JP2002056797A - 荷電粒子ビーム装置 - Google Patents

荷電粒子ビーム装置

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JP2002056797A
JP2002056797A JP2000241194A JP2000241194A JP2002056797A JP 2002056797 A JP2002056797 A JP 2002056797A JP 2000241194 A JP2000241194 A JP 2000241194A JP 2000241194 A JP2000241194 A JP 2000241194A JP 2002056797 A JP2002056797 A JP 2002056797A
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gas
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charged particle
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Toru Kagawa
川 亨 香
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Jeol Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被照射対象物等の汚染を防止する。 【解決手段】 対物レンズ42内部には自身の側部と底
部とを結ぶ孔45が開けられており、側部の開口部に
は、活性酸素の如き気体を発生する気体発生装置46に
繋がった気体導入パイプ47が繋がっている。導入パイ
プ47の途中にはバルブ48が設けられている。先端部
が試料近傍に位置した排出パイプ49が試料室41の側
壁に固定され、その他端部が排気装置50に繋がってい
る。気体発生装置46が発生した気体の濃度を検出する
ための検出器51がステージ44に取り付けられてい
る。試料43上に活性酸素が導入され、試料表面に付着
した炭素と活性酸素が化学反応を起こし、二酸化炭素が
発生する。活性酸素の濃度が所定以下になったら、 排
気装置50が作動し、気体排出パイプ49により試料周
辺の二酸化炭素を試料室から排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、被照射対象物等の汚染
を防止するようにした荷電粒子ビーム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、走査電子顕微鏡により試料を観
察したり、電子ビーム描画装置により半導体材料上にI
Cパターンを描いたり、集束イオンビーム装置により材
料上の所定の箇所をエッチングする等、荷電粒子ビーム
装置を使用して、試料や材料等の被照射対象物の観察や
加工等を行うことは良く知られている。
【0003】例えば、走査電子顕微鏡による試料の観察
を例に上げて説明する。
【0004】図1は走査電子顕微鏡の概略を示してい
る。図中1は鏡筒で、該鏡筒内には、電子銃2、該電子
銃からの電子ビームを集束させるための集束レンズ3、
試料4上を電子ビームで走査させるための偏向器5(5
XはX方向偏向器、5YはY方向偏向器である)、電子
ビームを試料4上に集束させるための対物レンズ6等が
収容されている。
【0005】7は試料室で、該室内には、試料4を載置
し、外部の駆動機構(図示せず)により、例えば、X,
Y,Z方向等に移動可能に構成されているステージ8、
電子ビーム走査による試料4からの二次電子を検出する
二次電子検出器9等が設けられている。尚、10は排気
装置(図示せず)に繋がっている排気口、11は走査電
子顕微鏡本体(鏡筒及び試料室)を支持している架台で
ある。
【0006】12は前記二次電子検出器9からの信号を
増幅するアンプ、13は試料像を表示するための陰極線
