JP2002051154A - 通話モニタ方法 - Google Patents
通話モニタ方法Info
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- JP2002051154A JP2002051154A JP2000234037A JP2000234037A JP2002051154A JP 2002051154 A JP2002051154 A JP 2002051154A JP 2000234037 A JP2000234037 A JP 2000234037A JP 2000234037 A JP2000234037 A JP 2000234037A JP 2002051154 A JP2002051154 A JP 2002051154A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- monitor
- extension
- call
- monitoring method
- designated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 通話の内容を複数の内線にモニタ要求するこ
とでモニタしてもらう確率を上げ、表示装置にモニタ状
況を表示することによりモニタ要求者に対して安心感を
与える。またモニタ者同士の会話を可能とした為、その
後の迅速な対応を可能とする。 【解決手段】 記憶部104にモニタ要求を行う内線を
複数登録しておき、受付端末108のモニタ要求操作
で、登録されていた複数の内線を一斉に呼び出す。呼び
出された内線が応答すると、音声合成回路113に接続
されることで、応答した全ての内線から同時に通話をモ
ニタすることでき、内線同士の通話を可能とする。モニ
タ中の内線の操作によって任意の第三者を新たにモニタ
に参加させる。モニタ要求者の近くに表示部111を設
置し、モニタ状況を表示する。モニタ要求操作時にタイ
マをセットし、一定時間を経過してもモニタ要求に応答
しない内線については、呼出を自動的に停止する。
とでモニタしてもらう確率を上げ、表示装置にモニタ状
況を表示することによりモニタ要求者に対して安心感を
与える。またモニタ者同士の会話を可能とした為、その
後の迅速な対応を可能とする。 【解決手段】 記憶部104にモニタ要求を行う内線を
複数登録しておき、受付端末108のモニタ要求操作
で、登録されていた複数の内線を一斉に呼び出す。呼び
出された内線が応答すると、音声合成回路113に接続
されることで、応答した全ての内線から同時に通話をモ
ニタすることでき、内線同士の通話を可能とする。モニ
タ中の内線の操作によって任意の第三者を新たにモニタ
に参加させる。モニタ要求者の近くに表示部111を設
置し、モニタ状況を表示する。モニタ要求操作時にタイ
マをセットし、一定時間を経過してもモニタ要求に応答
しない内線については、呼出を自動的に停止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通話モニタ方法に
係り、特に、ある電話機で他の電話機間の通話内容を聴
取(モニタ)することができる通話モニタ方法に関す
る。
係り、特に、ある電話機で他の電話機間の通話内容を聴
取(モニタ)することができる通話モニタ方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来は、二者間通話中に三者通話設定用
の特定ボタンを押下することで、三者通話用の装置を使
用して特定の一端末に対して三者通話接続設定を行うモ
ニタ方法がある(特開平4−183056号参照)。
の特定ボタンを押下することで、三者通話用の装置を使
用して特定の一端末に対して三者通話接続設定を行うモ
ニタ方法がある(特開平4−183056号参照)。
【0003】また、従来、オペレータから構内交換機へ
傍受(サイレントモニタ)要求信号を出力し、監督者用
内線電話機では、表示部に傍受要求があったことが報知
され、オペレータ用内線電話機と外線との通話内容を傍
受できるようにした電話システムがある(特開平5−9
1552号参照)。
傍受(サイレントモニタ)要求信号を出力し、監督者用
内線電話機では、表示部に傍受要求があったことが報知
され、オペレータ用内線電話機と外線との通話内容を傍
受できるようにした電話システムがある(特開平5−9
1552号参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術におい
ては、モニタ出来る電話機は1つしかないため、重大な
事柄(例えば脅迫電話)、対応に急を要する場合でもモ
ニタしている人間が一人で対処しなければならなかっ
た。また、その場に担当者が不在の場合は、電話機は呼
び出されたままの状態が続き、モニタしてもらえないと
いう状況が発生する。また、モニタ出来たとしてもそれ
が一人では即座の対応に限界があり、迅速で適切な対応
には結びつきにくかった。さらに、モニタ要求者からは
モニタ状況を知るすべがないので、本当にモニタしてく
れているのかわからなかった。
ては、モニタ出来る電話機は1つしかないため、重大な
事柄(例えば脅迫電話)、対応に急を要する場合でもモ
ニタしている人間が一人で対処しなければならなかっ
た。また、その場に担当者が不在の場合は、電話機は呼
び出されたままの状態が続き、モニタしてもらえないと
いう状況が発生する。また、モニタ出来たとしてもそれ
が一人では即座の対応に限界があり、迅速で適切な対応
には結びつきにくかった。さらに、モニタ要求者からは
モニタ状況を知るすべがないので、本当にモニタしてく
れているのかわからなかった。
【0005】本発明は、以上の点に鑑み、ある端末より
モニタ要求操作を行うことで予め登録されている複数の
内線を一斉に呼び出し、内線が応答することで応答した
すべての内線から通話当事者に悟られることなくモニタ
することを目的とする。本発明は、モニタ指定内線が多
くなるので、モニタしてもらえる確率を上げることを目
的とする。また、本発明は、モニタ要求者が表示部を見
ることで、実際にどの内線がモニタしてくれているのか
