JP2002048115A - ブッシュ装着用部材 - Google Patents

ブッシュ装着用部材

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JP2002048115A
JP2002048115A JP2001174427A JP2001174427A JP2002048115A JP 2002048115 A JP2002048115 A JP 2002048115A JP 2001174427 A JP2001174427 A JP 2001174427A JP 2001174427 A JP2001174427 A JP 2001174427A JP 2002048115 A JP2002048115 A JP 2002048115A
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mounting hole
peripheral surface
bush mounting
inner peripheral
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Rentaro Kato
錬太郎 加藤
Yuichi Ogawa
雄一 小川
Masatoshi Enomoto
正敏 榎本
Naoki Nishikawa
直毅 西川
Masaharu Tochigi
雅晴 栃木
Narihiro Kawada
斉礼 川田
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Sumitomo Riko Co Ltd
Resonac Holdings Corp
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Showa Denko KK
Sumitomo Riko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブッシュの外周面とブッシュ装着孔の内周面
との密着度を高くして、ブッシュをブッシュ装着孔にし
っかりと装着することのできるブッシュ装着用部材及び
これにブッシュが装着された部材を提供すること。 【解決手段】 この発明に係るブッシュ装着用部材1
は、ブッシュAが装着されるブッシュ装着孔5を有す
る。ブッシュ装着孔5の内周面は、機械的ブラッシング
により粗面化されている。この発明に係る、ブッシュ装
着用部材にブッシュが装着された部材は、ブッシュ装着
用部材1のブッシュ装着孔5にブッシュAが装着されて
いる。そして、装着後、ブッシュ装着孔5のまわりのブ
ラケット4にプレス金型30による縮径絞り加工が施さ
れることによって、ブッシュAの外周面に、ブッシュ装
着孔5の内周面にブラッシングにより形成された微細凹
凸が食い込み状態に結合されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば自動車に
用いられるサスペンションアーム、エンジンマウント等
のブッシュ装着用部材及びこれにブッシュが装着された
ブッシュ装着部材に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車用部品として用いられるブ
ッシュ装着用部材の一つに、金属製サスペンションアー
ム用部材がある。
【0003】このサスペンションアーム用部材(51)
は、図8に示すように、棒状の本体(52)と、該本体
(52)の両端あるいは片端に設けられ、ブッシュ装着
孔(55)(55)を有する円筒状のブラケット(5
4)(54)とから構成されている。そして、ゴム製の
防振ブッシュ(A)(A)を前記ブラケット(54)
(54)のブッシュ装着孔(55)(55)に圧入する
ことにより、該防振ブッシュ(A)(A)が装着されて
いる。なお、前記本体(52)には、軽量化等を目的と
した複数個の貫通孔(53)…が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにブッシュ(A)をブッシュ装着孔(54)に圧入し
ただけでは、ブッシュ(A)の外周面とブッシュ装着孔
(54)の内周面との密着度があまり高くないため、ブ
ッシュ(A)がブッシュ装着孔(54)から抜けてしま
う虞がある。
【0005】この発明は、このような難点に鑑みてなさ
れたもので、ブッシュの外周面とブッシュ装着孔の内周
面との密着度を高くして、ブッシュをブッシュ装着孔に
しっかりと装着することのできるブッシュ装着用部材及
びこれにブッシュが装着されてなるブッシュ装着部材を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明に係るブッシュ装着用部材は、ブッ
シュが装着されるブッシュ装着孔を有するブッシュ装着
用部材において、前記ブッシュ装着孔の内周面が機械的
ブラッシングにより粗面化されていることを特徴とす
る。
【0007】これによれば、ブッシュ装着孔の内周面を
粗面化することにより、アンカー効果が増大する。すな
わち、ブッシュをブッシュ装着孔に装着すると、ブッシ
ュ装着孔の内周面に形成された微細な凹凸がブッシュの
外周面に食い込んで、ブッシュの外周面とブッシュ装着
