JP2002048257A - 燃料供給ユニットのための弁 - Google Patents
燃料供給ユニットのための弁Info
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- F02M37/00—Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M37/0011—Constructional details; Manufacturing or assembly of elements of fuel systems; Materials therefor
- F02M37/0023—Valves in the fuel supply and return system
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- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
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- F16K15/02—Check valves with guided rigid valve members
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- F16K15/044—Check valves with guided rigid valve members shaped as balls spring-loaded
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- F16K17/02—Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves opening on surplus pressure on one side; closing on insufficient pressure on one side
- F16K17/04—Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves opening on surplus pressure on one side; closing on insufficient pressure on one side spring-loaded
- F16K17/0406—Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves opening on surplus pressure on one side; closing on insufficient pressure on one side spring-loaded in the form of balls
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- F16K27/02—Construction of housing; Use of materials therefor of lift valves
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/7722—Line condition change responsive valves
- Y10T137/7837—Direct response valves [i.e., check valve type]
- Y10T137/7904—Reciprocating valves
- Y10T137/7922—Spring biased
- Y10T137/7927—Ball valves
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- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 燃料供給ユニットのための弁がケーシン
グ3内にプレスばめされた対向保持体7を有している。
この対向保持体7に、閉鎖部材5を弁座に予負荷するた
めに形成されたばね6,13が支持されており、かつ対
向保持体7が閉鎖部材5およびばね6よりも大きな直径
を有する球として形成されている。 【効果】 弁の組立が特別簡単である。
グ3内にプレスばめされた対向保持体7を有している。
この対向保持体7に、閉鎖部材5を弁座に予負荷するた
めに形成されたばね6,13が支持されており、かつ対
向保持体7が閉鎖部材5およびばね6よりも大きな直径
