JPH07242110A - サスペンション部品 - Google Patents
サスペンション部品Info
- Publication number
- JPH07242110A JPH07242110A JP3342494A JP3342494A JPH07242110A JP H07242110 A JPH07242110 A JP H07242110A JP 3342494 A JP3342494 A JP 3342494A JP 3342494 A JP3342494 A JP 3342494A JP H07242110 A JPH07242110 A JP H07242110A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hollow
- hole
- annular
- suspension
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2206/00—Indexing codes related to the manufacturing of suspensions: constructional features, the materials used, procedures or tools
- B60G2206/01—Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
- B60G2206/10—Constructional features of arms
- B60G2206/11—Constructional features of arms the arm being a radius or track or torque or steering rod or stabiliser end link
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2206/00—Indexing codes related to the manufacturing of suspensions: constructional features, the materials used, procedures or tools
- B60G2206/01—Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
- B60G2206/80—Manufacturing procedures
- B60G2206/81—Shaping
- B60G2206/8101—Shaping by casting
Landscapes
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
[目的] 軽量で剛性があり、しかも重要保安部品とし
て充分な信頼性を保証し得る。 [構成] ほぼ中央に貫通穴を有する複数個の環状部材
を中空部材によって結合せる一体構造の金属製部材であ
って、上記環状部材の貫通穴と上記中空部材の中空部を
連通せしめることを特徴とするサスペンション部品。
て充分な信頼性を保証し得る。 [構成] ほぼ中央に貫通穴を有する複数個の環状部材
を中空部材によって結合せる一体構造の金属製部材であ
って、上記環状部材の貫通穴と上記中空部材の中空部を
連通せしめることを特徴とするサスペンション部品。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両とくに自動車、単
車などの懸架装置に用いるのに適したサスペンション部
品に関するものである。
車などの懸架装置に用いるのに適したサスペンション部
品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トルクロッドやロアーアームなどに代表
されるサスペンション部品は、重要保安部品として強度
と剛性及び充分な信頼性が要求されるものであるが、一
方では軽量化のため重量的な制約やコスト面での制約を
受けるなど、きわめて厳しい条件を要求される部品であ
る。このようなサスペンション部品は、多くの場合図5
及び図6に示すようなI形断面形状部材12と環状部材
11を一体に鍛造成形した部材が用いられている。とこ
ろがI形断面形状の部材では上下方向の荷重に対しては
剛性があるが、横方向の荷重に対しては弱い。又H形断
面形状の部材では横方向の荷重に対しては剛性がある
が、上下方向の荷重に対しては弱いという欠点がある。
されるサスペンション部品は、重要保安部品として強度
と剛性及び充分な信頼性が要求されるものであるが、一
方では軽量化のため重量的な制約やコスト面での制約を
受けるなど、きわめて厳しい条件を要求される部品であ
る。このようなサスペンション部品は、多くの場合図5
及び図6に示すようなI形断面形状部材12と環状部材
11を一体に鍛造成形した部材が用いられている。とこ
ろがI形断面形状の部材では上下方向の荷重に対しては
剛性があるが、横方向の荷重に対しては弱い。又H形断
面形状の部材では横方向の荷重に対しては剛性がある
が、上下方向の荷重に対しては弱いという欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような欠点を解消
するために、上下左右の荷重に強い円形断面形状の部材
も用いられている、これは図7に示すように鍛造によっ
て成形された環状部材11をパイプ13によって溶接結
合するものである。この方法では強度的には満足できる
ものの、重量が著しく増大するばかりでなく、溶接工数
が増大して製造原価が高騰し、しかも溶接部の信頼性に
問題があるなど業界では新規な技術の開発が強く望まれ
ていたところである。
するために、上下左右の荷重に強い円形断面形状の部材
も用いられている、これは図7に示すように鍛造によっ
て成形された環状部材11をパイプ13によって溶接結
合するものである。この方法では強度的には満足できる
ものの、重量が著しく増大するばかりでなく、溶接工数
が増大して製造原価が高騰し、しかも溶接部の信頼性に
問題があるなど業界では新規な技術の開発が強く望まれ
ていたところである。
【0004】本発明は、上述せる従来技術の問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、軽
量で剛性があり、しかも重要保安部品として充分な信頼
性を保証し得るサスペンション部品を提供するものであ
る。
みてなされたものであり、その目的とするところは、軽
量で剛性があり、しかも重要保安部品として充分な信頼
性を保証し得るサスペンション部品を提供するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のサスペンション
部品は、ほぼ中央に貫通穴を有する複数個の環状部材を
中空部材によって結合せる一体構造の金属製部材であっ
て、上記環状部材の貫通穴と上記中空部材の中空部を連
通せしめることを特徴とするものである。
部品は、ほぼ中央に貫通穴を有する複数個の環状部材を
中空部材によって結合せる一体構造の金属製部材であっ
て、上記環状部材の貫通穴と上記中空部材の中空部を連
通せしめることを特徴とするものである。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて更に詳
細に説明する。図1はトルクロッドの平面図、図2は図
1のA−A断面図、図3はロアーアームの平面図、図4
は図3のB−B断面図である。
細に説明する。図1はトルクロッドの平面図、図2は図
1のA−A断面図、図3はロアーアームの平面図、図4
は図3のB−B断面図である。
【0007】図において、ほぼ中央に貫通穴1を有する
