JP2002046500A - 車両の駆動・制動の手動操作走行制御システム - Google Patents

車両の駆動・制動の手動操作走行制御システム

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JP2002046500A
JP2002046500A JP2000235970A JP2000235970A JP2002046500A JP 2002046500 A JP2002046500 A JP 2002046500A JP 2000235970 A JP2000235970 A JP 2000235970A JP 2000235970 A JP2000235970 A JP 2000235970A JP 2002046500 A JP2002046500 A JP 2002046500A
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braking
control system
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Kazuhiko Sato
和彦 佐藤
Hiroshi Takenaga
寛 武長
Wataru Nagaura
永浦  渉
Hiroto Morisane
裕人 森實
Shiho Izumi
泉  枝穂
Hiroyuki Saito
博之 斎藤
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の車間距離制御走行システム(ACC、Ad
aptive Cruise Control)で一般道路を走行した場合、
赤信号や右左折時には足によるブレーキ,アクセルなど
のペダル操作が必要であるためACCは解除となる。一
般道路にも適用できる車両のACCシステムを提供す
る。 【解決手段】アクセル,ブレーキの手動操作装置をステ
アリングの近傍に設置し、且つACCと連動させること
により、一般道路でもACC走行が可能となり、且つ足
の不自由な障害者でも運転可能なバリアフリー型走行シ
ステムを提供する。一方の足を使用した2ペダル式足踏
操作機能と互換性を有するアクセル・ブレーキの手動操
作機能を有し、手動・足踏の切り替えまたは併用を可能
とすることを特徴とする車両の駆動・制動の手動操作制
御システムと、先行車を検出したら車間距離制御モード
または定速走行制御モードで作動させる走行制御システ
ムを備え、前記車両の駆動・制動の手動操作制御システ
ムと走行制御機能を連動させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の駆動・制
動操作機能に関し、車両の駆動・制動操作の手動・足踏
操作切り替えシステムとその応用システムに係わる。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車エンジンのアクセルによる
駆動とブレーキによる制動の操作は、自動2輪車の場合
はハンドル部のグリップとレバーによりそれぞれ手動で
操作してきた。自動4輪車の場合、福祉用では手動操作
が実用化されている。
【0003】福祉用の自動4輪車の駆動・制動操作の手
動機構については、オーテックジャパンのホームページ
http://www.autech.co.jp/LV/B15LD01/index. htmに手
動運転装置2例が掲載されている。第1例は、シフトレ
バーのような操縦桿を前方に倒すとアクセル、手前に引
くとブレーキがかかる機構であり、第2例は、自動2輪
車のレバーのような機構である。さらに、ホームページ
http://www.toyata.co.jp/welcab/top/setumei/friend/
move_ax_friend.htmに上記オーテックジャパンと類似の
手動運転装置が掲載されている。
【0004】特開平7−89374号公報には、供給さ
れる制動力制御信号に応じて車両のブレーキ機構を駆動
して所望の制動力を発生させる制動力制御機構と、供給
されるスロットル制御信号に応じて内燃機関のスロット
ルバルブを駆動して所望の駆動力を発生させるスロット
ル制御機構とを備え、運転者の意思を表す走行状態指令
手段が発する走行状態指令信号に基づいて走行状態制御
手段が設定した制動力制御信号及びスロットル制御信号
を、それぞれ前記制動力制御機構及び前記スロットル制
御機構に対して供給するようにした自動車用運転装置に
おいて、前方車両と自車両との間の距離を検出する車間
距離検出手段と、該車間距離検出手段の検出結果に基づ
いて前方車両に対する相対速度を算出する相対速度算出
手段と、前記走行状態指令手段の発する走行状態指令信
号に基づく制動力制御の実行中に運転者が所定の操作を
行った場合、前記走行状態制御手段に対して制動力保持
