JP2002051963A - 食器洗い機 - Google Patents
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Abstract
食器洗い機を提供する。 【解決手段】洗浄槽の底部に回転自在に設けられるノズ
ルアームと、ノズルアームの中央部に回転自在に内置さ
れている洗浄ポンプと、該洗浄ポンプを駆動する電動機
とを有し、ノズルアーム、洗浄ポンプおよび電動機の回
転軸心が縦に同心的に、かつ電動機の上側にノズルアー
ムおよび洗浄ポンプが位置するように配置し、洗浄槽の
底部には洗浄水が集まる集水部を電動機の外側周囲に設
け、かつ洗浄槽の底部は集水部から離れるところを高く
なるように形成し、ノズルアームと洗浄槽の底部との間
には、洗浄ポンプの吸込口側に洗浄水を導く洗浄水吸込
ガイドを設け、かつ洗浄水吸込ガイドの外周側を下向き
に延在して洗浄液吸込用開口部を設け、該洗浄液吸込用
開口部を集水部に対向するように配置したことを特徴と
するものである。
Description
置し、洗浄槽内で洗浄液が循環する食器洗い機に関す
る。
−327908号公に記載されているように前面のドア
を下端の軸を中心にして手前に開閉自在に構成されてい
る。内部は洗浄槽となっており、食器を設置するための食
器カゴが上下2段に設置され、ローラーで可動するスラ
イドレールにより前側に食器カゴが引出し可能になって
いる。従来の食器洗い機は本体の幅寸法により6人〜10
人用が選択できるようになっている。主流としては本体
幅45cmで6人用が一般的である。家庭においては料理の
内容・来客等により通常より多くの食器を使用する場合
がある。また人数が減った場合は通常より少ない食器を
洗浄する場合がある。たとえば食器の数が増加した場合
は、1度洗浄した後に食器を取出し次の食器を設置し、
第2回目の洗浄をしなければならない。時間が掛かると
共に、第1回目の洗浄が終了する時間を気にしなければ
ならないため、使い勝手が悪い食器洗い機となる。ま
た、食器の数が減少した場合は、食器洗い機の余裕を残
した状態で洗浄するため、電気・水等を余分に使用し非
効率的となる。また、従来の開閉方式(フロントオープ
ン)はドアが床面近くまで回転するので開閉動作時、食
器の出入れ時、姿勢を低くしなければならないため使い
勝手も悪く腰の負担も生じていた。更に、下記公開特許
広報にあるようにドアを開閉する際の操作感が悪かった
り、扉内の電気部品が開閉時故障するなどの要素があっ
た。従来のドアの開閉操作は機械式ロック機構を有して
おり、ドアの開時はロックレバーを回転させロック機構
を解除した後、ドアを引き倒す2アクション操作であっ
た。ドアの閉時はドアを引き上げた後ロックレバーを回
転させロック機構を作用させる2アクション操作であっ
た。これはドア開閉においては、煩わしく使い勝手の悪
い操作であった。従来ドアを開けた時、洗浄中に生じた
水蒸気がドア面に付着し滴下すると共に、床面を濡らす
という不具合があった。また従来の食器洗い機の構成
は、洗浄槽内の洗浄液を洗浄槽底部水溜部の開口部から
洗浄槽外の導水路を経て洗浄液を加圧する洗浄ポンプ室
に導く。加圧した加圧洗浄液はポンプ室からノズルに供
給する導水路を経て、ノズルに供給されノズルの噴射口
から高速で噴射され食器を洗浄する洗浄槽外循環方式で
あった。この構成において、洗浄槽内の上段の食器を高
率良く洗浄するためには、洗浄液を洗浄槽の上まで強力
に噴射液を噴射しなければならない。そこでモータは洗
浄液に高いヘッドを与えるため必然的に大きな出力を必
要とし、その大きさは大きくなる。反面、高いヘッドで洗
浄液を噴射することは単位時間当たりの循環水量が多く
なり、洗浄槽内の洗浄液面が急激に低下すると共に洗浄
液面は波打ちを生じ、洗浄槽底部水溜部の開口部から空
気を巻き込み、洗浄ポンプ室に空気が送られ、ポンプ性
能が低下する要素を有する。この空気巻き込みを避ける
ため、洗浄槽底部水溜部の開口部は深くする必要があっ
た。これらのことから洗浄槽底部水溜部・モータ・ポン
プ室結合のための高さが高くなるという欠点を有してい
た。結果的に洗浄槽の容積に制限が生じ、空間の利用状
況が悪いものであった。食器の乾燥において、従来は洗
浄槽の外部ファンにより洗浄槽内に送風し、洗浄槽内あ
るいは洗浄槽外に設けたヒータの熱を循環して食器の乾
燥を行っていた。本方法では送風管路が長くスペース
