JP2002059326A - 工作機械 - Google Patents

工作機械

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JP2002059326A
JP2002059326A JP2000249743A JP2000249743A JP2002059326A JP 2002059326 A JP2002059326 A JP 2002059326A JP 2000249743 A JP2000249743 A JP 2000249743A JP 2000249743 A JP2000249743 A JP 2000249743A JP 2002059326 A JP2002059326 A JP 2002059326A
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JP
Japan
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JP2000249743A
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English (en)
Inventor
Masao Yamaguchi
政男 山口
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Nagase Integrex Co Ltd
Original Assignee
Nagase Integrex Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テーブルの移動位置と各加工ヘッドの移動位
置との精密な位置合わを容易に行うことができて、ワー
クの両側面を高精度に加工することができる工作機械を
提供する。 【解決手段】 ワーク14を搭載するためのテーブル1
2をフレーム11上に移動可能に支持する。ワーク14
の両側面に加工を施すための工具24を備えた一対の加
工ヘッド22を、テーブル12の両側のフレーム11上
にテーブル12の移動方向と直交する方向へ移動可能に
支持する。フレーム11は、テーブル12を支持するテ
ーブル支持部26aと各加工ヘッド22を支持する一対
のヘッド支持部26bとを一体に形成してなるメインフ
レーム部26と、そのメインフレーム部26のテーブル
支持部26aの両端に連結してなる一対の延長フレーム
部27とから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一対の加工ヘッ
ドによりワークをその両側から同時に加工を施すように
した両頭型の工作機械に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の工作機械としては、例え
ば次のような構成のものが知られている。すなわち、フ
レーム上にテーブルが移動可能に支持され、そのテーブ
ル上にはワークが搭載されるようになっている。フレー
ムの中央部にはそのフレームを跨ぐようにほぼ門型のコ
ラムが並設され、このコラムには工具を備えた一対の加
工ヘッドがテーブルの移動方向と直交する方向へ移動可
能に支持されている。そして、両加工ヘッドの工具によ
り、テーブル上のワークの両側面に加工が施されるよう
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
工作機械においては、前記のようにテーブルを支持する
フレームと両加工ヘッドを支持するコラムとが、工場等
の床面上にそれぞれ設置されるようになっている。この
ため、テーブルの移動位置と各加工ヘッドの移動位置と
の精密な位置合せが困難であるばかりでなく、コラムの
変形等の問題があって、高精度な加工を行うことができ
ないというおそれがあった。
【0004】このような問題を解消するために、例えば
1つのフレームに、テーブルを支持するテーブル支持部
と、各加工ヘッドを支持する一対のヘッド支持部とを一
体に形成することも考えられる。しかしながら、このよ
うな構成では、フレームが大型になって鋳造等の成形が
困難になり、実用化することができないという新たな問
題があった。
【0005】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的
は、テーブルの移動位置と各加工ヘッドの移動位置との
精密な位置合わを容易に行うことができて、ワークの両
側面を高精度に加工することができる工作機械を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、ワークを搭載するた
めのテーブルをフレーム上に移動可能に支持するととも
に、ワークにその両側から加工を施すための工具を備え
た一対の加工ヘッドを、テーブルの両側のフレーム上に
テーブルの移動方向と直交する方向へ移動可能に支持し
た工作機械において、前記フレームは、テーブルを支持
するテーブル支持部と各加工ヘッドを支持する一対のヘ
ッド支持部とを一体に形成したメインフレーム部と、そ
のメインフレーム部のテーブル支持部の両端に連結した
一対の延長フレーム部とからなるなることを特徴とする
ものである。
【0007】従って、この請求項1に記載の発明によれ
ば、テーブル支持部と一対のヘッド支持部とを一体に形