管、14は中央制御装置15からの指令によって作動
し、前記偏向器5と陰極線管13に同期して走査信号を
送る走査信号発生回路である。
【0007】この様な走査電子顕微鏡において、鏡筒1
内及び試料室7内を排気装置(図示せず)により排気し
て高真空状態にし、この状態で電子銃2から電子を発生
させる。
【0008】電子銃2からの電子ビームは対物レンズ6
により細く絞られ、走査信号発生回路14から走査信号
を偏向器5に供給することにより、電子ビームは試料4
上の所定の領域内を走査する。
【0009】この走査により、試料上から二次電子が発
生し、該二次電子は二次電子検出器9に検出される。該
検出器の出力信号はアンプ12を介して陰極線管13に
供給することにより、陰極線管11の画面上に試料像が
表示される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】さて、上記した走査電
子顕微鏡による試料の観察に限られず、他の荷電粒子ビ
ーム装置による被照射対象物の観察や加工等を行う場合
に、被照射対象物等の汚染が発生し、被照射対象物の観
察や加工等に支障をきたすという問題があった。
【0011】例えば、前記走査電子顕微鏡の試料観察を
例に上げて説明する。
【0012】真空中(前記図1の試料室7内や鏡筒1
内)には、グリースや油脂等のハイドロカーボン(炭水
化物)の蒸気が残存しており、これらが電子ビームの衝
撃により分解し、炭素が試料表面等に付着し、試料等が
汚染される。
【0013】この様な汚染を低減する為に、例えば、試
料室内に冷却部材を配置し、試料室内に残存するハイド
ロカーボン系気体を凝縮させて該冷却部材に吸着させて
いる。
【0014】図2は試料室内に冷却部材を配置した一例
を示したものである。図中21は試料室で、対物レンズ
22の下部と試料23の間には電子線通過孔を有する冷
却フィン24が配置されている。該冷却フィンは網線の
如き熱伝導部材25を介して冷却棒26に繋がれてい
る。該冷却棒は、液体窒素の如き冷媒を収容した冷媒タ
ンク27に繋がれている。従って、前記冷却フィン24
は冷却棒26及び熱伝導部材25を通じて冷媒タンク2
7中の冷媒によって冷却される。尚、前記冷却フィン2
4は、例えば、支持部材28を介してステージ29に支
持されている。又、冷媒タンク27は、ケース30内に
互いの間に空間を開けて収容されており、上部の冷媒導
入部分がケースのフランジ31に溶接されることによ
り、ケース30と一体化されている。
【0015】さて、冷媒タンク27内に冷媒(例えば、
液体窒素)が入れられ、冷却フィン24が冷媒温度近く
まで冷却される際、冷媒投入後暫くの間(例えば、20
分程度)、冷媒(液体窒素)の沸騰により冷媒の気泡が
発生し、該気泡の発生による振動が発生する。この気泡
の発生により、冷媒タンク自体が振動し、この振動がフ
ランジ31を通じてケース30側部に入り、該ケースか
ら試料室21と鏡筒32に伝わる。その結果、像観察中
の像中にノイズが発生してしまう。従って、冷媒投入後
暫くの間(例えば、20分程度)は、像観察が出来な
い。
【0016】本発明は、この様な問題点を解決する為に
なされたもので、新規な荷電粒子ビーム装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の荷電粒子ビーム
装置は、荷電粒子ビーム被照射対象物に該対象物に付着
している炭素と化学反応して炭素化合物ガスを発生させ
る気体を吹き付ける様に成すと共に、前記気体及び炭素
化合物ガスを荷電粒子ビーム被照射対象物周辺から排出
するように成したことを特徴とする。本発明の荷電粒子
ビーム装置は、荷電粒子ビーム被照射対象物に該対象物
に付着している炭素と化学反応して炭素化合物ガスを発
生させる気体を吹き付ける様に成すと共に、前記気体の
濃度を検出し、該検出した濃度に応じて前記気体及び炭
素化合物ガスを荷電粒子ビーム被照射対象物周辺から排
出するように成したことを特徴とする。
【0018】本発明の荷電粒子ビーム装置は、荷電粒子