上、管路面積を大きく取れないため管路損失は大きくな
り、送風量は少なく乾燥に時間が掛かるという欠点があ
った。
種の問題を考慮し、洗浄水噴射量が多く、かつ流通路ロ
スが少ない食器洗い機を提供する。
に回転自在に設けられるノズルアームと、ノズルアーム
の中央部に回転自在に内置されている洗浄ポンプと、該
洗浄ポンプを駆動する電動機とを有し、ノズルアーム、
洗浄ポンプおよび電動機の回転軸心が縦に同心的に、か
つ電動機の上側にノズルアームおよび洗浄ポンプが位置
するように配置し、洗浄槽の底部には洗浄水が集まる集
水部を電動機の外側周囲に設け、かつ洗浄槽の底部は集
水部から離れるところを高くなるように形成し、ノズル
アームと洗浄槽の底部との間には、洗浄ポンプの吸込口
側に洗浄水を導く洗浄水吸込ガイドを設け、かつ洗浄水
吸込ガイドの外周側を下向きに延在して洗浄液吸込用開
口部を設け、該洗浄液吸込用開口部を集水部に対向する
ように配置したことを特徴とするものである。こうする
ことにより、洗浄水噴射量が多く、かつ流通路ロスが少
ない食器洗い機を提供できる。次に本発明の実施形態を
述べる前により具体的な課題および解決手段について以
下にまとめて述べる。本発明は、従来の食器洗い機が開
閉方式(フロントオープン)で1つの洗浄槽であったた
め、使い勝手が悪く、空間の利用も効率的でなかったの
を改善しようとするものである。前述の食器数の増減時
に洗浄の手間・時間の無駄等があつたので、状況に応じ
て臨機応変に使用できる食器洗い機を提供することにあ
る。本発明は同一設置空間内に上下2段の洗浄槽を構成
することにより、前述の食器数の増減時に食器の数・大
きさに応じて上下の洗浄槽を同時あるいは片側のみ等臨
機応変に使用できる使い勝手の良い食器洗い機を提供で
きる。本発明は食器洗い機の使用姿勢に負担の掛かるの
を改善し、立ったままの姿勢でかつ、軽い力で出し入れ
可能な、使い勝手も良く腰への負担は軽減される、人に
やさしい食器洗い機を提供することにある。上下2段の
洗浄槽は引出し式に引出す構成とすることにより、立っ
たままの姿勢でかつ、軽い力で出し入れ可能となるた
め、使い勝手も良く腰への負担は軽減される。人にやさ
しい食器洗い機を提供することができる。従来の洗浄槽
外循環方式は、洗浄槽の洗浄液面から底部水溜部・洗浄
ポンプ室・モータを含めた高さが高かった。そこで、本
発明は、従来の食器洗い機と同一設置空間内に従来の洗
浄槽容積を確保し、更に余裕の洗浄槽空間を確保する食
器洗い機を提供することにある。従来の食器洗い機と同
一設置空間内に従来の洗浄槽容積を確保し、更に余裕の
ある洗浄槽空間を確保するため、従来の洗浄液の洗浄槽
外循環方式を洗浄槽内だけで洗浄液を循環させる洗浄槽
内循環方式とする。洗浄槽内循環方式は、従来の洗浄槽
底部水溜部の開口部から洗浄槽外の洗浄液を加圧する洗
浄ポンプ室間の導水路が洗浄槽内で構成される。また、
洗浄槽外の洗浄ポンプ室とノズル間の導水路が洗浄槽内
で構成され、両者の導水路が不要となるため配路損失を
なくすと共に、高さを低くすることができる。モータは
回転子を磁石で構成する薄形ブラシレスモータとし、洗
浄槽の底部直下に設けたモータの軸に洗浄ポンプ羽根を
設け、中央部に洗浄液吸込用の開口部を有するノズルの
開口部に洗浄ポンプ羽根を位置させ、ノズルを回転自在
に支持すると共に、洗浄槽の底部に対し一定の間隔で伸
長し、洗浄槽の最深部近傍で外周にリング状の洗浄液吸
込み用開口部を構成し、中央部はノズルの開口部に対応
した洗浄液吐出用の開口部を有する洗浄液ガイドを設け
た。洗浄槽の最深部近傍に洗浄液吸込み用開口部を設け
ることは、洗浄液面高さを低く構成した場合、洗浄槽の
最深部近傍から洗浄液を吸込構造のため、洗浄液面高さ
の変動・洗浄液面の波打ち等の要因に対して影響を受け
ることなく安定した洗浄液循環水路を構成することがで
きる。洗浄液面を安定させ方法としてノズルから噴射し
た洗浄液を静かに、かつ早く元の洗浄液面に戻す方法が
ある。具体的には仕切り板に複数の残菜捕集フィルター
を設ける。あるいは補助的に仕切り板上に複数の孔を均
等に配置することにより実現する。更に、モータの洗浄
ポンプ羽根設置と反対側の軸に排水ポンプ羽根およびポ
ンプ室を設けた。モータの回転を洗浄ポンプ羽根の作用
回転方向とは逆に回転させる。このような構成とするこ
とにより、排水のための導水路が最短となり管路損失を
小さくすることができる。洗浄槽は上下2段(2分割)