孔の内周面との密着度が高くなる。このため、ブッシュ
がブッシュ装着孔にしっかりと装着されるようになる。
【0008】請求項2の発明に係るブッシュ装着用部材
は、ブッシュが装着されるブッシュ装着孔を有するブッ
シュ装着用部材において、前記ブッシュ装着孔の内周面
に、その全周に亘ってローレット目状の多数の刻み目が
形成されると共に、該刻み目の表面が機械的ブラッシン
グにより粗面化されていることを特徴とする。
【0009】これによれば、ブッシュをブッシュ装着孔
に装着すると、刻み目がブッシュの外周面に食い込むと
ともに、この刻み目の表面にブラッシングにより形成さ
れた微細凹凸がブッシュの外周面に食い込むようにな
る。このため、ブッシュの外周面とブッシュ装着孔の内
周面との密着度が一段と高くなる。この結果、ブッシュ
がブッシュ装着孔によりしっかりと装着されるようにな
る。
【0010】請求項3の発明に係るブッシュ装着部材
は、上記請求項1の発明に係るブッシュ装着用部材のブ
ッシュ装着孔にブッシュが装着され、かつ該装着後、ブ
ッシュ装着孔のまわりのブラケットにプレス金型による
縮径絞り加工が施されることによって、前記ブッシュの
外周面に、前記ブッシュ装着孔の内周面に前記ブラッシ
ングにより形成された微細凹凸が食い込み状態に結合さ
れていることを特徴とする。
【0011】これによれば、縮径絞り加工によって、ブ
ッシュ装着孔の内周面の微細凹凸がブッシュの外周面に
更に深く食い込み、このためブッシュの外周面とブッシ
ュ装着孔の内周面との密着度が更に高くなり、この結
果、ブッシュがブッシュ装着孔により一層しっかりと装
着されるようになる。
【0012】請求項4の発明に係るブッシュ装着部材
は、上記請求項2の発明に係るブッシュ装着用部材のブ
ッシュ装着孔にブッシュが装着され、かつ該装着後、ブ
ッシュ装着孔のまわりのブラケットにプレス金型による
縮径絞り加工が施されることによって、前記ブッシュの
外周面に前記刻み目が食い込み状態に結合されるととも
に、更にブッシュの外周面に、前記刻み目の表面に前記
ブラッシングにより形成された微細凹凸が食い込み状態
に結合されていることを特徴とする。
【0013】これによれば、ブッシュの外周面とブッシ
ュ装着孔の内周面との密着度が更に高くなり、この結
果、ブッシュがブッシュ装着孔に更により一層しっかり
と装着されるようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0015】図1〜図5はこの発明の第1実施形態、図
6及び図7はこの発明の第2実施形態を示している。
【0016】まず、第1実施形態について説明する。
【0017】図3において、(1)はブッシュ装着用部
材としてのサスペンションアーム用部材である。
【0018】このアーム用部材(1)は、アルミニウム
(その合金を含む、以下同じ)押出形材からなるもので
あって、同図の鎖線に示すように、所定の断面形状を有
するアルミニウム押出素材(11)を、押出軸線方向と
直交する平面内で所定厚さにスライス状に切断すること
によって製造されたものである。
【0019】このアーム用部材(1)は、所定長さを有
する断面方形の棒状の本体(2)の両端に、円形のブッ
シュ装着孔(5)(5)を有する円筒型のブラケット
(4)(4)が一体に形成されているものである。ま
た、前記本体(2)には、軽量化等を目的とした、押出
軸線方向に貫通した複数個の貫通孔(3)…が形成され
ている。
【0020】この実施形態は、前記押出素材(11)を
スライス状に切断する前に、まず押出素材(11)にお
けるブッシュ装着孔に対応する孔(15)の内周面を粗
面化し、次いでこの押出素材(11)をスライス切断す
ることによって、前記のアーム用部材(1)を製造しよ
うとするものである。なお、同図中、(12)は押出素
材(11)における前記本体(2)に対応する部位、
(14)(14)は同じく押出素材(11)における前
記ブラケット(4)に対応する部位、また(13)…は
押出素材(11)における前記貫通孔(3)に対応する
孔である。
【0021】この押出素材(11)のブッシュ装着孔対
応孔(15)の粗面化は、機械的ブラッシングにより行
われる。すなわち、図1に示すように、棒状の柄(2
1)の先端部に多数本のフィラメント(22a)…が植
えつけられたブラシ(20)を用い、該ブラシ(20)
のフィラメント部(22)をブッシュ装着孔対応孔(1
5)に挿入する。そして、図2に示すように、フィラメ
ント(22a)…をブッシュ装着孔対応孔(15)の内
周面に接触させた状態で、該ブラシ(20)を前後に動
かしたり回転させたりして、ブッシュ装着孔対応孔(1
5)の内周面をブラッシングすることによって、ブッシ
ュ装着孔対応孔(15)の内周面の粗面化を行うことが
できる。
【0022】前記ブラシ(20)のフィラメント(22
a)の材質としては、例えば、ステンレス線、ピアノ
線、黄銅線、硬銅線等の金属線や、ナイロン線、アラミ
ド線等の化学繊維線を用いることができ、特に化学繊維
線中に砥粒が混入されているもの、即ち耐磨耗性に優れ
ているものを用いることが望ましい。また、フィラメン
ト(22a)の線径としては、目的とする粗面化の程度
に合わせて選択することができるが、特に0.1〜1.
