそれぞれ回転軸13a,13bに連結され、そ
れぞれの回転軸13a,13bは同心状に配置されてい
る。このそれぞれの回転軸13a,13bは、トランス
ファチャンバ1のフレーム1aに同心状にして軸方向に
位置をずらせて支持されたダイレクトドライブタイプの
モータ14a,14bの出力部に連結されている。この
とき、一方のモータ14aの回転軸13aは長くなって
いて、他方のモータ14bを貫通して上方へ延長されて
いる。また、この従来の技術にあっては、真空環境側で
あるトランスファチャンバと、外側の環境との仕切りを
モータ内で行うようになっており、このためモータ14
a,14bを構成する固定子16と回転子17との間に
隔壁18が設けられており、この隔壁18にて上記両環
境を隔離している。
【0008】そして、図3に示すように、両アーム7
a,7bが回転中心に対して直径方向に対称位置にある
ときには、両搬送台8a,8bに対してリンク9a,9
bが最も拡開するよう回転された状態となり、従って両
搬送台8a,8bは回転中心側へ移動されている。
【0009】この状態で両アーム7a,7bを同一方向
に回転することにより、両搬送台8a,8bは半径方向
の位置を維持したまま回転中心に対して回転される。ま
た両アーム7a,7bを、これらが互いに近付く方向
(互いに逆方向)に回転することにより、両アーム7
a,7bでなす角度が小さくなる方に位置する搬送台8
aがリンク9a,9bに押されて放射方向外側へ突出動
されて、トランスファチャンバ1に対して放射方向外側
に隣接して設けられた上記ステーション2a,2b,2
c,2d,2e,3の1つのステーションのプロセスチ
ャンバ内に突入する。
【0010】このとき、他方の搬送台は回転中心側へ移
動されるが、各アーム7a,7bとリンク9a,9bと
のなす角度の関係上、その移動量はわずかとなる。
【0011】また、既存技術として上記した特表平8−
506771号公報に示されるもののほかに、特開平1
0−128692号公報に示されているような機構を有
するダイレクトドライブタイプの真空用モータを用いた
搬送用ロボットも知られている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術におい
て、2つのモータを軸方向(上下)に位置をずらせてい
ると共に、それぞれの出力軸を同一方向に向けて同心状
に配置させているため、上側のモータの出力軸は中空構
造になっていて、その中を下側のモータの出力軸を貫挿
させた構成となっている。このため、下側に位置するモ
ータの出力軸は長くなってこれの剛性が低下し、ねじれ
振動により位置決め精度が低下するといった問題が生じ
る恐れがあった。
【0013】また、駆動部の軸方向の寸法が上下へ大き
くなるので、この駆動部がトランスファチャンバの下部
に大きく突出してしまい、トランスファチャンバ下部の
メンテナンススペースが狭くなるという問題があった。
【0014】さらに、高温プロセス等で製造装置全体を
断熱する必要がある場合に、ロボット駆動部がトランス
ファチャンバ下部に大きく突出していると、断熱部材の
構成が複雑になり、また断熱効果が低くなるという問題
もあった。
【0015】また、上記従来の技術においては、真空環
境とそれと異なる環境とを仕切る隔壁がモータ内に位置
しているため、モータ部における真空環境側に対する気
密を保持するための機構が複雑であった。
【0016】本発明は上記のことにかんがみなされたも
ので、モータの出力部の剛性が極めて大きくなり、位置
決め精度の低下や、ねじれ変形等による振動の発生をな
くすことができ、しかもトランスファチャンバ下部の突
出寸法を大幅に減らし、メンテナンス性を飛躍的に向上
させることができ、さらに、高温プロセス等で製造装置
全体を断熱する場合にも断熱部材の構成を簡単にするこ
とができ、モータ部における真空環境側に対する気密機
構を簡単にできるようにした搬送用ロボットを提供する
ことを目的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段及び作用効果】上記目的を
達成するために、請求項1に係る搬送用ロボットは、モ
ータの回転子に、搬送台を連結したロボットリンク機構
の基端部材を連結した搬送用ロボットにおいて、モータ
の固定子、回転子、回転子支持軸受、及び回転子の回転
位置を検出する位置検出器を、軸方向において略同一位
置に設けた構成になっている。
【0018】この構成によれば、モータの駆動部分の軸
方向の長さが短くなり、この駆動部分のねじり剛性を高
くすることができ、従ってこの駆動部分の回転子に連結
したロボットリンク機構の振動が減少し、位置決め精度
の低下や、ねじれ変形等による振動の発生をなくすこと
ができる。また、駆動部分の軸方向への大きさを小さく
できることにより、これのトランスファチャンバ下部の
突出寸法を大幅に減らすことができ、ロボット全体とし
て小型軽量化を図ることができる。また、上記のように
軸方向の寸法が短くなるので、トランスファチャンバ下
部の突出寸法が大幅に減少することにより、メンテナン
