JP2002048265A - 地中埋設式ロングスピンドルバタフライ弁 - Google Patents
地中埋設式ロングスピンドルバタフライ弁Info
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- JP2002048265A JP2002048265A JP2000236513A JP2000236513A JP2002048265A JP 2002048265 A JP2002048265 A JP 2002048265A JP 2000236513 A JP2000236513 A JP 2000236513A JP 2000236513 A JP2000236513 A JP 2000236513A JP 2002048265 A JP2002048265 A JP 2002048265A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 設計値を超える地面の振動などの外因が負荷
されたとしても、半径方向の大きい位置ずれが起こら
ず、また前記外因の負荷によって縦軸線の傾きや軸まわ
りのねじれが生じたとしても、これら傾きやねじれに起
因する過剰な荷重が弁箱に負荷されるのを回避する。 【解決手段】 筒状のスタンド9は、弁箱側短管90
と、弁きょう側短管91およびこれら両者90,91を
互いに連結する長寸の主管92によって構成し、主管9
2下端部の大径の受口92Aに弁箱側短管90上端部の
小径の挿し口90Aを挿入した下側のソケット継手13
と、弁きょう側短管91下端部の大径の受口91Aに主
管92上端部の小径の挿し口92Bを挿入した上側のソ
ケット継手13の二か所によって、弁箱側短管90と、
長寸の主管92および弁きょう側短管91を互いに連結
する。
されたとしても、半径方向の大きい位置ずれが起こら
ず、また前記外因の負荷によって縦軸線の傾きや軸まわ
りのねじれが生じたとしても、これら傾きやねじれに起
因する過剰な荷重が弁箱に負荷されるのを回避する。 【解決手段】 筒状のスタンド9は、弁箱側短管90
と、弁きょう側短管91およびこれら両者90,91を
互いに連結する長寸の主管92によって構成し、主管9
2下端部の大径の受口92Aに弁箱側短管90上端部の
小径の挿し口90Aを挿入した下側のソケット継手13
と、弁きょう側短管91下端部の大径の受口91Aに主
管92上端部の小径の挿し口92Bを挿入した上側のソ
ケット継手13の二か所によって、弁箱側短管90と、
長寸の主管92および弁きょう側短管91を互いに連結
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地中埋設式ロング
スピンドルバタフライ弁に関する。
スピンドルバタフライ弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の地中埋設式ロングスピンドルバタ
フライ弁として、図7および図8に示すものが知られて
いる。この種のバタフライ弁は、弁箱1に該弁箱1の水
平軸線C1に直交する垂直軸線C2を有して弁棒2が回
転自在に軸支され、この弁棒2に弁体3が取付けられ
て、弁棒2とともにその軸まわりに回転可能に弁箱1に
収容され、その回転によって弁箱1の開閉を行うように
構成されている。また、弁箱1の弁棒導出口1Aから弁
箱1の外部上方に導出されている弁棒2の上端部(弁箱
外導出端部)2Aに、ロングスピンドル4の下端部がカ
ップリング5を介して同時回転可能に互いに連結され、
ロングスピンドル4の上端部は地表6の近傍に埋設した
弁きょう7の内部に挿入されて回転自在に支持して位置
決めされているとともに、その先端に角形頭部8Aを設
けた開閉キャップ8が被せてある。さらに、ロングスピ
ンドル4は、弁箱1と弁きょう7の間に介在して弁箱1
の弁棒導出口1Aと弁きょう7の下端開口部7Aとを連
結した筒状のスタンド9に挿通した構造になっている。
なお、図中21,21は排水管を示し、弁箱1の水平軸
方向両端開口部に接続されている。
