JP2002052713A - インクジェット式記録ヘッド及びその製造方法並びにインクジェット式記録装置 - Google Patents

インクジェット式記録ヘッド及びその製造方法並びにインクジェット式記録装置

Info

Publication number
JP2002052713A
JP2002052713A JP2000245697A JP2000245697A JP2002052713A JP 2002052713 A JP2002052713 A JP 2002052713A JP 2000245697 A JP2000245697 A JP 2000245697A JP 2000245697 A JP2000245697 A JP 2000245697A JP 2002052713 A JP2002052713 A JP 2002052713A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink jet
piezoelectric layer
jet recording
recording head
piezoelectric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000245697A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Kamei
宏行 亀井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2000245697A priority Critical patent/JP2002052713A/ja
Publication of JP2002052713A publication Critical patent/JP2002052713A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2/14201Structure of print heads with piezoelectric elements
    • B41J2/14233Structure of print heads with piezoelectric elements of film type, deformed by bending and disposed on a diaphragm
    • B41J2002/14241Structure of print heads with piezoelectric elements of film type, deformed by bending and disposed on a diaphragm having a cover around the piezoelectric thin film element
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2002/14419Manifold

Abstract

(57)【要約】 【課題】 隔壁の剛性を向上すると共に圧力発生室を高
密度に配設することのできるインクジェット式記録ヘッ
ド及びその製造方法並びにインクジェット式記録装置を
提供する。 【解決手段】 ノズル開口に連通する圧力発生室12が
画成される流路形成基板10と、該流路形成基板10の
一方面側に振動板を介して成膜及びリソグラフィ法によ
り形成される下電極60、圧電体層70及び上電極80
からなる圧電素子300とを具備するインクジェット式
記録ヘッドにおいて、前記圧電素子300を構成する前
記圧電体層70は、前記圧力発生室12とは反対側から
当該圧力発生室12に向かって結晶が成長している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インク滴を吐出す
るノズル開口と連通する圧力発生室の一部を振動板で構
成し、この振動板を介して圧電素子を設けて、圧電素子
の変位によりインク滴を吐出させるインクジェット式記
録ヘッド及びその製造方法並びにインクジェット式記録
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インク滴を吐出するノズル開口と連通す
る圧力発生室の一部を振動板で構成し、この振動板を圧
電素子により変形させて圧力発生室のインクを加圧して
ノズル開口からインク滴を吐出させるインクジェット式
記録ヘッドには、圧電素子の軸方向に伸長、収縮する縦
振動モードの圧電アクチュエータを使用したものと、た
わみ振動モードの圧電アクチュエータを使用したものの
2種類が実用化されている。
【0003】前者は圧電素子の端面を振動板に当接させ
ることにより圧力発生室の容積を変化させることができ
て、高密度印刷に適したヘッドの製作が可能である反
面、圧電素子をノズル開口の配列ピッチに一致させて櫛
歯状に切り分けるという困難な工程や、切り分けられた
圧電素子を圧力発生室に位置決めして固定する作業が必
要となり、製造工程が複雑であるという問題がある。
【0004】これに対して後者は、圧電材料のグリーン
シートを圧力発生室の形状に合わせて貼付し、これを焼
成するという比較的簡単な工程で振動板に圧電素子を作
り付けることができるものの、たわみ振動を利用する関
係上、ある程度の面積が必要となり、高密度配列が困難
であるという問題がある。
【0005】一方、後者の記録ヘッドの不都合を解消す