ス性を飛躍的に向上することができる。
【0019】さらに、モータの駆動部分の軸方向への大
きさが小さくなると共に、この部分のトランスファチャ
ンバ下部への突出寸法が小さくなることにより、高温プ
ロセス等で製造装置全体を断熱する場合にも、断熱部材
の構成を簡単にすることができると共に、装置全体の断
熱効果を上げることができる。
【0020】また、請求項2に係る搬送用ロボットは、
複数のモータと、各モータの回転子にそれぞれ連結され
たアームと、上記アームにリンクを介して連結された搬
送台とを含み、上記モータの駆動によりアーム及びリン
クを介して搬送台を軸と直角な方向に往復動、及び/あ
るいは軸のまわりに回転動するようにし、少なくとも1
つのモータの固定子、回転子、回転子支持軸受、及び回
転子の回転位置を検出する位置検出器を軸方向において
略同一位置に設けた構成になっている。
【0021】この構成によれば、複数のモータを用いる
と共に、このモータにてアームとこのアームにリンクを
介して搬送台を作動するようにした搬送用ロボットを、
上記請求項1に記載の構成のものと同様の作用効果を得
ることができる。
【0022】また、請求項3に係る搬送用ロボットは、
上記請求項2に係る搬送用ロボットにおいて、2つの異
なる環境に分離する部材を有し、一方の環境内にモータ
の固定子、回転子とアームとリンクと搬送台を配置した
ものである。
【0023】この構成によれば、モータの固定子と回転
子を2つの異なる環境の一方の環境内に配置したことに
より、一方の環境、例えば真空環境と、これとは異なる
他方の環境とに仕切る隔壁をモータ内に設ける必要がな
くなり、モータ部における異なる環境側に対する気密構
成を簡単にすることができると共に、この駆動機構部を
コンパクトで高剛性にすることができる。
【0024】また、請求項4に係る搬送用ロボットは、
上記請求項2に係る搬送用ロボットにおいて、2つの異
なる環境に分離する部材を有し、一方の環境内にモータ
の固定子を配置し、他方の環境内に固定子を除くモータ
全体とアームとリンクと搬送台を配置した構成となって
いる。
【0025】この発明によれば、巻線にて構成されるモ
ータの固定子を一方の異なる環境、例えば大気側に配置
することでき、巻線から他方の異なる環境、例えば真空
環境へのチリを含むガスの放出をおさえることができ、
また固定子を構成する巻線の材質も大気用で一般的に用
いられるものを使用することができる。
【0026】また、請求項5の発明に係る搬送用ロボッ
トは、複数のモータと、各モータの回転子にそれぞれリ
ング状ボスを介して連結されたアームと、上記アームに
リンクを介して連結された搬送台とを含み、上記モータ
の駆動によりアーム及びリンクを介して搬送台を軸と直
角な方向に往復動、及び/あるいは軸のまわりに回転動
するようにし、少なくとも1つのモータの固定子、回転
子、回転子支持軸受、及び回転子の回転位置を検出する
位置検出器を軸方向において略同一位置に設け、また2
つの異なる環境に分離する部材を有し、一方の環境内に
モータの固定子と回転子を配置し、他方の環境内にリン
グ状ボスとアームとリンクと搬送台を配置し、モータの
動力をマグネットカップリングを介してリング状ボスに
伝えるように構成されている。
【0027】この構成によれば、リング状ボスを除くモ
ータ全体を、例えば大気側に配置することより、モータ
で使用される材質を一般に大気中で用いられているもの
を使用することができ、大気環境とは異なる環境、例え
ば真空環境で使用するために必要な表面処理等による、
モータのコストアップを防ぐことができる。
【0028】また、請求項6に係る搬送用ロボットは、
上記請求項2から請求項5のいずれか1項に係る搬送用
ロボットにおいて、各モータの回転子を互いに逆方向に
回転することにより搬送台が軸直角方向に往復動し、同
一方向に回転することにより搬送台を回転するようにし
た構成になっている。
【0029】この構成によれば、搬送台はモータの回転
子の回転角に応じたストロークにわたって軸直角方向に
往復動することにより、トランスファチャンバのプロセ
スチャンバステーションに対して搬送台がスムーズに出
没することができる。
【0030】また、請求項7に係る搬送用ロボットは、
モータの回転子に、搬送台を連結したロボットリンク機
構の基端部材を連結した搬送用ロボットにおいて、2つ
の異なる環境に分離する部材を有し、一方の環境内にモ
ータの固定子、回転子と上記搬送台を含むロボットリン
ク機構を配置した構成になっている。
【0031】この構成によれば、モータの回転子に、搬
送台を含むロボットリンク機構の基端部材を連結した搬
送用ロボットにおいて、一方の異なる環境、例えば真空
環境と、これとは異なる他方の環境とに仕切る隔壁をモ
ータ内に設ける必要がなくなり、モータ部における異な
る環境側に対する気密構成を簡単にすることができる。
【0032】さらに、請求項8に係る搬送用ロボット
は、複数のモータと、各モータの回転子にそれぞれ連結
されたアームと、上記アームにリンクを介して連結され
た搬送台とを含み、上記モータの駆動によりアーム及び
