JP2018127154A - 駐車支援装置 - Google Patents

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中川 拓也
Takuya Nakagawa
拓也 中川
御幸 大森
Miyuki Omori
御幸 大森
絵里子 山崎
Eriko Yamazaki
絵里子 山崎
啓介 尾山
Keisuke Oyama
啓介 尾山
聡 小材
Satoshi Kozai
聡 小材
裕之 立花
Hiroyuki Tachibana
裕之 立花
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Abstract

【課題】身体障害者がより快適に降車することができる駐車位置に車両を容易に駐車させることが可能な駐車支援装置を提供する。【解決手段】駐車支援ECUは、車両Vhが駐車可能な領域である駐車可能スペースStを探索し、駐車可能スペースが探索された場合、当該探索された駐車可能スペース内に車両を駐車する際の目標駐車位置を決定し、その決定された目標駐車位置に車両が駐車されるように車両の運転を支援する。駐車支援ECUは、車両に身体障害者が乗車していないと判定した場合、駐車可能スペース内の第1の位置Iaを前記目標駐車位置として決定する。一方、駐車支援ECUは、車両に身体障害者が乗車していると判定した場合、駐車可能スペース内であって、身体障害者が降車する車両の側面側の降車スペースが第1の位置よりも大きくなる第2の位置Ibを目標駐車位置として決定する。【選択図】図4

Description

本発明は、目標駐車位置に車両が駐車されるように当該車両の運転を支援する駐車支援装置に関する。
従来から、運転者が車両を所定の場所に駐車するときに、車両の運転を支援する駐車支援装置が知られている。このような支援は、「駐車支援」とも称呼される場合がある。係る駐車支援装置の一つ(以下、「従来装置」と称呼する。)は、目標駐車場(駐車可能スペース)内に目標駐車位置を設定し、車両がその目標駐車位置に駐車されるように車両を誘導する。更に、従来装置は、乗員が運転者席にのみ検出された場合、運転席側の降車スペースが助手席側の降車スペースよりも広くなるように目標駐車位置を決定する(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2004−142659号公報
ところで、近年、身体障害者が車両側面のドア開口部を通って容易に乗車及び降車できるように設計された車両(以下、「福祉車両」と称呼される場合がある。)が開発されている。係る福祉車両から身体障害者が降車するとき、より大きな降車スペースが必要となる。例えば、車両内部のシートが水平方向及び上下方向に移動可能であり、身体障害者が降車する場合に当該シートが車両外部の所定位置まで移動される福祉車両においては、車両外部にシートが移動されるための大きな降車スペースが必要である。しかしながら、上記従来装置によれば、例えば、助手席側に身体障害者が搭乗している場合、身体障害者が降車するために必要な降車スペースが十分に確保されない虞がある。
本発明は、上述した課題に対処するためになされたものである。即ち、本発明の目的の一つは、身体障害者がより快適に降車することができる駐車位置に車両を容易に駐車させることが可能な駐車支援装置を提供することにある。
本発明の駐車支援装置(以下、「本発明装置」とも称呼する)は、
車両を所定位置に駐車させるための駐車支援装置であって、
前記車両が駐車可能な領域である駐車可能スペースを探索する駐車可能スペース探索手段(10、16、17、ステップ310)と、
前記駐車可能スペースが探索された場合、当該探索された駐車可能スペース内に前記車両を駐車する際の目標駐車位置を決定する目標駐車位置決定手段(10)と、
前記決定された目標駐車位置に前記車両が駐車されるように前記車両の運転を支援する駐車支援実行手段(10、30乃至33、40乃至42、ステップ340)と、
を備え、
前記目標駐車位置決定手段は、
前記車両に身体障害者が乗車しているか否かを判定し(ステップ325)、
前記車両に身体障害者が乗車していないと判定した場合、前記駐車可能スペース内の第1の位置(標準目標駐車位置Ia)を前記目標駐車位置として決定し(ステップ325での「No」との判定、及び、ステップ330)し、
前記車両に身体障害者が乗車していると判定した場合、前記駐車可能スペース内であって「前記身体障害者が降車する前記車両の側面側の降車スペース」が前記第1の位置よりも大きくなる第2の位置(修正目標駐車位置Ib、Ic)を前記目標駐車位置として決定する(ステップ325での「Yes」との判定、ステップ345、ステップ350、及び、ステップ360)
ように構成される。