フライ弁として、図7および図8に示すものが知られて
いる。この種のバタフライ弁は、弁箱1に該弁箱1の水
平軸線C1に直交する垂直軸線C2を有して弁棒2が回
転自在に軸支され、この弁棒2に弁体3が取付けられ
て、弁棒2とともにその軸まわりに回転可能に弁箱1に
収容され、その回転によって弁箱1の開閉を行うように
構成されている。また、弁箱1の弁棒導出口1Aから弁
箱1の外部上方に導出されている弁棒2の上端部(弁箱
外導出端部)2Aに、ロングスピンドル4の下端部がカ
ップリング5を介して同時回転可能に互いに連結され、
ロングスピンドル4の上端部は地表6の近傍に埋設した
弁きょう7の内部に挿入されて回転自在に支持して位置
決めされているとともに、その先端に角形頭部8Aを設
けた開閉キャップ8が被せてある。さらに、ロングスピ
ンドル4は、弁箱1と弁きょう7の間に介在して弁箱1
の弁棒導出口1Aと弁きょう7の下端開口部7Aとを連
結した筒状のスタンド9に挿通した構造になっている。
なお、図中21,21は排水管を示し、弁箱1の水平軸
方向両端開口部に接続されている。
【0003】従来の地中埋設式ロングスピンドルバタフ
ライ弁における筒状のスタンド9は、図9に示すような
複数個のレジンボックス10,10…を同心状に段積み
する構造あるいは図10に示すような一連のダクタイル
鋳鉄管11を使用した構造になっている。
ライ弁における筒状のスタンド9は、図9に示すような
複数個のレジンボックス10,10…を同心状に段積み
する構造あるいは図10に示すような一連のダクタイル
鋳鉄管11を使用した構造になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図9に示す
複数個のレジンボックス10,10…を同心状に段積み
した構造の前者の筒状のスタンド9は、設計値を超える
地面の振動などが負荷されると、複数個のレジンボック
ス10,10…にがたつきが生じて、経時により半径方
向の位置ずれが生じるおそれを有している。一方、図1
0に示す一連のダクタイル鋳鉄管10Aによって構成し
た後者の筒状のスタンド9は、設計値を超える地面の振
動などの外因が負荷されても、前者の筒状のスタンド9
のように、半径方向の位置ずれが生じることはない。し
かし、縦軸線の傾きや、軸まわりのねじれが生じるおそ
れを有している。このため、傾きやねじれに起因する過
剰な荷重が弁箱1に負荷されて、地中埋設式ロングスピ
ンドルバタフライ弁に悪影響をおよぼすことになる。
複数個のレジンボックス10,10…を同心状に段積み
した構造の前者の筒状のスタンド9は、設計値を超える
地面の振動などが負荷されると、複数個のレジンボック
ス10,10…にがたつきが生じて、経時により半径方
向の位置ずれが生じるおそれを有している。一方、図1
0に示す一連のダクタイル鋳鉄管10Aによって構成し
た後者の筒状のスタンド9は、設計値を超える地面の振
動などの外因が負荷されても、前者の筒状のスタンド9
のように、半径方向の位置ずれが生じることはない。し
かし、縦軸線の傾きや、軸まわりのねじれが生じるおそ
れを有している。このため、傾きやねじれに起因する過
剰な荷重が弁箱1に負荷されて、地中埋設式ロングスピ
ンドルバタフライ弁に悪影響をおよぼすことになる。
【0005】そこで、本発明は、たとえ設計値を超える
地面の振動などの外因が負荷されたとしても、半径方向
の位置ずれが起こらず、また前記外因の負荷によって縦
軸線の傾きや軸まわりのねじれが生じたとしても、これ
ら傾きやねじれに起因する過剰な荷重が弁箱に負荷され
るのを回避することができる地中埋設式ロングスピンド
ルバタフライ弁を提供することを目的としている。
地面の振動などの外因が負荷されたとしても、半径方向
の位置ずれが起こらず、また前記外因の負荷によって縦
軸線の傾きや軸まわりのねじれが生じたとしても、これ
ら傾きやねじれに起因する過剰な荷重が弁箱に負荷され
るのを回避することができる地中埋設式ロングスピンド
ルバタフライ弁を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係る地中埋設式ロングスピンドルバタフラ
