JP2002058841A - 遊技機の合成樹脂ユニット、および、該合成樹脂ユニットにおけるクラック発生防止方法 - Google Patents

遊技機の合成樹脂ユニット、および、該合成樹脂ユニットにおけるクラック発生防止方法

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JP2002058841A JP2000251552A JP2000251552A JP2002058841A JP 2002058841 A JP2002058841 A JP 2002058841A JP 2000251552 A JP2000251552 A JP 2000251552A JP 2000251552 A JP2000251552 A JP 2000251552A JP 2002058841 A JP2002058841 A JP 2002058841A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パチンコ機における下皿ユニット等のネジ止
め部周辺に発生するクラックを防止する。 【解決手段】 下皿ユニットを構成する2つのプラスチ
ック部材α,βをネジNにより固着する。ネジNは、プ
ラスチック部材αに設けた凹部40内に、そのネジ頭部
が埋没する。さらにプラスチック部材αには、凹部40
の周辺を囲むように、突出部42を設けてある。このこ
とにより、凹部40内に紫外線硬化樹脂層Jを形成する
際に、過多の樹脂が外部に溢れ出すのを防止することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機の合成樹脂
ユニット、および、該合成樹脂ユニットにおけるクラッ
ク発生防止方法に関するものである。
【0002】さらに詳述すると、本発明は、例えば、パ
チンコ機の下皿ユニットあるいは上皿ユニットにクラッ
クが発生するのを防止するのに好適な、遊技機の合成樹
脂ユニット、および、該合成樹脂ユニットにおけるクラ
ック発生防止方法に関するものである。
【0003】
【従来の技術】遊技機の合成樹脂ユニットのうち、例え
ばパチンコ機の下皿ユニットには灰皿が含まれているこ
と等に起因して、そのプラスチック表面が汚れ易い。そ
こで、パチンコ機の取り扱い説明書・マニュアル等で
は、中性洗剤を用いて清掃することが推奨されている。
【0004】パチンコホールでの実際の洗剤使用にあた
っては、洗剤原液を水で薄めて数倍もしくは数十倍に希
釈し、清掃に使用している。このとき、下皿ユニットの
表面に付着した洗剤はそのままふき取られるが、下皿ユ
ニットの裏面に回り込んだ洗剤をふき取るためには下皿
ユニット自体を内枠から外さなければならないことか
ら、ホール従業員あるいは清掃業者が取り外し作業を行
うことは皆無であり、洗剤はそのまま放置されてしまう
のが現状である。
【0005】すると、放置された洗剤は揮発して水分が
なくなるので、量的には微小であるが原液レベルの洗剤
が残留することになる。このような洗剤の濃縮化が何回
も繰り返されると(すなわち、清掃が定期的に行われる
と)、徐々に下皿ユニットを形成している合成樹脂に対
する洗剤の影響が大きくなり、最終的に樹脂の取り付け
ネジ周辺にクラックが発生してしまう。
【0006】特に、下皿ユニットの表面には灰皿が設け
てあるため大変汚れやすく、清掃頻度は、上皿ユニット
に比べて下皿ユニットの方が必然的に多くなる。
【0007】なお、CR機では、上皿ユニットには遊技
球の貸し出しに係わる基板や電子部品が内部に搭載され
ているため、清掃方法は、水拭きより乾拭きの方が好ま
しく、ホール側の清掃者にもその点は認識されているよ
うである。
【0008】このような理由から、ホール側からメーカ
に返却される皿ユニットは下皿ユニットに集中してい
る。
【0009】また、本出願人の製造に係る機種について
集計してみたところ、ホール側からメーカに与えられる
クレーム・返品の特徴は、あるホールからの返却台数が
そのホールの設置台数とあまり相違がない点にある。す
なわち、同一のホールである限り、各パチンコ台の清掃
方法は同一であると予想されることから、アルカリ性洗
剤で清掃をしたパチンコ台の全てにクラックが発生する
ものと考えられる。このアルカリ性洗剤は強力な汚れ落
とし能力がある反面、これにABS樹脂などを浸漬させ