を有する球として形成されている。 【効果】 弁の組立が特別簡単である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は燃料供給ユニットの
ための弁、特に圧力制限弁であって、ケーシングと、ケ
ーシング内に配置されていて弁座に向かって運動可能な
閉鎖部材と、ケーシングに結合された対向保持体に支持
されていて閉鎖部材を予負荷するためのばねとを備えた
形式のものに関する。本発明はさらに燃料供給ユニット
のための弁、特に脱気弁であって、ケーシングと、ケー
シング内に配置されていて弁座に向かって運動可能な閉
鎖部材と、閉鎖部材を予負荷するためのばねとを備えて
おり、その場合、このばねが閉鎖部材よりも小さな寸法
を有している形式のものに関する。
ための弁、特に圧力制限弁であって、ケーシングと、ケ
ーシング内に配置されていて弁座に向かって運動可能な
閉鎖部材と、ケーシングに結合された対向保持体に支持
されていて閉鎖部材を予負荷するためのばねとを備えた
形式のものに関する。本発明はさらに燃料供給ユニット
のための弁、特に脱気弁であって、ケーシングと、ケー
シング内に配置されていて弁座に向かって運動可能な閉
鎖部材と、閉鎖部材を予負荷するためのばねとを備えて
おり、その場合、このばねが閉鎖部材よりも小さな寸法
を有している形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の弁は現代の燃料供給ユニットに
おいて頻繁に圧力制限弁として、または脱気弁として使
用されており、かつ実際に公知である。弁のケーシング
はポット状の変形部分として、燃料供給ユニットを閉鎖
するケーシング部分内に形成されている。公知の圧力制
限弁では、球として形成された閉鎖部材とばねとを受容
するためにケーシングが管状に形成されている。閉鎖部
材と球とを組み付けた後に、ケーシングはキャップとし
て形成された対向支承体によって閉鎖される。対向支承
体は透過した燃料を通流させるためのスリットと、ばね
のためのセンタリングエレメントと、ケーシングとの掛
け留めのための係止エレメントとを有している。脱気弁
として公知である弁では、ケーシング内にばねだけが配
置されている。弁座はケーシングの、対向保持体とは逆
の側に位置する端部の外側に配置されている。閉鎖部材
の可動距離は燃料供給ユニットのケーシング部分の下方
に配置された構成部分によって制限され、かつ燃料供給
ユニットの組立て中はクリップによって制限される。
おいて頻繁に圧力制限弁として、または脱気弁として使
用されており、かつ実際に公知である。弁のケーシング
はポット状の変形部分として、燃料供給ユニットを閉鎖
するケーシング部分内に形成されている。公知の圧力制
限弁では、球として形成された閉鎖部材とばねとを受容
するためにケーシングが管状に形成されている。閉鎖部
材と球とを組み付けた後に、ケーシングはキャップとし
て形成された対向支承体によって閉鎖される。対向支承
体は透過した燃料を通流させるためのスリットと、ばね
のためのセンタリングエレメントと、ケーシングとの掛
け留めのための係止エレメントとを有している。脱気弁
として公知である弁では、ケーシング内にばねだけが配
置されている。弁座はケーシングの、対向保持体とは逆
の側に位置する端部の外側に配置されている。閉鎖部材
の可動距離は燃料供給ユニットのケーシング部分の下方
に配置された構成部分によって制限され、かつ燃料供給
ユニットの組立て中はクリップによって制限される。
【0003】この弁では、その組立が不経済であり、か
つ製作すべき構成部分のコストが高いことが欠点であ
る。キャップとして形成された対向保持体と、閉鎖部材
の可動距離を制限するために必要なクリップとは、それ
ぞれ極めて複雑な構成部分である。それゆえ、これらの
構成部分はさらに予め規定されたアライメントで正確に
組立てられなければならない。それゆえ、この弁の自動
的な組立は極めて困難である。
つ製作すべき構成部分のコストが高いことが欠点であ
る。キャップとして形成された対向保持体と、閉鎖部材
の可動距離を制限するために必要なクリップとは、それ
ぞれ極めて複雑な構成部分である。それゆえ、これらの
構成部分はさらに予め規定されたアライメントで正確に
組立てられなければならない。それゆえ、この弁の自動
的な組立は極めて困難である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題とすると
ころは、冒頭に記載した形式の弁を特別安価に製作可能
であるように、かつ簡単に組立てられるように形成する
ことにある。
ころは、冒頭に記載した形式の弁を特別安価に製作可能
であるように、かつ簡単に組立てられるように形成する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は冒頭で第1番
