JP2002047420A - シラン−シリコーン組成物 - Google Patents
シラン−シリコーン組成物Info
- Publication number
- JP2002047420A JP2002047420A JP2001155660A JP2001155660A JP2002047420A JP 2002047420 A JP2002047420 A JP 2002047420A JP 2001155660 A JP2001155660 A JP 2001155660A JP 2001155660 A JP2001155660 A JP 2001155660A JP 2002047420 A JP2002047420 A JP 2002047420A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- amino
- hydrocarbon group
- same
- different
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 すぐれた特性を持つシラン−シリコーン組成
物、特にアミノ基およびその誘導体を含有するシラン−
シリコーン組成物を提供する。 【解決手段】 (A)アミノ基又はその誘導体基含有シ
リコーン99.9〜0.1重量%と、シラン化合物とし
て(B)SiRA S(ORa)4-S又はその加水分解縮合物
95重量%以下、(C)Si(ORb)mRc nXp又はそ
の加水分解縮合物99重量%以下、(D)Si(O
Rd)tRe rXN q又はその加水分解縮合物90重量%以
下、(各式中Rは炭化水素基又はアルコキシ基、Xはア
ミノ基等である)とからなるシラン−シリコーン組成
物。(但し、(B)、(C)、(D)成分の合計の含有
量は0.1〜99.9重量%である)
物、特にアミノ基およびその誘導体を含有するシラン−
シリコーン組成物を提供する。 【解決手段】 (A)アミノ基又はその誘導体基含有シ
リコーン99.9〜0.1重量%と、シラン化合物とし
て(B)SiRA S(ORa)4-S又はその加水分解縮合物
95重量%以下、(C)Si(ORb)mRc nXp又はそ
の加水分解縮合物99重量%以下、(D)Si(O
Rd)tRe rXN q又はその加水分解縮合物90重量%以
下、(各式中Rは炭化水素基又はアルコキシ基、Xはア
ミノ基等である)とからなるシラン−シリコーン組成
物。(但し、(B)、(C)、(D)成分の合計の含有
量は0.1〜99.9重量%である)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、すぐれた特性を持
つシラン−シリコーン組成物、特にアミノ基およびその
誘導体を含有するシラン−シリコーン組成物に関する。
つシラン−シリコーン組成物、特にアミノ基およびその
誘導体を含有するシラン−シリコーン組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アミノ変性シリコーンを各種基材
に塗布、又は含浸させて撥水性を付与することは広く行
われておりカーポリッシュ、雨具等の分野で応用されて
いる。また、縮合反応性基を持つアミノ変性シリコーン
も同様に有効に用いられる。しかし、撥水性を保持しつ
つ撥油性を出す為には、従来は、フッ素化合物の含有を
用いることが必須であり、フッ素化合物は、価格面や焼
却時のハロゲン含有ガスによるオゾン層破壊などの問題
があり、フッ素化合物に代えてケイ素系の組成物の撥水
性を維持しながら、撥油性の実現が求められていた。ま
た、アミノ変性シリコーンでは、ホコリ等の付着を起こ
すケースがあり、この改善も求められていた。
に塗布、又は含浸させて撥水性を付与することは広く行
われておりカーポリッシュ、雨具等の分野で応用されて
いる。また、縮合反応性基を持つアミノ変性シリコーン
も同様に有効に用いられる。しかし、撥水性を保持しつ
つ撥油性を出す為には、従来は、フッ素化合物の含有を
用いることが必須であり、フッ素化合物は、価格面や焼
却時のハロゲン含有ガスによるオゾン層破壊などの問題
があり、フッ素化合物に代えてケイ素系の組成物の撥水
性を維持しながら、撥油性の実現が求められていた。ま
た、アミノ変性シリコーンでは、ホコリ等の付着を起こ
すケースがあり、この改善も求められていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はフッ素化合物
を使用すること無く、撥水性、撥油性があり、ホコリが
付き難く、汚れ防止性能があり、且つ落書き等の落とし
易いシラン−シリコーン組成物を提供することを課題と
するものである。
を使用すること無く、撥水性、撥油性があり、ホコリが
付き難く、汚れ防止性能があり、且つ落書き等の落とし
易いシラン−シリコーン組成物を提供することを課題と
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記課題
を解決するため研究を重ねた結果、縮合反応性基およ
び、アミノ基およびまたはアミノ誘導体基をもつシラン
−シリコーン組成物を用いる事により、フッ素化合物を
使用すること無く、撥水性、撥油性があり、ホコリが付
き難く、汚れ防止性能があり、且つ落書き等の落とし易
いシラン−シリコーン組成物を提供できる事を見いだ
し、本発明をなすに至った。
を解決するため研究を重ねた結果、縮合反応性基およ
び、アミノ基およびまたはアミノ誘導体基をもつシラン
−シリコーン組成物を用いる事により、フッ素化合物を
使用すること無く、撥水性、撥油性があり、ホコリが付
き難く、汚れ防止性能があり、且つ落書き等の落とし易
いシラン−シリコーン組成物を提供できる事を見いだ
し、本発明をなすに至った。
【0005】すなわち、本発明は (1) (A)アミノ基およびまたはその誘導体基を有
するシリコーン99.9〜0.1重量%、(B)SiR
A S(ORa)4-Sであらわされるシラン化合物およびまた
はその加水分解縮合物0〜95重量%(但し、式中RA
は各々異なっていても同じでもよい炭化水素基、Raは
各々異なっていても同じでもよい炭化水素基またはアル
コキシ炭化水素基であり、Sは0〜3である。)、
(C)Si(ORb)mRc nXpであらわされるシラン化
合物およびまたはその加水分解縮合物99〜0重量%
(但し、式中Rbは各々異なっていても同じでもよい炭
化水素基またはアルコキシ炭化水素基であり、Rcは各
々異なってまたは同じで炭化水素基、Xはアミノ基およ
びまたはアミノ誘導体基を含まない反応性基、mは1〜
3、nは0〜3、pは1〜3、m+n+p=4であ
る)、(D)Si(ORd)tRe rXN qであらわされるシ
ラン化合物およびまたはその加水分解縮合物99〜0重
量%(但し、式中Rdは各々異なってまたは同じで炭化
水素基またはアルコキシ炭化水素基、Reは各々異なっ
てまたは同じで炭化水素基、XNはアミノ基およびまた
はアミノ誘導体基を含む基、およびまたは、アミノ基お
よびまたはアミノ誘導体基を含む基を有する炭化水素
基、tは1〜3、rは0〜3、qは1〜3、t+r+q
=4である)、からなるシラン−シリコーン組成物。
(但し、(B)、(C)、(D)成分の合計の含有量は
0.1〜99.9重量%である)
するシリコーン99.9〜0.1重量%、(B)SiR
A S(ORa)4-Sであらわされるシラン化合物およびまた
はその加水分解縮合物0〜95重量%(但し、式中RA
は各々異なっていても同じでもよい炭化水素基、Raは
各々異なっていても同じでもよい炭化水素基またはアル
コキシ炭化水素基であり、Sは0〜3である。)、
(C)Si(ORb)mRc nXpであらわされるシラン化
合物およびまたはその加水分解縮合物99〜0重量%
(但し、式中Rbは各々異なっていても同じでもよい炭
化水素基またはアルコキシ炭化水素基であり、Rcは各
々異なってまたは同じで炭化水素基、Xはアミノ基およ
びまたはアミノ誘導体基を含まない反応性基、mは1〜
3、nは0〜3、pは1〜3、m+n+p=4であ
る)、(D)Si(ORd)tRe rXN qであらわされるシ
ラン化合物およびまたはその加水分解縮合物99〜0重
量%(但し、式中Rdは各々異なってまたは同じで炭化
水素基またはアルコキシ炭化水素基、Reは各々異なっ
てまたは同じで炭化水素基、XNはアミノ基およびまた
はアミノ誘導体基を含む基、およびまたは、アミノ基お
よびまたはアミノ誘導体基を含む基を有する炭化水素
基、tは1〜3、rは0〜3、qは1〜3、t+r+q
=4である)、からなるシラン−シリコーン組成物。
(但し、(B)、(C)、(D)成分の合計の含有量は
0.1〜99.9重量%である)
【0006】(2)(A)アミノ基およびまたはその誘
導体基を有するシリコーン99.9〜10重量%、
(B)SiRA S(ORa)4-Sであらわされるシラン化合
物およびまたはその加水分解縮合物0.1〜90重量%
(但し、式中RAは各々異なっていても同じでもよい炭
化水素基、Raは各々異なっていても同じでもよい炭化
水素基またはアルコキシ炭化水素基であり、Sは0〜3
である。)、(D)Si(ORd)tRe rXN qであらわさ
れるシラン化合物およびまたはその加水分解縮合物0.