本発明装置によれば、身体障害者が乗車している場合、身体障害者が乗車していない場合に比べて、身体障害者が降車する車両の側面側の降車スペースが大きくなる位置(第2の位置)に車両が駐車されるように駐車支援が実行される。従って、本発明装置によれば、運転者は、身体障害者がより快適に降車することができる駐車位置に車両を容易に駐車させることができる。
なお、本発明装置の目標駐車位置決定手段は、
前記駐車可能スペースが探索された場合、当該探索された駐車可能スペース内に前記車両を駐車する際の目標駐車位置を決定する手段であり、
前記車両に身体障害者が乗車しているか否かを判定し、
前記車両に前記身体障害者が乗車していないと判定した場合、前記車両の幅方向の中心線が前記駐車可能スペース内の第1の直線と一致する駐車位置を前記目標駐車位置として決定し、
前記車両に前記身体障害者が乗車していると判定した場合、前記車両の幅方向の中心線が「前記駐車可能スペース内であって前記第1の直線に対して前記身体障害者が降車する側と反対側に所定距離だけ離間した第2の直線」と一致する駐車位置を前記目標駐車位置として決定する、
ように構成された手段、であると言い換えることができる。
上記説明においては、本発明の理解を助けるために、後述する実施形態に対応する発明の構成に対し、その実施形態で用いた名称及び/又は符号を括弧書きで添えている。しかしながら、本発明の各構成要素は、前記名称及び/又は符号によって規定される実施形態に限定されるものではない。
図1は、本発明の実施形態に係る駐車支援装置(本支援装置)が適用された福祉車両の概略構成図である。 図2は、本発明の実施形態に係る駐車支援装置(本支援装置)の概略構成図である。 図3は、図2に示した駐車支援ECUのCPUが実行するルーチンを表すフローチャートである。 図4の(A)は、駐車可能スペース及び標準駐車目標位置を示した平面図であり、(B)は駐車可能スペース及び修正目標駐車位置を示した平面図である。 図5の(A)は、駐車可能スペース及び標準駐車目標位置を示した平面図であり、(B)は駐車可能スペース及び修正目標駐車位置を示した平面図である。
以下、本発明の実施形態に係る駐車支援装置(以下、「本支援装置」と称呼される場合がある。)について図面を参照しながら説明する。
(構成)
本支援装置は、図1に示した「身体障害者用のシート(座席)を備えた車両(福祉車両)Vh」に適用される。本例における車両Vhは、右ハンドル車であり、運転者席(前部右側シート)SFR、助手席(前部左側シート)SFL、後部右側シートSRR及び後部左側シートSRLを備える。
これらのシートのうち、助手席SFLは、身体障害者が車両前部左側のドア開口部を通って容易に乗車でき且つ容易に降車できるように、水平移動、上下移動及び回転移動が車両Vhの車体に対して可能に構成された身体障害者用シートである。更に、後部右側シートSRRも、身体障害者が車両後部右側のドア開口部を通って容易に乗車でき且つ容易に降車できるように、水平移動、上下移動及び回転移動が車体に対して可能に構成された身体障害者用シートである。但し、本支援装置が適用される車両Vhは、身体障害者用シートを任意の位置に備えていてもよい。更に、身体障害者用シートは、身体障害者が車椅子に着座したまま車両Vhに容易に乗車及び降車ができるようにするための他の特定構造を備えたシートであってもよい。
本支援装置は、図2に示したように、駐車支援ECU10、ステアリングECU30、ブレーキECU40、メータECU50及びナビゲーションECU60を備える。
これらのECUは、マイクロコンピュータを主要部として備える電気制御装置(Electric Control Unit)であり、CAN(Controller Area Network)を介して相互に情報を送信可能及び受信可能に接続されている。マイクロコンピュータは、CPU、ROM、RAM及びインターフェースI/F等を含む。CPUはROMに格納されたインストラクション(プログラム、ルーチン)を実行することにより各種機能を実現するようになっている。これらのECUは、幾つか又は全部が一つのECUに統合されても良い。
駐車支援ECU10は、後に詳述するように、運転者が車両Vhを駐車するとき、最終目標駐車位置及びその最終目標駐車位置までの経路(駐車経路)を決定する。更に、駐車支援ECU10は、その決定した駐車経路に従って車両Vhの駐車が完了するように、操舵輪の転舵角を制御する駐車支援(駐車支援実行制御)を実行する。駐車支援ECU10は、以下に列挙するセンサ(スイッチを含む。)と接続されていて、それらのセンサの検出信号又は出力信号を受信する。なお、各センサは、駐車支援ECU10以外のECUに接続されていても良い。その場合、駐車支援ECU10は、センサが接続されたECUからCANを介してそのセンサの検出信号又は出力信号を受信する。