ると、容易にクラックが発生してしまうことは周知の事
実である(いわゆる、ABS樹脂に対して貧溶媒として
作用する)。換言すると、アルカリ性洗剤による繰り返
し清掃の結果、特定の機種の台にのみクラックが発生す
るという事実はほとんどなく、清掃された全ての台につ
いてクラックが発生しているものと考えられる。
【0010】他方、清掃用洗剤として、アルカリ性洗剤
ではなく中性洗剤を使用しているホールからは、斯かる
クラック発生に起因したクレーム・返品がみられない状
況である。
【0011】このように、下皿ユニットに特に多くクラ
ックが発生する原因は、パチンコホールでの使用環境に
も起因する。より具体的には、下皿にパチンコ球が満杯
になると、その重みによって当然負荷がかかり、下皿上
部と内枠との間のクリアランス(間隙)が増加する傾向
になる。この繰り返しによって、平常時でも上記クリア
ランスは徐々に拡大し、このクリアランスを通して清掃
時の洗剤が下皿裏面により周り易くなることになる。す
なわち、上記クリアランスの拡大に起因して、下皿裏面
への洗剤の浸潤量も徐々に増加していくことになる。
【0012】図1は、一般に広く知られているパチンコ
機1の斜視図である。本図において、71は上皿ユニッ
トを、81は下皿ユニットを示す。82は遊技者が把持
するハンドルである。
【0013】これらの上皿ユニット71および下皿ユニ
ット81のA−A’断面構成は、図2に示す通りであ
る。
【0014】さらに、下皿ユニット81を裏側(図2の
右側)から見ると図3に例示したような構成になってい
る。すなわち、下皿ユニット81は複数のプラスチック
部材から構成されているので、これらの部材を組み合わ
せて、一体としての下皿ユニット81を形成するため
に、図示した多数の皿ネジが使われている。なお、図3
中のP1〜P4は下皿ユニット81と内枠との位置合わ
せに用いる部材、P5〜P8は下皿ユニット81を内枠
に固着するための部材を示している。
【0015】図3では、皿ネジの周辺に複数のクラック
が生じている状態を模式的に示してある。クラックが発
生しやすい箇所についてみると、複雑な形状に起因し
て、あるいは、ネジ止め状態に応じて応力歪みが発生し
ている部分(ネジ止め部、インサート成形部)にクラッ
クが発生しやすい。
【0016】また図3に示すように、下皿の裏面に配置
されているネジには皿ネジが使用されている。それは、
下皿裏面側の表面と内枠との間に突起ができないよう
に、という設計上の理由からである。
【0017】しかし、皿ネジは他のネジと比べると、ネ
ジ頭部部分と樹脂が接する面積が大きくなる為、応力歪
みが大きくなり、結果として樹脂の強度の低下を招来し
やすい。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上述したパチンコ機の
下皿あるいは上皿に関して、特開平8−52262号公
報「遊技機の枠体及びその形成方法」には、合成樹脂製
の遊技機の枠体表面に、紫外線硬化塗料によるコーティ
ングを施し、耐薬品性・硬度等を向上させる、という技
術が記載されている。しかし、この公知文献には、下皿
ユニット,上皿ユニットの裏面あるいは取り付けネジ周
辺に紫外線硬化塗料をコーティングするに際して、その
ための具体的手法は記載されていない。さらに、下皿ユ
ニット等に発生するクラックを防止することについて
は、発明の目的外の事項である。
【0019】また、特開平11−128499号公報
「遊技機の基板ボックス」には、ネジの頭部を非可逆的
な紫外線硬化樹脂で封止し、あるいは、ネジ止め部周辺
をホログラムシールで被覆することにより、不正行為が
なされた基板ボックスを即座に判別する技術が記載され
ている。しかし、凹部内にあるネジ頭部を封止する為
に、紫外線硬化性樹脂を注入した際、所定量以上の樹脂
が注入されると、注入された樹脂が凹部からあふれてし
まう、という問題点については何ら解決策を提示してい
ない。さらに、ホログラムシールを使ってネジ止め部を
被覆する際にも、シールを貼付する為の位置決めを如何
に決定するかについて記載されていない。すなわち、こ
の公知文献は、不正改造防止を意図したものであって、
下皿ユニット等の発生するクラックを防止するための構
成を開示するものではない。
【0020】よって本発明の目的は、上述の点に鑑み、
パチンコ機の下皿ユニットあるいは上皿ユニット等のネ