成してなるメインフレーム部上において、テーブルの移
動位置と各加工ヘッドの移動位置との精密な位置合わを
容易に行うことができる。よって、各加工ヘッドの工具
をテーブル上のワークの所定加工位置に正確に対応させ
ることができて、ワークの両側面に高精度の加工を施す
ことができる。特に、大重量の加工ヘッドが鋳造で一体
形成されるメインフレーム部に支持されているため、加
工ヘッドが移動しても、その移動によるメインフレーム
の変形を少なくできる。そのため、前記のように高精度
加工を達成できる。
【0008】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、記テーブル支持部及び各延長フレー
ム部間を跨ぐように、テーブル支持部及び各延長フレー
ムの上面にレール支持板を載置固定し、そのレール支持
板上にテーブル案内用のレールを敷設したことを特徴と
するものである。
【0009】従って、この請求項2に記載の発明によれ
ば、テーブル支持部と各延長フレーム部間を跨ぐように
設けた一体のレール支持板にレールが設けられているた
め、レールの直線度を確保して、高精度加工を達成でき
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の一実施形態
を、図面に基づいて説明する。図1に示すように、フレ
ーム11上にはそのフレーム11とほぼ相似の平面形を
有する支持板30が固着されている。支持板30には、
テーブル12が一対のガイドレール13を介して左右方
向(X方向)へ移動可能に支持され、そのテーブル12
上にはワーク14が搭載されるようになっている。フレ
ーム11の一側端部には移動用モータ15が配設され、
この移動用モータ15によりボールネジ16を介して、
テーブル12がX方向へ移動されるようになっている。
【0011】前記テーブル12の前後両側において、支
持板30上には一対の移動台17が各一対のガイドレー
ル18を介して、テーブル12の移動方向と直交する前
後方向(Y方向)へ移動可能に支持され、それらの移動
台17の上面にはコラム19が立設されている。フレー
ム11の前後両端部には移動用モータ20が配設され、
これらの移動用モータ20によりボールネジ21を介し
て、各移動台17がY方向へ移動されるようになってい
る。
【0012】前記各移動台17上のコラム19には加工
ヘッド22が一対のガイドレール23を介して上下方向
(Z方向)へ移動可能に支持され、それらの主軸には工
具24が装着されている。また、各移動台17上には図
示しない昇降用モータが配設され、これらの昇降用モー
タにより図示しないボールネジを介して、各加工ヘッド
22がZ方向へ移動されるようになっている。
【0013】そして、前記テーブル12がX方向に移動
されるとともに、各加工ヘッド22がZ方向に移動され
て、各工具24がワーク14の前後両側面の所定加工位
置に対向配置される。この状態で、各工具24が図示し
ない回転用モータにより回転されながら、各加工ヘッド
22が移動台17とともにY方向へ移動されて、両工具
24によりワーク14の両側面に加工が施されるように
なっている。
【0014】次に、前記フレーム11の構成について詳
細に説明する。図1〜図3に示すように、フレーム11
は、平面形ほぼ十字状をなすメインフレーム部26と、
そのメインフレーム部26の左右両端にボルト29によ
り連結された一対の延長フレーム部27とから構成され
ている。メインフレーム部26には、テーブル12を支
持するためのX方向に延びるテーブル支持部26aと、
各加工ヘッド22等を支持するためのY方向に延びる一
対のヘッド支持部26bとが一体に形成されている。
【0015】このように、メインフレーム部26のテー
ブル支持部26aの両端に延長フレーム部27が連結さ
れた状態で、支持板30が図示しないボルトにより固着
され、テーブル支持部26aと各延長フレーム部27と
の上面のほぼ全長に亘って延びるように、支持板30の
上面にはテーブル12を支持するための一対のガイドレ
ール13が敷設されている。また、支持板30の上面に
は、加工ヘッド22等を支持するための各一対のガイド
レール18が敷設されている。
【0016】前記のように、この実施形態においては、
フレーム11が、メインフレーム部26と一対の延長フ
レーム部27とに分割して構成されている。このため、
フレーム11全体が大型であっても、メインフレーム部
26と一対の延長フレーム部27と分けて、鋳造等によ
り容易に成形することができる。そして、このメインフ
レーム部26及び延長フレーム部27の成形後に、それ
らをボルトにて連結することにより、大型のフレーム1
1を製作することができる。
【0017】また、重量のある各加工ヘッド22やコラ
ム19等を支持する一対のヘッド支持部26bが、分割
されることなく十字状をなすメインフレーム部26上に
一体に形成されている。よって、このメインフレーム部
26上において、各加工ヘッド22等によるメインフレ
ーム部26の変形等を最小限にして加工精度の向上を図
ることができる。
【0018】従って、この実施形態によれば、以下のよ
うな効果を得ることができる。 (1)この工作機械においては、ワーク14を搭載する
ためのテーブル12がフレーム11上に移動可能に支持
されている。ワーク14の両側面に加工を施すための工