目に挙げた、特に圧力制限弁として形成された弁におい
て、対向保持体が、閉鎖部材およびばねよりも大きな直
径を有する球として形成されていることにより解決され
る。
目に挙げた、特に圧力制限弁として形成された弁におい
て、対向保持体が、閉鎖部材およびばねよりも大きな直
径を有する球として形成されていることにより解決され
る。
【0006】この構成により、対向保持体は特別に簡単
に組付けられ、かつ特別大きな個数で特別安価に製作さ
れる。ばねは対向保持体の表面に極めて容易に支持され
ることができる。ばねのセンタリングのためのセンタリ
ング手段は本発明では不要である。組立て時にはまず初
めに、多くの場合同様に球として形成された閉鎖部材
が、次いでばねがケーシング内へ挿入される。球として
形成された対向保持体は最も簡単な場合には自動的に供
給され、かつケーシングに結合されることができる。そ
れゆえ、本発明による弁は特別簡単に組立てられる。
に組付けられ、かつ特別大きな個数で特別安価に製作さ
れる。ばねは対向保持体の表面に極めて容易に支持され
ることができる。ばねのセンタリングのためのセンタリ
ング手段は本発明では不要である。組立て時にはまず初
めに、多くの場合同様に球として形成された閉鎖部材
が、次いでばねがケーシング内へ挿入される。球として
形成された対向保持体は最も簡単な場合には自動的に供
給され、かつケーシングに結合されることができる。そ
れゆえ、本発明による弁は特別簡単に組立てられる。
【0007】この弁における本発明の有利な1構成によ
り、対向保持体がケーシング内にプレスばめされていれ
ば、対向保持体は信頼性よく予め規定された位置に保持
される。
り、対向保持体がケーシング内にプレスばめされていれ
ば、対向保持体は信頼性よく予め規定された位置に保持
される。
【0008】この弁における本発明のさらに別の1構成
により、ケーシングが、対向保持体を保持するための係
止手段を有していれば、対向保持体の組立が更に簡単と
なる。
により、ケーシングが、対向保持体を保持するための係
止手段を有していれば、対向保持体の組立が更に簡単と
なる。
【0009】この弁における本発明のさらに別の有利な
構成により、係止手段がケーシングとは逆の側の端部
に、またはケーシングが、対向保持体のための導入傾斜
部を有していれば、対向保持体は簡単に係止手段に結合
される。
構成により、係止手段がケーシングとは逆の側の端部
に、またはケーシングが、対向保持体のための導入傾斜
部を有していれば、対向保持体は簡単に係止手段に結合
される。
【0010】この弁における本発明のさらに別の有利な
1構成により、係止手段またはケーシングの、対向保持
体に面した領域が受け皿状に形成されていれば、対向保
持体は組立の後に信頼性よくその予め規定された位置に
保持される。
1構成により、係止手段またはケーシングの、対向保持
体に面した領域が受け皿状に形成されていれば、対向保
持体は組立の後に信頼性よくその予め規定された位置に
保持される。
【0011】弁の開放時に燃料を通流させるために、球
として形成された対向保持体は例えば星形に配置された
複数の通路によって貫通されることができる。この弁に
おける本発明のさらに別の有利な1構成により、ケーシ
ングが閉鎖部材と対向保持体との間に開口を有していれ
ば、対向保持体の構造がさらに簡単となる。
として形成された対向保持体は例えば星形に配置された
複数の通路によって貫通されることができる。この弁に
おける本発明のさらに別の有利な1構成により、ケーシ
ングが閉鎖部材と対向保持体との間に開口を有していれ
ば、対向保持体の構造がさらに簡単となる。
【0012】第2番目に挙げた特に脱気弁として形成さ
れた弁を、特別安価に製作可能であるように、かつ簡単
に組立可能であるように形成するための本発明による課
題は、ケーシングが、閉鎖部材に背後から係合するため
の係止手段を有しており、かつ、係止手段が閉鎖部材を
ばねによって予負荷された位置に保持するための当接領
域を有していることにより解決される。
れた弁を、特別安価に製作可能であるように、かつ簡単
に組立可能であるように形成するための本発明による課
題は、ケーシングが、閉鎖部材に背後から係合するため
の係止手段を有しており、かつ、係止手段が閉鎖部材を
ばねによって予負荷された位置に保持するための当接領
域を有していることにより解決される。
【0013】この構成により、本発明によるこの弁は、
不経済に製作されかつ組付けられるクリップを必要とし
ない。それゆえ、この弁は組立てられるべき特別にわず
かな構成部分から成る。本発明によるこの弁の組立で
は、ばねの挿入の後に球が簡単にケーシング内へ係止手