イ弁は、筒状の弁箱に該弁箱の水平軸線に交差する垂直
軸線を有して弁棒が回転自在に軸支され、この弁棒に取
付けられた弁体が弁棒とともにその軸まわりに回転可能
に弁箱に収容され、その回転によって弁箱を開閉するよ
うに構成されているとともに、前記弁棒の弁箱外導出端
部に同時回転可能に下端部を連結した垂直軸線を有する
スピンドルの上端部が地表近傍に埋設した弁きょうの内
部に回転自在に位置決めされ、このスピンドルが前記弁
箱と前記弁きょうの間に介在して、弁箱の弁棒導出口と
弁きょうの下端開口部とを連結した筒状のスタンドに挿
通されている地中埋設式ロングスピンドルバタフライ弁
において、前記筒状のスタンドが前記弁棒導出口に接続
した弁箱側短管と、前記弁きょうの下端開口部に接続し
た弁きょう側短管およびこれら両者を互いに連結する主
管とからなり、この主管と前記弁箱側短管および前記弁
きょう側短管が一方側の端部に形成した大径の受口に他
方側端部の小径の挿し口を挿入したソケット継手によっ
て互いに連結されていることを特徴としている。
に、本発明に係る地中埋設式ロングスピンドルバタフラ
イ弁は、筒状の弁箱に該弁箱の水平軸線に交差する垂直
軸線を有して弁棒が回転自在に軸支され、この弁棒に取
付けられた弁体が弁棒とともにその軸まわりに回転可能
に弁箱に収容され、その回転によって弁箱を開閉するよ
うに構成されているとともに、前記弁棒の弁箱外導出端
部に同時回転可能に下端部を連結した垂直軸線を有する
スピンドルの上端部が地表近傍に埋設した弁きょうの内
部に回転自在に位置決めされ、このスピンドルが前記弁
箱と前記弁きょうの間に介在して、弁箱の弁棒導出口と
弁きょうの下端開口部とを連結した筒状のスタンドに挿
通されている地中埋設式ロングスピンドルバタフライ弁
において、前記筒状のスタンドが前記弁棒導出口に接続
した弁箱側短管と、前記弁きょうの下端開口部に接続し
た弁きょう側短管およびこれら両者を互いに連結する主
管とからなり、この主管と前記弁箱側短管および前記弁
きょう側短管が一方側の端部に形成した大径の受口に他
方側端部の小径の挿し口を挿入したソケット継手によっ
て互いに連結されていることを特徴としている。
【0007】本発明によれば、大径の受口に小径の挿し
口を挿入したソケット継手によって、弁箱側短管と弁き
ょう側短管を主管の軸方向両端部に連結することにより
筒状のスタンドが構成されているので、筒状のスタンド
に半径方向の位置ずれが起こることはない。また、筒状
のスタンドに縦軸線の傾きや軸まわりのねじれが生じた
としても、この傾きやねじれをソケット継手保有の可撓
性によって吸収することができるので、傾きやねじれに
起因する過剰な荷重が弁箱に負荷されるのを確実に回避
することができる。
口を挿入したソケット継手によって、弁箱側短管と弁き
ょう側短管を主管の軸方向両端部に連結することにより
筒状のスタンドが構成されているので、筒状のスタンド
に半径方向の位置ずれが起こることはない。また、筒状
のスタンドに縦軸線の傾きや軸まわりのねじれが生じた
としても、この傾きやねじれをソケット継手保有の可撓
性によって吸収することができるので、傾きやねじれに
起因する過剰な荷重が弁箱に負荷されるのを確実に回避
することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施の形態を
一部断面にして示す正面図、図2は図1の部分側面図で
ある。なお、図7〜図10の従来例と同一部分には同一
符号を付して説明する。
面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施の形態を
一部断面にして示す正面図、図2は図1の部分側面図で
ある。なお、図7〜図10の従来例と同一部分には同一
符号を付して説明する。
【0009】図1および図2において、地中埋設式ロン
グスピンドルバタフライ弁は、弁箱1に該弁箱1の水平
軸線C1に直交する垂直軸線C2を有して弁棒2が回転
自在に軸支され、この弁棒2に弁体3が取付けられて、