1〜90重量%(但し、式中Rd、Reは各々異なってま
たは同じで炭化水素基、XNはアミノ基およびまたはア
ミノ誘導体基を含む基、およびまたは、アミノ基および
またはアミノ誘導体基を含む基を有する炭化水素基、t
は1〜3、rは0〜3、qは1〜3、t+r+q=4で
ある)、からなる上記1記載のシラン−シリコーン組成
物。
導体基を有するシリコーン99.9〜10重量%、
(B)SiRA S(ORa)4-Sであらわされるシラン化合
物およびまたはその加水分解縮合物0.1〜90重量%
(但し、式中RAは各々異なっていても同じでもよい炭
化水素基、Raは各々異なっていても同じでもよい炭化
水素基またはアルコキシ炭化水素基であり、Sは0〜3
である。)、(D)Si(ORd)tRe rXN qであらわさ
れるシラン化合物およびまたはその加水分解縮合物0.
1〜90重量%(但し、式中Rd、Reは各々異なってま
たは同じで炭化水素基、XNはアミノ基およびまたはア
ミノ誘導体基を含む基、およびまたは、アミノ基および
またはアミノ誘導体基を含む基を有する炭化水素基、t
は1〜3、rは0〜3、qは1〜3、t+r+q=4で
ある)、からなる上記1記載のシラン−シリコーン組成
物。
【0007】(3) (A)、(B)、(C)、(D)
成分の合計が1%未満になるように有機溶剤で希釈され
た事を特徴とする上記1、2記載の有機溶剤希釈シラン
−シリコーン組成物。
成分の合計が1%未満になるように有機溶剤で希釈され
た事を特徴とする上記1、2記載の有機溶剤希釈シラン
−シリコーン組成物。
【0008】(4) 上記1〜3のいずれかに記載の組
成物からなる塗料用組成物。
成物からなる塗料用組成物。
【0009】(5) 上記1〜3のいずれかに記載の組
成物からなる撥水・撥油剤。
成物からなる撥水・撥油剤。
【0010】(6) 上記1〜3記載の落書き防止剤。
【0011】(7) 上記1〜3記載の汚れ防止剤。を
提供するものである。
提供するものである。
【0012】以下本発明を詳細に説明する。本発明の組
成物の(A)成分である、アミノ基およびまたはその誘
導体基を有するシリコーンは、アミノ基およびまたはそ
の誘導体基を構造の中に含んでいるシリコーンであり、
その末端は封鎖されていてもされていなくても良い。末
端に水酸基またはアルコキシ基またはアルキルアルコキ
シ基等の縮合反応性基を有するものはより好適に用いら
れる。本発明で用いるシリコーンは、ポリオルガノシロ
キサンであり、その変性品、分岐品、部分架橋品等も用
いることができる。
成物の(A)成分である、アミノ基およびまたはその誘
導体基を有するシリコーンは、アミノ基およびまたはそ
の誘導体基を構造の中に含んでいるシリコーンであり、
その末端は封鎖されていてもされていなくても良い。末
端に水酸基またはアルコキシ基またはアルキルアルコキ
シ基等の縮合反応性基を有するものはより好適に用いら
れる。本発明で用いるシリコーンは、ポリオルガノシロ
キサンであり、その変性品、分岐品、部分架橋品等も用
いることができる。
【0013】ポリシロキサンの具体例を化学式で表せば
下式の様になる。 (R1R2SiO2/2)D・(R3R4R5SiO1/2)M・
(R6SiO3/2)T・(SiO4/2)Q 但し、D/(M+D+T+Q)=0.1〜1、M/(M
+D+T+Q)=0〜0.5、T/(M+D+T+Q)
=0〜0.8、Q/(M+D+T+Q)=0〜0.5で
ある。より好ましくはD/(M+D+T+Q)=0.5
〜1、M/(M+D+T+Q)=0〜0.1、T/(M
+D+T+Q)=0〜0.4、Q/(M+D+T+Q)
=0〜0.1である。これらのポリシロキサンの好まし
い粘度は25℃において0.1〜10,000,000
cStである。
下式の様になる。 (R1R2SiO2/2)D・(R3R4R5SiO1/2)M・
(R6SiO3/2)T・(SiO4/2)Q 但し、D/(M+D+T+Q)=0.1〜1、M/(M
+D+T+Q)=0〜0.5、T/(M+D+T+Q)
=0〜0.8、Q/(M+D+T+Q)=0〜0.5で
ある。より好ましくはD/(M+D+T+Q)=0.5
〜1、M/(M+D+T+Q)=0〜0.1、T/(M
+D+T+Q)=0〜0.4、Q/(M+D+T+Q)
=0〜0.1である。これらのポリシロキサンの好まし
い粘度は25℃において0.1〜10,000,000
cStである。
【0014】さらにR1〜R6は、それぞれ単独で同一で
または異なって次に挙げるもののなから選択される。こ
れらの選択の方法は、同一構造ユニット例えば(R1R2
S0iO2/2)D構造ユニットの中で、例えばR1として
メチル基、例えばR2として同時に異なるものすなわち
メチル基とフェニル基と水素の3種類の基を同時に選択
する事を妨げる物でない。また、各ユニットをつなぐ為
の構造が各ユニット構造と異なる形態を取っていても構
わない。
または異なって次に挙げるもののなから選択される。こ
れらの選択の方法は、同一構造ユニット例えば(R1R2
S0iO2/2)D構造ユニットの中で、例えばR1として
メチル基、例えばR2として同時に異なるものすなわち
メチル基とフェニル基と水素の3種類の基を同時に選択
する事を妨げる物でない。また、各ユニットをつなぐ為
の構造が各ユニット構造と異なる形態を取っていても構
わない。
【0015】R1〜R6の例を挙げれば、直鎖状または分
岐状の炭素数1〜20のアルキル基又はアルケニル基及
びそのハロゲン置換体、炭素数5〜25のシクロアルキ
ル基又はシクロアルケニル基及びそのハロゲン置換体、
炭素数6〜25のアラルキル基又はアリール基及びその
ハロゲン置換体、水素、ヒドロキシル基、アルコキシ
基、ハロゲン基、アシルオキシ基、ケトキシメート基、
アミノ基、アミド基、アミノキシ基、メルカプト基、ア
ルケニルオキシ基、酸無水物基、カルボニル基、糖類、
シアノ基、オキサゾリン基、イソイアナート基、等およ
びまたはこれらの基の炭化水素置換体より選択すること
ができる。
岐状の炭素数1〜20のアルキル基又はアルケニル基及
びそのハロゲン置換体、炭素数5〜25のシクロアルキ
ル基又はシクロアルケニル基及びそのハロゲン置換体、
炭素数6〜25のアラルキル基又はアリール基及びその
ハロゲン置換体、水素、ヒドロキシル基、アルコキシ
基、ハロゲン基、アシルオキシ基、ケトキシメート基、
アミノ基、アミド基、アミノキシ基、メルカプト基、ア
ルケニルオキシ基、酸無水物基、カルボニル基、糖類、
シアノ基、オキサゾリン基、イソイアナート基、等およ
びまたはこれらの基の炭化水素置換体より選択すること
ができる。
【0016】好ましい例としては、メチル基、エチル
基、プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソ
ブチル基、ターシャリーブチル基、ペンチル基、イソペ
