JP2002050242A - 電流検出器のワイヤハーネスへの組付方法 - Google Patents

電流検出器のワイヤハーネスへの組付方法

Info

Publication number
JP2002050242A
JP2002050242A JP2000237512A JP2000237512A JP2002050242A JP 2002050242 A JP2002050242 A JP 2002050242A JP 2000237512 A JP2000237512 A JP 2000237512A JP 2000237512 A JP2000237512 A JP 2000237512A JP 2002050242 A JP2002050242 A JP 2002050242A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire harness
current detector
harness
assembling
detecting portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP2000237512A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Takemoto
寿 竹本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2000237512A priority Critical patent/JP2002050242A/ja
Publication of JP2002050242A publication Critical patent/JP2002050242A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 組付作業性の向上を図ることのできる電流検
出器のワイヤハーネスへの組付方法を提供する。 【解決手段】 電流検出器11の挿通検知部16にワイ
ヤハーネス12を挿通し、ワイヤハーネス12に固定さ
れた支持部材13により挿通検知部16にワイヤハーネ
ス12を支持させた後に、ワイヤハーネス12,電流検
出器11,支持部材13をワイヤハーネス12にテープ
14巻き固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電流検出器のワ
イヤハーネスへの組付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この発明の関連技術としては、例えば図
4に示す特開平9−93771号公報に記載されたよう
なものがある。
【0003】図4は、電気接続箱のバスバー構造を示
し、電流検出器1には、予め分流バスバー2が一体形成
されている。
【0004】このバスバー構造の組付けは、バスバー3
を電気接続箱4の底部に配索した後、分流バスバー2を
一体形成した電流検出器1を電気接続箱4の底部に取付
け、これと同時に電流検出器1から突出された分流バス
バー2の両端をバスバー3のL字形状部分の両端にそれ
ぞれネジ等により接続することによって行われる。
【0005】このように構成されたバスバー構造では、
電流検出器1と一体となった分流バスバー2が、バスバ
ー3と並列に接続されて電気接続箱4に組付けられるの
で、バスバー3の幅を調整することにより電流検出器1
の検出レンジ(電流検出範囲)を広げることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のバスバー構造では、分流バスバー2を電流検出器1
に一体形成しているので、電流検出対象のバスバー3を
電流検出器1に挿通する組付け作業をなくすことができ
るが、電流検出器1に一体形成された分流バスバー2の
両端を、電気接続箱4に配索したバスバー3の両端にそ
れぞれネジ等によって接続するという組付け作業が必要
になるため、組付け作業工数が増加して作業性が低下す
るという問題があった。
【0007】また、分流バスバー2を電流検出器1に一
体形成するために、電流検出器1のバスバー挿通空間に
挿通された分流バスバー2を電流検出器1に固定する固
定手段を必要としていた。
【0008】この発明は、上記の問題点を考慮し、組付
作業性の向上を図ることのできる電流検出器のワイヤハ
ーネスへの組付方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、ワイヤハーネスが挿通され
る挿通検知部を備えた電流検出器をワイヤハーネスに組
み付ける電流検出器のワイヤハーネスへの組付方法であ
って、前記挿通検知部にワイヤハーネスを挿通し、ワイ
ヤハーネスに固定された支持部材により挿通検知部にワ
イヤハーネスを支持させた後に、ワイヤハーネス,電流
検知部,支持部材をワイヤハーネスにテープ巻き固定し
たことを特徴とする。
【0010】したがって、請求項1記載の発明では、電
流検出器のワイヤハーネスへの組付けを、ネジ等の固定
手段を用いることなく、ワイヤハーネスの組立作業と同
時に行うことができる。
【0011】よって、電流検出器をワイヤハーネスに組
付ける際の作業性が向上する。
【0012】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の電流検出器のワイヤハーネスへの組付方法であっ
て、前記支持部材が、予めワイヤハーネスに固定された
一対のスペーサからなり、挿通検知部にワイヤハーネス
を挿通させた後に、挿通検知部の内壁とワイヤハーネス
の外周との間に前記一対のスペーサを挿通検知部の両側
からそれぞれ圧入してワイヤハーネスを挿通検知部に支
持させることを特徴とする。
【0013】このような構成の請求項2記載の発明で
は、請求項1記載の発明の作用に加えて、支持部材を一
対のスペーサで構成し、この一対のスペーサを挿通検知
部の両側から、該挿通検知部の内壁とワイヤハーネスの
外周との間にそれぞれ圧入してワイヤハーネスを挿通検
知部に支持させるので、ワイヤハーネスの挿通検知部へ
の支持を確実、強固に行うことができる。
【0014】また、請求項3記載の発明は、請求項2記
載の電流検出器のワイヤハーネスへの組付方法であっ
て、前記一対のスペーサが同形状に形成され、スペーサ
本体と、ハーネス挿通孔と、圧入部と、フランジ部とか
らなることを特徴とする。
【0015】このような構成の請求項3記載の発明で
は、請求項2記載の発明の作用と同等の作用を得ること
ができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を、図
1〜図3を用いて説明する。
【0017】図1は、この発明の一実施形態の電流検出
器のワイヤハーネスへの組付方法における電流検出器1
1,ワイヤハーネス12,支持部材13の関係を示す斜
視図、図2は、電流検出器11をワイヤハーネス12に
組付けた状態を示す斜視図、図3は、電流検出器11,
ワイヤハーネス12,支持部材13をワイヤハーネス1
2にテープ14巻き固定した状態を示す斜視図である。
【0018】電流検出器11は、検出器本体15と、こ
の検出器本体15に形成されて電流検出対象のワイヤハ
ーネス12を挿通させる挿通検知部16とを備えてい
る。そして、この電流検出器11には、図示しない電源
に接続するためのコネクタ17が設けられている。
【0019】ワイヤハーネス12には、同形状に形成さ
れた一対のスペーサ18が固定されている。
【0020】スペーサ18は、全体がゴム等の弾性部材
で一体形成されており、スペーサ本体19と、ワイヤハ
ーネス12を挿通するハーネス挿通孔20と、電流検出
器11の挿通検知部16の内壁16aとワイヤハーネス
12の外周12aとの間に圧入される圧入部21と、検
出器本体15の側壁15aに当接されるフランジ部22
とを備えている。
【0021】ハーネス挿通孔20は、薄肉小径の筒状に