とすることにより、洗浄槽の高さは約1/2となり洗浄
槽の上まで噴射液を噴射するためのヘッドは従来と比較
し約1/2となり、循環水量も低く押さえることができ
る。これは洗浄液の必要水量が少ないため、洗浄液面も
低く設定できるので、従来の食器洗い機の洗浄液面から
洗浄槽底部水溜部・モータ・ポンプ室までに相当する高
さを低くすることができる。従来の食器洗い機のドア開
閉は2アクションであったが、本発明は使い勝手の良い
1アクションの食器洗い機を提供することにある。従来
の食器洗い機のドア開閉は2アクションであったが、本
発明の洗浄槽の引出し収納操作において、洗浄槽の上端
全周にパッキンを設け、更に、洗浄槽の上部にシール板
を配置し、両者はパッキンの弾性により常に当接させ
る。また、食器洗い機が収納されたことを検知する検知器
の信号を受けて、パッキンに加圧空気を送る構成とする
ことにより、食器洗い機収納後電源スイッチを操作する
だけで収納操作は終了する。こうして、1アクション操
作が可能となる。使用状態では、パッキンが加圧空気に
より洗浄槽の上部のシール板に加圧されているため、洗
浄槽が引出しできないように構成されている。そこで誤
って使用中に洗浄槽を引き出し、動作中の高温水などと
触れる恐れがない安全で使い勝手の良い食器洗い機とな
る。従来のドアを開けた時、洗浄中に生じた水蒸気がド
ア面に付着し滴下すると共に、床面を濡らすという不具
合があつたが、本発明は引出し式洗浄槽において水滴の
滴下のない食器洗い機を提供することにある。従来のド
アを開けた時、洗浄中に生じた水蒸気がドア面に付着し
滴下すると共に、床面を濡らすという不具合に対して
は、本発明の引出し式洗浄槽は構造が異なるため発生は
しない。ただし、洗浄槽の上部シール板には水蒸気が付着
し滴下する。そこで、洗浄槽の上端全周にパッキンを設
け、更に、洗浄槽の上部のシール板にパッキンの弾性に
より常に当接させ、更にパッキンのシール板との接触圧
を洗浄槽の奥側において高くすることにより、食器洗い
機使用中のみならず、食器洗い機使用後洗浄槽を引出す
ときは、洗浄槽の奥側パッキンがシール板に付着した水
滴を洗浄槽内に掻き落とし、本体内に滴下させることは
ない。本発明は、食器の乾燥に長い時間を要しない、乾
燥運転時間の短い食器洗い機を提供することにある。食
器の乾燥運転中に洗浄槽内に設けた洗浄ポンプの羽根を
回転させることにより、洗浄槽内の温度を均一にし、乾
燥時間短縮を可能とした。本発明は食器の洗浄に時間を
要しない、洗浄運転時洗浄時間の短い食器洗い機を提供
することにある。ノズルと洗浄液ガイドの間に設けた金
属製の仕切り板とヒータを適当な温度で熱的に結合する
ことにより、仕切り板を放熱板とし、かつ仕切り板に開
けた複数の孔から洗浄槽全域に温風を送ることにより洗
浄槽の温度を短時間に上昇することができる。更に、こ
の構成は食器洗浄中においては、洗浄液を短時間に適当
な温度に上昇させることができるため、洗浄時間も短縮
することができる。上記のとおり、本発明は空間の利用
効率の良く、しかも使い勝手の良い食器洗い機を提供す
ることにある。
図面を参照しながら説明する。図1、図2、図3、図4
に示すように洗浄槽25は、本体ケース26に上下2段
に各々独立して備わる。洗浄槽25はスライドレール2
7とローラー28により引出し可能に備えられている。
食器3は洗浄槽25に備わる食器棚29の上に並べられ
る。食器3を洗浄する洗浄用の洗浄液は給水バルブ59
から給水ホース60を通じて洗浄槽25に供給される。
洗浄槽25の底部の直下には回転子30を磁石(永久磁
石)で形成するブラシレスモータ31(電動機)が設け
られている。ブラシレスモータ31の回転軸には洗浄槽
25側に洗浄ポンプのポンプ羽根32が取付けられる。
ノズルアーム33は上側に洗浄液を噴射する複数の噴射
孔34を有し、中央部には洗浄液吸込用の開口部35が
設けられている。このノズルアーム33は開口部35内
でポンプ羽根32に対し適当な間隔を保って洗浄液吸込
ガイド36の上に回転可能に取付支持されている。洗浄
液吸込ガイド36は洗浄槽25の底部に対し一定の間隔
を保って伸長し、洗浄槽25の最深部近傍で外周にリン
グ状の洗浄液吸込み用開口部37を有し、中央部はノズ
ルアーム33の開口部35に対応した洗浄液吐出用の開
口部38を有する。すなわち、洗浄槽25の底部側に回
転自在に設けられるノズルアーム33と、ノズルアーム
