JP2002047159A - 歯磨組成物 - Google Patents

歯磨組成物

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JP2002047159A JP2000230579A JP2000230579A JP2002047159A JP 2002047159 A JP2002047159 A JP 2002047159A JP 2000230579 A JP2000230579 A JP 2000230579A JP 2000230579 A JP2000230579 A JP 2000230579A JP 2002047159 A JP2002047159 A JP 2002047159A
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Koichi Fujisawa
考一 藤沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多孔質炭酸カルシウム、及び研磨性シリカを
含有する歯磨組成物の曳糸性の改善、ストライプ歯磨で
ののストライプ安定性、及び絞り出し荷重を改善した歯
磨組成物の提供。 【解決手段】 多孔質炭酸カルシウム、研磨性シリカ、
ならびに(1)平均エーテル化度が0.7〜1.2で2
重量%の水溶液の25℃での粘度が6000〜1000
0cpsのカルボキシメチルセルロース塩、及び(2)
平均エーテル化度が1.2〜1.5で2重量%の水溶液
の25℃での粘度が1000〜2000cpsであるカ
ルボキシメチルセルロース塩を組合せて配合することに
より、曳糸性が改善できる。また該歯磨組成物を用いる
ことによりストライプ安定性、及び低温での絞り出し性
が改善できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多孔質炭酸カルシ
ウム、及び研磨性シリカを配合してなる歯磨組成物の曳
糸性、ならびに2種以上の薬剤よりなるストライプ歯磨
とした際のストライプの安定性、及び低温での絞り出し
難さを改善することに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、歯肉炎や歯牙う蝕発症の原因
として歯牙に吸着した歯垢が重要な因子であることが示
されている。かかる歯垢を除去する手段として、ブラッ
シングによる物理的口腔清掃が挙げられ、より効率的に
歯垢を除去するために歯磨組成物中に種々の清掃剤が配
合されている。近年、効果的に歯垢除去が可能な清掃剤
として、炭酸化の方法により、比表面積および吸油量を
増加させた多孔質炭酸カルシウム(特開平04−215
18号公報、特開平09−20629号公報)の歯磨組
成物への配合が提案されている。
【0003】また、これらの多孔質炭酸カルシウムを安
定に歯磨組成物に配合する手段が特開平10−3302
33号公報、特開平11−12145号公報、特開平1
1−310522号公報に提案されている。しかし、こ
れらの多孔質炭酸カルシウムの性能をさらに効果的に発
揮するために、研磨性シリカとともに、これらの多孔質
炭酸カルシウムを歯磨組成物に配合しようとした場合、
高い曳糸性を示し、使用し難いという問題があった。さ
らに2種以上の薬剤よりなるストライプ歯磨にした場
合、低温でのチューブからの絞り出しに問題がない場合
では、絞り出した時のストライプに乱れが生じたり、ス
トライプが乱れがないような場合では、低温でのチュー
ブからの絞り難さが生じてしまうという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、多孔
質炭酸カルシウム、及び研磨性シリカを歯磨組成物に配
合した場合の曳糸性の改善、ならびに2種以上の薬剤よ
りなるストライプ歯磨にした場合のストライプ安定性、
及び絞り出し荷重を改善した歯磨組成物に関する。
【0005】
【発明を解決するための手段】本発明者は、上記課題の
解決のために鋭意研究を重ねた結果、多孔質炭酸カルシ
ウム、研磨性シリカ、ならびに(1)平均エーテル化度
が0.7〜1.2で2重量%の水溶液の25℃での粘度
が6000〜10000cpsのカルボキシメチルセル
ロース塩、及び(2)平均エーテル化度が1.2〜1.