リンクを介して搬送台を軸と直角な方向に往復動、及び
/あるいは軸のまわりに回転動するようにし、2つの環
境に分離する部材を有し、一方の環境内にモータの固定
子、回転子とアームとリンクと搬送台を配置した構成に
なっている。
【0033】この構成によれば、モータの固定子、回転
子を一方の異なる環境、例えば真空環境内に配置するこ
とにより、一方の異なる環境、すなわち真空環境と、こ
れとは異なる他方の環境とに仕切る隔壁をモータ内に設
ける必要がなくなり、複数のモータ部における異なる環
境側に対する気密機構を簡単にすることができる。
【0034】そしてさらに、請求項9に係る搬送用ロボ
ットは、上記請求項1及び請求項7のいずれか1項記載
の搬送用ロボットにおいて、回転子にリング状ボスを連
結し、このリング状ボスにロボットリンク機構の基端部
材を連結した構成になっており、また請求項10に係る
搬送用ロボットは、上記請求項2から請求項4及び請求
項6と請求項8のいずれか1項記載の搬送用ロボットに
おいて、回転子にリング状ボスを連結し、このリング状
ボスにアームを連結し、さらに請求項11に係る搬送用
ロボットは、上記請求項5、請求項10のいずれか1項
記載の搬送用ロボットにおいて、各モータの回転子ある
いはリング状ボスに、アームあるいはロボットリンク機
構の基端部を連結する連結箇所を回転方向に複数設け、
リング状ボスの上記複数の連結箇所のいずれかにアーム
あるいはロボットリンク機構の基端部を選択的に連結し
た。
【0035】そして請求項9、請求項10に係る構成に
よればロボットリンク機構の基端部材あるいはアームが
リング状ボスを介して回転子に連結されることにより、
回転子の構造を簡素化することができる。また、請求項
11に係る構成によれば、アームあるいはロボットリン
ク機構の基端部の回転子に連結したリング状ボスに対す
る連結位置を回転方向に変えることができ、この連結位
置を変えることにより、搬送台の開き角を変えることが
でき、また、チャンバの設置角にあわせることができ
る。
【0036】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図6
〜図8に基づいて説明する。搬送用ロボットAは2つ
の搬送台8a,8bを有するもので、トランスファチャ
ンバ1の中心部に位置されている。これの第1・第2の
リング状ボス20a,20bは同心状で下側から順に重
ね合わせた状態に配置されている。
【0037】第1・第2のモータ21a,21bはダイ
レクトドライブタイプのものである。上記第1・第2の
リング状ボス20a,20bは各モータ21a,21b
の回転子22a,22bにそれぞれ直接連結され、回転
子支持軸受23a,23bを介して、トランスファチャ
ンバ1側に固着して設けた支持台27と一体状にした固
定軸24に、個々に回転自在に支持されている。
【0038】第1のモータ21aは、固定子25a、回
転子22a、それに上記回転子22aを支持する回転子
支持軸受23aからなっている。同様に、第2のモータ
21bは、固定子25b、回転子22bを支持する回転
子支持軸受23bとからなっている。そしてそれぞれの
モータ21a,21bには回転子22a,22bの回転
方向の位置を検出する位置検出器26a,26bが設け
てある。また、第1のモータ21aの固定子25aを支
持する部材として支持台27があり、第2のモータ21
bの固定子25bを支持する部材として支持部材28が
ある。上記支持台27はトランスファチャンバ1のフレ
ーム1aに固着されており、また支持部材28は固定軸
24に固着されていて、第1・第2のモータ21a,2
1bは一体構成となっている。
【0039】両モータ21a,21bの回転子22a,
22bには固定子25a,25bに対向する部分に永久
磁石Mが固着してある。そしてこの永久磁石Mを固着す
る回転子22a,22bの構成材料には、透磁率の高い
材料、例えば、鉄を用いる。この各回転子22a,22
bに一体連結されるリング状ボス20a,20bはこれ
らの軽量化を図るために、例えばアルミ材が用いられ
る。このため、この実施の形態ではこの両部材、すなわ
ち、回転子22a,22bとリング状ボス20a,20
bとは別部材としてボルト連結した構成にしているが、
重量の制約がない場合には、リング状ボス20a,20
bにも鉄を用い、両者を誘磁率の高い同一材料で一体と
してもよい。
【0040】上記各モータ21a,21bの固定子25
a,25b、回転子22a,22b、回転子支持軸受2
3a,23b、及び位置検出器26a,26bは、各モ
ータ21a,21bごとで、軸方向に略同一位置に配置
されており、この第1・第2のモータ21a,21bは
同軸状で、かつ軸方向に重ねた状態で配置されている。
これにより、各モータ21a,21bを薄型にすること
が可能となる。また、モータ21a,21bの固定子2
5a,25bと回転子22a,22bは位置検出器26
a,26bより外側に配置されており、これにより、モ
ータ21a,21bを構成する部材を半径方向に大きく
