JP2002336171A - 食器洗い機 - Google Patents

食器洗い機

Info

Publication number
JP2002336171A
JP2002336171A JP2001151138A JP2001151138A JP2002336171A JP 2002336171 A JP2002336171 A JP 2002336171A JP 2001151138 A JP2001151138 A JP 2001151138A JP 2001151138 A JP2001151138 A JP 2001151138A JP 2002336171 A JP2002336171 A JP 2002336171A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
washing
dishwasher
cleaning
tank
pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001151138A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ogawa
博士 小川
Satoshi Miyataka
智 宮高
Takashi Tomita
隆士 富田
Tamotsu Shikamori
保 鹿森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2001151138A priority Critical patent/JP2002336171A/ja
Publication of JP2002336171A publication Critical patent/JP2002336171A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、上記した問題点に対処してな
されたもので、空間の利用率が高く、使い勝手が良く、
生産性の良い食器洗い機を提供することにある。 【解決手段】本発明は、洗浄槽25の底部に回転自在に
設けられるノズルアーム33と、ノズルアーム33の中
央部に回転自在に内置されている洗浄ポンプと、該洗浄
ポンプを駆動する電動機とを有し、ノズルアーム、洗浄
ポンプおよび電動機の回転軸心が縦に同心的に、かつ電
動機の上側にノズルアームおよび洗浄ポンプが位置する
ように配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般家庭において使
用する食器洗い機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の食器洗い機においては、特開平7
−327908号公に記載されているように前面のドア
を下端の軸を中心にして手前に開閉自在に構成されてい
る。
【0003】内部は洗浄槽となっており、食器を設置す
るための食器カゴが上下2段に設置され、ローラーで可
動するスライドレールにより前側に食器カゴが引き出し
可能になっている。
【0004】従来の食器洗い機は本体の幅寸法により6
人〜10人用が選択できるようになっている。主流とし
ては本体幅45cmで6人用が一般的である。家庭におい
ては料理の内容・来客等により通常より多くの食器を使
用する場合がある。また、人数が減った場合は通常より
少ない食器を洗浄する場合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の食器洗い機は、
たとえば、食器の数が増加した場合は、1度洗浄した後
に食器を取出し次の食器を設置し、第2回目の洗浄をし
なければならない。時間が掛かると共に、第1回目の洗
浄が終了する時間を気にしなければならないため、使い
勝手が悪い食器洗い機となる。
【0006】また、食器の数が減少した場合は、食器洗
い機の余裕を残した状態で洗浄するため、電気・水等を
余分に使用し非効率的となる。また、従来の開閉方式
(フロントオープン)はドアが床面近くまで回転するの
で開閉動作時、食器の出し入れ時、姿勢を低くしなけれ
ばならないため使い勝手も悪く腰の負担も生じている。
更に、上記公開特許公報にあるようにドアを開閉する際
の操作感が悪かったり、扉内の電気部品が開閉時故障す
るなどの問題点を有している。
【0007】従来のドアの開閉操作は機械式ロック機構
を有しており、ドアの開時はロックレバーを回転させロ
ック機構を解除した後、ドアを引き倒す2アクション操
作である。ドアの閉時はドアを引き上げた後ロックレバ
ーを回転させロック機構を作用させる2アクション操作
である。これはドア開閉においては、煩わしく使い勝手
の悪い操作となる。
【0008】また、従来の食器洗い機の構成は、洗浄槽
内の洗浄液を洗浄槽底部水溜部の開口部から洗浄槽外の
導水路を経て洗浄液を加圧する洗浄ポンプ室に導くよう
にしている。加圧した加圧洗浄液はポンプ室からノズル
に供給する導水路を経て、ノズルに供給されノズルの噴
射口から高速で噴射され食器を洗浄する洗浄槽外循環方
式である。
【0009】この洗浄槽外循環方式おいて、洗浄槽内の
上段の食器を高率良く洗浄するためには、洗浄液を洗浄
槽の上まで強力に噴射液を噴射しなければならない。そ
こでモータは洗浄液に高いヘッドを与えるため必然的に
大きな出力を必要とし、その大きさが大きくなる。