を認識し、モニタ要求者に安心感を与えることを目的と
する。また、本発明は、モニタ中の内線同士の通話を可
能とし、幹部や警備担当者等は、例えば、悪意呼又は脅
迫電話等を聞きながらの状態で、互いに対策を相談し、
適切で迅速な対応を可能とすることを目的とする。本発
明は、モニタ中にモニタ内線の意志で第三者をモニタに
参加させ、迅速な対応の有効な手段を提供することを目
的とする。
モニタ要求操作を行うことで予め登録されている複数の
内線を一斉に呼び出し、内線が応答することで応答した
すべての内線から通話当事者に悟られることなくモニタ
することを目的とする。本発明は、モニタ指定内線が多
くなるので、モニタしてもらえる確率を上げることを目
的とする。また、本発明は、モニタ要求者が表示部を見
ることで、実際にどの内線がモニタしてくれているのか
を認識し、モニタ要求者に安心感を与えることを目的と
する。また、本発明は、モニタ中の内線同士の通話を可
能とし、幹部や警備担当者等は、例えば、悪意呼又は脅
迫電話等を聞きながらの状態で、互いに対策を相談し、
適切で迅速な対応を可能とすることを目的とする。本発
明は、モニタ中にモニタ内線の意志で第三者をモニタに
参加させ、迅速な対応の有効な手段を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の解決手段による
と、第1の内線が、外線又は他の内線との間で第1の双
方向通話路が形成されている際、第1の内線からモニタ
要求用操作キーの操作信号を受信するステップと、操作
信号を受信すると、第1の内線と音声合成回路との間に
片方向通話路を設定するステップと、通話をモニタする
ための予め定められた複数のモニタ指定内線を一斉に又
は順次に呼び出すステップと、呼び出しに応答したモニ
タ指定内線を、音声合成回路に各々接続する第2の双方
向通話路を設定するステップとを含み、応答したモニタ
指定内線が、互いに通話が可能であり、モニタ指定内線
同士の会話は外線又は他の内線には聞こえないように
し、且つ、第1の内線と外線又は他の内線との通話の内
容を聴取できるようにした通話モニタ方法を提供する。
と、第1の内線が、外線又は他の内線との間で第1の双
方向通話路が形成されている際、第1の内線からモニタ
要求用操作キーの操作信号を受信するステップと、操作
信号を受信すると、第1の内線と音声合成回路との間に
片方向通話路を設定するステップと、通話をモニタする
ための予め定められた複数のモニタ指定内線を一斉に又
は順次に呼び出すステップと、呼び出しに応答したモニ
タ指定内線を、音声合成回路に各々接続する第2の双方
向通話路を設定するステップとを含み、応答したモニタ
指定内線が、互いに通話が可能であり、モニタ指定内線
同士の会話は外線又は他の内線には聞こえないように
し、且つ、第1の内線と外線又は他の内線との通話の内
容を聴取できるようにした通話モニタ方法を提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。以下の実施の形態では、一
例として脅迫電話のモニタについて説明するが、本発明
は、これら非常時の通話に限らず、適宜の通話のモニタ
に適用することができる。
て図面を参照して説明する。以下の実施の形態では、一
例として脅迫電話のモニタについて説明するが、本発明
は、これら非常時の通話に限らず、適宜の通話のモニタ
に適用することができる。
【0008】図1は、本発明による通話モニタ装置の構
成図を示すものである。図1において構内交換機101
は、通話路スイッチ102と、制御部103と、記憶部
104と、タイマ部114と、音声合成回路113と、
加入者収容回路107、112と、局線収容回路115
と、表示部インタフェース回路110とを備える。加入
者収容回路107を介して受付端末(電話機、中継台
等)108、表示部インタフェース回路110を介して
表示部111が接続される。また、加入者回路112を
介してモニタ指定内線106、局線収容回路115を介
して局線加入者105が、それぞれ接続される。
成図を示すものである。図1において構内交換機101
は、通話路スイッチ102と、制御部103と、記憶部
104と、タイマ部114と、音声合成回路113と、
加入者収容回路107、112と、局線収容回路115
と、表示部インタフェース回路110とを備える。加入
者収容回路107を介して受付端末(電話機、中継台
等)108、表示部インタフェース回路110を介して
表示部111が接続される。また、加入者回路112を
介してモニタ指定内線106、局線収容回路115を介
して局線加入者105が、それぞれ接続される。
【0009】記憶部104には、複数のモニタ指定内線
の内線番号とその状態を記憶するテーブルが含まれる
(詳細は後述)。局線加入者105からは、例えば、脅
迫電話、悪意呼等の非常時の通話が着信される場合が想
定される。モニタ指定内線106は、例えば、警備担
当、マネージャ、エンジニア、苦情担当等により使用さ
れる。また、加入者収容回路107は、オペレータと他
者との音声を合成する機能を有しているものとする。受
付端末108には、モニタ要求ボタン109が備えられ
ている。表示部111は、モニタ指定内線のモニタ状況
を表示する。音声合成回路113は、一般に会議通話等
に用いられるもので、複数回線を収容し、各回線を介し
て伝送され、音声を合成する機能を既に有している。な
お、加入者収容回路107は、音声合成機能を有してい
なくても、音声合成回路を別途利用すれば同等の機能を
実現することが可能な為、ここでは説明を割愛する。タ
イマ部114は、モニタ要求時からの累積時間を監視す
る。
の内線番号とその状態を記憶するテーブルが含まれる
(詳細は後述)。局線加入者105からは、例えば、脅
迫電話、悪意呼等の非常時の通話が着信される場合が想
定される。モニタ指定内線106は、例えば、警備担
当、マネージャ、エンジニア、苦情担当等により使用さ
れる。また、加入者収容回路107は、オペレータと他
者との音声を合成する機能を有しているものとする。受
付端末108には、モニタ要求ボタン109が備えられ
