JP2002046880A - 紙葉類処理装置 - Google Patents

紙葉類処理装置

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JP2002046880A
JP2002046880A JP2000230026A JP2000230026A JP2002046880A JP 2002046880 A JP2002046880 A JP 2002046880A JP 2000230026 A JP2000230026 A JP 2000230026A JP 2000230026 A JP2000230026 A JP 2000230026A JP 2002046880 A JP2002046880 A JP 2002046880A
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sheets
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Toshio Ariga
淑郎 有賀
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロット単位の紙葉類の取り出しが完了してか
ら、即座に、リジェクトされた紙葉類の取り出しを開始
させることのできる、処理効率の高い紙葉類処理装置を
提供する。 【解決手段】 バックアップ2上に積載された紙葉類3
の束から紙葉類3を一枚ずつ取り出す主取出部120
と、主取出部120によって取り出された紙葉類のうち
リジェクトされた紙葉類を主取出部120の稼動中に収
納できる収納箱21から紙葉類3を一枚ずつ取り出す補
助取出部130とを備え、主取出部120によって取り
出された紙葉類のうちリジェクトされた紙葉類を主取出
部120の稼動中に収納箱21に収納しておき、主取出
部120でのすべての紙葉類の取り出しが終了した後、
起動ボタンを押し、補助取出部130による収納箱21
からの紙葉類の取り出しを開始させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙葉類の束から一
枚ずつ紙葉類を取り出して計数、分類等の処理を行う紙
葉類処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の紙葉類処理装置の取出部には、
たとえば図4に示すように、バックアップ41上に積載
された紙葉類42を最上のものから一枚ずつ吸着ロータ
43で吸着して高速に取り出す方式のものが多用されて
いる。
【0003】吸着ロータ43の内部には回転固定の吸着
ブロック44が配置されており、この吸着ブロック44
に吸着ロータ43は回転自在に支持されている。吸着ブ
ロック44内には真空ポンプに接続される配管45が通
っており、この配管45には吸着ブロック44の外周面
に開口する吸引孔46が延設されている。一方、吸着ロ
ータ43の周面の一部には吸着穴47が開設されてお
り、吸着ロータ43の回転によって、その吸着穴47が
前記吸着ブロック44の吸引孔46の開口と周期的に重
り合い、その結果、吸着ロータ43に紙葉類42が吸着
される。吸着された紙葉類42はそのまま吸着ロータ4
3の回転に付き従ってバックアップ41上から取り出さ
れ、検知部に向かう搬送路48へピックアップローラ4
9によって受け渡される。
【0004】ところで、この種の高速な取出部を備えた
紙葉類処理装置が共通に抱える課題として、取出部にお
いて発生し得る2枚取りやスキューなどの取り出しエラ
ーがある。このように取り出しに失敗した紙葉類は、光
学センサーを備えた検知部にて異常と判定され、リジェ
クト用の紙葉類回収部へ回収するなどのリジェクト処理
を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】さて、このような従来
の取出部を備えた紙葉類処理装置では、ロット単位の紙
葉類を連続して処理する場合、バックアップ上に積載さ
れたすべての紙葉類の取り出しが完了した後、紙葉類回
収部からリジェクトされた紙葉類をすべて取り出してバ
ックアップ上に戻し、再び開始釦を押すといった作業の
手順を踏むことになる。
【0006】しかしながら、この作業手順においては、
バックアップ上のすべての紙葉類の取り出しが完了して
から、リジェクトされた紙葉類の処理が開始されるまで
の間に、操作員が、紙葉類回収部からリジェクトされた
紙葉類をすべて取り出してバックアップ上に戻すといっ
た人的作業による時間のロスが生じる。
【0007】本発明は、このような課題を解決するため
