JP2002050707A - 不揮発性メモリトランジスタを有する半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
不揮発性メモリトランジスタを有する半導体装置およびその製造方法Info
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Abstract
に形成することができる、不揮発性メモリトランジスタ
を有する半導体装置およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 不揮発性メモリトランジスタを有する半
導体装置の製造方法は、以下の工程(a)〜(e)を含
む。(a)半導体基板10上に、ゲート絶縁層として機
能しうる、第1の絶縁層20を形成する工程、(b)第
1の絶縁層20の上に、フローティングゲート22を形
成する工程、(c)フローティングゲート22と接触す
る、トンネル絶縁層として機能させるための、第2の絶
縁層26を形成する工程、(d)第2の絶縁層26の上
に、上面が平坦であるコントロールゲート50を形成す
る工程、および(e)半導体基板10内に、ソース領域
14またはドレイン領域16を構成する不純物拡散層を
形成する工程。
Description
ランジスタを有する半導体装置およびその製造方法に関
する。
て、スプリットゲート型不揮発性メモリトランジスタが
提案されている。以下、スプリットゲート型不揮発性メ
モリトランジスタの製造例を説明する。図8は、従来例
に係るスプリットゲート型不揮発性メモリトランジスタ
の製造工程を模式的に示す断面図である。
0の上に、第1の絶縁層(ゲート絶縁層)120、フロ
ーティングゲート122および第3の絶縁層124を順
次形成する。次に、全面に、酸化シリコン層126aを
形成する。次に、酸化シリコン層126aの上に、ポリ
シリコン層152を形成する。次に、ポリシリコン層1
52の上に、レジスト層R5を形成する。
図8(b)に示すように、レジスト層R5をパターニン
グする。
層R5をマスクとして、ポリシリコン層152および酸
化シリコン層126aをエッチングする。これにより、
コントロールゲート150および第2の絶縁層126が
形成される。そして、レジスト層R5を除去した後、ソ
ース領域114およびドレイン領域116を形成する。
こうして、スプリットゲート型不揮発性メモリトランジ
スタ200が形成される。
(a)に示すように、ポリシリコン層152は、酸化シ
リコン層126aの形状を反映して、フローティングゲ
ート122のサイドにおいて、段差が生じることとな
る。ポリシリコン層152において段差が生じると、レ
ジスト層R5においても段差が生じることとなる。レジ
スト層R5において段差が生じると、露光における焦点
深度が場所によって異なることになる。このため、レジ
スト層R5において段差が生じると、所望のパターンを
有するレジスト層R5を形成するのが難しい。その結
果、上記の製造例によると、所望のパターンを有するコ
ントロールゲート150を形成するのが難しい。つま
り、コントロールゲート150の寸法制御性を向上させ
るのが困難である。
が生じると、シリサイド層を形成するための金属層をポ
リシリコン層152上に堆積させる際に、ポリシリコン
層152の段差において金属層が付着し難くなる。
トロールゲートの上に、所定の膜を確実に形成すること
ができる、不揮発性メモリトランジスタを有する半導体
装置およびその製造方法を提供することにある。
トランジスタを有する半導体装置の製造方法(以下「半
導体装置の製造方法」という)は、以下の工程(a)〜
(c)を含む。
て機能しうる第1の絶縁層と、フローティングゲートと
を形成する工程、(b)トンネル絶縁層として機能させ
るための第2の絶縁層と、コントロールゲートとを形成
する工程であって、前記コントロールゲートは、前記第
2の絶縁層の上に形成され、かつ、その上面が平坦であ
り、前記第2の絶縁層は、前記フローティングゲートの
少なくとも一部と接触し、および(c)前記半導体基板
内に、ソース領域またはドレイン領域を構成する不純物
拡散層を形成する工程。
ールゲートを形成している。つまり、段差が生じないよ
うに、コントロールゲートを形成している。このため、
本発明によれば、段差が生じたコントロールゲートに比
べて、コントロールゲートの上に、確実に所定の膜を形
成することができる。
トは、たとえば次のようにして形成することができる。
絶縁層のための絶縁層を形成する工程(b−1)と、前
記絶縁層上に、前記コントロールゲートのための導電層
を形成する工程(b−2)と、前記導電層を平坦化する
工程(b−3)と、前記導電層および前記絶縁層の所定
の部分を除去して、前記コントロールゲートおよび前記
第2の絶縁層を形成する工程(b−4)とを含むことが
できる。
4)の前に、平坦化された前記導電層の上に、所定のパ