べく、特開平5−286131号公報に見られるよう
に、振動板の表面全体に亙って成膜技術により均一な圧
電材料層を形成し、この圧電材料層をリソグラフィ法に
より圧力発生室に対応する形状に切り分けて各圧力発生
室毎に独立するように圧電素子を形成したものが提案さ
れている。
【0006】これによれば圧電素子を振動板に貼付ける
作業が不要となって、リソグラフィ法という精密で、か
つ簡便な手法で圧電素子を作り付けることができるばか
りでなく、圧電素子の厚みを薄くできて高速駆動が可能
になるという利点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、圧力発
生室を形成する基板として、例えば、直径が6〜12イ
ンチ程度の比較的大きなものを用いようとする場合、ハ
ンドリング等の問題により基板の厚さを厚くせざるを得
ず、それに伴い圧力発生室の深さも深くなってしまう。
そのため、各圧力発生室を区画する隔壁の厚さを厚くし
ないと十分な剛性が得られず、クロストークが発生し、
所望の吐出特性が得られないという問題がある。
【0008】本発明は、このような事情に鑑み、隔壁の
剛性を向上すると共に圧力発生室を高密度に配設するこ
とのできるインクジェット式記録ヘッド及びその製造方
法並びにインクジェット式記録装置を提供することを課
題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の第1の態様は、ノズル開口に連通する圧力発生室が
画成される流路形成基板と、該流路形成基板の一方面側
に振動板を介して成膜及びリソグラフィ法により形成さ
れる下電極、圧電体層及び上電極からなる圧電素子とを
具備するインクジェット式記録ヘッドにおいて、前記圧
電素子を構成する前記圧電体層は、前記圧力発生室とは
反対側から当該圧力発生室に向かって結晶が成長してい
ることを特徴とするインクジェット式記録ヘッドにあ
る。
【0010】かかる第1の態様では、圧電素子を構成す
る圧電体層が、圧力発生室とは反対側の電極である上電
極上に形成されている。すなわち、圧電素子の各層が流
路形成基板とは別の基板に形成されて、流路形成基板に
接合されている。このため、流路形成基板をハーフエッ
チングすることにより所望の深さの圧力発生室を容易に
形成できる。
【0011】本発明の第2の態様は、第1の態様におい
て、前記圧電体層が、チタン酸ジルコン酸鉛からなり、
前記上電極の前記圧電体層側の少なくとも表層部に鉛が
拡散さた拡散領域が形成されていることを特徴とするイ
ンクジェット式記録ヘッドにある。
【0012】かかる第2の態様では、上電極上に形成さ
れる圧電体層に含まれる鉛が上電極の表層部に拡散され
る。
【0013】本発明の第3の態様は、第1又は2の態様
において、前記上電極の前記圧電体層とは反対側に、前
記上電極とは異なる金属からなる残留層を有することを
特徴とするインクジェット式記録ヘッドにある。
【0014】かかる第3の態様では、残留層が存在して
いても、圧電素子の駆動に影響を与えることはない。
【0015】本発明の第4の態様は、第1〜3の何れか
の態様のインクジェット式記録ヘッドを具備することを
特徴とするインクジェット式記録装置にある。
【0016】かかる第4の態様では、ヘッドのインク吐
出特性を向上したインクジェット式記録ヘッドを実現で
きる。
【0017】本発明の第5の態様は、ノズル開口に連通
する圧力発生室が画成される流路形成基板と、該流路形
成基板の一方面側に振動板を介して成膜又はリソグラフ
ィ法により形成された下電極、圧電体層及び上電極から
なる圧電素子とを具備するインクジェット式記録ヘッド
の製造方法において、単結晶シリコンからなる固定基板
上に前記圧電体層の仮焼成温度よりも高く且つ前記圧電
体層の結晶化温度よりも低い融点を有する金属からなる
剥離層を形成する工程と、該剥離層上に前記上電極膜、
圧電体層、下電極膜及び酸化シリコンからなる振動板を
順次積層形成する工程と、一方面側に前記圧力発生室が
形成された前記流路形成基板の開口面と前記固定基板と
を陽極接合する工程と、前記剥離層の融点よりも高い温
度に加熱することにより前記剥離層で前記固定基板を剥
離する工程とを有することを特徴とするインクジェット
式記録ヘッドの製造方法にある。
【0018】かかる第5の態様では、固定基板上に圧電
素子の各層及び振動板を形成し、この固定基板と圧力発
生室を形成した流路形成基板と陽極接合により接合する
ようにしたので、所望の深さの圧力発生室を比較的容易
に形成することができる。
【0019】本発明の第6の態様は、第5の態様におい
て、前記圧電体層がチタン酸ジルコン酸鉛からなり、前
記剥離層が600〜700℃の融点の金属からなること
を特徴とするインクジェット式記録ヘッドの製造方法に
ある。
【0020】かかる第6の態様では、固定基板と流路形
成基板とを陽極接合する際に、剥離層が溶融することな
く、これら固定基板と流路形成基板とが確実に接合され
る。
【0021】本発明の第7の態様は、第6の態様におい
て、前記金属がアルミニウム、アンチモン又はマグネシ
ウムからなる群から選択されることを特徴とするインク
ジェット式記録ヘッドの製造方法にある。
【0022】かかる第7の態様では、剥離層として所定
の金属を用いることにより、容易且つ確実に固定基板と
流路形成基板とを接合することができる。
【0023】本発明の第8の態様は、第5〜7の何れか