【0010】また、高いヘッドで洗浄液を噴射すること
は単位時間当たりの循環水量が多くなり、洗浄槽内の洗
浄液面が急激に低下すると共に洗浄液面は波打ちを生
じ、洗浄槽底部水溜部の開口部から空気を巻き込み、洗
浄ポンプ室に空気が送られ、ポンプ性能が低下する。
【0011】この空気巻き込みを避けるためには、洗浄
槽底部水溜部の開口部を深くしなければならず、洗浄槽
底部水溜部・モータ・ポンプ室結合のための高さが大き
くなるという欠点を有している。
【0012】結果的に洗浄槽の容積に制限が生じ、空間
の利用状況が悪いものとなる。食器の乾燥において、従
来は洗浄槽の外部ファンにより洗浄槽内に送風し、洗浄
槽内あるいは洗浄槽外に設けたヒータの熱を循環して食
器の乾燥を行っている。この乾燥方法では送風管路が長
くスペース上、管路面積を大きく取れないため管路損失
は大きくなり、送風量は少なく乾燥に時間が掛かるとい
う欠点がある。
【0013】本発明の目的は、上記した問題点に対処し
てなされたもので、空間の利用率が高く、使い勝手が良
く、生産性の良い食器洗い機を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、洗浄槽の底部
に回転自在に設けられるノズルアームと、ノズルアーム
の中央部に回転自在に内置されている洗浄ポンプと、該
洗浄ポンプを駆動する電動機とを有し、ノズルアーム、
洗浄ポンプおよび電動機の回転軸心が縦に同心的に、か
つ電動機の上側にノズルアームおよび洗浄ポンプが位置
するように配置し、洗浄槽の底部には洗浄水が集まる集
水部を電動機の外側周囲に設け、かつ洗浄槽の底部は集
水部から離れるところを高くなるように形成し、ノズル
アームと洗浄槽の底部との間には、洗浄ポンプの吸込口
側に洗浄水を導く洗浄水吸込ガイドを設け、かつ洗浄水
吸込ガイドの外周側を下向きに延在して洗浄液吸込用開
口部を設け、該洗浄液吸込用開口部を集水部に対向する
ように配置したことを特徴とするものである。
【0015】このようにすることにより、洗浄水噴射量
が多く、かつ流通路ロスが少ない食器洗い機を提供でき
る。
【0016】次に本発明の実施形態を述べる前に本発明
の理解を容易にするために具体的な課題および解決手段
について以下にまとめて説明する。
【0017】本発明は、従来の食器洗い機が開閉方式
(フロントオープン)で1つの洗浄槽であったため、使
い勝手が悪く、空間の利用も効率的でなかったのを改善
しようとするものである。
【0018】前述の食器数の増減時に洗浄の手間・時間
の無駄等があつたので、状況に応じて臨機応変に使用で
きる食器洗い機を提供することにある。
【0019】本発明は同一設置空間内に上下2段の洗浄
槽を構成することにより、前述の食器数の増減時に食器
の数・大きさに応じて上下の洗浄槽を同時あるいは片側
のみ等臨機応変に使用できる使い勝手の良い食器洗い機
を提供できる。
【0020】本発明は食器洗い機の使用姿勢に負担の掛
かるのを改善し、立ったままの姿勢でかつ、軽い力で出
し入れ可能な、使い勝手も良く腰への負担は軽減され
る、人にやさしい食器洗い機を提供することにある。
【0021】上下2段の洗浄槽は引き出し式に引出す構
成とすることにより、立ったままの姿勢でかつ、軽い力
で出し入れ可能となるため、使い勝手も良く腰への負担
は軽減される。人にやさしい食器洗い機を提供すること
ができる。
【0022】従来の洗浄槽外循環方式は、洗浄槽の洗浄
液面から底部水溜部・洗浄ポンプ室・モータを含めた高
さが高かった。そこで、本発明は、従来の食器洗い機と
同一設置空間内に従来の洗浄槽容積を確保し、更に余裕
の洗浄槽空間を確保する食器洗い機を提供することにあ
る。
【0023】従来の食器洗い機と同一設置空間内に従来
の洗浄槽容積を確保し、更に余裕のある洗浄槽空間を確
保するため、従来の洗浄液の洗浄槽外循環方式を洗浄槽
内だけで洗浄液を循環させる洗浄槽内循環方式とする。
【0024】洗浄槽内循環方式は、従来の洗浄槽底部水
溜部の開口部から洗浄槽外の洗浄液を加圧する洗浄ポン
プ室間の導水路が洗浄槽内で構成される。また、洗浄槽
外の洗浄ポンプ室とノズル間の導水路が洗浄槽内で構成
され、両者の導水路が不要となるため配路損失をなくす
と共に、高さを低くすることができる。
【0025】モータは回転子を磁石で構成する薄形ブラ
シレスモータとし、洗浄槽の底部直下に設けたモータの
軸に洗浄ポンプ羽根を設け、中央部に洗浄液吸込用の開
口部を有するノズルの開口部に洗浄ポンプ羽根を位置さ
せ、ノズルを回転自在に支持すると共に、洗浄槽の底部
に対し一定の間隔で伸長し、洗浄槽の最深部近傍で外周
にリング状の洗浄液吸込み用開口部を構成し、中央部は
ノズルの開口部に対応した洗浄液吐出用の開口部を有す
る洗浄液ガイドを設けている。
【0026】洗浄槽の最深部近傍に洗浄液吸込み用開口
部を設けることは、洗浄液面高さを低く構成した場合、
洗浄槽の最深部近傍から洗浄液を吸込構造のため、洗浄
液面高さの変動・洗浄液面の波打ち等の要因に対して影
響を受けることなく安定した洗浄液循環水路を構成する
ことができる。
【0027】洗浄液面を安定させ方法としてノズルから
噴射した洗浄液を静かに、かつ早く元の洗浄液面に戻す
ようにする。具体的には、仕切り板に複数の残菜捕集フ
ィルターを設ける。あるいは補助的に仕切り板上に複数