段の背後に押し入れられる。次いで、弁が完全に組立て
られる。それゆえ、閉鎖部材の可動距離を制限するため
に、燃料供給ユニットのケーシング部分に隣接する構成
部分は不要である。その上、燃料供給ユニットのケーシ
ング部分および完全に組立てられた本発明によるこの弁
は予め組立てられた構成部分として安価に形成される。
不経済に製作されかつ組付けられるクリップを必要とし
ない。それゆえ、この弁は組立てられるべき特別にわず
かな構成部分から成る。本発明によるこの弁の組立で
は、ばねの挿入の後に球が簡単にケーシング内へ係止手
段の背後に押し入れられる。次いで、弁が完全に組立て
られる。それゆえ、閉鎖部材の可動距離を制限するため
に、燃料供給ユニットのケーシング部分に隣接する構成
部分は不要である。その上、燃料供給ユニットのケーシ
ング部分および完全に組立てられた本発明によるこの弁
は予め組立てられた構成部分として安価に形成される。
【0014】この弁における本発明のさらに別の有利な
構成により、係止手段がフック状に形成されていると、
係止手段が構造的に特別簡単に形成される。
構成により、係止手段がフック状に形成されていると、
係止手段が構造的に特別簡単に形成される。
【0015】係止手段が閉鎖部材に面した側に閉鎖部材
のための案内エッジを有していると、本発明によるこの
弁は構造的に特別簡単に形成される。
のための案内エッジを有していると、本発明によるこの
弁は構造的に特別簡単に形成される。
【0016】係止手段がケーシングと一体に製作されて
いると、本発明による弁の組み立てられるべき部品点数
がさらに削減される。この構成は圧力制限弁において
も、かつ脱気弁においても、製作コストの削減をもたら
す。
いると、本発明による弁の組み立てられるべき部品点数
がさらに削減される。この構成は圧力制限弁において
も、かつ脱気弁においても、製作コストの削減をもたら
す。
【0017】本発明のさらに別の有利な1構成により、
係止手段がケーシングとは逆の側の端部に、またはケー
シングが、対向保持体または閉鎖部材のための導入傾斜
部を有していると、対向保持体または閉鎖部材が簡単に
その予め規定された位置にもたらされる。
係止手段がケーシングとは逆の側の端部に、またはケー
シングが、対向保持体または閉鎖部材のための導入傾斜
部を有していると、対向保持体または閉鎖部材が簡単に
その予め規定された位置にもたらされる。
【0018】本発明のさらに別の有利な1構成により、
複数の係止手段が閉鎖部材または対向保持体の周囲にわ
たり分配されて配置されていると、係止手段の背後に対
向保持体または閉鎖部材をさらに簡単に組付けることが
できる。この場合さらに、係止手段の間の隙間を通って
燃料または空気が通流することができ、従って、ケーシ
ング内の開口は不要である。
複数の係止手段が閉鎖部材または対向保持体の周囲にわ
たり分配されて配置されていると、係止手段の背後に対
向保持体または閉鎖部材をさらに簡単に組付けることが
できる。この場合さらに、係止手段の間の隙間を通って
燃料または空気が通流することができ、従って、ケーシ
ング内の開口は不要である。
【0019】この発明のさらに別の有利な1構成によ
り、係止手段の間に、係止手段からわずかな間隔をおい
てそれぞれ絞り板(Blende)が配置されている
と、燃料の不規則な流れによる閉鎖部材の運動の影響が
簡単に回避される。
り、係止手段の間に、係止手段からわずかな間隔をおい
てそれぞれ絞り板(Blende)が配置されている
と、燃料の不規則な流れによる閉鎖部材の運動の影響が
簡単に回避される。
【0020】本発明は多数の実施形を許容する。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明の基本原理を一層明
確にするために2つの実施例を図面に示して以下に説明
する。
確にするために2つの実施例を図面に示して以下に説明
する。
【0022】図1は自動車の燃料タンク内で使用可能な
燃料供給ユニット1であって、圧力制限弁として形成さ
れた弁2を備えた形式のものに関する。弁2は弁座4に
予負荷された閉鎖部材5を備えたケーシング3を有して
いる。ケーシング3の内部にばね6が配置されている。
ばね6は、球として形成されていてケーシング3内にプ
レスばめされた対向保持体7に支持されている。対向保
持体はばね6および閉鎖部材5よりも大きな直径を有し
ている。弁2の組立て時にまず初めに閉鎖部材5がばね
6と一緒にケーシング3内へ挿入される。次いで、対向
保持体7がケーシング3内にプレスばめされる。プレス
ばめを簡単にするためにケーシング3はその自由端に環
状の導入傾斜部8を有している。ケーシング3は対向保
