JP2002057314A - 撮像デバイス及びその動作方法 - Google Patents

撮像デバイス及びその動作方法

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JP2002057314A JP2000242356A JP2000242356A JP2002057314A JP 2002057314 A JP2002057314 A JP 2002057314A JP 2000242356 A JP2000242356 A JP 2000242356A JP 2000242356 A JP2000242356 A JP 2000242356A JP 2002057314 A JP2002057314 A JP 2002057314A
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保 高畠
Norifumi Egami
典文 江上
Kenkichi Tanioka
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忠明 平井
Akira Kobayashi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セレンを主体とする非晶質半導体層における
アバランシェ増倍現象を用いて感度を高める撮像デバイ
スにおいて、カラーカメラに好適な分光感度特性と更な
る高効率の光電変換特性とを実現する。 【解決手段】 撮像デバイスの光電変換部を、少なくと
も、導電性薄膜からなる透光性電極と、正孔注入阻止層
と、セレン系非晶質半導体からなる正孔注入阻止補助層
と、13〜20重量%のテルルを含有する膜厚0.01
〜0.2μmのセレン系非晶質半導体からなる光キャリ
ア発生層と、光電変換された光キャリアを増倍するため
のセレン系非晶質半導体からなるキャリア増倍層とで構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光導電型の撮像デ
バイス、特に暗電流の増加と残像の増加及び解像度の劣
化とを抑止した状態で、光電変換効率と分光感度特性と
を大幅に改善した高感度・高解像度で高S/Nの高品位
画像が得られる光導電型撮像デバイス及びその動作方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】非晶質セレンに高電界を印加すると、内
部で電荷のアバランシェ増倍現象が起こることが知られ
ており、この現象を利用したアバランシェ増倍方式の高
感度撮像管や非晶質セレン薄膜を2次元固体走査IC基
板上に積層した高感度固体撮像素子が開示されている
(特願平7-29507号公報、特開昭63-174480号公報、特開
平7-192663号公報)。
【0003】非晶質セレンにおける上記アバランシェ増
倍現象は、5×10V/m以上の高い電界を必要とす
るため、電極から非晶質セレンへの電荷(正孔)の注入
を阻止して暗電流を抑制する手段として、正極性電極と
非晶質セレンとの間に、例えば酸化セリウム薄膜を設け
る方法が知られている。
【0004】また、非晶質セレンのバンドギャップは約
2eVであり、波長620nmの光量子エネルギーに相
当するので、これ以上の長波長光は吸収されず、光電変
換は起こらない。一方、人の長波長光視感限界はほぼ7
50nmであるため、例えばカラーカメラに非晶質セレ
ンを用いた上記撮像デバイスを使用しても、赤色光に対
する感度が不足して色調を忠実に再現することができ
ず、良質の画像は得られない。この問題を解決するため
に、非晶質セレン膜の一部(光入射側)にTe、Sb、Cd、
Biのうち少なくとも1つを添加してバンドギャップを小
さくすることにより、光吸収端を長波長側にシフトさ
せ、分光感度特性を長波長側に拡張する方法が知られて
いる(特開昭62-004871号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、非晶質
セレンに添加する上記材料の量が多すぎたり、添加領域
が適切でなかったりすると、分光感度特性の不具合、暗
電流や残像の増加、解像度特性劣化といった問題が生じ
る。
【0006】本発明の目的は、上記問題を抑止した状態
で、カラーカメラに好適な分光感度特性と更なる高効率
の光電変換特性を実現した撮像デバイスを提供すること
である。また本発明の他の目的は、上記問題を抑止した
状態で、前記導電性薄膜からなる透光性電極に、前記キ
ャリア増倍層内で電荷のアバランシェ増倍が生じるほど
の電圧を印加して使用し得るカラーカメラに好適な分光
感度特性と更なる高効率の光電変換特性を実現した撮像
デバイスの動作方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、導電性薄膜からなる透光性電極と、こ
の透光性電極の表面上に形成された正孔注入阻止層と、
