JP2002046727A - 組立紙箱 - Google Patents

組立紙箱

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JP2002046727A
JP2002046727A JP2000233913A JP2000233913A JP2002046727A JP 2002046727 A JP2002046727 A JP 2002046727A JP 2000233913 A JP2000233913 A JP 2000233913A JP 2000233913 A JP2000233913 A JP 2000233913A JP 2002046727 A JP2002046727 A JP 2002046727A
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JP
Japan
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wall flap
side wall
paper box
flap
finger
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Application number
JP2000233913A
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English (en)
Inventor
Motoko Oikawa
素子 及川
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FUJII KK
MIYATA BUSSAN KK
Original Assignee
FUJII KK
MIYATA BUSSAN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 解体が容易な組立紙箱を得ることを課題とす
る。 【解決手段】 多角形とした底板1の各辺に側壁を構成
する側壁フラップ2を連設し、前記側壁フラップの一部
又は全部に内側に折り返す内壁フラップ6を連設し、こ
の内壁フラップ6の縁に係止凸部9を形成し、この係止
凸部9を係止スリットに係止させるようにした紙箱にお
いて、前記内壁フラップ6が連設された側壁フラップ2
に指挿入用の穴又は開口予定部12を設け、前記穴から
指を挿入して内壁フラップ6を押せるようにして組立紙
箱を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、解体が容易な組立紙
箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】1枚のシートに形成したフラップを屈曲
させて構成する組立紙箱については、幾多の構造が提案
されている。これら組立紙箱においては強度を得るため
に、少なくとも一対の側壁は二重壁となっており、底板
に連設された側壁フラップの外縁に内壁フラプを連設
し、この内壁フラップを内側に折り返し、内壁フラップ
の縁に形成した係止凸部を係止スリットに係止させる構
造としてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た組立紙箱を解体する場合、内壁フラップの係止凸部と
スリットの係止を解除しなければならないが、係止を解
除するには内壁フラップと側壁フラップの隙間に指を差
し込み、内壁フラップを跳ね上げなければならない。こ
のとき、箱の用紙が強靱な場合には、内壁フラップを跳
ね上げるときに大きな力が必要であり、時間もかかり、
しかも指をけがするおそれもあった。そのために、解体
して再利用可能な箱であるにもかかわらず、カッターで
切断してしまう場合もあった。
【0004】近年、資源の再利用が促進される中で、解
体して通い箱として再利用できる箱は、可能な限り再利
用されることが好ましい。また、資源ゴミとして回収す
る場合にも畳んで容量を小さくして回収することが好ま
しい。そこで、この発明は組立紙箱の解体を容易とし
て、再利用の促進が図られる紙箱を得ることを課題とす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の組立紙箱は、
多角形とした底板の各辺に側壁を構成する側壁フラップ
を連設し、前記側壁フラップの全部又は一部に内側に折
り返す内壁フラップを連設し、この内壁フラップの縁
(先端縁又は側縁)に係止凸部を形成し、この係止凸部
を前記底板又は側壁フラップに設けた係止スリットに係
止させるようにした紙箱において、前記内壁フラップが
連設された側壁フラップに指挿入用の穴を設け、前記穴
から指を挿入して内壁フラップを押せるようにしたもの
である。請求項2の組立紙箱は、多角形とした底板の各
辺に側壁を構成する側壁フラップを連設し、前記側壁フ
ラップの全部又は一部に内側に折り返す内壁フラップを
連設し、この内壁フラップの縁(先端縁又は側縁)に係
止凸部を形成し、この係止凸部を底板又は側壁フラップ
に設けた係止スリットに係止させるようにした紙箱にお
いて、前記内壁フラップが連設された側壁フラップに指
挿入用の穴が形成される開口予定部を設け、前記開口予
定部を打ち抜いて穴を形成し、この穴から指を挿入して
内壁フラップを押せるようにしたものである。請求項3
の発明は、前記開口予定部をミシン目を環状不完結に形
成して構成したものである。
【0006】この発明において、組立紙箱の底板の形状
は問わない。平面四角形が一般的であるが、三角形や五
角形以上の多角形でもよい。そして、内壁フラップを連
接する側壁フラップの位置や数の限定もない。要は、底
板又は側壁フラップのスリットに係止される内壁フラッ
プが連設された側壁フラップに、指挿入用の穴(請求項
1)又は開口予定部(請求項2)を設ければよい。な
お、材質は段ボールが一般的であるが、ボール紙でもよ