を指示する制動力保持指示手段と、前記制動力保持指示
手段の指示に基づく制動力保持中、前記走行状態指令手
段の発する走行状態指令信号が、制動力制御を要求する
ものから、駆動力制御を要求するものに変化し、且つ、
前記制動力保持指示手段による制動力保持の指示が解除
された際には、前記相対速度算出手段の算出した相対速
度に応じて制動力制御信号、及び駆動力制御信号を補正
して、車両を発進させる発進状態指示手段とを備える自
動車用運転装置が記載されている。
【0005】更に、特開平11−327674号公報に
は、車両に設置される運転補助装置において、アクセル
操作及びブレーキ操作に代替して手動操作される操作部
と、該操作部の操作状態を、該操作状態に応じて変化す
る電気信号として入力する入力手段と、該入力手段に入
力された前記電気信号に応じてブレーキを制御するブレ
ーキ制御手段と、前記入力手段にて入力された前記電気
信号に応じてスロットルバルブの開度を制御するスロッ
トルバルブ制御手段と、を備えた運転補助装置が記載さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような自動4輪
車の駆動・制動操作の足踏機構から手動機構への変更や
選択は、四肢の障害や高齢化によってニーズが生じる一
方、その操作性はもとより、安全性や信頼性を確保し、
公的機関による車両の認定も必要となる。
【0007】一方従来の車間距離制御走行(Adaptive C
ruise Control、以下ACCと記す)システムはセン
サ,コントローラなどのシステムの性能がまだ不充分な
ため、赤信号や一時停止,右左折時にはドライバの足に
よるブレーキ,アクセルなどのペダル操作が必要であっ
た。しかし、その操作をした場合は上記ACCモードは
安全のため解除される。このため上記ACCシステムで
一般道路を走行した場合はACCモードは頻繁に解除さ
れることとなるためその機能を充分に果たすことができ
ず、適用範囲は自ずと高速道路などの自動車専用道路に
限定されていた。
【0008】本発明が解決しようとする課題は、一般道
路でもACCモードでの走行を可能とし、且つ四肢の不
自由な障害者が運転可能なバリアフリー型走行制御シス
テムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明が示す第1の手段は、一方の足を使用した
2ペダル式足踏操作機能と互換性を有するアクセル・ブ
レーキの手動操作機能を有し、ステアリング近傍に前記
手動操作機能の操作パネルを配置し、手動・足踏の切り
替えまたは併用を可能とする車両の駆動・制動の手動操
作制御システムと、先行車を検出したら車間距離制御モ
ード、およびまたは先行車がなければ定速走行制御モー
ドで作動させる走行制御システムを備え、前記車両の駆
動・制動の手動操作制御システムと走行制御機能を連動
させる機能を備える。
【0010】上記の課題を解決するために本発明が示す
第2の手段は、車両の駆動・制動の手動操作を2つの感
圧ポテンシオで分担し、手動ACCモードSWで連動さ
せるように構成したことを特徴とする。
【0011】上記の課題を解決するために本発明が示す
第3の手段は、車両の駆動・制動の手動操作パネルをス
テアリング近傍に配置して、ステアリング操作とアクセ
ル・ブレーキ操作をそれぞれ一方の手で操作できるよう
にしたことを特徴とする。
【0012】上記の課題を解決するために本発明が示す
第4の手段は、左右いずれのステアリング配置車にもア
クセル・ブレーキの手動操作部を対照に配置して対応す
る。
【0013】上記の課題を解決するために本発明が示す
第5の手段は、手動のアクセル押圧力−駆動特性を足踏
のアクセルペダル踏み込み角度の操作性と整合させる。
【0014】上記の課題を解決するために本発明が示す
第6の手段は、手動のブレーキ押圧力−制動特性を足踏
のブレーキペダル踏み込み角度の操作性と整合させる。
【0015】上記の課題を解決するために本発明が示す
第7の手段は、計器盤に先行車との車間距離を表示する
とともに、車速に対応した最適車間距離と比較して所定
レベルを逸脱した時に警報を出す。
【0016】上記の課題を解決するために本発明が示す
第8の手段は、変速機の手動レバーと等価な手動操作パ
ネルとアクセル・ブレーキの手動操作パネルとをステア
リングコラム、またはその近傍に配置し、ステアリング
近傍にそれぞれのパネルを配置する。
【0017】上記の課題を解決するために本発明が示す
第9の手段は、福祉車両に前述した車両の駆動・制動制
御の手動・足踏操作切り替えシステムと変速機のレバ
ー、手動パネル操作切り替えシステムの少なくとも1つ
を搭載する。
【0018】上記の課題を解決するために本発明が示す
第10の手段は、車両の駆動・制動の手動操作を中性点