5mmのものを用いるのが望ましい。
【0023】次いで、この押出素材(11)をスライス
切断することにより、図3に示された所期するアーム用
部材(1)を得ることができる。なお、同図中、ブッシ
ュ装着孔(5)及びその対応孔(15)の内周面のハッ
チングは、ブラッシングにより粗面化されていることを
示している。
【0024】そして、図4に示すように、このアーム用
部材(1)のブッシュ装着孔(5)に、ブッシュ(A)
を圧入する。この圧入によって、ブッシュ装着孔(5)
の内周面にブラッシングにより形成された多数の微細な
凹凸が、ブッシュ(A)の外周面に食い込み、このため
ブッシュ(A)の外周面とブッシュ装着孔(5)の内周
面との密着度が高くなって、ブッシュ(A)がブッシュ
装着孔(5)にしっかりと装着される。なお、この圧入
に際し、ブッシュ(A)の外周面には接着剤を付着させ
ておくことが密着度をより高くすることができる点で望
ましい。
【0025】以上のようにして得られたアーム用部材
(1)は、ブッシュ(A)がブッシュ装着孔(5)にし
っかりと装着されているから、ブッシュ(A)がブッシ
ュ装着孔(5)から不本意に外れる虞がないといった利
点を有している。
【0026】さらに、このアーム用部材(1)は、前記
ブッシュ装着孔対応孔(15)が粗面化された押出素材
(11)をスライス切断することによって製造されたも
のであるから、これを能率的にかつコスト的に有利に製
造することができるという利点を有している。
【0027】ここで、表面を粗面化する方法の一つにシ
ョットブラストがあり、このショットブラストは表面を
能率的に粗面化することができるという利点を有してい
る。しかしながら、このショットブラストによれば、シ
ョットが孔の内周面に当たるようにするために、必ず押
出素材(11)を所定厚さ以下にスライス切断しなけれ
ばならない。つまり、押出素材(11)をスライス切断
した後でなければ、ショットブラストにより粗面化する
ことができない。一方、この実施形態では、上記したよ
うな機械的ブラッシングにより粗面化を行うものである
から、押出素材(11)のままで粗面化を行うことがで
き、この結果、上記したような利点、すなわちアーム用
部材(1)を能率的にかつコスト的に有利に製造できる
という利点を有するものとなる。
【0028】次いで、図5に示すように、このアーム用
部材(1)のブラケット(4)を絞ってブッシュ装着孔
(5)の径を減少させることが望ましい。この縮径絞り
加工は、割り型のプレス金型(30)…をブラケット
(4)の外周面の略全周に当て、これらプレス金型(3
0)…によりブラケット(4)の外周面を押圧すること
により、遂行することができる。この絞り加工によっ
て、ブッシュ装着孔(5)の内周面の前記微細凹凸がブ
ッシュ(A)の外周面に更に深く食い込み、このためブ
ッシュ(A)の外周面とブッシュ装着孔(5)の内周面
との密着度が更に高くなり、この結果、ブッシュ(A)
がブッシュ装着孔(5)により一層しっかりと装着され
ることとなる。
【0029】次に、図6及び図7に示された第2実施形
態について説明する。
【0030】この第2実施形態は、押出素材(11)の
ブッシュ装着孔対応孔(15)の内周面の初期状態が相
違すること以外は上記第1実施形態と同じである。以
下、この相違点を中心に第2実施形態を説明する。
【0031】この第2実施形態における押出素材(1
1)のブッシュ装着孔対応孔(15)の内周面には、図
6に示すように、その全周に亘ってローレット目状の多
数の刻み目(16)…が押出軸線方向に沿って形成され
ている。これら刻み目(16)…は、押出の際に、マン
ドレルの周面に設けられた多数の凸部によって、形成さ
れたものである。
【0032】この押出素材(11)を用い、そのブッシ
ュ装着孔対応孔(15)の内周面を、上記第1実施形態
と同様に、前記ブラシ(22)を用いた機械的ブラッシ
ングによって粗面化する。この機械的ブラッシングによ