できると共に、モータ21a,21bの出力トルクを大
きくできる。一方回転子支持軸受23a,23bは上記
した他の部材に対して最も内側に配置されていることに
より、この回転子支持軸受23a,23bに小径のもの
を使用することができ、軸受のためのコストを抑えるこ
とができる。そしてこの回転子支持軸受23a,23b
が内側にきて小径になる程この効果が大きくなる。
【0041】一方この実施の形態では、各モータ21
a,21bの各構成要素に、表面処理を行って放出ガス
量を低減させるか、あるいは真空下での放出ガス量の少
ない材質を選定し、リング状ボス20a,20bとモー
タ21a,21b間の気密用の隔壁、及びマグネットカ
ップリングを排除して、モータ21a,21b全体を真
空環境下に配置するようにしている。これにより、コン
パクトで高剛性の駆動機構が実現できる。
【0042】すなわち、この実施の形態では、トランス
ファチャンバ1のフレーム1aと、このフレーム1aに
固着される支持台27によりトランスファチャンバ1の
真空側(内側)と大気側(外側)とに仕切られており、
モータ21a,21bを含む搬送用ロボットA全体が
トランスファチャンバ1の真空側に配置されている。こ
れにより、モータ部におけるトランスファチャンバの真
空側に対する気密機構を簡単にすることができる。
【0043】なお、この実施の形態のようなロボット構
造では、半導体製造装置のトランスファチャンバ1内の
真空度を上げる際、固定子25a,25bや回転子22
a,22b及び位置検出器26a,26bを内蔵する駆
動機構部の迷路状になっている空間内の真空引きに時間
を要することも考えられる。そのような場合には、図1
8に示すように、支持台27に吸引口27aを設け、そ
の吸引口27aに真空ポンプを接続して真空引きを行う
ことも考えられる。これにより、ロボット内部の真空引
きを容易に、かつ短い時間で行うことができる。なおこ
の構成は第2以下の実施の形態においても同様である。
【0044】また、特に図示してないが、支持台27あ
るいは必要に応じてフレーム1aには、モータ21a,
21bへの動力供給、あるいは位置検出器26a,26
bからの信号を取り出すためのケーブルコネクタとし
て、例えば電流導入端子を設け、これら導入部の大気と
真空を隔離するようにしている。
【0045】搬送用ロボットAの第1のリング状ボス
20aの側面には第1・第2のアーム30a,30b
が、また、第2のリング状ボス20bの側面には第3の
アーム30cが、さらに、この第2のリング状ボス20
bの頂面に脚柱30eを介して第4のアーム30dがそ
れぞれ放射方向に突設されており、第4のアーム30d
の先端部下面が回転支点となっており、他のアームは、
それぞれのアームの先端部上面が回転支点となってい
る。
【0046】上記各アーム30a〜30dのそれぞれの
回転支点のリング状ボス中心からの半径は同一寸法にな
っている。そして、上記各アーム30a〜30dの回転
支点には実質的に同長の第1・第2・第3・第4のリン
ク31a,31b,31c,31dの一端部が回転自在
に連結されている。そして第1のアーム30aの先端上
面側に設けられた回転支点に連結された第1のリンク3
1aの回転支点部が外側へオーバハング状に上方へ折り
曲げられてコ字状になっている。なお、上記第1のアー
ム30aの回転支点は必ずしもこれの先端上面側でな
く、第1のアーム30aの先端を外側へオーバハング状
に上方へ折り曲げてコ字状とし、回転支点部を第1のア
ームの先端下面側に設け、この第1のアームの先端の下
面側に第1のリンク31aの先端部を連結するようにし
てもよい。
【0047】第1のリンク31aと上記第4のリンク3
1dの先端部に、搬送台姿勢規制機構を介して第1の搬
送台8aが連結されており、これによって第1のロボッ
トリンク機構Bが構成されている。このとき、上記第
1のリンク31aのコ字状の立ち上がり高さは、搬送台
8aがリング状ボスより上側に位置し、かつ後述する第
2のロボットリンク機構Bの搬送台8bおよび一方の
アーム30cとリンク31cがこの第1のアーム30a
とリンク31aの間をくぐり抜けて移動できるようにし
てある。また第2・第3のリンク31b,31cの先端
部に搬送台姿勢規制機構を介して第2の搬送台8bが連
結されており、これによって第2のロボットリンク機構
が構成されている。そしてこの両ロボットリンク機
構B,Bを位相をずらせてリング状ボスに取り付け
ることにより、搬送台8a,8bは回転方向に、α(例
えば60゜)だけずれていて回転方向に重複しないよう
になっており、かつワーク搭載面は上下方向に同一位置
となっている。
【0048】上記両ロボットリンク機構B,Bの搬
送台8a,8bの回転方向への位置のずれ量は、少なく
とも、両搬送台8a,8bが回転方向に重複しないよう
にし、好ましくは、各搬送台8a,8b上にワークを載
置したときに、この両ワークが互いに干渉しない範囲に
わたってずれることができる。
【0049】搬送用ロボットAは、各搬送台8a,8
bが旋回中心から見て半径方向へ同一距離に位置するよ