ターンを有するレジスト層を形成する工程(b−5)を
含むことができる。
は、平坦化された導電層の上に形成される。このため、
レジスト層は、段差が生じない。このため、レジスト層
を露光する際において、焦点深度を均一にすることがで
きる。その結果、本発明によれば、所望のパターンを有
するレジスト層を形成することができる。したがって、
本発明によれば、所望のパターンを有するコントロール
ゲートを形成することができる。
法により行われることができる。
上面は、前記半導体基板の表面を基準として、前記第2
の絶縁層の最も高いレベルよりも高いことが好ましい。
前記工程(b−2)における前記導電層の厚さは、たと
えば230〜450nmである。
リコンであることができる。
シリサイド層を形成する工程(d)を含むことができ
る。コントロールゲートの上面は平坦であるため、工程
(d)において、コントロールゲートの上に、シリサイ
ド層を確実に形成することができる。
た半導体装置は、たとえば、次の態様を有する。
する半導体装置(以下「半導体装置」という)は、半導
体基板と、前記半導体基板上に、ゲート絶縁層としての
第1の絶縁層を介在させて配置されたフローティングゲ
ートと、前記フローティングゲートの少なくとも一部と
接触し、トンネル絶縁層として機能しうる第2の絶縁層
と、前記第2の絶縁層の上に形成されたコントロールゲ
ートと、前記半導体基板内に形成された、ソース領域ま
たはドレイン領域を構成する不純物拡散層と、を含み、
前記コントロールゲートの上面は、平坦である。
上面は、平坦である。このため、コントロールゲートの
上に、確実に所定の膜を形成することができる。
リサイド層を形成することができる。
層からなることができる。
前記半導体基板の表面を基準として、前記第2の絶縁層
の最も高いレベル以上の高さであることが好ましい。
について、図面を参照しながら説明する。
導体装置について説明する。図1は、実施の形態に係る
半導体装置を模式的に示す断面図である。
は、スプリットゲート構造を有する不揮発性メモリトラ
ンジスタ(以下「メモリトランジスタ」という)100
を含む。メモリトランジスタ100は、ソース領域14
と、ドレイン領域16と、第1の絶縁層20とを有す
る。ソース領域14およびドレイン領域16は、n型ト
ランジスタを例にとると、P型のシリコン基板10内に
形成されたN+ 型不純物拡散層からなる。第1の絶縁層
20は、シリコン基板10の表面に形成されている。
グゲート22と、第2の絶縁層26と、コントロールゲ
ート50とが順次形成されている。
の絶縁層24が形成されている。第3の絶縁層24は、
図1に示すように、中央部から端部へ向けてその膜厚が
薄くなる構造を有する。その結果、フローティングゲー
ト22の上縁部220の両端は、鋭角に形成され、この
上縁部220で電界集中が起きやすいようになってい
る。
上面からフローティングゲート22の側面に連続し、さ
らにシリコン基板10の表面に沿ってドレイン領域16
の一端にいたるように形成されている。この第2の絶縁
層26は、いわゆるトンネル絶縁層として機能する。
ールゲート50が形成されている。コントロールゲート
50の上面は平坦である。コントロールゲート50の上
面の高さは、第2の絶縁層26の上面の最も高いレベル
H10以上の高さである。
び、フローティングゲート22のサイドにおいて、サイ
ドウオール70が形成されている。コントロールゲート
50の上面、および、ソース/ドレイン領域14,16
における半導体基板10の上面には、シリサイド層60
が形成されている。シリサイド層60の材質としては、
たとえば、チタンシリサイド,コバルトシリサイド、ニ
ッケルシリサイドを挙げることができる。
半導体装置を構成するメモリトランジスタ100の動作
方法の一例について、図1を参照して説明する。
50に印加される電圧を示し、Vsはソース領域14に
印加される電圧を示し、Vdはドレイン領域16に印加
される電圧を示し、Vsubはシリコン基板10に印加
される電圧を示す。
る場合には、データの書き込み時には、ソース領域14
とドレイン領域16間にチャネル電流を流し、電荷(ホ
ットエレクトロン)をフローティングゲート22に注入
する。データの消去時には、所定の高電圧をコントロー
ルゲート50に印加し、FN伝導によってフローティン
グゲート22に蓄積された電荷をコントロールゲート5
0に移動させる。以下に、各動作の一例について述べ
る。
お、矢印A10は、書き込み時の電子の流れを示す。
ン領域16に対してソース領域14を高電位にし、必要
に応じてコントロールゲート50に所定電位を印加す
る。これにより、ドレイン領域16付近で発生するホッ
トエレクトロンは、フローティングゲート22に向かっ
て加速され、第1の絶縁層20を介してフローティング
ゲート22に注入され、データの書き込みがなされる。
ールゲート50の電位(Vc)を2V、ソース領域14
の電位(Vs)を10.5V、ドレイン領域16の電位