弁棒2とともにその軸まわりに回転可能に弁箱1に収容
され、その回転によって弁箱1の開閉を行うように構成
されている。また、弁箱1の弁棒導出口1Aから弁箱1
の外部上方に導出されている弁棒2の上端部(弁箱外導
出端部)2Aに、ロングスピンドル4の下端部がカップ
リング5を介して同時回転可能に互いに連結され、ロン
グスピンドル4の上端部は地表6の近傍に埋設した弁き
ょう7の内部に挿入されて回転自在に支持して位置決め
されているとともに、その先端に角形頭部8Aを設けた
開閉キャップ8が被せてある。さらに、ロングスピンド
ル4は、弁箱1と弁きょう7の間に介在して弁箱1の弁
棒導出口1Aと弁きょう7の下端開口部7Aとを連結し
た筒状のスタンド9に挿通した構造になっている。ま
た、ロングスピンドル4は、上下に二分割され、これら
は自在継手40を介して一体に連結されている。なお、
図中21,21は配水管を示し、弁箱1の水平軸方向両
端開口部に接続されている。
グスピンドルバタフライ弁は、弁箱1に該弁箱1の水平
軸線C1に直交する垂直軸線C2を有して弁棒2が回転
自在に軸支され、この弁棒2に弁体3が取付けられて、
弁棒2とともにその軸まわりに回転可能に弁箱1に収容
され、その回転によって弁箱1の開閉を行うように構成
されている。また、弁箱1の弁棒導出口1Aから弁箱1
の外部上方に導出されている弁棒2の上端部(弁箱外導
出端部)2Aに、ロングスピンドル4の下端部がカップ
リング5を介して同時回転可能に互いに連結され、ロン
グスピンドル4の上端部は地表6の近傍に埋設した弁き
ょう7の内部に挿入されて回転自在に支持して位置決め
されているとともに、その先端に角形頭部8Aを設けた
開閉キャップ8が被せてある。さらに、ロングスピンド
ル4は、弁箱1と弁きょう7の間に介在して弁箱1の弁
棒導出口1Aと弁きょう7の下端開口部7Aとを連結し
た筒状のスタンド9に挿通した構造になっている。ま
た、ロングスピンドル4は、上下に二分割され、これら
は自在継手40を介して一体に連結されている。なお、
図中21,21は配水管を示し、弁箱1の水平軸方向両
端開口部に接続されている。
【0010】筒状のスタンド9は、弁箱1の弁棒導出口
1Aにフランジ接続11した弁箱側短管90と、弁きょ
う7の下端開口部7Aにフランジ接続12した弁きょう
側短管91およびこれら両者90,91を互いに連結す
る長寸の主管92とからなり、これらはダクタイル鋳鉄
によって構成されている。本実施の形態では、長寸の主
管92の下端部に形成した下向きの大径の受口92Aに
弁箱側短管90上端部の小径の挿し口90Aを挿入した
下側のソケット継手13と、弁きょう側短管91の下端
部に下向きに形成した大径の受口91Aに長寸の主管9
2上端部の小径の挿し口92Bを挿入した上側のソケッ
ト継手13の二か所のソケット継手13,13によっ
て、弁箱側短管90と、長寸の主管92および弁きょう
側短管91を互いに連結してある。
1Aにフランジ接続11した弁箱側短管90と、弁きょ
う7の下端開口部7Aにフランジ接続12した弁きょう
側短管91およびこれら両者90,91を互いに連結す
る長寸の主管92とからなり、これらはダクタイル鋳鉄
によって構成されている。本実施の形態では、長寸の主
管92の下端部に形成した下向きの大径の受口92Aに
弁箱側短管90上端部の小径の挿し口90Aを挿入した
下側のソケット継手13と、弁きょう側短管91の下端
部に下向きに形成した大径の受口91Aに長寸の主管9
2上端部の小径の挿し口92Bを挿入した上側のソケッ
ト継手13の二か所のソケット継手13,13によっ
て、弁箱側短管90と、長寸の主管92および弁きょう
側短管91を互いに連結してある。
【0011】すなわち、弁箱側短管90と長寸の主管9
2の下端部は、図3に示すように、長寸の主管92の下
端部に形成した下向きの大径の受口92Aの内周と弁箱
側短管90における上端部の小径の挿し口90Aの外周
とで囲まれる環状の空間14に、その奥側から順に金属
製のロックリング15、金属製のバックアップリング1
6、ゴム輪17などの封止部材を装入し、長寸の主管9
