JP2007089266A - モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】ハウジング側ターミナルと装着部材側ターミナルとの突き当たりを防止しながら、それらを装着部材の装着方向の直交方向に容易に密着させて接合することができるモータを提供する。
【解決手段】モータは、ハウジング側ターミナル10(給電用端子10a)を有するモータハウジング4と、モータハウジング4に装着されその装着方向の直交方向に給電用端子10aと面接触されて接合される装着部材側ターミナル12(外部端子12a)を有する装着部材3とを備える。装着部材3の装着樹脂部材11には、自身の装着方向に沿って延びる補助延出部11bが形成される。給電用端子10aにおける装着方向の中間部には、装着方向の直交方向に突出して補助延出部11bに当接されることで給電用端子10aと外部端子12aとを装着方向の直交方向に密着させるための突出部10bが形成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、モータハウジング側のターミナルと、モータハウジングに装着される装着部材側のターミナルとが電気的に接続されるモータに関するものである。
従来、モータとしては、モータハウジング側に設けられるターミナルに、モータハウジングに装着される装着部材側のターミナルが電気的に接続されるものがあり、それらターミナルを介して例えば給電が行われる。そして、このようなターミナルを電気的に接続する構成としては、両ターミナルを装着部材の装着方向の直交方向に面接触させて例えばアーク溶接にて接合したものがある。このような構成では、例えば一方のターミナルを雌端子とした場合等に比べて簡単な構成且つ省スペースでターミナルを電気的に接続することができ、特に、複数のターミナルが並設されるようなモータにおいてその設計が容易となる。又、上記構成とは異なるが、ターミナルを保持する保持部材の挿入孔に突起部を設け、保持部材に対するターミナルの位置ずれ(傾きや、がた)等を防止する技術がある(例えば、特許文献1参照)。
実開平5−57807号公報
しかしながら、上記したように両ターミナルを装着部材の装着方向の直交方向に面接触させて接合するものでは、モータハウジングに対するモータハウジング側ターミナルの位置や、装着部材に対する装着部材側ターミナルの位置が若干ずれただけで、種々の問題が発生する虞がある。即ち、例えば装着部材をモータハウジングに装着する際に、ターミナルの先端同士が突き当たってしまい、挿入できない又はターミナルやその周辺部材が変形するといった虞や、ターミナル同士が前記装着方向の直交方向に接触せずに接合が困難になるといった虞がある。又、上記特許文献1に記載の技術を用いてモータハウジングに対するモータハウジング側ターミナルの位置ずれや、装着部材に対する装着部材側ターミナルの位置ずれを極力防止しようとしても、それら各部材の寸法誤差や装着部材をモータハウジングに装着する際の組み付け誤差等が影響して同様の問題が発生する虞がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、ハウジング側ターミナルと装着部材側ターミナルとの突き当たりを防止しながら、それらを装着部材の装着方向の直交方向に容易に密着させて接合することができるモータを提供することにある。
請求項1に記載の発明では、ハウジング側ターミナルを有するモータハウジングと、前記モータハウジングに装着され、その装着方向の直交方向に前記ハウジング側ターミナルと面接触されて接合される装着部材側ターミナルを有する装着部材とを備えたモータであって、前記モータハウジング側及び前記装着部材側の少なくとも一方には、前記装着方向に沿って延びる補助延出部が形成され、前記ハウジング側ターミナル、前記装着部材側ターミナル、及び前記補助延出部の少なくとも一つにおける前記装着方向の中間部には、前記装着方向の直交方向に突出して前記ハウジング側ターミナルと前記装着部材側ターミナルとを前記装着方向の直交方向に密着させるための突出部が形成された。