シフトポジションセンサ11は、シフトレバー11aの位置RGを検出し、その位置RGを表す信号を出力する。位置RGは、前進用レンジ(Dレンジ)、ニュートラルレンジ(Nレンジ)、後進用レンジ(Rレンジ)及びパーキングレンジ(Pレンジ)を含む。位置RGが前進用レンジであるとき図示しない車両の自動変速機の変速段が前進用変速段に設定され、位置RGが後進用レンジであるとき自動変速機の変速段が後進用変速段に設定される。位置RGがニュートラルレンジであるとき自動変速機はニュートラル状態に設定され、位置RGがパーキングレンジであるとき自動変速機はパーキング状態に設定される。
ブレーキペダル操作量センサ12は、車両Vhのブレーキペダル12aの操作量BPを検出し、ブレーキペダル操作量BPを表す信号を出力する。
転舵角センサ13は、操舵ハンドルSWの操舵角θを検出し、操舵角θを表す信号を出力する。
操舵トルクセンサ14は、転舵ハンドルSWの操作により車両VhのステアリングシャフトUSに加わる操舵トルクTrを検出し、操舵トルクTrを表す信号を出力する。
車輪速センサ15は、特定の車輪の回転速度を検出し、その回転速度である車輪速度ωを表す信号を出力する。駐車支援ECU10は、車輪速度ωを表す信号から車両Vhの車速SPDを算出する。
超音波センサ装置16は、図1に示したように、合計で12個の超音波センサ16a乃至16lを含む。超音波センサ16a乃至16lのそれぞれは、以下に述べる方向に超音波を放出し且つその超音波の反射波を受信することにより、超音波の放出方向における物体の有無及び物体と車両Vh(各超音波センサの配設位置)との距離を測定できるようになっている。超音波センサ装置16は、超音波センサ16a乃至16lのそれぞれから取得した情報に基いて、車両Vhの周辺に存在する物体の位置(換言すると、車両Vhの周辺に存在する空間)を表すデータを取得し、そのデータを駐車支援ECU10に送信する。
超音波センサ16aは車両Vhの前端部であって車両Vhの左右方向の中央部よりも僅かに左方向に変位した位置から車両Vhの前方に超音波を放出し、超音波センサ16bは車両Vhの前端部であって車両Vhの左右方向の中央部よりも僅かに右方向に変位した位置から車両Vhの前方に超音波を放出する。
超音波センサ16cは車両Vhの前方左コーナー部から車両Vhの左斜め前方に超音波を放出し、超音波センサ16dは車両Vhの前方右コーナー部から車両Vhの右斜め前方に超音波を放出する。
超音波センサ16eは車両Vhの前方の左側部から車両Vhの左方に超音波を放出し、超音波センサ16fは車両Vhの前方の右側部から車両Vhの右方に超音波を放出する。
超音波センサ16gは車両Vhの後方の左側部から車両Vhの左方に超音波を放出し、超音波センサ16hは車両Vhの後方の右側部から車両Vhの右方に超音波を放出する。
超音波センサ16iは車両Vhの後端部であって車両Vhの左右方向の中央部よりも僅かに左方向に変位した位置から車両Vhの後方に超音波を放出し、超音波センサ16jは車両Vhの後端部であって車両Vhの左右方向の中央部よりも僅かに右方向に変位した位置から車両Vhの後方に超音波を放出する。
超音波センサ16kは車両Vhの後方左コーナー部から車両Vhの左斜め後方に超音波を放出し、超音波センサ16lは車両Vhの後方右コーナー部から車両Vhの右斜め後方に超音波を放出する。
カメラ装置17は、何れも図示しない「ステレオカメラ及び画像処理部」を備える。ステレオカメラは、車両Vhの後方の「左側領域及び右側領域」の風景を撮影して左右一対の画像データを取得する。画像処理部は、ステレオカメラが取得した左右一対の画像データに基いて、「車両Vhの周辺に存在する物体、及び、駐車スペースを画定する区画線(例えば、白線)」の形状及び車両Vhに対する位置等を表すデータを生成し、その生成したデータを駐車支援ECU10に送信する。駐車スペースを画定する区画線は、通常、一対の白線を含み、以下、「駐車区画線」と称呼される。駐車支援ECU10は、カメラ装置17からのデータと、超音波センサ装置16からのデータと、に基いて、「車両Vhの周辺に存在する物体及び空間(スペース)、並びに、駐車区画線」の車両Vhに対する位置及び形状を表す最終的なデータ(以下、このデータを「車両周辺情報」とも称呼する。)を生成する。更に、カメラ装置は、左右一対の画像データそのものも駐車支援ECU10に送信する。
操作スイッチ18は、運転者により操作可能な位置に配設されたスイッチである。駐車支援を希望する運転者が操作スイッチ18を押下することにより操作スイッチ18をオフ状態からオン状態へと変更すると、操作スイッチ18は、駐車支援(IPA:インテリジェントパーキングアシスト)が要求されている旨を表す信号(以下、「駐車支援要求信号」とも称呼する。)を出力する。操作スイッチ18は、押下されていないとき、駐車支援要求信号を出力しない(オフ信号を出力する。)。更に、操作スイッチ18は、所定時間以上にわたって押下状態となるように操作(長押し操作)されると、駐車支援をキャンセルする信号を発生することができる。