ジ止め部周辺に発生するクラックを防止するようにし
た、遊技機の合成樹脂ユニット、および、該合成樹脂ユ
ニットにおけるクラック発生防止方法を提供することに
ある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に係る本発明は、複数の合成樹脂部材を
ネジ止めして成る遊技機の合成樹脂ユニットであって、
前記合成樹脂部材のうちネジ頭部が当接する合成樹脂部
材に対して該ネジ頭部が埋没する深さの凹部を設けると
共に、該凹部内に紫外線硬化樹脂層を形成する際に過多
の樹脂が流出するのを防止する突出部を該凹部の周辺領
域に形成した、遊技機の合成樹脂ユニットである。
【0022】請求項2に係る本発明は、請求項1に係る
合成樹脂ユニットにおいて、さらに加えて、前記凹部と
前記突出部に挟まれた領域に、前記凹部を取り囲む周辺
溝部を設ける。
【0023】請求項3に係る本発明は、請求項1または
請求項2に係る合成樹脂ユニットにおいて、さらに加え
て、前記凹部内に形成された紫外線硬化樹脂層の露出面
領域であって且つ前記突出部の内側の領域に貼付した保
護シール部材を有する。
【0024】請求項4に係る本発明は、請求項1ないし
請求項3のいずれかに係る合成樹脂ユニットにおいて、
前記複数の合成樹脂部材をネジ止めして成る遊技機の合
成樹脂ユニットは、パチンコ機の上皿ユニットもしくは
下皿ユニットである。
【0025】請求項5に係る本発明は、複数の合成樹脂
部材をネジ止めして遊技機の合成樹脂ユニットを一体化
するにあたり、前記合成樹脂部材のうちネジ頭部が当接
する合成樹脂部材に対して該ネジ頭部が埋没する深さの
凹部を設けると共に、該凹部内に紫外線硬化樹脂層を形
成する際に過多の樹脂が流出するのを防止する突出部を
該凹部の周辺領域に形成することにより、前記ネジ頭部
の周辺領域もしくは近隣領域における合成樹脂部材にク
ラックが生じるを防止する、遊技機の合成樹脂ユニット
におけるクラック発生防止方法である。
【0026】請求項6に係る本発明は、請求項5に係る
クラック発生防止方法において、さらに加えて、前記凹
部と前記突出部に挟まれた領域に、前記凹部を取り囲む
周辺溝部を設ける。
【0027】請求項7に係る本発明は、請求項5または
請求項6に係るクラック発生防止方法において、前記凹
部内に形成された紫外線硬化樹脂層の露出面領域であっ
て且つ前記突出部の内側の領域に保護シール部材を貼付
する。
【0028】請求項8に係る本発明は、請求項5ないし
請求項7のいずれかに係るクラック発生防止方法におい
て、前記複数の合成樹脂部材をネジ止めして成る遊技機
の合成樹脂ユニットは、パチンコ機の上皿ユニットもし
くは下皿ユニットである。
【0029】上記の構成を有する本発明によれば、ネジ
止め部を封止する為に紫外線硬化性樹脂を浸漬させる
際、所定量以上に紫外線硬化樹脂がネジ止め部に浸漬し
たとしても、ネジ止め部周辺以外に塗料が流れ出さない
ようにすることができる。これと同時に、ネジ止め部上
部をシールで被覆する場合にも、位置決めを容易に確定
することが可能となる。かくして、ネジ止め部周辺への
洗剤の浸潤を防止することができるので、下皿ユニット
等におけるクラックの発生を防止することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図4ないし図8を参照しな
がら、本発明の各実施の形態を詳述する。
【0031】実施の形態1 図4の(A)は、下皿ユニットあるいは上皿ユニットを
構成する2つのプラスチック部材α,βをタッピングネ
ジ(以下、単にネジという)Nにより固着する状態を模
式的に示した断面図である。すなわち、本図に示すネジ
Nは、図3に示した下皿ユニット裏側の皿ネジと同様の
機能を果たし、下皿ユニットあるいは上皿ユニットを形
成するために2つのプラスチック部材α,βを固着する
ものである。このネジNは、プラスチック部材αに設け
た凹部40内に、そのネジ頭部が埋没するようにしてあ
る。さらにプラスチック部材αには、この凹部40の周
辺を囲むように、突出部42を設けてある。
【0032】凹部40の周辺領域に形成した突出部42
は、図4の(B)に示すように、凹部40内に紫外線硬
化樹脂層Jを形成する際に、過多の樹脂が外部に溢れ出
すのを防止する機能を果たす。
【0033】このような構成をとることにより、洗剤が