同構成によれば、装着部材をモータハウジングに装着する途中で、装着方向の直交方向に突出した突出部がハウジング側ターミナル、装着部材側ターミナル、及び補助延出部の少なくとも一つと当接することによって、ハウジング側ターミナルと装着部材側ターミナルとが装着方向の直交方向に密着される。又、突出部は、装着方向の中間部に形成されるため、装着時(装着初期段階)にハウジング側ターミナルと装着部材側ターミナルとの先端同士が突き当たってしまうことを回避すべく該先端同士の前記装着方向の直交方向の間隔を広くしておくことができる。これらのことから、ハウジング側ターミナルと装着部材側ターミナルとの突き当たりを防止しながら、それらを装着部材の装着方向の直交方向に容易に密着させて接合することができる。又、同構成によれば、例えば一方のターミナルを雌端子とした場合等に比べて、簡単な構成且つ省スペースで両ターミナルを電気的に接続することができる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載のモータにおいて、前記ハウジング側ターミナル、前記装着部材側ターミナル、及び前記補助延出部の少なくとも一つにおける先端部には、前記装着部材の装着初期段階でそれらが突き当たってしまうことを回避すべく傾斜した傾斜面が形成された。
同構成によれば、ハウジング側ターミナル、装着部材側ターミナル、及び補助延出部の少なくとも一つにおける先端部に形成された傾斜面によって、装着時(装着初期段階)にハウジング側ターミナル、装着部材側ターミナル、及び補助延出部が突き当たってしまうことを更に回避することができる。よって、組み付けが更に容易となる。
請求項3に記載の発明では、請求項2に記載のモータにおいて、前記傾斜面は、ハウジング側ターミナル、前記装着部材側ターミナル、及び前記補助延出部の全てに形成された。
同構成によれば、全ての傾斜面によって、装着時(装着初期段階)にハウジング側ターミナル、装着部材側ターミナル、及び補助延出部が突き当たってしまうことを更に回避することができる。よって、組み付けが更に容易となる。
請求項4に記載の発明では、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のモータにおいて、前記ハウジング側ターミナル、前記装着部材側ターミナル、及び前記補助延出部は、それぞれ複数並設された。
同構成によれば、ハウジング側ターミナル、装着部材側ターミナル、及び補助延出部がそれぞれ複数並設されるモータにおいて、上記請求項に記載の効果を得ることができ、特に、一方のターミナルを雌端子とした場合等に比べてそれぞれで簡単な構成且つ省スペースとすることができ、その設計が特に容易となる。
本発明によれば、ハウジング側ターミナルと装着部材側ターミナルとの突き当たりを防止しながら、それらを装着部材の装着方向の直交方向に容易に密着させて接合することができるモータを提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施の形態を図1〜図3に従って説明する。図1に示すように、ブラシレスモータであるモータ1は、モータ本体2と、そのモータ本体2に装着されて外部からの電源を供給するための装着部材3とを備える。
モータ本体2において、金属材料よりなる略有底筒形状のモータハウジング4の内周面にはステータコア5が固着され、該ステータコア5にはインシュレータ6を介して巻線7が巻装されている。本実施の形態のモータハウジング4の周方向の一部には、径方向に貫通する貫通孔4a(図2参照)が形成されている。又、モータ本体2において、ステータコア5の内側には、ロータ8(図1中、2点鎖線で示す)が回転可能に支持されている。
又、モータ本体2において、モータハウジング4の開口側(図1中、上側)には、樹脂材料よりなる端子ホルダ9が固定されている。端子ホルダ9には、前記巻線7の端部が電気的に接続された複数のハウジング側ターミナル10が配設されている。そして、図2に示すように、ハウジング側ターミナル10において前記貫通孔4aと対応した位置には、モータハウジング4の近傍まで略径方向外側に延びる3つの給電用端子10aが略周方向に並んで形成されている。尚、給電用端子10aは、その基端部が端子ホルダ9に形成された支持壁9aにて支持されている。
一方、装着部材3は、モータハウジング4の前記貫通孔4aと対応した位置に装着される樹脂材料よりなる装着樹脂部材11と、装着樹脂部材11に保持されて前記ハウジング側ターミナル10に接合される装着部材側ターミナル12とを有する。装着樹脂部材11には、前記貫通孔4aに径方向外側から嵌入可能な嵌入凸部11aが形成されている。そして、装着樹脂部材11は、径方向外側からモータハウジング4側に移動されて、嵌入凸部11aが貫通孔4aに嵌入された状態で図示しないネジにてモータハウジング4に固定される。装着部材側ターミナル12は、図示しない電源供給装置に電気的に接続される。又、装着部材側ターミナル12には、嵌入凸部11aより更に突出する、即ち貫通孔4aを通ってモータハウジング4の内部まで入り込む外部端子12aが周方向に3つ並んで形成されている。そして、ハウジング側ターミナル10の給電用端子10aと装着部材側ターミナル12の外部端子12aとは、装着方向の直交方向、詳しくは本実施の形態では、径方向の直交方向であって略周方向に面接触されてアーク溶接にて接合される。尚、ここで述べる面接触とは、それぞれの扁平形状における扁平面(広い平面)同士の接触のことである。