乗車センサ19FLは、身体障害者用シートである助手席(前部左側シート)SFLの位置に乗員が乗車している場合にハイレベル信号を出力し、助手席SFLの位置に乗員が乗車していない場合にローレベル信号を出力するスイッチである。
乗車センサ19RRは、身体障害者用シートである後部右側シートSRRの位置に乗員が乗車している場合にハイレベル信号を出力し、後部右側シートSRRの位置に乗員が乗車していない場合にローレベル信号を出力するスイッチである。
乗車センサ19RLは、通常のシートである後部左側シートSRLの着座部に配設された周知の感圧センサである。乗車センサ19RLは、後部左側シートSRLに乗員が着座しているときにハイレベル信号を出力し、後部左側シートSRLに乗員が着座していないときにローレベル信号を出力する。
ステアリングECU30は、周知の電動パワーステアリング装置のコントローラである。ステアリングECU30は、操舵角θ、操舵トルクTr及び車速SPDに基いてモータドライバ31に指令信号を送信する。モータドライバ31は、ステアリングECU30からの指令信号に基いて電動アシストモータ32に駆動電圧を付与する。
電動アシストモータ32は、3相同期式永久磁石モータ(3相ブラシレスモータ)であり、図示しないラックバーを含むステアリング機構33にトルク伝達可能となるように組み付けられている。電動アシストモータ32は、モータドライバ31からの駆動電圧に応じてトルクを発生することによってステアリング機構33にトルクを付与する。このトルクは、運転者の操舵ハンドルSWの操舵をアシストするアシストトルクである。加えて、駐車支援ECU10はステアリングECU30に駐車支援のための指令信号を送出する。ステアリングECU30は、この指令信号に基きモータドライバ31を介して電動アシストモータ32に駆動電圧を付与する。その結果、電動アシストモータ32は、駐車支援を行うように操舵輪の転舵角を変更する。
ブレーキECU40は、ブレーキアクチュエータ41に接続されている。ブレーキアクチュエータ41は、ブレーキペダルの踏力によって作動油を加圧する図示しないマスタシリンダと、左右前後輪に設けられる摩擦ブレーキ機構42との間の油圧回路に設けられている。摩擦ブレーキ機構42は、ブレーキディスク42aと、ブレーキキャリパ42bとを備える。ブレーキアクチュエータ41は、ブレーキECU40からの指示に応じてブレーキキャリパ42bに内蔵されたホイールシリンダに供給する油圧を調整し、その油圧によりホイールシリンダを作動させることによりブレーキパッドをブレーキディスク42aに押し付けて摩擦制動力を発生させる。
メータECU50は、図示しないデジタル表示式メータに接続されるとともに、スピーカ51及び表示器52に接続されている。メータECU50は、駐車支援ECU10からの指令信号に応じてスピーカ51から音声を発生させることができ、且つ、表示器52に駐車支援に関する情報を表示することができる。
ナビゲーションECU60は、タッチパネル式のディスプレイ61と接続されている。ナビゲーションECU60は、GPS信号に基いて現時点の車両Vhの位置を特定するとともに、車両Vhの位置及び地図データベースに記憶されている地図情報等に基いて各種の演算処理を行い、ディスプレイ61を用いて経路案内を行うことができる。更に、ディスプレイ61は、カメラ装置17が撮影する車両後方の画像を表示することができる。
<作動>
次に、本支援装置の作動について説明する。駐車支援ECU10のCPU(以下、単に「CPU」と称呼する。)は、所定時間が経過する毎に図3にフローチャートにより示した「駐車支援ルーチン」を実行するようになっている。
従って、CPUは、所定のタイミングになるとステップ300から処理を開始してステップ305に進み、駐車支援フラグXtの値が「1」であるか否かを判定する。駐車支援フラグXtの値は、操作スイッチ18がオフ状態からオン状態に変更されることにより駐車支援要求信号が発生したとき、CPUが実行する図示しないルーチンにより「1」に設定される。駐車支援フラグXtの値は、「1」に設定されている状態において、駐車支援による駐車動作(後述する「駐車支援実行制御」)が開始されたとき、操作スイッチ18が長押し操作されることによりキャンセル信号が発生したとき、及び、車両Vhの図示しないイグニッション・キー・スイッチがオフ位置からオン位置へと変更されたとき、CPUが実行する図3のルーチン(ステップ335)及び図示しないルーチンにより「0」に設定される。
駐車支援フラグXtの値が「0」である場合、CPUはステップ305にて「No」と判定し、ステップ395に直接進んで本ルーチンを一旦終了する。
いま、操作スイッチ18が操作されることにより駐車支援要求信号が発生し、それによって、駐車支援フラグXtの値が「0」から「1」に変更されたと仮定する。この場合、CPUはステップ305にて「Yes」と判定してステップ310に進み、車両Vhを駐車することが可能なスペース(以下、「駐車可能スペース」とも称呼する。)Stを車両周辺情報に基いて検出(探索)する。このとき、CPUは、ナビゲーションECU60を介して取得される情報を用いて駐車可能スペースStを探索してもよい。
