JP2002053045A - 荷物運搬用台車 - Google Patents
荷物運搬用台車Info
- Publication number
- JP2002053045A JP2002053045A JP2000243780A JP2000243780A JP2002053045A JP 2002053045 A JP2002053045 A JP 2002053045A JP 2000243780 A JP2000243780 A JP 2000243780A JP 2000243780 A JP2000243780 A JP 2000243780A JP 2002053045 A JP2002053045 A JP 2002053045A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle body
- rear wheel
- luggage carrier
- wheels
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 手押しの荷物運搬用台車の直進性能の向上を
図る。 【解決手段】 荷物運搬用台車は、平面形状が矩形の車
体10を有し、前車輪2個は直進方向に固定して取付け
られる。後車輪40は、タイヤ46を回動自在に支持す
るアーム42がベース48に対して旋回動自在に取付け
られる構造を有するベース48は、取付板50を介して
車体10に取付けられる。取付板50は、車体の前進方
向Fに傾斜して固着され、後車輪の旋回軸線C1は、車
体の前進方向に傾斜するように取付けられ、直進性能を
向上する。
図る。 【解決手段】 荷物運搬用台車は、平面形状が矩形の車
体10を有し、前車輪2個は直進方向に固定して取付け
られる。後車輪40は、タイヤ46を回動自在に支持す
るアーム42がベース48に対して旋回動自在に取付け
られる構造を有するベース48は、取付板50を介して
車体10に取付けられる。取付板50は、車体の前進方
向Fに傾斜して固着され、後車輪の旋回軸線C1は、車
体の前進方向に傾斜するように取付けられ、直進性能を
向上する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に重量物の運搬
に適した荷物運搬用台車に関する。
に適した荷物運搬用台車に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に配送現場で使用されている4輪台
車は、前2輪が自在となっており、作業者が取っ手にモ
ーメントを加えて台車の進行方向を変えている。ところ
が、重量の大きな積み荷を積載する場合は、方向変換の
要求モーメントが大きく、取っ手、及び、取っ手の取付
部の負担が過大となり、変形破損に至っている。また作
業者の負担も大きくなる。
車は、前2輪が自在となっており、作業者が取っ手にモ
ーメントを加えて台車の進行方向を変えている。ところ
が、重量の大きな積み荷を積載する場合は、方向変換の
要求モーメントが大きく、取っ手、及び、取っ手の取付
部の負担が過大となり、変形破損に至っている。また作
業者の負担も大きくなる。
【0003】このため、重量運搬の現場で使用される4
輪台車は、後方2輪を自在にして、方向転換時の操作力
を低減している。ところが、この配置の場合、重心より
も後方にステア機能があるため、路面からの(凹凸や横
方向の傾斜による)入力で前輪が横方向に引かれた際に
発生する後輪の舵角は、増加していく。ハンドルから進
行方向への入力があると、さらに後輪の舵角は急激に増
加する。
輪台車は、後方2輪を自在にして、方向転換時の操作力
を低減している。ところが、この配置の場合、重心より
も後方にステア機能があるため、路面からの(凹凸や横
方向の傾斜による)入力で前輪が横方向に引かれた際に
発生する後輪の舵角は、増加していく。ハンドルから進
行方向への入力があると、さらに後輪の舵角は急激に増
加する。
【0004】このため、作業者は左右方向の頻繁な入力
修正をしながら直進させることになる。例えば、実開平
6−39506号公報は、キャスターの旋回運動を自由
にしたり、又は固定する機構を備えた台車を開示してい
る。
修正をしながら直進させることになる。例えば、実開平
6−39506号公報は、キャスターの旋回運動を自由
にしたり、又は固定する機構を備えた台車を開示してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、台車の方向
をかえる操作力を少なくすることと、直進復帰力を持た
せることが並立することを可能とし、・方向変更操作力
低減=後方2輪を自在、前方2輪を固定・後方自在での
直進性=後方2輪を自在回転軸にキャスタ角を設定を達
成する荷物運搬用台車を提供するものである。
をかえる操作力を少なくすることと、直進復帰力を持た
せることが並立することを可能とし、・方向変更操作力
低減=後方2輪を自在、前方2輪を固定・後方自在での
直進性=後方2輪を自在回転軸にキャスタ角を設定を達
成する荷物運搬用台車を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の荷物運搬台車
は、平面形状が矩形の車体と、車体を支持する4個の車
