JP2006276665A - マルチトラックレコーダ - Google Patents

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【課題】パラメータ値の変更操作を容易とするマルチトラックレコーダを提供すること。
【解決手段】操作パネル300上に設けられた液晶ディスプレイ150の平面視下側に、各種のパラメータの値等を変更操作可能なつまみ200を4行4列のマトリクス状に配置し、各つまみ200の並びに対応するように液晶ディスプレイ150の表示エリアを16分割した夫々の分割エリアにおいて、対応するつまみ200でのパラメータ調整に関する情報を表示する。そして、一般にマルチトッラックレコーダの場合には、8、12、16等の4の倍数のトラック数のものが一般的であり、従来のように横一列に操作子を配置するのに比べて操作し易い操作子配列となっている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複数のトラックの夫々に音楽データを記録可能であると共に、複数のトラックの夫々に記憶されている音楽データを編集、再生可能に構成されたマルチトラックレコーダに係わり、より詳しくはその操作子の改良に関する。
マルチトラックレコーダは、HD(ハードディスク)等の大容量記録媒体に楽音信号や音声信号等の音楽データを記憶しておくものでマルチトラックハードディスクレコーダ等とも称される。このマルチトラックレコーダにおいては、レコーダ自体に設けられた各種操作子の操作によって音楽データをファイルとして記憶管理しておき、管理されているファイルをいつでもアクセス可能としたものが従来から提案されていた。そして、このマルチトラックレコーダは、例えば8トラック、16トラック等の多数のトラックを有するものが多く、多数のトラックに録音されている音楽データを編集する場合等には、1トラックでも設定パラメータ数が多いところ、複数のトラックに対するパラメータ設定操作は複雑である。ところで、電子楽器のパラメータ入力装置としては、表示器における複数に分割された分割エリアの内の所望の分割エリアにパラメータを割り付けることを、選択ボタンの操作で行い、このようなユーザが設定したユーザメイン画面において、パラメータを設定するものであった(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−157075号公報(第2−5頁、第1図)
確かに、上述したパラメータ入力装置にあっては、使用頻度の高いパラメータを割り付けておき、適宜ユーザメイン画面を表示させてパラメータ値を変更する等の利便性が確保される。しかしながら、この従来の技術にあっては、変更対象となるパラメータの値を変更操作するためのボタン配置等は考慮されていなかった。そのため、マルチトラックレコーダ等の複数トラックの音楽データに対してのパラメータ値変更等のわずらわしさはこの従来技術では解決されていなかった。
本発明は、かかる従来の課題を解決するためになされたもので、パラメータ値の変更操作を容易とするマルチトラックレコーダを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、複数のトラックの夫々に音楽データを記録可能であると共に、複数のトラックの夫々に記憶されている音楽データを編集、再生可能に構成されたマルチトラックレコーダにおいて、
操作パネル上に設けられた所要な情報を表示する表示部の平面視下側に、各種のパラメータの値を変更操作可能な操作子を4行4列のマトリクス状に配置し、
各操作子の並びに対応するように前記表示部の表示エリアを複数のエリアに分割した夫々の分割エリアにおいて、対応する操作子でのパラメータ調整に関する情報を表示する表示制御手段と、
各操作子の操作によって更新されるパラメータ値を内部パラメータ値として記憶する内部パラメータ値記憶手段と、を備えたことを特徴とするマルチトラックレコーダを提供する。
操作パネル上に設けられた所要な情報を表示する表示部の平面視下側に、各種のパラメータの値を変更操作可能な操作子を4行4列のマトリクス状に配置する。そして、表示制御手段は、各操作子の並びに対応するように前記表示部の表示エリアを複数のエリアに分割した夫々の分割エリアにおいて、対応する操作子でのパラメータ調整に関する情報を表示し、内部パラメータ値記憶手段は、各操作子の操作によって更新されるパラメータ値を内部パラメータ値として記憶する。マルチトッラックレコーダのようなレコード機器の場合には、一般的に8、12、16等の4の倍数のトラック数のものが一般的であり、従来のように横一列に操作子を配置するのに比べて操作し易い操作子配列となっており、しかも、表示エリアと操作子による操作状態とを対応付けることによって一層、パラメータ値設定が容易となる。