り、図7に示すように、刻み目(16)…の表面には、
微細な凹凸(17)…が形成されることとなる。
【0033】次いで、この押出素材(11)をスライス
切断することによって、所期するアーム用部材を得るこ
とができる。
【0034】こうして得られたアーム用部材は、そのブ
ッシュ装着孔の内周面に刻み目(16)…が形成されて
いるから、このブッシュ装着孔にブッシュ(A)を圧入
した場合に、刻み目(16)にブッシュ(A)が食い込
むとともに、この刻み目(16)の表面に形成されたブ
ラッシングによる微細凹凸(17)…がブッシュ(A)
の外周面に食い込むものとなる。このため、ブッシュ
(A)の外周面とブッシュ装着孔の内周面との密着度が
一段と高くなる。したがって、ブッシュ(A)をブッシ
ュ装着孔に、よりしっかりと装着することができる。
【0035】次いで、上記の割り型のプレス金型(3
0)…によりブラケットの絞り加工を行い、ブッシュ
(A)の外周面とブッシュ装着孔の内周面との密着度を
更に高くする。これによって、ブッシュ(A)がブッシ
ュ装着孔に更により一層しっかりと装着されることとな
る。
【0036】以上この発明の二つの実施形態を説明した
が、この発明はこれら実施形態に限定されるものではな
い。
【0037】例えば、ブッシュ装着用部材は、エンジン
マウント用部材であっても良いし、また鋳物、鍛造、ダ
イキャスト等から製造されていても良い。
【0038】また、ブッシュ装着用部材のブラケット
は、その一部に開口部が形成され、該開口部においてブ
ッシュ装着孔が拡開状態に開口可能となされるととも
に、このブッシュ装着孔にブッシュを挿入した後、前記
開口部を閉じることにより、ブッシュ装着孔の内周面が
ブッシュの外周面に密着してブッシュをブッシュ装着孔
に嵌着固定するものとなされた巻締め式のものであって
も良い。
【0039】
【発明の効果】上述の次第で、請求項1の発明に係るブ
ッシュ装着用部材によれば、ブッシュ装着孔の内周面が
機械的ブラッシングにより粗面化されているので、アン
カー効果が増大し、このためブッシュの外周面とブッシ
ュ装着孔の内周面との密着度を高くし得て、ブッシュを
ブッシュ装着孔にしっかりと装着することができる。
【0040】請求項2の発明に係るブッシュ装着用部材
によれば、ブッシュ装着孔の内周面に、その全周に亘っ
てローレット目状の多数の刻み目が形成されると共に、
該刻み目の表面が機械的ブラッシングにより粗面化され
ているので、ブッシュをブッシュ装着孔に装着すると、
刻み目がブッシュの外周面に食い込むとともに、この刻
み目の表面にブラッシングにより形成された微細凹凸が
ブッシュの外周面に食い込むようになり、このためブッ
シュの外周面とブッシュ装着孔の内周面との密着度を一
段と高くし得て、ブッシュをブッシュ装着孔によりしっ
かりと装着することができる。
【0041】請求項3の発明に係るブッシュ装着部材に
よれば、縮径絞り加工によって、ブッシュ装着孔の内周
面の微細凹凸がブッシュの外周面に更に深く食い込み、
このためブッシュの外周面とブッシュ装着孔の内周面と
の密着度が更に高くなるから、ブッシュがブッシュ装着
孔により一層しっかりと装着されたブッシュ装着部材を
提供することができる。
【0042】請求項4の発明に係るブッシュ装着部材に
よれば、ブッシュの外周面とブッシュ装着孔の内周面と
の密着度が更に高くなるから、ブッシュがブッシュ装着
孔に更により一層しっかりと装着されたブッシュ装着部
材を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態を示す押出素材の斜視
図である。
【図2】同押出素材におけるブッシュ装着孔に対応する
孔をブラッシングする途中の斜視図である。
【図3】同押出素材をスライス切断することにより製造
されたサスペンションアーム用部材(ブッシュ装着用部
材)の斜視図である。