ンチル基、ネオペンチル基、ヘキシル基、イソヘキシル
基、ヘプチル基、イソヘプチル基、オクチル基、イソオ
クチル基、ノニル基、デシル基等の直鎖又は分岐状のア
ルキル基及びそれらのハロゲン置換体、ビニル基、アリ
ル基、ホモアリル基などのアルケニル基、シクロペンチ
ル基、シクロヘキシル基、シクロへプチル基、シクロオ
クチル基、ジシクロペンチル基、デカヒドロナフチル基
などのシクロアルキル基及びそのハロゲン置換体、
基、プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソ
ブチル基、ターシャリーブチル基、ペンチル基、イソペ
ンチル基、ネオペンチル基、ヘキシル基、イソヘキシル
基、ヘプチル基、イソヘプチル基、オクチル基、イソオ
クチル基、ノニル基、デシル基等の直鎖又は分岐状のア
ルキル基及びそれらのハロゲン置換体、ビニル基、アリ
ル基、ホモアリル基などのアルケニル基、シクロペンチ
ル基、シクロヘキシル基、シクロへプチル基、シクロオ
クチル基、ジシクロペンチル基、デカヒドロナフチル基
などのシクロアルキル基及びそのハロゲン置換体、
【0017】シクロペンテニル基(1−及び2−、3
−)、シクロヘキセニル基(1−及び2−、3−)等の
シクロアルケニル基、フェニル基、ナフチル基、テトラ
ヒドロナフチル基、トリル基、エチルフェニル基等のア
ラルキル基及びアリール基及びそれらのハロゲン置換
体、水素、ヒドロキシル基、メトキシ基、エトキシ基、
プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、イソブ
トキシ基、ターシャリーブトキシ基、ヘキシロキシ基、
イソヘキシロキシ基、2−ヘキシロキシ基、オクチロキ
シ基、イソオクチロキシ基、2−オクチロキシ基、フル
オロ基、クロル基、ブロモ基、ヨード基、アセトキシ
基、ジメチルケトオキシム基、メチルエチルケトオキシ
ム基、アミノ基、ヒドロキシアミノ基、ジメチルアミノ
基、ジエチルアミノ基、
−)、シクロヘキセニル基(1−及び2−、3−)等の
シクロアルケニル基、フェニル基、ナフチル基、テトラ
ヒドロナフチル基、トリル基、エチルフェニル基等のア
ラルキル基及びアリール基及びそれらのハロゲン置換
体、水素、ヒドロキシル基、メトキシ基、エトキシ基、
プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、イソブ
トキシ基、ターシャリーブトキシ基、ヘキシロキシ基、
イソヘキシロキシ基、2−ヘキシロキシ基、オクチロキ
シ基、イソオクチロキシ基、2−オクチロキシ基、フル
オロ基、クロル基、ブロモ基、ヨード基、アセトキシ
基、ジメチルケトオキシム基、メチルエチルケトオキシ
ム基、アミノ基、ヒドロキシアミノ基、ジメチルアミノ
基、ジエチルアミノ基、
【0018】ホルムアミド基、アセトアミド基、アミノ
オキシ基、メルカプト基、メチルメルカプト基、エチル
メルカプト基、グリシジル基、エチレングリコキシ基、
ジエチレングリコキシ基、ポリエチレングリコキシ基、
プロピレングリコキシ基、ジプロピレングリコキシ基、
ポリプロピレングリコキシ基、メトキシエチレングリコ
キシ基、エトキシエチレングリコキシ基、メトキシジエ
チレングリコキシ基、エトキシジエチレングリコキシ
基、メトキシプロピレングリコキシ基、メトキシジプロ
ピレングリコキシ基、エトキシジプロピレングリコキシ
基、等を挙げることができる。本発明のポリシロキサン
は、SILICONES&INDUSTRYに見られる
ような、業界の公知の方法で製造することができる。
オキシ基、メルカプト基、メチルメルカプト基、エチル
メルカプト基、グリシジル基、エチレングリコキシ基、
ジエチレングリコキシ基、ポリエチレングリコキシ基、
プロピレングリコキシ基、ジプロピレングリコキシ基、
ポリプロピレングリコキシ基、メトキシエチレングリコ
キシ基、エトキシエチレングリコキシ基、メトキシジエ
チレングリコキシ基、エトキシジエチレングリコキシ
基、メトキシプロピレングリコキシ基、メトキシジプロ
ピレングリコキシ基、エトキシジプロピレングリコキシ
基、等を挙げることができる。本発明のポリシロキサン
は、SILICONES&INDUSTRYに見られる
ような、業界の公知の方法で製造することができる。
【0019】本発明の(A)成分であるアミノ基および
またはその誘導体基を有するシリコーンは先に定義した
シリコーンの内でアミノ基、アミノ変性基、アミノ置換
基、アミノ基から誘導される基を持つ物である。アミノ
基としては、1級アミン、2級アミン、3級アミン、4
級アンモニウム塩等が含まれる。
またはその誘導体基を有するシリコーンは先に定義した
シリコーンの内でアミノ基、アミノ変性基、アミノ置換
基、アミノ基から誘導される基を持つ物である。アミノ
基としては、1級アミン、2級アミン、3級アミン、4
級アンモニウム塩等が含まれる。
【0020】具体例を挙げれば、H2N(CH2)3−、
H2N(CH2)2−、H2N(CH2) 3−、H2N(C
H2)4−、H2N(CH2)5−、H3CHN(CH2)
2−、H3CNH(CH2)3−、H5C2NH(CH2)
3−、H5C2NH(CH2)3−、H(NHCH2CH2)3
−、H2N(CH2)2NH(CH2)2−、H2N(C
H2)2NH(CH2)3−、C4H9NH(H2C)2NH
(CH2)3−、シクロ−C6H11NH(CH2)3−、シ
クロ−C6H11NH(CH2)2−、(CH3)2N(C
H2)3−、(CH3)2N(CH2)2−、(C2H5)2N
(CH2)3−、(C2H5)2N(CH2)2等を挙げる事が
できる。さらにこれらのアミノ変性シリコーンの誘導体
も用いる事ができる。誘導体としては、アミド、イミ
ド、各種酸との塩、オキシム、ケトオキシム等を挙げる
ことができる。
H2N(CH2)2−、H2N(CH2) 3−、H2N(C
H2)4−、H2N(CH2)5−、H3CHN(CH2)
2−、H3CNH(CH2)3−、H5C2NH(CH2)
3−、H5C2NH(CH2)3−、H(NHCH2CH2)3
−、H2N(CH2)2NH(CH2)2−、H2N(C
H2)2NH(CH2)3−、C4H9NH(H2C)2NH
(CH2)3−、シクロ−C6H11NH(CH2)3−、シ
クロ−C6H11NH(CH2)2−、(CH3)2N(C
H2)3−、(CH3)2N(CH2)2−、(C2H5)2N
(CH2)3−、(C2H5)2N(CH2)2等を挙げる事が
できる。さらにこれらのアミノ変性シリコーンの誘導体
も用いる事ができる。誘導体としては、アミド、イミ
ド、各種酸との塩、オキシム、ケトオキシム等を挙げる
ことができる。
【0021】(A)成分のアミノ変性シリコーンまたは
その誘導体は、縮合反応性基を持つものと持たないもの