また、このマルチトラックレコーダにおいて、操作子を、回転操作してパラメータ値を変更操作可能なつまみとし、専用ボタンの押下操作をしない場合には、つまみの回転操作によるつまみの基準位置からの回転角度に応じて変更されるパラメータ値が、内部パラメータ値記憶手段に記憶された対応する内部パラメータ値に一致するまでは内部パラメータ値を不変とし、一致後のつまみの回転操作により始めて内部パラメータ値の変更が行われる一方、専用ボタンに対する押下操作に続けていずれかのつまみが操作されると、このつまみの回転操作に応答して即座に内部パラメータ値が変更可能に構成したマルチトラックレコーダも提供可能である。
更に、このマルチトラックレコーダにおいて、つまみの回転操作によって変更されたパラメータ値と、内部パラメータ値記憶手段に記憶されている対応する内部パラメータ値との差に応じて、点灯部を点灯制御する点灯部制御手段を更に備えた構成とすることもできる。
本発明によれば、パラメータ値の変更操作を容易としたマルチトラックレコーダを提供することができるという効果が得られる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照しつつ説明する。
(構成)
図1はマルチトラックレコーダ100の構成図である。マルチトラックレコーダ100は、CPU110、ROM111、RAM112、HD(ハードディスク)130、後に説明する操作パネル上に配置された各種の操作子で成る操作部140、液晶ディスプレイ150、入力端子161に接続される楽音信号入力部160、出力端子171に接続される楽音信号出力部170とを有して構成される。CPU110が、ROM111に記録される制御用ソフトやHD120に記録される制御プログラム等を実行することによって以下の動作が実現されるように構成されている。また、CPU110は操作部140の不図示の操作子による操作指示を受け付けて所要の動作を行い、必要な情報を液晶ディスプレイ150に表示するように構成されている。
操作部140の操作子を用いた楽音信号記録指示操作に応答して、CPU110は入力端子161を介して入力される楽音信号を楽音信号入力部160に入力させる。楽音信号入力部160は入力された楽音信号をアナログデジタル変換して、これをデジタル楽音データとしてCPU110に渡す。CPU110はこれを一旦RAM112に記憶させておき、次いでこれをファイルにしてHD130内の複数のトラックのいずれかのトラックに編集、読み出し可能に格納する。かくして、複数のトラックの夫々に音楽データが記録可能になる。一方、操作部140を用いた楽音信号再生指示操作に応答して、CPU110がHD130に録音された複数のファイルの音楽データを楽音信号出力部170に渡すと、楽音信号出力部170は複数のトラックの楽音データを、例えば同時再生しながらデジタルアナログ変換し出力端子171に出力する。なお、各トラックにおいて所要の編集操作が可能に構成されている。
かくして、マルチトラックレコーダ100は複数トラックの夫々に音楽データを記録可能であると共に、複数のトラックの夫々に記憶されている音楽データを編集、再生可能に構成されている。なお、図1はマルチトラックレコーダ100の一構成例であり、例えば外部記憶装置を接続して管理するファイル数を大幅に増加させる構成にしたり、リズムデータからリズム音を出力するリズムオシレータを内蔵したりする構成としても良い。
図2はマルチトッラックレコーダを平面視した際の操作パネル300の一部(本発明の特徴部)の説明図である。なお、図示はしないが全トラックの夫々に対して音量レベル調整するためのスライダースイッチ、表示される矢印ポインタを表示画面で移動可能にしたジョイスティック、音楽データの複数の入出力端子等が様々な機能を有する操作子やインターフェイス等が配置されている。図2を参照すると分かるように、液晶ディスプレイ150の図中下側即ち、操作者手前側(平面視下側)に4行4列のマトリクス状に、16個のつまみ200a〜200pが配置されている。そして、必要時には液晶ディスプレイ150の表示エリアを16分割した符号Aで示す表示エリアから符号Pで示す分割表示エリアの夫々に、対応するつまみ200a〜200pにより設定したパラメータ値等が表示されるようになっている。また、液晶ディスプレイ150には、多数のガイド表示等も行われる。
なお、つまみ200a〜200pは、不図示の中心軸を中心として、平面視、時計回り方向と反時計周り方向に所定回転度範囲内で回動操作可能に構成されている。すなわち、つまみ200a〜200pの回動位置を最も反時計方向に回転操作するとこれ以上反時計方向には回転しなくなり、これが基準位置となる。一方、この基準値から時計方向につまみ200a〜200pを回動操作するとパラメータ値が変更表示されていき、最終的に時計方向に回動しなくなる(これが最大回転位置)。このように、つまみ200a〜200p(以下、適宜単に「200」と記す)を基準位置から最大回転位置まで回転操作することによってその値を変更対象とするパラメータの値が変化するように構成されている。