この正孔注入阻止層の表面上に形成されたセレン系非晶
質半導体からなる正孔注入阻止補助層と、この正孔注入
阻止補助層の表面上に形成された入射する可視光の大部
分を吸収して電荷に変換するためのセレン・テルル系非
晶質半導体からなる光キャリア発生層と、この光キャリ
ア発生層の表面上に形成され、発生した光キャリアをア
バランシェ増倍するためのセレン系非晶質半導体からな
るキャリア増倍層と、を含み、増倍されたキャリアを信
号電荷として蓄積する機能を有する電荷注入阻止型の光
電変換部と、蓄積された信号電荷を読み取るための手段
と、を具える撮像デバイスにおいて、前記光キャリア発
生層のテルル濃度を、13重量%以上20重量%以下と
し、膜厚を0.1μm以上0.2μm以下とする。濃度
や膜厚を上記範囲にすると、暗電流や残像の増大や解像
度の劣化を抑え、長波長光に対する感度を人の視感度限
界内に抑え、カラーカメラに使用する場合に長波長光カ
ットフィルタを不要とする。
【0008】また本発明の他の目的を達成するために、
前記導電性薄膜からなる透光性電極に、前記キャリア増
倍層内で電荷のアバランシェ増倍が生じるほどの電圧を
印加して動作させる。
【0009】
【発明の実施の形態】添付する図面を参照しながら、本
発明の具体的な実施の形態を説明する。図1は、本発明
の第1の実施態様の蓄積された信号電荷を読み取るため
の手段として、2次元固体走査IC基板を用いる平板型撮
像デバイスを示す概略断面図であり、図1(a)は撮像
デバイス全体の断面概略図、図1(b)は1画素に対応
する部分を拡大して詳細に示す断面概略図である。図1
(a)に示すように、画素電極121が配列されてい
て、表面が平滑化されている、蓄積された信号電荷を読
み取るための2次元固体走査IC基板12上に光電変換部
11を設ける。図1(b)に示すように、画素電極12
1が配列された2次元固体走査IC基板12上に設けられ
た光電変換部11は、透光性電極111上に正孔注入阻
止層112を設け、更にその上に正孔注入阻止補助層1
13、光キャリア発生層114、光キャリア増倍層11
5を設けた構成になっている。
【0010】即ち、本発明の第1の実施態様では、光電
変換部11を、少なくとも、上記の透光性電極111、
正孔注入阻止層112、正孔注入阻止補助層113、光
キャリア発生層114、及びキャリア増倍層115で構
成し、セレン・テルル系非晶質半導体からなる光キャリ
ア発生層114のテルル濃度を平均で13重量%以上2
0重量%以下、膜厚を0.1μm以上0.2μm以下と
する。キャリア発生層114のテルル濃度が13重量%
未満、或いは膜厚が0.1μm未満の場合は、光電変換
効率及び分光感度特性の改善効果が不十分となる。逆
に、濃度や膜厚が上記範囲を越えた場合は、暗電流や残
像の増大、解像度の劣化が起こり易くなったり、更にま
た長波長光に対する感度が人の視感度限界を越えてしま
い、カラーカメラに使用する場合に長波長光カットフィ
ルタが必須となるなどの不具合が生じる。
【0011】また、本発明の第1の実施態様による撮像
デバイスでは、導電性薄膜からなる透光性電極111
を、蓄積された信号電荷を読み取るための手段に対して
プラスにバイアスして使用する。従って、透光性電極1
11側から入射した可視光は、その一部が正孔注入阻止
補助層113にも吸収されるが、大部分は光キャリア発
生層114に吸収されて電子・正孔対に変換され、この
正孔がキャリア増倍層115に移行してアバランシェ増
倍効果により次々と新たな電子・正孔対を生成する。増
倍された信号電荷(正孔)は、各画素毎に蓄積され、順
次読み取られることにより高感度動作が達成される。
【0012】また、本発明の第1の実施態様による撮像
デバイスは、正孔注入阻止補助層113を弗化物と砒素
とを含有するセレン系非晶質半導体で構成される。弗化
物は、弗化リチウム、弗化ナトリウム、弗化カリウム、
弗化マグネシウム、弗化カルシウムからなる群の中から
選ばれた少なくとも1つを用いる。これらの弗化物は、
非晶質セレン中で正孔に対する捕獲準位を形成し、正の
空間電荷として作用する性質を有している。正孔注入阻
止補助層113はこの性質を利用するもので、動作中
に、捕獲された正孔による空間電荷によって正孔注入阻
止層112の電界を緩和し、透光性電極111からの正
孔注入を阻止する機能を補助する働きをなす。従って、
弗化物の添加量が少なすぎたり、或いは添加領域の膜厚
が小さすぎると正孔注入阻止補助機能が不十分となり、
暗電流や残像の増大を来たす恐れがある。また、逆に添
加量が多すぎたり添加領域の膜厚が大きすぎると、動作
中に正孔注入阻止補助層113内に過大の正の空間電荷
が形成され、正孔注入阻止補助層113全体が無電界領
域と化すため、この領域に吸収される光が信号電荷に変
換されなくなって光の利用効率が低下することになる。
このようなことから、弗化物の含有量は平均で0.05
重量%以上1重量%以下、膜厚は0.01μm以上0.