の両方を概念として包含するが、より好ましくは縮合反
応性基を持つものである。これらのアミノ変性シリコー
ンは単独でまたは複数併用して用いる事ができる。また
酸成分と組み合わせても用いることができる。
その誘導体は、縮合反応性基を持つものと持たないもの
の両方を概念として包含するが、より好ましくは縮合反
応性基を持つものである。これらのアミノ変性シリコー
ンは単独でまたは複数併用して用いる事ができる。また
酸成分と組み合わせても用いることができる。
【0022】(A)成分の添加量は99.9〜0.1重
量%、好ましくは99〜10重量%、より好ましくは9
9〜30重量%、さらに好ましくは99〜50重量%、
最も好ましくは99〜85重量%である。
量%、好ましくは99〜10重量%、より好ましくは9
9〜30重量%、さらに好ましくは99〜50重量%、
最も好ましくは99〜85重量%である。
【0023】本発明の組成物の(B)成分はSiR
A S(ORa)4-Sであらわされるシラン化合物およびまた
はその加水分解縮合物である。(但し、上記式中RAは
各々異なっていても同じでもよい炭化水素基、Raは各
々異なっていても同じでもよい炭化水素基またはアルコ
キシ炭化水素基であり、Sは0〜3である。)Sは0〜
3であり、より好ましくは0〜2、さらに好ましくは0
または1である。RAの具体例を挙げれば、メチル、エ
チル、プロピル、ブチル、シクロヘキシル、ヘキシル、
イソ−2−エチルヘキシル、オクチル、フェニル、ベン
ジル、ナフチル等の炭化水素基をあらわしこれらの炭化
水素基は分岐していても直鎖状であってもよく、また1
分子のSiRA S(ORa)4-S中でのRAが同一でも、一
部同一でも、すべて異なっていても良い。
A S(ORa)4-Sであらわされるシラン化合物およびまた
はその加水分解縮合物である。(但し、上記式中RAは
各々異なっていても同じでもよい炭化水素基、Raは各
々異なっていても同じでもよい炭化水素基またはアルコ
キシ炭化水素基であり、Sは0〜3である。)Sは0〜
3であり、より好ましくは0〜2、さらに好ましくは0
または1である。RAの具体例を挙げれば、メチル、エ
チル、プロピル、ブチル、シクロヘキシル、ヘキシル、
イソ−2−エチルヘキシル、オクチル、フェニル、ベン
ジル、ナフチル等の炭化水素基をあらわしこれらの炭化
水素基は分岐していても直鎖状であってもよく、また1
分子のSiRA S(ORa)4-S中でのRAが同一でも、一
部同一でも、すべて異なっていても良い。
【0024】式中Raは各々同じ、または一部同じかま
たはそれぞれ異なって、炭化水素基である。Raの具体
例を挙げれば、メチル、エチル、プロピル、ブチル、シ
クロヘキシル、ヘキシル、イソ−2−エチルヘキシル、
1−メトキシプロピル、オクチル、シクロヘキシル、フ
ェニル、ベンジル、ナフチル、アルキルオキシアルキ
ル、アセト基(CH3CO)、等の炭化水素基をあらわ
しこれらの炭化水素基は分岐していても直鎖状であって
もよく、また1分子のSiRA S(ORa)4-S中でのRa
が同一でも、一部同一でも、すべて異なっていても良
い。
たはそれぞれ異なって、炭化水素基である。Raの具体
例を挙げれば、メチル、エチル、プロピル、ブチル、シ
クロヘキシル、ヘキシル、イソ−2−エチルヘキシル、
1−メトキシプロピル、オクチル、シクロヘキシル、フ
ェニル、ベンジル、ナフチル、アルキルオキシアルキ
ル、アセト基(CH3CO)、等の炭化水素基をあらわ
しこれらの炭化水素基は分岐していても直鎖状であって
もよく、また1分子のSiRA S(ORa)4-S中でのRa
が同一でも、一部同一でも、すべて異なっていても良
い。
【0025】本発明の該(B)成分はSiRA S(O
Ra)4-Sであらわされるシラン化合物の加水分解縮合物
であってもよい。加水分解縮合物の場合流動性である事
がより望ましく、望ましい粘度は25℃において0.1
〜10,000,000cSt、より好ましくは0.1
〜1,000,000cStである。これらの加水分解
縮合物は加水分解反応残基、すなわちORa残基または
OH残基を有している状態で用いられる事が好ましい。
Ra)4-Sであらわされるシラン化合物の加水分解縮合物
であってもよい。加水分解縮合物の場合流動性である事
がより望ましく、望ましい粘度は25℃において0.1
〜10,000,000cSt、より好ましくは0.1
〜1,000,000cStである。これらの加水分解
縮合物は加水分解反応残基、すなわちORa残基または
OH残基を有している状態で用いられる事が好ましい。
【0026】本発明で言う加水分解縮合物とは、
(B)、(C)、(D)成分に共通して、単に加水分解
されたものも含まれるし、加水分解して縮合したもの、
あるいは加水分解と同時に縮合したものであっても良
い。また、(B)、(C)、(D)成分のいずれか2成
分あるいは3成分の共加水分解物およびまたは共加水分
解縮合物でもよい。
(B)、(C)、(D)成分に共通して、単に加水分解
されたものも含まれるし、加水分解して縮合したもの、
あるいは加水分解と同時に縮合したものであっても良
い。また、(B)、(C)、(D)成分のいずれか2成
分あるいは3成分の共加水分解物およびまたは共加水分
解縮合物でもよい。
【0027】好ましい(B)成分の具体例を挙げれば、
テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、テトラ
プロポキシシラン、メチルトリエトキシシラン、ジメチ
ルジエトキシシラン、トリメチルエトキシシラン、メチ
ルトリメトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、フ
ェニルトリエトキシシラン、メチルトリス−(2−メト
キシエトキシ)シラン、オクタトリエトキシシラン、
等、およびこれらの加水分解物が挙げられる。(B)成
分は、2種類以上混合して用いることもできることは言
うまでもない。
テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、テトラ
プロポキシシラン、メチルトリエトキシシラン、ジメチ
ルジエトキシシラン、トリメチルエトキシシラン、メチ
ルトリメトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、フ
ェニルトリエトキシシラン、メチルトリス−(2−メト
キシエトキシ)シラン、オクタトリエトキシシラン、
等、およびこれらの加水分解物が挙げられる。(B)成
分は、2種類以上混合して用いることもできることは言
うまでもない。
【0028】本発明における(B)成分のシラン化合物
およびまたはその加水分解縮合物の好ましい添加量は、
0〜95重量%、好ましくは0.1〜90重量%、より
好ましくは0.1〜50重量%、さらに好ましくは0.