持体7と閉鎖部材5との間に開口9を有している。さら
に図1に示したように、ケーシング3内には側方に閉鎖
部材5の案内のための案内ウエブ10が配置されてい
る。閉鎖部材5の下方の圧力が所定値を上回ると、閉鎖
部材5はばね6の力に抗して弁座4から持上げられ、そ
して燃料が弁2を通流する。図示の実施例に対して選択
的に、ケーシング3は対向保持体7の領域内に、互いに
わずかな間隔をおいて配置された複数の係止手段をも有
することができる。このことにより、弁7の開放時に燃
料が係止手段の間を流れることができる。
燃料供給ユニット1であって、圧力制限弁として形成さ
れた弁2を備えた形式のものに関する。弁2は弁座4に
予負荷された閉鎖部材5を備えたケーシング3を有して
いる。ケーシング3の内部にばね6が配置されている。
ばね6は、球として形成されていてケーシング3内にプ
レスばめされた対向保持体7に支持されている。対向保
持体はばね6および閉鎖部材5よりも大きな直径を有し
ている。弁2の組立て時にまず初めに閉鎖部材5がばね
6と一緒にケーシング3内へ挿入される。次いで、対向
保持体7がケーシング3内にプレスばめされる。プレス
ばめを簡単にするためにケーシング3はその自由端に環
状の導入傾斜部8を有している。ケーシング3は対向保
持体7と閉鎖部材5との間に開口9を有している。さら
に図1に示したように、ケーシング3内には側方に閉鎖
部材5の案内のための案内ウエブ10が配置されてい
る。閉鎖部材5の下方の圧力が所定値を上回ると、閉鎖
部材5はばね6の力に抗して弁座4から持上げられ、そ
して燃料が弁2を通流する。図示の実施例に対して選択
的に、ケーシング3は対向保持体7の領域内に、互いに
わずかな間隔をおいて配置された複数の係止手段をも有
することができる。このことにより、弁7の開放時に燃
料が係止手段の間を流れることができる。
【0023】図2は図1の燃料供給ユニットの、脱気弁
として形成された弁11を備えたケーシング部分1を示
す。弁11はケーシング12を備えており、このケーシ
ング内にばね13が配置されている。ケーシング12は
ポット状に形成されており、かつその一端に脱気開口1
4を、かつその他端に弁座15を有している。ばね13
は閉鎖部材16を弁座15から離反させる方向に弾発し
て当接領域17に圧着している。当接領域17は閉鎖部
材16に背後から係合する係止手段18,19に配置さ
れている。係止手段18,19は閉鎖部材16に対向し
て位置するその領域内に案内エッジ20を有している。
さらに図2に示されているように、係止手段18,19
の間に絞り板19が配置されている。図示の開弁位置で
は空気が絞り板21と係止手段18との間を閉鎖部材1
6に沿って流れてケーシング12の脱気開口14を通っ
て流出することができる。燃料の充填レベルが閉鎖部材
16に達すると、閉鎖部材16が弁座15に圧着されて
弁11を閉じる。このことのために、閉鎖部材16は燃
料よりも小さな比重を有している。弁11の組立のため
に、まず初めにばね13がケーシング12内へ挿入さ
れ、次いで閉鎖部材16が係止手段18,19の背後へ
押し込まれる。閉鎖部材16の組付けを簡単にするため
に係止手段18,19は導入傾斜部22を有している。
として形成された弁11を備えたケーシング部分1を示
す。弁11はケーシング12を備えており、このケーシ
ング内にばね13が配置されている。ケーシング12は
ポット状に形成されており、かつその一端に脱気開口1
4を、かつその他端に弁座15を有している。ばね13
は閉鎖部材16を弁座15から離反させる方向に弾発し
て当接領域17に圧着している。当接領域17は閉鎖部
材16に背後から係合する係止手段18,19に配置さ
れている。係止手段18,19は閉鎖部材16に対向し
て位置するその領域内に案内エッジ20を有している。
さらに図2に示されているように、係止手段18,19
の間に絞り板19が配置されている。図示の開弁位置で
は空気が絞り板21と係止手段18との間を閉鎖部材1
6に沿って流れてケーシング12の脱気開口14を通っ
て流出することができる。燃料の充填レベルが閉鎖部材
16に達すると、閉鎖部材16が弁座15に圧着されて
弁11を閉じる。このことのために、閉鎖部材16は燃
料よりも小さな比重を有している。弁11の組立のため
に、まず初めにばね13がケーシング12内へ挿入さ
れ、次いで閉鎖部材16が係止手段18,19の背後へ
押し込まれる。閉鎖部材16の組付けを簡単にするため
に係止手段18,19は導入傾斜部22を有している。
【図1】圧力制限弁として形成された本発明による弁の
断面を示す図である。
断面を示す図である。
【図2】脱気弁として形成された本発明による弁の断面
を示す図である。
を示す図である。