33の中央部に設けられる洗浄液吸込用の開口部35に
回転自在に内置されている洗浄ポンプのポンプ羽根32
と、洗浄ポンプのポンプ羽根を駆動する電動機とを有
し、ノズルアーム33、洗浄ポンプおよび電動機の回転
軸心が縦に同心的に、かつ電動機の上側にノズルアーム
33および洗浄ポンプが位置するように配置している。
そして、洗浄槽25の底部には洗浄液(洗浄水)が集ま
る最深部(集水部)を電動機の外側周囲に設け、かつ洗
浄槽25の底部は集水部から離れるところを高くなるよ
うに傾斜させて形成し、ノズルアーム33と洗浄槽25
の底部との間には、洗浄ポンプの吸込口側に洗浄水を導
く洗浄液吸込ガイド36(洗浄水吸込ガイド)を設け、
かつ洗浄水吸込ガイドの外周側を下向きに延在して洗浄
液吸込み用開口部37(洗浄液吸込用開口部)を設け、
該洗浄液吸込用開口部を集水部に対向するように配置し
た構成になっている。洗浄ポンプの運転で洗浄液吸込用
開口部より吸い込まれた洗浄水は、洗浄水吸込ガイドと
洗浄槽25の底部との間に形成される流通路を流れて洗
浄ポンプに吸い込まれ、ポンプ羽根32でノズルアーム
33に送られた洗浄水は噴射孔34から洗浄槽25内に
噴射される。この噴射する洗浄水で食器3は洗浄され
る。かかる洗浄運転に伴い、洗浄槽25の底部に溜まる
洗浄水の水位は、水位の下った時の水位まで低下する。
洗浄する前のスタート水位よりもかなり下がった水位で
洗浄の運転が行われているのである。水位差が大きいと
言うことは、それだけ多量の洗浄水が洗浄槽25内に噴
射されていることになるので、洗浄が短い時間で良く行
われることになるのである。スタート水位をノズルアー
ム33と洗浄水吸込ガイド上側との間にしたのは、ノズ
ルアーム33の回転が出来る範囲で、出来るだけ多くの
洗浄水を用意したいからである。これ以上にスタート水
位を上げると、ノズルアーム33が洗浄水に触れるの
で、ノズルアーム33の回転が難しくなるからである。
また運転中の水位を水位の下った時の水位程度に抑える
ようにしたのは、安定した洗浄運転が維持できるからで
ある。これ以下に水位を下げると、洗浄液吸込用開口部
が大気に臨み、空気を吸い込んで洗浄が良く行われなく
なるのである。また洗浄水の水面は、波立が生じ易いの
で、波の上下を考慮して洗浄液吸込用開口部よりも少し
上側に運転時の水位を規定することが望ましいのであ
る。また洗浄水吸込ガイドで形成される流通路は短い。
電動機の外側周囲に洗浄水が集まる最深部(集水部)を
設け、そこに洗浄液吸込用開口部を臨ませるようにした
からである。洗浄水吸込ガイドの流通路が短いので、洗
浄水が流れる流通路ロスが少なく、洗浄効率が向上す
る。さらに洗浄槽25の底部には、洗浄水が集まる最深
部(集水部)を電動機の外側周囲に設け、かつ洗浄槽の
底部は集水部から離れるところを高くなるように形成し
たので、洗浄水は淀むことなく集水部に流れて集まる。
このため、洗浄水は全部が良く循環させられることにな
るので、洗浄が良く行われる。淀む無駄な洗浄水がない
ので、洗浄水を少なくすることが出来る。また、洗浄液
吸込ガイド36はねじ39により洗浄槽25に固定され
ている。ブラシレスモータ31の回転軸には、ポンプ羽
根32の反対側(下端側)に排水ポンプのポンプ羽根4
0を取付けると共に、ポンプ羽根40の周囲にポンプ室
41を構成する。ポンプ室41は洗浄槽25の水溜部4
2に短い導水部43で連通されている。ポンプ羽根40
は、ポンプ羽根32がポンプ作用を実現する回転方向と
反対に回転したときに、排水ポンプとしての機能を生じ
るような羽根に構成されている。排水ポンプのポンプ羽
根40が排水ポンプとしての機能を果したときは、洗浄
槽25内の洗浄後の洗浄液を排水ホース44を通じて、
食器洗い機の外部に排水する。洗浄時は、ブラシレスモ
ータ31と洗浄ポンプのポンプ羽根32の回転により、
洗浄槽25の最深部近傍から洗浄液を吸上げ、洗浄液吸
込ガイド36を通じて、洗浄液吸込ガイド36の開口部
に導く。更に吸上げられた洗浄液はポンプ羽根32で加
速され、ノズル33の開口部35から、ノズル33に設
けたケーシング45に沿って更に加速された状態で、噴
射孔34に導かれる。洗浄液はノズル33の中で加圧さ
れるため、複数の噴射孔34から高速で噴射される。
尚、ノズル33は洗浄液が狭いケーシング45を通過す
るときの反作用および複数の小さな噴射孔34から高速
で噴射される時の反作用により、一定の方向に回転す
