JP2002045322A - 清掃用ウエットシート - Google Patents

清掃用ウエットシート

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JP2002045322A JP2000237566A JP2000237566A JP2002045322A JP 2002045322 A JP2002045322 A JP 2002045322A JP 2000237566 A JP2000237566 A JP 2000237566A JP 2000237566 A JP2000237566 A JP 2000237566A JP 2002045322 A JP2002045322 A JP 2002045322A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多量の水性液を保持でき、該水性液を均一に
徐放し得る清掃用ウエットシートを提供すること。 【解決手段】 水性液含有ゲルを有するゲル保持層4
と、イオン性物質捕捉剤の含有層2,9とを備え、ゲル
保持層4及びイオン性物質捕捉剤の含有層2,9はそれ
ぞれ、無荷重下では水性液含有ゲルとイオン性物質捕捉
剤とが実質的に接触せず、且つ所定の荷重下において水
性液含有ゲルとイオン性物質捕捉剤とが接触し、該イオ
ン性物質捕捉剤の作用によって該水性液含有ゲルに含ま
れる水性液が徐放されるような状態に形成及び/又は配
置されている清掃用ウエットシート1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多量の水性液を保
持でき、該水性液が徐放されて広面積の清掃対象面を拭
くことができる清掃用ウエットシートに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】特開平
5−15481号公報には、超極細繊維や分割繊維等か
らなる除汚性繊維層と吸液性繊維層とを有する清拭布
に、溶剤を含有する清拭剤を含浸させてなる平滑面クリ
ーナーが記載されている。しかしながら、この平滑面ク
リーナーでは、含浸された清拭布の徐放性が考慮されて
いないので、一回の洗浄で必要量以上の清拭剤が被洗浄
面に放出されてしまい、広面積を洗浄することが困難で
ある。また、この平滑面クリーナーは、使用時まで密封
しておかないと溶剤等が蒸発してしまうので、保管や取
り扱いに注意を払う必要がある。
【0003】従って、本発明は、多量の水性液を保持で
き、該水性液を均一に徐放し得る清掃用ウエットシート
を提供することを目的とする。また本発明は、液の蒸発
に大きな注意を払う必要がなく、保管や取り扱いが容易
な清掃用ウエットシートを提供することを目的とする。
更に本発明は、別途水や洗浄液を使うことなく広面積の
清掃対象面を清掃し得る清掃用ウエットシートを提供す
ることを目的とする。また更に本発明は、広面積の床の
清掃やつや出し(ワックスがけ)ができる清掃用ウエッ
トシートを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、イオン性物質
によって水溶性高分子が架橋されて形成された水性液含
有ゲルを有するゲル保持層と、イオン性物質捕捉剤の含
有層とを備えた清掃用ウエットシートであって、前記清
掃用ウエットシート内において前記ゲル保持層及び前記
イオン性物質捕捉剤の含有層はそれぞれ、無荷重下では
前記水性液含有ゲルと前記イオン性物質捕捉剤とが実質
的に接触せず、且つ所定の荷重下において前記水性液含
有ゲルと前記イオン性物質捕捉剤とが接触し、該イオン
性物質捕捉剤の作用によって該水性液含有ゲルから前記
イオン性物質が引き抜かれて該水性液含有ゲルに含まれ
る水性液が徐放されるような状態に形成及び/又は配置
されている清掃用ウエットシートを提供することにより
前記目的を達成したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明を、その好ましい実施
形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1(a)
及び図1(b)には、本発明の清掃用ウエットシートの
一実施形態の構造が模式的に示されている。尚、図1
(b)においては、便宜上図1(a)と上下面が逆にな