ている。表示部111は、モニタ指定内線のモニタ状況
を表示する。音声合成回路113は、一般に会議通話等
に用いられるもので、複数回線を収容し、各回線を介し
て伝送され、音声を合成する機能を既に有している。な
お、加入者収容回路107は、音声合成機能を有してい
なくても、音声合成回路を別途利用すれば同等の機能を
実現することが可能な為、ここでは説明を割愛する。タ
イマ部114は、モニタ要求時からの累積時間を監視す
る。
【0010】図2は、モニタ指定内線登録テーブルの説
明図を示す。モニタ指定内線の内線番号を格納するエリ
ア401−1、402−1、・・・、40n−1とその
内線の状態を記憶するエリア401−2、402−2、
・・・、40n−2をひとつのブロック1、2、・・n
として、このテーブルは構成される。ブロック数は少な
くともモニタ指定内線の数だけ存在する。図中xは任意
の変数、nは任意の最大値、である。また、状態例とし
ては、例えば、1:空き、2:モニタ呼出中、3:モニ
タ中、等に対応して記憶される。
明図を示す。モニタ指定内線の内線番号を格納するエリ
ア401−1、402−1、・・・、40n−1とその
内線の状態を記憶するエリア401−2、402−2、
・・・、40n−2をひとつのブロック1、2、・・n
として、このテーブルは構成される。ブロック数は少な
くともモニタ指定内線の数だけ存在する。図中xは任意
の変数、nは任意の最大値、である。また、状態例とし
ては、例えば、1:空き、2:モニタ呼出中、3:モニ
タ中、等に対応して記憶される。
【0011】図3は、各種モニタ動作のシーケンス図を
示す。すなわち、モニタ要求時、モニタ指定内線応答
時、モニタタイマ・タイムアウト時、モニタ指定内線切
断時の各シーケンスを示す。以下に、モニタシーケンス
の動作概要を説明する。
示す。すなわち、モニタ要求時、モニタ指定内線応答
時、モニタタイマ・タイムアウト時、モニタ指定内線切
断時の各シーケンスを示す。以下に、モニタシーケンス
の動作概要を説明する。
【0012】受付端末108のオペレータが通話中にモ
ニタ要求ボタン109を押下すると(S501)、モニ
タ指定内線1(例えば警備担当)を呼び出す(S50
2)。また、表示部111に内線1の呼出中の表示要求
をする(S503)。なお、内線1への呼出音は通常の
着信とは異なる特殊呼出音を設定してモニタ要求による
呼出であることを知らせることができる(S504)。
同様に内線2〜Nを呼び出すことで、各内線が呼出中と
なる(S505)。なお、受付端末108は、被モニタ
中となる。(S506)。
ニタ要求ボタン109を押下すると(S501)、モニ
タ指定内線1(例えば警備担当)を呼び出す(S50
2)。また、表示部111に内線1の呼出中の表示要求
をする(S503)。なお、内線1への呼出音は通常の
着信とは異なる特殊呼出音を設定してモニタ要求による
呼出であることを知らせることができる(S504)。
同様に内線2〜Nを呼び出すことで、各内線が呼出中と
なる(S505)。なお、受付端末108は、被モニタ
中となる。(S506)。
【0013】つぎに、内線1が応答すると(S50
7)、内線1から表示部111へモニタ中の表示要求を
する(S508)ことで、モニタ中となる(S50
9)。なお、応答した内線xがモニタ中となり、非応答
の内線2、nは呼出中のままである。
7)、内線1から表示部111へモニタ中の表示要求を
する(S508)ことで、モニタ中となる(S50
9)。なお、応答した内線xがモニタ中となり、非応答
の内線2、nは呼出中のままである。
【0014】つぎに、モニタタイマがタイムアウトする
と(S510)、例えば、内線2の呼出を停止し(S5
11)、受け付け端末108から表示部111に空きの
表示要求をする(S512)。これにより内線2は、空
き状態となる。(S513)。
と(S510)、例えば、内線2の呼出を停止し(S5
11)、受け付け端末108から表示部111に空きの
表示要求をする(S512)。これにより内線2は、空
き状態となる。(S513)。
【0015】また、通話モニタ中の内線1が切断した場
合(S514)、内線1は表示部111に空きの表示要
求をすることにより(S515)、内線1は空き状態と
なる(S516)。以下に、モニタ開始要求、モニタ内
線応答、モニタタイマタイムアウトについて各フローチ
ャートに従って詳細に説明する。
合(S514)、内線1は表示部111に空きの表示要
求をすることにより(S515)、内線1は空き状態と
なる(S516)。以下に、モニタ開始要求、モニタ内
線応答、モニタタイマタイムアウトについて各フローチ
ャートに従って詳細に説明する。
【0016】図4に、モニタ開始要求時のフローチャー
トを示す。まず、例えば、受付端末108のオペレータ
が局線加入者105からの着信に応答し、オペレータが
その呼を一例として脅迫電話と判断し、幹部や警備担当
者等にその通話内容を知らせるべくモニタ要求を行う場
合について図1、図2、図4を用いて説明する。その
際、事前に上述したモニタ指定内線登録テーブルに幹部
の内線番号や警備担当者の内線番号を登録しておく必要
がある。なお、受付端末108は通常の内線でもよい
し、専用の端末(中継台等)でもよい。
トを示す。まず、例えば、受付端末108のオペレータ
が局線加入者105からの着信に応答し、オペレータが
その呼を一例として脅迫電話と判断し、幹部や警備担当
者等にその通話内容を知らせるべくモニタ要求を行う場
合について図1、図2、図4を用いて説明する。その
際、事前に上述したモニタ指定内線登録テーブルに幹部
の内線番号や警備担当者の内線番号を登録しておく必要
がある。なお、受付端末108は通常の内線でもよい
し、専用の端末(中継台等)でもよい。
【0017】オペレータが局線加入者105と通話中に
受付端末108に付属しているモニタ要求ボタン109
を押下すると、制御部103はこれを検出し、加入者収
容回路107と音声合成回路113との間で図1に示す
ような片方向の通話路αを設定する(S601)。ここ
で片方向とするのは音声合成回路113側からの音声が
オペレータや局線加入者105に漏れるのを防ぐ為であ