スイッチを有するレバーポテンシオメータで構成したこ
とを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態につい
て、図面を用いて詳細に説明する。
【0020】図1は、本発明の実施例1に関する一実施
形態である、車両の駆動・制動制御の手動・足踏操作切
り替えシステムの構成を示すブロック図である。
【0021】図1において、楕円ブロックは機能停止1
1,普通モード運転12および車両の駆動・制動制御の
手動操作モードでかつACC制御モードの手動ACCモ
ード運転13を示し、手動操作と足踏操作は、手動AC
CモードSWで経路14により切り替えて選択する構成
となっている。このようなシステム構成は、従来使用し
てきた足踏操作から、必要に応じて逐次手動操作に移行
することを可能にするものであり、これによって、四肢
の障害や高齢化等による運転能力の低下に適応した駆動
・制動の操作性を実現するものである。また、設定によ
り機能停止11から起動直後に手動ACCモード運転1
3に経路15で直接遷移することも可能である。
【0022】図2は、本発明の実施例1に関し、車両の
駆動・制動制御の手動・足踏操作切り替えシステムの状
態遷移図の一実施形態を示す。ACCシステムおよびま
たは定速走行制御(Cruise Control、以下CCと記す)
システムの制御において、車両の駆動・制動に請求項1
に示す手動操作制御システムを用いた1つの実施形態で
ある。
【0023】図2において、5つの楕円ブロックはそれ
ぞれモードを示し、手動CC22は車両の駆動・制動を
手動操作で制御する場合のCC制御、手動ACC23は
車両の駆動・制動を手動操作で制御する場合のACC制
御である。H_ACCELE24はACC制御またはC
C制御中のアクセルポテンシオの手動操作、H_BRA
KE25はACC制御またはCC制御中のブレーキポテ
ンシオの手動操作をそれぞれ示す。PV26は、自車の
前に先行車があればACC制御、無ければCC制御に自
動的に切り替えるパスである。手動ACCモードSW2
7は、ACC制御を起動し、同時に手動ACCELE_
SW28と手動BRAKE_SW29を有効にする。こ
れにより、手動ACCELE_SW28および手動BR
AKE_SW29を操作した場合にそれぞれアクセル,
ブレーキが作動する。この制御系によって、ACC/C
C制御の手動ACCモードSW27が投入されていると
き、先行車があればACC制御、先行車が無ければCC
制御となり、この間車両の駆動・制動は手動操作が可能
となる。
【0024】表1に、図2に示す各モードの、各種スイ
ッチあるいはセンサのON−OFFによる別モードへの
遷移を示す。たとえば、モード「MAIN OFF」で
は手動ACCモードSWがONに操作された場合のみモ
ードが「手動CC」に遷移するが、他のスイッチを操作
してもモードは遷移せず「MAIN OFF」のままで
あるため「そのまま」という表記としている。
【0025】
【表1】
【0026】図3は、車両におけるステアリング30,
計器パネル37,手動ACC操作パネル31,足踏アク
セル33,足踏ブレーキ32の配置の一実施形態を示
す。手動ACC操作パネル31には、手動ACCELE
_SW34と手動BRAKE_SW35のポテンシオメ
ータと手動ACCモードSW36が配置してあり、この
スイッチをONにすることにより、アクセル,ブレーキ
の手動操作が可能となり、且つ先行車があればACC制
御、先行車が無ければCC制御が作動する。図3に示す
計器パネルにおいて、車速ゲージは、車速・車間デジタ
ル表示38または車速アナログ表示39の車速ととも
に、自車表示310と先行車表示314との車間距離表
示311を図式的に表示する。先行車表示314はセン
サで検出されてから表示されACC制御が始まる。先行
車が検出されない期間はCC制御を作動させることがで
きる。アクセル・ブレーキの押圧レベル表示312をエ
ンジンタコメータ313の表示とともに、計器パネル3
7に行うことができる。
【0027】図3において操作パネル上の手動ACCE
LE_SW34とBRAKE_SW35に感圧式ポテン
シオメータを用いても良い。この効果は、感圧式ポテン
シオメータが小形で耐久性があり、押圧と出力の特性が
足踏の特性と整合をとり易いということが挙げられる。
【0028】図4および図5は、図3における手動AC
C操作パネルレイアウトの他の実施形態を示す。いずれ
も右親指で操作する場合の操作性を改善している。操作
パネル41または51は例えばステアリングコラムに設
置すればステアリング操作によってステアリングととも
に周回することはない。また、手動操作をしない場合に
は、運転者の運転操作に支障をきたさないようにワンタ
ッチで移動して目立たないように移動しても良い。ま
