JP2002050161A - マルチトラック・ディジタル録音再生装置 - Google Patents
マルチトラック・ディジタル録音再生装置Info
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Abstract
タル・レコーダとを組み合わせたものにおいて、波形レ
ベルでの録音状態の確認と位置の設定を行なえるように
すること、録音指定されたトラック数に応じた残り録音
可能時間を提示できるようにすること、および1つのフ
ェーダでペアまたはグループを組んだ複数トラックの一
括したレベル制御ができるようにすることを目的とす
る。 【解決手段】複数トラックでどの時間範囲にオーディオ
・データが録音されているかを示すグラフを表示してい
る際に所定の操作によりロケート位置近傍の波形を表示
する。さらにその波形表示画面でロケート位置を指定で
きるようにする。複数のトラックにおける録音指定の状
況に応じて、記憶手段の空き容量から録音可能時間を計
算して表示する。さらに、複数のトラックをグルーピン
グして、1つの操作子で一括してレベル制御する。
Description
ータをディジタルデータとしてマルチトラックでハード
ディスク装置などの外部記憶装置に録音し再生すること
ができるマルチトラック・ディジタル録音再生装置に関
する。
ディジタルデータとしてハードディスク装置などの外部
記憶装置に録音し再生する録音再生装置が知られてい
る。このような録音再生装置では、複数系列の入力オー
ディオ・データを複数のトラックに録音するマルチトラ
ックのものが知られている。各トラックの録音済み範囲
を示すため、従来のものでは、横方向に時間軸を取りそ
れぞれのトラックの録音済み範囲をバーグラフ的に表示
する表示の仕方がされているものがある。各トラックに
録音されたオーディオ・データは、所定の操作により再
生することができる。
・データを録音する記憶装置の容量に限りがあるため、
いわゆるリメイン(REMAIN)表示の機能を備えた
ものがある。従来のものでは、リメイン表示で、ハード
ディスク装置などの空き容量を表示していた。
再生する各トラックは、それぞれ独立に音量レベルの制
御などが行なわれていた。
ラックの録音済み範囲を示す時間に沿ったバーグラフ的
な表示を行なうだけであり、そこにどのような波形が記
録されているのかは分からなかった。再生して試聴する
のでは、判断しきれない場合もある。
イスの空き具合を表示するだけであり、その空き容量
で、かつ現在の録音トラックの設定状態で、あとどれく
らいの録音が可能なのかが分からなかった。
に制御しているので、例えばステレオやマルチマイク録
音した複数のトラックを一括制御したい、といった要求
に応えることができなかった。
点に鑑み、ディジタル・ミキサとマルチトラックのディ
ジタル・レコーダとを組み合わせたものにおいて、波形
レベルでの録音状態の確認と位置の設定を行なえるよう
にすること、録音指定されたトラック数に応じた残り録
音可能時間を提示できるようにすること、および1つの
フェーダでペアまたはグループを組んだ複数トラックの
一括したレベル制御ができるようにすることを目的とす
る。
め、請求項1に係る発明は、ディジタル・オーディオ・
データをマルチトラックで録音し再生する録音再生装置
であって、複数のトラックのそれぞれで、どの時間範囲
にオーディオ・データが録音されているかを示すグラフ
を表示する手段と、前記グラフ表示中でロケート位置を
設定する手段と、所定の操作に応じて、前記ロケート位
置の近傍の波形データを表示する手段と、表示された前
記波形データ中の位置を指定することにより前記ロケー
ト位置を設定変更する手段とを備えたことを特徴とす
る。
ディオ・データをマルチトラックで録音し再生する録音
再生装置であって、複数のトラックのそれぞれについて
録音を行なうか否かを指定する録音トラック指定手段
と、録音可能時間の表示を指示する操作イベントを検出
する手段と、前記操作イベントがあったとき、その時点
で録音が指定されているトラック数と、録音データを格
納する記憶手段の現在の空き容量に基づいて、録音可能
時間を計算する手段と、計算した録音可能時間を表示す
る手段とを備えたことを特徴とする。
ディオ・データをマルチトラックで録音し再生する録音
再生装置であって、複数のトラックのうち、グルーピン
グする幾つかのトラックを指定する手段と、1つの操作
子からの操作出力を用いて、前記グルーピングされたト
ラックについて共通にレベル制御を行なうレベル制御手
段とを備えたことを特徴とする。