05μm以下とすることが好適である。
【0013】正孔注入阻止補助層113に添加する砒素
は、熱的特性を改善するためのものであり、少なすぎる
とその効果が得られない。一方、非晶質セレン中に添加
された砒素は電子に対する捕獲準位を形成するため、多
すぎると弗化物による正孔捕獲準位を相殺して、正孔注
入阻止補助機能を低下させる。このようなことから、正
孔注入阻止補助層113の砒素含有量は、平均で0.5
重量%以上5重量%以下とすることが好適である。
【0014】図2は、本発明の第2の実施態様の蓄積さ
れた信号電荷を読み取るための手段として、走査電子ビ
ームを発射する電子銃を用いた撮像デバイスの概略図で
ある。図2(a)は撮像デバイス全体の断面概略図であ
る。図2(a)に示すように、走査電子ビームを発射す
る電子銃22上に、光電変換部21を設けた構成となっ
ている。図2(b)は光電変換部を電子ビーム走査側
(電子銃22側)から見た平面図である。図2(c)は
光電変換部21の概略断面図である。図2(c)に示す
ように(図1とは上下逆に図示する)、透光性面板21
0の上に導電性薄膜からなる透光性電極211を設け、
その上に正孔注入阻止層212、正孔注入阻止補助層2
13、入射する可視光の大部分を吸収して光キャリアに
変換するための光キャリア発生層214、キャリア増倍
層215を積層させた構成となっている。図2(b)に
示すように200は電子ビーム走査領域の境界を示す線
であり、この線200の内側が走査領域、外側が非走査
領域である。図2(c)に示すように、キャリア増倍層
上の非走査領域に対応する部分に非走査領域の表面電位
を安定化するための増し付け層216を、さらに走査領
域並びに非走査領域の表面全域に走査電子ビームランデ
ィング層217を設ける。この走査電子ビームランディ
ング層217は、電子注入阻止層としての役割もなす。
【0015】この第2の実施態様では、増し付け層21
6を設けることで非走査領域の全膜厚が厚くなり、キャ
リア増倍層で電荷のアバランシェ増倍現象が生じるほど
の高い電圧を印加して動作させた場合においても、非走
査領域ではアバランシェ増倍が生じるほどの電界には至
らず、過度の表面電位上昇が抑制されることになる。そ
の結果、さざ波状の画像欠陥、画像の極性反転現象、電
極反射像、画像歪みなどの発生が大幅に抑制される。図
2(a)に示すように、電子銃22は、メッシュ電極2
21、カソード222、電子ビームを偏向・収束するた
めの電極223、インジウムリング228、金属リング
229、筐体227で構成される。図面において、22
4は動作時における走査電子ビーム、20は入射光、2
01はレンズ、202は電源、203は負荷抵抗、20
4は信号出力端子、210は透光性面板、21は光電変
換部、218は電極ピンである。
【0016】この第2の実施態様(図2)による光電変
換部21が第1の実施態様(図1)と異なる主な点は、
透光性面板210、増し付け層216、及び走査電子ビ
ームランディング層217の3点であり、他は同様の構
成要素からなる。
【0017】図1及び図2の光電変換部において、光キ
ャリア発生層とアバランシェ増倍層とが接する界面に、
熱或いは電界によるテルルの拡散を防止するために、非
晶質セレンを主体とし、平均で1重量%以上10重量%
以下の砒素を含有する膜厚0.01μm以上0.5μm
以下のテルル拡散防止層を設けることが好適である。こ
のテルル拡散防止層により、熱的安定性をさらに改善す
ることができる。但し、砒素の含有量、或いは膜厚が上
記の値より少ないと十分な拡散防止効果が得られず、ま
た多すぎると暗電流や残像が増加して良質の画像が得ら
れなくなる。
【0018】以上述べたように、本発明の骨子は、セレ
ンを主体とする非晶質半導体層におけるアバランシェ増
倍現象を用いて感度を高める撮像デバイスにおいて、カ
ラーカメラ用として最も好適な分光感度特性と更なる高
効率の光電変換特性とを実現するために、上記非晶質半
導体層の構成、特に光キャリア発生層のテルル含有量と
膜厚を最適範囲に限定することである。
【0019】以下、本発明の実施態様について添付する
図面を用いてさらに詳細に説明する。図1に示した本発
明の第1の実施態様による信号電荷を読み取るための手
段として2次元固体走査IC基板を用いた撮像デバイスの
製法について説明する。
【0020】まず初めに、単結晶シリコン基板上に、通
常のLSIプロセスを用いて、画素電極121及びMOS型ス
イッチング回路を形成させた2次元固体走査IC基板12
を作成する。続いて、上記の画素電極をアレイ上に配列
させたMOS型2次元固体走査IC回路基板12の上に、真
空蒸着法によって、三硫化アンチモンからなる膜厚0.
