JP2019137206A - アーム部材及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ねじり剛性の低減と耐久性の維持を両立できること。【解決手段】アーム部材の中心軸と、アーム部材の荷重線と、が一致するように、アーム部材には少なくとも1つ以上の欠肉部が形成されている。アーム部材の中心軸は、アーム部材をアーム部材の軸に垂直な面によって切断した際の各断面形状の図心をアーム部材の軸方向に繋げた線である。アーム部材の荷重線は、アーム部材において荷重がかかる線である。【選択図】図1

Description

本発明は、棒状のアーム部材及びその製造方法に関する。
棒状のアーム部と、アーム部端部に形成された筒状のカラー部と、を備えるサスペンションアームが知られている(特許文献1参照)。アーム部にはスリットが形成され、ねじり剛性を低減している。
特開2013−032158号公報
上記サスペンションアームにおいては、アーム部に形成されたスリットに応力が集中する。このため、サスペンションアームの耐久性が低下する虞がある。したがって、ねじり剛性の低減と耐久性の維持を両立できるアーム部材が要望されている。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、ねじり剛性の低減と耐久性の維持を両立できるアーム部材及びその製造方法を提供することを主たる目的とする。
上記目的を達成するための本発明の一態様は、
棒状のアーム部材であって、
前記アーム部材を前記アーム部材の軸に垂直な面によって切断した際の各断面形状の図心を前記アーム部材の軸方向に繋げた線である中心軸と、前記アーム部材において荷重がかかる線を示す荷重線と、が一致するように、前記アーム部材には少なくとも1つ以上の欠肉部が形成されている、
ことを特徴とするアーム部材
である。
この一態様において、前記アーム部材のねじり剛性が所定値となり、かつ、前記アーム部材の中心軸と前記荷重線とが一致するように、前記アーム部材に前記欠肉部が形成されていてもよい。
この一態様において、前記アーム部材の端部には筒状のカラー部が一体成形されており、前記アーム部材の端部には、内部が空洞の中空部が前記アーム部材の軸方向に沿って形成されており、前記カラー部の前記アーム部材端部と接続する接続部分には、該カラー部内部と前記中空部とが連通する連通孔が形成されており、前記連通孔は、前記アーム部材の中心軸を中心にして形成されていてもよい。
この一態様において、前記アーム部材の断面形状がX形状となるような前記欠肉部が形成されていてもよい。
上記目的を達成するための本発明の一態様は、
棒状のアーム部材の製造方法であって、
前記アーム部材を前記アーム部材の軸に垂直な面によって切断した際の各断面形状の図心を前記アーム部材の軸方向に繋げた線である中心軸と、前記アーム部材において荷重がかかる線を示す荷重線と、が一致するように、前記アーム部材には少なくとも1つ以上の欠肉部が形成される、
ことを特徴とするアーム部材の製造方法
であってもよい。
この一態様において、前記アーム部材は、3Dプリンタにより一体成形されてもよい。
本発明によれば、ねじり剛性の低減と耐久性の維持を両立できるアーム部材及びその製造方法を提供することができる。
本発明の実施形態1に係るアーム部材の概略的構成を示す斜視図である。 図1に示すアーム部材を面Aで切断した際の断面図である。 アーム部材の断面形状が略X形状となりその断面の一部が断絶するように形成された欠肉部の一例を示す図である。 図3に示すアーム部材を面Aで切断した際の断面図である。 アーム部材の断面形状が軸方向全体に渡って略X形状となるように形成された欠肉部の一例を示す図である。 図5に示すアーム部材を面Aで切断した際の断面図である。 アーム部材の断面形状が略円環形状となるように形成された欠肉部の一例を示す図である。 図7に示すアーム部材を面Aで切断した際の断面図である。 アーム部材の断面形状が略四角形状となるように形成された欠肉部の一例を示す図である。 図9に示すアーム部材を面Aで切断した際の断面図である。 本発明の実施形態3に係るアーム部材の斜視図である。 図11に示すアーム部材を面Aで切断した際の断面図である。
実施形態1
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の実施形態1に係るアーム部材の概略的構成を示す斜視図である。図2は、図1に示すアーム部材を面Aで切断した際の断面図である。