5で2重量%の水溶液の25℃での粘度が1000〜2
000cpsであるカルボキシメチルセルロース塩を含
み、(1):(2)の配合重量%比が1:1〜3:1で
ある歯磨組成物では、曳糸性の改善、ならびに2種以上
の薬剤よりなるストライプ歯磨のストライプ安定性、及
び絞り出し荷重を改善し得ることを知見し、本発明を完
成するに至った。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に用いる多孔質炭酸カルシ
ウムは、化学合成された高純度軽質炭酸カルシウムであ
り、微粒子が連なった連鎖状粒子を多段階炭酸化行なう
ことにより得られる多孔質な炭酸カルシウムで、例え
ば、ポアカル−N(白石カルシウム社製)、IK−30
00(白石中央研究所社製)として入手できる。本発明
における、多孔質炭酸カルシウムの配合量は、組成物全
量に対し、0.1〜40重量%であり、0.5〜20重
量%が好ましい。
【0007】本発明で用いる研磨性シリカは、特に限定
するものではないが、その研磨性はRDA(Radio
active Dentine Abration)値
が40以上のシリカが好ましく、50以上がより好まし
く、さらに50〜200が最も好ましい。さらに沈降性
シリカであることが望ましい。本発明における研磨性シ
リカは1種又は2種以上を組合せて用いることができ、
その配合量は、組成物全量に対し、0.1〜50重量%
であり、0.5〜30重量%が好ましい。
【0008】本発明におけるRDA値は、ヘファレンら
の論文(Hefferren etal.,Journ
al of Dental Research 55:
563−573,1976)に記載された方法に基づい
て測定される値である。この方法は研磨剤の研磨力を測
定するために一般化された方法である。
【0009】本発明で用いるカルボキシメチルセルロー
ス塩は、(1)平均エーテル化度が0.7〜1.2で2
重量%の水溶液の25℃での粘度(B型回転粘度計、3
0rpm)が6000〜10000cpsのカルボキシ
メチルセルロース塩、および(2)平均エーテル化度が
1.2〜1.5で2重量%の水溶液の25℃での粘度
(B型回転粘度計、30rpm)が1000〜2000
cpsであるカルボキシメチルセルロース塩であって、
重量比(1):(2)=1:1〜3:1で配合する。本発
明における、カルボキシメチルセルロース塩の配合量は
総量で、組成物全量に対し、0.1〜5重量%であり、
0.5〜3重量%が好ましく、カルボキシメチルセルロ
ースナトリウム塩が好ましい。本発明の歯磨組成物は、
25℃での曳糸性が40mm以下であることがより好ま
しい。曳糸性が40mmを超えると、使用しにくくな
る。本発明における曳糸性は、直径16mmの金属球の
下部1/2を歯磨組成物中に浸けた状態から、金属球を
一定速度(1000mm/分)で上昇させ、金属球に付
着した組成物が切れた時点までの上昇距離を計測するこ
とで示される。
【0010】また、本発明の歯磨組成物は、4℃で22
000cps以下(B型回転粘度計、20rpm)の粘
度を呈し、4℃で9kg以下の絞り出し荷重(オートグ
ラフスピード20mm/分、歯磨組成物を1cm絞り出
した時点の荷重)を呈することが好ましい。絞り出し荷
重が9Kgを超えると、歯磨が絞り出し難くなる。
【0011】本発明のストライプ歯磨とは、チューブか
ら絞り出された時に、2種類以上の歯磨薬剤がストライ
プ状に絞り出される歯磨であり、そのために視覚的に区
別できるような手段を用いることもできる。また、チュ
ーブ内で、2種以上の歯磨薬剤がチューブ長さ方向にス
トライプ状を示すように充填されているストライプ歯磨
が好適である。
【0012】また、本発明の歯磨組成物は上記の必須成
分以外に、本発明の効果を損なわない範囲で公知の成分
を適宜配合できる。例えば発泡剤、洗浄剤として、ラウ
リル硫酸ナトリウム、ミリスチル硫酸ナトリウムなどの
アルキル硫酸ナトリウム、ラウロイルサルコシンナトリ
ウム、ミリストイルサルコシンナトリウムなどのアシル
サルコシンナトリウム、N−パルミトイルグルタミン酸
ナトリウムなどのN−アシルグルタミン酸塩、ショ糖脂
肪酸エステル、マルトース脂肪酸エステル、ラクトース
脂肪酸エステルなどの糖脂肪酸エステル、ポリオキシエ
チレンアルキルエーテル類、脂肪酸アルカノールアミド
類、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート、ポ