る。洗浄液ガイド36の洗浄液吸込み用開口部37は、
有効面積が確保できる範囲内で格子あるいは部分開口で
も良い。洗浄液吸込ガイド36は、洗浄槽25の底部に
設けた凸型部に備えられる。凸型部は、洗浄槽25の底
部を隆起させて形成したもので、下面が電動機収納部に
なる。洗浄槽25の底部に備わる前記最深部(集水部)
は、電動機収納部の下部外側周囲に設けられる。洗浄槽
25の底部は、前記最深部(集水部)から離れると高く
なるようにしている。前記最深部(集水部)が洗浄槽2
5の中央に位置するので、洗浄槽25の外周側に向かっ
て底部は高くなるように傾斜した形状をしているのであ
る。前記洗浄液吸込ガイド36(洗浄水吸込ガイド)
は、電動機収納部の外側面に間隔を隔てて沿うように形
状をなしている。すなわち、洗浄水吸込ガイドは、電動
機収納部の上部に対向する円板状の傘部と電動機収納部
の側面に対向する台形状の筒部を有する。傘部は、ほぼ
平板状で、外周に向かって幾分下がるように傾斜してい
る。筒部は傘部の外周から下向きに折れ曲がって延在す
る台形状をなしている。このような形状をした洗浄水吸
込ガイドと電動機収納部の外側との間に形成される導水
路としての流通路は、洗浄槽25の最深部(集水部)に
洗浄液吸込ガイド36(洗浄水吸込ガイド)の洗浄液吸
込み用開口部37を設定することにより、最短となる。
このため、洗浄液面の高さを低くしても、安定した洗浄
液循環が行われる。従来の流通路が長い食器洗い機と違
い、本発明のものは流通路の管路損失が少なく、しかも
流通路が洗浄槽25内で構成できるので高さの低い食器
洗い機が実現可能となる。洗浄液吸込ガイド36の近傍
に、洗浄液の加温と、食器乾燥時のファン53により送
風される空気の加温を兼ねるヒータ46を設置する。ヒ
ータ46はシーズヒータでも面状のヒータでも良い。シ
ーズヒータの場合は1重が一般的であるが図2に示すよ
うに2重(複数重)にすることにより効率よく加温でき
る。残菜捕集用のフィルター48は洗浄槽25の底部に
設けられ、洗浄後の洗浄水を排水するときに、残菜を捕
集する。ヒータ46は洗浄槽25の底部に設けた感熱板
49のアーム50により一端を支持され、ヒータ46の
温度は感熱板49と熱的に1体となったセンサー51に
より温度検知情報を得て、コントローラー52により制
御している。洗浄槽25の上端全周にパッキン54を設
け、更に、洗浄槽25の上部のシール板55にパッキン
54の弾性により常に当接させ、更にパッキン54のシ
ール板55との接触圧を洗浄槽25の奥側において高く
することにより、食器洗い機使用中のみならず、食器洗
い機使用後に洗浄槽25を引出すときは、洗浄槽25の
奥側パッキン54がシール板55に付着した水滴を洗浄
槽25内に掻き落とし、食器洗い機本体内に水滴を滴下
させることはなくなる。 また、食器洗い機が収納されたことを検知する検知器
(図示せず)(検知手段)の信号を受けて、洗浄槽25
側に取付けたエアーポンプ56で発生した加圧空気をパ
イプ57を通じて、パッキン54に加圧空気を送る構成
とすることにより、食器洗い機の収納後に電源スイッチ
58を操作するだけで収納操作は終了する。これによ
り、1アクション操作が可能となる。従来のものは食器
洗い機を収納した後に、さらにロックレバーによる施錠
を必要とした。これに比べ、本発明のものは収納操作が
容易である。尚、パッキン54は弾性および伸縮性を持
たせるために蛇腹状に構成する。また、パッキン54は
加圧空気を送る構成にするため、中空状とする。使用状
態では、パッキン54が加圧空気により洗浄槽の上部の
シール板55に加圧されているため、洗浄槽25が容易
に引出すことができないように構成されている。このた
め、誤って使用中に洗浄槽25を引き出し、動作中の高
温水等に触れるような恐れがなく、安全で使い勝手の良
い食器洗い機を提供できる。図5、図6において、ノズ
ルアーム33と洗浄液吸込ガイド36の間に仕切り板6
1を設ける。仕切り板61は残菜捕集用のフィルター6
2を1個あるいは複数個備える。また、図7において、
仕切り板61は金属製とし表面に補助的に水きり用の孔
64を設け、該孔の大きさを残菜捕集用のフィルター6
2の開口と同じかまたはそれ以下にする。仕切り板61
を設けたのは、ノズルアーム33により噴射された洗浄
液が早く、洗浄液面の波立ちを生じるので、この波立ち
を無くするためである。この仕切り板61はヒータ支持