1μmの電子注入阻止層(図1には示さず)を形成し、
その上に非晶質セレンからなる厚さ2μmのキャリア増
倍層115を形成する。このキャリア増倍層115の上
に、真空蒸着法により、セレンと三セレン化砒素を各々
別々のボートから同時に蒸発させて、平均で1重量%以
上10重量%以下の砒素を含む膜厚0.01μm以上
0.1μm以下のセレン系非晶質半導体からなるテルル
拡散防止層(図1には示さず)を形成する。その上に、
真空蒸着法により、セレンとテルルとを各々別々のボー
トから同時に蒸発させて、平均で13重量%以上20重
量%以下のテルルを含有する膜厚0.1μm以上0.2
μm以下のセレン・テルル系非晶質半導体からなる光キ
ャリア発生層114を形成する。更にその上に、正孔注
入阻止補助層113として、真空蒸着法により、セレン
と三セレン化砒素と弗化リチウムとを各々別々のボート
から同時に蒸発させて、平均で0.5重量%以上5重量
%以下の砒素と平均で0.05重量%以上1重量%以下
の弗化リチウムとを含む膜厚0.01μm以上0.04
μm以下のセレン系非晶質半導体層と平均で0.5重量
%以上5重量%以下の砒素を含む膜厚0.01μm以下
のセレン系非晶質半導体層を形成する。次にその上に、
酸化セリウムからなる膜厚15nmの正孔注入阻止層1
12を真空蒸着法により、更にその上に高周波スパッタ
リング蒸着法により酸化インジウムを主体とする膜厚2
0nmの透光性電極111を形成し、平面型の撮像デバ
イスを得る。
【0021】図2に示すように、本発明の第2の実施態
様による撮像デバイスは、信号電荷を読み取るための手
段として走査電子ビームを発射する電子銃を用いて構成
させたものである。光電変換部21が第1の実施態様
(図1)と異なる主な点は、透光性面板210、増し付
け層216、及び走査電子ビームランディング層217
の3点である。以下、本発明の第2の実施態様による電
子銃を用いて構成させた撮像デバイスの製法について詳
細に説明する。まず、3分の2インチサイズの透光性ガ
ラスからなる面板210の片面に高周波スパッタリング
蒸着法により、直径14mm、膜厚30nmの酸化イン
ジウムを主体とする透光性電極211を形成する。次
に、その上に真空蒸着法によって、直径14mm、膜厚
20nmの酸化セリウムからなる正孔注入阻止層212
を形成し、更にその上に正孔注入阻止補助層213とし
て、膜厚0.01μm以下の非晶質セレン層と平均で
0.5重量%以上5重量%以下の砒素と平均で0.05
重量%以上1重量%以下の弗化物とを含む膜厚0.01
μm以上0.04μm以下のセレン系非晶質半導体層か
らなる複合層を形成する。更にその上に平均で13重量
%以上20重量%のテルルを含有する膜厚0.1μm以
上0.2μm以下のセレン系非晶質半導体層からなる光
キャリア発生層214を形成し、その上に平均で1重量
%以上10重量%以下の砒素を含む膜厚0.01μm以
上0.5μm以下の砒素を含有するセレン系非晶質層か
らなるテルル拡散防止層(図2(c)には示さず)を形
成し、その上にセレンを主体とする非晶質半導体からな
る厚さ25μmのキャリア増倍層215を形成する。
【0022】次に、図2(b)の非走査領域の部分に、
真空蒸着法により、蒸着用マスクを用いて、増し付け層
216を形成する。増し付け層216は、平均で0.2
重量%の弗化リチウムを含有する膜厚0.05〜0.5
μmのセレン系非晶質半導体層と膜厚30μmのセレン
を主体とする非晶質半導体層で構成する。次に、蒸着用
マスクを取り外し、直径14mmの走査側表面全域に、
圧力0.3Torrの不活性ガス雰囲気中で三硫化アン
チモンを蒸着し、厚さ0.2μmの走査電子ビームラン
ディング層、兼電子注入阻止層217を形成し、本発明
の光電変換部21を得る。上記により得られた光電変換
部21をインジウムリング228及び金属リング229
を用いて、筐体227に装着し、内部を真空封止して撮
像管型の撮像デバイスを得る。
【0023】本発明の第3の実施態様による光電変換部
とMOS型の2次元固体走査IC基板とを各画素毎にインジ
ウムバンプ方式で接合した撮像デバイスについて説明す
る。図3は、本発明の第3の実施態様の光電変換部とMO
S型の2次元固体走査IC基板とを各画素毎にインジウム
バンプ方式で接合した撮像デバイスの概略図であり、図