リオキシエチレンソルビタンモノステアレートなどのポ
リオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキ
シエチレン硬化ヒマシ油などのポリオキシエチレン脂肪
酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、脂肪酸モノグ
リセライド、N−ラウリルジアミノエチルグリシン、N
−ミリスチルジエチルグリシンなどのN−アルキルジア
ミノエチルグリシン、N−アルキル−N−カルボキシメ
チルアンモニウムベタイン、2−アルキル−1−ヒドロ
キシエチルイミダゾリンベタインナトリウム、ラウリル
ジメチルアミノ酢酸ベタインなどの界面活性剤が挙げら
れる。これらの界面活性剤は、単独または2種以上を組
み合わせて配合する、通常、組成物全量に対して0.1
〜10重量%である。
【0013】湿潤剤としては、ソルビット、グリセリ
ン、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,
3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、ポ
リプロピレングリコール、キシリット、マルチット、ラ
クチット、パラチニットなどを、単独または2種以上を
組み合わせて配合することができる。その配合量は、通
常、組成物全量に対して5〜70重量%である。
【0014】pH調節剤としては、例えば、クエン酸、
リン酸、リンゴ酸、ピロリン酸、乳酸、酒石酸、グリセ
ロリン酸、酢酸、硝酸、ケイ酸、またはこれらの化学的
に可能な塩や水酸化ナトリウムなどが挙げられ、これら
は、組成物のpHが5〜9の範囲となるよう、単独また
は2種以上を組み合わせて配合することができる。その
配合量は、通常、組成物全量に対して0.01〜2重量
%である。
【0015】増粘剤としては、本発明に用いるカルボキ
シメチルセルロース塩以外に、例えば、ヒドロキシエチ
ルセルロース等のセルロース誘導体、カラゲナン、アル
ギン酸ナトリウム等のアルカリ金属アルギネート、キサ
ンタンガム、トラガカントガム、アラビアガム、ジェラ
ンガム等のガム類、ポリビニルアルコール、ポリアクリ
ル酸ナトリウム等の合成粘結剤、増粘性シリカ、ビーガ
ム等の無機粘結剤などを配合することもできる。
【0016】さらに、香味剤として、メントール、カル
ボン、オイゲノール、サリチル酸メチル、メチルオイゲ
ノール、チモール、アネトール、リモネン、オシメン、
n−デシルアルコール、シトロネール、α−テルピネオ
ール、メチルアセタート、シトロネニルアセタート、シ
ネオール、リナロール、エチルリナロール、ワニリン、
タイム、ナツメグ、スペアミント油、ペパーミント油、
レモン油、オレンジ油、セージ油、ローズマリー油、珪
皮油、シソ油、冬緑油、丁子油、ユーカリ油、ピメント
油、ティーツリー油、ダバナ油などを、単独または2種
以上を組み合わせて、組成物全量に対して0.1〜5重
量%、好ましくは0.5〜2重量%程度の割合で配合す
ることができる。
【0017】また、甘味剤として、サッカリンナトリウ
ム、アセスルファームカリウム、ステビオサイド、ネオ
ヘスペリジルジヒドロカルコン、グリチルリチン、ペリ
ラルチン、タウマチン、アスパラチルフェニルアラニル
メチルエステル、メトキシシンナミックアルデヒド、キ
シリットなどを、組成物全量に対して0.01〜1重量
%、好ましくは0.05〜0.5重量%配合することが
できる。
【0018】さらに、本発明の歯磨用組成物には、薬効
成分として、酢酸dl−α−トコフェロール、コハク酸
トコフェロール、またはニコチン酸トコフェロールなど
のビタミンE類、塩酸クロルヘキシジン、塩化セチルピ
リジニウム、塩化ベンゼトニウムなどのカチオン性殺菌
剤、ドデシルジアミノエチルグリシンなどの両性殺菌
剤、トリクロサン、イソプロピルメチルフェノールなど
の非イオン性殺菌剤、デキストラナーゼ、アミラーゼ、
プロテアーゼ、ムタナーゼ、リゾチーム、溶菌酵素(リ
テックエンザイム)などの酵素、モノフルオロリン酸ナ
トリウム、モノフルオロリン酸カリウムなどのアルカリ
金属モノフルオロフォスフェート、フッ化ナトリウム、
フッ化第一錫などのフッ化物、トラネキサム酸やイプシ
ロンアミノカプロン酸、アルミニウムクロルヒドロキシ
アラントイン、ジヒドロコレステロール、グリチルリチ