の態様において、前固定基板を剥離する工程では、前記
圧電体層の焼成温度に加熱して、同時に前記圧電体層の
結晶化を行うことを特徴とするインクジェット式記録ヘ
ッドの製造方法にある。
【0024】かかる第8の態様では、固定基板の剥離と
圧電体層の結晶化とを同時に行うことにより、製造工程
数を減らすことができ、製造コストを低減できる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に本発明を実施形態に基づい
て詳細に説明する。
【0026】(実施形態1)図1は、本発明の実施形態
1に係るインクジェット式記録ヘッドを示す分解斜視図
であり、図2は、インクジェット式記録ヘッドの1つの
圧力発生室の長手方向における断面構造を示す図であ
る。
【0027】図示するように、流路形成基板10は、本
実施形態では面方位(110)のシリコン単結晶基板か
らなる。流路形成基板10としては、通常、150μm
〜1mm程度の厚さのものが用いられる。
【0028】シリコン単結晶基板からなる流路形成基板
10の一方の面には、流路形成基板を異方性エッチング
することにより複数の隔壁11により区画された圧力発
生室12が形成されている。
【0029】この異方性エッチングは、ウエットエッチ
ング又はドライエッチングの何れの方法を用いてもよ
く、シリコン単結晶基板を厚さ方向に途中までエッチン
グ(ハーフエッチング)することにより圧力発生室12
は浅く形成されている。なお、ハーフエッチングはエッ
チング時間の調整により行われる。
【0030】また、各圧力発生室12の長手方向両端部
の底部には、後述するノズル開口に連通するノズル連通
孔13、及び後述するリザーバに連通するインク連通孔
14が開口している。このノズル連通孔13及びインク
連通孔14は、圧力発生室12の幅より小さい径で厚さ
方向に貫通して設けられており、他方面側から異方性エ
ッチングすることにより形成されている。
【0031】流路形成基板10のノズル連通孔13及び
インク連通孔14が開口する面には、各ノズル連通孔1
3に連通するノズル開口21と、各インク連通孔14に
連通するインク供給連通口22とが穿設されたノズルプ
レート20が接着剤や熱溶着フィルムを介して接着され
ている。なお、ノズルプレート20は、厚さが例えば、
0.1〜1mmで、線膨張係数が300℃以下で、例え
ば2.5〜4.5[×10-6/℃]であるガラスセラミ
ックスからなる。ノズルプレート20は、一方の面で流
路形成基板10を覆い、シリコン単結晶基板を衝撃や外
力から保護する補強板の役目も果たしている。
【0032】ここで、インク滴吐出圧力をインクに与え
る圧力発生室12の大きさと、インク滴を吐出するノズ
ル開口21の大きさとは、吐出するインク滴の量、吐出
スピード、吐出周波数に応じて最適化される。例えば、
1インチ当たり360個のインク滴を記録する場合、ノ
ズル開口21は数十μmの直径で精度よく形成する必要
がある。
【0033】共通インク室形成基板30は、複数の圧力
発生室12に共通する共通インク室であるリザーバ31
の周壁を形成するものであり、ノズル開口数、インク滴
吐出周波数に応じた適正な厚みのステンレス板を打ち抜
いて作製されたものである。本実施形態では、共通イン
ク室形成基板30の厚さは、0.2mmとしている。
【0034】インク室側板40は、ステンレス基板から
なり、一方の面でリザーバ31の一壁面を構成するもの
である。また、インク室側板40には、他方の面の一部
にハーフエッチングにより凹部40aを形成することに
より薄肉壁41が形成されている。なお、薄肉壁41
は、インク滴吐出の際に発生するノズル開口21と反対
側へ向かう圧力を吸収するためのもので、他の圧力発生
室12に、リザーバ31を経由して不要な正又は負の圧
力が加わるのを防止する。本実施形態では、インク導入
口23と外部のインク供給手段との接続時等に必要な剛
性を考慮して、インク室側板40を0.2mmとし、そ
の一部を厚さ0.02mmの薄肉壁41としているが、
ハーフエッチングによる薄肉壁41の形成を省略するた
めに、インク室側板40の厚さを初めから0.02mm
としてもよい。
【0035】これら共通インク室形成基板30及びイン
ク室側板40等で形成されたリザーバ31と各圧力発生
室12とは、ノズルプレート20に形成されたインク供
給連通口22を介して連通されており、インクはこのイ
ンク供給連通口22を介してリザーバ31から各圧力発
生室12に供給される。また、リザーバ31に供給され
るインクは、ノズルプレート20のリザーバ31に対向
する領域に形成されたインク導入口23により供給され
る。
【0036】一方、圧力発生室12が形成された流路形
成基板10上には、例えば、酸化シリコン(SiO2
からなる、厚さ1〜2μmの弾性膜50が設けられ、こ
の弾性膜50は、一方の面で圧力発生室12の一壁面を
構成している。
【0037】このような弾性膜50上の各圧力発生室1
2に相対向する領域には、厚さが例えば、約0.5μm
の下電極膜60と、厚さが例えば、約1μmの圧電体層
70と、厚さが例えば、約0.1μmの上電極膜80と
が、後述するプロセスで積層形成されて、圧電素子30
0を構成している。ここで、圧電素子300は、下電極
膜60、圧電体層70及び上電極膜80を含む部分をい
う。一般的には、圧電素子300の何れか一方の電極を