うな姿勢を待機状態としている(図7)。そしてこの待
機状態のときでは、両搬送台8a,8bは上記したよう
にαだけ回転方向に位置がずれており、この状態から、
各リング状ボス20a,20bの互いに逆方向への回転
により各搬送台8a,8bがリング状ボス20a,20
bの半径方向に出没動作され(図8)、また上記待機状
態で各リング状ボス20a,20bの互いに同方向への
回転により搬送用ロボットAが回転動作されるように
なっている。
【0050】図9は本発明の第2の実施の形態を示して
いる。この実施の形態の搬送用ロボットAでは、第1
・第2のモータ21a,21bの固定子25a,25b
と永久磁石Mを固着した回転子22a,22bの半径方
向の位置関係が図6に示した第1の実施の形態のものと
半径方向に逆になっている。この実施の形態では、回転
子22a,22bはリング状ボス20a,20bと兼用
となる。
【0051】この第2の実施の形態による構成では、図
6に示した第1の実施の形態に比べて、回転子22a,
22bの永久磁石Mと固定子25a,25bとが向き合
う位置を、リング状ボス20a,20bの回転中心から
半径方向に大きくすることができ、モータ21a,21
bの出力トルクを大きくすることができる。
【0052】図10は本発明の第3の実施の形態による
搬送用ロボットAを示している。この実施の形態は図
6で示した第1の実施の形態の搬送用ロボットAと駆
動部の構造は同一であり、第1・第2のリング状ボス2
0a,20bにて1つの搬送台8aを出没動作するよう
にしてある。
【0053】また図11は本発明の第4の実施の形態に
よる搬送用ロボットAを示している。この実施の形態
は図9で示した第2の実施の形態の搬送用ロボットA
と駆動部の構造は同一であり、第1・第2のリング状ボ
ス20a,20bにて1つの搬送台8aを出没動作する
ようにしてある。
【0054】この第3・第4の実施の形態における搬送
用ロボットA,Aは図12に示すようになってい
て、第1・第2のリング状ボス20a,20bのそれぞ
れに1つずつのアーム30a,30bを設け、この各ア
ーム30a,30bの先端に連結したリンク31a,3
1bの先端に1つの搬送台8aを連結した構成になって
いる。
【0055】上記した第1から第4の各実施の形態で
は、ロボットリンク機構の各アームの基端部がリング状
ボス20a,20bに連結されている例を示したが、リ
ング状ボスを用いずに、各アームを回転子22a,22
bに直接連結するようにしてもよい。
【0056】図13は、本発明の第5の実施の形態にお
ける搬送用ロボットAを示している。この実施の形態
では、図6で示した第1の実施の形態の搬送用ロボット
の駆動部の変形例である駆動部を採用しており、支
持台27に気密に固定された隔壁32によりモータ21
a,21b全体が真空側から隔離され、すなわち大気側
に配置されている。そして、回転子22a,22bとリ
ング状ボス20a,20bとはマグネットカップリング
33a,33bにより回転方向において連結されてい
る。従って、モータ21a,21b全体が大気側に配置
されることにより、モータ21a,21bで使用される
材質を一般に大気中で用いられているものにすることが
できる。
【0057】図14は、本発明の第6の実施の形態にお
ける搬送用ロボットAの駆動機構部を示す。この実施
の形態では、図9で示した第2の実施の形態の搬送用ロ
ボットAの駆動部の変形例である駆動部を採用してお
り、モータ21aの固定子25aと位置検出器26aの
固定子側の組及びモータ21bの固定子25bと位置検
出器26bの固定子側の組を、支持台27及び支持部材
28に気密にそれぞれ固定された隔壁34a及び34b
によりそれぞれ真空側から隔離して成るものである。従
って、コイル巻線を含む固定子25aを真空側から隔離
することができ、コイル巻線からのガスの放出が押えら
れ、コイル巻線の材質を一般に大気中で用いられている
ものにすることができる。なお、この実施の形態におい
て、位置検出器にフォトカプラを用いた、いわゆるエン
コーダが用いられる場合等、位置検出器を真空側から隔
離する必要がない場合があるが、この場合、各モータ2
1a,21bの固定子25a,25bのみを隔壁34
a,34bにて真空側から隔離するようにしてもよい。
【0058】図15は本発明の第7の実施の形態におけ
る搬送用ロボットAの駆動機構部を示す。この実施の
形態では第1・第2のモータ21a,21bは、上記各
実施の形態のものと同様にフレーム1aに固着される支
持台27に支持され、この支持台27にて搬送用ロボッ
トA全体がトランスファチャンバ1の真空側に配置さ
れている。そして各モータ21a,21bの固定子25
a,25b、回転子22a,22b、位置検出部26
a,26bのそれぞれの配置を軸方向にずらせた構成に
してある。
【0059】すなわち、この実施の形態では、一方のモ
ータ21aは、固定子25a、回転子22aに対して回
転子支持軸受23aと位置検出器26aのそれぞれが軸
方向に異なる位置に配置されている。また他方のモータ
21bは、固定子25bと回転子22bに対して位置検