本実施形態1に係るアーム部材1は、例えば、棒状のサスペンションアーム(Iアーム)である。アーム部材1は、略円柱状に形成されているが、これに限定されず、例えば、多角柱状に形成されていてもよい。アーム部材1は、中実構造であるが、これに限定されず、例えば、中空構造であってもよい。アーム部材1は、例えば、3Dプリンタなどにより一体成型されている。
サスペンションアームは、例えば、自動車などのサスペンションに用いられる部材であり、操縦安定性や乗り心地に関して極めて重要な部品である。したがって、所定の引張強度や圧縮強度を確保しつつ、ねじり荷重が負荷されても柔軟かつ良好にねじれ変形を生じるように、適切なねじり剛性の低減が要求される。
従来のサスペンションアームには、例えば、スリットが形成されており、このスリットに応力が集中する。このため、サスペンションアームの耐久性が低下する虞がある。したがって、ねじり剛性の低減と耐久性の維持を両立できるアーム部材が要望されている。
これに対し本実施形態1において、アーム部材1の中心軸Oと、アーム部材1の荷重線Yと、が一致するように、アーム部材1には少なくとも1つ以上の欠肉部11が形成されている。アーム部材1の中心軸Oとは、アーム部材1をアーム部材1の軸に垂直な面によって切断した際の各断面形状の図心(重心)を、アーム部材1の軸方向に繋げた線である。
アーム部材1の荷重線Yとは、アーム部材1において荷重がかかる線であり、アーム部材1に荷重が付加されたときに力が通る線である。例えば、アーム部材1の長手方向において、アーム部材1が固定された点である固定点と、アーム部材1に対して荷重が付加された点である荷重点と、を直線で結んだ線が、アーム部材1の荷重線Yとなる。
アーム部材1に欠肉部11を形成することで、アーム部材1の軽量化を図りつつ、ねじり剛性を最適に低減させることができる。さらに、アーム部材1の中心軸Oとアーム部材1の荷重線Yとを一致させることで、アーム部材1が座屈し難くなる(変な方向に曲がらない)。このため、アーム部材1に生じる応力集中を抑制できる。すなわち、アーム部材1のねじり剛性の低減と耐久性の維持を両立できる。
次に、本実施形態1において、ねじり剛性を最適に低減させるための欠肉部11の設定方法について詳細に説明する。上述の如く、アーム部材1の中心軸Oとアーム部材1の荷重線Yとが一致するようにアーム部材1に欠肉部11を形成することを前提に、さらに以下のことを考慮して欠肉部11の形状を設定する。
例えば、欠肉部11の断面形状の面積を大きくし、アーム部材1の断面形状の面積を小さくした場合、アーム部材1のねじり剛性は小さくなる。逆に、欠肉部11の断面形状の面積を小さくし、アーム部材1の断面形状の面積を大きくした場合、アーム部材1のねじり剛性は大きくなる。
アーム部材1の軸方向における欠肉部11の長さを、長くした場合、アーム部材1のねじり剛性が小さくなる。逆に、アーム部材1の軸方向における欠肉部11の長さを、短くした場合、アーム部材1のねじり剛性が大きくなる。なお、欠肉部11の長さは、最大でも、欠肉部11が後述のカラー部に到達しない長さとなっている。これは、例えば、欠肉部11がカラー部まで延在すると、そのカラー部と欠肉部11とが交わる位置で応力集中が生じ易いからである。
以上のことを考慮して、アーム部材1のねじり剛性がアーム部材1に柔軟かつ良好にねじれ変形を生じるような所定値となり、かつ、アーム部材1の中心軸Oとアーム部材1の荷重線Yと一致するように、アーム部材1に欠肉部11を設定する。
例えば、図2に示す如く、円柱状のアーム部材1の中央部付近には、断面形状が略X形状となるような欠肉部11が形成されていてもよい。各欠肉部11の断面形状は、略対称形状となるように形成されていてもよい。図2に示すような欠肉部11を形成することでアーム部材1のねじり剛性を、例えば、中空構造のアーム部材1のねじり剛性を100%として、略2%(1/50)に低減できる。
図2に示す如く、アーム部材1の断面形状が略X形状となるように欠肉部11が形成され、アーム部材1に必要な断面積を確保されている。さらに、アーム部材1の中心軸Oとアーム部材1の荷重線Yとは一致していることから、アーム部材1は座屈し難い構造となっている。これにより、アーム部材1の引張強度や圧縮強度を確保しつつ、ねじり応力に応じて柔軟かつ良好にねじれ変形を生じるように、最適なねじり剛性の低減が実現できる。
続いて、本実施形態1に係るアーム部材の製造方法について説明する。
