JP2002045274A - 展示装置 - Google Patents

展示装置

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JP2002045274A
JP2002045274A JP2000237095A JP2000237095A JP2002045274A JP 2002045274 A JP2002045274 A JP 2002045274A JP 2000237095 A JP2000237095 A JP 2000237095A JP 2000237095 A JP2000237095 A JP 2000237095A JP 2002045274 A JP2002045274 A JP 2002045274A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立てが簡単であるとともに、必要最小限の
展示用オプションを追加することにより展示物に応じた
構成態様にすることが可能であり、また強度的にも優れ
た展示装置を提供する。 【解決手段】 平行に配した両脚板1の中央部間であっ
て上端が該脚板の上端よりも低く設定した幕板2を連結
して平面視H字形の基本フレームAを構成し、該基本フ
レームに展示用オプションBを着脱可能に取付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、展示装置に係わ
り、更に詳しくは基本構造のフレームを用いて多様な展
示形態を実現できる展示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ベース台の上に透明ケースを設け
た構造の展示装置は各種提供され、美術館や博物館を始
めとし、商店等の展示ケースとして広く使用されてい
る。
【0003】例えば、特許第2880076号公報に
は、折り畳み可能な角筒状ケースの状面に天板を嵌合し
て展示台を構成し、該天板の上面周辺部に沿って形成し
た溝に、4枚の透明板の下端部を嵌合するとともに、各
透明板の縦方向端部を互いにアングル材で連結し、天井
板の下面周辺部に沿って形成した溝に前記各透明板の上
端部を嵌合して透明ケースを形成した構造の折り畳み可
能な展示ケースが提供されている。
【0004】前述の展示ケースは、確かに組立てと分解
が可能であり、分解時には嵩低くすることができるが、
強度的に問題があるばかりでなく、構成態様が限定され
ており、多様な展示物に対応できないといった問題があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が前述の状況に
鑑み、解決しようとするところは、組立てが簡単である
とともに、必要最小限の展示用オプションを追加するこ
とにより展示物に応じた構成態様にすることが可能であ
り、また強度的にも優れた展示装置を提供する点にあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、平行に配した両脚板の中央部間であって上
端が該脚板の上端よりも低く設定した幕板を連結して平
面視H字形の基本フレームを構成し、該基本フレームに
展示用オプションを着脱可能に取付けた展示装置を構成
した。ここで、前記幕板の上端に載置板の下面中後部を
載支固定するとともに、載置板の両端縁を両脚板間に着
脱可能に連結してなることが好ましい。
【0007】更に、前記載置板の上面と前記両脚板間の
空間部に、前記展示用オプションとして複数の透明板部
材を嵌合し且つ連結して透明ケースを形成してなるので
ある。
【0008】具体的には、前記両脚板の対向面であって
両縁部に形成した一対の縦溝に透明側板の両端縁を落と
し込み嵌合するとともに、該透明側板の下端を前記載置
板に固定し、前記透明側板と脚板の上端を略面一に設定
し、両脚板と両透明側板の上端に亘って透明上面板を載
置固定した。
【0009】また、前記載置板の上面と前記両脚板間の
空間部に、底面が開放した二つ割り透明ケースの下部を
嵌合し、少なくとも該分割透明ケースの側面と前記脚板
及び両分割透明ケースの上端面間を連結した。