る。次に記憶部104にあるモニタ指定内線登録テーブ
ル(図2)を参照し、まず最初のブロックのモニタ指定
内線番号デーブル401−1に記憶されているモニタ指
定内線1(例えば警備担当)の内線番号を取り出し(S
603)、その内線が現在呼出可能な状態にあるか判定
する(S604)。そしてモニタ指定内線1が呼出可能
な状態であればモニタ指定内線1を呼び出す処理を行う
(S605)。ここでモニタ指定内線への呼出音は通常
の着信とは異なる特殊なものにして応答者に対して予め
モニタ要求による呼出であることを知らせることもでき
る。あるいは、ランプ、LCD等による可視表示によ
り、その旨知らせることもできる。その後、モニタ指定
内線1の状態を管理しているテーブル(内線1の状態)
401−2に「呼出中」である旨(ここでは仮に2とす
る)を書き込み(S606)、表示部インタフェース1
10に対して表示要求(パラメータ:呼出中)を送出す
る(S607)。モニタ指定内線1が呼出可能でない場
合やモニタ指定内線1の呼出処理が終了した場合等に
は、次のブロックであるブロック2のテーブル402−
1よりモニタ指定内線2の内線番号を取り出し、同様の
処理を行う。モニタ指定内線登録テーブルに登録されて
いる全ての電話機に対して上記処理を繰返し実行する
(S608、S609)。その後、タイマ部のモニタタ
イマ114をセットし(S610)、モニタ要求制御終
了とする。
受付端末108に付属しているモニタ要求ボタン109
を押下すると、制御部103はこれを検出し、加入者収
容回路107と音声合成回路113との間で図1に示す
ような片方向の通話路αを設定する(S601)。ここ
で片方向とするのは音声合成回路113側からの音声が
オペレータや局線加入者105に漏れるのを防ぐ為であ
る。次に記憶部104にあるモニタ指定内線登録テーブ
ル(図2)を参照し、まず最初のブロックのモニタ指定
内線番号デーブル401−1に記憶されているモニタ指
定内線1(例えば警備担当)の内線番号を取り出し(S
603)、その内線が現在呼出可能な状態にあるか判定
する(S604)。そしてモニタ指定内線1が呼出可能
な状態であればモニタ指定内線1を呼び出す処理を行う
(S605)。ここでモニタ指定内線への呼出音は通常
の着信とは異なる特殊なものにして応答者に対して予め
モニタ要求による呼出であることを知らせることもでき
る。あるいは、ランプ、LCD等による可視表示によ
り、その旨知らせることもできる。その後、モニタ指定
内線1の状態を管理しているテーブル(内線1の状態)
401−2に「呼出中」である旨(ここでは仮に2とす
る)を書き込み(S606)、表示部インタフェース1
10に対して表示要求(パラメータ:呼出中)を送出す
る(S607)。モニタ指定内線1が呼出可能でない場
合やモニタ指定内線1の呼出処理が終了した場合等に
は、次のブロックであるブロック2のテーブル402−
1よりモニタ指定内線2の内線番号を取り出し、同様の
処理を行う。モニタ指定内線登録テーブルに登録されて
いる全ての電話機に対して上記処理を繰返し実行する
(S608、S609)。その後、タイマ部のモニタタ
イマ114をセットし(S610)、モニタ要求制御終
了とする。
【0018】ここで、図5に、表示部インタフェースへ
の表示要求フォーマットの説明図を示す。表示要求フォ
ーマットは、内線番号及びパラメータを含む。パラメー
タとしては、各内線番号について、例えば、1:空き、
2:呼出中、3:モニタ中等のモニタ状況が記憶され
る。
の表示要求フォーマットの説明図を示す。表示要求フォ
ーマットは、内線番号及びパラメータを含む。パラメー
タとしては、各内線番号について、例えば、1:空き、
2:呼出中、3:モニタ中等のモニタ状況が記憶され
る。
【0019】また、図6に、表示部インタフェースが表
示要求を受信した際の処理フローチャートを示す。例え
ば、ステップS607の表示要求により、内線番号とパ
ラメータを抽出する(S1201)。つぎに、表示部1
11にパラメータ内容に対応する表示内容を表示する
(S1202)。次に図7に、モニタ内線応答時のフロ
ーチャートを示す。ここでは、例えば呼び出されたモニ
タ指定内線1が呼び出しに応答した場合の処理を説明す
る。制御部103がモニタ指定内線1の応答を検出した
ら、モニタ指定内線登録テーブルによりモニタ内線1を
サーチする(S701)。サーチされたら(S70
2)、図1に示す通話路を接続して(S703)、オ
ペレータと局線加入者105との通話のモニタを開始さ
せる。その後、記憶部104に記憶されているモニタ指
定内線1の状態管理テーブル401−2を「モニタ中」
である旨(ここでは仮に3とする)に書き換え(S70
4)、表示部インタフェース110に対して表示要求
(パラメータ:モニタ中)を送出する(S705)。ま
た今度はモニタ指定内線2が呼出に応答すると同様に図
1に示す両方向の通話路を接続し、モニタ指定内線2
の状態テーブル402−2を書き換えてオペレータと局
線加入者105との通話のモニタを開始する。このよう
に応答を検出する毎に通話路を設定していき、結果とし
て複数の内線から同時に通話モニタを可能とする。その
際、モニタ指定内線1とモニタ指定内線2は互いに通話
することが可能であるが、その会話はもちろんオペレー
タと局線加入者105には聞こえない。オペレータは表
示部111の状態から現在のモニタ状況を確認すること
が出来る。
示要求を受信した際の処理フローチャートを示す。例え
ば、ステップS607の表示要求により、内線番号とパ
ラメータを抽出する(S1201)。つぎに、表示部1
11にパラメータ内容に対応する表示内容を表示する
(S1202)。次に図7に、モニタ内線応答時のフロ
ーチャートを示す。ここでは、例えば呼び出されたモニ
タ指定内線1が呼び出しに応答した場合の処理を説明す
る。制御部103がモニタ指定内線1の応答を検出した
ら、モニタ指定内線登録テーブルによりモニタ内線1を
サーチする(S701)。サーチされたら(S70
2)、図1に示す通話路を接続して(S703)、オ
ペレータと局線加入者105との通話のモニタを開始さ