2のフランジ92Cに挿通した複数本のTボルト18
A,18A(ただし、図3には1本のTボルト18Aの
みが示されている)と、これらTボルト18A,18A
に螺合されるナット18Bとからなる押圧装置18によ
って、金属製の押し輪19を介してゴム輪17を押圧
し、ゴム輪17の弾性によって得られる可撓性を有する
ソケット継手13によって互いに連結されている。
2の下端部は、図3に示すように、長寸の主管92の下
端部に形成した下向きの大径の受口92Aの内周と弁箱
側短管90における上端部の小径の挿し口90Aの外周
とで囲まれる環状の空間14に、その奥側から順に金属
製のロックリング15、金属製のバックアップリング1
6、ゴム輪17などの封止部材を装入し、長寸の主管9
2のフランジ92Cに挿通した複数本のTボルト18
A,18A(ただし、図3には1本のTボルト18Aの
みが示されている)と、これらTボルト18A,18A
に螺合されるナット18Bとからなる押圧装置18によ
って、金属製の押し輪19を介してゴム輪17を押圧
し、ゴム輪17の弾性によって得られる可撓性を有する
ソケット継手13によって互いに連結されている。
【0012】また、弁きょう側短管91と長寸の主管9
2の上端部は、図4に示すように、弁きょう側短管91
の下端部に形成した下向きの大径の受口91Aの内周と
長寸の主管92における上端部の小径の挿し口92Bの
外周とで囲まれる環状の空間20に、その奥側から順に
金属製のロックリング15、金属製のバックアップリン
グ16、ゴム輪17などの封止部材を装入し、弁きょう
側短管91のフランジ91Bに挿通した複数本のTボル
ト18A,18A(ただし、図4には1本のTボルト1
8Aのみが示されている)と、これらTボルト18A,
18Aに螺合されるナット18Bとからなる押圧装置1
8によって、金属製の押し輪19を介してゴム輪17を
押圧し、ゴム輪17の弾性によって得られる可撓性を有
するソケット継手13によって互いに連結されている。
2の上端部は、図4に示すように、弁きょう側短管91
の下端部に形成した下向きの大径の受口91Aの内周と
長寸の主管92における上端部の小径の挿し口92Bの
外周とで囲まれる環状の空間20に、その奥側から順に
金属製のロックリング15、金属製のバックアップリン
グ16、ゴム輪17などの封止部材を装入し、弁きょう
側短管91のフランジ91Bに挿通した複数本のTボル
ト18A,18A(ただし、図4には1本のTボルト1
8Aのみが示されている)と、これらTボルト18A,
18Aに螺合されるナット18Bとからなる押圧装置1
8によって、金属製の押し輪19を介してゴム輪17を
押圧し、ゴム輪17の弾性によって得られる可撓性を有
するソケット継手13によって互いに連結されている。
【0013】前記構成において、図1に示す弁きょう7
の蓋7Bを開放したのち、開閉キャップ8における角形
頭部8Aに開閉操作棒(図示省略)の下端部に設けられ
ている角形凹部を外嵌し、前記開閉操作棒を正逆方向の
いずれかに回転させる開閉操作力は、ロングスピンドル
4と弁棒2を介して弁体3に伝達されて、弁体3を開閉
することができる。
の蓋7Bを開放したのち、開閉キャップ8における角形
頭部8Aに開閉操作棒(図示省略)の下端部に設けられ
ている角形凹部を外嵌し、前記開閉操作棒を正逆方向の
いずれかに回転させる開閉操作力は、ロングスピンドル
4と弁棒2を介して弁体3に伝達されて、弁体3を開閉
することができる。
【0014】一方、図1の地中埋設式ロングスピンドル
バタフライ弁に、設計値を超える地面の振動などの外因
が負荷されたとしても、二か所に設けたソケット継手1
3,13によって、弁箱側短管90と弁きょう側短管9
1を長寸の主管92の軸方向両端部に連結することによ
り筒状のスタンド9が構成されているので、該筒状のス
タンド9に半径方向の大きい位置ずれが起こることはな
い。つまり、図9に示す複数個のレジンボックス10,
10…を同心状に段積みした構造の従来の前者の筒状の
スタンド9で懸念されていたがたつきや半径方向の位置
ずれが起こることはない。