施の形態を説明する。
チトラック・ディジタル録音再生装置のシステム構成を
示す。この録音再生装置は、中央処理装置(CPU)1
01、ROM(リード・オンリ・メモリ)/RAM(ラ
ンダム・アクセス・メモリ)102、ハードディスク装
置(HD)103、操作子/表示部104、アナログ・
ディジタル変換器(ADC)105、オーディオ入力端
子群106、ディジタル・アナログ変換器(DAC)1
07、オーディオ出力端子群108、ディジタル・シグ
ナル・プロセッサ(DSP)109、CD−R(Com
pact Disc−Recordable)110、
外部インターフェース(I/F)111、I/Fコネク
タ群112、およびシステムバス113を備えている。
御する処理装置である。ROM/RAM102は、CP
U101が実行する各種のプログラムを格納したりワー
ク領域に使用する記憶装置である。HD103は、CP
U101が実行するプログラムや使用する各種のデー
タ、およびディジタル・オーディオ・データの録音を行
なう領域を確保する記憶装置である。操作子/表示部1
04は、この装置の外部パネル上に設けられたユーザが
操作するための各種の操作子、および各種の情報を表示
するためのディスプレイ装置である。
06を介して入力したアナログ・オーディオ信号をディ
ジタル信号に変換するアナログ・ディジタル変換器であ
る。DAC107は、システムバス113を介して入力
したディジタル・オーディオ信号をアナログ信号に変換
し、オーディオ出力端子群108に出力するディジタル
・アナログ変換器である。
づき、各種のマイクロプログラムを実行し、ディジタル
・オーディオ信号のミキシング、効果付与処理、および
音量レベル制御処理などを行なう。CD−R110は、
HD103に録音したディジタル・オーディオ・データ
をコンパクト・ディスクに焼き込むための装置である。
外部I/F111およびI/Fコネクタ群112は、外
部のMIDI(Musical Instrument
s Digital Interface)機器や、S
CSI(Small Computer System
Interface)機器などを接続するためのイン
タフェースである。
パネル外観図(図1の操作子/表示部104の外観)を
示す。201は表示部であり、図では後述するトラック
・ビュー画面を表示したところを示している。表示部2
01の下側に、シフトキー210、F1キー211、F
2キー212、F3キー213、F4キー214、およ
びF5キー215が設けられている。221は、表示部
201に表示されるカーソルを移動するためのカーソル
移動キーである。222は各種のパラメータの設定値の
変更やリストの選択を行なうためのデータ/ジョグダイ
ヤルである。223はエンターキーである。
ク(各トラックは、トラック1〜トラック16と呼ぶ)
で録音再生を行なうことができる。信号処理は、基本的
にDSP109による。各トラックには、バーチャル・
トラック(以下、VTと略す)が8本用意されている。
VTとは、対応するトラックの録音再生を行なうとき
に、そのトラックに割り当てて実際に使用する記憶領域
である。例えば、トラック1に録音する際、はじめにV
T1に録音し、次に(VT1のデータはそのままにし
て)VT2に録音し、どちらでも所望のVTをトラック
1として再生したり、VT1の録音データとVT2の録
音データとをミキシングしてVT3に録音し、そのVT
3のデータをトラック1として再生したりすることがで
きる。すなわち、8本あるVT1〜8のうち、選択され
た1本のVTがそのトラックの録音再生に使用される。
関する操作子である。232はトラック1に関する各種
パラメータの設定を行なう際に使用するSELキー、2
33はトラック1をオンするか否かを指定するためのO
Nキー、234はトラック1についての音量レベル制御
に使用するフェーダ(スライドボリューム形式の操作
子)である。同様にして、トラック2(TR2)〜トラ
ック16(TR16)まで、同様の操作子が設けられて
いる。241は、全体のステレオ2chの出力に関する
制御を行なうための操作子セットである。REWキー2
51、FFキー252、PLAYキー253、RECキ
ー254、PAUSEキー255、およびSTOPキー
256は、それぞれ、巻き戻し、早送り、再生、録音、
一時停止、および動作中止を指示するキーである。
の録音トラックスイッチである。「1」〜「16」と印
刷された各スイッチをオンすることにより、そのトラッ
ク番号のトラックが録音可能状態となる。
し、かつその設定を行なうトラック・ビュー初期画面を