ネジ頭部の近辺まで浸潤して来ることを防止することが
できるばかりでなく、紫外線硬化樹脂を凹部40に注入
する際にも、突出部42(すなわち、紫外線硬化樹脂の
溢れ出し防止壁)があるため、多少の注入量の誤差が許
される。かくして、下皿ユニットあるいは上皿ユニット
の清掃メインテナンスばかりでなく、製造工程上におい
ても格段のメリットが得られる。
【0034】なお、紫外線硬化樹脂としては、例えば、
紫外線硬化性エポキシ樹脂,紫外線硬化性シリコーン樹
脂,アクリル系紫外線硬化性樹脂等を用いることができ
る。また、保護シール部材Sには、吸湿性に乏しい性能
のものであれば、その材質は問わない。
【0035】実施の形態2 図5は、図4(B)の如く形成した紫外線硬化樹脂層J
の上面に保護シール(防水)部材Sを貼付した状態を示
している。この保護シール部材Sは、紫外線硬化樹脂層
Jと共働して、洗剤がネジ頭部近辺にまで浸潤してくる
のを防止する効果がある。本実施の形態では、この保護
シール部材Sを貼付するにあたり、プラスチック部材α
に形成した突出部42が位置決め部材としての作用を果
たしていることに特色がある。すなわち、保護シール部
材Sを適切な位置に、且つ、迅速に貼付するに際して、
突出部42の存在は非常に重要である。
【0036】実施の形態3 図6の(A)は、図4の(A)に示した構成に加えて、
突出部42の内側(すなわち、ネジ側)に周辺溝部44
を設けてある。したがって、紫外線硬化樹脂層Jを形成
した場合には、図6の(B)に示すように、この周辺溝
44にも紫外線硬化樹脂が注入されることになり、ネ
ジNに対する防水機能がより強化される。
【0037】図7は、この周辺溝部44に紫外線硬化樹
脂が注入されたときの状態を拡大して示した模式図であ
る。本図に示すように、周辺溝部44の深さがLである
とすると、洗剤は図示した矢印の如く、周辺溝部44
側壁を伝わって浸入してくることになるので、2×Lの
距離だけ余分に進行しなければならず、結果として、ネ
ジ頭部にまで浸潤してくる洗剤は皆無となる。
【0038】実施の形態4 図8は、図6(B)の如く形成した紫外線硬化樹脂層J
の上面に保護シール(防水)部材Sを貼付した状態を示
している。この実施の形態4は、先に図5に示した実施
の形態2と同じく、保護シール部材Sが紫外線硬化樹脂
層Jと共働して、洗剤がネジ頭部近辺にまで浸潤してく
るのを防止するものある。本実施の形態4でも、この保
護シール部材Sを貼付するにあたり、プラスチック部材
αに形成した突出部42が位置決め部材としての作用を
果たしていることに特色がある。すなわち、保護シール
部材Sを適切な位置に且つ迅速に貼付するに際して突出
部42の存在は非常に重要である。
【0039】その他の実施の形態 上述した実施の形態は、下皿ユニットあるいは上皿ユニ
ットについて言及したものであるが、これらユニットに
限定されることなく、複数の合成樹脂部材をネジ止めし
て成る遊技機の合成樹脂ユニットであれば、本願発明を
適用し得ることは勿論である。
【0040】
【発明の効果】以上説明した通り本発明によれば、パチ
ンコ機の下皿ユニットあるいは上皿ユニット等の止めネ
ジ周辺に発生するクラックを防止するようにした、遊技
機の合成樹脂ユニット、および、該合成樹脂ユニットに
おけるクラック発生防止方法を実現することができる。
【0041】すなわち本発明によれば、ネジ止め部を封
止する為に紫外線硬化樹脂を浸漬させる際、所定量以上
に紫外線硬化樹脂がネジ止め部に浸漬したとしても、ネ
ジ止め部周辺以外に塗料が流れ出さないようにすること
ができる。これと同時に、ネジ止め部上部をシールで被
覆する場合にも、位置決めを容易に確定することが可能
となる。かくして、ネジ止め部周辺への洗剤の浸潤を防
止することができるので、下皿ユニット等におけるクラ
ックの発生を防止することができる。
【0042】より具体的には、以下に列挙する格別な効
果を奏することが可能である。
【0043】下皿ユニットあるいは上皿ユニットを洗
剤から保護する為にネジ止め部を紫外線硬化樹脂によっ
て封止し、そのネジ止め部周辺を被覆するが、所定量以
上の塗料が浸漬した場合でも、その浸漬範囲がネジ止め
部周辺に留まる形状になっているので、封止作業が容易
になる。
【0044】下皿ユニットあるいは上皿ユニットを洗
剤から保護する為にネジ止め部を保護シールで被覆する