の孔を均等に配置することにより実現する。
【0028】更に、モータの洗浄ポンプ羽根設置と反対
側の軸に排水ポンプ羽根およびポンプ室を設けている。
モータの回転を洗浄ポンプ羽根の作用回転方向とは逆に
回転させる。このような構成とすることにより、排水の
ための導水路が最短となり管路損失を小さくすることが
できる。
【0029】洗浄槽は上下2段(2分割)とすることに
より、洗浄槽の高さは約1/2となり洗浄槽の上まで噴
射液を噴射するためのヘッドは従来と比較し約1/2と
なり、循環水量も低く押さえることができる。これは洗
浄液の必要水量が少ないため、洗浄液面も低く設定でき
るので、従来の食器洗い機の洗浄液面から洗浄槽底部水
溜部・モータ・ポンプ室までに相当する高さを低くする
ことができる。
【0030】従来、本体はシステムキッチンユニットの
空間とほぼ同一の、1個の箱状の外枠で構成されてい
る。 本発明は食器洗い機を構成する食器を収納する洗
浄槽、食器棚、水溜部、ノズルアーム、電動機、洗浄ポ
ンプ羽根、排水ポンプ羽根、シール板等有する食器洗い
機ユニットをそれぞれ独立して2個設け、本食器洗い機
ユニット2個の本体を重ね両者を結合することにより、
システムキッチンユニットの空間を2個の外枠で分割す
る構造となり強度が大幅にアップできる。
【0031】従来、箱状外枠の強度を上げるため内部に
補強用の支柱を設けていたが、これらが不要となる。ま
た、1つの食器洗い機ユニットは食器洗い機としての構
成を有するため、1ユニットのみの製品を要望された場
合は、容易に製品を提供できる。
【0032】従来の食器洗い機のドア開閉は2アクショ
ンであったが、本発明は使い勝手の良い1アクションの
食器洗い機を提供する。従来の食器洗い機のドア開閉は
2アクションであったが、本発明の洗浄槽の引き出し収
納操作において、洗浄槽の上端全周にパッキンを設け、
更に、洗浄槽の上部にシール板を配置し、両者は加圧空
気により膨らんだパッキンの弾性により常に当接させ
る。また、食器洗い機が収納されたことを検知する検知器
の信号を受けて、パッキンに加圧空気を送る構成とする
ことにより、食器洗い機収納後電源スイッチを操作する
だけで収納操作は終了する。こうして、1アクション操
作が可能となる。
【0033】使用状態では、パッキンが加圧空気により
洗浄槽の上部のシール板に加圧されているため、洗浄槽
が引出しできないように構成されている。そこで誤って
使用中に洗浄槽を引き出し、動作中の高温水などと触れ
る恐れがない安全で使い勝手の良い食器洗い機となる。
【0034】本発明は、食器の乾燥に長い時間を要しな
い、乾燥運転時間の短い食器洗い機を提供する。食器の
乾燥運転中に洗浄槽内に設けた洗浄ポンプの羽根を回転
させることにより、洗浄槽内の温度を均一にし、乾燥時
間短縮を可能としている。
【0035】本発明は食器の洗浄に時間を要しない、洗
浄運転時洗浄時間の短い食器洗い機を提供する。ノズル
と洗浄液ガイドの間に設けた金属製の仕切り板とヒータ
を適当な温度で熱的に結合することにより、仕切り板を
放熱板とし、かつ仕切り板に開けた複数の孔から洗浄槽
全域に温風を送ることにより洗浄槽の温度を短時間に上
昇することができる。更に、この構成は食器洗浄中にお
いては、洗浄液を短時間に適当な温度に上昇させること
ができるため、洗浄時間も短縮することができる。
【0036】以上のように本発明の具体的な課題および
解決手段について説明したが、本発明は空間の利用効率
が良く、使い勝手が良く、また生産性の良い食器洗い機
を提供できる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、図面
を参照しながら説明する。
【0038】図1〜図4において、洗浄槽25は、本体
ケース26に上下2段に各々独立して備わる。洗浄槽2
5はスライドレール27とローラー28により引出し可
能に備えられている。
【0039】食器3は洗浄槽25に備わる食器棚29の
上に並べられる。食器3を洗浄する洗浄用の洗浄液は給
水バルブ59から給水ホース60を通じて洗浄槽25に
供給される。洗浄槽25の底部の直下には回転子30を
磁石(永久磁石)で形成するブラシレスモータ31(電
動機)が設けられている。ブラシレスモータ31の回転
軸には洗浄槽25側に洗浄ポンプのポンプ羽根32が取
付けられる。
【0040】ノズルアーム33は上側に洗浄液を噴射す
る複数の噴射孔34を有し、中央部には洗浄液吸込用の
開口部35が設けられている。このノズルアーム33は
開口部35内でポンプ羽根32に対し適当な間隔を保っ
て洗浄液吸込ガイド36の上に回転可能に取付け支持さ
れている。
【0041】洗浄液吸込ガイド36は洗浄槽25の底部
に対し一定の間隔を保って伸長し、洗浄槽25の最深部
近傍で外周にリング状の洗浄液吸込み用開口部37を有
し、中央部はノズルアーム33の開口部35に対応した
洗浄液吐出用の開口部38を有する。
【0042】すなわち、洗浄槽25の底部側に回転自在
に設けられるノズルアーム33と、ノズルアーム33の
中央部に設けられる洗浄液吸込用の開口部35に回転自
在に内置されている洗浄ポンプのポンプ羽根32と、洗
浄ポンプのポンプ羽根を駆動する電動機とを有し、ノズ
ルアーム33、洗浄ポンプおよび電動機の回転軸心が縦
に同心的で、電動機の上側にノズルアーム33および洗