ン塩類、グリチルレチン酸、グリセロフォスフェート、
クロロフィル、塩化ナトリウム、カロペプタイド、水溶
性無機リン酸化合物などを、単独または2種以上を組み
合わせて配合することができる。
【0019】さらに、本発明の歯磨組成物には着色剤と
して、酸化チタン、グンジョウ、コンジョウ等の顔料、
青色1号、赤色3号、赤色104号、赤色202号、赤
色226号、黄色4号、黄色203号等の法定色素等を
単独または2種以上組み合わせて配合することがきる。
【0020】
【実施例】以下、試験例および実施例により本発明をさ
らに詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例に限定
されるものではない。実施例中の[%]は[重量%]を
示す。 試験例1 表1に示す練歯磨を常法に従って調製し、25℃にて曳
糸性を評価した。 1.曳糸性の評価 歯磨組成物を容器にとり、直径16mmの金属球の下部
1/2をその歯磨組成物中に浸けた状態から、金属球を
一定速度(1000mm/分)で上昇させ、金属球に付
着した組成物が切れた時点までの上昇距離を計測する。
評価基準を示す。 1:40mm以下。 2:40mmを超え45mm未満。 3:45mm以上。
【0021】
【表1】
【0022】試験例2 表2に示す練歯磨を常法に従って調製し、ラミネートチ
ューブにストライプ充填し、25℃にて保存した後の曳
糸性、4℃にて保存した後の絞り出し荷重、25℃で1
ヶ月保存した後のストライプ性の評価を以下のように評
価した。 2.曳糸性の評価 保存した練歯磨を絞り出し曵糸性を1.と同様にして評
価した。評価基準を示す。 1:40mm以下。 2:40mmを超え45mm未満。 3:45mm以上。
【0023】3.低温絞り出し荷重評価(4℃) オートグラフスピード20mm/分、歯磨組成物を1c
m絞り出した時点の荷重を測定する。評価基準を示す。 1:9Kg以下 2:9Kgを超え11Kg未満。 3:11Kg以上。
【0024】4.ストライプ性の評価 保存した練歯磨を絞り出し、ストライプの乱れを官能に
より評価した。 1:きれいなストライプである。 2:少し乱れるが、問題ないストライプである。 3:乱れており、ストライプになっていない。
【0025】
【表2】
【0026】
【表3】
【0027】表1、2及び3の結果から明らかなごと
く、比較例に比べ、多孔質炭酸カルシウム、研磨性シリ
カ、ならびに(1)平均エーテル化度が0.7〜1.2
で2重量%の水溶液の25℃での粘度が6000〜10
000cpsのカルボキシメチルセルロース塩および
(2)平均エーテル化度が1.2〜1.5で2重量%の
水溶液の25℃での粘度が1000〜2000cpsで
あるカルボキシメチルセルロース塩を含み、(1):
(2)の配合重量%比が1:1〜3:1である実施例で
は、曳糸性の改善が認められ、又2種以上の薬剤よりな
るストライプ歯磨にした場合では、ストライプ安定性、
及び低温での絞り出しさについても改善が認められた。
【0028】実施例9 ストライプ歯磨 (歯磨A)下記の各成分を常法に従って練歯磨を調製
し、上記と同様のラミネートチューブに歯磨A:歯磨B
の重量%比が7:3になるようストライプ充填した。 成分 配合量(%) 多孔質炭酸カルシウム 10.0 研磨性シリカ(RDA値50) 20.0 増粘性シリカ 2.0 ソルビット 40.0 プロピレングリコール 5.0 カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.50 (エーテル化度:0.7、2重量%粘度:6500cp
s) カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.35 (エーテル化度:1.5、2重量%粘度:1400cp
s) ラウリル硫酸ナトリウム 1.0 ステビオサイド 0.3 トリクロサン 0.1 香料 1.0 精製水 残部 合計 100.0
【0029】(歯磨B) 成分 配合量(%) 多孔質炭酸カルシウム 10.0 研磨性シリカ(RDA値50) 15.0 増粘性シリカ 4.0 ソルビット 40.0 プロピレングリコール 5.0 カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.55 (エーテル化度:0.7、2重量%粘度:6500cp
s) カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.30 (エーテル化度:1.5、2重量%粘度:1400cp