5〜15重量%である。
およびまたはその加水分解縮合物の好ましい添加量は、
0〜95重量%、好ましくは0.1〜90重量%、より
好ましくは0.1〜50重量%、さらに好ましくは0.
5〜15重量%である。
【0029】本発明の組成物の(C)成分は、Si(O
Rb)mRc nXpであらわされるシラン化合物およびまた
はその加水分解縮合物である。(但し、式中Rbは各々
異なっていても同じでもよい炭化水素基またはアルコキ
シ炭化水素基であり、Rcは各々異なってまたは同じで
炭化水素基、Xは窒素を含まない反応性基、mは1〜
3、nは0〜3、pは1〜3、m+n+p=4である)
m、n、pの範囲は、mは1〜3、さらに好ましくは2
または3、nは0〜3、さらに好ましくは0〜1、pは
1〜3、さらに好ましくは1である。
Rb)mRc nXpであらわされるシラン化合物およびまた
はその加水分解縮合物である。(但し、式中Rbは各々
異なっていても同じでもよい炭化水素基またはアルコキ
シ炭化水素基であり、Rcは各々異なってまたは同じで
炭化水素基、Xは窒素を含まない反応性基、mは1〜
3、nは0〜3、pは1〜3、m+n+p=4である)
m、n、pの範囲は、mは1〜3、さらに好ましくは2
または3、nは0〜3、さらに好ましくは0〜1、pは
1〜3、さらに好ましくは1である。
【0030】Rcの具体例を挙げれば、メチル、エチ
ル、プロピル、ブチル、シクロヘキシル、ヘキシル、イ
ソ−2−エチルヘキシル、オクチル、フェニル、ベンジ
ル、ナフチル等の炭化水素基をあらわしこれらの炭化水
素基は分岐していても直鎖状であってもよく、また1分
子のSi(ORb)mRc nXpでのRcが同一でも、一部同
一でも、すべて異なっていても良い。
ル、プロピル、ブチル、シクロヘキシル、ヘキシル、イ
ソ−2−エチルヘキシル、オクチル、フェニル、ベンジ
ル、ナフチル等の炭化水素基をあらわしこれらの炭化水
素基は分岐していても直鎖状であってもよく、また1分
子のSi(ORb)mRc nXpでのRcが同一でも、一部同
一でも、すべて異なっていても良い。
【0031】式中Rbは各々同じ、または一部同じかま
たはそれぞれ異なって、炭化水素基およびまたはアルコ
キシ炭化水素基である。Rbの具体例を挙げれば、メチ
ル、エチル、プロピル、ブチル、シクロヘキシル、ヘキ
シル、イソ−2−エチルヘキシル、1−メトキシプロピ
ル、オクチル、シクロヘキシル、フェニル、ベンジル、
ナフチル、メトキシエチル等のアルキルオキシアルキ
ル、等の炭化水素基をあらわしこれらの炭化水素基は分
岐していても直鎖状であってもよく、また1分子のSi
(ORb)mRc nXp中でのRbが同一でも、一部同一で
も、すべて異なっていても良い。加水分解速度の面でR
bはメチル基、エチル基、メトキシエチル基であること
がより好ましい場合が多い。
たはそれぞれ異なって、炭化水素基およびまたはアルコ
キシ炭化水素基である。Rbの具体例を挙げれば、メチ
ル、エチル、プロピル、ブチル、シクロヘキシル、ヘキ
シル、イソ−2−エチルヘキシル、1−メトキシプロピ
ル、オクチル、シクロヘキシル、フェニル、ベンジル、
ナフチル、メトキシエチル等のアルキルオキシアルキ
ル、等の炭化水素基をあらわしこれらの炭化水素基は分
岐していても直鎖状であってもよく、また1分子のSi
(ORb)mRc nXp中でのRbが同一でも、一部同一で
も、すべて異なっていても良い。加水分解速度の面でR
bはメチル基、エチル基、メトキシエチル基であること
がより好ましい場合が多い。
【0032】Xの例を挙げれば、メチルアクリレート
基、アクリレート基、エポキシ基(グリシジル基)、ビ
ニル基、アセチレン基、カルボニル基、ジカルボニル
基、酸無水物基、アルデヒド基、メルカプト基、アルキ
ルメルカプト基、クロロ基、ブロモ基、フルオロ基、ヨ
ード基、ホルムアミド基、水酸基、等の反応性基および
これらの基が炭化水素基に置換した置換アルキル、置換
アルケニル基等が挙げられる。但し、アミノ基およびま
たはアミノ誘導体基を含む場合は本発明においては
(C)成分ではなく次に説明する(D)成分の範疇であ
る。さらに(C)成分は本明細書中に記述した(C)成
分の範囲で2種類以上の化合物を混合して用いる事も有
効である。
基、アクリレート基、エポキシ基(グリシジル基)、ビ
ニル基、アセチレン基、カルボニル基、ジカルボニル
基、酸無水物基、アルデヒド基、メルカプト基、アルキ
ルメルカプト基、クロロ基、ブロモ基、フルオロ基、ヨ
ード基、ホルムアミド基、水酸基、等の反応性基および
これらの基が炭化水素基に置換した置換アルキル、置換
アルケニル基等が挙げられる。但し、アミノ基およびま
たはアミノ誘導体基を含む場合は本発明においては
(C)成分ではなく次に説明する(D)成分の範疇であ
る。さらに(C)成分は本明細書中に記述した(C)成
分の範囲で2種類以上の化合物を混合して用いる事も有
効である。
【0033】さらに本発明の(C)成分はSi(O
Rb)mRc nXpであらわされるシラン化合物の加水分解
縮合物でも良い。加水分解縮合物とは加水分解したもの
であり、加水分解してから若しくはしながら縮合した物
も含む。加水分解縮合物の場合、流動性である事が望ま
しく、望ましい粘度は25℃において0.1〜10,0
00,000cSt、より好ましくは0.1〜1,00
0,000cStである。これらの加水分解縮合物は加
水分解反応残基、すなわちOR1残基またはOH残基を
有し、かつ、Xで表される反応基を有する炭化水素基の
反応基が反応しない状態で用いられる事が好ましい。
Rb)mRc nXpであらわされるシラン化合物の加水分解
縮合物でも良い。加水分解縮合物とは加水分解したもの
であり、加水分解してから若しくはしながら縮合した物
も含む。加水分解縮合物の場合、流動性である事が望ま
しく、望ましい粘度は25℃において0.1〜10,0
00,000cSt、より好ましくは0.1〜1,00
0,000cStである。これらの加水分解縮合物は加
水分解反応残基、すなわちOR1残基またはOH残基を
有し、かつ、Xで表される反応基を有する炭化水素基の
反応基が反応しない状態で用いられる事が好ましい。
【0034】これら加水分解縮合物を作製する際、
(B)成分或いは(D)成分と一緒に加水分解する事も
好ましく行われる。この際、(B)成分、(C)成分、
(D)成分の加水分解速度を調整して加水分解する事が
重要で、これにより成分比、残留基等を調整できる。加
水分解速度の調整は、(B)、(C)、(D)成分の種
類の選択、pH調整、濃度、(B)/(C)/(D)量
比等により調整できる。
(B)成分或いは(D)成分と一緒に加水分解する事も
好ましく行われる。この際、(B)成分、(C)成分、
(D)成分の加水分解速度を調整して加水分解する事が
重要で、これにより成分比、残留基等を調整できる。加
水分解速度の調整は、(B)、(C)、(D)成分の種
類の選択、pH調整、濃度、(B)/(C)/(D)量
比等により調整できる。
【0035】本発明における(D)成分は、Si(OR
d)tRe rXN qであらわされるシラン化合物およびまたは
その加水分解縮合物である。(但し、式中Rdは各々異
なってまたは同じで炭化水素基およびあるいはアルコキ
シ炭化水素基、Reは各々異なってまたは同じで炭化水
素基、XNは窒素を含む基およびまたは窒素を含む基を
有する炭化水素基、tは1〜3、rは0〜3、qは1〜
3、t+r+q=4である)
d)tRe rXN qであらわされるシラン化合物およびまたは
その加水分解縮合物である。(但し、式中Rdは各々異
なってまたは同じで炭化水素基およびあるいはアルコキ
シ炭化水素基、Reは各々異なってまたは同じで炭化水
素基、XNは窒素を含む基およびまたは窒素を含む基を