浄ポンプが位置するように配置している。
【0043】洗浄槽25の底部には洗浄液(洗浄水)が
集まる最深部(集水部)を電動機の外側周囲に設け、か
つ洗浄槽25の底部は集水部から離れるところを高くな
るように傾斜させて形成し、ノズルアーム33と洗浄槽
25の底部との間には、洗浄ポンプの吸込口側に洗浄水
を導く洗浄液吸込ガイド36(洗浄水吸込ガイド)を設
け、かつ洗浄水吸込ガイドの外周側を下向きに延在して
洗浄液吸込み用開口部37(洗浄液吸込用開口部)を設
け、該洗浄液吸込用開口部を集水部に対向するように配
置した構成になっている。
【0044】洗浄ポンプの運転で洗浄液吸込用開口部3
7より吸い込まれた洗浄水は、洗浄水吸込ガイド35と
洗浄槽25の底部との間に形成される流通路を流れて洗
浄ポンプに吸い込まれ、ポンプ羽根32でノズルアーム
33に送られた洗浄水は噴射孔34から洗浄槽25内に
噴射される。この噴射する洗浄水で食器3は洗浄され
る。
【0045】かかる洗浄運転に伴い、洗浄槽25の底部
に溜まる洗浄水の水位は、水位の下がった時の水位まで
低下する。洗浄する前のスタート水位よりもかなり下が
った水位で洗浄の運転が行われているのである。
【0046】水位差が大きいと言うことは、それだけ多
量の洗浄水が洗浄槽25内に噴射されていることになる
ので、洗浄が短い時間で良く行われることになるのであ
る。
【0047】スタート水位をノズルアーム33と洗浄水
吸込ガイド上側との間にしたのは、ノズルアーム33の
回転が出来る範囲で、出来るだけ多くの洗浄水を用意し
たいからである。これ以上にスタート水位を上げると、
ノズルアーム33が洗浄水に触れるので、ノズルアーム
33の回転が難しくなるからである。
【0048】また、運転中の水位を水位の下った時の水
位程度に抑えるようにしたのは、安定した洗浄運転が維
持できるからである。これ以下に水位を下げると、洗浄
液吸込用開口部が大気に臨み、空気を吸い込んで洗浄が
良く行われなくなるのである。また、洗浄水の水面は、
波立が生じ易いので、波の上下を考慮して洗浄液吸込用
開口部よりも少し上側に運転時の水位を規定することが
望ましいのである。
【0049】また、洗浄水吸込ガイドで形成される流通
路は短い。電動機の外側周囲に洗浄水が集まる最深部
(集水部)を設け、そこに洗浄液吸込用開口部を臨ませ
るようにしたからである。洗浄水吸込ガイドの流通路が
短いので、洗浄水が流れる流通路ロスが少なく、洗浄効
率が向上する。
【0050】更に、洗浄槽25の底部には、洗浄水が集
まる最深部(集水部)を電動機の外側周囲に設け、かつ
洗浄槽の底部は集水部から離れるところを高くなるよう
に形成したので、洗浄水は淀むことなく集水部に流れて
集まる。このため、洗浄水は全部が良く循環させられる
ことになるので、洗浄が良く行われる。淀む無駄な洗浄
水がないので、洗浄水を少なくすることが出来る。
【0051】また、洗浄液吸込ガイド36はねじ39に
より洗浄槽25に固定されている。ブラシレスモータ3
1の回転軸には、ポンプ羽根32の反対側(下端側)に
排水ポンプのポンプ羽根40を取付けると共に、ポンプ
羽根40の周囲にポンプ室41を構成する。ポンプ室4
1は洗浄槽25の水溜部42に短い導水部43で連通さ
れている。ポンプ羽根40は、ポンプ羽根32がポンプ
作用を実現する回転方向と反対に回転したときに、排水
ポンプとしての機能を生じるような羽根に構成されてい
る。
【0052】排水ポンプのポンプ羽根40が排水ポンプ
としての機能を果したときは、洗浄槽25内の洗浄後の
洗浄液を排水ホース44を通じて、食器洗い機の外部に
排水する。洗浄時は、ブラシレスモータ31と洗浄ポン
プのポンプ羽根32の回転により、洗浄槽25の最深部
近傍から洗浄液を吸上げ、洗浄液吸込ガイド36を通じ
て、洗浄液吸込ガイド36の開口部に導いている。
【0053】更に吸上げられた洗浄液はポンプ羽根32
で加速され、ノズル33の開口部35から、ノズル33
に設けたケーシング45に沿って更に加速された状態
で、噴射孔34に導かれる。
【0054】洗浄液はノズル33の中で加圧されるた
め、複数の噴射孔34から高速で噴射される。尚、ノズ
ル33は洗浄液が狭いケーシング45を通過するときの
反作用および複数の小さな噴射孔34から高速で噴射さ
れる時の反作用により、一定の方向に回転する。洗浄液
ガイド36の洗浄液吸込み用開口部37は、有効面積が
確保できる範囲内で格子あるいは部分開口でも良い。
【0055】洗浄液吸込ガイド36は、洗浄槽25の底
部に設けた凸型部に備えられる。凸型部は、洗浄槽25
の底部を隆起させて形成したもので、下面が電動機収納
部になる。洗浄槽25の底部に備わる最深部(集水部)
は、電動機収納部の下部外側周囲に設けられる。
【0056】洗浄槽25の底部は、前記最深部(集水
部)から離れると高くなるようにしている。最深部(集
水部)が洗浄槽25の中央に位置するので、洗浄槽25
の外周側に向かって底部は高くなるように傾斜した形状
をしているのである。
【0057】洗浄液吸込ガイド36(洗浄水吸込ガイ
ド)は、電動機収納部の外側面に間隔を隔てて沿うよう
に形状をなしている。すなわち、洗浄水吸込ガイド36
は、電動機収納部の上部に対向する円板状の傘部と電動
機収納部の側面に対向する台形状の筒部を有する。傘部