バタフライ弁に、設計値を超える地面の振動などの外因
が負荷されたとしても、二か所に設けたソケット継手1
3,13によって、弁箱側短管90と弁きょう側短管9
1を長寸の主管92の軸方向両端部に連結することによ
り筒状のスタンド9が構成されているので、該筒状のス
タンド9に半径方向の大きい位置ずれが起こることはな
い。つまり、図9に示す複数個のレジンボックス10,
10…を同心状に段積みした構造の従来の前者の筒状の
スタンド9で懸念されていたがたつきや半径方向の位置
ずれが起こることはない。
【0015】また、設計値を超える地面の振動などの外
因が負荷されることで、筒状のスタンド9に縦軸線の傾
きや軸まわりのねじれが生じたとしても、この傾きやね
じれを二か所に設けたソケット継手13,13の可撓
性、つまりソケット継手13,13それぞれのゴム輪1
7の弾性によって得られる可撓性によって吸収すること
ができるので、前記の傾きやねじれに起因する過剰な荷
重が弁箱1に負荷されるのを確実に回避することができ
る。すなわち、図10に示す一連のダクタイル鋳鉄管1
0Aによって構成した従来の後者の筒状のスタンド9で
懸念されていた過剰な荷重が弁箱1に負荷されることは
ない。したがって、地中埋設式ロングスピンドルバタフ
ライ弁に悪影響がおよぶことはない。
因が負荷されることで、筒状のスタンド9に縦軸線の傾
きや軸まわりのねじれが生じたとしても、この傾きやね
じれを二か所に設けたソケット継手13,13の可撓
性、つまりソケット継手13,13それぞれのゴム輪1
7の弾性によって得られる可撓性によって吸収すること
ができるので、前記の傾きやねじれに起因する過剰な荷
重が弁箱1に負荷されるのを確実に回避することができ
る。すなわち、図10に示す一連のダクタイル鋳鉄管1
0Aによって構成した従来の後者の筒状のスタンド9で
懸念されていた過剰な荷重が弁箱1に負荷されることは
ない。したがって、地中埋設式ロングスピンドルバタフ
ライ弁に悪影響がおよぶことはない。
【0016】前記実施の形態では、一連の長寸の主管9
2を使用しているが、図5に示すように、主管92を上
体部92Dと下体部92Eに分割し、上体部92Dの下
端部に形成した下向きの大径の受口92Fに下体部92
E上端部の小径の挿し口92Gを挿入したソケット継手
13によって連結した構造でもよい。
2を使用しているが、図5に示すように、主管92を上
体部92Dと下体部92Eに分割し、上体部92Dの下
端部に形成した下向きの大径の受口92Fに下体部92
E上端部の小径の挿し口92Gを挿入したソケット継手
13によって連結した構造でもよい。
【0017】また、長寸の主管92の下端部に下向きに
形成した大径の受口92Aに弁箱側短管90上端部の小
径の挿し口90Aを挿入したソケット継手13と、弁き
ょう側短管91の下端部に形成した下向きの大径の受口
91Aに長寸の主管92上端部の小径の挿し口92Bを
挿入したソケット継手13によって、弁箱側短管90
と、長寸の主管92および弁きょう側短管91を互いに
連結した構成で説明しているが、図6に示すように、弁
箱側短管90の上端部に上向きの大径の受口90Bを形
成し、この大径の受口90Bに長寸の主管92下端部の
小径の挿し口92Hを挿入したソケット継手13と、長
寸の主管92の上端部に上向きの大径の受口92Iを形
成し、この大径の受口92Iに弁きょう側短管91下端
部の小径の挿し口91Cを挿入したソケット継手13に
よって、弁箱側短管90と、長寸の主管92および弁き
ょう側短管91を互いに連結してもよい。ただし、ソケ
ット継手13,13内への異物の侵入防止能力は、図1
〜図3で説明した実施の形態で説明したソケット継手1
3,13の方が優れている。
形成した大径の受口92Aに弁箱側短管90上端部の小
径の挿し口90Aを挿入したソケット継手13と、弁き
ょう側短管91の下端部に形成した下向きの大径の受口
91Aに長寸の主管92上端部の小径の挿し口92Bを
挿入したソケット継手13によって、弁箱側短管90
と、長寸の主管92および弁きょう側短管91を互いに