1 ケーシング部分、 2 弁、 3 ケーシング、
4 弁座、 5 閉鎖部材、 6 ばね、 7 対向保
持体、 8 導入傾斜部、 9 開口、 10案内ウエ
ブ、 11 弁、 12 ケーシング、 13 ばね、
14 脱気開口、 15 弁座、 16 閉鎖部材、
17 当接領域、 18,19 係止手段、 20
案内エッジ、 21 絞り板、 22 導入傾斜部
4 弁座、 5 閉鎖部材、 6 ばね、 7 対向保
持体、 8 導入傾斜部、 9 開口、 10案内ウエ
ブ、 11 弁、 12 ケーシング、 13 ばね、
14 脱気開口、 15 弁座、 16 閉鎖部材、
17 当接領域、 18,19 係止手段、 20
案内エッジ、 21 絞り板、 22 導入傾斜部
フロントページの続き (71)出願人 390009416 Kruppstrabe 105,Fran kfurt am Main,BRD (72)発明者 ヴィルフリート メラー ドイツ連邦共和国 ルートヴィヒスアウ レルヒェンシュトラーセ 19 (72)発明者 ユルゲン シャッフェルト ドイツ連邦共和国 バート ヘルスフェル ト ルピーネンヴェーク 7 (72)発明者 ヨハネス ダイヒマン ドイツ連邦共和国 アルハイム−シュテル ケルスハウゼン ルートヴィヒスエッカー シュトラーセ 17 (72)発明者 ヨルク ドイブナー ドイツ連邦共和国 ベーブラ オットー− クルフケ−シュトラーセ 30 Fターム(参考) 3H055 AA04 AA22 BB02 CC04 CC05 CC25 DD22 DD27 GG22 GG27 JJ02 3H059 AA08 BB22 BB30 CB02 CC02 CC06 CD05 EE01 FF03 FF11
Claims (12)
- 【請求項1】 燃料供給ユニットのための弁、特に圧力
制限弁であって、ケーシングと、ケーシング内に配置さ
れていて弁座に向かって運動可能な閉鎖部材と、ケーシ
ングに結合された対向保持体に支持されていて閉鎖部材
を予負荷するためのばねとを備えた形式のものにおい
て、対向保持体(7)が閉鎖部材(5)およびばね
(6)よりも大きな直径を有する球として形成されてい
ることを特徴とする燃料供給ユニットのための弁。 - 【請求項2】 対向保持体(7)がケーシング(3)内
へプレスばめされている請求項1記載の弁。 - 【請求項3】 ケーシング(3)が対向保持体(7)を
保持すめための係止手段を有している請求項2記載の
弁。 - 【請求項4】 係止手段またはケーシング(3)の、対
向保持体(7)に面した領域が受け皿状に形成されてい
る請求項1から3までの少なくともいずれか1項記載の
弁。 - 【請求項5】 ケーシング(3)が閉鎖部材(5)と対
向保持体(7)との間に開口(9)を有している請求項
1から4までの少なくともいずれか1項記載の弁。 - 【請求項6】 燃料供給ユニットのための弁、特に脱気
弁であって、ケーシングと、ケーシング内に配置されて
いて弁座に向かって運動可能な閉鎖部材と、閉鎖部材を
予負荷するためのばねとを備えており、その場合、この
ばねが閉鎖部材よりも小さな寸法を有している形式のも
のにおいて、ケーシング(12)が、閉鎖部材(16)
に背後から係合するための係止手段(18,19)を有
しており、かつ、係止手段(18,19)が、閉鎖部材
(16)をばね(13)によって予負荷された位置に保
持するための当接領域(17)を有していることを特徴
とする燃料供給ユニットのための弁。 - 【請求項7】 係止手段(18,19)がフック状に形
成されている請求項6記載の弁。 - 【請求項8】 係止手段(18,19)が閉鎖部材(1
6)に面した側に閉鎖部材(16)のための案内エッジ
(20)を有している請求項6または7記載の弁。 - 【請求項9】 係止手段(18,19)がケーシング
(12,3)と一体に製作されている請求項1から8ま
での少なくともいずれか1項記載の弁。 - 【請求項10】 係止手段(18,19)がケーシング
とは逆の側の端部に、またはケーシング(3)が、対向
保持体(7)または閉鎖部材(16)のための導入傾斜
部(8,22)を有している請求項1から9までの少な
くともいずれか1項記載の弁。 - 【請求項11】 複数の係止手段(18,19)が、閉
鎖部材(16)または対向保持体(7)の周囲にわたり
分配されて配置されている請求項1から10までの少な
くともいずれか1項記載の弁。 - 【請求項12】 係止手段(18,19)の間に、係止
手段からわずかな間隔をおいてそれぞれ絞り板(21)
が配置されている請求項1から11までの少なくともい
ずれか1項記載の弁。
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