共通電極とし、他方の電極及び圧電体層70を各圧力発
生室12毎にパターニングして構成する。そして、ここ
ではパターニングされた何れか一方の電極及び圧電体層
70から構成され、両電極への電圧の印加により圧電歪
みが生じる部分を圧電体能動部という。本実施形態で
は、下電極膜60は圧電素子300の共通電極とし、上
電極膜80を圧電素子300の個別電極としているが、
駆動回路や配線の都合でこれを逆にしても支障はない。
何れの場合においても、各圧力発生室毎に圧電体能動部
が形成されていることになる。また、ここでは、圧電素
子300と当該圧電素子300の駆動により変位が生じ
る弾性膜とを合わせて圧電アクチュエータと称する。
【0038】ここで、本実施形態のインクジェット式記
録ヘッドの製造工程について説明する。なお、図3〜図
5は、圧力発生室12の幅方向の断面図である。
【0039】まず、図3(a)に示すように、シリコン
単結晶基板からなり所定の厚さを有する固定基板100
上に剥離層90を形成する。詳しくは後述するが、この
剥離層90は、最終的に固定基板100を剥離するため
のものであり、その材料としては、融点が圧電素子30
0を構成する圧電体層70の仮焼成温度より高く且つ圧
電体層70の結晶化温度より低いものを用いることが好
ましい。
【0040】具体的には、本実施形態では、圧電体層7
0として、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)を用いてお
り、このチタン酸ジルコン酸鉛からなる圧電体層70を
600℃に加熱することにより一旦仮焼成し、その後7
00℃に加熱して結晶化させている。したがって、剥離
層90の材料としては、融点が600℃より高く且つ7
00℃より小さい材料、例えば、アルミニウム、アンチ
モン及びマグネシウム等の金属を用いることが好まし
く、本実施形態では、融点が650℃のマグネシウムを
用いた。
【0041】次に、図3(b)に示すように、この剥離
層90上に上電極膜80を成膜する。この上電極膜80
の材料としては、白金等が好適である。これは、スパッ
タリング法やゾル−ゲル法で成膜する後述の圧電体層7
0は、成膜後に大気雰囲気下又は酸素雰囲気下で600
〜1000℃程度の温度で焼成して結晶化させる必要が
あるからである。すなわち、上電極膜80の材料は、こ
のような高温、酸化雰囲気下で導電性を保持できなけれ
ばならず、殊に、圧電体層70としてチタン酸ジルコン
酸鉛(PZT)を用いた場合には、酸化鉛の拡散による
導電性の変化が少ないことが望ましく、これらの理由か
ら白金が好適である。
【0042】次に、図3(c)に示すように、上電極膜
80上に圧電体層70を成膜すると共に仮焼成する。例
えば、本実施形態では、金属有機物を触媒に溶解・分散
したいわゆるゾルを塗布乾燥してゲル化し、さらに高温
で仮焼成することで金属酸化物からなる圧電体層70を
得る、いわゆるゾル−ゲル法を用いて形成した。
【0043】ここで、圧電体層70を形成するPZTに
は、結晶の成長方向がある。例えば、本実施形態では、
上電極膜80上にPZTからなる圧電体層70を形成し
ているため、その結晶は、上電極膜80側から反対側に
向かって成長している。
【0044】また、本実施形態では、圧電体層70とし
てPZTを用いているため、圧電体層を仮焼成すると、
上電極膜の圧電体層側の表面には、圧電体層70に含ま
れる酸化鉛が拡散された拡散層80aが形成される。な
お、上電極膜80は、上述したように、酸化鉛の拡散に
よる導電性の変化が少ない白金で形成しているため、こ
の拡散層80aによる特性変化等の影響はない。
【0045】なお、従来の工程では、圧電体層70を成
膜すると共に600〜1000℃で焼成することにより
結晶化を行っているが、本工程では、圧電体層70を4
00℃以上、本実施形態では600℃で仮焼成するよう
にした。したがって、圧電体層70を形成する本工程に
おいて、融点が650℃であるマグネシウムからなる剥
離層90が溶融し、固定基板100が剥離することはな
い。
【0046】また、圧電体層70の材料としては、チタ
ン酸ジルコン酸鉛(PZT)系の材料がインクジェット
式記録ヘッドに使用する場合には好適である。なお、こ
の圧電体層70の成膜方法は、特に限定されず、例え
ば、スパッタリング法又はMOD法(有機金属熱塗布分
解法)等のスピンコート法により成膜してもよい。
【0047】さらに、ゾル−ゲル法又はスパッタリング
法もしくはMOD法等によりチタン酸ジルコン酸鉛の前
駆体膜を形成後、アルカリ水溶液中での高圧処理法にて
低温で結晶化させる方法を用いてもよい。
【0048】何れにしても、このように成膜された圧電
体層70は、バルクの圧電体とは異なり結晶が優先配向
しており、且つ本実施形態では、圧電体層70は、結晶
が柱状に形成されている。なお、優先配向とは、結晶の
配向方向が無秩序ではなく、特定の結晶面がほぼ一定の
方向に向いている状態をいう。また、結晶が柱状の薄膜
とは、略円柱体の結晶が中心軸を厚さ方向に略一致させ
た状態で面方向に亘って集合して薄膜を形成している状
態をいう。勿論、優先配向した粒状の結晶で形成された
薄膜であってもよい。なお、このように薄膜工程で製造
された圧電体層の厚さは、一般的に0.2〜5μmであ
る。
【0049】次に、図3(d)に示すように、圧電体層
70上にスパッタリングで下電極膜60を形成する。こ
の下電極膜60の材料としては、白金等が好適である。