連結した構成で説明しているが、図6に示すように、弁
箱側短管90の上端部に上向きの大径の受口90Bを形
成し、この大径の受口90Bに長寸の主管92下端部の
小径の挿し口92Hを挿入したソケット継手13と、長
寸の主管92の上端部に上向きの大径の受口92Iを形
成し、この大径の受口92Iに弁きょう側短管91下端
部の小径の挿し口91Cを挿入したソケット継手13に
よって、弁箱側短管90と、長寸の主管92および弁き
ょう側短管91を互いに連結してもよい。ただし、ソケ
ット継手13,13内への異物の侵入防止能力は、図1
〜図3で説明した実施の形態で説明したソケット継手1
3,13の方が優れている。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る地中
埋設式ロングスピンドルバタフライ弁は構成されている
ので、以下のような格別の作用効果を奏する。
埋設式ロングスピンドルバタフライ弁は構成されている
ので、以下のような格別の作用効果を奏する。
【0019】すなわち、大径の受口に小径の挿し口を挿
入したソケット継手によって、弁箱側短管と弁きょう側
短管を主管の軸方向両端部に連結することにより筒状の
スタンドが構成されているので、設計値を超える地面の
振動などの外因が負荷されたとしても、筒状のスタンド
に半径方向の大きい位置ずれが起こることはない。
入したソケット継手によって、弁箱側短管と弁きょう側
短管を主管の軸方向両端部に連結することにより筒状の
スタンドが構成されているので、設計値を超える地面の
振動などの外因が負荷されたとしても、筒状のスタンド
に半径方向の大きい位置ずれが起こることはない。
【0020】また、設計値を超える地面の振動などの外
因が負荷されることで、筒状のスタンドに縦軸線の傾き
や軸まわりのねじれが生じたとしても、この傾きやねじ
れをソケット継手保有の可撓性によって吸収することが
できるので、傾きやねじれに起因する過剰な荷重が弁箱
に負荷されるのを確実に回避することができる。したが
って、地中埋設式ロングスピンドルバタフライ弁に悪影
響がおよぶことはない。
因が負荷されることで、筒状のスタンドに縦軸線の傾き
や軸まわりのねじれが生じたとしても、この傾きやねじ
れをソケット継手保有の可撓性によって吸収することが
できるので、傾きやねじれに起因する過剰な荷重が弁箱
に負荷されるのを確実に回避することができる。したが
って、地中埋設式ロングスピンドルバタフライ弁に悪影
響がおよぶことはない。
【図1】本発明の一実施の形態を一部断面にして示す正
面図である。
面図である。
【図2】図1の部分側面図である。
【図3】一方のソケット継手の一例を拡大して示す部分
断面図である。
断面図である。
【図4】他方のソケット継手の一例を拡大して示す部分
断面図である。
断面図である。
【図5】主管の変形例を示す正面図である。
【図6】筒状のスタンドの変形例を一部断面にして示す
正面図である。
正面図である。
【図7】従来の地中埋設式ロングスピンドルバタフライ
弁の一例を示す構成図である。
弁の一例を示す構成図である。
【図8】図7の部分側面図である。
【図9】従来の筒状のスタンド一例を拡大して示す半截
断面図である。
断面図である。
【図10】従来の筒状のスタンドの他の例を拡大して示
す半截断面図である。
す半截断面図である。
1 弁箱 1A 弁棒導出口 2 弁棒 2A 弁箱外導出端部 3 弁体 4 ロングスピンドル(スピンドル) 6 地表 7 弁きょう 7A 下端開口部 9 筒状のスタンド 13 ソケット継手 90 弁箱側短管 90A 小径の挿し口 91 弁きょう側短管 91A 大径の受口 92 長寸の主管(主管) 92A 大径の受口 C1 弁箱の水平軸線 C2 弁棒の垂直軸線
Claims (1)
- 【請求項1】 筒状の弁箱に該弁箱の水平軸線に交差す
る垂直軸線を有して弁棒が回転自在に軸支され、この弁
棒に取付けられた弁体が弁棒とともにその軸まわりに回
転可能に弁箱に収容され、その回転によって弁箱を開閉
するように構成されているとともに、前記弁棒の弁箱外