この駐車可能スペースStは、図4の(A)に示したように、互いに略平行な「左側の駐車区画線(左側区画線)PL及び右側の駐車区画線(右側区画線)PR」により画定される空間であり、その空間の幅(左側区画線PLの右端部と右側区画線PRの左端部との距離Da)が車両Vhの幅よりも第1所定距離以上長く、その空間の前後方向の長さLaが車両Vhの前後方向の長さよりも第2所定距離以上長く、且つ、その空間に他の物体が存在していない空間である。
次いで、CPUはステップ315に進み、駐車可能スペースStが新たに検出されたか否かを判定する。駐車可能スペースStが新たに検出されなければ、CPUはステップ315にて「No」と判定し、ステップ395に直接進んで本ルーチンを一旦終了する。その後、所定時間が経過すると、CPUはステップ305及びステップ310の処理を行なう。従って、CPUは、駐車支援フラグXtの値が「0」から「1」に変化した後、駐車可能スペースStが新たに検出されるまで、駐車可能スペースStの探索を続ける。
駐車可能スペースStが新たに検出されると、CPUはステップ315にて「Yes」と判定してステップ317に進み、駐車可能スペースStが新たに検出された時点から所定時間が経過する時点までに「車両SPDが「0」であり、且つ、シフトレバー11aの位置RGが後進用レンジ(Rレンジ)」となったか否かを判定する。即ち、CPUは、駐車可能スペースStが新たに検出された時点から所定時間が経過する時点までに「後進走行準備状態」が発生したか否かを判定する。
駐車可能スペースStが新たに検出された時点から所定時間が経過する時点までに「後進走行準備状態」が発生しない場合、CPUはステップ317にて「No」と判定してステップ395に直接進んで本ルーチンを一旦終了する。
これに対し、駐車可能スペースStが新たに検出された時点から所定時間が経過する時点までに「後進走行準備状態」が発生する場合、運転者はその駐車可能スペースStへの駐車を希望していると判定できる。従って、この場合、CPUはステップ317にて「Yes」と判定してステップ320に進み、その駐車可能スペースStに対する標準目標駐車位置を決定する。より具体的に述べると、図4の(A)に示したように、CPUは、車両Vhが駐車可能スペースSt内に駐車されたと仮定したときに、左側区画線PLの右端部と右側区画線PRの左端部との中心線Liと、車両Vhの幅方向中心線Cと、が一致する位置を標準目標駐車位置Iaとして決定する。換言すると、CPUは、車両Vhが駐車可能スペースSt内に駐車されたと仮定したときに、左側区画線PLの右端部と車両Vhの左側面との距離DLと、右側区画線PRの左端部と車両Vhの右側面との距離DRと、が互いに等しい距離(この場合、距離Dw)となるような駐車位置を標準目標駐車位置Iaとして決定する。
次に、CPUはステップ325に進み、乗車センサ19FL及び乗車センサ19RRの少なくとも一方がハイレベル信号を出力しているか否かを判定することによって、身体障害者が車両Vhに乗車しているか否かを判定する。
乗車センサ19FL及び乗車センサ19RRの何れもがローレベル信号を出力している場合(即ち、身体障害者が乗車していないと見做せる場合)、CPUはステップ325にて「No」と判定してステップ330に進み、最終目標駐車位置にステップ320にて決定した標準目標駐車位置Iaを設定する。次に、CPUはステップ335に進んで駐車支援フラグXtの値を「0」に設定(クリア)する。
その後、CPUはステップ340に進み、車両Vhを最終目標駐車位置に駐車させるために車両Vhを走行させるべき経路(駐車経路)を決定し、その駐車経路に従って車両Vhが走行するように操舵輪の転舵角を制御する「駐車支援実行制御」を開始する。その後、CPUはステップ395に進み本ルーチンを一旦終了する。CPUは、この駐車支援実行制御において、車両Vhが駐車経路に沿って後進するようにステアリングECU30に指令信号を送信して、電動アシストモータ32に所定の向き及び大きさのトルクを発生させ、操舵輪の転舵角を制御する。更に、CPUは、車両Vhの位置が最終目標駐車位置に一致すると、ブレーキECU40に指令信号を送信することによって摩擦ブレーキ機構42に制動力を発生させ、車両Vhを停止させる。この結果、車両Vhは、距離DLと距離DRとが互いに等しい距離Dwとなるように駐車される。なお、CPUは、駐車支援実行制御において、ブレーキECU40に指令信号を送出することによって、ブレーキアクチュエータ41を用いて摩擦制動力を発生させ、車速を制御してもよい。
これに対し、CPUがステップ325の処理を実行する時点において、乗車センサ19FL及び乗車センサ19RRの少なくとも一方がハイレベル信号を出力している場合、CPUはそのステップ325にて「Yes」(即ち、身体障害者が乗車中である)と判定する。そして、この場合、CPUはステップ325からステップ345に進み、身体障害者の乗車位置を乗車センサ19FL及び乗車センサ19RRからの信号に基いて取得する。