これは、上述の工程で仮焼成した圧電体層70は、最終
的には、大気雰囲気下又は酸素雰囲気下で600〜10
00℃程度の温度で焼成して結晶化させる必要があるか
らである。すなわち、下電極膜60の材料は、このよう
な高温、酸化雰囲気下で導電性を保持できるものである
必要があり、この点から白金が好適である。
【0050】次に、図3(e)に示すように、下電極膜
60上に酸化シリコンからなる弾性膜をCVD法あるい
はスパッタリング法によって形成する。
【0051】次に、図4(a)に示すように、弾性膜5
0上に流路形成基板10を接合する。すなわち、予め、
流路形成基板10の一方面側に、異方性エッチング等に
より圧力発生室12を形成すると共に、他方面側にノズ
ル連通孔13及びインク連通孔14を形成しておき、こ
の流路形成基板10の圧力発生室12側と弾性膜50と
を当接させた状態で、全体を450℃程度に加熱し、弾
性膜50等の各層を介して流路形成基板10と固定基板
100との間に、200〜1000V程度の電位を印加
する。これにより、流路形成基板10と弾性膜50とが
化学結合、すなわち、陽極接合される。
【0052】なお、本実施形態では、流路形成基板10
に、圧力発生室12と共にノズル連通孔13及びインク
連通孔14を予め形成しておくようにしたが、少なくと
も圧力発生室12を形成しておけばよく、ノズル連通孔
13及びインク連通孔14は、何れのタイミングで形成
してもよい。
【0053】その後、図4(b)に示すように、固定基
板100を剥離層90で剥離すると共に、圧電体層70
を結晶化する。すなわち、圧電体層70の結晶化温度で
ある700℃程度に加熱することにより剥離層90を溶
融させ、溶融した剥離層90で固定基板100を剥離す
る。またこれと同時に、上述した工程で仮焼成した圧電
体層70が結晶化される。
【0054】なお、このとき、剥離層90は全て除去す
るのが好ましいが、上電極膜80の表面に剥離層90の
一部が残留していてもよい。すなわち、上電極膜80上
に、上電極膜80とは異なる金属の層が残留していても
よい。
【0055】また、本実施形態では、固定基板100の
剥離と、圧電体層70の結晶化とを同一工程で行うよう
にしたが、勿論別工程で行ってもよい。例えば、一旦、
剥離層90の融点である650℃程度に加熱することに
より、剥離層90を溶融させて固定基板100を剥離
し、その後、さらに700℃程度に加熱することによ
り、圧電体層70を焼成して結晶化を行うようにしても
よい。
【0056】次に、図4(c)に示すように、圧電体層
70、上電極膜80及び下電極膜60をエッチングして
圧電素子300のパターニングを行う。
【0057】以上のような工程で、圧力発生室12及び
圧電素子300が形成される。
【0058】以上説明した一連の膜形成及び異方性エッ
チングでは、一枚のウェハ上に多数のチップを同時に形
成し、プロセス終了後、図1に示すような一つのチップ
サイズの流路形成基板10毎に分割する。又、分割した
流路形成基板10を、ノズルプレート20、共通インク
室形成基板30及びインク室側板40と順次接着して一
体化し、インクジェット式記録ヘッドとする。
【0059】このように構成したインクジェット式記録
ヘッドは、図示しない外部インク供給手段と接続したイ
ンク導入口23からインクを取り込み、リザーバ31か
らノズル開口21に至るまで内部をインクで満たした
後、図示しない外部の駆動回路からの記録信号に従い、
下電極膜60と上電極膜80との間に電圧を印加し、弾
性膜50、下電極膜60及び圧電体層70をたわみ変形
させることにより、圧力発生室12内の圧力が高まりノ
ズル開口21からインク滴が吐出する。
【0060】このような構成のインクジェット式記録ヘ
ッドでは、流路形成基板10の一方面側にハーフエッチ
ングによって圧力発生室12を形成しているため、流路
形成基板10の厚みに関係なく、圧力発生室12を所望
の深さとすることができる。すなわち、比較的深さの浅
い圧力発生室12を比較的容易に形成できるため、各圧
力発生室12を区画する隔壁11の剛性を高めることが
できると共に隔壁11のコンプライアンスを小さくする
ことができ、インクの吐出特性が向上する。
【0061】また、固定基板100に圧電素子300の
各層及び振動板を形成し、固定基板100を複数回再利
用することが可能であり、製造工程も比較的簡単である
ため、製造コストを低減することができる。
【0062】(実施形態2)図5は、実施形態2に係る
インクジェット式記録ヘッドの断面図である。
【0063】本実施形態は、図5に示すように、ノズル
開口を流路形成基板10の圧電素子300と同じ側に設
けた例である。すなわち、弾性膜50上にノズル開口2
1Aが穿設されたノズルプレート20Aが流路形成基板
10の略全面を覆うように接合されており、弾性膜50
に設けられたノズル連通孔13Aを介して圧力発生室と
ノズル開口21Aが連通している。
【0064】また、ノズル開口21Aとは反対側の圧力
発生室12の端部近傍の弾性膜50に形成されたインク
連通孔14A及びノズルプレート20Aに形成されたイ
ンク供給連通口22Aを介してリザーバ31と圧力発生
室12とが連通している。
【0065】また、ノズルプレート20Aの圧電素子3
00に対応する領域には、圧電素子300の運動を阻害
しない程度の空間を確保した状態でその空間を密封可能