せる。その後、記憶部104に記憶されているモニタ指
定内線1の状態管理テーブル401−2を「モニタ中」
である旨(ここでは仮に3とする)に書き換え(S70
4)、表示部インタフェース110に対して表示要求
(パラメータ:モニタ中)を送出する(S705)。ま
た今度はモニタ指定内線2が呼出に応答すると同様に図
1に示す両方向の通話路を接続し、モニタ指定内線2
の状態テーブル402−2を書き換えてオペレータと局
線加入者105との通話のモニタを開始する。このよう
に応答を検出する毎に通話路を設定していき、結果とし
て複数の内線から同時に通話モニタを可能とする。その
際、モニタ指定内線1とモニタ指定内線2は互いに通話
することが可能であるが、その会話はもちろんオペレー
タと局線加入者105には聞こえない。オペレータは表
示部111の状態から現在のモニタ状況を確認すること
が出来る。
【0020】図8に、中継台近傍に設置された表示部1
11の表示例の説明図を示す。図示のように、モニタ情
報として、例えば、内線番号、職場名/氏名、モニタ状
況を含む。また、必要に応じて、備考欄、メモ欄を有す
る。
11の表示例の説明図を示す。図示のように、モニタ情
報として、例えば、内線番号、職場名/氏名、モニタ状
況を含む。また、必要に応じて、備考欄、メモ欄を有す
る。
【0021】つぎに、図9に、モニタタイマタイムアウ
ト時のフローチャートを示す。ここでは、オペレータが
モニタ要求を行ってから一定時間が経過し、タイマ部1
14よりタイムアウトのイベントが発生した場合の処理
を説明する。タイムアウトを制御部103が検知する
と、図示のように、xの値を初期化した後(S80
1)、モニタ指定内線登録テーブルの状態デーブルを頭
から順に参照する(S802)。参照したモニタ指定内
線の状態が「呼出中」ならば(S803)、当該内線の
状態テーブルを「呼出中」である旨から「空き」である
旨(ここでは仮に1とする)に書き換え(S804)、
該内線に対する呼出を停止する処理を行い(S80
5)、表示部インタフェース110に表示要求を送出す
る(パラメータ:空き)(S806)。一方、「呼出
中」でなければ、次の内線についての処理に移る。これ
らの処理をテーブルに登録されている内線すべてについ
て行う(S807、S808)。このような、タイマの
利用は、例えば、無人の電話が鳴り続けるのは宿泊客等
に迷惑がかかる場合があるので困るというホテルなどで
の運用の際に有効な手段である。
ト時のフローチャートを示す。ここでは、オペレータが
モニタ要求を行ってから一定時間が経過し、タイマ部1
14よりタイムアウトのイベントが発生した場合の処理
を説明する。タイムアウトを制御部103が検知する
と、図示のように、xの値を初期化した後(S80
1)、モニタ指定内線登録テーブルの状態デーブルを頭
から順に参照する(S802)。参照したモニタ指定内
線の状態が「呼出中」ならば(S803)、当該内線の
状態テーブルを「呼出中」である旨から「空き」である
旨(ここでは仮に1とする)に書き換え(S804)、
該内線に対する呼出を停止する処理を行い(S80
5)、表示部インタフェース110に表示要求を送出す
る(パラメータ:空き)(S806)。一方、「呼出
中」でなければ、次の内線についての処理に移る。これ
らの処理をテーブルに登録されている内線すべてについ
て行う(S807、S808)。このような、タイマの
利用は、例えば、無人の電話が鳴り続けるのは宿泊客等
に迷惑がかかる場合があるので困るというホテルなどで
の運用の際に有効な手段である。
【0022】また、図10に、モニタ内線切断時のフロ
ーチャートを示す。ここでは、通話モニタ中の内線が切
断した場合の処理を説明する。モニタ指定内線がモニタ
中に、モニタの切断を制御部103が検出した場合は、
図示のようにモニタ指定内線登録テーブルをサーチし、
切断した内線がテーブル上に登録されているか判断する
(S901)。登録されているならば通常の内線の切断
処理を行う(S903)と共に、モニタ指定内線登録テ
ーブルの状態テーブルを「モニタ中」である旨から「空
き」である旨に書き換え(S905)、表示部インタフ
ェース110に対して表示要求(パラメータ:空き)を
送出する(S906)。
ーチャートを示す。ここでは、通話モニタ中の内線が切
断した場合の処理を説明する。モニタ指定内線がモニタ
中に、モニタの切断を制御部103が検出した場合は、
図示のようにモニタ指定内線登録テーブルをサーチし、
切断した内線がテーブル上に登録されているか判断する
(S901)。登録されているならば通常の内線の切断
処理を行う(S903)と共に、モニタ指定内線登録テ
ーブルの状態テーブルを「モニタ中」である旨から「空
き」である旨に書き換え(S905)、表示部インタフ
ェース110に対して表示要求(パラメータ:空き)を
送出する(S906)。
【0023】つぎに、モニタ内線の追加について説明す
る。図11は、モニタ中のモニタ指定内線が第三者をモ
ニタに参加させる際の説明図を示すものである。第三者
のモニタ追加内線116が、加入者回線を介して、音声
合成回路113に接続され、モニタしている様子を現し
ている。モニタ追加回線内線116は、例えば、エンジ
ニア、守衛所等により使用される。また、図12に、モ
ニタ内線追加時およびモニタ転送時のシーケンス図を示
す。
る。図11は、モニタ中のモニタ指定内線が第三者をモ
ニタに参加させる際の説明図を示すものである。第三者
のモニタ追加内線116が、加入者回線を介して、音声
合成回路113に接続され、モニタしている様子を現し
ている。モニタ追加回線内線116は、例えば、エンジ
ニア、守衛所等により使用される。また、図12に、モ
ニタ内線追加時およびモニタ転送時のシーケンス図を示
す。
【0024】ここで、モニタ中に現在モニタ中の人達だ
けでは解決できないような問題が発生し、第三者をモニ
タに参加させたい要望があるとする。そこで、以下に、
現在モニタ中のモニタ指定内線の操作によって任意の第
三者を新たにモニタ参加させる場合の処理を説明する。
けでは解決できないような問題が発生し、第三者をモニ