形成されており、スペーサ本体19の左右両側に連設さ
れている。
【0022】圧入部21は、検出器本体15の挿通検知
部16の内壁16aに偏り嵌めされる外周を有する薄肉
大径の略円筒状に形成されており、スペーサ本体19の
左右いづれか一側に連設されている。この圧入部21に
は、周方向の一部を偏平に形成してなる廻り止め部23
が設けられている。
【0023】フランジ部22は、スペーサ本体19の外
周部に連設された薄肉の環状平面部24により形成され
ている。
【0024】上記一対のスペーサ18は、ワイヤハーネ
ス1を電流検出器11の挿通検知部16に支持させる支
持部材13を構成している。
【0025】以上、各部材の構成について説明したが、
つぎに、図1〜図3を用いて、この一実施形態の電流検
出器11のワイヤハーネス12への組付方法を説明す
る。
【0026】まず、一方のスペーサ18をハーネス挿通
孔20を介して電流検出対象のワイヤハーネス12に固
定し、このスペーサ18の圧入部21側のワイヤハーネ
ス12を電流検出器11の挿通検知部16に挿通した
後、他方のスペーサ18を該スペーサ18の圧入部21
を挿通検知部16に向けてハーネス挿入孔16を介して
ワイヤハーネス12に固定する。
【0027】これにより、図1に示すように、一対のス
ペーサ18が、電流検出器11を挟んでそれぞれ圧入部
21が対向してワイヤハーネス12に固定される。
【0028】つぎに、図2に示すように電流検出器11
の挿通検知部16の両側から、一対のスペーサ18の圧
入部21をそれぞれ挿通検知部16の内壁16aとワイ
ヤハーネス12の外周12aとの間に圧入してワイヤハ
ーネス12を挿通検知部16に支持させる。このとき、
一対のスペーサ18のフランジ部22は、それぞれ検出
器本体15の側壁15aに当接される。
【0029】上記の状態で、図3に示すように、ワイヤ
ハーネス12,電流検出器11,スペーサ18にテープ
14を巻き付けて、ワイヤハーネス12に固定する。
【0030】このようにして、電流検出器11のワイヤ
ハーネス12への組付けを完了する。
【0031】この一実施形態の電流検出器のワイヤハー
ネスへの組付方法では、電流検出器11の挿通検知部1
6にワイヤハーネス12を挿通し、ワイヤハーネス12
に固定された一対のスペーサ18により挿通検知部16
にワイヤハーネス12を支持させた後に、ワイヤハーネ
ス12,電流検出器11,スペーサ18をワイヤハーネ
ス12にテープ14巻き固定することで、ワイヤハーネ
ス12に電流検出器11を容易に組付けることができ
る。
【0032】このため、電流検出器11のワイヤハーネ
ス12への組付けを、ネジ等の固定手段を用いることな
く、ワイヤハーネス12の組立作業と同時に行うことが
できる。
【0033】よって、電流検出器11をワイヤハーネス
12に組付ける際の作業性が向上する。
【0034】以上、一実施形態について説明したが、こ
の発明はこれに限定されるものではなく、構成の要旨に
付随する各種の設計変更が可能である。例えば、上記し
た一実施形態では、円形の電線について説明したが、ス
ペーサの形状を変更するのみで多種の電線やバスバにも
対応可能である。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、電流検出器の挿通検知部にワイ
ヤハーネスを挿通し、ワイヤハーネスに固定された支持
部材により挿通検知部にワイヤハーネスを支持させた後
に、ワイヤハーネス,電流検出器,支持部材をワイヤハ
ーネスにテープ巻き固定しているので、電流検出器のワ
イヤハーネスへの組付けを、ネジ等の固定手段を用いる
ことなく、ワイヤハーネスの組立作業と同時に行うこと
ができる。
【0036】よって、電流検出器をワイヤハーネスに組
付ける際の作業性が向上する効果がある。
【0037】また、請求項2記載の発明によれば、請求
項1記載の発明の効果に加えて、支持部材を一対のスペ
ーサで構成し、この一対のスペーサを挿通検知部の両側
から、該挿通検知部の内壁とワイヤハーネスの外周との
間にそれぞれ圧入してワイヤハーネスを挿通検知部に支
持させるので、ワイヤハーネスの挿通検知部への支持を
確実、強固に行うことができる効果がある。
【0038】また、請求項3記載の発明によれば、一対
のスペーサを、スペーサ本体と、ハーネス挿通孔と、圧
入部と、フランジ部からなる同形状に形成しているの
で、請求項2記載の発明の効果と同等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態の電流検出器のワイヤハーネスへの
組付方法における電流検出器,ワイヤハーネス,支持部
材の関係を示す斜視図である。
【図2】一実施形態の電流検出器をワイヤハーネスに組
付けた状態を示す斜視図である。
【図3】一実施形態の電流検出器,ワイヤハーネス,支
持部材をワイヤハーネスにテープ巻き固定した状態を示
す斜視図である。
【図4】従来例のバスバー構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
11 電流検出器 12 ワイヤーハーネス 12a 外周(ワイヤハーネスの) 13 支持部材 14 テープ 16 挿通検知部 16a 内壁(挿通検知部の) 18 スペーサ(支持部材) 19 スペーサ本体 20 ハーネス挿通孔 21 圧入部 22 フランジ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤハーネスが挿通される挿通検知部
    を備えた電流検出器をワイヤハーネスに組付ける電流検
    出器のワイヤハーネスへの組付方法であって、 前記挿通検知部にワイヤハーネスを挿通し、ワイヤハー
    ネスに固定された支持部材により挿通検知部にワイヤハ
    ーネスを支持させた後に、ワイヤハーネス電流検出器,
    支持部材をワイヤハーネスにテープ巻き固定したことを
    特徴とする電流検出器のワイヤハーネスへの組付方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電流検出器のワイヤハー
    ネスへの組付方法であって、前記支持部材が、予めワイ
    ヤハーネスに固定された一対のスペーサからなり、挿通
    検知部にワイヤハーネスを挿通させた後に、挿通検知部
    の内壁とワイヤハーネスの外周との間に前記一対のスペ
    ーサを挿通検知部の両側からそれぞれ圧入してワイヤハ
    ーネスを挿通検知部に支持させることを特徴とする電流
    検出器のワイヤハーネスへの組付方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の電流検出器のワイヤハー
    ネスへの組付方法であって、前記一対のスペーサが同形
    状に形成され、スペーサ本体と、ハーネス挿通孔と、圧
    入部と、フランジ部とからなることを特徴とする電流検
    出器のワイヤハーネスへの組付方法。
JP2000237512A 2000-08-04 2000-08-04 電流検出器のワイヤハーネスへの組付方法 Abandoned JP2002050242A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000237512A JP2002050242A (ja) 2000-08-04 2000-08-04 電流検出器のワイヤハーネスへの組付方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000237512A JP2002050242A (ja) 2000-08-04 2000-08-04 電流検出器のワイヤハーネスへの組付方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002050242A true JP2002050242A (ja) 2002-02-15