は、ほぼ平板状で、外周に向かって幾分下がるように傾
斜している。筒部は傘部の外周から下向きに折れ曲がっ
て延在する台形状をなしている。
【0058】このような形状をした洗浄水吸込ガイド3
6と電動機収納部の外側との間に形成される導水路とし
ての流通路は、洗浄槽25の最深部(集水部)に洗浄液
吸込ガイド36(洗浄水吸込ガイド)の洗浄液吸込み用
開口部37を設定することにより、最短となる。このた
め、洗浄液面の高さを低くしても、安定した洗浄液循環
が行われる。
【0059】従来の流通路が長い食器洗い機と違い、本
発明は流通路の管路損失が少なく、しかも流通路が洗浄
槽25内で構成できるので高さの低い食器洗い機が実現
可能となる。
【0060】洗浄液吸込ガイド36の近傍に、洗浄液の
加温と、食器乾燥時のファン53により送風される空気
の加温を兼ねるヒータ46を設置する。ヒータ46はシ
ーズヒータでも面状のヒータでも良い。シーズヒータの
場合は1重が一般的であるが、図2に示すように2重
(複数重)にすることにより効率よく加温できる。
【0061】残菜捕集用のフィルター48は洗浄槽25
の底部に設けられ、洗浄後の洗浄水を排水するときに、
残菜を捕集する。ヒータ46は洗浄槽25の底部に設け
た感熱板49のアーム50により一端を支持され、ヒー
タ46の温度は感熱板49と熱的に1体となったセンサ
ー51により温度検知情報を得て、コントローラー52
により制御している。
【0062】洗浄槽25の上端全周に中空のパッキン5
4を設け、更に、洗浄槽25上部にシール板55を設け
る。エアーポンプ56は中空のパッキン54に加圧空気
を送り、膨らんだパッキン54の弾性により洗浄槽25
とシール板55を常に当接させ、安定したシールを実現
する。
【0063】また、食器洗い機が収納されたことを検知
する図示しない検知器(検知手段)の信号を受けて、洗
浄槽25側に取付けたエアーポンプ56で発生した加圧
空気をパイプ57を通じて、パッキン54に加圧空気を
送る構成とすることにより、食器洗い機の収納後に電源
スイッチ58を操作するだけで収納操作は終了する。こ
れにより、1アクション操作が可能となる。
【0064】従来のものは食器洗い機を収納した後に、
さらにロックレバーによる施錠を必要としたが、これに
比べ、本発明は収納操作が容易となる。
【0065】パッキン54は弾性および伸縮性を持たせ
るために蛇腹状に構成する。また、パッキン54は加圧
空気を送る構成にするため、中空状とする。使用状態で
は、パッキン54が加圧空気により洗浄槽の上部のシー
ル板55に加圧されているため、洗浄槽25が容易に引
出すことができないように構成されている。このため、
誤って使用中に洗浄槽25を引き出し、動作中の高温水
等に触れるような恐れがなく、安全で使い勝手の良い食
器洗い機を提供できる。
【0066】図5、図6に示すように、ノズルアーム3
3と洗浄液吸込ガイド36の間に仕切り板61を設けて
いる。仕切り板61は残菜捕集用のフィルター62を1
個あるいは複数個備えている。
【0067】また、図7に示すように、仕切り板61は
金属製とし表面に補助的に水きり用の孔64を設け、該
孔64の大きさを残菜捕集用のフィルター62の開口と
同じかまたはそれ以下にしている。
【0068】仕切り板61を設けたのは、ノズルアーム
33により噴射された洗浄液が早く、洗浄液面の波立ち
を生じるので、この波立ちを無くするためである。この
仕切り板61はヒータ支持板63により、ヒータ46と
適当な温度で熱的に結合させている。
【0069】このため、仕切り板61は食器33の洗浄
工程では、ノズルアーム33から噴射された洗浄液は仕
切り板61上に到達したとき、仕切り板61の全面によ
り加温されるため短時間で効率良く、洗浄に必要な洗浄
液温度にすることができる。
【0070】また、食器33の乾燥工程では、ファン5
3により送風される空気は仕切り板61の全面により加
温されるため短時間で効率良く、乾燥に必要な温風を供
給できる。このとき、ポンプ羽根32を回転させること
により、更に短時間で洗浄槽25内の温度を均一にする
ことができるため、短時間で効率の良い、乾燥が実現で
きる。
【0071】図8に示すように、前述のように食器洗い
機を構成する各々の要素部品を、低くすることができる
ため2個の独立した本体ケース26を上下に重ね、両者
を、接続固定板65を複数のねじ66により固定する。
【0072】本体ケース26は、けこみに対応したへこ
み部67を有し、上下とも同一形状の本体ケース26を
共通して使用する。上の本体ケース26側はこのけこみ
に対応したへこみ部67を覆う側面ケース68を使用す
る。下の本体ケース26側はけこみ部のためのけこみ板
69を設ける。
【0073】側面ケース70の下部はけこみ板69を配
置するため、薄く構成している。本体ケース26の下部
は高さ調整可能な足71を有する。このように構成する
ことにより、本体ケース26は上下同一のものを使用可
能となる。
【0074】本発明によれば、本食器洗い機ユニット2
個の本体を重ね両者を結合することにより、システムキ
ッチンユニットの空間を2個の本体ケース26で分割す
る構造となり強度が大幅にアップできる。従来箱状外枠
の強度を上げるため内部に補強用の支柱を設けていた
が、これらが不要となる。
【0075】また、1つの食器洗い機ユニットは食器洗