輪と、車体の短辺部の一端部に取付けられた手押用ハン
ドルを有し、車体の前部に直進方向に固定される2個の
前車輪と、車体の後部に旋回動自在に取付けられる2個
の後車輪を備え、後車輪の旋回軸線を車体の前進方向に
向けて前方に傾斜させる取付手段を備えるものである。
は、平面形状が矩形の車体と、車体を支持する4個の車
輪と、車体の短辺部の一端部に取付けられた手押用ハン
ドルを有し、車体の前部に直進方向に固定される2個の
前車輪と、車体の後部に旋回動自在に取付けられる2個
の後車輪を備え、後車輪の旋回軸線を車体の前進方向に
向けて前方に傾斜させる取付手段を備えるものである。
【0007】そして、後車輪の旋回軸線を車体の前進方
向に向けて前方に傾斜させる取付手段は、後車輪のアー
ムを旋回自在に支持するベースをとりつける傾斜部材で
あって、傾斜部材は、板材と、板材を車体に取付けるス
ペーサを有するものである。また、傾斜部材は、台形の
ブロックであることもできる。
向に向けて前方に傾斜させる取付手段は、後車輪のアー
ムを旋回自在に支持するベースをとりつける傾斜部材で
あって、傾斜部材は、板材と、板材を車体に取付けるス
ペーサを有するものである。また、傾斜部材は、台形の
ブロックであることもできる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の荷物運搬用台車
の傾斜図、図2は第一の実施例を示す説明図である。全
体を符号1で示す荷物運搬用台車は、車体10と車体1
0の一方の端部に立設されるハンドル20を有する。車
体10のハンドル20とは反対側の端部の下部には、2
個の前車輪30を備える。この前車輪30は、車体20
に直進方向に固定されており、ステアリングの機能は備
えていない。車体10の後部には、2個の後車輪40が
設けられる。この後車輪40は、取付軸を中心に旋回動
可能なステアリング機能を備える。
の傾斜図、図2は第一の実施例を示す説明図である。全
体を符号1で示す荷物運搬用台車は、車体10と車体1
0の一方の端部に立設されるハンドル20を有する。車
体10のハンドル20とは反対側の端部の下部には、2
個の前車輪30を備える。この前車輪30は、車体20
に直進方向に固定されており、ステアリングの機能は備
えていない。車体10の後部には、2個の後車輪40が
設けられる。この後車輪40は、取付軸を中心に旋回動
可能なステアリング機能を備える。
【0009】図2は、後車輪40の取付構造を示す説明
図である。矢印Fは台車の進行方向を示す。後車輪40
は、アーム42に対して車軸44により回転自在に支持
された車輪46を有する。アーム42は、ベース48に
旋回動自在に取付けられ、ベース48は、ボルト49等
により傾斜部材であるブラケット50に固着される。
図である。矢印Fは台車の進行方向を示す。後車輪40
は、アーム42に対して車軸44により回転自在に支持
された車輪46を有する。アーム42は、ベース48に
旋回動自在に取付けられ、ベース48は、ボルト49等
により傾斜部材であるブラケット50に固着される。
【0010】ブラケット50は、板材を折り曲げてつく
られ、ボルト52,54によって車体10に固着され
る。ブラケット50の第1の端部51は、ボルト52に
より車体10の底面に直接に固着される。ブラケット5
0の第2の端部53は、車体10の底面に対して所定の
距離だけ間隙を設けて配設され、ボルト54により車体
10の底面に固着される。この間隙を保つために、パイ
プ状のスペーサ60が設けられる。
られ、ボルト52,54によって車体10に固着され
る。ブラケット50の第1の端部51は、ボルト52に
より車体10の底面に直接に固着される。ブラケット5
0の第2の端部53は、車体10の底面に対して所定の
距離だけ間隙を設けて配設され、ボルト54により車体
10の底面に固着される。この間隙を保つために、パイ
プ状のスペーサ60が設けられる。
【0011】この構成により、後車輪40の旋回軸線C
1は、垂直線に対して台車の進行方向F側に前傾する。
このとき、傾斜角の設定は使用される荷重条件により、
設定するものとする。したがって、車輪46の接地点
は、ベース48に設けられるアーム42の旋回軸受部に
対して、後方に離れた位置に設定される。そこで、旋回
モーメントも大きくなり、後車輪40の直進性は向上す
る。
1は、垂直線に対して台車の進行方向F側に前傾する。
このとき、傾斜角の設定は使用される荷重条件により、
設定するものとする。したがって、車輪46の接地点
は、ベース48に設けられるアーム42の旋回軸受部に
対して、後方に離れた位置に設定される。そこで、旋回
モーメントも大きくなり、後車輪40の直進性は向上す
る。
【0012】図3は、本発明の他の実施例を示す説明図
である。後車輪40を車体10に取付けるための傾斜部
材であるブラケット70は、側面形状が台形状を有す
る。そこで、このブラケット70の背高端部72側を台
車の進行方向F側に向け、背低部74を反対側に向けて
ボルト穴76を利用して車体10の底面に固着する。
である。後車輪40を車体10に取付けるための傾斜部
材であるブラケット70は、側面形状が台形状を有す
る。そこで、このブラケット70の背高端部72側を台
車の進行方向F側に向け、背低部74を反対側に向けて