例えば、アーム部材1は、3Dプリンタによって一体成形される。3Dプリンタは、コンピュータ上で作ったアーム部材1の3次元データなどを設計図として、積層造形法などを用いて、その断面形状を付加加工で積層していくことで、3次元のアーム部材1を成形するものである。アーム部材1の3次元データには、上述の如く、アーム部材1のねじり剛性が所定値となり、かつ、アーム部材1の中心軸Oとアーム部材1の荷重線Yとが一致するように、アーム部材1に欠肉部11が設定されている。
3Dプリンタは、アーム部材1の3次元データに基づいて、ノズルを駆動させて、ノズルから、アーム部材1の断面形状に対応する部分に対し、金属、セラミック、ナイロンなどの粉末を吐出すと共に、欠肉部11などのアーム部材1の断面形状以外の部分にサポート材を吐出する。そして、3Dプリンタは、レーザー装置を駆動させて、高電力のレーザーを、アーム部材1の断面形状に対応する部分の粉末に照射することで、各層の断面形状を成形する。3Dプリンタは、上記工程を繰り返すことで、各断面形状を積層し3次元のアーム部材1を成形する。最後に、アーム部材1周辺のサポート材を除去すると共に、アーム部材1内のサポート材を除去する。
以上、本実施形態1に係るアーム部材1において、アーム部材1の中心軸Oと、アーム部材1の荷重線Yと、が一致するように、アーム部材1には少なくとも1つ以上の欠肉部11が形成されている。アーム部材1に欠肉部11を形成することで、アーム部材1の軽量化を図りつつ、ねじり剛性を最適に低減させることができる。さらに、アーム部材1の中心軸Oとアーム部材1の荷重線Yとを一致させることで、アーム部材1は座屈し難くなる。したがって、アーム部材1に生じる応力集中を抑制できる。すなわち、アーム部材1のねじり剛性の低減と耐久性の維持を両立できる。
実施形態2
上記実施形態1において円柱状のアーム部材1の中央部付近には、断面形状が略X形状となるような欠肉部11が形成されている。本実施形態2においては、所望のアーム部材のねじり剛性が得られ、かつ、アーム部材の中心軸とアーム部材の荷重線とが一致するような他の欠肉部の形態について説明する。
図3は、アーム部材の断面形状が略X形状となりその断面の一部が断絶するように形成された欠肉部の一例を示す図である。図4は、図3に示すアーム部材を面Aで切断した際の断面図である。図3に示す如く、円柱状のアーム部材2の中央部付近には、断面形状が略X形状となり、その断面の一部が断絶するような欠肉部21が形成されていてもよい。
図4に示すアーム部材2の断面積は、上記断面の断絶によって、図2に示すアーム部材1の断面積よりも小さい。このため、図4に示すアーム部材2のねじり剛性は、図2に示すアーム部材1のねじり剛性よりも、より低減されている。図3に示すような欠肉部21を形成することでアーム部材2のねじり剛性を、例えば、中空構造のアーム部材のねじり剛性を100%として、略1%(1/100)に低減できる。
図5は、アーム部材の断面形状が軸方向全体に渡って略X形状となるように形成された欠肉部の一例を示す図である。図6は、図5に示すアーム部材を面Aで切断した際の断面図である。図5に示す如く、アーム部材3の断面形状が、軸方向全体に渡って、略X形状となるような欠肉部31が形成されていてもよい。
アーム部材3の軸方向中央部におけるX形状の断面積が、軸方向両端部におけるX形状の断面積よりも大きくなるように欠肉部31が形成されていてもよい。図5に示すような欠肉部31を形成することでアーム部材3のねじり剛性を、例えば、中空構造のアーム部材のねじり剛性を100%として、略10%(1/10)に低減できる。
図7は、アーム部材の断面形状が略円環形状となるように形成された欠肉部の一例を示す図である。図8は、図7に示すアーム部材を面Aで切断した際の断面図である。アーム部材4の断面形状が略円環状となるように、アーム部材4の欠肉部41が形成されていてもよい。さらに、円環形状の断面形状の内円は外円に対し偏心していてもよい。図7に示すような欠肉部41を形成することでアーム部材4のねじり剛性を、例えば、中空構造のアーム部材のねじり剛性を100%として、略5%(1/20)に低減できる。
図9は、アーム部材の断面形状が略四角形状となるように形成された欠肉部の一例を示す図である。図10は、図9に示すアーム部材を面Aで切断した際の断面図である。アーム部材5の断面形状が略四角状となるようにアーム部材5の欠肉部51が形成されていてもよい。さらに、四角状の断面形状の上下端辺の一部が凹状となるようにアーム部材5の欠肉部51が形成されていてもよい。図9に示すような欠肉部51を形成することでアーム部材5のねじり剛性を、例えば、中空構造のアーム部材のねじり剛性を100%として、略2.5%(1/40)に低減できる。