【0010】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を添付図
面に基づき更に詳細に説明する。図1〜図6は、本発明
の展示装置の第1実施形態を示し、図7〜図11は本発
明の第2実施形態を示し、図中符号Aは基本フレーム、
Bは展示用オプション、1は脚板、2は幕板、3は載置
板、4は透明ケースをそれぞれ示している。
【0011】本発明に係る展示装置は、平行に配した両
脚板1,1の中央部間であって上端が該脚板1の上端よ
りも低く設定した幕板2を連結して平面視H字形の基本
フレームを構成し、該基本フレームAに展示用オプショ
ンBを着脱可能に取付けて構成する。更に、前記幕板2
の上端に載置板3の下面中後部を載支固定するととも
に、載置板3の両端縁を両脚板1,1間に着脱可能に連
結している。
【0012】そして、前記展示用オプションBとして
は、複数の透明板部材を組み合わせて構成した透明ケー
ス4が最も好ましい例として挙げることができる。この
透明ケース4を、前記基本フレームAを構成する載置板
3の上面と前記両脚板1,1間の空間部に嵌合し且つ連
結する態様、あるいは両脚板1,1と幕板2のみからな
る基本フレームAの場合には、透明ケース4を幕板2の
上端に載置し、適宜下面を連結するとともに、両脚板
1,1間に透明ケース4を連結し、両脚板1,1を透明
ケース4を介して一体化した態様がある。
【0013】先ず、本発明の展示装置の第1実施形態を
図1〜図5に基づき説明する。本実施形態の展示装置
は、平型のいわゆる覗き込みタイプのものである。前記
脚板1は、前後縁の内側部をカットして傾斜縁5,5を
形成した平面視略台形状のものであり、内側面の上部で
あって前記傾斜縁5,5より中央寄り位置に一対の縦溝
6,6を形成し、下端面の前後にはアジャスター7,7
が設けられている。また、前記脚板1の上端面には、略
同形の化粧カバー8が着脱自在に取付けられるようにな
っている。
【0014】前記幕板2は、前記脚板1,1の前後中央
部間に適宜な連結手段を用いて着脱可能に連結し、両脚
板1,1とで平面視略H字形の基本フレームAを構成す
るのである。尚、2枚の前記幕板2,2を間隔を置いて
並設することも、また前後の厚みが厚い箱状の幕板2を
用いることも本発明の範疇であり、要は両脚板1,1と
単又は2枚の幕板2とで平面視略H字形になれば良いの
である。
【0015】前記載置板3は、前記脚板1の傾斜縁5,
5を除く内側面の幅と略同じ横幅を有し、前記幕板2の
上端に下面中後部を載支固定するとともに、両端縁を両
脚板1,1間に着脱可能に連結する。ここで、前記載置
板3の前後縁には、突縁9,9を形成するとともに、幕
板2を挟んだ底面前後部には開口10,10を形成して
いる。
【0016】前記透明ケース4は、本実施形態では複数
の透明板部材を組み合わせて構成している。即ち、前記
載置板3の前後部に立設する透明側板11,11と、両
脚板1,1と両透明側板11,11の上端に亘って載置
固定する透明上面板12とから構成され、更に両脚板
1,1と両透明側板11,11とで囲まれる内部底面に
は、底面板13を載置板3上に敷設している。
【0017】さらに詳しくは、前記透明側板11の両端
縁に前記縦溝6に上下方向からスライド係合する係合縁
11A,11Aを形成するとともに、下縁に前記載置板
3の上面にネジ止めするための固定片11Bを展示空間
内方へ直角に延設して形成している。そして、前記透明
側板11の両端縁の係合縁11A,11Aを、前記両脚
板1,1の対向面であって両縁部に形成した一対の縦溝
6,6に落とし込み嵌合するとともに、該透明側板11
の下端の固定片11Bを前記載置板3の上面に当接し且
つ前記突縁9の内面に該透明側板11の下端を当接した
状態で、当該固定片11Bを載置板3の上面にネジ止め
して固定する。ここで、ネジ止めするために、載置板3
の所定位置にオニメナットを埋設しておくことが、組立
て分解を繰り返す場合には望ましい。
【0018】そして、両脚板1,1と両透明側板11,
11とで囲まれる載置板3上に、下面に脚台14,14
を有する底面板13を載置する。この底面板13によっ