のもので、ロット単位の紙葉類の取り出しが完了してか
ら、即座に、リジェクトされた紙葉類の取り出しを開始
させることのできる、処理効率の高い紙葉類処理装置の
提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の紙葉類処理装置は、積載された紙葉類の束
から該紙葉類を一枚ずつ取り出す主取出部と、前記主取
出部の稼動中に紙葉類を収納できる収納部を備え、この
収納部から前記紙葉類を一枚ずつ取り出す補助取出部
と、前記主取出部および前記補助取出部を外部指示に応
じて択一的に稼動させるように制御する制御手段とを具
備してなるものである。
【0009】本発明では、主取出部による紙葉類の取り
出しが行われている間に収納部に紙葉類を収納すること
ができるので、主取出部による紙葉類の取り出しが終了
した後、補助取出部により収納部からの紙葉類の取り出
しを直ちに開始することができる。
【0010】また、本発明の紙葉類処理装置は、積載さ
れた紙葉類の束から該紙葉類を一枚ずつ取り出す主取出
部と、前記主取出部より取り出された紙葉類の状態を検
知する検知手段と、この検知手段によって異常が検知さ
れた紙葉類を回収する回収手段と、前記回収手段によっ
て回収された紙葉類を前記主取出部の稼動中に収納でき
る収納部を備え、この収納部から前記紙葉類を一枚ずつ
取り出す補助取出部と、前記主取出部および前記補助取
出部を外部指示に応じて択一的に稼動させるように制御
する制御手段とを具備することを特徴とする。
【0011】さらに、本発明の紙葉類処理装置は、積載
された紙葉類の束から該紙葉類を一枚ずつ取り出す主取
出部と、前記主取出部より取り出された紙葉類の状態を
検知する検知手段と、この検知手段によって異常が検知
された紙葉類を回収する回収手段と、前記回収手段によ
って回収された紙葉類を前記主取出部の稼動中に収納で
きる収納部を備え、前記収納部から前記紙葉類を一枚ず
つ取り出す補助取出部と、前記主取出部によるすべての
紙葉類の取り出しが完了した後、前記補助取出部を外部
指示に応じて稼動させるように制御する制御手段とを具
備することを特徴とする。
【0012】本発明では、主取出部によって取り出され
た紙葉類のうちの異常回収された紙葉類を主取出部の稼
動中に収納部に収納することができるので、主取出部に
よるすべての紙葉類の取り出しが終了した後、補助取出
部による収納部からの、異常回収された紙葉類の取り出
しを直ちに開始することができ、1ロットあたりに要す
る見かけ上の処理時間を短縮することができる。
【0013】また、本発明は、補助取出部の取り出し速
度を主取出部に比して低速にしたことを特徴とするもの
である。一般に紙葉類の取り出し速度を高速にすれば取
り出しエラーの発生頻度も高くなる。そこで、補助取出
部による紙葉類の取り出しについては確実性を優先させ
るため、その取り出し速度を少なくとも主取出部のそれ
より低くする。これにより、補助取出部によって取り出
された紙葉類が取り出しエラーによって再び異常回収さ
れるような事態の発生確率を下げることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。
【0015】図1は本発明の実施の形態に係る紙葉類処
理装置の構成図である。
【0016】同図に示すように、この紙葉類処理装置1
00は、積載された紙葉類3を一枚ずつ分離して取り出
す取出部101と、取出部101によって一枚ずつ取り
出された紙葉類3の状態、たとえば種類、表裏、スキュ
ー、汚れや欠損、サイズ不良、2枚取りエラーなどを光
学的な検出手段を用いて検知する検知部102と、この
検知部102によって異常と判定された紙葉類が蓄えら
れるリジェクト部103と、異常と判断された紙葉類を
リジェクト部103へ導くリジェクトゲート104と、
紙葉類3の表裏整合やスキュー補正等を行う整位部10
5と、紙葉類3を種類・サイズ別に集積する複数の集積
部106と、紙葉類3を各集積部106に選択的に導く
ための複数の分類ゲート107と、搬送路を形成する搬
送ローラ108および搬送ベルト109とで構成されて
いる。
【0017】検知部102は、紙葉類3の汚れや欠損、
サイズ不良、2枚取りエラーなどを検知すると、これを
図示しない制御部に通知し、制御部はそのエラー通知を
受けると、当該紙葉類3をリジェクト部103へ導くよ
うにリジェクトゲート104を制御する。また、検知部
102は、紙葉類3の表裏、スキューの検知結果を制御
部に通知し、制御部はこれを基に紙葉類3の表裏整合や
スキュー補正を行うように整位部105の動作を制御す