っている。
【0006】図1(a)及び図1(b)に示す清掃用ウ
エットシート(以下、単にウエットシートという)1
は、水性液を保持したウエットタイプのシート材であ
り、第1の外層2及び第2の外層3を有している。第1
の外層2と第2の外層3との間には、ゲル保持層4が介
在配置されている。ゲル保持層4と第1の外層2との間
には通液性の隔離層5が介在配置されている。
【0007】第1の外層2はウエットシート1における
清掃面となる部分であり、イオン性物質捕捉剤の含有層
となっている。この層は、イオン性物質捕捉剤が担持シ
ート6に保持されて構成されている。担持シート6は、
ウエットシート1の内部に保持されている水性液を徐々
に放出し得る材料から形成されていることが好ましい。
【0008】担持シート6としては、紙、湿式及び乾式
不織布、織布及び編布などの繊維集合体、並びに多数の
開孔部を有するフィルム等を用いることができる。特に
紙及び不織布を用いることが清掃性及び経済性の点から
好ましい。担持シート6が繊維集合体からなる場合、該
繊維集合体を構成する繊維は適度に親水性を有している
ことが、土ボコリや汚れの捕集性の点から好ましい。そ
のような親水性繊維としては、セルロース系繊維、例え
ば木材系パルプや綿、麻等の天然繊維、及びビスコース
レーヨン、テンセルやアセテート等のセルロース系化学
繊維が挙げられる。また、疎水性の合成繊維の表面を親
水化処理して親水性となした繊維を用いることもでき
る。
【0009】担持シート6として、繊維集合体の一種で
ある親水性繊維を主体として形成された不織布を用いる
場合は、コットン、レーヨン、パルプ等のセルロース繊
維を単独又は混合して製造された様々な不織布(湿式不
織布の他、サーマルボンド、ケミカルボンド、ニードル
パンチ、スパンレース等の乾式不織布)を使用すること
ができる。一方、担持シート6として、繊維集合体の一
種である親水性繊維を主体として形成された紙を用いる
場合は、パルプから抄紙方式で製造される湿式パルプシ
ートの他、抄紙後、バインダーを用いて湿潤強度を高め
た湿式バインダーシートや、解繊・積層されたパルプ繊
維をバインダーで接着し、シート状に形成した乾式パル
プシート等、いずれのものも使用できる。
【0010】本発明のウエットシートの清掃時における
髪の毛や綿ボコリの絡み取り性を向上させたい場合に
は、担持シート6として、繊維長20mm以上、特に3
0〜100mm、とりわけ35〜65mmの繊維から構
成される低交絡不織布を使用することが好ましい。その
ような低交絡不織布としては、スパンレース不織布、エ
アースルー等のサーマルボンド不織布、スパンボンド不
織布、立体起毛不織布等が挙げられる。この場合、繊維
長20mm以上の繊維から構成される低交絡不織布は、
そのすべての構成繊維の繊維長が20mm以上であるこ
とを要せず、該不織布の原料中に及び/又は製造工程に
て不可避的に混入及び/又は発生する繊維長20mm未
満の繊維が含まれることは許容される。担持シート6
に、熱エンボス加工によって、その表面に多数の凹凸を
形成することも、清掃時の操作性を向上(摩擦抵抗を低
減)させる点で好ましい。
【0011】担持シート6は、清掃に十分な量の水性液
を徐々に放出させる点から、その密度(嵩密度)が3.
0gf/cm2 荷重下で0.01〜1.0g/cm3
あることが好ましく、0.05〜0.5g/cm3 であ
ることが更に好ましく、0.1〜0.3g/cm3 であ
ることが一層好ましい。
【0012】担持シート6は、清掃時において清掃対象
面に対して十分な強度を確保する点、及び清掃に十分な
量の水性液を徐々に放出させる点から、その坪量が5〜
150g/m2 であることが好ましく、10〜100g
/m2 であることが更に好ましく、20〜70g/m2
であることが一層好ましい。
【0013】担持シート6に保持されるイオン性物質捕
捉剤の量は、その種類及び後述するゲル保持層4に含ま
れている水性液含有ゲルの量にもよるが、1〜100g
/m 2 、特に5〜60g/m2 であることが、水性液の
徐放性と、清掃面の仕上り性とを両立させる点から好ま
しい。
【0014】イオン性物質捕捉剤としては、後述するゲ
ル保持層4に含まれている水性液含有ゲルからイオン性
物質を引き抜く作用を有するものが用いられる。イオン