ここで、本実施の形態の装着樹脂部材11には、各外部端子12aと共に装着方向(径方向)に沿って延びる補助延出部11bが形成されている。補助延出部11bは、各外部端子12aに対してそれぞれ周方向の一方側(図2中、左側)に設けられる。この補助延出部11bは、外部端子12aと共に給電用端子10aを挟むように形成されている。
又、補助延出部11b及び外部端子12aの先端部には、装着部材3の装着初期段階でそれらと給電用端子10aの先端とが突き当たってしまうことを回避すべく傾斜した傾斜面11c,12bが形成されている。即ち、図3に示すように、補助延出部11b及び外部端子12aにて形成される給電用端子10aに対する開口部の幅Aが大きくなるように、傾斜面11c,12bが形成されている。尚、傾斜面12bは、軸方向から見た(図2及び図3参照)厚さが一定の外部端子12aが屈曲されることで形成されている。又、外部端子12aに対して周方向の他方側(図2中、右側)に設けられることになる補助延出部11bは、外部端子12aと装着方向の直交方向(略周方向)に離間するように設定されている。
又、ハウジング側ターミナル10の給電用端子10aにおける装着方向の中間部には、前記装着方向の直交方向、即ち本実施の形態では径方向の直交方向であって略周方向に突出して給電用端子10a(その基端側)と外部端子12aとを前記装着方向の直交方向(略周方向)に密着させるための突出部10bが形成されている。本実施の形態の突出部10bは、軸方向から見た(図2及び図3参照)厚さが一定の給電用端子10aが湾曲されることで形成され、前記装着方向に沿って突出量が徐々に大きくなる突出量変化部10cを有する。又、給電用端子10aの先端部には、装着部材3の装着初期段階でそれと補助延出部11b及び外部端子12aが突き当たってしまうことを回避すべく傾斜した傾斜面10d,10eが形成されている。尚、傾斜面10d,10eは、軸方向から見た(図2参照)厚さが一定の給電用端子10aが屈曲されることで形成されている。又、突出部10bの最大突出量は、図3に示すように、給電用端子10aにおける前記装着方向の直交方向の幅Bが、補助延出部11b及び外部端子12aにて形成される開口部の幅Aより小さく、(傾斜面11c,12bを除く)補助延出部11bと外部端子12aとの間隔Cと同じ若しくは間隔Cより若干大きくなるように設定されている。
そして、本実施の形態の突出部10bは、図2に示すように、装着部材3を装着した状態で補助延出部11bに当接されることで給電用端子10a(その基端側)を外部端子12aに密着させる。詳しくは、装着部材3をモータハウジング4に装着する際、まず補助延出部11b及び外部端子12aにて形成される開口部に給電用端子10aの先端が挿入され、更に装着していく途中で突出部10bが補助延出部11bに当接されることで給電用端子10a(その基端側)が外部端子12aに密着(面接触)されることになる。そして、その密着された部分がアーク溶接にて接合される。尚、図2は、給電用端子10aと外部端子12aが密着された状態を図示し、特に接合された状態までは図示していない。
次に、上記実施の形態の特徴的な作用効果を以下に記載する。
(1)装着部材3をモータハウジング4に装着する途中で、突出部10bが補助延出部11bに当接することによって、各種の誤差が生じても該誤差が吸収されることになり、ハウジング側ターミナル10の給電用端子10aが装着部材側ターミナル12の外部端子12aに密着(面接触)される。又、突出部10bは、給電用端子10aにおける装着方向の中間部に形成されるため、装着時(装着初期段階)に給電用端子10aと外部端子12aとの先端同士が突き当たってしまうことを回避すべく該先端同士の前記装着方向の直交方向の間隔を広くしておくことができる。これらのことから、給電用端子10aと外部端子12aとの突き当たりを防止しながら、それらを装着部材3の装着方向の直交方向に容易に密着させて容易且つ確実に接合することができる。又、同構成によれば、例えば一方のターミナル(端子)を雌端子とした場合等に比べて、簡単な構成且つ省スペースで両ターミナル(ハウジング側ターミナル10と装着部材側ターミナル12)を電気的に接続することができる。