る。さらに、検知部102は、紙葉類3の種類を識別し
た結果を図示しない制御部に送り、制御部は紙葉類3を
その種類別に対応する集積部106に導くように各分類
ゲート107の開閉を制御する。
【0018】図2は、上記紙葉類処理装置100の取出
部101の構成を示す図である。取出部101は主取出
部120と補助取出部130で構成される。
【0019】主取出部120の構成から説明する。同図
に示すように、紙葉類3はバックアップ2の上にたとえ
ばロットの単位で積載される。バックアップ2の上方に
は円筒状の吸着ロータ1が配置されている。バックアッ
プ2は図示しない付勢手段の力によって上方へ付勢され
ているため、バックアップ2上の最上の紙葉類3は常に
吸着ロータ1の周面に押し当てられることになる。吸着
ロータ1の内部には回転固定の吸着ブロック4が配置さ
れており、この吸着ブロック4に吸着ロータ1は図示し
ない軸受けを介し回転自在に支持されている。吸着ブロ
ック4内には真空ポンプに接続される配管5が通ってお
り、この配管5には吸着ブロック4の外周面に開口する
吸引孔6が延設されている。一方、吸着ロータ1の周面
の一部には吸着穴7が開設されている。吸着ロータ1の
回転によって、その吸着穴7が前記吸着ブロック4の吸
引孔6の開口と周期的に重り合い、吸着ロータ1が吸着
力を帯びるようになっている。なお、吸着ロータ1の吸
着穴7の周囲には、紙葉類3との吸着性を良くするため
の高摩擦部8が設けられている。
【0020】吸着ブロック4の吸引孔6の開口はバック
アップ2に対向して設けられているので、吸着ロータ1
の回転により吸着ロータ1の吸着穴7が吸着ブロック4
の吸引孔6の開口と重なったとき、吸着ロータ1の吸着
穴7にバックアップ2上の最上位の紙葉類3が吸着し、
吸着した紙葉類3はそのまま吸着ロータ1の回転に付き
従ってバックアップ2上から2枚取り防止ブロック10
の上を通過しつつ取り出される。バックアップ2上から
取り出された紙葉類3は、検知部102に向かう搬送路
30へピックアップローラ9によって取り込まれること
で吸着ロータ1から引き離され、搬送路30を通じて検
知部102へ向けて搬送される。
【0021】また、バックアップ2の上方には、バック
アップ2上の紙葉類3の有無等を検出する機構が設けら
れている。この検出機構は、光学センサー16と、回転
軸11に回転自在に支持された検出レバー12と、この
検出レバー12に取りつけられた検出コロ13、遮蔽板
14、およびストッパー15とで構成される。検出コロ
13は、バックアップ2上に積載された最上位の紙葉類
3と当接して紙葉類3の有無を検出レバー12の傾き角
度に変換する。バックアップ2上の最後の紙葉類3の取
り出しが完了すると、遮蔽板14によるセンサー光の遮
断が解除される角度まで検出レバー12が傾き、光学セ
ンサー16の出力信号が反転したことを図示しない制御
部が認識して吸着ロータ1の駆動を停止させる。
【0022】次に、補助取出部130の構成について説
明する。補助取出部130は、紙葉類3を収納する収納
箱21と、収納箱21から一枚ずつ紙葉類3を連続して
取り出すための機構を構成する押圧レバー22、吸着ブ
ロック23および押えローラ24とで構成される。吸着
ブロック23は一定の角度範囲で揺動し、収納箱21に
収納された最下位の紙葉類3を吸着して、吸着した紙葉
類3を押えローラ24による捕捉位置へ導く。押圧レバ
ー22は収納箱21に収納された紙葉類3を吸着ブロッ
ク23に向けて押圧するための手段である。押えローラ
24は吸着ブロック23によって収納箱21から取り出
された紙葉類3を、検知部102へ向かう搬送路31を
形成する搬送ベルト109に押し当て、搬送路31に紙
葉類3を受け渡すための部材である。
【0023】主取出部120に接続された搬送路30お
よび補助取出部130に接続された搬送路31は、A地
点から一本の搬送路32にまとめられ、この搬送路32
を通じて紙葉類3は検出部102に向けて搬送される。
【0024】主取出部120および補助取出部130
は、図1に示すように、操作パネル110に設けられ
た、各々の取出部に対応する起動ボタン111,112
を押すことによって択一的に起動される。
【0025】次に、本実施形態の紙葉類処理装置におい
て、ロット単位の紙葉類3を分類、計数する場合の動作
を説明する。
【0026】ロット単位の紙葉類3を主取出部120の
バックアップ2上にセットした後、操作パネル110の
起動ボタン111が押されると、吸着ロータ1の回転が
開始される。吸着ロータ1の回転により、吸着ロータ1
の吸着穴7が吸着ブロック4の吸引孔6の開口と重なる