板63により、ヒータ46と適当な温度で熱的に結合さ
せている。このため、仕切り板61は食器33の洗浄工
程では、ノズルアーム33から噴射された洗浄液は仕切
り板61上に到達したとき、仕切り板61の全面により
加温されるため短時間で効率良く、洗浄に必要な洗浄液
温度にすることができる。また、食器33の乾燥工程で
は、ファン53により送風される空気は仕切り板61の
全面により加温されるため短時間で効率良く、乾燥に必
要な温風を供給できる。このとき、ポンプ羽根32を回
転させることにより、更に短時間で洗浄槽25内の温度
を均一にすることができるため、短時間で効率の良い、
乾燥が実現できる。上記実施形態で述べた発明の良さを
以下に列挙する。本発明によれば従来の食器洗い機が1
つの洗浄槽であったものを、同一設置空間内に上下2段
の洗浄槽を構成することにより、洗浄対象の食器数が増
減した時に食器の数・大きさに応じて上下の洗浄槽を同
時あるいは片側のみ等臨機応変に使用することができ
る。本発明によれば、上下2段の洗浄槽は引出し式に引
出す構成のため、立ったままの姿勢でかつ、軽い力で出
し入れ可能となるため、使い勝手も良く腰への負担は軽
減され、人にやさしい食器洗い機となる。本発明によれ
ば従来の洗浄液循環において、洗浄槽外循環方式であっ
たものを、洗浄槽内だけで洗浄液を循環させる洗浄槽内
循環方式とすることができる。そこで、従来の洗浄槽底
部水溜部の開口部から洗浄槽外の洗浄液を加圧する洗浄
ポンプ室間の導水路が洗浄槽内で構成される。また、洗
浄槽外の洗浄ポンプ室とノズル間の導水路が洗浄槽内で
構成され両者の導水路が不要となるので管路損失がなく
なる。そこで高さを低くすることができる。本発明によ
れば、洗浄槽の最深部近傍に洗浄液吸込み用開口部を設
ける。そこで、洗浄液面高さを低く構成した場合、洗浄
槽の最深部近傍から洗浄液を吸込ので、洗浄液面高さの
変動・洗浄液面の波打ち等の要因に対して影響を受ける
ことなく安定した洗浄液循環水路を構成することができ
る。本発明によれば、モータの攪拌ポンプ羽根設置と反
対側の軸に排水ポンプ羽根およびポンプ室を設け、モー
タの回転を攪拌ポンプ羽根の作用回転方向とは逆に回転
させる。そのため排水のための導水路が最短となり管路
損失を小さくすることができる。本発明によれば、洗浄
槽を上下2段(2分割)とする。そこで洗浄槽の高さは
約1/2となり洗浄槽の上まで噴射液を噴射するための
ヘッドは従来と比較し約1/2となり、循環水量も低く
押さえることができる。これは洗浄液の必要水量が少な
いため、洗浄液面も低く設定できる。更に従来の食器洗
い機の洗浄面から洗浄槽底部水溜部・モータ・ポンプ室
までに相当する高さを低くすることができる。本発明に
よれば、従来の食器洗い機のドア開閉は2アクションで
あったが、本発明の洗浄槽の引出し収納操作において、
洗浄槽の上端全周にパッキンを設け更に、洗浄槽の上部
にシール板を配置し、食器洗い機が収納されたことを検
知する検知器の信号を受けて、パッキンに加圧空気を送
る構成とすることにより、収納状態で洗浄槽を保持でき
る。ここに、1アクション操作が可能となる。本発明に
よれば、従来ドアを開けた時洗浄中に生じた水蒸気がド
ア面に付着し滴下すると共に、床面を濡らすという不具
合があつたが、本発明の引出し式洗浄槽によると構造的
が異なるためにドア面からの水滴の滴下は発生はしな
い。ただし、洗浄槽の上部シール板には水蒸気が付着し滴
下する恐れがあるが、本発明によれば、洗浄槽の上端の
パッキンによりシール板に付着した水滴を洗浄槽内に掻
き落すため、水滴の滴下は発生しない。 本発明によれば、食器の乾燥時間短縮において乾燥運転
時に洗浄槽内に設けた攪拌ポンプ羽根を回転させ洗浄槽
内の温度を均一にするため、乾燥時間短縮ができる。更
に、ノズルと洗浄液ガイドの間に設けた金属製の仕切り
板とヒータを適当な温度で熱的に結合することにより、
仕切り板が放熱板の機能を果たし、更に乾燥時間を短縮
できる。本発明によれば、仕切り板とヒータを適当な温
度で熱的に結合することにより、食器の洗浄中におい
て、噴射された洗浄液が仕切り板上に戻った時、洗浄液
を短時間に適当な温度に上昇させることができるため、
洗浄時間も短縮することができる。本発明は空間の利用
効率の良いまた、使い勝手の良い食器洗い機が実現でき
る。
水噴射量が多く、かつ流通路ロスが少ない食器洗い機を
提供できる。
の縦断面図である。
の平面図である。