(2)給電用端子10aの先端部に形成された傾斜面10d,10eによって、装着部材3の装着初期段階でそれと補助延出部11b及び外部端子12aが突き当たってしまうことを更に回避することができる。又、補助延出部11bの先端部に形成された傾斜面11cによって、装着部材3の装着初期段階でそれと給電用端子10aとが突き当たってしまうことを更に回避することができる。更に、外部端子12aの先端部に形成された傾斜面12bによって、装着部材3の装着初期段階でそれと給電用端子10aとが突き当たってしまうことを更に回避することができる。よって、組み付けが更に容易となる。
(3)突出部10bは、装着方向に沿って突出量が徐々に大きくなる突出量変化部10cを有するため、装着時に突出部10bが突き当たってしまうことを回避することができる。又、突出部10bは、撓むことが可能であるので、給電用端子10aは補助延出部11bと外部端子12aとの間に容易に挿入され、給電用端子10aと外部端子12aとは弾圧的に密着される。
(4)ハウジング側ターミナル10の給電用端子10a、装着部材側ターミナル12の外部端子12a、及び補助延出部11bがそれぞれ複数並設されるモータ1であるため、特に、一方のターミナル(端子)を雌端子とした場合等に比べてそれぞれで簡単な構成且つ省スペースとすることができ、その設計が特に容易となる。
上記実施の形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施の形態では、突出部10bをハウジング側ターミナル10の給電用端子10aに形成したが、同様の機能を有する突出部をハウジング側ターミナル10(給電用端子10a)、装着部材側ターミナル12(外部端子12a)、及び補助延出部11bの少なくとも一つに形成すれば、他の構成に変更してもよい。
例えば、図4に示すように変更してもよい。この例では、補助延出部11dにおける前記装着方向(図4中、上下方向)の中間部に、装着方向の直交方向(図4中、右方向)に突出して給電用端子10fと外部端子12cとを装着方向の直交方向(図4中、左右方向)に密着させるための突出部11eが形成されている。尚、この例においても、補助延出部11d及び外部端子12cの先端部には、装着部材3の装着初期段階でそれらと給電用端子10fの先端とが突き当たってしまうことを回避すべく傾斜した傾斜面11f,12dが形成されている。又、この例の傾斜面12dは、軸方向から見た外部端子12cの厚さが変更されることで形成されている。又、この例においても、給電用端子10fの先端部には、装着部材3の装着初期段階でそれと外部端子12cが突き当たってしまうことを回避すべく傾斜した傾斜面10gが形成されている。又、この例の傾斜面10gは、軸方向から見た給電用端子10fの厚さが変更されることで形成されている。又、この例においても、突出部11eは、装着方向に沿って突出量が徐々に大きくなる突出量変化部11gを有する。このようにしても、上記実施の形態の効果と略同様の効果を得ることができる。又、この例では、樹脂材料よりなる補助延出部11dに突出部11eを一体成形したため、給電用端子10fや外部端子12cを突出部のない簡単な形状としながら、容易に突出部11eを得ることができる。又、勿論、突出部を装着部材側ターミナル12(外部端子)に形成してもよい。
・上記実施の形態では、ハウジング側ターミナル10(給電用端子10a)、装着部材側ターミナル12(外部端子12a)、及び補助延出部11bの各先端部にそれぞれ傾斜面10d,10e,11c,12bを形成したが、前記先端部のいずれか2つのみに傾斜面を形成してもよいし、前記先端部のいずれか1つのみに傾斜面を形成してもよい。又、勿論、傾斜面の形成構造(形成方法)は、上記別例(図4参照)で述べたものを含め、それぞれ変更してもよい。尚、傾斜面は、平面に限定されるものではなく、湾曲した面も含む。
・上記実施の形態では、ハウジング側ターミナル10の給電用端子10a、装着部材側ターミナル12の外部端子12a及び補助延出部11bがそれぞれ複数(3つ)並設されるモータ1としたが、これに限定されず、それぞれ他の数(例えば2つや4つ)並設されるモータに変更してもよいし、それぞれ1つしか設けられないモータに変更してもよい。
・上記実施の形態では、装着部材3の装着方向は、モータ1の(ロータ8の回転軸を中心とした)径方向であるとしたが、これに限定されず、他の方向から装着される装着部材に変更してもよい。又、上記実施の形態では、ハウジング側ターミナル10(給電用端子10a)と装着部材側ターミナル12(外部端子12a)とが略周方向に面接触されて接合されるとしたが、装着部材の装着方向の直交方向に面接触される構成であれば、他の方向に面接触されるように変更してもよい。
上記各実施の形態から把握できる技術的思想について、以下にその効果とともに記載する。