た、設置場所はステアリングコラムに限定せず、例えば
インパネなどステアリング近傍であればどこでも良い。
【0029】図4は、手動ACC操作パネル41のサイ
ズを小形化して、手動ACCモードSW44の配置を手
動ACCELE_SW42,手動BRAKE_SW43
の下側に移動した。
【0030】図5は、パネル51のサイズの小形化とと
もに、手動ACCELE_SW52,手動BRAKE_
SW53,手動ACCモードSW54のタッチ面積を増
やし操作性を改善するとともに、手動ACCモードSW
54の配置も内側に移動した。
【0031】図10は、一実施形態を示すもので、ステ
アリングホイール101に手動操作用レバー102をつ
けた状態を示す。図10で、ステアリングコラム103
から支持体104を介して手動・足踏操作パネル105
が支持固定される。手動・足踏操作パネル105をステ
アリングホイール101より奥でしかも外側に配置する
ことにより、両者の同時操作が可能になっている。手動
ステアリングの課題は、鋭角な曲折路を容易に追従でき
るようにすることであり、ステアリング上面に突起状の
ハンドルを設けることで対処できる。
【0032】図11は、一実施形態を示す。左右いずれ
のハンドル配置車でも、基本的に対応できることを示し
ている。
【0033】手動のアクセル押圧力−駆動特性を足踏の
アクセルペダル踏み込み角度−駆動特性および操作性と
整合させることができる。
【0034】手動のブレーキ押圧力−制動特性を足踏の
ブレーキペダル踏み込み角度−制動特性および操作性と
を整合させることができる。
【0035】いずれも、類似の技術なので、ここでまと
めて説明する。アクセルとブレーキは、その操作量に相
当する分だけ混合気を供給して駆動し、ブレーキで制動
をかけ、それぞれ所望の成果が得られるように運転者は
その操作量を増減して、目的を達したところで安定化さ
せる。そこで、足踏操作で慣れた操作量に手動操作の操
作量を近似させる。アクセル全閉からの始動・低速巡航
速度の安定性を得るために、感圧ポテンシオの全閉付近
の出力を足踏の場合と良く整合をとっておく。また、手
動に要する押圧力の長時間の運転で疲れないようにし、
しかも動きが軽過ぎて乱調をきたさないようにポテンシ
オの反力を最適化に注意を払う。
【0036】図6,図7,図8および図9は、いずれも
車両の駆動・制動を手動操作に切り替えたとき、および
手動または足踏で駆動・制動操作を行ったときの車速の
過渡特性を図式的に比較して示す。手動ACCモードS
Wにより足踏から手動に切り替えた時に自車の現在車速
が設定車速となる。4つのケースでそれぞれ異なる過渡
特性を示すところを要約する。まず図6は、手動ACC
ELEを所定時間,所定の操作量だけ変化させ元に戻し
た場合を示し、このとき設定車速は現在車速に追随し、
手動ACCELE操作終了後の車速が設定車速2として
新たに設定される。図7は、同様に手動BRAKEによ
り設定車速3として新たに設定される場合を示す。これ
に対して、図8は、足踏ACCELEによりアクセル中
は加速されるものの設定車速は変更されず、操作終了後
は自車速度は設定車速1に戻ることを示す。図9の足踏
BRAKEの場合も同様に、ブレーキ操作終了後に自車
速度は設定車速1に戻る。このように手動ACCモード
走行中に手動操作と従来の足踏操作で車速設定機能に差
を設けることにより操作のバリエーションが増え、より
快適な走行が可能となる。また、車速設定機能は本実施
形態に限定されず、例えば手動操作には車速設定機能を
付加せず足踏操作に車速設定機能を付加するようにして
も良い。
【0037】図11に一実施形態を示す。図11では、
変速機の手動レバーと等価な電子式切り替えスイッチで
構成した手動操作パネルとアクセル・ブレーキの手動操
作パネルとをステアリングコラムまたはその近傍に固定
し、例えば右ハンドル車の場合は、ステアリングホイー
ル外側の左側、また左ハンドル車の場合は、ステアリン
グホイール外側の右側にそれぞれのパネルを配置し、車
両の駆動・制動の手動操作制御システムと組み合わせて
構成している。
【0038】図12に一実施形態を示す。図12では、
福祉車両に車両の駆動・制動制御の手動・足踏操作切り
替えシステムと変速機の手動・足踏操作切り替えシステ
ムを搭載している。図12で、ステアリングホイール1
21,支持体122は車両の駆動・制動の手動ACC操
作パネル123をステアリングコラム1217に固定
し、ステアリングホイール121との所定の相関位置に
配設する。手動ACC操作パネル123には、手動AC
CELE_SW124,手動BRAKE_SW125,
手動ACCモードSW126が配置されている。足踏A
CCELE127,足踏BRAKE128が床面に配置
されている。一方、変速は変速機レバー1216または