ときに、保護シール貼付位置決め形状が設けてある為、
貼付作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般に広く知られているパチンコ機の斜視図で
ある。
【図2】図1におけるA−A’線の断面構成図である。
【図3】下皿ユニット81を裏側(図2の右側)から見
た図である。
【図4】実施の形態1を示した模式図である。
【図5】実施の形態2を示した模式図である。
【図6】実施の形態3を示した模式図である。
【図7】図6の(B)を拡大して示した模式図である。
【図8】実施の形態4を示した模式図である。
【符号の説明】
N ネジ J 紫外線硬化樹脂 S 保護シール(防水)部材 40 凹部 42 突出部 44 周辺溝部 71 下皿ユニット 81 上皿ユニット

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の合成樹脂部材をネジ止めして成る
    遊技機の合成樹脂ユニットであって、 前記合成樹脂部材のうちネジ頭部が当接する合成樹脂部
    材に対して該ネジ頭部が埋没する深さの凹部を設けると
    共に、該凹部内に紫外線硬化樹脂層を形成する際に過多
    の樹脂が流出するのを防止する突出部を該凹部の周辺領
    域に形成したことを特徴とする、遊技機の合成樹脂ユニ
    ット。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の合成樹脂ユニットにお
    いて、さらに加えて、 前記凹部と前記突出部に挟まれた領域に、前記凹部を取
    り囲む周辺溝部を設けたことを特徴とする、遊技機の合
    成樹脂ユニット。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の合成樹
    脂ユニットにおいて、さらに加えて、 前記凹部内に形成された紫外線硬化樹脂層の露出面領域
    であって且つ前記突出部の内側の領域に貼付した保護シ
    ール部材を有することを特徴とする、遊技機の合成樹脂
    ユニット。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の合成樹脂ユニットにおいて、 前記複数の合成樹脂部材をネジ止めして成る遊技機の合
    成樹脂ユニットは、パチンコ機の上皿ユニットもしくは
    下皿ユニットであることを特徴とする、遊技機の合成樹
    脂ユニット。
  5. 【請求項5】 複数の合成樹脂部材をネジ止めして遊技
    機の合成樹脂ユニットを一体化するにあたり、 前記合成樹脂部材のうちネジ頭部が当接する合成樹脂部
    材に対して該ネジ頭部が埋没する深さの凹部を設けると
    共に、該凹部内に紫外線硬化樹脂層を形成する際に過多
    の樹脂が流出するのを防止する突出部を該凹部の周辺領
    域に形成することにより、 前記ネジ頭部の周辺領域もしくは近隣領域における合成
    樹脂部材にクラックが生じるを防止することを特徴とす
    る、遊技機の合成樹脂ユニットにおけるクラック発生防
    止方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のクラック発生防止方法
    において、さらに加えて、 前記凹部と前記突出部に挟まれた領域に、前記凹部を取
    り囲む周辺溝部を設けたことを特徴とする、遊技機の合
    成樹脂ユニットにおけるクラック発生防止方法。
  7. 【請求項7】 請求項5または請求項6に記載のクラッ
    ク発生防止方法において、 前記凹部内に形成された紫外線硬化樹脂層の露出面領域
    であって且つ前記突出部の内側の領域に保護シール部材
    を貼付することを特徴とする、遊技機の合成樹脂ユニッ
    トにおけるクラック発生防止方法。
  8. 【請求項8】 請求項5ないし請求項7のいずれかに記
    載のクラック発生防止方法において、 前記複数の合成樹脂部材をネジ止めして成る遊技機の合
    成樹脂ユニットは、パチンコ機の上皿ユニットもしくは
    下皿ユニットであることを特徴とする、遊技機の合成樹
    脂ユニットにおけるクラック発生防止方法。
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