ビーム被照射対象物に該対象物に付着している炭素と化
学反応して炭素化合物ガスを発生させる気体を吹き付け
る様に成すと共に、前記炭素化合物ガスの濃度を検出
し、該検出した濃度に応じて前記気体及び炭素化合物ガ
スを荷電粒子ビーム被照射対象物周辺から排出するよう
に成したことを特徴とする。
【0019】本発明の荷電粒子ビーム装置は、荷電粒子
発生手段及び荷電子光学系等を備え、荷電粒子ビーム被
照射対象物に荷電粒子ビームを照射するように成した荷
電粒子ビーム装置において、前記荷電粒子ビーム被照射
対象物に付着している炭素と化学反応して炭素化合物ガ
スを発生させる気体を発生する気体発生手段と、前記気
体及び炭素化合物ガスを排出する排気手段と、前記荷電
粒子ビーム被照射対象物に吹き付ける気体の濃度を検出
する気体検出手段を設け、該気体検出手段が検出した気
体濃度に基づいて前記排気手段を作動させるように成し
たことを特徴とする。
【0020】本発明の荷電粒子ビーム装置は、荷電粒子
発生手段及び荷電子光学系等を備え、荷電粒子ビーム被
照射対象物に荷電粒子ビームを照射するように成した荷
電粒子ビーム装置において、前記荷電粒子ビーム被照射
対象物に付着している炭素と化学反応して炭素化合物ガ
スを発生させる気体を発生する気体発生手段と、前記気
体及び炭素化合物ガスを排出する排気手段と、前記炭素
化合物ガスの濃度を検出する気体検出手段を設け、該気
体検出手段が検出した炭素化合物ガスの濃度に基づいて
前記排気手段を作動させるように成したことを特徴とす
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0022】図3は本発明の荷電粒子ビーム装置の一例
として示した走査電子顕微鏡の主要部(試料室)の概略
例を示したものである。
【0023】図中41は試料室で、42は対物レンズの
一部(下部)を示している。43は試料で、ステージ4
4の上に載置されている。
【0024】前記対物レンズ内部には自身の側部と底部
とを結ぶ孔45が開けられており、側部の開口部には、
活性酸素の如き気体を発生する気体発生装置46に繋が
った気体導入パイプ47が繋がっている。尚、48は気
体導入パイプ47の途中に設けられたバルブである。
【0025】49は先端部が試料43の近傍に位置した
ガス排出パイプで、試料室の側壁に固定され、その他端
部は排気装置50に繋がっている。
【0026】51は試料43近傍における前記気体発生
装置からの気体の濃度を検出するための検出器(特定ガ
スセンサー)で、ステージ44に取り付けられている。
【0027】この様な構成の装置において、前述した様
に、真空中(試料室41内や鏡筒内)には、ハイドロカ
ーボン(炭水化物)の蒸気が残存しており、これらが電
子ビームの衝撃により分解し、炭素が試料表面等に付着
する。
【0028】さて、この際(試料上を電子ビームで走査
している最中及び/若しくはその前後)、気体発生装置
46を作動させ、該装置から活性酸素を発生させ、導入
パイプ47及び孔45を介して試料43上に、所定濃度
の活性酸素を導入する。この濃度は、例えば、バルブ4
8の開き具合若しくはバルブ48の開放時間若しくはバ
ルブ48の単時間当たりの開閉回数によりコントロール
することが出来る。
【0029】この試料上面への活性酸素の導入により、
試料表面に付着した炭素と活性酸素が化学反応を起こ
し、二酸化炭素が発生する。即ち、試料表面に付着した
炭素は活性酸素と化学反応して二酸化炭素に変化し、該
二酸化炭素が試料近辺に漂う。この時、検出器51は常
に試料近辺におけ活性酸素の濃度を検出しており、該活
性酸素の濃度が所定以下になったら、 排気装置50を
作動させ、排出パイプ49により試料周辺の二酸化炭素
及び活性酸素を試料室41から排出と同時に、バルブ4
8を閉じて試料43への活性酸素導入を停止させる。こ
の様な試料周辺の二酸化炭素の排出等は自動的に行われ
る。例えば、前記検出器51が検出している活性酸素の