性物質捕捉剤は、水性液含有ゲルを構成する水溶性高分
子と架橋するイオン性物質の種類によって適切なものが
選択される。例えばイオン性物質が金属イオン等のカチ
オン性物質の場合には、イオン性物質捕捉剤として、エ
チレンジアミン四酢酸(EDTA)塩、ニトリロ三酢酸
(NTA)塩、イミノ二酢酸(IDA)塩、クエン酸
塩、トリポリリン酸塩等のキレート剤が用いられる。一
方、イオン性物質がホウ酸イオン等のアニオン性物質の
場合は、マグネシウムイオン、スカンジウムイオン等の
金属イオンや各種カチオン等が用いられる。特に安全性
等の点から、EDTA塩、クエン酸塩を用いることが好
ましい。
【0015】担持シート6にイオン性物質捕捉剤を保持
させる方法としては、例えば、イオン性物質捕捉剤の粉
末を散布する、或いはイオン性物質捕捉剤を水に一度溶
解させ、その後、その水溶液をスプレー若しくは塗工す
るか又はその水溶液に担持シート6を浸漬する方法等が
挙げられる。何れの方法を用いる場合においても、添加
後に乾燥させて担持シート6を得ることが好ましい。
【0016】第2の外層3はウエットシート1における
清掃面とは反対側に位置する面であり、シート材(以
下、裏面シートという)7によって構成されている。裏
面シート7は、ウエットシート1の使用時に、使用者の
手や清掃具と当接する部材であり、液不透過性となって
いる。裏面シート7を構成するシート材としては、ポリ
エチレンやポリプロピレンなどのポリオレフィンのよう
な熱可塑性樹脂のフィルム等が好適に用いられる。裏面
シート7は、その坪量が、10〜100g/m2、特に
20〜50g/m2 であることが、経済性、使用時の強
度の確保、及び十分な液不透過性の発現などの点から好
ましい。
【0017】ゲル保持層4は、イオン性物質によって水
溶性高分子が架橋されて形成された水性液含有ゲルを有
する層である。ゲル保持層4は、水性液含有ゲルそのも
のから構成されていてもよく、或いは水性液含有ゲルが
所定の担体に保持されて構成されていてもよい。水性液
含有ゲルが所定の担体に保持されてゲル保持層4が構成
されている場合、該担体としては、不織布、織布、編物
等の繊維集合体、スポンジ等の多孔質体などを用いるこ
とができる。
【0018】ゲル保持層4における水性液含有ゲルの量
は、それを構成する水溶性高分子の種類等にもよるが、
ウエットシート1の1枚あたり10〜200g、特に2
0〜100gであることが、広面積の清掃対象面の清掃
性と、清掃時の操作性とを両立する点から好ましい。
【0019】前述の通り、水性液含有ゲルはイオン性物
質によって水溶性高分子が架橋されて形成されている。
水溶性高分子としては、イオン性物質によって架橋され
た場合に、多量の水性液を取り込んで保持し得るものが
好ましく用いられる。そのような水溶性高分子の例とし
ては、ポリアクリル酸系高分子、ポリメタクリル酸系高
分子、カルボキシメチルセルロース、カルボキシエチル
セルロース等のカルボン酸系高分子、ポリビニルアルコ
ール、天然多糖類などが挙げられ、特に清掃に十分な量
の水性液を徐々に放出できる点から天然多糖類を用いる
ことが好ましい。
【0020】天然多糖類としては、κ−カラギーナンや
ι−カラギーナンのようなカラギーナン類、アルギン酸
ナトリウム、ジェランガム、キサンタンガム、ローカス
トビーンガム、グアーガムなどが挙げられ、特に水性液
の徐放性の点から、カラギーナン類を用いることが好ま
しい。
【0021】水溶性高分子を架橋させるために用いられ
るイオン性物質としては、水溶性高分子の性質に応じて
カチオン性物質とアニオン性物質とが用いられる。カチ
オン性のイオン性物質としては、カルシウムイオン、カ
リウムイオン、マグネシウムイオン、ストロンチウムイ
オン、バリウムイオン、亜鉛イオン、鉄イオン、銅イオ
ン、アルミニウムイオン、ニッケルイオン、コバルトイ
オン等の金属イオンが用いられる。アニオン性のイオン
性物質としては、ポリビニルアルコールと架橋結合する
ホウ酸イオン等が用いられる。
【0022】イオン性物質は、該イオン性物質を含む電
解質の状態で用いられる。該電解質としては、例えば、
塩化カルシウム、酢酸カルシウム、塩化カリウム、硫酸
カリウム、炭酸カリウム、塩化マグネシウム、硫酸マグ
ネシウム、炭酸マグネシウム、塩化亜鉛、硫酸亜鉛、塩