図2の例では、分割表示エリア「A、B、C、D、E、F、G、H、I、J、K、L、M、N、O、P」の夫々に対して、つまみ「200a、200b、200c、200d、200e、200f、200g、200h、200i、200j、200k、200l、200m、200n、200o、200p」の夫々が対応している。即ち、4行4列で配置されたつまみ200a〜200pの配置状態に対応するように、分割表示エリアA〜分割表示エリアPが設けられているため、つまみ操作によるパラメータ値変更等が分かり易くなっている。
さらに、各種のパラメータの内でその値の設定対象になるパラメータを選択するためのボタンが、つまみ群の左側に配置されている。符号213はパラメータであるPAN(パン)を選択するためのボタンである。同様にEQ(イコライザ)を選択するためのボタン212、SEND(センド:EFFECTに送り出すレベル)を選択するためのボタン211、EFECT(エフェクト)選択するためのボタン215、CH−VIEW選択するためのボタン214等が配置されている。また、後に説明するJMUP(ジャンプ)ボタン210も配置されていて、JUMPボタン210の筒状のボタンの内側には点灯部としてのLED220が設けられている。
図4は後に説明するテーブル格納部560に格納されているテーブル400の説明図である。このテーブル400は、各パラメータの値が、つまみ200の基準位置からの回転角度にどのように対応しているかを設定しているものである。つまり、つまみ200の回転操作によって、基準位置からの回転角度が変化するが、その回転角度でパラメータ値がどうなるかを設定するものである。例えば、図4の一例で「PAN」をパラメータ値変更対象とするパラメータとすれば、つまみ200の基準位置からの回転角度が「0度、1度、…、θmax(最大回転角度)」と変化するとそのパラメータ値が「Pa、Pb、…、Pn」と変更される構成となっている。かくして、CPU110が、つまみ200の基準位置からの回転角度に応じて、選択されたパラメータのパラメータ値を把握可能になっている。
図3は液晶ディスプレイ150の表示画面の一例であり、この場合、各トラックに対してパラメータ「EFFECT SEND」のパラメータ値を表示させたものである。つまみ200a〜200pに対応して、4×4のマトリクス状の各分割エリア(「左上に数字が表示されている」)が対応している。なお、これは一表示例に過ぎない。
(動作)
次に、図5の機能ブロックの構成図等を参照して徴的な動作を説明する。その前に、図6を参照して、テーブル格納部560に格納されるテーブル600を説明する。なお、テーブル400がテーブル格納部560に格納されているのは前述した通りである。テーブル400は、パラメータ毎に、RAM112(HD130でも良い)の内部に記憶されているパラメータ値(内部パラメータ値)Pnと、つまみ200を回転操作したその時点での基準位置からの回転角度に対応するパラメータ値Pmとの差の絶対値の大きさに応じて、LED220を点灯制御する点灯パターンを変化させるためのものである。
図6示すようにパラメータとして「PAN」を例にとって説明すると、Δ1が1番大きく、Δ2、…と除々に小さい値になっている。したがって、PnとPmの差の絶対値がΔ1よりも大きな場合には点灯パターン1を採用し、PnとPmの差の絶対値が次に大きいのはΔ1以下であり、かつ、Δ2よりも大きな場合であるのでこの場合には点灯パターン2を採用し、…、というように点灯パターンを決定する。そして、最後はPn=PmとなるのでLED220を点灯させる。
そして、点灯パターン1では点滅間隔が最も長く、点灯パターン2、…、の順に点滅間隔が短くなるように設定されている。したがって、CPU110は、テーブル600の点灯パターンにしたがって、PnとPmとの差分が大きければ大きい程、LED220の点滅間隔を長くしてゆっくりと点滅制御をさせ、PmがPnに近づくにつれてLED220の点滅間隔を除々に短くし、両者が一致した場合にはLED220は点灯状態(点滅はしない)となるように制御する。かくして、LED220の点灯状態を見ながら、つまみ200の操作を行うことが可能となり、つまみ200の操作をナビゲートとする機能が実現される。このようなテーブル600と先に説明したテーブル400とがテーブル格納部560に格納されている。
さて、パラメータ値の設定対象とするパラメータの一例として「PAN」を例にとって説明する。即ち、制御部500は、図2のPAN選択ボタン213が押下操作されたことを検出して、設定対象パラメータが「PAN」であることを把握する。さて、今、内部パラメータ値記憶部520には、トラック毎に、パラメータ「PAN」の何らかの値(内部パラメータ値)が記憶されているものとする。この「PAN」では16トラック分のパラメータ値設定のため16個のつまみ200を操作に用いる。なお、制御部500は、表示制御部530に対して内部パラメータ値記憶部520に記憶されている情報と設定パラメータが「PAN」である旨の情報を渡す。これらの情報を受け取った表示制御部530は、図2で示した様に、その表示エリアを16分割して、各つまみ200に対応するようにパラメータ値等を表示する。なお、この際、全表示エリア領域を16分割する必要は無く、表示エリアの一部を他の必要な情報を表示させ、残りの表示エリアを16分割すれば良い。