出器26aが軸方向に同一位置に配置されているが、回
転子支持軸受23bがこれらに対して軸方向にずらせて
ある。なおこの実施の形態では回転子支持軸受23a,
23bの上側に位置検出器26a,26bを配置した例
を図示したが、これは上下方向逆にしてもよい。なお図
中24は固定軸、28は支持部材で、これらは支持台2
7と一体状になっている。
【0060】図16は、本発明の第8の実施の形態にお
ける搬送用ロボットAを示す。なお、この実施の形態
における駆動部は図6及び図10に示した実施の形態と
略同一である。
【0061】この実施の形態はスカラタイプのリンク機
構を構成する例であり、第1・第2のモータ21a,2
1bの回転子22a,22bにリング状ボス20a,2
0bを連結する代りに、一方の回転子22aには第1ア
ーム45の一端が固着され、他の回転子22bに第1の
プーリ46が固着されている。そして第1アーム45の
先端付近に軸47が固着されており、この軸47に第2
のプーリ48が回転自在に支持されて、第1・第2のプ
ーリ46,48にベルト49が巻き掛けてある。第2の
プーリ48には第2アーム50が固着されており、また
上記軸47に第3のプーリ51が固着されている。
【0062】このスカラタイプのリンク機構は、一方の
回転子22aが回転することにより第1アーム45が回
動し、他方の回転子22bが回転することにより第1・
第2のプーリ46,48及びベルト49を介して第2ア
ーム50が第1アーム45に対して回動され、これによ
り軸47に固着された第3のプーリ51と第2アーム5
0の先端付近に設けた第4のプーリ(図示せず)に巻き
掛けたベルト52にて第2アーム50の先端に上記第4
のプーリに連結して備えた搬送台が作動されるようにな
っている。
【0063】なお、この実施の形態では、リング状ボス
を廃止した例を示したが、リング状ボス20a,20b
をそのまま使用し、一方のリング状ボス20aに第1ア
ームを固着し、他方のリング状ボス20bに第1のプー
リを固着するようにしてもよい。
【0064】なお、上記した本発明の各実施の形態にて
示した搬送用ロボットの駆動機構部を図3で示した従来
の搬送用ロボットにも適用することができる。また、上
記した各実施の形態では、モータ21a,21bを同心
状で、かつ上下方向に位置をずらせた構造について述べ
たが、構造はこれに限定されるものではなく、例えば、
特開平4−129685号公報に開示されているよう
な、大回動軸の中心に対して軸直角方向に離間して一対
の小回動軸を設け、両小回動軸を回動することにより2
つの搬送台を出没動作し、大回動軸を回動することによ
り搬送台の出没の動作方向が変えられるようになってい
る搬送用ロボットにも本発明を適用することができる。
もちろんこの場合は、本発明のような2軸一体型のモー
タではなく、単軸のモータを対として用いることにな
る。すなわち、例えば図6で示した第1・第2のモータ
21a,21bをそれぞれ個々に軸直角方向に離間して
配置する。
【0065】また、上記第1から第6及び第8の各実施
の形態にあっては、第1・第2のモータ21a,21b
の双方の構成を同一の構成、すなわち、固定子25a,
25b、回転子22a,22b、回転子支持軸受23
a,23b、及び位置検出器26a,26bを軸方向に
略同一位置となるように構成した例を示したが、この構
成は、第1・第2のモータ21a,21bのうち、どち
らか一方であってもよい。この場合、少なくとも一つの
モータの軸方向の寸法を他のものより小さくすることが
でき、搬送用ロボットの駆動機構全体としての軸方向
(上下方向)を小さくできる。
【0066】さらに、上記各実施の形態にあっては、説
明を簡略にするために、各アーム30a〜30dはリン
グ状ボス20a,20bに対して一体状に固着した構成
を図示したが、各アーム30a〜30dは、各リング状
ボス20a,20bにアーム取り付け座を設け、ここに
ボルト等にて連結するものである。そしてこのアーム取
り付け座を、回転方向に位置をずらせて複数個所に設
け、これを選択的に用いるようにしてもよい。アームの
取り付け位置をリング状ボスの回転方向に変えることに
より、リング状ボスの回転ストロークに対して、搬送台
の軸直角方向の往復ストロークを変えることができると
共に、搬送台8a,8bの開き角を変えることができ
る。そしてこの搬送台8a,8bの開き角をトランスフ
ァチャンバに配置されるプロセスチャンバの隣接しあう
チャンバの設定角にあわせることで、ワークの搬送中の
ロボット回転動作をなくすことも可能となり、生産性を
高めることができる。
【0067】また、上記実施の形態はいずれも2個のモ
ータを同軸上に配置し、それぞれのモータのリング状ボ
スにアームを連結して、各モータの駆動にて各アームに
リンクを介して連結した搬送台8a,8bを軸直角方向
に往復動及び軸まわりに回転動するようにした例を示し
たが、図17に示すように、上記各実施例に示した各モ
ータと同一構成のモータを3個以上同軸上に配置する構
成にしてもよい。図17は3個のモータ21a,21