化第一鉄、塩化第二鉄、塩化アルミニウム、硫酸アルミ
ニウム、ホウ酸、四ホウ酸ナトリウム等が用いられる。
【0023】イオン性物質と水溶性高分子とから水性液
含有ゲルを得るには、先ずイオン性物質を含む電解質
を、水又は水性洗浄剤に溶解させ水溶液を得る。この水
性液と、水溶性高分子又は水溶性高分子を溶解した水溶
液とを混合撹拌することで、電解質の解離によって生成
したイオン性物質が水溶性高分子を架橋させる。この架
橋に伴い、前記の水や水性洗浄剤が水溶性高分子に多量
に取り込まれて水性液含有ゲルが生成する。別法とし
て、水溶性高分子を溶解した水溶液にイオン性物質を含
む電解質を添加し溶解させ、更に水性洗浄剤を添加し溶
解させることで、水性液含有ゲルを得ることもできる。
【0024】イオン性物質を含む電解質の水溶液を得る
場合に、水性洗浄剤を用いるときには、該水性洗浄剤と
して、水を媒体とし、界面活性剤、水溶性溶剤、アルカ
リ剤、酸、つや出し剤、ワックス剤、除菌剤、防腐剤、
金属塩、香料、色素等が配合されたものが例示される。
水の配合率は60重量%以上であることが、良好な清掃
性と仕上がり性の点で好ましく、70〜95重量%が更
に好ましい。
【0025】界面活性剤としては、陰イオン界面活性
剤、非イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤及び両性
界面活性剤の何れも用いられ、特に洗浄性と仕上がり性
との両立の点から、ポリオキシアルキレン(アルキレン
オキサイド付加モル数1〜20)アルキル(炭素数8〜
22の直鎖又は分岐鎖)エーテル、アルキル(炭素数8
〜22の直鎖又は分岐鎖)グリコシド(平均糖縮合度1
〜5)ソルビタン脂肪酸(炭素数8〜22の直鎖又は分
岐鎖)エステル、及びアルキル(炭素数6〜22の直鎖
又は分岐鎖)グリセリルエーテル等の非イオン活性剤な
らびにアルキルカルボキシベタイン、アルキルスルホベ
タイン、アルキルヒドロキシスルホベタイン、アルキル
アミドカルボキシベタイン、アルキルアミドスルホベタ
イン、アルキルアミドヒドロキシスルホベタイン等のア
ルキル炭素数8〜24の両性界面活性剤が好適に用いら
れる。界面活性剤は、水性洗浄剤中に0.01〜5.0
重量%、特に0.05〜2.0重量%含有されること
が、洗浄性及び仕上がり性の点から好ましい。
【0026】水溶性溶剤としては、1価アルコール、多
価アルコール及びその誘導体から選ばれる1種以上のも
のが好適であり、特に仕上がり性の点から蒸気圧2mm
Hg以上のものが好ましい。例えば、エタノール、イソ
プロピルアルコール、プロパノール、エチレングリコー
ルモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチ
ルエーテル等が好ましい。水溶性溶剤は水性洗浄剤中
に、1〜40重量%、特に1〜20重量%含有されるこ
とが、臭い及び皮膚刺激性の低減の点から好ましい。
【0027】アルカリ剤としては、水酸化ナトリウム等
の水酸化物、炭酸ナトリウム等の炭酸塩、硫酸水素ナト
リウム等のアルカリ性の硫酸塩、第1リン酸ナトリウム
等のリン酸塩、酢酸ナトリウム、コハク酸ナトリウム等
の有機アルカリ金属塩、アンモニア、モノ、ジ又はトリ
エタノールアミン等のアルカノールアミン、2−アミノ
−2−メチル−1−プロパノール等のβ−アミノアルカ
ノール並びにモルホリン等が挙げられる。特に感触とp
Hの緩衝性の点で、モノ、ジ又はトリエターノルアミン
等のアルカノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1
−プロパノール等のβ−アミノアルカノール並びにモル
ホリンが好ましい。アルカリ剤は0.01〜5重量%、
特に0.05〜1重量%含有されることが洗浄性及び感
触の面で好ましい。
【0028】隔離層5は、水性液含有ゲル中の水性液を
清掃面に徐々に放出させるために、ゲル保持層4と第1
の外層2との間に配設されるものである。
【0029】隔離層5は、通液性を有するシート材(以
下、隔離シートという)8から構成されている。隔離シ
ート8は、ウエットシート1の使用前まではイオン性物
質捕捉剤の含有層である第1の外層2とゲル保持層4と
を隔離させておき、且つウエットシート1の使用時には
イオン性物質捕捉剤の含有層である第1の外層2に含ま