3(a)は撮像デバイス全体の断面概略図、図3(b)
は1画素に相当する部分を拡大して示した断面概略図で
ある。図3(a)に示すように、光電変換部31と、蓄
積された信号電荷を読み取るための2次元固体走査IC基
板32とをインジウムバンプ326で接合させた構成と
なっている。光電変換部31の上には透光性面板310
が積層されており、この透光性面板310に電極ピン3
18を溶着(貫通)させて光電変換部(即ち透光性電極
311)と電気的に接続させている。図3(b)に示す
ように、透光性面板310に、導電性薄膜からなる透光
性電極311、正孔注入阻止層312、正孔注入阻止補
助層313、入射する可視光の大部分を吸収して光キャ
リアに変換するための光キャリア発生層314、キャリ
ア増倍層315、電子注入阻止層317、第2の画素電
極319を積層させた構成となっている。2次元固体走
査IC基板32は、図に示すように、第1の画素電極3
21、ソース電極322、ゲート電極323、ドレイン
電極324、絶縁層325、インジウムバンプ326か
ら構成される。本実施態様による撮像デバイスは、第1
の各画素電極321と第2の各画素電極319とをイン
ジウムバンプを介して接合した構成となっている。
【0024】次に、図3に示す本発明の第3の実施態様
によるインジウムバンプ方式で接合した撮像デバイスの
製法について詳細に説明する。まず初めに、光電変換部
31を接合させた透光性面板310と、各画素毎にイン
ジウムバンプ326を有する2次元固体走査IC基板32
とを別々に用意する。2次元固体走査IC基板は実施態様
1と同様にMOS型とし、第1の各画素電極321の各々
の上に、インジウムバンプをアレイ状に通常のホトレジ
スト加工法により形成する。他方の光電変換部31につ
いては、予め電極ピン318が溶着された3分の2イン
チサイズのガラスからなる透光性面板310の片面に、
実施態様1と同様の材料及び方法で、それぞれ直径14
mmの酸化インジウムを主体とする透光性電極311、
正孔注入阻止層312、正孔注入阻止補助層313、光
キャリア発生層314、キャリア増倍層315、電子注
入阻止層317を形成する。この電子注入阻止層317
の上に、真空蒸着法により真空蒸着法により金薄膜を形
成し、通常のホトレジスト加工法により第2の画素電極
319を作成する。以上により得られた光電変換部(光
導電部)31を有する透光性面板310と、第1の各画
素電極321上に形成されたインジウムバンプ326の
配列を有するMOS型の2次元固体走査IC基板32と
を図3に示した構成になるように各画素毎にインジウム
バンプを介して圧着し、平面型のインジウムバンプ接合
型撮像デバイスを得る。
【0025】図4に示すように本発明の第4の実施態様
による撮像デバイスは、信号電荷を読み取るための手段
として、複数個の電界放出素子を2次元に配列整備した
平面電子源を用いて構成させたものである。図4は、本
発明の第4の実施態様の平面電子源を用いた撮像デバイ
スの概略図である。この撮像デバイスは、光電変換部4
1、平面電子源42、透光性面板410、電極ピン41
8、メッシュ電極421、電子放出板422、インジウ
ムリング428、金属リング429、筐体427、レン
ズ401、電源402、負荷抵抗403、信号出力端子
404、平面電子源用電源405から構成される。ま
た、図面において、40は入射光を示すものである。図
4に示すように、透光性ガラス面板410の片面に光電
変換部41を、第2の実施態様と同じ工程で形成し、イ
ンジウムリング428及び金属リング429を用いて平
面電子源筐体に圧着する。次に、内部を真空に排気封止
して偏平真空型の撮像デバイスを得る。
【0026】上記実施態様1〜4で得られた本発明の撮
像デバイスを用いて、特性評価を行ったところ、解像度
の劣化と暗電流や残像の増加とを抑止した状態で、カラ
ーカメラに好適な分光感度特性が得られること、光電変
換特性が大幅に改善されることなどを確認することがで
きた。
【0027】本発明は、上記実施態様に限定されるもの
ではなく、幾多の変更及び変形が可能である。例えば、
蓄積された信号電荷を読み取るための手段としてMOS型
の2次元固体走査IC基板を用いる例を説明してきたがCC
D型の固体走査IC基板を用いることもが可能である。同
