JP2002059043A - 背負式動力噴霧機 - Google Patents

背負式動力噴霧機

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JP2002059043A
JP2002059043A JP2000248638A JP2000248638A JP2002059043A JP 2002059043 A JP2002059043 A JP 2002059043A JP 2000248638 A JP2000248638 A JP 2000248638A JP 2000248638 A JP2000248638 A JP 2000248638A JP 2002059043 A JP2002059043 A JP 2002059043A
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JP
Japan
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throttle
tank
throttle lever
chemical solution
power sprayer
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Application number
JP2000248638A
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English (en)
Inventor
Takaichi Fujii
隆市 藤井
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Maruyama Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Maruyama Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 背負式動力噴霧機において、スロットルレバ
ーに薬液タンクからの薬液等が直接かからないようにす
るための手段を提供すること。 【解決手段】 本発明は、薬液タンク22と、薬液タン
ク内に収容される薬液等の液体を圧送するポンプ14
と、ポンプを駆動する内燃エンジン16と、これらが据
え付けられる背負枠12と、内燃エンジンの出力を調整
するためのスロットルレバー26と、薬液タンクの下方
位置にて背負枠に固定され且つスロットルレバーが支持
されるスロットルステー28とを備える背負式動力噴霧
機10において、スロットルレバーの上方位置にカバー
部28cを設けたことを特徴とする。スロットルステー
は薬液タンクの下方に配置されるが、カバー部が液除け
として機能するため、薬液タンクからの薬液等がスロッ
トルレバーに直接降りかかることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば農作物に薬
液等を散布する背負式動力噴霧機に関し、特に、動力源
である内燃エンジンの出力調整用のスロットルレバーを
支持するためのスロットルステーに関する。
【0002】
【従来の技術】農作物に水や薬液等を散布する可搬型の
作業機としては、背負式動力噴霧機が知られている。従
来一般の背負式動力噴霧機は、薬液等が貯留される薬液
タンクと、この薬液タンクから薬液等を吸込み、噴霧ノ
ズルに圧送するポンプと、ポンプを駆動する内燃エンジ
ンとを備えている。そして、薬液タンク、ポンプ及び内
燃エンジンは、側方から見て略L字状の背負枠に配設さ
れている。
【0003】背負式動力噴霧機における内燃エンジンに
は、出力調整のためのスロットルバルブがあり、そのバ
ルブ開度を調整するためにスロットルバルブはワイヤを
介してスロットルレバーに接続されている。スロットル
レバーは、使用者が動力噴霧機を背負った状態でも操作
することができるように、背負枠の台座部の片側、通常
は右手で噴霧ノズルを持つため左側に配置されている。
【0004】従来、スロットルレバーは図4に示すよう
なスロットルステー1と称される取付板により、背負枠
の台座部(図4には示さず)に取り付けられている。図
4に示す従来のスロットルステー1は、金属板を略L字
状に屈曲して形成されたものであり、下部水平部分1a
が台座部にボルト・ナットにより固定され、スロットル
レバー2は縦部分1bに揺動可能に支持されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来に
おけるスロットルステー1は、動力噴霧機を背負った使
用者が操作し易い位置に配置されているが、その位置
は、薬液タンクの側面のほぼ直下の位置となっている。
【0006】このため、例えば薬液タンクへの薬液充填
時に薬液がこぼれた場合には、その薬液は薬液タンクの
表面を伝って、スロットルステー1に支持されたスロッ
トルレバー2に直接降りかかる可能性がある。スロット
レバー2自体は耐薬品性の合成樹脂から作られている場
合が多いが、その支持軸3やワイヤ4は金属製であるた
め、薬液が付着すると腐食の原因となる。
【0007】また、動力噴霧機の使用後には薬液タンク
を洗浄液で洗浄するが、その洗浄液がスロットルレバー
2にかかる場合があり、これも腐食の原因となる。
【0008】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、スロットルステーに取り付けられ
ているスロットルレバーに、薬液タンクから落下する薬
液等の液体が直接かからないようにするための手段を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、薬液タンク(22)と、薬液タンク(2
2)内に収容される薬液等の液体を圧送するポンプ(1
4)と、ポンプ(14)を駆動する内燃エンジン(1
6)と、薬液タンク(22)、ポンプ(14)及び内燃
エンジン(16)が据え付けられる背負枠(12)と、
内燃エンジン(16)の出力を調整するためのスロット
ルレバー(26)と、薬液タンク(22)の下方位置に
て背負枠(12)に固定され且つスロットルレバー(2
6)が支持されるスロットルステー(28)とを備える
背負式動力噴霧機(10)において、スロットルレバー
(26)の上方位置にカバー部(28c)を設けたこと
を特徴としている。このカバー部(28c)は液除けと
して機能するため、薬液タンク(22)の表面を伝って
落下する薬液等がスロットルレバー(26)に直接降り
かかることはない。
【0010】また、内燃エンジン(16)の駆動を停止
させるストップスイッチ(32)も、スロットルレバー
(26)と同様に薬液タンク(22)の下方位置に配置
されるが、このストップスイッチ(32)もカバー部