b,21cを用いた例を示す。各モータ21a〜21c
のリング状ボス20a,20b,20cのうち、第1の
モータ21aのリング状ボス20aに第1のアーム40
aが、第2のモータ21bのリング状ボス20bには第
2・第3のアーム40b,40cが、第3のモータ21
cのリング状ボス20cには第4のアーム40dがそれ
ぞれ結合されている。そしてそれぞれのアーム40a〜
40dに第1〜第4の各リンク41a〜41dが連結さ
れており、第1のリンク41aと第2のリンク41bに
第1の搬送台8aが、また第3のリンク41cと第4の
リンク41dに第2の搬送台8bが連結されている。
【0068】そしてこの構成の場合も、各モータが相互
に逆回転することにより搬送台8a,8bが軸直角方向
に出没動し、各モータが同一方向に回転することにより
搬送台8a,8bが軸のまわりを回転動される。
【0069】さらに、上記各実施例においては、搬送台
8a,8bが軸直角方向への出没動と、軸のまわり方向
への回転動の両動作を行う例を示したが、搬送用ロボッ
トの使用条件によっては搬送台8a,8bは、軸直角方
向への出没動あるいは軸のまわり方向への回転動のいず
れか一方だけ行う場合もある。また、例えば既存技術と
して特表平9−508758号公報に示されるウエハ搬
送装置において、上記した各実施の形態に示されたモー
タを単軸として1個のみドライシャフトを回転するため
のモータに用いることにより、台座(搬送台)を引き込
み位置と引き出し位置との間で移動することができる。
すなわち、本発明に係る搬送用ロボットの駆動機構部は
1つのモータで搬送台を移動するタイプの搬送用ロボッ
トに使用することができる。
【0070】なお、上記した各実施例においては、第1
の実施の形態を示す図6においてのみ、第1・第2のリ
ング状ボス20a,20bの対向面部及び第1のリング
状ボス20aと支持台27の対向面部にラビリンスシー
ルを設けたが、このラビリンスシールは他の実施の形態
においても必要に応じて設けてもよいことはもちろんで
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】マルチチャンバタイプの製造装置の一例である
半導体製造装置の概略的な平面図である。
【図2】トランスファチャンバを概略的に示す斜視図で
ある。
【図3】搬送用ロボットの一例を示す平面図である。
【図4】(a),(b)は搬送台姿勢規制機構を示す説
明図である。
【図5】従来の搬送用ロボットのアーム回転機構を示す
断面図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態を示す断面図であ
る。
【図7】本発明の第1の実施の形態を示す平面図であ
る。
【図8】本発明の第1の実施の出没動作状態を示す斜視
図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態を示す断面図であ
る。
【図10】本発明の第3の実施の形態を示す断面図であ
る。
【図11】本発明の第4の実施の形態を示す断面図であ
る。
【図12】本発明の第3・第4の実施の形態を示す斜視
図である。
【図13】本発明の第5の実施の形態の駆動部を示す断
面図である。
【図14】本発明の第6の実施の形態を示す断面図であ
る。
【図15】本発明の第7の実施の形態を示す断面図であ
る。
【図16】本発明の第8の実施の形態を示す断面図であ
る。
【図17】本発明の他の実施の形態を示す正面図であ
る。
【図18】搬送用ロボットの駆動機構部の真空引き構造
の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
,A,A,A,A,A,A,A,A
…搬送用ロボット、B,B…ロボットリンク機
構、1a…フレーム、1…トランスファチャンバ、2
a,2b,2c,2d,2e…プロセスチャンバステー
ション、3…ワーク受け渡しステーション、5…仕切り
壁、6…ゲート、7a,7b,30a,30b,30
c,30d,40a,40b,40c,40d,45,
50…アーム、8a,8b…搬送台、9a,9b,31
a,31b,31c,31d,41a,41b,41
c,41d…リンク、9c…歯車、9d…ベルト、13
a,13b…回転軸、14a,14b,21a,21
b,21c…モータ、18,34a,34b…隔壁、2
0a,20b,20c…リング状ボス、17,22a,
22b…回転子、23a,23b…回転子支持軸受、2
4…固定軸、16,25a,25b…固定子、26a,
26b…位置検出器、27…支持台、27a…吸引口、
28…支持部材、46,48,51…プーリ、47…
軸、49,52…ベルト、M…永久磁石。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 徳田 峰男 神奈川県平塚市万田1200 株式会社小松製 作所研究所内 (72)発明者 関 正暢 神奈川県平塚市万田1200 株式会社小松製 作所研究所内 Fターム(参考) 3F060 AA01 AA07 AA08 AA09 BA06 EA01 EB12 EC12 FA02 GA13 GB31 GD07 GD13 HA00 HA30 5F031 CA02 FA01 FA02 FA07 GA02 GA36 GA43 GA44 GA47 GA50 JA02 JA32 LA11 LA13 NA05 NA18 PA06