A.いま、身体障害者が助手席(前部左側シート)SFLに着座していて、後部右側シートSRRに着座していないと仮定する。この場合、乗車センサ19FLからハイレベル信号が出力され、乗車センサ19RRからローレベル信号が出力される。CPUは、これらの信号から、身体障害者の乗車位置が助手席(前部左側シート)SFLであると認識する。
次に、CPUはステップ350に進み、身体障害者の乗車位置(この場合、前部左側シートSFL)に基いて修正目標駐車位置を決定する。より具体的に述べると、図4の(B)に示したように、CPUは、車両Vhが駐車可能スペースSt内に駐車されたと仮定したときに、車両Vhの幅方向中心線Cの位置が駐車可能スペースStの中心線Liから所定距離αだけ右側(身体障害者が降車する側と反対側)になるように修正目標駐車位置Ibを決定する。この場合、身体障害者が降車する側(車両Vhの左側面)と左側区画線PLの右端部との距離DLが、右側区画線PRの左端部と車両Vhの右側面との距離DRよりも大きくなる(DL>DR)。即ち、CPUは、身体障害者が乗車しているときの身体障害者が降車する側(この場合、車両Vhの左側)の降車スペースが、身体障害者が乗車していないときの身体障害者が降車する側(この場合、車両Vhの左側)の降車スペース(Dw)よりも大きくなるような駐車位置を修正目標駐車位置Ibとして決定する。
次にCPUはステップ355に進み、車両Vhを修正目標駐車位置Ibに駐車した場合に車両Vhの総ての乗員が降車するためのスペースが確保できるか否かを判定する。より具体的に述べると、CPUは、身体障害者が降車する側の距離DLが第1閾値D1th以上であり、且つ、運転者が降車する側の距離DRが第2閾値D2th以上であるか否かを判定する。第2閾値D2thは第1閾値D1thよりも小さい。
車両Vhを修正目標駐車位置Ibに駐車した場合に車両Vhの総ての乗員が降車するためのスペースが確保できる場合、CPUはステップ355にて「Yes」と判定してステップ360に進み、最終目標駐車位置にステップ350にて決定した修正目標駐車位置Ibを設定する。次に、CPUはステップ335に進んで駐車支援フラグXtの値を「0」に設定(クリア)し、ステップ340に進んで上述した駐車支援実行制御を開始する。この結果、車両Vhは、その位置が修正目標駐車位置Ibと一致するように駐車される。従って、車両Vhは、距離DLが距離DRよりも大きくなる位置に駐車される。よって、身体障害者はより容易に降車することができ、且つ、他の乗員も支障なく降車することができる。
一方、CPUがステップ355の処理を行う時点において、身体障害者が降車する側の距離DLが第1閾値D1th未満である場合、及び/又は、運転者が降車する側の距離DRが第2閾値D2th未満である場合、CPUは車両Vhの総ての乗員が降車するためのスペースが確保できないと判定してステップ365に進む。そして、CPUはステップ365にて、スピーカ51からの音声及び表示器52へのメッセージの表示により、降車スペースが十分に確保できない旨を車両Vhの乗員(運転者を含む。)に通知する。
次に、CPUはステップ370に進み、シフトレバー11aの位置RGが前進用レンジ(Dレンジ)であって且つ車両Vhが走行している(車速SPDが「0」よりも大きい値になっている)状態(以下、「前進走行状態」とも称呼する。)が発生していないか否かを判定する。前進走行状態が発生していなければ、CPUはステップ370にて「Yes」と判定してステップ375に進み、ステップ365の処理による通知から所定時間が経過したか否かを判定する。所定時間が経過していなければ、CPUはステップ375にて「No」と判定してステップ370に戻る。
ステップ365の処理による通知から所定時間以上に渡って前進走行状態が発生しない場合、身体障害者は降車する意図がないと考えられる。そのため、CPUはステップ375にて「Yes」と判定してステップ330に進み、最終目標駐車位置にステップ320にて決定した標準目標駐車位置Iaを設定する。その後、CPUはステップ335に進んで駐車支援フラグXtの値を「0」に設定(クリア)し、ステップ340に進んで上述した駐車支援実行制御を開始する。この結果、車両Vhは、その位置が標準目標駐車位置Iaと一致するように駐車される。従って、車両Vhは、距離DLと距離DRとが等しくなる位置に駐車される。
これに対し、ステップ365の処理による通知から所定時間が経過する時点の前までに車両Vhが前進走行状態になると、身体障害者が降車する意図を有しているので運転者が別の駐車可能スペースを探すことを望んでいると判断できる。この場合、CPUは、ステップ370にて「No」と判定してステップ395に進み、本ルーチンを一旦終了する。この結果、駐車支援フラグXtは「1」に維持されているから、CPUはステップ305にて「Yes」と判定してステップ310にて新たな駐車可能スペースを検出する。