(28c)の下側にてスロットルステー(28)に取り
付けることが、薬液から保護するという観点から有効で
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施形態について詳細に説明する。
【0012】図1は本発明による背負式動力噴霧機の一
実施形態を示す側面図であり、図2は図1の動力噴霧機
におけるスロットルステーの正面図、図3は、図2のII
I−III線に沿って見たスロットルステーの側面図であ
る。
【0013】図1に示す背負式動力噴霧機10は、前述
したように、台座部12aと背当て部12bとを有する
略L字状の背負枠12を備えており、台座部12a上に
は、背当て部12bの側から順に、ポンプ14と、ポン
プ14の駆動源である内燃エンジン16とが取り付けら
れている。また、内燃エンジン16の下側には燃料タン
ク18が配置されている。また、ポンプ14には、ポン
プ吐出圧を調整するための調圧装置20が組み付けられ
ている。ポンプ14、内燃エンジン16、燃料タンク1
8及び調圧装置20等の上方には、薬液等を貯留する薬
液タンク22が配置され、背負枠12の背当て部12b
に固定されている。内燃エンジン16を起動し、ポンプ
14を駆動すると、薬液タンク16内の薬液はホース2
1を通して噴霧ノズル23に圧送され噴霧される。
【0014】このような構成の背負式動力噴霧機10に
おいて、内燃エンジン16のスロットルバルブ(図示し
ない)にはワイヤ24を介してスロットルレバー26が
接続されている。このスロットルレバー26は、背負枠
12の台座部12aに固定された本発明によるスロット
ルステー28に金属製品の支持軸30により揺動可能に
支持されている。スロットルステー28は、使用者が背
負式動力噴霧機10を背負った状態で左手でスロットル
レバー26を操作することができるよう、スロットルス
テー28は台座部12aの左側の縁部に固定されてい
る。この位置は、薬液タンク22の左側面のほぼ直下に
位置している。
【0015】また、本実施形態においては、内燃エンジ
ン16の点火プラグ(図示しない)への電流の流れをシ
ョートさせ、内燃エンジン16の駆動を停止させるボタ
ン式のストップスイッチ32が設けられている。このス
トップスイッチ32もスロットルステー28に取り付け
られている。
【0016】図2及び図3はスロットルステー28を拡
大して示す図である。これらの図に示すように、スロッ
トルステー28は、スロットルレバー26及びストップ
スイッチ32が取り付けられる縦部分28aと、この縦
部分28aの下縁部から略平方向に延びボルト・ナット
34により背負枠12の台座部12aのブラケット36
に固定される下部水平部分28bとを備えている。ま
た、このスロットルステー28の上縁部からは、スロッ
トルレバー26、特に金属製の支持軸30、及びスロッ
トルレバー26とワイヤ24との接続部、更に金属部品
を含むストップスイッチ32の上方に延びてこれらを覆
うよう、カバー部28cが延設されている。
【0017】このカバー部28cを設けたことで、薬液
タンク22への薬液充填時にこぼれた薬液はカバー部2
8cに当たり、スロットルレバー26の軸部30やスト
ップスイッチ32に直接かかることが防止され、薬液に
よる金属材料の腐食が抑制される。薬液タンク22を洗
浄液により洗浄する場合においても、同様に、カバー部
28cは洗浄液の液除けとなる。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、薬
液タンクの下部に配置されるスロットルレバー及びスト
ップスイッチは、スロットルステーのカバー部により薬
液タンクからの薬液が直接かかることが防止される。従
って、スロットルレバーやストップスイッチの金属製構
成部品の薬液による腐食が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による背負式動力噴霧機の一実施形態を
示す側面図である。
【図2】図1の動力噴霧機におけるスロットルステーを
示す正面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿っての見た場合のスロッ
トルステーの側面図である。
【図4】従来のスロットルステーを示す正面図である。
【符号の説明】
10…背負式動力噴霧機、12…背負枠、14…ポン
プ、16…内燃エンジン、22…薬液タンク、24…ワ
イヤ、26…スロットルレバー、28…スロットルステ
ー、28c…カバー部、30…支持軸、32…ストップ
スイッチ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬液タンク(22)と、前記薬液タンク
    (22)内に収容される薬液等の液体を圧送するポンプ
    (14)と、前記ポンプ(14)を駆動する内燃エンジ
    ン(16)と、前記薬液タンク(22)、前記ポンプ
    (14)及び前記内燃エンジン(16)が据え付けられ
    る背負枠(12)と、前記内燃エンジン(16)の出力
    を調整するためのスロットルレバー(26)と、前記薬
    液タンク(22)の下方位置にて前記背負枠(12)に
    固定され且つ前記スロットルレバー(26)が支持され
    るスロットルステー(28)とを備える背負式動力噴霧
    機(10)において、前記スロットルレバー(26)の
    上方位置に液除けとしてのカバー部(28c)が設けら
    れていることを特徴とする背負式動力噴霧機。
  2. 【請求項2】 前記内燃エンジン(16)の駆動を停止
    させるストップスイッチ(32)が前記カバー部(28
    c)の下側に取り付けられていることを特徴とする請求
    項1に記載の背負式動力噴霧機。
JP2000248638A 2000-08-18 2000-08-18 背負式動力噴霧機 Pending JP2002059043A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011144755A (ja) * 2010-01-15 2011-07-28 Maruyama Mfg Co Ltd 操作レバー取付構造
WO2015087806A1 (ja) * 2013-12-11 2015-06-18 本田技研工業株式会社 背負い式動力噴霧機
CN110508416A (zh) * 2019-07-26 2019-11-29 邳州吉恒家居有限公司 适用于家居的地面防漏胶喷洒装置

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Effective date: 20060117

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