有する炭化水素基、tは1〜3、rは0〜3、qは1〜
3、t+r+q=4である)
【0036】XNの例としては、アミノ基、ヒドロキシ
アミノ基、イソシアネート基、アセトアミド基、シアノ
基、アミド基、イミド基、オキサゾリン基、等およびこ
れらの基が置換した炭化水素基が挙げられる。この中で
もアミノ基が効果の面でより好ましい。
アミノ基、イソシアネート基、アセトアミド基、シアノ
基、アミド基、イミド基、オキサゾリン基、等およびこ
れらの基が置換した炭化水素基が挙げられる。この中で
もアミノ基が効果の面でより好ましい。
【0037】(D)成分の具体例を挙げれば、3−アミ
ノプロピルトリエトキシシラン、3−アミノプロピルト
リメトキシシラン、N−(2−アミノエチル)−3−ア
ミノプロピルトリメトキシシラン、N−(2−アミノエ
チル)3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、
N,N‘−ビス[3−(トリメトキシシリル)プロピ
ル]エチレンジアミン等を挙げる事ができる。
ノプロピルトリエトキシシラン、3−アミノプロピルト
リメトキシシラン、N−(2−アミノエチル)−3−ア
ミノプロピルトリメトキシシラン、N−(2−アミノエ
チル)3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、
N,N‘−ビス[3−(トリメトキシシリル)プロピ
ル]エチレンジアミン等を挙げる事ができる。
【0038】本発明の組成物を各種有機溶剤で薄めて使
用する事も本発明の組成物の有効な使用方法の一つであ
る。使用できる有機溶剤は基本的には本発明の組成物を
溶解しうる物がより好ましく用いられる。この際、濃度
が5%未満の濃度で用いることがより好ましく、さらに
好ましくは1%未満の濃度で用いる事で、これにより有
効に本発明の組成物を使用する事が可能になる。
用する事も本発明の組成物の有効な使用方法の一つであ
る。使用できる有機溶剤は基本的には本発明の組成物を
溶解しうる物がより好ましく用いられる。この際、濃度
が5%未満の濃度で用いることがより好ましく、さらに
好ましくは1%未満の濃度で用いる事で、これにより有
効に本発明の組成物を使用する事が可能になる。
【0039】有機溶剤の例を挙げれば脂肪族系炭化水素
系、芳香族系炭化水素系、ハロゲン化炭化水素系、アル
コール系、エーテル・アセタール系、ケトン・アルデヒ
ド系、エステル系、多価アルコールとその誘導体系、カ
ルボン酸・無水物系、フェノール系、含窒素化合物系、
含イオウ化合物系、フッ素化合物系等があり、詳細は
「溶剤ポケットブック」平成9年11月20日オーム社
発行等の本に記載されている。この中でも、脂肪族炭化
水素系、アルコール系が特に好ましい。溶剤で希釈して
使用する事により、室温での製膜性が向上し、撥水性能
も向上する。
系、芳香族系炭化水素系、ハロゲン化炭化水素系、アル
コール系、エーテル・アセタール系、ケトン・アルデヒ
ド系、エステル系、多価アルコールとその誘導体系、カ
ルボン酸・無水物系、フェノール系、含窒素化合物系、
含イオウ化合物系、フッ素化合物系等があり、詳細は
「溶剤ポケットブック」平成9年11月20日オーム社
発行等の本に記載されている。この中でも、脂肪族炭化
水素系、アルコール系が特に好ましい。溶剤で希釈して
使用する事により、室温での製膜性が向上し、撥水性能
も向上する。
【0040】本発明におけるシラン化合物組成物および
シラン化合物を含有する組成物には本発明の趣旨に反し
ない限り何を添加しても良い。添加しても良い例とし
て、防黴剤、抗菌剤、光,熱安定剤、難燃剤、顔料、染
料、各種有機溶剤、シリコーンレジン、各種ワックス、
研磨材、無機充填剤、有機充填剤、金属充填剤、ペイン
ト用レベリング剤、界面活性剤等が挙げられる。
シラン化合物を含有する組成物には本発明の趣旨に反し
ない限り何を添加しても良い。添加しても良い例とし
て、防黴剤、抗菌剤、光,熱安定剤、難燃剤、顔料、染
料、各種有機溶剤、シリコーンレジン、各種ワックス、
研磨材、無機充填剤、有機充填剤、金属充填剤、ペイン
ト用レベリング剤、界面活性剤等が挙げられる。
【0041】本発明のシラン−シリコーン組成物はペイ
ント用として好ましく用いる事ができる。例えば、塗装
の表面に塗ったり(トップコート)、塗料に混合して塗
ったり、プライマーとして塗ったり、プライマーの中に
添加することも有効である。また塗装の代わりに塗るこ
とも可能である。本発明の組成物を用いることにより塗
装面に油性又は水性の汚れ防止性能が付与され、塗装面
の美観を維持することが出来る。
ント用として好ましく用いる事ができる。例えば、塗装
の表面に塗ったり(トップコート)、塗料に混合して塗
ったり、プライマーとして塗ったり、プライマーの中に
添加することも有効である。また塗装の代わりに塗るこ
とも可能である。本発明の組成物を用いることにより塗
装面に油性又は水性の汚れ防止性能が付与され、塗装面
の美観を維持することが出来る。
【0042】本発明のシラン−シリコーン組成物は両性
撥液剤として使用する事ができる。両性撥液剤とは撥水
性、撥油性両方の性質を付与するもので従来フッ素化合
物が有名であった。本発明の組成物を用いる事により、
シリコーンでも可能となった。金属、無機、有機の各種
材質の基板、繊維製品、革製品などの各種基材に本発明
の組成物を塗布、含浸させることにより、これら基材に
撥水、撥油の双方の特性を付与することが出来る。
撥液剤として使用する事ができる。両性撥液剤とは撥水
性、撥油性両方の性質を付与するもので従来フッ素化合
物が有名であった。本発明の組成物を用いる事により、
シリコーンでも可能となった。金属、無機、有機の各種
材質の基板、繊維製品、革製品などの各種基材に本発明
の組成物を塗布、含浸させることにより、これら基材に
撥水、撥油の双方の特性を付与することが出来る。
【0043】本発明のシラン−シリコーン組成物は落書
き防止剤として使用することもできる。これは、壁、ポ
スター、鏡、机、建築構造物等の表面に塗って落書きが
し難く、また落書きを簡単に落とす事ができる。実施例
で述べるが、油製のマジック等で書かれた落書きも布や
紙の一拭きでサッと落とす事ができる。
き防止剤として使用することもできる。これは、壁、ポ
スター、鏡、机、建築構造物等の表面に塗って落書きが
し難く、また落書きを簡単に落とす事ができる。実施例
で述べるが、油製のマジック等で書かれた落書きも布や
紙の一拭きでサッと落とす事ができる。
【0044】本発明のシラン−シリコーン組成物は汚れ
防止剤として使用する事ができる。本発明の組成物を対
象物質に塗布、又は含浸することにより、油汚れ、水汚
れ、等の汚れを防ぎ、または汚れがついても簡単に落と
す事ができる。特に台所用品、例えば電子レンジ、トー
スター、冷蔵庫、換気扇、ガスレンジ廻り、炊飯機、台
所の壁、フード、シンク、等の内側外側に好適に用いる
事ができる。
防止剤として使用する事ができる。本発明の組成物を対
象物質に塗布、又は含浸することにより、油汚れ、水汚
れ、等の汚れを防ぎ、または汚れがついても簡単に落と
す事ができる。特に台所用品、例えば電子レンジ、トー
スター、冷蔵庫、換気扇、ガスレンジ廻り、炊飯機、台
所の壁、フード、シンク、等の内側外側に好適に用いる
事ができる。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例によって説明する。
例によって説明する。
【0046】
【実施例】実施例1 200mlの容器にアミノ変性シリコーン(末端縮合反
応性、粘度1000cSt、アミン当量3000)を9
6g、テトラエトキシシラン(TEOS)を2g、N−