s) ラウリル硫酸ナトリウム 1.0 ステビオサイド 0.3 トリクロサン 0.1 香料 1.0 青色1号 0.01 黄色4号 0.01 精製水 残部 合計 100.0
【0030】実施例10 ストライプ歯磨 下記の各成分を常法に従って練歯磨を調製し、上記と同
様のラミネートチューブに歯磨A:歯磨Bの重量%比が
8:2になるようストライプ充填した。 (歯磨A) 成分 配合量(%) 多孔質炭酸カルシウム 7.0 研磨性シリカ(RDA値90) 15.0 増粘性シリカ 5.0 ソルビット 40.0 カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.5 (エーテル化度:1.2、2重量%粘度:8000cp
s) カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.3 (エーテル化度:1.2、2重量%粘度:1500cp
s) ラウリル硫酸ナトリウム 1.5グ
リセリン 10.0 ケイ酸ナトリウム 0.5 サッカリンナトリウム 0.15 ラウロイルサルコシンナトリウム 0.2 モノフルオロリン酸ナトリウム 0.7 酸化チタン 0.5 香料 1.0 精製水 残部 合計 100.0
【0031】(歯磨B) 成分 配合量(%) 多孔質炭酸カルシウム 7.0 研磨性シリカ(RDA値90) 15.0 増粘性シリカ 5.0 ソルビット 40.0 カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.50 (エーテル化度:1.2、2重量%粘度:8000cp
s) カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.30 (エーテル化度:1.5、2重量%粘度:1500cp
s) ラウリル硫酸ナトリウム 1.5 グリセリン 10.0 ケイ酸ナトリウム 0.5 サッカリンナトリウム 0.15 ラウロイルサルコシンナトリウム 0.2 モノフルオロリン酸ナトリウム 0.7 グンジョウ 0.1 香料 1.0 精製水 残部 合計 100.0 以上実施例9、10により調製した口腔用組成物におい
ても、曳糸性の改善、ならびにストライプ安定性、及び
低温での絞り出し難さを改善することが認められた。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、多孔質炭酸カルシウ
ム、研磨性シリカ、ならびに(1)平均エーテル化度が
0.7〜1.2で2重量%の水溶液の25℃での粘度が
6000〜10000cpsのカルボキシメチルセルロ
ース塩、及び(2)平均エーテル化度が1.2〜1.5
で2重量%の水溶液の25℃での粘度が1000〜20
00cpsであるカルボキシメチルセルロース塩を組み
合わせて配合することにより、曳糸性が改善された歯磨
組成物が提供でき、また該歯磨組成物を用いることによ
りストライプ安定性、及び低温での絞り出し性が改善さ
れたストライプ歯磨が提供できる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多孔質炭酸カルシウム、研磨性シリカ、
    ならびに(1)平均エーテル化度が0.7〜1.2で2
    重量%の水溶液の25℃での粘度が6000〜1000
    0cpsのカルボキシメチルセルロース塩、及び(2)
    平均エーテル化度が1.2〜1.5で2重量%の水溶液
    の25℃での粘度が1000〜2000cpsであるカ
    ルボキシメチルセルロース塩を配合し、(1):(2)
    の配合重量%比が1:1〜3:1であることを特徴とす
    る歯磨組成物。
  2. 【請求項2】 25℃における歯磨組成物の曳糸性が4
    0mm以下であることを特徴とする請求項1に記載の歯
    磨組成物。
  3. 【請求項3】 2種以上の薬剤がストライプ状に絞り出
    される請求項2の歯磨組成物。
  4. 【請求項4】 各薬剤の4℃における粘度が22000
    cps以下、且つそれらを薬剤として用いたストライプ
    歯磨の4℃における絞り出し荷重が9kg以下であるこ
    とを特徴とする請求項3記載の歯磨組成物。
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