を引出した状態を示す斜視図である。
の要部拡大断面図である。
い機の縦断面図である。
い機の平面図である。
器棚、31…ブラシレスモータ、32…ポンプ羽根、3
3…ノズルアーム、36…洗浄液吸込ガイド、6…ヒー
タ、40…ポンプ羽根。
Claims (21)
- 【請求項1】食器を収納する洗浄槽内に洗浄水を循環さ
せる食器洗い機において、 前記洗浄槽の底部に回転自在に設けられるノズルアーム
と、前記ノズルアームの中央部に回転自在に内置されて
いる洗浄ポンプと、該洗浄ポンプを駆動する電動機とを
有し、ノズルアーム、洗浄ポンプおよび電動機の回転軸
心が縦に同心的に、かつ電動機の上側にノズルアームお
よび洗浄ポンプが位置するように配置し、 前記洗浄槽の底部には洗浄水が集まる集水部を前記電動
機の外側周囲に設け、前記ノズルアームと前記洗浄槽底
部との間には、前記洗浄ポンプの吸込口側に洗浄水を導
く洗浄水吸込ガイドを設け、かつ洗浄水吸込ガイドの外
周側を下向きに延在して洗浄液吸込用開口部を設け、該
洗浄液吸込用開口部を前記集水部に対向するように配置
したことを食器洗い機。 - 【請求項2】食器を収納する洗浄槽内に洗浄水を循環さ
せる食器洗い機において、 前記洗浄槽の底部に回転自在に設けられるノズルアーム
と、前記ノズルアームの中央部に回転自在に内置されて
いる洗浄ポンプと、該洗浄ポンプを駆動する電動機とを
有し、ノズルアーム、洗浄ポンプおよび電動機の回転軸
心が縦に同心的に、かつ電動機の上側にノズルアームお
よび洗浄ポンプが位置するように配置し、 前記洗浄槽の底部には洗浄水が集まる集水部を前記電動
機の外側周囲に設け、かつ洗浄槽の底部は集水部から離
れるところを高くなるように形成し、 前記ノズルアームと前記洗浄槽底部との間には、前記洗
浄ポンプの吸込口側に洗浄水を導く洗浄水吸込ガイドを
設け、かつ洗浄水吸込ガイドの外周側を下向きに延在し
て洗浄液吸込用開口部を設け、該洗浄液吸込用開口部を
前記集水部に対向するように配置したことを食器洗い
機。 - 【請求項3】請求項1または2に記載したものにおい
て、前記洗浄液吸込用開口部を複数に分割したことを特
徴とする食器洗い機。 - 【請求項4】請求項1または2に記載したものにおい
て、洗浄槽の底部で隆起させた下面に前記電動機が収納
される電動機収納部を設け、該電動機収納部の周囲下側
に前記集水部を設けたことを特徴とする食器洗い機。 - 【請求項5】請求項1または2に記載したものにおい
て、前記ノズルアームの内部に前記洗浄ポンプを囲う洗
浄液案内用ケーシングを設けたことを特徴とする食器洗
い機。 - 【請求項6】請求項1または2に記載したものにおい
て、洗浄液吸込ガイドの外周近傍にヒータを配置したこ
とを特徴とする食器洗い機。 - 【請求項7】請求項1または2に記載したものにおい
て、前記ヒータは1重または複数重のシーズヒータを用
いたことを特徴とする食器洗い機。 - 【請求項8】請求項1または2に記載したものにおい
て、前記ノズルアームと前記洗浄液吸込ガイドの間に仕
切り板を備えたことを特徴とする食器洗い機。 - 【請求項9】請求項8に記載したものにおいて、前記仕
切り板に残菜捕集用フィルターを1個あるいは複数設け
たことを特徴とする食器洗い機。 - 【請求項10】請求項9に記載したものにおいて、前記
仕切り板を金属製とするとともに水きり用の孔を設け、
該孔の大きさを前記残菜捕集用フィルターの開口と同じ
かそれ以下にしたことを特徴とする食器洗い機。 - 【請求項11】請求項8に記載したものにおいて、前記
仕切り板の下面にヒータ支持板を介してヒータを支持し
たことを特徴とする食器洗い機。 - 【請求項12】請求項1または2に記載したものにおい
て、前記電動機は回転子が永久磁石で構成されたブラシ
レス電動機であることを特徴とする食器洗い機。 - 【請求項13】請求項1または2に記載したものにおい
て、食器洗い機の乾燥コース運転時に、前記洗浄ポンプ
を前記電動機で回転させてノズルアームの噴射孔から前
記ヒータで加熱された空気を放出させるようにしたこと
を特徴とする食器洗い機。 - 【請求項14】請求項1に記載したものにおいて、前記
電動機の下側に電動機で駆動される排水ポンプを備えた
ことを特徴とする食器洗い機。 - 【請求項15】食器を収納する引出し自在の洗浄槽内に
洗浄水を循環させる食器洗い機において、 前記洗浄槽の上端周囲にシール用のパッキンを設け、前
記洗浄槽の上方には前記パッキンが当接するシール板を