様に、電子ビーム発生部としては、必ずしも静電偏向・
静電収束方式に限られるものでなく、例えば電磁偏向・
静電収束方式、静電偏向・電磁収束方式、電磁偏向・電
磁収束方式を用いることもできる。
【0028】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、暗電
流の増加、残像の増加、及び解像度の劣化を抑止した状
態で、カラーカメラに好適な分光感度特性及び更なる高
効率の光電変換特性をもつ高感度・高解像度で高S/N
の高品位画像が得られる光導電型の撮像デバイスを実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施態様の蓄積された信号電
荷を読み取るための手段として、2次元固体走査IC基板
を用いる平板型撮像デバイスを示す概略断面図であっ
て、(a)は撮像デバイス全体の断面概略図、(b)は
1画素に対応する部分を拡大して詳細に示す断面概略図
である。
【図2】 本発明の第2の実施態様の蓄積された信号電
荷を読み取るための手段として、走査電子ビームを発射
する電子銃を用いた撮像デバイスの概略図であって、
(a)は撮像デバイス全体の断面概略図で、(b)は光
電変換部を電子ビーム走査側(電子銃22側)から見た
平面図で、(c)は光電変換部21の概略断面図であ
る。
【図3】 本発明の第3の実施態様の光電変換部とMOS
型の2次元固体走査IC基板とを各画素毎にインジウムバ
ンプ方式で接合した撮像デバイスの概略図であって、
(a)は撮像デバイス全体の断面概略図、(b)は1画
素に相当する部分を拡大して示した断面概略図である。
【図4】 本発明の第4の実施態様の平面電子源を用い
た撮像デバイスの概略図である。
【符号の説明】
11、21、31、41 光電変換部 111、211、311 導電性薄膜からなる透光性電
極 112、212、312 正孔注入阻止層 113、213、313 正孔注入阻止補助層 114、214、314 光キャリア発生層 115、215、315 キャリア増倍層 12、32 2次元固体走査IC基板 121 画素電極 200 電子ビーム走査領域の境界を示す線 20、40 入射光 201、401 レンズ 202、402 電源 203、403 負荷抵抗 204、404 信号出力端子 210、310、410 透光性面板 216 増し付け層 217 走査電子ビームランディング層、兼電子注入阻
止層 22 走査電子ビームを発射する電子銃 221、421 メッシュ電極 222 カソード 223 電子ビームを偏向・収束するための電極 224 走査電子ビーム 227、427 筐体 228、428 インジウムリング 229、429 金属リング 317 電子注入阻止層 319 第2の画素電極 218、318、418 電極ピン 321 第1の画素電極 322 ソース電極 323 ゲート電極 324 ドレイン電極 325 絶縁層 326 インジウムバンプ 405 平面電子源用電源 42 平面電子源 422 電子放出板 423 電子ビーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/335 H01L 31/10 B (72)発明者 宮川 和典 東京都世田谷区砧1丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 鈴木 四郎 東京都世田谷区砧1丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 高畠 保 東京都世田谷区砧1丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 江上 典文 東京都世田谷区砧1丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 谷岡 健吉 東京都世田谷区砧1丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 平井 忠明 静岡県浜松市市野町1126番地の1 浜松ホ トニクス株式会社内 (72)発明者 小林 昭 静岡県浜松市市野町1126番地の1 浜松ホ トニクス株式会社内 (72)発明者 小楠 功一 静岡県浜松市市野町1126番地の1 浜松ホ トニクス株式会社内 Fターム(参考) 4M118 AA01 AA05 AA10 AB01 BA10 BA14 BA19 CA15 CB05 DD01 HA25 HA31 5C024 CX17 CX41 DX01 JX01 5C037 AA01 AA04 CC01 CC08 CD01 CD05 5F049 MA07 MB01 MB11 NA01 NA04 NA05 NA10 NB05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性薄膜からなる透光性電極と、この