れているイオン性物質捕捉剤とゲル保持層4に含まれて
いる水性液含有ゲルとを徐々に接触させて、水性液含有
ゲルから水性液(水、水性洗浄剤)を放出させるために
用いられる。
【0030】隔離シート8としては、前述した担持シー
ト6と同様のものを用いることができる。隔離シート8
の坪量は、第1の外層2とゲル保持層4との隔離を十分
なものとし、また第1の外層2に含まれているイオン性
物質捕捉剤とゲル保持層4に含まれている水性液含有ゲ
ルとの接触速度を制御する点から、5〜200g/
2 、特に20〜100g/m2 であることが好まし
い。同様の点から、その厚みは0.1〜10mm、特に
0.2〜5mmであることが好ましい。
【0031】隔離シート8は、100〜4000Pa、
特に200〜2000Paの荷重下で初めて、第1の外
層2に含まれているイオン性物質捕捉剤とゲル保持層4
に含まれている水性液含有ゲルとが接触する程度の隔離
性を有していることが、ゲル保持層4から一定量ずつ水
性液を放出させて、広範囲の清掃面を清掃可能とする点
から好ましい。
【0032】図1(b)に示すように、第1の外層2、
第2の外層3、ゲル保持層4及び隔離層5は、略同幅と
なっている。またゲル保持層4及び隔離層5は略同じ長
さとなっている。これらの前後端から第1の外層2及び
第2の外層3が延出しており、当該延出部分においてこ
れら二層(第1の外層2及び第2の外層3)は、所定の
接合手段によって一体的に接合固定されている。接合固
定の手段としては、圧着、融着、接着又はこれらの任意
の組み合わせ等が用いられる。
【0033】以上の構成を有する本実施形態のウエット
シート1においては、ゲル保持層4における水性液含有
ゲルが多量の水性液(水あるいは水性洗浄液)を保持で
きるので、水性液の保持容量が極めて高いものとなる。
【0034】本実施形態のウエットシート1において
は、その使用前の無荷重下においては、イオン性物質捕
捉剤の含有層である第1の外層2とゲル保持層4とが隔
離シート8によって隔離されており、第1の外層2に含
まれているイオン性物質捕捉剤とゲル保持層4に含まれ
ている水性液含有ゲルとが実質的に接触しない状態とな
っている。実質的に接触しないとは、イオン性物質捕捉
剤と水性液含有ゲルとが全く接触しないこと、及びイオ
ン性物質捕捉剤と水性液含有ゲルとが不可避的に接触し
て微量の水性液が放出することは許容されることを意味
する。一方、ウエットシート1の使用時における所定加
重下においては、隔離シート8を通じて第1の外層2に
含まれているイオン性物質捕捉剤とゲル保持層4に含ま
れている水性液含有ゲルとが接触するようになされてい
る。この接触でイオン性物質捕捉剤の作用により水性液
含有ゲルからイオン性物質が引き抜かれる。即ち、イオ
ン性物質捕捉剤とイオン性物質とでコンプレックスが形
成される。その結果、水溶性高分子の架橋構造が破壊さ
れ、水溶性高分子に取り込まれていた水性液が放出され
る。放出された水性液は、それぞれ通水性を有する隔離
シート8及び担持シート6を経て、清掃対象面に施され
る。放出される水性液は、前記の如く水あるいは水性洗
浄剤からなる。水性液には、水性液含有ゲルの調製時に
添加されている各種成分が少量含まれている。
【0035】所定加重下におけるイオン性物質捕捉剤と
水性液含有ゲルとの接触は、隔離シート8を介しての間
接的なものなので、該接触に起因する水溶性高分子の架
橋構造の破壊は徐々に起こる。その結果、水溶性高分子
によって大量に保持されている水性液が徐々に放出さ
れ、広面積の清掃対象面を清掃することができる。ま
た、別途水や洗浄液を用いることなく清掃対象面を清掃
できるので、清掃が至極簡便である。更に、ウエットシ
ート1はその使用前までは水性液がその表面に滲出して
いないので、水性液の蒸発等に大きな注意を払う必要が
なく、保管や取り扱いが容易である。
【0036】このように、本実施形態のウエットシート
1は、自から水性液を放出するものであり、各種硬質表
面、例えばフローリング、ビニル(クッションフロア)
やタイル等からなる床、壁、天井、リビング家具、浴
槽、洗面台等の清掃に好適に用いられる。また水性液は
少量が徐々に放出されるので、従来かたく絞った濡れ雑
巾等で清掃せざるを得なかった畳なども容易に清掃でき
る。
【0037】本実施形態のウエットシート1は、これを