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータの回転子に、搬送台を連結したロ
    ボットリンク機構の基端部材を連結した搬送用ロボット
    において、 モータの固定子、回転子、回転子支持軸受、及び回転子
    の回転位置を検出する位置検出器を、軸方向において略
    同一位置に設けたことを特徴とする搬送用ロボット。
  2. 【請求項2】 複数のモータと、 各モータの回転子にそれぞれ連結されたアームと、 上記アームにリンクを介して連結された搬送台とを含
    み、 上記モータの駆動によりアーム及びリンクを介して搬送
    台を軸と直角な方向に往復動、及び/あるいは軸のまわ
    りに回転動するようにし、 少なくとも1つのモータの固定子、回転子、回転子支持
    軸受、及び回転子の回転位置を検出する位置検出器を軸
    方向において略同一位置に設けたことを特徴とする搬送
    用ロボット。
  3. 【請求項3】 2つの異なる環境に分離する部材を有
    し、一方の環境内にモータの固定子、回転子とアームと
    リンクと搬送台を配置したことを特徴とする請求項2記
    載の搬送用ロボット。
  4. 【請求項4】 2つの異なる環境に分離する部材を有
    し、一方の環境内にモータの固定子を配置し、他方の環
    境内に固定子を除くモータ全体とアームとリンクと搬送
    台を配置したことを特徴とする請求項2記載の搬送用ロ
    ボット。
  5. 【請求項5】 複数のモータと、 各モータの回転子にそれぞれリング状ボスを介して連結
    されたアームと、 上記アームにリンクを介して連結された搬送台とを含
    み、 上記モータの駆動によりアーム及びリンクを介して搬送
    台を軸と直角な方向に往復動、及び/あるいは軸のまわ
    りに回転動するようにし、 少なくとも1つのモータの固定子、回転子、回転子支持
    軸受、及び回転子の回転位置を検出する位置検出器を軸
    方向において略同一位置に設け、 また2つの異なる環境に分離する部材を有し、一方の環
    境内にモータの固定子と回転子を配置し、他方の環境内
    にリング状ボスとアームとリンクと搬送台を配置し、モ
    ータの動力をマグネットカップリングを介してリング状
    ボスに伝えるようにしたことを特徴とする搬送用ロボッ
    ト。
  6. 【請求項6】 各モータの各回転子を互いに逆方向に回
    転することにより搬送台が軸直角方向に往復動し、同一
    方向に回転することにより搬送台を回転するようにした
    ことを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか1項
    記載の搬送用ロボット。
  7. 【請求項7】 モータの回転子に、搬送台を連結したロ
    ボットリンク機構の基端部材を連結した搬送用ロボット
    において、 2つの異なる環境に分離する部材を有し、一方の環境内
    にモータの固定子、回転子と上記搬送台を含むロボット
    リンク機構を配置したことを特徴とする搬送用ロボッ
    ト。
  8. 【請求項8】 複数のモータと、 各モータの回転子にそれぞれ連結されたアームと、 上記アームにリンクを介して連結された搬送台とを含
    み、 上記モータの駆動によりアーム及びリンクを介して搬送
    台を軸と直角な方向に往復動、及び/あるいは軸のまわ
    りに回転動するようにし、 2つの異なる環境に分離する部材を有し、一方の環境内
    にモータの固定子、回転子とアームとリンクと搬送台を
    配置したことを特徴とする搬送用ロボット。
  9. 【請求項9】 回転子にリング状ボスを連結し、このリ
    ング状ボスにロボットリンク機構の基端部材を連結した
    ことを特徴とする請求項1及び請求項7のいずれか1項
    記載の搬送用ロボット。
  10. 【請求項10】 回転子にリング状ボスを連結し、この
    リング状ボスにアームを連結したことを特徴とする請求
    項2から請求項4及び請求項6と請求項8のいずれか1
    項記載の搬送用ロボット。
  11. 【請求項11】 各モータの回転子あるいはリング状ボ
    スに、アームあるいはロボットリンク機構の基端部を連
    結する連結箇所を回転方向に複数設け、 リング状ボスの上記複数の連結箇所のいずれかにアーム
    あるいはロボットリンク機構の基端部を選択的に連結し
    たこと特徴とする請求項5、請求項10のいずれか1項
    記載の搬送用ロボット。
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