    透光性電極の表面上に形成された正孔注入阻止層と、こ
    の正孔注入阻止層の表面上に形成されたセレン系非晶質
    半導体からなる正孔注入阻止補助層と、この正孔注入阻
    止補助層の表面上に形成された入射する可視光の大部分
    を吸収して電荷に変換するためのセレン・テルル系非晶
    質半導体からなる光キャリア発生層と、この光キャリア
    発生層の表面上に形成され、発生した光キャリアをアバ
    ランシェ増倍するためのセレン系非晶質半導体からなる
    キャリア増倍層と、を含み、増倍されたキャリアを信号
    電荷として蓄積する機能を有する電荷注入阻止型の光電
    変換部と、蓄積された信号電荷を読み取るための手段
    と、を具える撮像デバイスにおいて、 前記光キャリア発生層のテルル濃度が13重量%以上2
    0重量%以下で膜厚が0.1μm以上0.2μm以下で
    あることを特徴とする撮像デバイス。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の撮像デバイスにおいて、 前記光電変換部の正孔注入阻止補助層が、0.5重量%
    以上5重量%以下の砒素と、0.05重量%以上1重量
    %以下の弗化物とを含有し、膜厚0.01μm以上0.
    05μm以下のセレン系非晶質半導体からなることを特
    徴とする撮像デバイス。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の撮像デバイスにおいて、 前記弗化物が弗化リチウム、弗化ナトリウム、弗化カリ
    ウム、弗化マグネシウム、弗化カルシウムからなる群か
    ら選ばれた少なくとも1つであることを特徴とする撮像
    デバイス。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載の撮像
    デバイスにおいて、 前記光キャリア発生層とキャリア増倍層との間に、非晶
    質セレンを主体とし、1重量%以上10重量%以下の砒
    素を含有する膜厚0.01μm以上0.5μm以下のテ
    ルル拡散防止層を設けることを特徴とする撮像デバイ
    ス。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載の撮像
    デバイスにおいて、 前記蓄積された信号電荷を読み取るための手段が、2次
    元固体走査IC基板からなり、かつ、この2次元固体走
    査IC基板と前記光電変換部とを接合して設けたことを
    特徴とする撮像デバイス。
  6. 【請求項6】 請求項1から4のいずれかに記載の撮像
    デバイスにおいて、 前記蓄積された信号電荷を読み取るための手段が、走査
    電子ビームを発射する電子銃からなり、かつ、この電子
    銃と前記光電変換部とを真空容器内で対向して設けたこ
    とを特徴とする撮像デバイス。
  7. 【請求項7】 請求項1から4のいずれかに記載の撮像
    デバイスにおいて、 前記蓄積された信号電荷を読み取るための手段が、複数
    個の電界放出素子を2次元に配列整備した平面電子源か
    らなり、かつ、この平面電子源と前記光電変換部とを真
    空容器内で対向して設けたことを特徴とする撮像デバイ
    ス。
  8. 【請求項8】 請求項1から7のいずれかに記載の撮像
    デバイスにおいて、 前記導電性薄膜からなる透光性電極に、前記キャリア増
    倍層内で電荷のアバランシェ増倍が生じるほどの電圧を
    印加して用いることを特徴とする撮像デバイスの動作方
    法。
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