まず、回転角度検出部510は、各つまみ200の基準位置からの回転角度を検出する。この検出情報は制御部500に与えられる。制御部500は、これを受け取って各つまみ200の基準位置からの回転角度を把握する。そして、制御部500は、テーブル格納部560に格納されているテーブル400の記憶内容を参照して、各つまみ200の基準位置からの回転角度に基づいて「PAN」の値を抽出、把握する。そして、制御部500は、テーブル格納部560に格納されているテーブル600の記憶内容を参照して、把握した「PAN」の値と内部パラメータ値記憶部520内に記憶されている対応する「PAN」の値(内部パラメータ値)との差の絶対値に対応する点灯パターンを抽出、把握し、この点灯パターンで点灯部550を点灯制御する。
制御部500は、例えば、1番目のトラック用のつまみ200aを回転操作すると、その操作による値(Pm)と、内部パラメータ値(Pn)との差がΔ1よりも大きい場合には、点灯パターン1を採用して最も点滅間隔の長い点滅制御を点灯部550を用いて行う。そして、制御部500は、つまみ200の回転操作によるパラメータ値と内部パラメータ値とが近づくにつれて点滅間隔が除々に短くなるように点灯部550の点滅制御を行い、両者が一致すれば点灯部550を点灯継続状態(点滅ではなく常時点灯しておくこと)とする。そして、この一致点を超えてパラメータ値の変更操作、即ち、つまみ200の回転操作により行われていることを検出した制御部500は、このつまみ200の基準位置からの回転角度を、回転角度検出部510からの出力情報によって把握し、この把握した基準位置からの回転角度に対応するパラメータ値をテーブル400を参照して求め、この求めたパラメータ値を新たな内部パラメータ値とするように、内部パラメータ値記憶部520の対応する値を更新する。
これと共に、制御部500は、表示制御部530を制御して、液晶ディスプレイ150の16分割画面の夫々に対して、変更された内部パラメータ値が表示されるようにする。かくして、4行4列のマトリクス状の表示とつまみ200の配置との対応がとれてパラメータ値設定が容易となる。しかも、制御部500は、つまみ200の回転操作によって変更されたパラメータ値と、内部パラメータ値記憶部520に記憶されている対応するパラメータ値との差に応じて、点灯部550を点灯制御するので、パラメータ値の調整が一層容易になる。
さて、上述した動作は、つまみ200の回転操作によるパラメータ値と、これに対応する内部パラメータ値とが一致するまでは、内部パラメータ値の変更はせずに、パラメータ値の表示も変更しないものであった。つまり、内部パラメータ値とつまみ200の回転操作によるパラメータ値とが一致するまでは、内部パラメータ値の更新等を行わず、両者が一致状態となった後は、内部パラメータ値の更新が可能な動作(マッチ動作)を行うものであった。しかしながら、つまみ200の回転操作によって、即座に内部パラメータ値の更新を行うことを欲する場合に対応するために、以下のJUMP(ジャンプ)機能も備えている。次に、この機能について説明する。
図2の符号210のJUMPボタンを押下操作すると、JUMPボタンオン検出部540はこれに応答して制御部500に通知し、これによって制御部500はジャンプ機能を起動する準備をする。ユーザがJUMPボタン210を押下操作した後に、或るつまみ200を回転操作したことを制御部500が、回転角度検出部510からの回転角度情報により把握する。そして、即座に、制御部200は、この或るつまみ200に対する内部パラメータ値記憶部520に記憶されている対応する内部パラメータ値を、強制的に、この或るつまみ200の基準位置からの回転角度に対応するパラメータ値で更新する。かくして、JUMPボタン210が押下操作され、或るつまみ200が回転操作された場合には、即座に内部パラメータ値の更新を行い、表示制御部530は更新された内部パラメータ値等を液晶ディスプレイ150の対応する分割エリアに表示可能になる。
このように、JUMPボタン210(専用ボタン)の押下操作をしない場合には、つまみ200の回転操作によるつまみ200の基準位置からの回転角度に応じて変更されるパラメータ値が、内部パラメータ値記憶部520に記憶された対応する内部パラメータ値に一致するまでは内部パラメータ値を更新せず、両者の一致後のつまみ200の回転操作により始めて内部パラメータ値の変更が行われる一方、JUMPボタン210(専用ボタン)に対する押下操作に続けていずれかのつまみ200が操作されると、このつまみ200の回転操作に応答して即座に内部パラメータ値が変更可能となるので、より操作性の良いマルチトラックレコーダ100が実現できる。