な圧電素子保持部24が形成されている。そして、この
圧電素子保持部24内に圧電素子300を封止すること
により、大気中の水分等による圧電素子300の破壊を
防止している。
【0066】なお、ノズルプレート20A上には、共通
インク室形成基板30及びインク室側板40によって、
実施形態1と同様にリザーバ31が形成され、このリザ
ーバ31には、ノズルプレート20Aに形成されたイン
ク導入口23を介してインクが供給されるようになって
いる。
【0067】このような本実施形態の構成によっても、
勿論、上述の実施形態と同様の効果が得られる。
【0068】(他の実施形態)以上、本発明の各実施形
態を説明したが、インクジェット式記録ヘッドの基本的
構成は上述したものに限定されるものではない。
【0069】例えば、上述の実施形態では、ノズル開口
を流路形成基板の一方面側に設けるようにしたが、これ
に限定されず、勿論、流路形成基板の端面側に設けるよ
うにしてもよい。
【0070】また、これら各実施形態のインクジェット
式記録ヘッドは、インクカートリッジ等と連通するイン
ク流路を具備する記録ヘッドユニットの一部を構成し
て、インクジェット式記録装置に搭載される。図6は、
そのインクジェット式記録装置の一例を示す概略図であ
る。
【0071】図6に示すように、インクジェット式記録
ヘッドを有する記録ヘッドユニット1A及び1Bは、イ
ンク供給手段を構成するカートリッジ2A及び2Bが着
脱可能に設けられ、この記録ヘッドユニット1A及び1
Bを搭載したキャリッジ3は、装置本体4に取り付けら
れたキャリッジ軸5に軸方向移動自在に設けられてい
る。この記録ヘッドユニット1A及び1Bは、例えば、
それぞれブラックインク組成物及びカラーインク組成物
を吐出するものとしている。
【0072】そして、駆動モータ6の駆動力が図示しな
い複数の歯車およびタイミングベルト7を介してキャリ
ッジ3に伝達されることで、記録ヘッドユニット1A及
び1Bを搭載したキャリッジ3はキャリッジ軸5に沿っ
て移動される。一方、装置本体4にはキャリッジ軸5に
沿ってプラテン8が設けられており、図示しない給紙ロ
ーラなどにより給紙された紙等の記録媒体である記録シ
ートSがプラテン8に巻き掛けられて搬送されるように
なっている。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、流路
形成基板の一方面側にハーフエッチングによって圧力発
生室を形成しているため、深さの浅い圧力発生室を比較
的容易に形成でき、各圧力発生室を区画する隔壁の剛性
を高めることができると共に隔壁のコンプライアンスを
小さくすることができる。これにより、インクの吐出特
性が向上すると共に、圧力発生室を高密度に配設するこ
とができる。また、製造工程を簡略化でき、製造コスト
を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係るインクジェット式記
録ヘッドの概略を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施形態1に係るインクジェット式記
録ヘッドの断面図である。
【図3】本発明の実施形態1に係るインクジェット式記
録ヘッドの製造工程を示す断面図である。
【図4】本発明の実施形態1に係るインクジェット式記
録ヘッドの製造工程を示す断面図である。
【図5】本発明の実施形態2に係るインクジェット式記
録ヘッド示す断面図である。
【図6】本発明の一実施形態に係るインクジェット式記
録装置の概略図である。
【符号の説明】
10 流路形成基板 11 隔壁 12 圧力発生室 13 ノズル連通孔 14 インク連通孔 20 ノズルプレート 21 ノズル開口 50 弾性膜 60 下電極膜 70 圧電体層 80 上電極膜 90 剥離層 100 固定基板 300 圧電素子

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズル開口に連通する圧力発生室が画成
    される流路形成基板と、該流路形成基板の一方面側に振
    動板を介して成膜及びリソグラフィ法により形成される
    下電極、圧電体層及び上電極からなる圧電素子とを具備
    するインクジェット式記録ヘッドにおいて、 前記圧電素子を構成する前記圧電体層は、前記圧力発生
    室とは反対側から当該圧力発生室に向かって結晶が成長
    していることを特徴とするインクジェット式記録ヘッ
    ド。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記圧電体層が、チ
    タン酸ジルコン酸鉛からなり、前記上電極の前記圧電体
    層側の少なくとも表層部に鉛が拡散さた拡散領域が形成
    されていることを特徴とするインクジェット式記録ヘッ
    ド。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記上電極の
    前記圧電体層とは反対側に、前記上電極とは異なる金属
    からなる残留層を有することを特徴とするインクジェッ
    ト式記録ヘッド。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れかのインクジェット
    式記録ヘッドを具備することを特徴とするインクジェッ
    ト式記録装置。
  5. 【請求項5】 ノズル開口に連通する圧力発生室が画成