B.一方、CPUがステップ345の処理を行う時点において、後部右側シートSRRに着座していて、身体障害者が助手席(前部左側シート)SFLに着座していないと仮定する。この場合、乗車センサ19RRからハイレベル信号が出力され、乗車センサ19FLからローレベル信号が出力される。CPUは、これらの信号から、身体障害者の乗車位置が後部右側シートSRRであると認識する。
次に、CPUはステップ350に進み、身体障害者の乗車位置(この場合、後部右側シートSRR)に基いて修正目標駐車位置を決定する。より具体的に述べると、図5の(B)に示したように、CPUは、車両Vhが駐車可能スペースSt内に駐車されたと仮定したときに、車両Vhの幅方向中心線Cの位置が駐車可能スペースStの中心線Liから所定距離αだけ左側(身体障害者が降車する側と反対側)になるように修正目標駐車位置Icを決定する。この場合、身体障害者が降車する側(車両Vhの右側面)と右側区画線PRの左端部との距離DRが、左側区画線PLの右端部と車両Vhの左側面との距離DLよりも大きくなる(DR>DL)。即ち、CPUは、身体障害者が乗車しているときの身体障害者が降車する側(この場合、車両Vhの右側)の降車スペースが、身体障害者が乗車していないときの身体障害者が降車する側(この場合、車両Vhの右側)の降車スペース(Dw)よりも大きくなるような駐車位置を修正目標駐車位置Ibとして決定する。
次にCPUはステップ355に進み、車両Vhを修正目標駐車位置Icに駐車した場合に車両Vhの総ての乗員が降車するためのスペースが確保できるか否かを判定する。より具体的に述べると、CPUは、身体障害者が降車する側の距離DRが第1閾値D1th以上であり、且つ、距離DLが第2閾値D2th以上であるか否かを判定する。なお、CPUは、乗車センサ19RLがハイレベル信号を出力しているか否かを判定し、乗車センサ19RLがハイレベル信号を出力していない場合、身体障害者が降車する側の距離DRが第1閾値D1th以上であれば、車両Vhの総ての乗員が降車するためのスペースが確保できると判定してもよい。
車両Vhを修正目標駐車位置Icに駐車した場合に車両Vhの総ての乗員が降車するためのスペースが確保できる場合、CPUはステップ355にて「Yes」と判定してステップ360に進み、最終目標駐車位置にステップ350にて決定した修正目標駐車位置Icを設定する。次に、CPUはステップ335に進んで駐車支援フラグXtの値を「0」に設定(クリア)し、ステップ340に進んで上述した駐車支援実行制御を開始する。この結果、車両Vhは、その位置が修正目標駐車位置Icと一致するように駐車される。即ち、車両Vhは、距離DRが距離DLよりも大きくなる位置に駐車される。即ち、身体障害者が乗車しているときの身体障害者が降車する側(この場合、車両Vhの右側)の降車スペースが、身体障害者が乗車していないときの身体障害者が降車する側(この場合、車両Vhの右側)の降車スペース(Dw)よりも大きくなる。
一方、CPUがステップ355の処理を行う時点において、身体障害者が降車する側の距離DRが第1閾値D1th未満である場合、及び/又は、距離DLが第2閾値D2th未満である場合、CPUは車両Vhの総ての乗員が降車するためのスペースが確保できないと判定してステップ365に進む。そして、CPUはステップ365にて、スピーカ51からの音声及び表示器52へのメッセージの表示により、降車スペースが十分に確保できない旨を車両Vhの乗員(運転者を含む。)に通知する。
その後、ステップ370及びステップ375の処理によって、ステップ365の処理による通知から所定時間以上に渡って前進走行状態にならないことが確認された場合、CPUはステップ375にて「Yes」と判定してステップ330に進み、最終目標駐車位置にステップ320にて決定した標準目標駐車位置Iaを設定する。その後、CPUはステップ335に進んで駐車支援フラグXtの値を「0」に設定(クリア)し、ステップ340に進んで上述した駐車支援実行制御を開始する。この結果、車両Vhは、その位置が標準目標駐車位置Iaと一致するように駐車される。従って、車両Vhは、距離DLと距離DRとが等しくなる位置に駐車される。
これに対し、ステップ365の処理による通知から所定時間が経過する時点の前までに車両Vhが前進走行状態になると、身体障害者が降車する意図を有しているので運転者が別の駐車可能スペースを探すことを望んでいると判断できる。この場合、CPUは、ステップ370にて「No」と判定してステップ395に進み、本ルーチンを一旦終了する。この結果、駐車支援フラグXtは「1」に維持されているから、CPUはステップ305にて「Yes」と判定してステップ310にて新たな駐車可能スペースを検出する。