い機としての構成を有するため、1ユニットのみの製品
を要望された場合は、容易に製品を提供できる。
【0076】上記実施形態で述べた発明の効果を以下に
列挙する。本発明によれば従来の食器洗い機が1つの洗
浄槽であったものを、同一設置空間内に上下2段の洗浄
槽を構成することにより、洗浄対象の食器数が増減した
時に食器の数・大きさに応じて上下の洗浄槽を同時ある
いは片側のみ等臨機応変に使用することができる。
【0077】本発明によれば、上下2段の洗浄槽は引き
出し式に引出す構成のため、立ったままの姿勢でかつ、
軽い力で出し入れ可能となるため、使い勝手も良く腰へ
の負担は軽減され、人にやさしい食器洗い機となる。
【0078】本発明によれば従来の洗浄液循環におい
て、洗浄槽外循環方式であったものを、洗浄槽内だけで
洗浄液を循環させる洗浄槽内循環方式とすることができ
る。そこで、従来の洗浄槽底部水溜部の開口部から洗浄
槽外の洗浄液を加圧する洗浄ポンプ室間の導水路が洗浄
槽内で構成される。
【0079】また、洗浄槽外の洗浄ポンプ室とノズル間
の導水路が洗浄槽内で構成され両者の導水路が不要とな
るので管路損失がなくなる。そこで高さを低くすること
ができる。
【0080】本発明は、洗浄槽の最深部近傍に洗浄液吸
込み用開口部を設けている。洗浄液面高さを低く構成し
た場合、洗浄槽の最深部近傍から洗浄液を吸込ので、洗
浄液面高さの変動・洗浄液面の波打ち等の要因に対して
影響を受けることなく安定した洗浄液循環水路を構成す
ることができる。
【0081】本発明は、モータの攪拌ポンプ羽根設置と
反対側の軸に排水ポンプ羽根およびポンプ室を設け、モ
ータの回転を攪拌ポンプ羽根の作用回転方向とは逆に回
転させている。そのため排水のための導水路が最短とな
り管路損失を小さくすることができる。
【0082】本発明は、洗浄槽を上下2段(2分割)に
している。洗浄槽の高さは約1/2となり洗浄槽の上ま
で噴射液を噴射するためのヘッドは従来と比較し約1/
2となり、循環水量も低く押さえることができる。これ
は洗浄液の必要水量が少ないため、洗浄液面も低く設定
できる。更に従来の食器洗い機の洗浄面から洗浄槽底部
水溜部・モータ・ポンプ室までに相当する高さを低くす
ることができる。
【0083】本発明は、従来の食器洗い機のドア開閉は
2アクションであったが、本発明の洗浄槽の引き出し収
納操作において、洗浄槽の上端全周にパッキンを設け更
に、洗浄槽の上部にシール板を配置し、食器洗い機が収
納されたことを検知する検知器の信号を受けて、パッキ
ンに加圧空気を送る構成とすることにより、収納状態で
洗浄槽を保持できる。したがって、1アクション操作が
可能となる。
【0084】本発明は、食器の乾燥時間短縮において乾
燥運転時に洗浄槽内に設けた攪拌ポンプ羽根を回転させ
洗浄槽内の温度を均一にするため、乾燥時間短縮ができ
る。また、ノズルと洗浄液ガイドの間に設けた金属製の
仕切り板とヒータを適当な温度で熱的に結合することに
より、仕切り板が放熱板の機能を果たし、乾燥時間をよ
り一層短縮することができる。
【0085】本発明は、仕切り板とヒータを適当な温度
で熱的に結合することにより、食器の洗浄中において、
噴射された洗浄液が仕切り板上に戻った時、洗浄液を短
時間に適当な温度に上昇させることができるため、洗浄
時間も短縮することができる。
【0086】本発明によれば、食器洗い機を構成する各
々の要素部品を低くすることができるため2個の独立し
た本体ケース26を上下に重ね、上下2段の食器洗い機
を提供できる。そして、本発明では、本体ケース26は
上下同一のものを使用可能となる。
【0087】本発明は、食器洗い機ユニット2個の本体
を重ね両者を結合することにより、システムキッチンユ
ニットの空間を2個の本体ケース26で分割する構造と
なり強度が大幅にアップできる。したがって、従来箱状
外枠の強度を上げるため内部に補強用の支柱を設けてい
たが、これらが不要となる。
【0088】また、1つの食器洗い機ユニットは食器洗
い機としての構成を有するため、1ユニットのみの製品
を要望された場合は、容易に製品を提供できる。
【0089】さらに、本発明は空間の利用効率の良いま
た、使い勝手および生産性の良い食器洗い機が実現でき
る。
【0090】
【発明の効果】以上に述べたように本発明よれば、空間
の利用効率が良く、使い勝手および生産性の良い食器洗
い機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示す食器洗い機の縦断
面図である。
【図2】 本発明の一実施形態を示す食器洗い機の平面
図である。
【図3】 本発明の一実施形態を示す食器洗い機を引出
した状態を示す斜視図である。
【図4】 本発明の一実施形態を示す食器洗い機の要部
拡大断面図である。
【図5】 本発明の他の一実施形態を示す食器洗い機の
縦断面図である。
【図6】 図4に示す食器洗い機の平面図である。
【図7】 本発明の他の一実施形態を示す食器洗い機の
平面図である。
【図8】 本発明の一実施形態を示す上下の本体ケース
結合固定説明図である。
【符号の説明】
3…食器、25…洗浄槽、26…本体ケース、29…食
器棚、31…ブラシレスモータ、32…ポンプ羽根、3
3…ノズルアーム、36…洗浄液吸込ガイド、6…ヒー
タ、40…ポンプ羽根、65…接続固定板、67…へこ