ボルト穴76を利用して車体10の底面に固着する。
【0013】そして、後車輪40のベース48をボルト
等を利用して、ブラケット70に対して取付ける。この
構成によって、後車輪40のアーム42の旋回軸C1を
進行方向Fに対して前方に傾けることができる。
等を利用して、ブラケット70に対して取付ける。この
構成によって、後車輪40のアーム42の旋回軸C1を
進行方向Fに対して前方に傾けることができる。
【0014】
【発明の効果】本発明の荷物運搬用台車は以上のよう
に、平面形状が矩形の車体と、車体を支持する4個の車
輪と、車体の短辺部の一端部に取付けられた手押用ハン
ドルを有し、車体の前部に直進方向に固定される2個の
前車輪と、車体の後部に旋回動自在に取付けられる2個
の後車輪を備え、後車輪の旋回軸線を車体の前進方向に
向けて前方に傾斜させる取付手段を備える構成を備え
る。
に、平面形状が矩形の車体と、車体を支持する4個の車
輪と、車体の短辺部の一端部に取付けられた手押用ハン
ドルを有し、車体の前部に直進方向に固定される2個の
前車輪と、車体の後部に旋回動自在に取付けられる2個
の後車輪を備え、後車輪の旋回軸線を車体の前進方向に
向けて前方に傾斜させる取付手段を備える構成を備え
る。
【0015】この構成により、台車の直進性が向上し、
特に重量物の運搬が容易となる。より具体的には、後車
輪の旋回軸線を車体の前進方向に向けて前方に傾斜させ
る取付手段は、後車輪のアームを旋回自在に支持するベ
ースをとりつける傾斜部材であり、傾斜部材は、板材
と、板材を車体に取付けるスペーサを有する。また、傾
斜部材は、台形のブロックとすることもできる。
特に重量物の運搬が容易となる。より具体的には、後車
輪の旋回軸線を車体の前進方向に向けて前方に傾斜させ
る取付手段は、後車輪のアームを旋回自在に支持するベ
ースをとりつける傾斜部材であり、傾斜部材は、板材
と、板材を車体に取付けるスペーサを有する。また、傾
斜部材は、台形のブロックとすることもできる。
【図1】本発明の荷物運搬用台車の斜視図。
【図2】後車輪の取付構造を示す側面図。
【図3】後車輪の取付部材を示す斜視図。
1 荷物運搬用台車 10 車体 20 ハンドル 30 前車輪 40 後車輪 42 アーム 44 回転軸 46 タイヤ 48 ベース 50 取付板 60 スペーサ 70 取付用ブロック
Claims (4)
- 【請求項1】 平面形状が矩形の車体と、車体を支持す
る4個の車輪と、車体の短辺部の一端部に取付けられた
手押用ハンドルを有する荷物運搬用台車であって、 車体の前部に直進方向に固定される2個の前車輪と、車
体の後部に旋回動自在に取付けられる2個の後車輪を備
え、後車輪の旋回軸線を車体の前進方向に向けて前方に
傾斜させる取付手段を備える荷物運搬用台車。 - 【請求項2】 後車輪の旋回軸線を車体の前進方向に向
けて前方に傾斜させる取付手段は、後車輪のアームを旋
回自在に支持するベースをとりつける傾斜部材である請
求項1記載の荷物運搬用台車。 - 【請求項3】 傾斜部材は、板材と、板材を車体に取付
けるスペーサを有する請求項2記載の荷物運搬用台車。 - 【請求項4】 傾斜部材は、台形のブロックである請求
項2記載の荷物運搬用台車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000243780A JP2002053045A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 荷物運搬用台車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000243780A JP2002053045A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 荷物運搬用台車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002053045A true JP2002053045A (ja) | 2002-02-19 |
Family
ID=18734580
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000243780A Pending JP2002053045A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 荷物運搬用台車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002053045A (ja) |
-
2000
- 2000-08-11 JP JP2000243780A patent/JP2002053045A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040527 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051116 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051213 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060418 |