示す。301に示す「T」の表示の下に16個ある各ト
ラックのナンバーを「1」〜「16」で表示してある。
「NAME」は、各トラックに付けた名称を表示する領
域である。この名称の変更は、任意に行なうことができ
る。その右側の領域302に、各トラックの録音状態を
バーグラフで示す。バーグラフは、横方向を時間軸の方
向とし、録音されている範囲を帯状のグラフで示すもの
である。図4の402に、バーグラフの表示例を示す。
この表示例では、トラック1およびトラック2に部分的
に録音がなされ、トラック3〜8に(表示した時間軸の
範囲内に)録音データが存在することを示している。図
3の302は初期状態であり、どのトラックも録音がな
されていない状態であるので、空白になっている。
置を示す。ロケート位置とは、曲の先頭を0とした時間
軸上の位置であり、録音するときはその位置から録音が
なされ、再生するときはその位置から再生がなされるも
のである。ロケート位置は、時間:分:秒のように表示
される。図3では、初期画面であるので、先頭位置であ
る00:00:00.000と表示されている。秒は、
小数点以下3桁まで表示される。
初期状態から、各トラックの録音を実行し、ハードディ
スク装置103にディジタル・オーディオ・データを録
音していく。この際、ハードディスク装置103の記憶
容量には限界があるので、本装置では、どれくらいの空
き容量があるのかを表示する機能を有している。特に本
装置では、単に記憶装置の空き容量を表示するだけでな
く、その時点で録音指定されたトラックの数に応じた残
り録音可能時間を計算して表示する。これにより実際の
録音状態に即した管理が可能となる。
こでは、シフトキー+F1キーの押下)を行なうと、図
3のロケート表示303が、リメイン(残り時間)表示
に切り替わる。図4の403は、トラック・ビュー画面
の残り時間表示の例である。図4の残り時間表示403
は、いま録音指定されているトラック数に応じた録音可
能時間が13分7秒分あることを示している。各トラッ
クの録音指定は、録音トラックスイッチ263の押下に
よる。
(波形)表示画面を示す。図3や図4に示したトラック
・ビュー画面において、所定の操作(ここではF2キー
の押下とする)を行なうと、図5の501に示すような
ウェーブ表示画面がポップアップ表示される。ウェーブ
表示画面501は、現在のロケート位置を中心とした前
後の楽音波形を表示するものである。F2キーを押下す
る前にトラック・ビュー画面で何れかのトラックを選択
してあるものとし、その選択されたトラックについて、
ウェーブ表示画面501で波形が表示される。
る。503に示す上向き矢印と下向き矢印は、表示して
いる波形の縦(振幅)方向の拡大縮小表示を行なうため
のボタンである。カーソル移動キー221を用いて上向
き矢印にカーソルを合わせてエンターキー223を押す
と、表示されている波形は縦方向に拡大して表示され
る。また、カーソルを下向き矢印に合わせてエンターキ
ー223を押すと、表示されている波形は縦方向に縮小
して表示される。504は、時間軸方向(横軸)の拡大
縮小を行なうためのボタンである。カーソル移動キー2
21を用いて右矢印にカーソルを合わせエンターキー2
23を押すと、表示されている波形は横方向に拡大して
表示される。また、カーソルを左矢印に合わせてエンタ
ーキー223を押すと、表示されている波形は横方向に
縮小して表示される。ウェーブ表示画面501を消すと
きは、EXITキー505にカーソルを合わせてエンタ
ーキー223を押す。
れば、ロケート位置の波形をモニタすることができる。
すなわち、ロケート位置付近の録音状態を波形レベルで
確認することが可能となる。さらに、ウェーブ表示画面
501において、波形レベルで確認しながら、ロケート
位置をセットすることができる。ロケート位置のセット
は、ロケートボタン506をオンすることにより行な
う。
示す。トラック・ビュー画面からは下側のタブの部分6
05をカーソルで選択し、エンターキー223を押すこ
とにより、図6のようなバーチャル・トラック表示画面
を表示することができる。601に示す「T」および
「NAME」の表示の下側に、トラックナンバ「1」〜
「16」とそのトラックネームが表示されている。その
右側の「VIRTUALTRACK」の表示602の下
側には、各トラックの8つのバーチャルトラック(V
T)のナンバが「1」〜「8」と表示され、現在割り当
てられているVTの部分が反転表示(図では白抜き表
示)されている。
トラックとでペアリングが可能である。ペアリングする