手で拭くこともでき、また所定の清掃具に装着させて拭
くこともできる。例えば、平坦面を有する扁平形状のヘ
ッド部、及び該ヘッド部と自在継手を介して連結した棒
状の柄から構成された清掃具における該ヘッド部の平坦
面に、第2の外層3が当接するようにウエットシート1
を装着させれば、フローリング等の広面積の清掃対象面
も容易に清掃できる。この場合、ウエットシート1にお
ける一方の外層である第2の外層3が液不透過性の材料
から構成されているので、第2の外層3側に手を当てて
清掃すれば手が濡れることがない。同様に、第2の外層
3側に清掃具を装着すれば清掃具に水性液が付着するこ
ともない。
【0038】本発明は前記実施形態に制限されない。例
えば、前記実施形態においては第1の外層2がイオン性
物質捕捉剤の含有層を兼ねていたが、これに代えて、図
2(a)及び図2(b)に示す構成とすることもでき
る。即ち、第1の外層2を親水性不織布等の通液性のシ
ート材から構成し、これとは別にイオン性物質捕捉剤を
担持シート6に保持させてイオン性物質捕捉剤の含有層
9を構成して、図2(a)に示すように、イオン性物質
捕捉剤の含有層9を、第1の外層2とゲル保持層4との
間に介在配置させたり、或いは図2(b)に示すよう
に、イオン性物質捕捉剤の含有層9を第2の外層3とゲ
ル保持層4との間に介在配置させてもよい。この場合、
図2(a)及び図2(b)に示すように、イオン性物質
捕捉剤の含有層9とゲル保持層4との間に、隔離シート
8からなる隔離層5を介在配置させることも好ましい。
【0039】また、図1並びに図2(a)及び図2
(b)に示す実施形態において、隔離シート8として液
不透過性のシートを用い、ウエットシート1の使用前ま
では隔離シート8によってイオン性物質捕捉剤の含有層
2,9とゲル保持層4とを隔離しておき、使用に際して
隔離シート8を引き抜くことでイオン性物質捕捉剤の含
有層9とゲル保持層4とが接触するような構成としても
よい。
【0040】また前記実施形態においては、第2の外層
3は液不透過性のシート材であったが、これに代えて第
2の外層3として、第1の外層2と同様のものを用い、
ウエットシート1の両面を清掃可能とさせることも好ま
しい。
【0041】また前記実施形態においては、界面活性剤
等の洗浄成分を、水性液含有ゲル中に保持させたが、こ
れに代えて隔離シート8や担持シート6に保持させるこ
ともできる。
【0042】また前記実施形態においては、イオン性物
質捕捉剤と水性液含有ゲルとを隔離層5によって隔離し
たが、これに代えて、イオン性物質捕捉剤を、所定荷重
下で破裂するマイクロカプセルに封入することで両者を
隔離してもよい。
【0043】
【実施例】以下の実施例中、特に断らない限り「%」は
「重量%」を意味する。
【0044】〔実施例1〜3〕 (1)水性液含有ゲルの調製 水溶性高分子であるκ−カラギーナンを1%溶解させた
水溶液に塩化カルシウムを0.1%になるように添加
し、温度を80℃まで上げて撹拌溶解させた。その溶液
に予め70℃に温めておいたドデシルグルコシド(縮合
度1.4)水溶液(40%)を0.1%になるように加
えよく撹拌した後、室温になるまで放置して下記組成の
水性液含有ゲルを調製した。
【0045】水性液含有ゲルの組成:水/ドデシルグル
コシド/κ−カラギーナン/塩化カルシウム=98.8
/0.1/1/0.1
【0046】実施例2では、上記と同様の調製法にて、
ι−カラギーナン及び塩化カルシウムを用いて下記組成
の水性液含有ゲルを調製した。
【0047】水性液含有ゲルの組成:水/ドデシルグル
コシド/ι−カラギーナン/塩化カルシウム=98.8
/0.1/1/0.1
【0048】実施例3では、水溶性高分子であるアルギ
ン酸ナトリウムの水溶液にドデシルグルコシドを加え、
アルギン酸ナトリウムの濃度を2%とする。この水溶液
1kgに0.25%の第2リン酸カルシウム懸濁液50
0mlを加えた。続いて調製直後のクエン酸2.5%水
溶液500mlを加え、1分間良く撹拌し、そのまま放
置して下記組成の水性液含有ゲルを調製した。
【0049】水性液含有ゲルの組成:水/ドデシルグル
コシド/アルギン酸ナトリウム/第2リン酸カルシウム
/クエン酸=97.525/0.1/1/0.125/
1.25
【0050】(2)第1、2の外層の製造 レーヨン繊維(1.7dtex×40mm)と、アクリ