濃度値をコンピューターの如き制御装置で常に監視し、
該検出値と、予め設定されている活性酸素濃度の基準値
とを常に比較し、該検出値が基準値を越えたら、排気装
置50に排気動作を開始する指令を送ると同時に、バル
ブ48に閉指令を送るようにしている。
【0030】この結果、試料への電子ビーム照射により
試料に炭素が付着しても、該炭素は直ぐに二酸化炭素と
して試料室外へ排出されるので、試料の汚染が防止され
ると同時に、直ぐに試料観察が行える。
【0031】尚、前記例においては、試料周辺の活性酸
素の濃度を検出するように成したが、試料周辺の二酸化
炭素の濃度を検出するように成し、該二酸化炭素の濃度
が所定以上になったら、 排気装置50を作動させ、排
出パイプ49により試料周辺の二酸化炭素及び活性酸素
を試料室から排出し、且つ試料への活性酸素導入を停止
する様にしても良い。
【0032】又、前記例では活性酸素を使用したが、他
の活性化ガス、例えば、活性水素でも良い。但し、活性
水素を使用した場合には二酸化炭素ではなくメタンが発
生する。
【0033】図4は本発明の荷電粒子ビーム装置の他の
例として示した走査電子顕微鏡の主要部(試料室)の概
略例を示したものである。図中、前記図3にて使用した
記号と同一記号の付されたものは同一構成要素である。
図4で示す例が図3で示した例と異なるところは、図3
の例では、対物レンズの一部に孔45が開けられ、該孔
に気体発生装置46に繋がっているパイプ47が接続さ
れていたが、図4の例では、パイプ47´が気体発生装
置46から試料43の近傍まで伸びており、途中が鏡筒
52の周囲の一部に沿っており、その後の部分が試料室
41の上蓋53に開けられた孔54を貫通している。
尚、該孔54を通じて試料室41に大気が入らないよう
に、パイプ47´周囲の一部に前記孔54の径より僅か
に小さい径の真空導入端子55が取り付けられており、
孔54との間のシール製を高くして(例えば、Oリング
を真空導入端子55と孔54の間に挿入して)、該孔に
該真空導入端子55をはめ込んでいる。又、前記導入パ
イプ47´の大気側の部分に、前記気体発生装置46か
ら導入される気体(例えば、酸素若しくは水素等)を加
熱するためのヒーター56が巻かれている。
【0034】この様な構成の装置において、前述した様
に、真空中(試料室41内や鏡筒内)には、ハイドロカ
ーボン(炭水化物)の蒸気が残存しており、これらが電
子ビームの衝撃により分解し、炭素が試料表面等に付着
する。
【0035】さて、この際(試料上を電子ビームで走査
している最中及び/若しくはその前後)、気体発生装置
46を作動させ、該装置から酸素を発生させ、導入パイ
プ47´を介して試料43上に、酸素を所定濃度で導入
する。この際、導入パイプ47´はヒーター56により
所定温度に加熱されているので、所定温度に加熱された
酸素が所定濃度で導入される。
【0036】この試料上面へ加熱された酸素を導入する
ことにより、試料表面に付着した炭素と加熱された酸素
が化学反応を起こし、二酸化炭素が発生し、該二酸化炭
素が試料近辺に漂う。この時、検出器51は常に前記気
体発生装置46から試料近辺に導入される酸素の濃度を
検出しており、該酸素の濃度が所定以下になったら、排
気装置50を作動させ、排出パイプ49により試料周辺
の二酸化炭素を、前記図3の例の場合と同じ様に自動的
に試料室から排出すると同時に、バルブ48を閉じて試
料43への酸素導入を停止させる。尚、気体発生装置4
6から酸素ではなく、水素を発生させた場合、所定温度
に加熱された水素と試料表面に付着した炭素が化学反応
してメタンが発生する。
【0037】尚、この例の場合においても、試料周辺の
酸素の濃度を検出する代わりに、試料周辺の二酸化炭素
の濃度を検出するように成し、該二酸化炭素の濃度が所
定以上になったら、 排気装置50を作動させ、排出パ
イプ49により試料周辺の二酸化炭素及び酸素を試料室
から排出し、且つ試料への酸素の導入を停止させる様に
しても良い。
【0038】図5は本発明の荷電粒子ビーム装置の他の