(Vd)を0Vとする。また、シリコン基板10の電位
(Vsub)を0Vとする。
矢印B10は、消去時の電子の流れを示す。
びドレイン領域16の電位に対してコントロールゲート
50の電位を高くする。これにより、フローティングゲ
ート22内に蓄積された電荷は、フローティングゲート
22の先鋭な上縁部220からFN伝導によって第2の
絶縁層26を突き抜けてコントロールゲート50に放出
されて、データが消去される。
ゲート50の電位(Vc)を11.5Vとし、ソース領
域14およびドレイン領域16の電位VsおよびVdを
0Vとし、シリコン基板10の電位(Vsub)を0V
とする。
お、矢印C10は、読み出し時の電子の流れを示す。
に対してドレイン領域16を高電位とし、コントロール
ゲート50に所定の電圧を印加することにより、チャネ
ルの形成の有無によって書き込まれたデータの判定がな
される。すなわち、フローティングゲート22に電荷が
注入されていると、フローティングゲート22の電位が
低くなるため、チャネルが形成されず、ドレイン電流が
流れない。逆に、フローティングゲート22に電荷が注
入されていないと、フローティングゲート22の電位が
高くなるため、チャネルが形成されてドレイン電流が流
れる。そこで、ドレイン領域16から流れる電流をセン
スアンプによって検出することにより、メモリトランジ
スタ100のデータを読み出すことができる。
ロールゲート50の電位(Vc)は3.0Vとし、ソー
ス領域14の電位(Vs)を0Vとし、ドレイン領域1
6の電位(Vd)を1Vとし、シリコン基板10(Vs
ub)を0Vとする。
体装置の作用効果を説明する。
いては、コントロールゲート50の上面は、平坦であ
る。このため、コントロールゲート50の上に、確実に
所定の層(たとえばシリサイド層)を形成することがで
きる。
形態に係る半導体装置の製造方法を説明する。図2〜図
7は、本実施の形態に係る半導体装置の製造工程を模式
的に示す断面図である。
面に、第1の酸化シリコン層20aを形成する。この第
1の酸化シリコン層20aは、メモリトランジスタの第
1の絶縁層20(図1参照)となる。第1の酸化シリコ
ン層20aは、たとえば熱酸化法により形成される。第
1の酸化シリコン層20aの厚さは、特に限定されない
が、ゲート耐圧などを考慮して好ましくは7〜8nmで
ある。
に、例えばCVD法を用いて第1のポリシリコン層22
aを形成し、これにリンやひ素を拡散してN型の第1の
ポリシリコン層22aを形成する。この第1のポリシリ
コン層22aは、メモリトランジスタ100のフローテ
ィングゲート22(図1参照)となる。この第1のポリ
シリコン層22aは、例えば100〜150nmの厚さ
を有する。
他の方法としては、第1のポリシリコン層22aを形成
した後、リンやひ素イオンを注入する方法、第1のポリ
シリコン層22aを形成した後、塩化ホスホリル(PO
Cl3)を含んだキャリアガスを導入する方法、あるい
は第1のポリシリコン層22aを形成する時に、ホスフ
ィン(PH3)を含んだキャリアガスを導入する方法、
などがある。
に、例えばCVD法で窒化シリコン層40を形成する。
次いで、窒化シリコン層40上に形成された第1のレジ
スト層R1をマスクとして、窒化シリコン層40の所定
領域を選択的にエッチングして除去する。窒化シリコン
層40の除去される領域240Hは、メモリトランジス
タ100の第3の絶縁層24が形成される領域である。
次いで、第1のレジスト層R1を除去する。
1のポリシリコン層22aの露出部分を選択的に酸化す
ることにより、第1のポリシリコン層22aの所定領域
の表面に第3の絶縁層24を形成する。選択酸化によっ
て形成された第3の絶縁層24は、中央部の膜厚が最も
大きく、端部では徐々に膜厚が小さくなる断面形状を有
する。その後、窒化シリコン層40を除去する。
3の絶縁層24をマスクとしてエッチングを行ない、第
1のポリシリコン層22aおよび第1の酸化シリコン層
20aをパターニングする。こうして、フローティング
ゲート22およびゲート絶縁層20が形成される。
リコン基板10の上に、第2の酸化シリコン層26aを
堆積する。第2の酸化シリコン層26aは、メモリトラ
ンジスタ100の第2の絶縁層26となる。第2の酸化
シリコン層26aの厚さは、たとえば20〜25nmで
ある。第2の酸化シリコン層26aの形成方法は、特に
限定されず、たとえば熱酸化法,CVD法をあげること
ができる。好ましいCVD法は、高温熱CVD法(たと
えばシランベースの高温熱CVD法)である。高温熱C
VD法により第2の酸化シリコン層26aを形成する
と、第2の酸化シリコン層26aの膜質が緻密になると
いう利点がある。また、第2の酸化シリコン層26a
は、複数の層が積層されて構成されていてもよい。
に、第2のポリシリコン層52を堆積する。第2のポリ
シリコン層52の形成方法は、特に限定されず、たとえ
ば、CVD法である。第2のポリシリコン層52は、上