度に、吸着ロータ1の吸着穴7にバックアップ2上の最
上位の紙葉類3が吸着し、吸着した紙葉類3はそのまま
吸着ロータ1の回転に付き従ってバックアップ2上から
2枚取り防止ブロック10の上を通過しつつ取り出され
る。バックアップ2上から取り出された紙葉類3は、ピ
ックアップローラ9によって吸着ロータ1から引き離さ
れて搬送路30へ受け渡され、この搬送路30を通じて
検知部102へ向けて搬送される。
【0027】検知部102では、搬送されてきた紙葉類
3の状態、たとえば種類、表裏、スキュー、汚れや欠
損、サイズ不良、2枚取りエラーなどの検知が行われ
る。この検知部102によって異常が検知された紙葉類
3はリジェクトゲート104を通じてリジェクト部10
3へと搬送され、そこに蓄えられる。また、異常が検知
されなかった紙葉類3は、整位部105を通過して、検
知部102で検知された種類別に選択ゲート107によ
って各集積部106に振り分けられる。
【0028】ここで、主取出部120においてロット単
位の紙葉類3の取り出しが行われている最中に紙葉類3
のリジェクトが発生した場合を考える。この場合、操作
員はリジェクト部103から、リジェクトされた紙葉類
3を取り出し、装置本体から取り出しておいた補助取出
部130の収納箱21にこれらリジェクトされた紙葉類
3をセットし、この収納箱21を装置本体に装填する。
この作業は、主取出部120においてロット単位の紙葉
類3の取り出しが完了する以前に行うことができるが、
ロット単位の紙葉類3の取り出しが完了した後行っても
よい。
【0029】主取出部120でのロット単位の紙葉類3
の取り出しが完了した後、操作パネル110の起動ボタ
ン112が押されることによって、補助取出部130で
の紙葉類3の取り出しが開始される。
【0030】図3(a)(b)に示すように、補助取出
部130での紙葉類3の取り出しは、吸着ブロック23
を矢印方向へ回動させるとともに押えローラ24を矢印
方向へ回動させることによって行われる。すなわち、図
3(a)の状態において、収納箱21に収納された紙葉
類3は押圧レバー22による上からの押圧を受けている
ため、最下位の紙葉類3はすでに吸着ブロック23に吸
着された状態にある。この状態から図3(b)に示すよ
うに、吸着ブロック23を矢印方向へ回動させ、押えロ
ーラ24を矢印方向へ回動させると、紙葉類3の吸着部
分が押えローラ24と搬送ベルト109とによって捕捉
されることによって紙葉類3は搬送路31に受け渡さ
れ、そのまま搬送路31を通じて検知部102へ向けて
搬送される。なお、このような構成の補助取出部130
による紙葉類3の取り出しの速度は、主取出部120に
よる吸着ロータ1の回転による取り出しに比べ高速化が
困難であるが、収納箱21に収納された紙葉類3を一枚
ずつ吸着ブロック23で起して搬送するので、2枚送り
エラーの発生確率は主取出部120に比べて低い。
【0031】検知部102では、先ほどの場合と同様
に、搬送されてきた紙葉類3の状態、たとえば種類、表
裏、スキュー、汚れや欠損、サイズ不良、2枚取りエラ
ーなどの検知が行われ、異常が検知された紙葉類3はリ
ジェクトゲート104を通じてリジェクト部103へと
搬送され、そこに蓄えられることになるが、前記のよう
に、補助取出部130では主取出部120よりも2枚送
りエラーが発生しにくく、取り出しのエラーによって再
び紙葉類3がリジェクトされる頻度は低い。
【0032】主取出部120の稼動時と補助取出部13
0の稼動時とで検知部102のエラー判定用のしきい値
を切り換え、補助取出部130の稼動時にスキュー、汚
れや欠損、サイズ不良によって紙葉類3がリジェクトさ
れる確率を下げることによって、ロットの処理が補助取
出部130からの、一度リジェクトされた紙葉類3の投
入を最後にできるだけ終了するようにしてもよい。
【0033】以上のように、本実施形態の紙葉類処理装
置によれば、ロットの単位で紙葉類の分類、計数を行う
場合に、主取出部120からの1ロット分の紙葉類取り
出しの完了を待たずに、リジェクトされた紙葉類を補助
取出部130の収納箱21に収納することができ、1ロ
ットの紙葉類取り出しが完了した後直ちに補助取出部1
30を起動させて一度リジェクトされた紙葉類を再投入
することができる。したがって、1ロットあたりに要す
る処理時間を短縮でき、見かけ上の処理速度が向上す
る。
【0034】以上説明した実施形態では、補助取出部1
30として、往復揺動型の吸着ブロック23を用いた構
造によるものを採用したが、本発明において、補助取出
部の構成はこれに限定されない。たとえば、主取出部1