ステアリングホイールの外側奥に配置した電子式変速パ
ネル1215により、変速操作ができる。支持体129
は変速の手動操作パネル1215をステアリングコラム
1217に固定し、ステアリングホイール121との所
定の相関位置に配設する。パネルには、5つの操作スイ
ッチ、すなわち手動操作とPARKINGスイッチ12
10,REVERSEスイッチ1211,NEUTRA
Lスイッチ1212,DRIVEスイッチ1213,2
nd_GEARと1st_GEARの選択スイッチ12
14が配置される。
【0039】車両の駆動・制動の手動操作を中性点スイ
ッチを有する1つのレバー形ポテンシオメータで構成す
ることができる。ポテンシオメータの構造は、感圧ポテ
ンシオのボタン操作をレバー操作に置き換えたことによ
り、変位を大きく設定できる点でボタン形の場合と操作
性が異なる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
車両の駆動・制動操作を従来の足踏操作のみから、手動
操作との選択を可能にし、且つACCシステムと連動さ
せることにより一般道路でもACCモードでの走行が可
能である。さらに手動操作の特性を足踏操作の特性に整
合をとれるため操作性が改善され、福祉用車両に適し、
障害や老化にフレキシブルに対応できる適応形のオプシ
ョン装置が提供される。さらに、変速操作についても、
ステアリング近傍で電子的に手動操作が可能となり、四
肢の不自由な障害者が運転可能なバリアフリー型走行制
御システムが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る車両の駆動・制動制御の
手動・足踏操作切り替えシステムの構成を示すブロック
図。
【図2】本発明の実施例に係る車両の駆動・制動制御の
手動・足踏操作切り替えシステムの状態遷移を示す一実
施形態図。
【図3】車両におけるステアリング,計器パネル,手動
ACC操作パネル,足踏アクセル、足踏ブレーキの配置
の一実施形態図。
【図4】手動ACC操作パネルレイアウトの他の実施形
態図。
【図5】手動ACC操作パネルレイアウトの他の実施形
態図。
【図6】本発明のトータルシステムでの一動作例を説明
するタイムチャート図。
【図7】本発明のトータルシステムでの一動作例を説明
するタイムチャート図。
【図8】本発明のトータルシステムでの一動作例を説明
するタイムチャート図。
【図9】本発明のトータルシステムでの一動作例を説明
するタイムチャート図。
【図10】ステアリングホイールに手動操作用レバーを
つけた一実施形態図。
【図11】手動ACC操作パネルレイアウトの他の実施
形態図。
【図12】手動ACC操作パネルレイアウトの他の実施
形態図。
【符号の説明】
11…機能停止、12…普通モード運転、13…手動A
CCモード運転、14…経路、15…経路、21…MA
IN OFF、22…手動CC、23…手動ACC、2
4…H_ACCELE、25…H_BRAKE、26…
PV、27…手動ACCモードSW、28…手動ACC
ELE_SW、29…手動BRAKE_SW、30…ス
テアリングホイール、31…手動ACC操作パネル、3
2…足踏BRAKE、33…足踏ACCELE、34…
手動ACCELE_SW、35…手動BRAKE_S
W、36…手動ACCモードSW、37…計器パネル、
38…車速・車間デジタル表示、39…車速アナログ表
示、310…自車表示、311…車間距離表示、312
…アクセル・ブレーキ押圧レベル表示、313…エンジ
ンタコメータ、314…先行車表示、41…手動ACC
操作パネル、42…手動ACCELE_SW、43…手
動BRAKE_SW、44…手動ACCモードSW、5
1…手動ACC操作パネル、52…手動ACCELE_
SW、53…手動BRAKE_SW、54…手動ACC
モードSW、101…ステアリングホイール、102…
手動ステアリングレバー、103…ステアリングコラ
ム、104…支持体、105…手動足踏操作パネル、1
10…ステアリングホイール、111…手動ACC操作
パネル、112…足踏BRAKE、113…足踏ACC
ELE、114…変速レバー、115…ステアリングホ
イール、116…手動ACC操作パネル、117…足踏
BRAKE、118…足踏ACCELE、119…変速
レバー、121…ステアリングホイール、122…支持
体、123…手動ACC操作パネル、124…手動AC
CELE_SW、125…手動BRAKE_SW、12
6…手動ACCモードSW、127…足踏ACCEL
E、128…足踏BRAKE、129…支持体、121
0…手動操作とPARKINGスイッチ、1211…R
EVERSEスイッチ、1213…DRIVEスイッ
チ、1214…2nd_GEARと1st_GEARの
選択スイッチ、1215…変速の手動操作パネル、12