(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルメチルジメ
トキシシラン(DAMMS)を2gとり攪拌する。よく
攪拌した後、この混合物から0.1gをとりLAWS
(ローアロマティックホワイトスピリッツ)99.9g
の中に入れ良く攪拌する。
応性、粘度1000cSt、アミン当量3000)を9
6g、テトラエトキシシラン(TEOS)を2g、N−
(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルメチルジメ
トキシシラン(DAMMS)を2gとり攪拌する。よく
攪拌した後、この混合物から0.1gをとりLAWS
(ローアロマティックホワイトスピリッツ)99.9g
の中に入れ良く攪拌する。
【0047】これをJIS塗装板に塗り、室温で1時間
放置した試験片と150℃で1時間放置後冷却した試験
片を作製する。各々の試験片について撥水性を調べる為
に水との接触角を測定する。撥油性を調べる為にパラフ
ィンオイル、ターペンオイル、天ぷら油との接触角を測
定する。
放置した試験片と150℃で1時間放置後冷却した試験
片を作製する。各々の試験片について撥水性を調べる為
に水との接触角を測定する。撥油性を調べる為にパラフ
ィンオイル、ターペンオイル、天ぷら油との接触角を測
定する。
【0048】比較例1 実施例1で使用したJIS塗装板に本発明の組成物を塗
らずに同様の測定をする。表1にその結果を示す。本発
明の実施例1がブランクの比較例1と比較して優れた撥
水性を示すと同時に、優れた撥油性を示す事がわかる。
らずに同様の測定をする。表1にその結果を示す。本発
明の実施例1がブランクの比較例1と比較して優れた撥
水性を示すと同時に、優れた撥油性を示す事がわかる。
【0049】実施例2 200mlの容器にアミノ変性シリコーン(末端縮合反
応性、粘度1000cSt、アミン当量3000)を9
0g、テトラエトキシシラン(TEOS)を5g、N−
(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルメチルジメ
トキシシラン(DAMMS)を5gとり攪拌する。よく
攪拌した後、この混合物から0.1gをとりLaws
(ローアロマティックホワイトスピリッツ)99.9g
の中に入れ良く攪拌する。
応性、粘度1000cSt、アミン当量3000)を9
0g、テトラエトキシシラン(TEOS)を5g、N−
(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルメチルジメ
トキシシラン(DAMMS)を5gとり攪拌する。よく
攪拌した後、この混合物から0.1gをとりLaws
(ローアロマティックホワイトスピリッツ)99.9g
の中に入れ良く攪拌する。
【0050】これをJIS塗装板に塗り、室温で1時間
放置した試験片を作製する。各々の試験片について撥水
性を調べる為に水との接触角を測定する。撥油性を調べ
る為にパラフィンオイルとの接触角を測定する。さらに
ホコリの付着性を見る為にシリカの粉を試験片に1g載
せ、振動しながら全面に拡げた後、ひっくり返しシリカ
の粉の残り具合を見る。評価は、全く残らないを◎、少
し残るを○、残るを△、ほとんど覆われるを×で表す。
放置した試験片を作製する。各々の試験片について撥水
性を調べる為に水との接触角を測定する。撥油性を調べ
る為にパラフィンオイルとの接触角を測定する。さらに
ホコリの付着性を見る為にシリカの粉を試験片に1g載
せ、振動しながら全面に拡げた後、ひっくり返しシリカ
の粉の残り具合を見る。評価は、全く残らないを◎、少
し残るを○、残るを△、ほとんど覆われるを×で表す。
【0051】実施例3〜9、比較例2 表2に示した各組成で実施例2と同様に実施し、評価し
た結果を表2に示す。
た結果を表2に示す。
【0052】実施例10〜17 実施例1の組成でシラン−シリコーン組成物を作製した
後、表3に示す有機溶媒を用い表3に示す混合比率で混
ぜ評価する。尚、評価には室温で1時間放置した試験片
を使用する。
後、表3に示す有機溶媒を用い表3に示す混合比率で混
ぜ評価する。尚、評価には室温で1時間放置した試験片
を使用する。
【0053】実施例18 LAWSで希釈しない以外は実施例1と同様にJIS塗
装板に指で薄く塗る。1日放置後、撥油性を測定した所
65度であった。
装板に指で薄く塗る。1日放置後、撥油性を測定した所
65度であった。
【0054】実施例19 実施例1と同様に半分だけ処理した室温1時間放置の塗
装板を作製し、それに油性のマジックペンで線を引き1
日放置する。放置後乾燥した布で表面を軽く拭くと処理
した箇所はマジックペンで書いた線が跡形も無く消える
が、未処理の面は全く消えなかった。同様に処理した塗
装板に水性のマジックペンで線を引くと撥じいてしまい
余り良く引けないが、1日放置する。その後同様に乾燥
した布で表面を軽く拭く事によりマジックペンの書いた
後が無くなる。布でなくティシュペーパーで拭いても同
様の結果が得られた。
装板を作製し、それに油性のマジックペンで線を引き1
日放置する。放置後乾燥した布で表面を軽く拭くと処理
した箇所はマジックペンで書いた線が跡形も無く消える
が、未処理の面は全く消えなかった。同様に処理した塗
装板に水性のマジックペンで線を引くと撥じいてしまい
余り良く引けないが、1日放置する。その後同様に乾燥
した布で表面を軽く拭く事によりマジックペンの書いた
後が無くなる。布でなくティシュペーパーで拭いても同
様の結果が得られた。
【0055】比較例3 両末端水酸基を有するジメチルポリシロキサン100
部、テトラエトキシシラン2.5部を用いた他は実施例
1と同様に実施し評価する。撥水性は90度、パラフィ
ンオイルに対する撥油性は22度であった。ただ単にシ
リコーンを用いただけでは、撥水性、撥油性共に充分な
ものが得られず、本発明のシリコーン及びシランを用い
ることにより、効果が発現することがわかる。
部、テトラエトキシシラン2.5部を用いた他は実施例
1と同様に実施し評価する。撥水性は90度、パラフィ
ンオイルに対する撥油性は22度であった。ただ単にシ
リコーンを用いただけでは、撥水性、撥油性共に充分な
ものが得られず、本発明のシリコーン及びシランを用い
ることにより、効果が発現することがわかる。
【0056】
【表1】
【0057】
【表2】
【0058】
【表3】
【0059】
【発明の効果】本発明のシラン−シリコーン組成物に
は、フッ素化合物を使用すること無く、撥水性、撥油性
があり、ホコリが付き難く、且つ落書き等の落とし易い
シリカ−シリコーン組成物を提供できるという効果があ
る。
は、フッ素化合物を使用すること無く、撥水性、撥油性
があり、ホコリが付き難く、且つ落書き等の落とし易い
シリカ−シリコーン組成物を提供できるという効果があ
る。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09D 183/08 C09D 183/08 Fターム(参考) 4J002 CP091 EX036 EX077 GH01 4J038 DL011 DL012 DL021 DL022 DL031 DL032 DL071 DL072 DL091 DL092 DL101 DL102 DL171 DL172 GA09 KA06 MA09 NA05
Claims (7)
- 【請求項1】 (A)アミノ基およびまたはその誘導体
基を有するシリコーン99.9〜0.1重量%、(B)
SiRA S(ORa)4-Sであらわされるシラン化合物およ
びまたはその加水分解縮合物0〜95重量%(但し、式
中RAは各々異なっていても同じでもよい炭化水素基、