複数個の環状部材2を中空部材3によって結合せる一体
構造の金属製部材であって、上記環状部材2の貫通穴1
と上記中空部材3の中空部4を連通せしめる構成とした
ものである。
複数個の環状部材2を中空部材3によって結合せる一体
構造の金属製部材であって、上記環状部材2の貫通穴1
と上記中空部材3の中空部4を連通せしめる構成とした
ものである。
【0008】以上の構成により次に作用効果を説明す
る。図1、図2は2個の環状部材2を1個の中空部材3
によって結合したトルクロッドであるが、図3、図4は
3個の環状部材2を2個の中空部材3によって結合した
ロアーアームである。これらのサスペンション部品は所
望の機械的性質が得られ、鋳造性に優れた球状黒鉛鋳鉄
製であることが望ましい。この場合、貫通穴1と中空部
4とは一体の中子で成形することができるので、中子の
数が少なく寸法精度の良い鋳造品を得ることができる。
また鋳張りの発生箇所も最も少なく鋳仕上工数の低減に
もきわめて効果的である。さらに本発明は鉄製部材に限
定されるものではなく、アルミニウム鋳物など非鉄金属
鋳物でも充分に実施し得ることは勿論である。中空部4
の断面形状は円形でも方形でも同様の効果を得ることが
できる。
る。図1、図2は2個の環状部材2を1個の中空部材3
によって結合したトルクロッドであるが、図3、図4は
3個の環状部材2を2個の中空部材3によって結合した
ロアーアームである。これらのサスペンション部品は所
望の機械的性質が得られ、鋳造性に優れた球状黒鉛鋳鉄
製であることが望ましい。この場合、貫通穴1と中空部
4とは一体の中子で成形することができるので、中子の
数が少なく寸法精度の良い鋳造品を得ることができる。
また鋳張りの発生箇所も最も少なく鋳仕上工数の低減に
もきわめて効果的である。さらに本発明は鉄製部材に限
定されるものではなく、アルミニウム鋳物など非鉄金属
鋳物でも充分に実施し得ることは勿論である。中空部4
の断面形状は円形でも方形でも同様の効果を得ることが
できる。
【0009】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
サスペンション部品は、鋳張りの発生箇所を最小限とし
て鋳仕上工数を低減し、軽量で剛性を有し、しかも重要
保安部品として充分な信頼性を保証し得るサスペンショ
ン部品を提供するもので工業的に多くの優れた効果を有
するものである。
サスペンション部品は、鋳張りの発生箇所を最小限とし
て鋳仕上工数を低減し、軽量で剛性を有し、しかも重要
保安部品として充分な信頼性を保証し得るサスペンショ
ン部品を提供するもので工業的に多くの優れた効果を有
するものである。
【図1】トルクロッドの平面図、
【図2】図1のA−A断面図、
【図3】ロアーアームの平面図、
【図4】図3のB−B断面図、
【図5】従来のトルクロッドの平面図、
【図6】図5のC−C断面図、
【図7】従来のロアーアームの平面図である。
1 貫通穴 11 環状部材 2 環状部材 12 I形断面形状部材 3 中空部材 13 パイプ 4 中空部
Claims (1)
- 【請求項1】ほぼ中央に貫通穴を有する複数個の環状部
材を中空部材によって結合せる一体構造の金属製部材で
あって、上記環状部材の貫通穴と上記中空部材の中空部
を連通せしめることを特徴とするサスペンション部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3342494A JPH07242110A (ja) | 1994-03-03 | 1994-03-03 | サスペンション部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3342494A JPH07242110A (ja) | 1994-03-03 | 1994-03-03 | サスペンション部品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07242110A true JPH07242110A (ja) | 1995-09-19 |
Family
ID=12386185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3342494A Pending JPH07242110A (ja) | 1994-03-03 | 1994-03-03 | サスペンション部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07242110A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08207534A (ja) * | 1994-11-19 | 1996-08-13 | Lemfoerder Metallwaren Ag | 自動車の走行装置構成部分をヒンジ結合するための揺動支持エレメント又はこれに類するもの |
JP2007076547A (ja) * | 2005-09-15 | 2007-03-29 | Aisin Keikinzoku Co Ltd | サスペンションリンク |
JP2008230606A (ja) * | 2008-06-11 | 2008-10-02 | Aisin Keikinzoku Co Ltd | サスペンションリンク |
EP2241459A1 (en) * | 2008-02-05 | 2010-10-20 | Showa Denko K.K. | Link part for vehicle |
CN110126564A (zh) * | 2018-02-09 | 2019-08-16 | 丰田自动车株式会社 | 臂部件及其制造方法 |
-
1994
- 1994-03-03 JP JP3342494A patent/JPH07242110A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08207534A (ja) * | 1994-11-19 | 1996-08-13 | Lemfoerder Metallwaren Ag | 自動車の走行装置構成部分をヒンジ結合するための揺動支持エレメント又はこれに類するもの |
JP2007076547A (ja) * | 2005-09-15 | 2007-03-29 | Aisin Keikinzoku Co Ltd | サスペンションリンク |
EP2241459A1 (en) * | 2008-02-05 | 2010-10-20 | Showa Denko K.K. | Link part for vehicle |
EP2241459A4 (en) * | 2008-02-05 | 2011-03-09 | Showa Denko Kk | CONNECTING PART FOR A VEHICLE |
JP2008230606A (ja) * | 2008-06-11 | 2008-10-02 | Aisin Keikinzoku Co Ltd | サスペンションリンク |
CN110126564A (zh) * | 2018-02-09 | 2019-08-16 | 丰田自动车株式会社 | 臂部件及其制造方法 |
JP2019137206A (ja) * | 2018-02-09 | 2019-08-22 | トヨタ自動車株式会社 | アーム部材及びその製造方法 |
CN110126564B (zh) * | 2018-02-09 | 2022-10-18 | 丰田自动车株式会社 | 臂部件及其制造方法 |
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