実施形態3
図11は、本発明の実施形態3に係るアーム部材の斜視図である。図12は、図11に示すアーム部材を面Aで切断した際の断面図である。アーム部材1の両端には、例えば、図11に示す如く、筒状のカラー部10がそれぞれ形成されている。アーム部材1と各カラー部10とは、例えば、3Dプリンタにより一体成型されている。
アーム部材1の端部には、内部が空洞の中空部12がアーム部材1の軸方向に沿って形成されている。中空部12は、アーム部材1の軸方向に沿って、アーム部材1端部から所定距離だけ空洞となるように形成されている。このようにアーム部材1の端部を空洞とすることで、アーム部材1の軽量化を図ると共に、アーム部材1のねじり剛性を低減できる。
カラー部10のアーム部材1端部と接続する接続部分には、カラー部10内部と中空部12とが連通する連通孔13が形成されている。この連通孔13を用いて中空部12内のサポート材を抜くことができる。
さらに、連通孔13は、図心を繋げた中心軸Oを中心にして形成されている。したがって、連通孔13で応力集中が生じ難くなり、その耐久性を向上させることができる。すなわち、アーム部材1の耐久性を高めると共に軽量化を実現できる。なお、アーム部材1端部とカラー部10とが接続する部分は、図心から外れていることから、その強度及びロバスト性を確保することができる。
本実施形態3において、上記実施形態1と同一部分には同一符号を付して、詳細な説明は省略する。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他のさまざまな形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
上記実施形態において、アーム部材1は、サスペンションアームに適用されているが、これに限定されない。アーム部材1は、例えば、エンジンのトルクロッドなどに適用されてもよく、トルクがかかる任意の棒状のアームに適用されてもよい。
1 アーム部材、10 カラー部、11 欠肉部、12 中空部、13 連通孔

Claims (6)

  1. 棒状のアーム部材であって、
    前記アーム部材を前記アーム部材の軸に垂直な面によって切断した際の各断面形状の図心を前記アーム部材の軸方向に繋げた線である中心軸と、前記アーム部材において荷重がかかる線を示す荷重線と、が一致するように、前記アーム部材には少なくとも1つ以上の欠肉部が形成されている、
    ことを特徴とするアーム部材。
  2. 請求項1記載のアーム部材であって、
    前記アーム部材のねじり剛性が所定値となり、かつ、前記アーム部材の中心軸と前記荷重線とが一致するように、前記アーム部材に前記欠肉部が形成されている、
    ことを特徴とするアーム部材。
  3. 請求項1又は2記載のアーム部材であって、
    前記アーム部材の端部には筒状のカラー部が一体成形されており、
    前記アーム部材の端部には、内部が空洞の中空部が前記アーム部材の軸方向に沿って形成されており、
    前記カラー部の前記アーム部材端部と接続する接続部分には、該カラー部内部と前記中空部とが連通する連通孔が形成されており、
    前記連通孔は、前記アーム部材の中心軸を中心にして形成されている、
    ことを特徴とするアーム部材。
  4. 請求項1乃至3のうちいずれか1項記載のアーム部材であって、
    前記アーム部材の断面形状がX形状となるような前記欠肉部が形成されている、
    ことを特徴とするアーム部材。
  5. 棒状のアーム部材の製造方法であって、
    前記アーム部材を前記アーム部材の軸に垂直な面によって切断した際の各断面形状の図心を前記アーム部材の軸方向に繋げた線である中心軸と、前記アーム部材において荷重がかかる線を示す荷重線と、が一致するように、前記アーム部材には少なくとも1つ以上の欠肉部が形成される、
    ことを特徴とするアーム部材の製造方法。
  6. 請求項4記載のアーム部材の製造方法であって、
    前記アーム部材は、3Dプリンタにより一体成形される、
    ことを特徴とするアーム部材の製造方法。
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