20と同様に吸着ロータを採用したものであってもよい
し、その他の方式によるものであっても構わない。ま
た、これは主取出部120の構造に関しても同様であ
る。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
主取出部によって取り出された紙葉類のうちの異常回収
された紙葉類を主取出部の稼動中に収納部に収納するこ
とができるので、主取出部によるすべての紙葉類の取り
出しが終了した後、補助取出部による収納部からの、異
常回収された紙葉類の取り出しを直ちに開始することが
でき、1ロットあたりに要する見かけ上の処理時間を短
縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る紙葉類処理装置の全
体の構成図。
【図2】図1の紙葉類処理装置の取出部の構成を示す
図。
【図3】図1の紙葉類処理装置の補助取出部の構成と動
作を示す図。
【図4】従来の紙葉類処理装置の取出部の構成を示す
図。
【符号の説明】
1 吸着ロータ 2 バックアップ 3 紙葉類 4 吸着ブロック 5 配管 6 吸引孔 7 吸着穴 8 高摩擦部 9 ピックアップローラ 11 回転軸 12 検出レバー 13 検出コロ 14 遮蔽板 15 ストッパー 16 光学センサー 21 収納箱 22 押圧レバー 23 吸着ブロック 24 押えローラ 100 紙葉類処理装置 101 取出部 102 検出部 103 リジェクト部 104 リジェクトゲート 105 整位部 106 集積部 107 分類ゲート 108 搬送ローラ 109 搬送ベルト 110 操作パネル 111,112 起動ボタン 120 主取出部 130 補助取出部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積載された紙葉類の束から該紙葉類を一
    枚ずつ取り出す主取出部と、 前記主取出部の稼動中に紙葉類を収納できる収納部を備
    え、この収納部から前記紙葉類を一枚ずつ取り出す補助
    取出部と、 前記主取出部および前記補助取出部を外部指示に応じて
    択一的に稼動させるように制御する制御手段とを具備す
    ることを特徴とする紙葉類処理装置。
  2. 【請求項2】 積載された紙葉類の束から該紙葉類を一
    枚ずつ取り出す主取出部と、 前記主取出部より取り出された紙葉類の状態を検知する
    検知手段と、 この検知手段によって異常が検知された紙葉類を回収す
    る回収手段と、 前記回収手段によって回収された紙葉類を前記主取出部
    の稼動中に収納できる収納部を備え、この収納部から前
    記紙葉類を一枚ずつ取り出す補助取出部と、 前記主取出部および前記補助取出部を外部指示に応じて
    択一的に稼動させるように制御する制御手段とを具備す
    ることを特徴とする紙葉類処理装置。
  3. 【請求項3】 積載された紙葉類の束から該紙葉類を一
    枚ずつ取り出す主取出部と、 前記主取出部より取り出された紙葉類の状態を検知する
    検知手段と、 この検知手段によって異常が検知された紙葉類を回収す
    る回収手段と、 前記回収手段によって回収された紙葉類を前記主取出部
    の稼動中に収納できる収納部を備え、前記収納部から前
    記紙葉類を一枚ずつ取り出す補助取出部と、 前記主取出部によるすべての紙葉類の取り出しが完了し
    た後、前記補助取出部を外部指示に応じて稼動させるよ
    うに制御する制御手段とを具備することを特徴とする紙
    葉類処理装置。
  4. 【請求項4】 前記補助取出部の取り出し速度が前記主
    取出部に比して低速であることを特徴とする請求項1な
    いし3記載のいずれかの紙葉類処理装置。
JP2000230026A 2000-07-28 2000-07-28 紙葉類処理装置 Withdrawn JP2002046880A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104240377A (zh) * 2014-08-21 2014-12-24 浙江方泰电器有限公司 用于纸币清分机的模块化收钞装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104240377A (zh) * 2014-08-21 2014-12-24 浙江方泰电器有限公司 用于纸币清分机的模块化收钞装置

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