て、前記両透明側板11,11の固定片11B,11B
は隠蔽される。また、前記載置板3と底面板13との間
には、脚台14,14の存在によって空間が形成され、
該空間は前記開口10,10に連通し、展示空間の通気
性を確保している。
【0019】それから、前記透明側板11と脚板1の上
端は略面一になるように設定されており、該透明側板1
1,11と脚板1,1の上端面の一部に亘って前記透明
上面板12を載置し、更に該透明上面板12の両端縁を
脚板1の上端面に取付けた押え金具15,15で移動不
能となるように固定している。当然ではあるが、前記透
明側板11の上動は透明上面板12で規制される。そし
て、前記脚板1の上端面には、前記化粧カバー8を着脱
自在に取付けるが、この化粧カバー8の下面一部には前
記透明上面板12を固定した押え金具15を収容できる
切欠部16が形成されており、押え金具15と該押え金
具15を脚板1に固定するネジ17,…を隠蔽してい
る。また、前記化粧カバー8を脚板1の上端面に着脱自
在に取付ける構造として、本実施形態ではマグネットキ
ャッチ18による引付けと、ダボ19と係合穴20の凹
凸係合構造による横移動規制を採用している。尚、前記
透明側板11を脚板1の上端より若干低く設定してお
き、透明側板11と透明上面板12とを合成樹脂製の型
材で連結するようにしても好ましい。更に、一方の透明
側板11は内面に色付きのバック板を装着したり、透明
側板11そのものを不透明のバック板とすることも変形
例として挙げることができる。
【0020】尚、前記脚板1と幕板2との突合せ連結構
造及び幕板2と載置板3との突合せ連結構造、更には脚
板1と載置板3との突合せ連結構造は、図5に示すよう
な公知の同じ引付手段を採用している。つまり、一方の
部材の接合面にはオニメナット21を埋設し、他方の部
材の端面には内部方向へ挿通孔22を形成するととも
に、該部材の表面に開口し、前記挿通孔22に連通する
円形孔23を形成しておき、前記オニメナット21に連
結ピン24の螺軸24Aを螺合した状態で、該連結ピン
24を挿通孔22に通してその係止頭部24Bを円形孔
23に臨ませ、そして回転連結具25を円形孔23に挿
入するとともに、内部に前記係止頭部24Bを受け入
れ、該回転連結具25を回転して偏心傾斜縁25Aで係
止頭部24Bを引き付け、もって両部材を連結するので
ある。
【0021】また、図6は、第1実施形態の変形例であ
るが、横幅が図1に示したものより狭く、展示ケース4
が平面視略正方形となっている以外は、前記同様である
ので、同一構成には同一符号を付してその説明は省略す
る。
【0022】このように、本実施形態の展示装置は、組
立て分解が容易であるが、最も困難であるのが、底面板
13を脚板1,1と透明側板11,11で囲まれた展示
空間から引き上げる操作である。これに関しては、本実
施形態では、前記載置板3に開口10を設けているの
で、前記底面板13を上方から持てるようになるまで該
開口10を通して下方から底面板13を押し上げること
ができるようにしている。また、前記開口10,10
は、幕板2を挟んで前後部に設けているので、展示装置
の前後一方が塞がっている場合でも前述の操作を容易に
でき、また右利き、左利きの場合にも対応できるように
なっている。また、幕板2は前後中央部にあって十分に
後退位置に設定しているので、車椅子に乗ったまま接近
することが可能であり、また両脚板1,1の内面側縁部
は、前述のように傾斜縁5,5となっているので、車椅
子の受け入れもスムーズにできるのである。更に、展示
装置を横に接近させて設置した場合、互いの展示装置の
両脚板1,1が重なるが、前記傾斜縁5,5の存在によ
って板厚が薄く見えるので意匠的にスリムな感じを出す
ことができる。
【0023】また、前記透明側板11と透明上面板12
は、アクリル板等の合成樹脂板を用いているが、横幅が
長くなると透明側板11の中央部が内外へ撓み易くなる
が、本実施形態では下端縁に沿って固定片11Bを設け
ているので、変形を防止できる。尚、前記固定片11B
は、透明側板11と一体でも、別体で接着しても良い。
更に、前記透明上面板12を外し、展示空間を開放状態