例として示した透過型電子顕微鏡の主要部(試料室)の
概略例を示したものである。図中61は対物レンズの上
磁極、62は対物レンズの下磁極で、両磁極間の電子ビ
ーム光軸O上に試料63が配置される。この試料63の
近傍には鏡筒(図示せず)外に設けられている気体発生
装置(図示せず)に繋がったが気体導入用パイプ64の
先端が伸びてきており、又、鏡筒外に設けられた排気装
置(図示せず)に繋がった排出用パイプ65の先端も伸
びてきている。又、該排出用パイプの先端部には気体濃
度検出用の検出器66が取り付けられている。この例で
示す装置での試料汚染防止の動作は、前記図3及び図4
に示すものと同じ様に行われるので、ここでは特に説明
を省略する。 尚、前記例では本発明を走査電子顕微鏡
等を使用した試料観察を例に上げて説明したが、この様
な例に限定されず、電子ビーム描画装置、集束イオンビ
ーム装置、X線マイクロアナライザー等にも使用可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 走査電子顕微鏡の1概略例を示している。
【図2】 走査電子顕微鏡の主要部の概略を示したもの
である。
【図3】 本発明の荷電粒子ビーム装置の一例として示
した走査電子顕微鏡の主要部の一部詳細を示している。
【図4】 本発明の荷電粒子ビーム装置の他の例として
示した走査電子顕微鏡の1概略例を示している。
【図5】 本発明の荷電粒子ビーム装置の他の例として
示した透過電子顕微鏡の主要部の概略を示したものであ
る。
【符号の説明】 1…鏡筒 2…電子銃 3…集束レンズ 4…試料 5…偏向器 6…対物レンズ 7…試料室 8…ステージ 9…二次電子検出器 10…排気口 11…架台 12…アンプ 13…陰極線管 14…走査信号発生回路 15…中央制御装置 21…試料室 22…対物レンズ下部 23…試料 24…冷却フィン 25…熱伝導部材 26…冷却棒 27…冷媒タンク 28…支持部材 29…ステージ 30…ケース 31…フランジ 41…試料室 42…対物レンズ下部 43…試料 44…ステージ 45…孔 46…気体発生装置 47,47´…気体導入パイプ 48…バルブ 49…気体排出パイプ 50…排気装置 51…気体濃度検出器 52…鏡筒 53…上蓋 54…孔 55…真空導入端子 56…ヒーター 61…対物レンズ上磁極 62…対物レンズ下磁極 63…試料 64…気体導入用パイプ 65…気体排出用パイプ 66…気体濃度検出器 O…電子ビーム光軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01J 37/28 H01J 37/28 B 5F004 37/305 37/305 A 5F056 H01L 21/027 H01L 21/30 541Z 21/3065 21/302 N D Fターム(参考) 2G001 AA03 BA07 CA03 GA06 JA14 JA20 PA07 RA05 RA20 2H097 AA03 BA02 CA16 LA10 5C001 BB03 BB07 CC03 CC04 CC05 CC06 DD01 5C033 UU02 UU03 5C034 AA02 AA04 BB06 BB09 5F004 AA14 BA11 CB01 DA24 DA26 DB00 EA39 5F056 BA10 CB40 EA12 EA17

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷電粒子ビーム被照射対象物に該対象物
    に付着している炭素と化学反応して炭素化合物ガスを発
    生させる気体を吹き付ける様に成すと共に、前記気体及
    び炭素化合物ガスを荷電粒子ビーム被照射対象物周辺か
    ら排出するように成した荷電粒子ビーム装置。
  2. 【請求項2】 荷電粒子ビーム被照射対象物に該対象物
    に付着している炭素と化学反応して炭素化合物ガスを発
    生させる気体を吹き付ける様に成すと共に、前記気体の