み部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 富田 隆士 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立多賀エレクトロニクス内 (72)発明者 鹿森 保 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立多賀エレクトロニクス内 Fターム(参考) 3B082 BA00 BB02 BF01 BF04 BG03 BL05

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】システムキッチンユニットの空間内に組込
    み収納される食器洗い機本体と、食器を収納する洗浄槽
    と、該洗浄槽内に備えられ前記食器が載置される食器棚
    と、前記洗浄槽の下側に設けられる水溜部と、前記洗浄
    槽の下側に設けられ、前記洗浄槽内に噴射する回転自在
    なるノズルアームと、食器を収納する洗浄槽内に洗浄水
    を循環させる食器洗い機において、前記食器洗い機本体
    を2個設けると共に、前記洗浄槽、食器棚、水溜部、ノ
    ズルアームを含む食器洗い機構成部材をそれぞれ独立し
    て2個設け、前記2個の食器洗い機本体を上下に重ねて
    結合したことを特徴とした食器洗い機。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記2個の食器洗い機
    本体の側面を接続固定板で固定する構成としたことを特
    徴とする食器洗い機。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記上下2個の食器洗
    い機本体の外枠はけこみに対応したへこみ部を有する形
    状を共通させたことを特徴とする食器洗い機。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記ノズルアームの中
    央部に回転自在に内置されている洗浄ポンプと、該洗浄
    ポンプを駆動する電動機とを有し、前記ノズルアーム、
    洗浄ポンプおよび電動機の回転軸心が縦に同心的で、前
    記電動機の上側に前記ノズルアームおよび前記洗浄ポン
    プが位置するように配置し、前記洗浄槽の底部には洗浄
    水が集まる集水部を前記電動機の外側周囲に設け、前記
    ノズルアームと前記洗浄槽底部との間には、前記洗浄ポ
    ンプの吸込口側に洗浄水を導く洗浄水吸込ガイドを設け
    ると共に、前記洗浄水吸込ガイドの外周側を下向きに延
    在して洗浄液吸込用開口部を設け、該洗浄液吸込用開口
    部を前記集水部に対向するように配置したことを特徴と
    した食器洗い機。
  5. 【請求項5】請求項1において、前記洗浄槽の底部に回
    転自在に設けられるノズルアームと、前記ノズルアーム
    の中央部に回転自在に内置されている洗浄ポンプと、該
    洗浄ポンプを駆動する電動機とを有し、前記ノズルアー
    ム、洗浄ポンプおよび電動機の回転軸心が縦に同心的で
    前記電動機の上側に前記ノズルアームおよび洗浄ポンプ
    が位置するように配置し、前記洗浄槽の底部には洗浄水
    が集まる集水部を前記電動機の外側周囲に設けると共
    に、前記洗浄槽の底部は集水部から離れるところを高く
    なるように形成し、前記ノズルアームと前記洗浄槽底部
    との間には、前記洗浄ポンプの吸込口側に洗浄水を導く
    洗浄水吸込ガイドを設け、かつ前記洗浄水吸込ガイドの
    外周側を下向きにするように配置したことを食器洗い
    機。
  6. 【請求項6】請求項1において、前記洗浄槽の底部で隆
    起させた下面に前記電動機が収納される電動機収納部を
    設け、該電動機収納部の周囲下側に前記集水部を設けた
    ことを特徴とする食器洗い機。
  7. 【請求項7】請求項1において、前記ノズルアームの内
    部に前記洗浄ポンプを囲う洗浄液案内用ケーシングを設
    けたことを特徴とする食器洗い機。
  8. 【請求項8】請求項1において、洗浄液吸込ガイドの外
    周近傍にヒータを配置したことを特徴とする食器洗い
    機。
  9. 【請求項9】請求項1において、前記ノズルアームと前
    記洗浄液吸込ガイドの間に仕切り板を備えたことを特徴
    とする食器洗い機。
  10. 【請求項10】請求項9において、前記仕切り板を金属
    製とするとともに水きり用の孔を設け、該孔の大きさを
    前記残菜捕集用フィルターの開口と同じかそれ以下にし
    たことを特徴とする食器洗い機。
  11. 【請求項11】請求項4,5,6のいずれか1項におい
    て、前記電動機は回転子が永久磁石で構成されたブラシ
    レス電動機であることを特徴とする食器洗い機。
  12. 【請求項12】請求項4,5,6のいずれか1項におい
    て、前記電動機の下側に前記電動機で駆動される排水ポ
    ンプを備えたことを特徴とする食器洗い機。
  13. 【請求項13】請求項1において、前記洗浄槽の上端周
    囲にシール用のパッキンを設け、前記洗浄槽の上方には