タに参加させたい要望があるとする。そこで、以下に、
現在モニタ中のモニタ指定内線の操作によって任意の第
三者を新たにモニタ参加させる場合の処理を説明する。
【0025】例えば図11に示す警備担当内線1が守衛
所内線Aの人にも現在の状況を知ってもらう為にモニタ
に参加する要求を行うとする。ここで言う要求の方法は
様々な方法が考えられるが、ここでは一例として通常の
転送操作のようにフッキング及び守衛所内線Aの電話番
号をダイヤルという方法について説明することにする。
所内線Aの人にも現在の状況を知ってもらう為にモニタ
に参加する要求を行うとする。ここで言う要求の方法は
様々な方法が考えられるが、ここでは一例として通常の
転送操作のようにフッキング及び守衛所内線Aの電話番
号をダイヤルという方法について説明することにする。
【0026】以下に、モニタ内線追加についてのシーケ
ンスの動作概要を説明する。警備担当の内線1がモニタ
中にフッキング等による内線追加操作を行うと(S10
01)、空きレジスタに起動をかけ(S1002)、レ
ジスタを電話番号受付け状態とする(S1003)。警
備担当内線1から守衛所内線Aの電話番号をダイヤルす
ると(S1004)、レジスタが電話番号を解析し、守
衛所内線Aを呼び出し(S1005)、呼出し中となる
(S1006)。内線Aが応答すると(S1007)、
モニタ中となる(S1008)。
ンスの動作概要を説明する。警備担当の内線1がモニタ
中にフッキング等による内線追加操作を行うと(S10
01)、空きレジスタに起動をかけ(S1002)、レ
ジスタを電話番号受付け状態とする(S1003)。警
備担当内線1から守衛所内線Aの電話番号をダイヤルす
ると(S1004)、レジスタが電話番号を解析し、守
衛所内線Aを呼び出し(S1005)、呼出し中となる
(S1006)。内線Aが応答すると(S1007)、
モニタ中となる(S1008)。
【0027】つぎに、モニタ内線追加についてのフロー
チャートに従って動作を説明する。図13に、モニタ内
線追加時およびモニタ転送時のフローチャートを示す。
警備担当の内線1がモニタ中にフッキング等による転送
操作を行うと、図12、図13に示すようにレジスタに
起動をかけ(S1101)、レジスタを電話番号受信可
能状態とする。警備担当内線1から守衛所内線Aの電話
番号をダイヤルするとレジスタが電話番号を解析し(S
1102)、話中でなければ守衛所内線116を呼び出
す(S1104)。これらは通常の転送操作における制
御方式と同じであるのでこれ以上の詳しい説明は省略す
る。呼び出された守衛所内線Aが応答すると、モニタ参
加要求の呼出であるか否かを判断し(S1105)、モ
ニタ参加要求の呼出であれば、制御部103は、通話路
スイッチ102により、音声合成回路113と守衛所内
線Aとの両方向の通話路Aを設定し、モニタを開始する
(S1106)。これらの操作を行うことで図11に示
すように図12のモニタ指定内線登録テーブルに登録さ
れていない任意の内線(モニタ追加内線)からでもモニ
タが可能となる。
チャートに従って動作を説明する。図13に、モニタ内
線追加時およびモニタ転送時のフローチャートを示す。
警備担当の内線1がモニタ中にフッキング等による転送
操作を行うと、図12、図13に示すようにレジスタに
起動をかけ(S1101)、レジスタを電話番号受信可
能状態とする。警備担当内線1から守衛所内線Aの電話
番号をダイヤルするとレジスタが電話番号を解析し(S
1102)、話中でなければ守衛所内線116を呼び出
す(S1104)。これらは通常の転送操作における制
御方式と同じであるのでこれ以上の詳しい説明は省略す
る。呼び出された守衛所内線Aが応答すると、モニタ参
加要求の呼出であるか否かを判断し(S1105)、モ
ニタ参加要求の呼出であれば、制御部103は、通話路
スイッチ102により、音声合成回路113と守衛所内
線Aとの両方向の通話路Aを設定し、モニタを開始する
(S1106)。これらの操作を行うことで図11に示
すように図12のモニタ指定内線登録テーブルに登録さ
れていない任意の内線(モニタ追加内線)からでもモニ
タが可能となる。
【0028】つぎに、モニタ転送について説明する。こ
こでは、一例として、受付端末108のオペレータが局
線加入者105の要求等にしたがって社長の内線117
へ転送する際の実施の形態を示す。受付端末108のオ
ペレータが転送操作を行って転送先の社長の内線117
を呼び出すまでは、例えば、図12、図13に示すよう
な前述モニタ参加要求時と全く同じ処理を実行すること
ができる。
こでは、一例として、受付端末108のオペレータが局
線加入者105の要求等にしたがって社長の内線117
へ転送する際の実施の形態を示す。受付端末108のオ
ペレータが転送操作を行って転送先の社長の内線117
を呼び出すまでは、例えば、図12、図13に示すよう
な前述モニタ参加要求時と全く同じ処理を実行すること
ができる。
【0029】ここで、図14に、モニタ要求中のオペレ
ータが呼を第三者に転送した場合の説明図を示す。第三
者の転送先内線117が加入者回路118を介して局線
加入者105と通話を行う際でもモニタが継続される様
子を現している。第三者の転送先内線117は、例え
ば、社長、取締役等により使用される。これら各図に示
されるように、通話路スイッチ102では、双方向通話
路β、1、2、・・・、x、・・・n、A、片方向通話
路αが適宜接続される。また、加入者回路118は、転
送先内線と局線加入者105との音声を合成する機能を
有しているものとする。
ータが呼を第三者に転送した場合の説明図を示す。第三
者の転送先内線117が加入者回路118を介して局線
加入者105と通話を行う際でもモニタが継続される様
子を現している。第三者の転送先内線117は、例え
ば、社長、取締役等により使用される。これら各図に示
されるように、通話路スイッチ102では、双方向通話
路β、1、2、・・・、x、・・・n、A、片方向通話
路αが適宜接続される。また、加入者回路118は、転
送先内線と局線加入者105との音声を合成する機能を
有しているものとする。