Raは各々異なっていても同じでもよい炭化水素基また
はアルコキシ炭化水素基であり、Sは0〜3であ
る。)、(C)Si(ORb)mRc nXpであらわされる
シラン化合物およびまたはその加水分解縮合物99〜0
重量%(但し、式中Rbは各々異なっていても同じでも
よい炭化水素基またはアルコキシ炭化水素基であり、R
cは各々異なってまたは同じで炭化水素基、Xはアミノ
基およびまたはアミノ誘導体基を含まない反応性基、m
は1〜3、nは0〜3、pは1〜3、m+n+p=4で
ある)、(D)Si(ORd)tRe rXN qであらわされる
シラン化合物およびまたはその加水分解縮合物99〜0
重量%(但し、式中Rdは各々異なってまたは同じで炭
化水素基またはアルコキシ炭化水素基、Reは各々異な
ってまたは同じで炭化水素基、XNはアミノ基およびま
たはアミノ誘導体基を含む基、およびまたは、アミノ基
およびまたはアミノ誘導体基を含む基を有する炭化水素
基、tは1〜3、rは0〜3、qは1〜3、t+r+q
=4である)、からなるシラン−シリコーン組成物。
(但し、(B)、(C)、(D)成分の合計の含有量は
0.1〜99.9重量%である) - 【請求項2】 (A)アミノ基およびまたはその誘導体
基を有するシリコーン99.9〜10重量%、(B)S
iRA S(ORa)4-Sであらわされるシラン化合物および
またはその加水分解縮合物0.1〜90重量%(但し、
式中RAは各々異なっていても同じでもよい炭化水素
基、Raは各々異なっていても同じでもよい炭化水素基
またはアルコキシ炭化水素基であり、Sは0〜3であ
る。)、(D)Si(ORd)tRe rXN qであらわされる
シラン化合物およびまたはその加水分解縮合物0.1〜
90重量%(但し、式中Rd、Reは各々異なってまたは
同じで炭化水素基、XNはアミノ基およびまたはアミノ
誘導体基を含む基、およびまたは、アミノ基およびまた
はアミノ誘導体基を含む基を有する炭化水素基、tは1
〜3、rは0〜3、qは1〜3、t+r+q=4であ
る)、からなる請求項1記載のシラン−シリコーン組成
物。 - 【請求項3】 (A)、(B)、(C)、(D)成分の
合計が1%未満になるように有機溶剤で希釈された事を
特徴とする請求項1、2記載の有機溶剤希釈シラン−シ
リコーン組成物。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の組成物
からなる塗料用組成物。 - 【請求項5】 請求項1〜3のいずれかに記載の組成物
からなる撥水及び撥油剤。 - 【請求項6】 請求項1〜3記載の落書き防止剤。
- 【請求項7】 請求項1〜3記載の汚れ防止剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001155660A JP2002047420A (ja) | 2000-05-25 | 2001-05-24 | シラン−シリコーン組成物 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000-154500 | 2000-05-25 | ||
JP2000154500 | 2000-05-25 | ||
JP2001155660A JP2002047420A (ja) | 2000-05-25 | 2001-05-24 | シラン−シリコーン組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002047420A true JP2002047420A (ja) | 2002-02-12 |
Family
ID=26592574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001155660A Pending JP2002047420A (ja) | 2000-05-25 | 2001-05-24 | シラン−シリコーン組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002047420A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003292890A (ja) * | 2002-03-29 | 2003-10-15 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 塗膜形成用材料 |
-
2001
- 2001-05-24 JP JP2001155660A patent/JP2002047420A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003292890A (ja) * | 2002-03-29 | 2003-10-15 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 塗膜形成用材料 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5661229B2 (ja) | オルガノ官能性シロキサンのブロック縮合物、その製造方法およびその使用ならびにその性質 | |
EP1360253B1 (en) | Silicone resin composition for water repellent coating | |
JP5182535B2 (ja) | 水性シロキサン塗料組成物及びその製造方法、表面処理剤、表面処理鋼材並びに塗装鋼材 | |
KR20040030640A (ko) | 발수성 피복물용 실리콘 조성물 | |
JP2003277683A (ja) | 水不含の調製物、その使用、それによって得られる被覆及び被覆された物品及び対象物 | |
JP5015163B2 (ja) | 混合シラン類 | |
JP2014065814A (ja) | 車両の塗装表面用コーティング剤 | |
JPH1081752A (ja) | バインダー組成物及び水系コーティング剤 | |
CA2011460A1 (en) | Solventless silicone coating composition | |
CA2637664C (en) | Water dispersible silanes as corrosion-protection coatings and paint primers for metal pretreatment | |
JP6837226B2 (ja) | 水系塗料組成物 | |
JP2009191130A (ja) | 自動車塗装面用コーティング剤組成物 | |
JP3232525B2 (ja) | 撥水処理剤 | |
JP2717167B2 (ja) | 被覆用組成物 | |
JP2002047420A (ja) | シラン−シリコーン組成物 | |
TWI577757B (zh) | 車輛車體之塗飾表面用塗布劑 | |
JPH04311782A (ja) | コーティング剤 | |
JP2020100771A (ja) | 透明塗膜形成用組成物 | |
JP7108199B2 (ja) | 被膜形成用組成物 | |
JPH0940910A (ja) | 撥水処理剤 | |
JPH05125083A (ja) | 表面処理剤の製造方法 | |
JP3269314B2 (ja) | 撥水処理剤 | |
JPS631995B2 (ja) | ||
JP2007246863A (ja) | 塗料組成物 | |
JP2002047477A (ja) | カーポリシュ用シラン化合物組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20060213 |