述した第1のポリシリコン層22aと同様の方法によ
り、N型にすることができる。第2のポリシリコン層5
2の厚さは、ゲート絶縁層20、フローティングゲート
22、第3の絶縁層24および第2の酸化シリコン層2
6aの厚さの総和よりも厚ければ特に限定されない。つ
まり、第2のポリシリコン層52の上面の高さが、シリ
コン基板10の表面を基準として、第2の酸化シリコン
層26aの最も高いレベルH10より、高ければ特に限
定されない。第2のポリシリコン層52の厚さは、たと
えば230〜450nm、好ましくは250〜300n
mである。
2のポリシリコン層52を平坦化する。第2のポリシリ
コン層52の平坦化する方法は、特に限定されず、たと
えば化学的機械的研磨法を挙げることができる。
2のポリシリコン層52の上に、第2のレジスト層R2
を塗布する。この際、第2のポリシリコン層52の上面
が平坦であるため、第2のレジスト層R2において段差
が生じない。
2のレジスト層Rを露光・現像し、第2のレジスト層R
2をパターニングする。この露光の際、第2のレジスト
層R2において段差が生じていないため、焦点深度を均
一にすることができる。その結果、所望のパターンを有
する第2のレジスト層R2を形成することができる。
2のレジスト層R2をマスクとして、第2のポリシリコ
ン層52および第2の酸化シリコン層26aをエッチン
グする。こうして、コントロールゲート50と第2の絶
縁層26とが形成される。この後、第2のレジスト層R
2が除去される。
ントロールゲート50のサイド、および、フローティン
グゲート22のサイドにおいて、サイドウオール70を
形成する。サイドウオール70は、たとえば次のように
して形成することができる。CVD法などによって、シ
リコン酸化膜(図示せず)を全面に形成する。次いで、
反応性イオンエッチングなどによって、シリコン酸化膜
を異方性エッチングすることにより、サイドウォール7
0を形成することができる。
所定のパターンを有する第3のレジスト層R3を形成す
る。第3のレジスト層R3は、ソース領域14となる領
域において開口されている。その後、第3のレジスト層
R3をマスクとして、N型不純物をシリコン基板10に
イオン注入することにより、ソース領域14を形成す
る。その後、第3のレジスト層R3を除去する。
所定のパターンを有する第4のレジスト層R4を形成す
る。第4のレジスト層R4は、ドレイン領域となる領域
において開口されている。その後、N型不純物をシリコ
ン基板10にイオン注入することにより、ドレイン領域
16を形成する。その後、第4のレジスト層R4を除去
する。
に、シリサイド層のための金属層62を形成する。金属
層62は、たとえばスパッタ法により形成することがで
きる。金属層62の材質としては、たとえばチタン、コ
バルト、ニッケルを挙げることができる。金属層62の
膜厚は、たとえば10〜35nmである。この金属層6
2の形成の際、コントロールゲート50の上面は平坦で
あるため、コントロールゲート50の上面に金属層を確
実に形成することができる。
14,16におけるシリコン基板10の上面、および、
コントロールゲート50の上面をシリサイド化する。こ
うして、ソース/ドレイン領域14,16におけるシリ
コン基板10およびコントロールゲート50の上におい
て、シリサイド層60が形成される。熱処理の温度は、
シリサイド化ができれば特に限定されず、たとえば、チ
タンによりシリサイド層60を形成する場合には700
〜750℃である。熱処理の時間は、熱処理の温度を考
慮して規定され、たとえば5〜20秒である。その後、
未反応の金属層62を除去する。
メモリトランジスタ100が形成される。
導体装置の製造方法についての作用効果を説明する。
6aの上に、第2のポリシリコン層52を厚く堆積し、
その第2のポリシリコン層52を平坦化している。この
ため、たとえば次の作用効果を奏することができる。
ニングするための第2のレジスト層R2の露光におい
て、焦点深度を均一にすることができる。その結果、本
実施の形態によれば、所望のパターンを有する第2のレ
ジスト層R2を形成することができる。したがって、本
実施の形態によれば、所望のパターンを有するコントロ
ールゲート50を形成することができる。つまり、コン
トロールゲート50の寸法制御性を向上させることがで
きる。
シリサイド層60のための金属層62を確実に形成する
ことができる。
ず、本発明の要旨を超えない範囲で種々の変更が可能で
ある。
面図である。
的に示す断面図である。
的に示す断面図である。
的に示す断面図である。
的に示す断面図である。
的に示す断面図である。
的に示す断面図である。
示す断面図である。
Claims (12)
- 【請求項1】 以下の工程(a)〜(c)を含む、不揮
発性メモリトランジスタを有する半導体装置の製造方
法。 (a)半導体基板上に、ゲート絶縁層として機能しうる
第1の絶縁層と、フローティングゲートとを形成する工