ル繊維(0.9dtex×51mm)と、芯がポリプロ
ピレンで鞘がポリエチレンからなる芯鞘繊維(1.0d
tex×38mm)とを重量比で50/25/25の比
率で混合した坪量40g/m2 の繊維ウエブを常法のカ
ード機で作製した。この繊維ウエブに低エネルギー条件
でウォーターニードリング処理を施してスパンレース不
織布を作製した。このスパンレース不織布に、ヒートエ
ンボス(ロール温度130℃)加工を施して格子状のパ
ターン形成した。このようにして得られた不織布(22
cm×28cm、3.0gf/cm2 荷重下の嵩密度
0.15g/cm3 )の全面に、イオン性物質捕捉剤で
あるエチレンジアミン四酢酸の10%水溶液20gをス
プレーした後乾燥させて、第1の外層としてのイオン性
物質捕捉剤含有シートを製造した(エチレンジアミン四
酢酸の添加量0.0032g/cm2 )。また、第2の
外層として坪量40g/m2 の液不透過性ポリエチレン
フィルム(22cm×28cm)を準備した。
【0051】(3)隔離層の製造 芯がポリエステルで鞘がポリエチレンからなる芯鞘構造
でクリンプ形状をもつ低融点繊維(6.6dtex×5
1mm、鞘成分の融点110℃)と、レーヨン繊維
(5.5dtex×51mm)とを重量比70/30で
混合した坪量40g/m2 の繊維ウエブを常法のカード
機で作製した。この繊維ウエブを130℃で乾燥させ、
隔離層としてのエアースルー不織布(坪量40g/
2 )を作製した。
【0052】(4)ウエットシートの製造 第1の外層(22cm×28cm)中央上に隔離層(1
0cm×28cm)を重ね、隔離層上に水性液含有ゲル
を塗布して、隔離層と同形のゲル保持層を形成した。水
性液含有ゲルの塗布量は40gとした。ゲル保持層上に
第2の外層を重ねて、隔離層及びゲル保持層の前後端か
ら延出する第1の外層と第2の外層とをヒートシールし
て図1(a)及び図1(b)に示す構造のウエットシー
トを製造した。
【0053】〔比較例1〕塩化カルシウムを添加せず、
ι−カラギーナンをゲル化させない状態とした以外は、
実施例2と同様にしてウェットシートを製造した。水性
液組成:水/ドデシルグルコシド/ι−カラギーナン=
98.9/0.1/1
【0054】〔比較例2〕第1の外層にエチレンジアミ
ン四酢酸(イオン性物質捕捉剤)を添加しない以外は、
実施例2と同様にしてウェットシートを製造した。
【0055】〔比較例3〕水溶性高分子、電解質、イオ
ン性物質捕捉剤を全て用いず、下記組成の水性液を20
g隔離層に塗布する以外は、実施例1と同様にしてウェ
ットシートを製造した。 水性液組成:水/ドデシルグルコシド=99.9/0.
【0056】〔性能評価〕実施例及び比較例で得られた
ウエットシートについて、以下の方法で水性液の平均放
出量及び放出性、並びに水性液の徐放性を評価した。結
果を表1に示す。
【0057】〔水性液の平均放出量及び放出性〕実施例
及び比較例で得られたウェットシートを、花王(株)製
のクイックルワイパーに装着させてフローリングを10
畳拭き続けた時の1畳あたりに放出される水性液量を測
定した。1畳拭くごとにウェットシートを清掃部ヘッド
から外し、その重量を測定することで、放出される水性
液量を算出した。約90cmの距離を1往復を拭く動作
を1ストロークとし、この動作を1畳の長手方向(18
0cm)に2列、短手方向(90cm)に4列行い1畳
の清掃を完結した。その後、1畳あたりの平均放出量を
算出した。その結果に基づき、下記の基準で水性液の放
出性を評価した。 ◎;1畳目から10畳目までの各水性液の放出量が1畳
あたり0.5g以上であるもの ○;1畳目から8畳目までの各水性液の放出量が1畳あ
たり0.5g以上であるもの △〜○;1畳目から6畳目までの各水性液の放出量が1
畳あたり0.5g以上であるもの △;1畳目から4畳目までの各水性液の放出量が1畳あ
たり0.5g以上であるもの ×;1畳目から4畳目までの各水性液の放出量が1畳あ
たり0.5g以上にないもの
【0058】〔水性液の徐放性〕前記の水性液の平均放
出量の測定結果に基づき以下の基準で水性液の徐放性を
評価した。 ◎;1畳目から10畳目までの各水性液の放出量がその
平均値の±50%の範囲に入るもの ○;1畳目から8畳目までの各水性液の放出量がその平