    前記パッキンが当接する天板を設け、前記当接は前記パ
    ッキンの弾性で常に生じせしめたことを特徴とする食器
    洗い機。
  14. 【請求項14】請求項13において、前記パッキンを中
    空状に形成し、前記パッキンに空気ポンプにより加圧空
    気を送るように構成したことを特徴とする食器洗い機。
JP2001151138A 2001-05-21 2001-05-21 食器洗い機 Pending JP2002336171A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001151138A JP2002336171A (ja) 2001-05-21 2001-05-21 食器洗い機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001151138A JP2002336171A (ja) 2001-05-21 2001-05-21 食器洗い機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002336171A true JP2002336171A (ja) 2002-11-26

Family

ID=18996041

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001151138A Pending JP2002336171A (ja) 2001-05-21 2001-05-21 食器洗い機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002336171A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101052964B1 (ko) 2004-06-24 2011-07-29 엘지전자 주식회사 식기 세척기의 모터 고정 구조
CN103654674A (zh) * 2012-09-21 2014-03-26 招远泽洋工具制造有限公司 家用自动清洗机械手
CN105640465A (zh) * 2016-01-11 2016-06-08 安徽理工大学 一种用于厨具刷洗的机器人
CN111166270A (zh) * 2020-01-15 2020-05-19 宁波方太厨具有限公司 一种清洗机的工作机构

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101052964B1 (ko) 2004-06-24 2011-07-29 엘지전자 주식회사 식기 세척기의 모터 고정 구조
CN103654674A (zh) * 2012-09-21 2014-03-26 招远泽洋工具制造有限公司 家用自动清洗机械手
CN105640465A (zh) * 2016-01-11 2016-06-08 安徽理工大学 一种用于厨具刷洗的机器人
CN105640465B (zh) * 2016-01-11 2018-02-23 安徽理工大学 一种用于厨具刷洗的机器人
CN111166270A (zh) * 2020-01-15 2020-05-19 宁波方太厨具有限公司 一种清洗机的工作机构
CN111166270B (zh) * 2020-01-15 2023-08-18 宁波方太厨具有限公司 一种清洗机的工作机构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3354184B1 (en) In-sink located dishwasher
US9364134B2 (en) Dishwasher having drying device
US5934298A (en) Combination sink and dishwasher
US7832419B2 (en) Extra width dishwasher
CN1931080B (zh) 洗碗机
KR102412767B1 (ko) 식기세척기
JP2003325425A (ja) 洗浄器
US20080173338A1 (en) Dishwasher
US20080149148A1 (en) Sump of dishwasher
KR20140017136A (ko) 붙박이 식기세척기
KR102411197B1 (ko) 식기세척기
JP2002336171A (ja) 食器洗い機
JP3779536B2 (ja) 食器洗い機
WO1999008810A1 (en) Combination sink and dishwasher
US11564553B2 (en) Dish washer
KR101579461B1 (ko) 스팀 식기세척기
US8622065B2 (en) Dish washer
KR102412768B1 (ko) 식기세척기
KR102394266B1 (ko) 세척펌프 및 이를 포함하는 식기세척기
JP4160243B2 (ja) 食器洗い機の運転制御装置
JP2003159205A (ja) 食器洗い機
JP4085627B2 (ja) 食器洗い機
CN217244207U (zh) 一种推拉式洗碗机
CN211381196U (zh) 一种家用多功能自动清洗机
KR102591538B1 (ko) 식기세척기 및 그 제어방법