ことにより、共通の一つのフェーダでペアリングした2
つのトラックのレベル制御をまとめて行なうことができ
るようになる。603はトラック1および2がペアリン
グされていることを示すハートのマークである。604
はトラック3と4とがペアリングしていないことを示す
ハートが破れたマークである。ペアリングの設定および
解除は、対象のトラックの部分にカーソルを合わせて所
定のキー操作を行なうことによる。
234など)によるレベル制御の概念図を示す。図7
(a)は、録音時の概念図である。トラック1(71
3)について述べると、トラック1に対する入力信号
(TRACK IN1)に対し、711に示すフェーダ
1(TRACK FADER1:図2の234に相当)
の操作値を取得し、乗算器712でそれらを乗算するこ
とにより、入力信号のレベル制御を行なう。レベル制御
された入力信号は、トラック1の割り当てられているV
T(ここではVT1)に録音される。他のトラックに対
しても同様である。各トラックのレベル制御は、独立し
てそれぞれのフェーダにより行なわれるものである。
ラック1(721)について述べると、トラック1に割
り当てられているVT(ここではVT1)から読み出さ
れた出力信号に対し、722に示すフェーダ1(TRA
CK FADER1:図2の234に相当)の操作値を
取得し、乗算器723でそれらを乗算することにより、
出力信号のレベル制御を行なう。レベル制御された出力
信号は、トラックの出力TRACK OUT1として出
力される。他のトラックについても同様である。各トラ
ックのレベル制御は、独立してそれぞれのフェーダによ
り行なわれるものである。
る。いまトラック1とトラック2とがペアリングされて
いるものとする。トラック1の入力TRACK IN1
に対してフェーダ1(731)の操作値に応じて、乗算
器732でレベル制御し、その結果がトラック1(73
4)の所定のバーチャルトラックに録音される。同様
に、トラック2についても同じフェーダ1(731)の
操作値に応じて、乗算器733でレベル制御し、トラッ
ク2(735)の所定のバーチャルトラックに録音され
る。
なうときのリメイン表示処理ルーチンを示す。ステップ
801で、リメイン表示操作イベントがあるか否か判定
する。ここでは、トラック・ビュー画面においてシフト
+F1キーが押下されたとき、リメイン表示操作イベン
トがあったものと判定する。リメイン表示操作イベント
があったときは、ステップ802で、録音可能時間
(分)の計算を行なう。以下に、その計算式を示す。 T=[[C×131072/B]/TRK]/[fs×
60] ただし、 選択されているサンプリング周波数:fs(Hz) HDの空きクラスタ数:C(1C=131072バイ
ト) 録音ビット長定数:B=2 ただし16ビット録音のと
き
音可能時間Tを表示し、リターンする。ステップ801
でリメイン表示操作イベントがないときは、そのままリ
ターンする。
空きバイト数を求め、これをBで割ってHDの空き部分
に格納可能なサンプル数を求め、そのサンプル数を録音
指定トラック数TRKで割って1トラック当たりの格納
可能サンプル数を求め、それを1分間当たりのサンプル
数[fs×60]で割ることにより、録音可能時間を分
単位で求めているものである。
ルーチンを示す。ステップ901で、ウェーブ表示指示
イベントがあるか否か判定する。これは、上述したよう
に、トラック・ビュー画面においてF2キーの押下があ
ったか否かを判定するものである。ウェーブ表示指示イ
ベントがあるときは、ステップ902で、ロケート位置
すなわち時間位置情報LOCATEに対応した時間位置
を中心とし、時間軸スケールファクタTIMEに応じた
時間範囲の、選択トラックの波形を表示する。振幅は、
振幅スケールファクタAMPに対応させる。ステップ9
02の後、あるいはステップ901でウェーブ表示指示
イベントがないときは、リターンする。
リング処理ルーチンを示す。ステップ1001で、バー
チャル・トラック表示モードであるか否か判定する。バ
ーチャル・トラック表示モードでないときはそのままリ
ターンする。バーチャル・トラック表示モードであると
きは、ステップ1002で、VT選択処理を行なう。こ
れはカーソル移動を受け付けて、各トラックのVTを選
択するものである。次にステップ1003で、ペアリン
グ指示イベントがあるか否か判定する。ペアリング指示
イベントがあったときは、ステップ1004で、選択V
Tの対応トラックナンバnが奇数か否か判定する。奇数
であるときは、ステップ1005で、トラックnとトラ