Family

ID=18729358

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000237512A Abandoned JP2002050242A (ja) 2000-08-04 2000-08-04 電流検出器のワイヤハーネスへの組付方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002050242A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102890221A (zh) * 2012-09-26 2013-01-23 浙江新宝汽车电器有限公司 一种线束总成检测设备及其检测方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102890221A (zh) * 2012-09-26 2013-01-23 浙江新宝汽车电器有限公司 一种线束总成检测设备及其检测方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4761931B2 (ja) 端子可動コネクタ
JP5333996B2 (ja) 固定子およびこれを用いた回転電機
US20160079825A1 (en) Power feed section structure of electric power assisting motor apparatus
JP2008079465A (ja) ブラシレスモータ
WO2008041673A1 (fr) Bobine destinée à un moteur
JP4082259B2 (ja) 回転電機
EP1111736B1 (en) Lead wire unit of DC rotary electric machine
JP2014204477A (ja) ブラシレスモータ及び巻線端末保持方法
US6924578B2 (en) Electric motor
EP1521347A1 (en) Motor
US6933637B2 (en) Electric motor
JP2006211842A (ja) 電動パワーステアリング装置用モータの信号線
JP2002050242A (ja) 電流検出器のワイヤハーネスへの組付方法
JP2000175396A (ja) アウタロータ型多極発電機用ステータ
JPH076686Y2 (ja) 整流子電動機
JP2004096847A (ja) 車両用交流発電機の回転子
JP2007089266A (ja) モータ
JP3679723B2 (ja) フェライトコア固定装置
JPH1191528A (ja) アンチロックブレーキ装置の液圧ユニット
JP2512432Y2 (ja) ステップモ―タ
JP3238038B2 (ja) モータ
JP3971725B2 (ja) ジョイントコネクタ
JP4344310B2 (ja) グロメット
JP2005315795A (ja) 電流センサ
JP2015122844A (ja) ブラシレスモータ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050401

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060822

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20061027