程、(b)トンネル絶縁層として機能させるための第2
の絶縁層と、コントロールゲートとを形成する工程であ
って、 前記コントロールゲートは、前記第2の絶縁層の上に形
成され、かつ、その上面が平坦であり、 前記第2の絶縁層は、前記フローティングゲートの少な
くとも一部と接触し、および(c)前記半導体基板内
に、ソース領域またはドレイン領域を構成する不純物拡
散層を形成する工程。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記工程(b)は、前記第2の絶縁層のための絶縁層を
形成する工程(b−1)と、 前記絶縁層上に、前記コントロールゲートのための導電
層を形成する工程(b−2)と、 前記導電層を平坦化する工程(b−3)と、 前記導電層および前記絶縁層の所定の部分を除去して、
前記コントロールゲートおよび前記第2の絶縁層を形成
する工程(b−4)とを含む、不揮発性メモリトランジ
スタを有する半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 請求項2において、 前記工程(b)は、前記工程(b−4)の前に、平坦化
された前記導電層の上に、所定のパターンを有するレジ
スト層を形成する工程(b−5)を含む、不揮発性メモ
リトランジスタを有する半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】 請求項2または3において、 前記工程(b−3)は、化学的機械的研磨法により行わ
れる、不揮発性メモリトランジスタを有する半導体装置
の製造方法。 - 【請求項5】 請求項2〜4のいずれかにおいて、 前記工程(b−2)における前記導電層の上面は、前記
半導体基板の表面を基準として、前記第2の絶縁層の最
も高いレベルよりも高い、不揮発性メモリトランジスタ
を有する半導体装置の製造方法。 - 【請求項6】 請求項2〜5のいずれかにおいて、 前記工程(b−2)における前記導電層の厚さは、23
0〜450nmである、不揮発性メモリトランジスタを
有する半導体装置の製造方法。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかにおいて、 前記コントロールゲートの材質は、ポリシリコンであ
る、不揮発性メモリトランジスタを有する半導体装置の
製造方法。 - 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかにおいて、 さらに、前記コントロールゲートの上に、シリサイド層
を形成する工程(d)を含む、不揮発性メモリトランジ
スタを有する半導体装置の製造方法。 - 【請求項9】 半導体基板と、 前記半導体基板上に、ゲート絶縁層としての第1の絶縁
層を介在させて配置されたフローティングゲートと、 前記フローティングゲートの少なくとも一部と接触し、
トンネル絶縁層として機能しうる第2の絶縁層と、 前記第2の絶縁層の上に形成されたコントロールゲート
と、 前記半導体基板内に形成された、ソース領域またはドレ
イン領域を構成する不純物拡散層と、を含み、 前記コントロールゲートの上面は、平坦である、不揮発
性メモリトランジスタを有する半導体装置。 - 【請求項10】 請求項9において、 前記コントロールゲートの上に、シリサイド層が形成さ
れている、不揮発性メモリトランジスタを有する半導体
装置。 - 【請求項11】 請求項9または10において、 前記コントロールゲートは、ポリシリコン層からなる、
不揮発性メモリトランジスタを有する半導体装置。 - 【請求項12】 請求項9〜11のいずれかにおいて、 前記コントロールゲートの上面の高さは、前記半導体基
板の表面を基準として、前記第2の絶縁層の最も高いレ
ベル以上の高さである、不揮発性メモリトランジスタを
有する半導体装置。
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Cited By (2)
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JP2003309193A (ja) * | 2002-04-18 | 2003-10-31 | Hitachi Ltd | 半導体集積回路装置及び半導体集積回路装置の製造方法 |
JP2009246372A (ja) * | 2009-05-29 | 2009-10-22 | Renesas Technology Corp | 半導体集積回路装置の製造方法 |
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- 2000-08-03 JP JP2000235932A patent/JP2002050707A/ja active Pending
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