    される流路形成基板と、該流路形成基板の一方面側に振
    動板を介して成膜又はリソグラフィ法により形成された
    下電極、圧電体層及び上電極からなる圧電素子とを具備
    するインクジェット式記録ヘッドの製造方法において、 単結晶シリコンからなる固定基板上に前記圧電体層の仮
    焼成温度よりも高く且つ前記圧電体層の結晶化温度より
    も低い融点を有する金属からなる剥離層を形成する工程
    と、該剥離層上に前記上電極膜、圧電体層、下電極膜及
    び酸化シリコンからなる振動板を順次積層形成する工程
    と、一方面側に前記圧力発生室が形成された前記流路形
    成基板の開口面と前記固定基板とを陽極接合する工程
    と、前記剥離層の融点よりも高い温度に加熱することに
    より前記剥離層で前記固定基板を剥離する工程とを有す
    ることを特徴とするインクジェット式記録ヘッドの製造
    方法。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記圧電体層がチタ
    ン酸ジルコン酸鉛からなり、前記剥離層が600〜70
    0℃の融点の金属からなることを特徴とするインクジェ
    ット式記録ヘッドの製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記金属がアルミニ
    ウム、アンチモン又はマグネシウムからなる群から選択
    されることを特徴とするインクジェット式記録ヘッドの
    製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項5〜7の何れかにおいて、前固定
    基板を剥離する工程では、前記圧電体層の焼成温度に加
    熱して、同時に前記圧電体層の結晶化を行うことを特徴
    とするインクジェット式記録ヘッドの製造方法。
JP2000245697A 2000-08-14 2000-08-14 インクジェット式記録ヘッド及びその製造方法並びにインクジェット式記録装置 Pending JP2002052713A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000245697A JP2002052713A (ja) 2000-08-14 2000-08-14 インクジェット式記録ヘッド及びその製造方法並びにインクジェット式記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000245697A JP2002052713A (ja) 2000-08-14 2000-08-14 インクジェット式記録ヘッド及びその製造方法並びにインクジェット式記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002052713A true JP2002052713A (ja) 2002-02-19

Family

ID=18736170

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000245697A Pending JP2002052713A (ja) 2000-08-14 2000-08-14 インクジェット式記録ヘッド及びその製造方法並びにインクジェット式記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002052713A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2003084758A1 (ja) * 2002-04-09 2005-08-11 セイコーエプソン株式会社 液体噴射ヘッド
CN102673154A (zh) * 2011-03-07 2012-09-19 精工爱普生株式会社 液体喷射头及液体喷射装置以及液体喷射头的制造方法
WO2016152166A1 (en) * 2015-03-26 2016-09-29 Seiko Epson Corporation Liquid ejecting head and liquid ejecting apparatus
JP2017087439A (ja) * 2015-11-02 2017-05-25 株式会社リコー 液滴吐出ヘッド及び画像形成装置

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8449085B2 (en) 2002-04-09 2013-05-28 Seiko Epson Corporation Liquid ejection head
US7708388B2 (en) 2002-04-09 2010-05-04 Seiko Epson Corporation Liquid ejection head
JP4604490B2 (ja) * 2002-04-09 2011-01-05 セイコーエプソン株式会社 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
US7997693B2 (en) 2002-04-09 2011-08-16 Seiko Epson Corporation Liquid ejection head