【0030】図12を参照してモニタ転送についてのシ
ーケンスの動作概要を説明する。受付端末108が被モ
ニタ中にフッキング等による転送操作を行うと(S10
09)、空きレジスタに起動をかけ(S1010)、レ
ジスタを電話番号受付け状態とする(S1011)。受
付端末108から転送先内線(社長等)の電話番号をダ
イヤルすると(S1012)、レジスタが電話番号を解
析し、転送先内線を呼び出し(S1013)、呼出し中
となる。転送先内線が応答すると(S1014)、通話
路が接続され、転送が完了し(S1015)、転送先内
線が被モニタ中となる(S1016)。
ーケンスの動作概要を説明する。受付端末108が被モ
ニタ中にフッキング等による転送操作を行うと(S10
09)、空きレジスタに起動をかけ(S1010)、レ
ジスタを電話番号受付け状態とする(S1011)。受
付端末108から転送先内線(社長等)の電話番号をダ
イヤルすると(S1012)、レジスタが電話番号を解
析し、転送先内線を呼び出し(S1013)、呼出し中
となる。転送先内線が応答すると(S1014)、通話
路が接続され、転送が完了し(S1015)、転送先内
線が被モニタ中となる(S1016)。
【0031】つぎに、図13を参照してモニタ転送のフ
ローチャートに従って動作を説明する。呼出に対して転
送先内線117が応答した際には、まずその呼出がオペ
レータによるモニタ中の転送呼出なのか否かを判断する
(S1107)。モニタ中の転送呼出であれば図14に
示すように局線収容回路115と加入者回路107を繋
いでいた両方向の通話路βを局線収容回路115と加入
者回路118を繋ぐ両方向の通話路δへ接続替えを行う
だけでなく、加入者回路107と音声合成回路113を
繋いでいた片方向の通話路αを加入者回路118と音声
合成回路113を繋ぐ片方向の通話路γへ繋ぎかえる
(S1108)。これにより局線加入者105と転送先
内線117との通話が通話路γを通って音声合成回路1
13に流れ、モニタ中だった内線からは転送の影響を受
けることなく継続してモニタが可能となる。なお、この
とき、転送内線を収容する加入者回路108は、通話路
δ及びγの2回線を収容可能に構成される。
ローチャートに従って動作を説明する。呼出に対して転
送先内線117が応答した際には、まずその呼出がオペ
レータによるモニタ中の転送呼出なのか否かを判断する
(S1107)。モニタ中の転送呼出であれば図14に
示すように局線収容回路115と加入者回路107を繋
いでいた両方向の通話路βを局線収容回路115と加入
者回路118を繋ぐ両方向の通話路δへ接続替えを行う
だけでなく、加入者回路107と音声合成回路113を
繋いでいた片方向の通話路αを加入者回路118と音声
合成回路113を繋ぐ片方向の通話路γへ繋ぎかえる
(S1108)。これにより局線加入者105と転送先
内線117との通話が通話路γを通って音声合成回路1
13に流れ、モニタ中だった内線からは転送の影響を受
けることなく継続してモニタが可能となる。なお、この
とき、転送内線を収容する加入者回路108は、通話路
δ及びγの2回線を収容可能に構成される。
【0032】
【発明の効果】本発明によると、以上説明したように、
ある端末よりモニタ要求操作を行うことで予め登録され
ている複数の内線を一斉に呼び出し、内線が応答するこ
とで応答したすべての内線から通話当事者に悟られるこ
となくモニタが可能となる。本発明によると、モニタ指
定内線が多くなるのでモニタしてもらえる確率が上がる
点で有効である。また、本発明によると、モニタ要求者
が表示部を見ることで実際にどの内線がモニタしてくれ
ているのかを認識することができ、モニタ要求者に安心
感を与えることができる。また、本発明によると、モニ
タ中の内線同士の通話を可能としているので、幹部や警
備担当者等は例えば脅迫電話を聞きながらの状態で互い
に対策を相談でき、適切で迅速な対応を可能となるとい
う大きなメリットがある。本発明によると、モニタ中に
モニタ内線の意志で第三者をモニタに参加させることが
でき、迅速な対応の有効な手段となる。
ある端末よりモニタ要求操作を行うことで予め登録され
ている複数の内線を一斉に呼び出し、内線が応答するこ
とで応答したすべての内線から通話当事者に悟られるこ
となくモニタが可能となる。本発明によると、モニタ指
定内線が多くなるのでモニタしてもらえる確率が上がる
点で有効である。また、本発明によると、モニタ要求者
が表示部を見ることで実際にどの内線がモニタしてくれ
ているのかを認識することができ、モニタ要求者に安心
感を与えることができる。また、本発明によると、モニ
タ中の内線同士の通話を可能としているので、幹部や警
備担当者等は例えば脅迫電話を聞きながらの状態で互い
に対策を相談でき、適切で迅速な対応を可能となるとい
う大きなメリットがある。本発明によると、モニタ中に
モニタ内線の意志で第三者をモニタに参加させることが
でき、迅速な対応の有効な手段となる。
【図1】本発明による通話モニタ装置の構成図。
【図2】モニタ指定内線登録テーブルの説明図
【図3】各種モニタ動作のシーケンス図。
【図4】モニタ開始要求時のフローチャート。
【図5】表示部インタフェースへの表示要求フォーマッ
ト。
ト。
【図6】表示部インタフェースが表示要求を受信時のフ
ローチャート。
ローチャート。
【図7】モニタ内線応答時のフローチャート。
【図8】表示部へのモニタ状況表示例の説明図。
【図9】モニタタイマタイムアウト時のフローチャー
ト。
ト。
【図10】モニタ内線切断時のフローチャート。
【図11】モニタ中のモニタ指定内線が第三者をモニタ
に参加させる際の説明図。
に参加させる際の説明図。
【図12】モニタ内線追加時およびモニタ転送時のシー
ケンス図。
ケンス図。
【図13】モニタ内線追加時およびモニタ転送時のフロ
ーチャート。
ーチャート。
【図14】モニタ要求中のオペレータが呼を第三者に転
送した場合の説明図。
送した場合の説明図。
101 構内交換機 102 通話路スイッチ 103 PBXの制御を行う制御部 104 モニタ指定内線管理テーブルのある記憶部 105 局線加入者(例:脅迫電話) 106 モニタ指定内線管理テーブルに登録されている