以上説明してきたように、本実施形態によれば、操作パネル300上に設けられた液晶ディスプレイ150の平面視下側(ユーザ側)に、各種のパラメータの値を変更操作可能なつまみ200を4行4列のマトリクス状に配置し、各つまみ200の並びに対応するように液晶ディスプレイ150の表示エリアを16分割した夫々の分割エリアにおいて、対応するつまみ200でのパラメータ調整に関する情報を表示し、各つまみ200の操作によって更新されるパラメータ値を内部パラメータ値として記憶するものである。そして、マルチトッラックレコーダのようなレコード機器の場合には、一般的に8、12、16等の4の倍数のトラック数のものが一般的であり、従来のように横一列に操作子を配置するのに比べて操作し易い操作子配列となっており、しかも、分割表示エリアとつまみ200による操作状態とを対応付けることによって一層、パラメータ値設定が容易となる。
なお、本実施形態のマルチトラックレコーダ100には種々の構成や動作の変形等を施すことが可能である。例えば、このマルチトラックレコーダ100の4行4列のつまみ200を利用可能な画面表示を特殊ボタンの押下操作に応じて順に出現するような構成にしても良いし、また、パラメータ値設定においては、総てのつまみ200を用いる必要がなく、例えば縦1列に並ぶ4個のつまみ200を用いる等しても良い。
以上説明してきたように、パラメータ値の変更操作を容易とするマルチトラックレコーダを提供することができる。
マルチトラックレコーダ100の構成図である。 操作パネル300の一部の説明図である。 表示画面例の説明図である。 テーブル400の説明図である マルチトラックレコーダ100の主要機能ブロックの構成図である。 テーブル600の説明図である。
符号の説明
100 マルチトラックレコーダ
110 CPU
111 ROM
112 RAM
130 HD
140 操作部
150 液晶ディスプレイ
160 楽音信号入力部
170 楽音信号出力部
400 テーブル
500 制御部
510 回転角度検出部
520 内部パラメータ値記憶部
530 表示制御部
540 JUMPボタンオン検出部
550 点灯部
560 テーブル格納部
600 テーブル

Claims (3)

  1. 複数のトラックの夫々に音楽データを記録可能であると共に、複数のトラックの夫々に記憶されている音楽データを編集、再生可能に構成されたマルチトラックレコーダにおいて、
    操作パネル上に設けられた所要な情報を表示する表示部の平面視下側に、各種のパラメータの値を変更操作可能な操作子を4行4列のマトリクス状に配置し、
    各操作子の並びに対応するように前記表示部の表示エリアを複数のエリアに分割した夫々の分割エリアにおいて、対応する操作子でのパラメータ調整に関する情報を表示する表示制御手段と、
    各操作子の操作によって更新されるパラメータ値を内部パラメータ値として記憶する内部パラメータ値記憶手段と、を備えたことを特徴とするマルチトラックレコーダ。
  2. 請求項1に記載のマルチトラックレコーダにおいて、
    前記操作子はこれを回転操作してパラメータ値を変更操作可能なつまみであり、専用ボタンの押下操作をしない場合には、つまみの回転操作によるつまみの基準位置からの回転角度に応じて変更されるパラメータ値が、内部パラメータ値記憶手段に記憶された対応する内部パラメータ値に一致するまでは内部パラメータ値を不変とし、一致後のつまみの回転操作により始めて内部パラメータ値の変更が行われる一方、
    専用ボタンに対する押下操作に続けていずれかのつまみが操作されると、このつまみの回転操作に応答して即座に内部パラメータ値が変更可能に構成したことを特徴とするマルチトラックレコーダ。
  3. 請求項2に記載のマルチトラックレコーダにおいて、
    つまみの回転操作によって変更されたパラメータ値と、内部パラメータ値記憶手段に記憶されている対応する内部パラメータ値との差に応じて、点灯部を点灯制御する点灯部制御手段を更に備えたことを特徴とするマルチトラックレコーダ。
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US9704463B2 (en) 2014-07-16 2017-07-11 Casio Computer Co., Ltd. Musical sound control apparatus, electric musical instrument, musical sound control method, and program storage medium

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