    濃度を検出し、該検出した濃度に応じて前記気体及び炭
    素化合物ガスを荷電粒子ビーム被照射対象物周辺から排
    出するように成した荷電粒子ビーム装置。
  3. 【請求項3】 荷電粒子ビーム被照射対象物に該対象物
    に付着している炭素と化学反応して炭素化合物ガスを発
    生させる気体を吹き付ける様に成すと共に、前記炭素化
    合物ガスの濃度を検出し、該検出した濃度に応じて前記
    気体及び炭素化合物ガスを荷電粒子ビーム被照射対象物
    周辺から排出するように成した荷電粒子ビーム装置。
  4. 【請求項4】 荷電粒子発生手段及び荷電子光学系等を
    備え、荷電粒子ビーム被照射対象物に荷電粒子ビームを
    照射するように成した荷電粒子ビーム装置において、前
    記荷電粒子ビーム被照射対象物に付着している炭素と化
    学反応して炭素化合物ガスを発生させる気体を発生する
    気体発生手段と、前記気体及び炭素化合物ガスを排出す
    る排気手段と、前記荷電粒子ビーム被照射対象物に吹き
    付ける気体の濃度を検出する気体検出手段を設け、該気
    体検出手段が検出した気体濃度に基づいて前記排気手段
    を作動させるように成した荷電粒子ビーム装置。
  5. 【請求項5】 荷電粒子発生手段及び荷電子光学系等を
    備え、荷電粒子ビーム被照射対象物に荷電粒子ビームを
    照射するように成した荷電粒子ビーム装置において、前
    記荷電粒子ビーム被照射対象物に付着している炭素と化
    学反応して炭素化合物ガスを発生させる気体を発生する
    気体発生手段と、前記気体及び炭素化合物ガスを排出す
    る排気手段と、前記炭素化合物ガスの濃度を検出する気
    体検出手段を設け、該気体検出手段が検出した炭素化合
    物ガスの濃度に基づいて前記排気手段を作動させるよう
    に成した荷電粒子ビーム装置。
  6. 【請求項6】 検出した気体の濃度に基づいて荷電粒子
    ビーム被照射対象物への気体の吹き付けを停止させた請
    求項2若しくは4に記載の荷電粒子ビーム装置。
  7. 【請求項7】 検出した炭素化合物ガスの濃度によって
    荷電粒子ビーム被照射対象物への気体の吹き付けを停止
    させた請求項3若しくは5に記載の荷電粒子ビーム装
    置。
  8. 【請求項8】 大気中に設けられた気体発生手段からの
    気体をパイプを介して真空中にある荷電粒子ビーム被照
    射対象物に導くように成した請求項1〜5に記載の何れ
    かの荷電粒子ビーム装置。
  9. 【請求項9】 大気中に設けられた排気手段によりパイ
    プを介して真空中にある荷電粒子ビーム被照射対象物周
    辺の気体及び炭素化合物ガスを排出するように成した請
    求項1〜5に記載の何れかの荷電粒子ビーム装置。
  10. 【請求項10】 前記気体は活性化された気体である請
    求項1〜5記載の何れかの荷電粒子ビーム装置。
  11. 【請求項11】 前記気体は活性化酸素である請求項1
    0記載の荷電粒子ビーム装置。
  12. 【請求項12】 前記気体は加熱された気体である請求
    項1〜5に記載の何れかの荷電粒子ビーム装置。
  13. 【請求項13】 前記気体は加熱された酸素である請求
    項12記載の荷電粒子ビーム装置。
  14. 【請求項14】 前記気体は加熱された水素である請求
    項12記載の荷電粒子ビーム装置。
  15. 【請求項15】 前記気体発生手段に繋がったパイプの
    途中にヒーターが取り付けられている請求項8記載の荷
    電粒子ビーム装置。
  16. 【請求項16】 前記気体発生手段に繋がったパイプの
    途中にバルブが取り付けられている請求項8記載の荷電
    粒子ビーム装置荷電粒子ビーム装置。
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