具24を備えた一対の加工ヘッド22が、テーブル12
の両側のフレーム11上にテーブル12の移動方向と直
交する方向へ移動可能に支持されている。そして、前記
フレーム11が、テーブル12を支持するテーブル支持
部26aと各加工ヘッド22を支持する一対のヘッド支
持部26bとを一体に形成してなるメインフレーム部2
6と、そのメインフレーム部26のテーブル支持部26
aの両端に連結してなる一対の延長フレーム部27とか
ら構成されている。しかも、フレーム11には、それと
ほぼ相似形をなす支持板30が固着されている。
【0019】このため、テーブル支持部26aと一対の
ヘッド支持部26bとを一体に形成してなるメインフレ
ーム部26上において、テーブル12の移動位置と各加
工ヘッド22の移動位置との精密な位置合わを容易に行
うことができる。よって、各加工ヘッド22の工具24
をテーブル12上のワーク14の所定加工位置に正確に
対応させることができて、ワーク14の両側面に高精度
の加工を施すことができる。また、テーブル支持部26
aの両端に延長フレーム部27が連結されているため、
テーブル12の移動範囲を大きく確保することができ
る。
【0020】(2)この工作機械においては、前記メイ
ンフレーム部26のテーブル支持部26aと各延長フレ
ーム部27との上面のほぼ全長に亘って延びるように、
テーブル12を支持するためのガイドレール13が敷設
されている。このため、ワーク14を搭載したテーブル
12を、メインフレーム部26のテーブル支持部26a
及び各延長フレーム部27のほぼ全長に亘り、ガイドレ
ール13に沿って円滑に移動させることができる。
【0021】(変更例)なお、この実施形態は、次のよ
うに変更して具体化することも可能である。このように
構成した場合でも、前記実施形態の効果とほぼ同様の効
果を得ることができる。
【0022】・前記実施形態では、メインフレーム部2
6のテーブル支持部26aの両端と各延長フレーム部2
7とがボルトにより連結されているが、テーブル支持部
26aの両端と各延長フレーム部27とを、それらの一
方に突設された突部と、他方に形成された凹部との係合
させて、ボルト連結するように構成すること。
【0023】・前記実施形態では、メインフレーム部2
6のテーブル支持部26aの両端に各1個の延長フレー
ム部27が連結されているが、テーブル支持部26aの
両端にそれぞれ2個以上の複数の延長フレーム部27を
連結するように構成すること。
【0024】
【発明の効果】以上実施形態で例示したように、この発
明においては、上記の目的を達成するために、請求項1
に記載の発明では、フレームが、テーブルを支持するテ
ーブル支持部と各加工ヘッドを支持する一対のヘッド支
持部とを一体に形成したメインフレーム部と、そのメイ
ンフレーム部のテーブル支持部の両端に連結した一対の
延長フレーム部とを備えたことにより、各加工ヘッドの
工具をテーブル上のワークの所定加工位置に正確に対応
させることができて、ワークにその両側から高精度の加
工を施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施形態の工作機械を示す平面図。
【図2】 図1の工作機械のフレームを示す平面図。
【図3】 図2のフレームを分解して示す平面図。
【符号の説明】
11…フレーム、12…テーブル、13…ガイドレー
ル、14…ワーク、17…移動台、18…ガイドレー
ル、22…加工ヘッド、24…工具、26…メインフレ
ーム部、26a…テーブル支持部、26b…ヘッド支持
部、27…延長フレーム部、28…連結板。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを搭載するためのテーブルをフレ
    ーム上に移動可能に支持するとともに、ワークにその両
    側から加工を施すための工具を備えた一対の加工ヘッド
    を、テーブルの両側のフレーム上にテーブルの移動方向
    と直交する方向へ移動可能に支持した工作機械におい
    て、 前記フレームは、テーブルを支持するテーブル支持部と
    各加工ヘッドを支持する一対のヘッド支持部とを一体に
    形成したメインフレーム部と、そのメインフレーム部の
    テーブル支持部の両端に連結した一対の延長フレーム部
    とからなることを特徴とする工作機械。
  2. 【請求項2】 前記テーブル支持部及び各延長フレーム
    部間を跨ぐように、テーブル支持部及び各延長フレーム
    の上面にレール支持板を載置固定し、そのレール支持板
    上にテーブル案内用のレールを敷設したことを特徴とす
    る請求項1に記載の工作機械。
JP2000249743A 2000-08-21 2000-08-21 工作機械 Pending JP2002059326A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106994605A (zh) * 2016-12-15 2017-08-01 广州峥航机械设备有限公司 一种机床基座
CN107030487A (zh) * 2016-12-15 2017-08-11 广州峥航机械设备有限公司 一种新型机床基座

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