16…変速機レバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G08G 1/16 G08G 1/16 E (72)発明者 永浦 渉 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 森實 裕人 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 泉 枝穂 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 斎藤 博之 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器グループ内 Fターム(参考) 3D044 AA21 AA25 AB01 AC15 AC21 AC24 AC26 AC59 AD04 AD21 AE01 AE04 AE21 3D046 BB18 BB19 HH02 HH05 HH20 JJ01 LL02 LL03 MM34 3G065 CA19 CA22 DA04 DA14 FA12 GA11 GA29 GA31 GA46 JA02 JA04 JA11 KA02 KA29 3J070 AA07 AA32 BA90 CC71 CE01 DA02 EA22 5H180 AA01 LL01 LL04 LL06 LL09

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方の足を使用した2ペダル式足踏操作機
    能と互換性を有するアクセル・ブレーキの手動操作機能
    を有し、手動・足踏の切り替えまたは併用によって操作
    する車両の駆動・制動の手動操作制御システムと、車間
    距離制御モードまたは定速走行制御モードで作動させる
    走行制御システムを備え、前記車両の駆動・制動の手動
    操作制御システムと走行制御機能を連動させることを特
    徴とする車両の駆動・制動の手動操作走行制御システ
    ム。
  2. 【請求項2】車両の駆動・制動の手動操作を2つの感圧
    ポテンシオで分担し、切り替えスイッチで連動させるこ
    とを特徴とする請求項1記載の車両の駆動・制動の手動
    操作走行制御システム。
  3. 【請求項3】車両の駆動・制動の手動操作パネルをステ
    アリング近傍に配置したことを特徴とする請求項1また
    は2記載の車両の駆動・制動の手動操作走行制御システ
    ム。
  4. 【請求項4】左右いずれのステアリング配置車にも車両
    の駆動・制動の手動操作パネルを対照に配置したことを
    特徴とする請求項1から3のいずれか記載の車両の駆動
    ・制動の手動操作走行制御システム。
  5. 【請求項5】手動のアクセル押圧力−駆動特性を足踏の
    アクセルペダル踏み込み角度−駆動特性と整合させたこ
    とを特徴とする請求項1から4のいずれか記載の車両の
    駆動・制動の手動操作走行制御システム。
  6. 【請求項6】手動のブレーキ押圧力−制動特性を足踏の
    ブレーキペダル踏み込み角度−制動特性と整合させたこ
    とを特徴とする請求項1から5のいずれか記載の車両の
    駆動・制動の手動操作走行制御システム。
  7. 【請求項7】計器パネルに先行車との車間距離をリアル
    タイムで表示するとともに、車速に対応した最適車間距
    離と比較して所定レベルの上下限を逸脱した時に警報を
    出すことを特徴とする請求項1から6のいずれか記載の
    車両の駆動・制動の手動操作走行制御システム。
  8. 【請求項8】変速機の手動レバーと等価な電子式切り替
    えスイッチで構成した手動操作パネルとアクセル・ブレ
    ーキの手動操作パネルとをステアリングコラムまたはそ
    の近傍に配置したことを特徴とする請求項1から7のい
    ずれか記載の車両の駆動・制動と変速の手動操作走行制
    御システム。
  9. 【請求項9】車両の駆動・制動の手動操作を中性点スイ
    ッチを有するレバーポテンシオメータで構成したことを
    特徴とする請求項1から9のいずれか記載の車両の駆動
    ・制動の手動操作走行制御システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014180894A (ja) * 2013-03-18 2014-09-29 Yanmar Co Ltd 走行車両
CN107776403A (zh) * 2017-11-01 2018-03-09 安徽安凯汽车股份有限公司 一种汽车油门防误踩系统及方法

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