US8182074B2 (en) 2002-04-09 2012-05-22 Seiko Epson Corporation Liquid ejection head
JPWO2003084758A1 (ja) * 2002-04-09 2005-08-11 セイコーエプソン株式会社 液体噴射ヘッド
US8740358B2 (en) 2002-04-09 2014-06-03 Seiko Epson Corporation Liquid ejection head
US8840228B2 (en) 2002-04-09 2014-09-23 Seiko Epson Corporation Liquid ejection head
CN102673154A (zh) * 2011-03-07 2012-09-19 精工爱普生株式会社 液体喷射头及液体喷射装置以及液体喷射头的制造方法
WO2016152166A1 (en) * 2015-03-26 2016-09-29 Seiko Epson Corporation Liquid ejecting head and liquid ejecting apparatus
JP2018506457A (ja) * 2015-03-26 2018-03-08 セイコーエプソン株式会社 液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置
US10005280B2 (en) 2015-03-26 2018-06-26 Seiko Epson Corporation Liquid ejecting head and liquid ejecting apparatus
JP2017087439A (ja) * 2015-11-02 2017-05-25 株式会社リコー 液滴吐出ヘッド及び画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3491688B2 (ja) インクジェット式記録ヘッド
JP2002210965A (ja) ノズルプレート及びインクジェット式記録ヘッド並びにインクジェット式記録装置
JP2003266686A (ja) インクジェット式記録ヘッド及びその製造方法並びにインクジェット式記録装置
JP2003145762A (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP3555653B2 (ja) インクジェット式記録ヘッド及びその製造方法
JP2002046281A (ja) インクジェット式記録ヘッド及びその製造方法並びにインクジェット式記録装置
JP3543933B2 (ja) インクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置
JP2001096745A (ja) インクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置
JP2002046283A (ja) インクジェット式記録ヘッドの製造方法
JP2000263785A (ja) アクチュエータ装置及びその製造方法並びにインクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置
JP2002052713A (ja) インクジェット式記録ヘッド及びその製造方法並びにインクジェット式記録装置
JP3384456B2 (ja) インクジェット式記録ヘッド及びその製造方法並びにインクジェット式記録装置
JP2003118110A (ja) インクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置
JP2001270114A (ja) インクジェット式記録ヘッド及びその製造方法並びにインクジェット式記録装置
JP4420544B2 (ja) インクジェット式記録ヘッド並びにインクジェット式記録装置
JP2002210988A (ja) インクジェット式記録ヘッド及びその製造方法並びにインクジェット式記録装置
JP2002187271A (ja) インクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置
JP3546944B2 (ja) インクジェット式記録ヘッド及びその製造方法並びにインクジェット式記録装置
JP2003251805A (ja) インクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置
JP3485014B2 (ja) インクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置
JP2002166547A (ja) インクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置
JP2000127391A (ja) アクチュエータ装置及びインクジェット式記録ヘッド並びにインクジェット式記録装置
JP2002210962A (ja) インクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置
JP2001270113A (ja) インクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置
JP2001096744A (ja) インクジェット式記録ヘッド及びその製造方法並びにインクジェット式記録装置