均値の±50%の範囲に入るもの △〜○;1畳目から6畳目までの各水性液の放出量がそ
の平均値の±50%の範囲に入るもの △;1畳目から4畳目までの各水性液の放出量がその平
均値の±50%の範囲に入るもの ×;1畳目から4畳目までの各水性液の放出量がその平
均値の±50%の範囲に入らないもの
【0059】
【表1】
【0060】表1に示す結果から明らかなように、各実
施例(本発明品)のウエットシートは、水性液の放出量
が一定量以上で、かつ水性液が徐々に放出されて広面積
の清掃対象面を清掃できることが判る。また、表には示
していないが、各実施例におけるウエットシートの隔離
層は、約500Paの荷重下で初めて、イオン性物質捕
捉剤と水性液含有ゲルとが接触する程度の隔離性を有し
ていた。
【0061】
【発明の効果】本発明の清掃用ウエットシートによれ
ば、多量の水性液を保持でき、該水性液を均一に徐放さ
せることができる。また本発明の清掃用ウエットシート
によれば、別途水や洗浄液を使うことなく広面積の清掃
対象面を清掃することができる。更に本発明の清掃用ウ
エットシートによれば、その使用前までは水性液がその
表面に滲出していないので、水性液の蒸発等に大きな注
意を払う必要がなく、保管や取り扱いが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の清掃用ウエットシートの
一実施形態の構造を示す模式図であり、図1(b)は図
1に示す清掃用ウエットシートの斜視図である。
【図2】図2(a)及び図2(b)はそれぞれ本発明の
清掃用ウエットシートの別の実施形態の構造を示す模式
図である。
【符号の説明】
1 清掃用ウエットシート 2 第1の外層 3 第2の外層 4 ゲル保持層 5 隔離層 6 担持シート 7 裏面シート 8 隔離シート 9 イオン性物質捕捉剤の含有層

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イオン性物質によって水溶性高分子が架
    橋されて形成された水性液含有ゲルを有するゲル保持層
    と、イオン性物質捕捉剤の含有層とを備えた清掃用ウエ
    ットシートであって、 前記清掃用ウエットシート内において前記ゲル保持層及
    び前記イオン性物質捕捉剤の含有層はそれぞれ、無荷重
    下では前記水性液含有ゲルと前記イオン性物質捕捉剤と
    が実質的に接触せず、且つ所定の荷重下において前記水
    性液含有ゲルと前記イオン性物質捕捉剤とが接触し、該
    イオン性物質捕捉剤の作用によって該水性液含有ゲルか
    ら前記イオン性物質が引き抜かれて該水性液含有ゲルに
    含まれる水性液が徐放されるような状態に形成及び/又
    は配置されている清掃用ウエットシート。
  2. 【請求項2】 前記ゲル保持層と前記イオン性物質捕捉
    剤の含有層との間に通液性の隔離層が介在配置されてい
    る請求項1記載の清掃用ウエットシート。
  3. 【請求項3】 前記イオン性物質捕捉剤の含有層は、前
    記イオン性物質捕捉剤が担持シートに保持されて構成さ
    れており、 前記イオン性物質捕捉剤の含有層が前記清掃用ウエット
    シートにおける一方の外層を構成し、他方の外層が液不
    透過性の裏面シートから構成されており、 前記イオン性物質捕捉剤の含有層と前記裏面シートとの
    間に前記ゲル保持層が配置されている請求項1又は2記
    載の清掃用ウエットシート。
  4. 【請求項4】 前記水溶性高分子が、カルボン酸系高分
    子、ポリビニルアルコール又は天然多糖類からなり、前
    記イオン性物質が金属イオン又はホウ酸イオンからなる
    請求項1〜3の何れかに記載の清掃用ウエットシート。
  5. 【請求項5】 前記天然多糖類がカラギーナン類又はア
    ルギン酸である請求項4記載の清掃用ウエットシート。
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WO2021182164A1 (ja) * 2020-03-13 2021-09-16 大王製紙株式会社 清掃用ウェットシート及び当該清掃用ウェットシートの製造方法

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