モニタ指定内線 107 加入者回路(受付端末) 108 受付端末 109 モニタ要求ボタン 110 表示部インタフェース回路 111 表示部(ディスプレイ) 112 加入者回路(モニタ指定内線) 113 音声合成回路 114 タイマ部 115 局線収容回路 116 モニタ追加内線 117 転送先内線 118 加入者回路(転送先内線)
モニタ指定内線 107 加入者回路(受付端末) 108 受付端末 109 モニタ要求ボタン 110 表示部インタフェース回路 111 表示部(ディスプレイ) 112 加入者回路(モニタ指定内線) 113 音声合成回路 114 タイマ部 115 局線収容回路 116 モニタ追加内線 117 転送先内線 118 加入者回路(転送先内線)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D045 AB04 AB26 5K015 AF10 JA02 5K024 AA32 AA53 DD03 5K049 BB04 EE02 EE14
Claims (6)
- 【請求項1】第1の内線が、外線又は他の内線との間で
第1の双方向通話路が形成されている際、第1の内線か
らモニタ要求用操作キーの操作信号を受信するステップ
と、 操作信号を受信すると、第1の内線と音声合成回路との
間に片方向通話路を設定するステップと、 通話をモニタするための予め定められた複数のモニタ指
定内線を一斉に又は順次に呼び出すステップと、 呼び出しに応答したモニタ指定内線を、音声合成回路に
各々接続する第2の双方向通話路を設定するステップと
を含み、 応答したモニタ指定内線が、互いに通話が可能であり、
モニタ指定内線同士の会話は外線又は他の内線には聞こ
えないようにし、且つ、第1の内線と外線又は他の内線
との通話の内容を聴取できるようにした通話モニタ方
法。 - 【請求項2】請求項1記載の通話モニタ方法において、 モニタ中に、モニタ指定内線からの操作により、任意の
第2の内線を呼び出し、応答した第2の内線を音声合成
回路に接続する第3の双方向通話路を設定することで、
新たにモニタに参加させるようにした通話モニタ方法。 - 【請求項3】請求項1又は2に記載の通話モニタ方法に
おいて、 第1の内線から転送操作により、第1の内線と通話中の
外線又は他の内線との間の第1の双方向通話路を任意の
第3の内線へ転送するように接続替えし、音声合成回路
と第1の内線との間の第1の片方向通話路を、音声合成
回路と第3の内線との間を接続するように接続替えする
ことで、転送前にモニタしていたモニタ指定内線は転送
完了後も転送先の通話を継続してモニタできるようにし
た通話モニタ方法。 - 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかに記載の通話モ
ニタ方法において、 第1の内線からのモニタ要求操作によって呼び出された
モニタ指定内線について、各モニタ指定内線の呼出中又
はモニタ中を含むモニタ状況を表示するための信号を、
表示部に向けて送信することを特徴とする通話モニタ方
法。 - 【請求項5】請求項1乃至4のいずれかに記載の通話モ
ニタ方法において、 モニタ要求時から累積時間を監視し、第1の内線からの
モニタ要求操作によりモニタ指定内線を呼び出した時点
から予め定めておいた一定時間を経過すると、モニタ要
求操作によって呼び出された内線のうち未応答の電話機
への呼出を停止させるようにした通話モニタ方法。 - 【請求項6】請求項1乃至5のいずれかに記載の通話モ
ニタ方法において、 モニタ指定内線を呼び出す際に、その呼出音を特殊なも
のに変える又は特定の可視表示をすることにより、その
着信がモニタ要求用の着信である旨を知らせることを特
徴とする通話モニタ方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000234037A JP2002051154A (ja) | 2000-08-02 | 2000-08-02 | 通話モニタ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000234037A JP2002051154A (ja) | 2000-08-02 | 2000-08-02 | 通話モニタ方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002051154A true JP2002051154A (ja) | 2002-02-15 |
Family
ID=18726474
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000234037A Pending JP2002051154A (ja) | 2000-08-02 | 2000-08-02 | 通話モニタ方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002051154A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005278155A (ja) * | 2004-02-26 | 2005-10-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 交換機 |
-
2000
- 2000-08-02 JP JP2000234037A patent/JP2002051154A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005278155A (ja) * | 2004-02-26 | 2005-10-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 交換機 |
JP4591109B2 (ja) * | 2004-02-26 | 2010-12-01 | パナソニック株式会社 | 交換機 |
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