【図4】(a)は同アーム用部材のブッシュ装着孔にブ
ッシュを圧入する途中の斜視図、(b)はブッシュを圧
入した後の斜視図である。
【図5】同アーム用部材のブラケットの絞り加工を示す
正面図である。
【図6】この発明の第2実施形態を示す押出素材の斜視
図である。
【図7】同押出素材におけるブッシュ装着孔に対応する
孔をブラッシングする途中の斜視図である。
【図8】従来のサスペンションアーム用部材(ブッシュ
装着用部材)の斜視図である。
【符号の説明】
1…サスペンションアーム用部材(ブッシュ装着用部
材) 5…ブッシュ装着孔 11…押出素材 15…ブッシュ装着孔対応孔 16…刻み目 20…ブラシ A…ブッシュ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川 雄一 愛知県小牧市東三丁目1番地 東海ゴム工 業株式会社内 (72)発明者 榎本 正敏 栃木県小山市犬塚1丁目480番地 昭和電 工株式会社小山事業所内 (72)発明者 西川 直毅 栃木県小山市犬塚1丁目480番地 昭和電 工株式会社小山事業所内 (72)発明者 栃木 雅晴 栃木県小山市犬塚1丁目480番地 昭和電 工株式会社小山事業所内 (72)発明者 川田 斉礼 栃木県小山市犬塚1丁目480番地 昭和電 工株式会社小山事業所内 Fターム(参考) 3D001 AA17 DA04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブッシュ(A)が装着されるブッシュ装
    着孔(5)を有するブッシュ装着用部材において、 前記ブッシュ装着孔(5)の内周面が機械的ブラッシン
    グにより粗面化されていることを特徴とするブッシュ装
    着用部材。
  2. 【請求項2】 ブッシュ(A)が装着されるブッシュ装
    着孔(5)を有するブッシュ装着用部材において、 前記ブッシュ装着孔(5)の内周面に、その全周に亘っ
    てローレット目状の多数の刻み目(16)が形成される
    と共に、 該刻み目(16)の表面が機械的ブラッシングにより粗
    面化されていることを特徴とするブッシュ装着用部材。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のブッシュ装着用部材のブ
    ッシュ装着孔(5)にブッシュ(A)が装着され、かつ
    該装着後、ブッシュ装着孔(5)のまわりのブラケット
    (4)にプレス金型(30)による縮径絞り加工が施さ
    れることによって、前記ブッシュ(A)の外周面に、前
    記ブッシュ装着孔(5)の内周面に前記ブラッシングに
    より形成された微細凹凸が食い込み状態に結合されてい
    ることを特徴とするブッシュ装着部材。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のブッシュ装着用部材のブ
    ッシュ装着孔(5)にブッシュ(A)が装着され、かつ
    該装着後、ブッシュ装着孔(5)のまわりのブラケット
    (4)にプレス金型(30)による縮径絞り加工が施さ
    れることによって、前記ブッシュ(A)の外周面に前記
    刻み目(16)が食い込み状態に結合されるとともに、
    更にブッシュ(A)の外周面に、前記刻み目(16)の
    表面に前記ブラッシングにより形成された微細凹凸(1
    7)が食い込み状態に結合されていることを特徴とする
    ブッシュ装着部材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016518985A (ja) * 2013-03-12 2016-06-30 ロッキード マーティン コーポレーション 管端部の接合部に対する摩擦撹拌溶接処理及びそれにより製造された製品
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