C.CPUがステップ345の処理を行う時点において、乗員が助手席(前部左側シート)SFL及び後部右側シートSRRの両方に着座している場合、CPUは、身体障害者が助手席SFLのみに着座していると仮定して処理を進める。この場合、運転者は、距離DLが距離DRより大きくなるように駐車支援を受けて車両Vhを一旦駐車し、助手席SFLの身体障害者を先に降車させ、その後、車両Vhを駐車可能スペースStから出してから、再度、操作スイッチ18をオフ状態からオン状態に変更する。これにより、車両Vhは同じ駐車可能スペースStに距離DRが距離DLより大きくなるように駐車支援を受けて駐車される。その結果、後部右側シートSRRに着座している身体障害者も容易に降車することができる。
以上、説明したように、本支援装置によれば、身体障害者が乗車している場合、身体障害者が降車する側の降車スペース(身体障害者が降車する際に使用するドア開口部が設けられている車両の側面と、その側面側の駐車区画線と、の距離)が、身体障害者が乗車していない場合の当該側の降車スペースよりも大きくなるように駐車支援が行われる。従って、身体障害者がより快適に降車することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用することができる。
例えば、駐車支援ECU10は、超音波センサ装置16の代わりに或いは超音波センサ装置16に加えて、ミリ波帯の電磁波を放射するミリ波レーダ装置を用いて車両周辺情報を取得してもよい。
更に、乗車センサ19FL、19RR及び19RLに代え、乗員を撮影するための室内カメラを設け、駐車支援ECU10は、その撮影データによって、身体障害者が乗車しているか否かを判定し、且つ、身体障害者の乗車位置及び他の乗員の乗車位置等を検出してもよい。
更に、本支援装置は、助手席(前部左側シート)SFLのみ、後部右側シートSRRのみ、又は、後部左側シートSRLのみ、が身体障害者用シートである車両にも適用することができる。この場合、身体障害者が乗車中であれば、その身体障害者の乗車位置は一義に決定されるので、CPUはステップ345の処理を省略することができる。
更に、本支援装置は、操舵輪の転舵角を変更することにより自動的に車両Vhを最終目標駐車位置へと駐車させる制御を駐車支援として行っていたが、この支援に代わり、最終目標駐車位置及びステップ340にて決定される駐車経路をディスプレイ61に車両後方の画像に重ねて表示することによって運転者の駐車時における運転操作を支援する駐車支援を行っても良い。更に、駐車支援として、車両Vhが駐車経路に沿って走行するように、スピーカ51からの音声及び表示器52へのメッセージの表示により、運転者に操舵ハンドルSWの操舵方向を指示してもよい。
更に、運転者がディスプレイ61又は他のスイッチを用いて身体障害者が降車する意図がないことを入力可能に構成し、CPUは、ステップ370及びステップ375による処理に代え、その入力情報に基いて身体障害者が降車する意図があるか否かを判定してもよい。更に、身体障害者が乗車しているか否か及び身体障害者の乗車位置についての情報を、車両Vhの乗員に、ディスプレイ61又は他のスイッチを用いて駐車支援ECU10に入力させるように駐車支援ECU10を構成してもよい。この場合、駐車支援ECU10は、その情報に基いて、ステップ325乃至ステップ350の処理を実行することができる。
10…駐車支援ECU、30…ステアリングECU、16…超音波センサ装置、17…カメラ装置、18…操作スイッチ、19FL、19RL、19RR…乗車センサ、31…モータドライバ、32…電動アシストモータ、33…ステアリング機構、51…スピーカ、52…表示器、61…ディスプレイ。

Claims (1)

  1. 車両を所定位置に駐車させるための駐車支援装置であって、
    前記車両が駐車可能な領域である駐車可能スペースを探索する駐車可能スペース探索手段と、
    前記駐車可能スペースが探索された場合、当該探索された駐車可能スペース内に前記車両を駐車する際の目標駐車位置を決定する目標駐車位置決定手段と、
    前記決定された目標駐車位置に前記車両が駐車されるように前記車両の運転を支援する駐車支援実行手段と、
    を備え、
    前記目標駐車位置決定手段は、
    前記車両に身体障害者が乗車しているか否かを判定し、
    前記車両に身体障害者が乗車していないと判定した場合、前記駐車可能スペース内の第1の位置を前記目標駐車位置として決定し、
    前記車両に身体障害者が乗車していると判定した場合、前記駐車可能スペース内であって、前記身体障害者が降車する前記車両の側面側の降車スペースが前記第1の位置よりも大きくなる第2の位置、を前記目標駐車位置として決定する、
    ように構成された、
    駐車支援装置。

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