い。
【0007】
【作用】この発明において、組立紙箱を解体する際には
側壁フラップに形成した透孔から指を挿入し、内壁フラ
ップを内側に押しやることができるので、内壁フラップ
とスリットとの係止を容易に解除することができる。ま
た、請求項2の発明においては開口予定部を開口して指
を挿入する。そして開口予定部を環状不完結なミシン目
で構成すると、穴を再閉鎖することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は実施形態の段ボール製組立
紙箱Aの組立途中の斜視図である。ここで、平面長方形
とした底板1の4縁にそれぞれ側壁フラップ2、3、
4、5、が連設してあり、一対の対向する側壁フラップ
2、4の外縁に内壁フラップ6、7が連設してある。ま
た他の一対の対向する内壁フラップ3、5の両側縁には
折り込み片8がそれぞれ連設してある。前記内壁フラッ
プ6、7の先端縁にはそれぞれ係止凸部9が設けてあ
り、底板1には前記係止凸部9が係止するスリット10
が設けてある。
【0009】前記内壁フラップ6、7が連設された側壁
フラップ2、4の中央部には環状不完結なミシン目11
で囲われた開口予定部12が形成してあり、この開口予
定部12に対応する位置には前記折り込み片8が存在し
ないようにしてある。
【0010】この組立紙箱Aは、底板1の4縁に側壁フ
ラップ2、3、4、5を立ち上がらせ、内壁フラップの
ない外壁フラップ3、5に連設された折り込み片8を内
側へ折り曲げ、これを内壁フラップ6、7で巻き込み、
内壁フラップ6、7の係止凸部9をスリット10に係止
させて組み立てる。
【0011】組み立てられた組立紙箱Aを解体するとき
は、前記開口予定部12に指を押し当てるとミシン目1
1が破断し、開口予定部が開口し、指が内壁フラップ
3、5を直接押圧するので、内壁フラップは内側へ押し
やられて跳ね上げられ、係止凸部9とスリット10との
係止は解除される。係止が解除された後は、前記組み立
て工程と逆の操作を行うことにより、紙箱は解体されて
平面をなす。この解体過程において、開口予定部が開口
する以外紙箱が損傷するおそれは極めて小さい。そして
解体に要する時間も短く、かつ指をけがするおそれも極
めて小さい。したがって、効率よくかつ安全に再利用可
能な状態に解体することができる。
【0012】この実施形態においては、環状不完結なミ
シン目11によって開口予定部を形成したので、一度開
口した部分を再閉鎖することができ、再利用する差異の
見栄えがよい。もちろん、前記開口予定部は環状に完結
したミシン目で形成し、開口部が復元できないような構
造であっても、該部は内壁フラップで閉鎖されるので再
利用に支障はない。そして、あらかじめ穴を形成してお
く構成でもよく、このような構成とすれば開口予定部を
破断する必要がないので、内壁フラップの係止解除作業
は一層容易となる。
【0013】
【発明の効果】この発明によれば、側壁フラップに内壁
フラップを押圧するための穴又は開口予定部を設けたの
で、側壁フラップの穴から指を挿入して内壁を直接押圧
することができる。したがって、内壁フラップと底板と
の係止を解除する作業が極めて容易となり、迅速かつ安
全に紙箱を解体することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明実施形態の組立途中の斜視図であ
る。
【図2】 同じく正面図である。
【図3】 同じく係止部分の断面図である。
【図4】 同じく解体途中の断面図である。 A 組立紙箱 1 底板 2 側壁フラップ 3 側壁フラップ 4 側壁フラップ 5 側壁フラップ 6 内壁フラップ 7 内壁フラップ 8 折り込み片 9 係止凸部 10 スリット 11 ミシン目 12 開口予定部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多角形とした底板の各辺に側壁を構成す
    る側壁フラップを連設し、前記側壁フラップの一部又は
    全部に内側に折り返す内壁フラップを連設し、この内壁
    フラップの縁に係止凸部を形成し、この係止凸部を係止
    スリットに係止させるようにした紙箱において、前記内
    壁フラップが連設された側壁フラップに指挿入用の穴を
    設け、前記穴から指を挿入して内壁フラップを押せるよ
    うにした、組立紙箱
  2. 【請求項2】 多角形とした底板の各辺に側壁を構成す
    る側壁フラップを連設し、前記側壁フラップの全部又は
    一部に内側に折り返す内壁フラップを連設し、この内壁
    フラップの縁に係止凸部を形成し、この係止凸部を係止
    スリットに係止させるようにした紙箱において、前記内
    壁フラップが連設された側壁フラップに指挿入用の穴が
    形成される開口予定部を設け、前記開口予定部を打ち抜
    いて穴を形成し、この穴から指を挿入して内壁フラップ
    を押せるようにした、組立紙箱
  3. 【請求項3】 開口予定部は、ミシン目を環状不完結に
    形成して構成した、請求項2記載の組立紙箱
JP2000233913A 2000-08-02 2000-08-02 組立紙箱 Pending JP2002046727A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006290393A (ja) * 2005-04-08 2006-10-26 Kyocera Mita Corp 梱包部材
JP2007062836A (ja) * 2005-09-02 2007-03-15 Tomoku Co Ltd 組立包装箱
JP2011093584A (ja) * 2009-10-30 2011-05-12 Asahi Printing Co Ltd 長尺部材収納用仕切り

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