設け、前記当接は前記パッキンの弾性で常に生じせしめ
たことを特徴とする食器洗い機。 - 【請求項16】請求項15に記載されたものにおいて、
前記パッキンとシール板との当接による接触圧を前記洗
浄槽の奥側が高くなるようにしたことを特徴とする食器
洗い機。 - 【請求項17】請求項15に記載されたものにおいて、
前記洗浄槽の奥側に備わる前記バッキンの取付け部の高
さを他部より高くしたことを特徴とする食器洗い機。 - 【請求項18】請求項15に記載されたものにおいて、
前記パッキンは両側面を蛇腹状に形成したことを特徴と
する食器洗い機。 - 【請求項19】請求項15に記載されたものにおいて、
前記パッキンを中空状に形成したことを特徴とする食器
洗い機。 - 【請求項20】請求項15に記載されたものにおいて、
前記洗浄槽が収納されたことを検知する検知手段と、該
検知手段の検知信号を受けて前記パッキンに加圧空気を
送るポンプを備えたことを特徴とする食器洗い機。 - 【請求項21】請求項20に記載されたものにおいて、
前記ポンプを洗浄槽側に設置したことを特徴とする食器
洗い機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000244974A JP3779536B2 (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 食器洗い機 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000244974A JP3779536B2 (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 食器洗い機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002051963A true JP2002051963A (ja) | 2002-02-19 |
JP3779536B2 JP3779536B2 (ja) | 2006-05-31 |
Family
ID=18735581
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000244974A Expired - Fee Related JP3779536B2 (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 食器洗い機 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3779536B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8840312B1 (en) | 2013-03-13 | 2014-09-23 | Regal Beloit America, Inc. | Electric machine and associated method |
US9281725B2 (en) | 2013-03-13 | 2016-03-08 | Regal Beloit America, Inc. | Electric machine and method of manufacturing the same |
US9692272B2 (en) | 2013-03-13 | 2017-06-27 | Regal Beloit America, Inc. | Electric machine and associated method |
-
2000
- 2000-08-11 JP JP2000244974A patent/JP3779536B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US9281725B2 (en) | 2013-03-13 | 2016-03-08 | Regal Beloit America, Inc. | Electric machine and method of manufacturing the same |
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JP3779536B2 (ja) | 2006-05-31 |
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