ックn+1がすでにペアリング設定されているか否かを
判定する。ペアリング設定されているときは、ステップ
1006で、トラックnとトラックn+1のペアリング
設定を解除し、リターンする。ステップ1005でペア
リング設定されていなかったときは、ステップ1007
で、トラックnとトラックn+1のペアリング設定を行
ない、リターンする。ステップ1004で選択バーチャ
ルトラックの対応トラックナンバnが奇数でないとき
は、ステップ1008で、トラックn−1とトラックn
とがすでにペアリング設定済みであるか否か判定する。
ペアリング設定済みであるときは、ステップ1009
で、トラックn−1とトラックnとのペアリング設定を
解除し、リターンする。ステップ1008でペアリング
設定済みでないときは、ステップ1010で、トラック
n−1とトラックnとのペアリング設定を行ない、リタ
ーンする。
うことができる。ペアリングが設定されたトラックは、
図7(c)で説明したように、1つのフェーダでレベル
制御することができるようになる。なお、本実施の形態
では、ペアリングで説明したが、2つをペアにするだけ
でなく、3つ以上の任意の数のトラックでグループを構
成し、そのグループのトラックのレベル制御を1つのフ
ェーダで行なうようにしてもよい。
ば、複数トラックでどの時間範囲にオーディオ・データ
が録音されているかを示すグラフを表示している際に所
定の操作によりロケート位置近傍の波形を表示するの
で、波形レベルでの録音状態の確認を行なうことがで
き、さらにその波形表示画面でロケート位置を指定でき
るので、波形レベルで確認しながらロケート位置をセッ
トすることができる。また、複数のトラックにおける録
音指定の状況に応じて、記憶手段の空き容量から録音可
能時間を計算して表示しているので、録音指定されたト
ラック数に応じた残り録音可能時間を表示することがで
き、実際の録音状態に即した管理が可能になる。さら
に、複数のトラックをグルーピングして、1つの操作子
で一括してレベル制御するので、ステレオやマルチマイ
ク録音した複数のトラックを一括制御したいといった要
求にも応えることができる。
ディジタル録音再生装置のシステム構成図
ュー初期画面図
す図
チャート図
ード・オンリ・メモリ)/RAM(ランダム・アクセス
・メモリ)、103…ハードディスク装置(HD)、1
04…操作子/表示部、105…アナログ・ディジタル
変換器(ADC)、106…オーディオ入力端子群、1
07…ディジタル・アナログ変換器(DAC)、108
…オーディオ出力端子群、109…ディジタル・シグナ
ル・プロセッサ(DSP)、110…CD−R(Com
pact Disc−Recordable)、111
…外部インターフェース(I/F)、112…I/Fコ
ネクタ群、113…システムバス。
Claims (3)
- 【請求項1】ディジタル・オーディオ・データをマルチ
トラックで録音し再生する録音再生装置であって、 複数のトラックのそれぞれで、どの時間範囲にオーディ
オ・データが録音されているかを示すグラフを表示する
手段と、 前記グラフ表示中でロケート位置を設定する手段と、 所定の操作に応じて、前記ロケート位置の近傍の波形デ
ータを表示する手段と、 表示された前記波形データ中の位置を指定することによ
り前記ロケート位置を設定変更する手段とを備えたこと
を特徴とするマルチトラック・ディジタル録音再生装
置。 - 【請求項2】ディジタル・オーディオ・データをマルチ
トラックで録音し再生する録音再生装置であって、 複数のトラックのそれぞれについて録音を行なうか否か
を指定する録音トラック指定手段と、 録音可能時間の表示を指示する操作イベントを検出する
手段と、 前記操作イベントがあったとき、その時点で録音が指定
されているトラック数と、録音データを格納する記憶手
段の現在の空き容量に基づいて、録音可能時間を計算す
る手段と、 計算した録音可能時間を表示する手段とを備えたことを
特徴とするマルチトラック・ディジタル録音再生装置。 - 【請求項3】ディジタル・オーディオ・データをマルチ
トラックで録音し再生する録音再生装置であって、 複数のトラックのうち、グルーピングする幾つかのトラ
ックを指定する手段と、 1つの操作子からの操作出力を用いて、前記グルーピン
グされたトラックについて共通にレベル制御を行なうレ
ベル制御手段とを備えたことを特徴とするマルチトラッ
ク・ディジタル録音再生装置。
Priority Applications (2)
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