(イ)請求項2に記載のモータにおいて、前記傾斜面は、ハウジング側ターミナル、前記装着部材側ターミナル、及び前記補助延出部の内の2つに形成されたことを特徴とするモータ。同構成によれば、2つの傾斜面によって、装着時(装着初期段階)にハウジング側ターミナル、装着部材側ターミナル、及び補助延出部が突き当たってしまうことを更に回避することができる。よって、組み付けが更に容易となる。
(ロ)請求項1乃至4及び上記(イ)のいずれか1つに記載のモータにおいて、前記補助延出部は、前記装着部材側ターミナルと共に前記ハウジング側ターミナルを挟むように前記装着部材側に形成され、前記突出部は、前記ハウジング側ターミナルに形成され、前記装着部材を装着した状態で前記補助延出部に当接されることで前記ハウジング側ターミナルを前記装着部材側ターミナルに密着させることを特徴とするモータ。同構成によれば、装着部材をモータハウジングに装着する途中で、ハウジング側ターミナルにおける装着方向の直交方向に突出した突出部が補助延出部と当接することによって、ハウジング側ターミナルと装着部材側ターミナルとが装着方向の直交方向に密着される。
(ハ)請求項1乃至4及び上記(イ)のいずれか1つに記載のモータにおいて、前記補助延出部は、前記装着部材側ターミナルと共に前記ハウジング側ターミナルを挟むように前記装着部材側に形成され、前記突出部は、前記補助延出部に形成されて、前記装着部材を装着した状態で前記ハウジング側ターミナルに当接されることで該ハウジング側ターミナルを前記装着部材側ターミナルに密着させることを特徴とするモータ。同構成によれば、装着部材をモータハウジングに装着する途中で、補助延出部における装着方向の直交方向に突出した突出部がハウジング側ターミナルと当接することによって、ハウジング側ターミナルと装着部材側ターミナルとが装着方向の直交方向に密着される。又、同構成によれば、例えば、樹脂材料よりなる補助延出部に突出部を一体成形可能となるため、ハウジング側ターミナルや装着部材側ターミナルを簡単な形状としながら、容易に突出部を得ることができる。
(ニ)請求項1乃至4、及び上記(イ)〜(ハ)のいずれか1つに記載のモータにおいて、前記突出部は、前記装着方向に沿って突出量が徐々に大きくなる突出量変化部を有することを特徴とするモータ。同構成によれば、突出部は、前記装着方向に沿って突出量が徐々に大きくなる突出量変化部を有するため、装着時に突出部が突き当たってしまうことを回避することができる。
本実施の形態におけるモータの断面図。 本実施の形態におけるモータの一部拡大模式図。 本実施の形態における給電用端子、外部端子及び補助延出部の模式図。 別例における給電用端子、外部端子及び補助延出部の模式図。
符号の説明
3…装着部材、4…モータハウジング、10…ハウジング側ターミナル、10b,11e…突出部、10d,10e,10g,11c,11f,12b,12d…傾斜面、11b,11d…補助延出部、12…装着部材側ターミナル。

Claims (4)

  1. ハウジング側ターミナルを有するモータハウジングと、
    前記モータハウジングに装着され、その装着方向の直交方向に前記ハウジング側ターミナルと面接触されて接合される装着部材側ターミナルを有する装着部材と
    を備えたモータであって、
    前記モータハウジング側及び前記装着部材側の少なくとも一方には、前記装着方向に沿って延びる補助延出部が形成され、
    前記ハウジング側ターミナル、前記装着部材側ターミナル、及び前記補助延出部の少なくとも一つにおける前記装着方向の中間部には、前記装着方向の直交方向に突出して前記ハウジング側ターミナルと前記装着部材側ターミナルとを前記装着方向の直交方向に密着させるための突出部が形成されたことを特徴とするモータ。
  2. 請求項1に記載のモータにおいて、
    前記ハウジング側ターミナル、前記装着部材側ターミナル、及び前記補助延出部の少なくとも一つにおける先端部には、前記装着部材の装着初期段階でそれらが突き当たってしまうことを回避すべく傾斜した傾斜面が形成されたことを特徴とするモータ。
  3. 請求項2に記載のモータにおいて、
    前記傾斜面は、ハウジング側ターミナル、前記装着部材側ターミナル、及び前記補助延出部の全てに形成されたことを特徴とするモータ。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のモータにおいて、
    前記ハウジング側ターミナル、前記装着部材側ターミナル、及び前記補助延出部は、それぞれ複数並設されたことを特徴とするモータ。
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