導出端部に同時回転可能に下端部を連結した垂直軸線を
有するスピンドルの上端部が地表近傍に埋設した弁きょ
うの内部に回転自在に位置決めされ、このスピンドルが
前記弁箱と前記弁きょうの間に介在して、弁箱の弁棒導
出口と弁きょうの下端開口部とを連結した筒状のスタン
ドに挿通されている地中埋設式ロングスピンドルバタフ
ライ弁において、前記筒状のスタンドが前記弁棒導出口
に接続した弁箱側短管と、前記弁きょうの下端開口部に
接続した弁きょう側短管およびこれら両者を互いに連結
する主管とからなり、この主管と前記弁箱側短管および
前記弁きょう側短管が一方側の端部に形成した大径の受
口に他方側端部の小径の挿し口を挿入したソケット継手
によって互いに連結されていることを特徴とする地中埋
設式ロングスピンドルバタフライ弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000236513A JP2002048265A (ja) | 2000-08-04 | 2000-08-04 | 地中埋設式ロングスピンドルバタフライ弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000236513A JP2002048265A (ja) | 2000-08-04 | 2000-08-04 | 地中埋設式ロングスピンドルバタフライ弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002048265A true JP2002048265A (ja) | 2002-02-15 |
Family
ID=18728545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000236513A Pending JP2002048265A (ja) | 2000-08-04 | 2000-08-04 | 地中埋設式ロングスピンドルバタフライ弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002048265A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004150595A (ja) * | 2002-10-31 | 2004-05-27 | Sekisui Chem Co Ltd | ロングスピンドルバタフライ弁 |
CN101701635B (zh) * | 2009-11-27 | 2011-02-09 | 南京普鲁卡姆电器有限公司 | 具有截止关闭功能的双气源选择阀 |
CN104929156A (zh) * | 2015-07-07 | 2015-09-23 | 安徽金源热力工程有限公司 | 蒸汽阀门套筒井室装置 |
CN113137486A (zh) * | 2021-04-22 | 2021-07-20 | 河北源润农业科技有限公司 | 一种埋于地下的灌溉用电控蝶阀 |
-
2000
- 2000-08-04 JP JP2000236513A patent/JP2002048265A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004150595A (ja) * | 2002-10-31 | 2004-05-27 | Sekisui Chem Co Ltd | ロングスピンドルバタフライ弁 |
CN101701635B (zh) * | 2009-11-27 | 2011-02-09 | 南京普鲁卡姆电器有限公司 | 具有截止关闭功能的双气源选择阀 |
CN104929156A (zh) * | 2015-07-07 | 2015-09-23 | 安徽金源热力工程有限公司 | 蒸汽阀门套筒井室装置 |
CN113137486A (zh) * | 2021-04-22 | 2021-07-20 | 河北源润农业科技有限公司 | 一种埋于地下的灌溉用电控蝶阀 |
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