で使用することも可能であり、その場合にも前記化粧カ
バー8を脚板1の上端面に取付けることができるので、
外観性において全く問題がない。
【0024】次に、本発明の第2実施形態を図7〜図1
1に基づいて説明する。本実施形態の展示装置は、背の
高い展示物を収容するいわゆる行灯型のものである。本
実施形態の場合も基本フレームAは、第1実施形態の場
合と同様であり、異なる点は基本フレームAに展示オプ
ションBとしての展示ケース4を固定する構造である。
本実施形態の展示装置は、前記載置板3の上面と前記両
脚板1,1間の空間部に、底面が開放した二つ割り透明
ケース4の下部を嵌合し、少なくとも該分割透明ケース
4A,4Bの側面と前記脚板1及び両分割透明ケース4
A,4Bの上端面間を連結してなるものである。
【0025】更に詳しくは、前記透明ケース4は、分割
透明ケース4A,4Bを接合して構成したものであり、
各分割透明ケース4A,4Bは、4枚の透明板26,…
を接着し、下方及び一側方を開放した箱型に形成してい
る。そして、各分割透明ケース4A,4Bの開放側面部
同士を帯状の連結材27を用いて目地を塞ぎ、それぞれ
脚板1と連結金具28,28で連結するとともに、上面
同士を連係具29,29で連結する。本実施形態の基本
フレームAは、第1実施形態のものを共用することが可
能であり、その場合には脚板1の縦溝6は使用しない。
また、本実施形態の底面板13は、脚台14がない単純
な平板状のものを使用し、前記載置板3の突縁9,9間
に載置した状態で、該底面板13よりも突縁9,9が上
方に突出するように設定し、前記分割透明ケース4A,
4Bを接合状態で載置した際に、両突縁9,9で分割透
明ケース4A,4Bが前後に移動しないようにしてい
る。尚、本実施形態の場合、前記底面板13を載置板3
の上面にネジ止めすることも好ましい。
【0026】先ず、前記連結金具28は、図9及び図1
0に示すように、垂直片28Aと水平片28Bからなる
断面略L字形のアングル材であり、垂直片28Aの外角
側の側面に突起28C,28Cを突設したものである。
また、前記分割透明ケース4A,4Bの側面下部には、
前記突起28C,28Cが係合する係合孔30,30が
予め形成されている。そして、前記分割透明ケース4
A,4Bを載置板3上の所定位置に嵌合した状態で、側
方から連結金具28の突起28C,28Cを前記係合孔
30,30に係合した後、水平片28Bを脚板1の上端
面にネジ31で固定する。ここで、該ネジ31を螺合す
る部分は、第1実施形態の押え金具15を固定するため
にネジ17を螺合する部分と共通としている。つまり、
図示しないが、脚板1の上端面の前後部に予めオニメナ
ットが埋設されている。このように、連結金具28で分
割透明ケース4A,4Bを脚板1,1に固定した後、該
連結金具28は前記同様の化粧カバー8を所定位置に取
付けることによって、図9に示すように略全体が隠蔽さ
れる。
【0027】次に、前記各分割透明ケース4A,4Bの
上面同士を連結する前記連係具29は、図11に示すよ
うに、細長い扁平板片29Aの両端部下面に連結金具2
8と同様な突起29B,29Bを突設したものである。
そして、前記各分割透明ケース4A,4Bの上面には、
前記突起29Bが係合する係合孔31がそれぞれ形成さ
れている。そして、互いに接合した状態の分割透明ケー
ス4A,4Bの接合線を横切って当該連係具29を配
し、各突起29B,29Bを分割透明ケース4Aの係合
孔31と分割透明ケース4Bの係合孔31に上方から係
合して互いに離れないようにしている。
【0028】また、前記連結材27は、図11に示すよ
うに断面略H字形の合成樹脂製の型材であり、各係合溝
27Aにそれぞれ分割透明ケース4A,4Bの接合端部
を嵌合するのである。
【0029】本実施形態の展示装置は、例えば展示ケー
ス4の上端までの高さが約1700mm、展示ケース4
そのものの高さが約900mmとなっている。そして、
展示物としては当然に背の高いものが想定され、仮に高
さが700mmとした場合、展示物を底面板13の上に
置いた状態で、その上から展示ケース4を被せようとす
ると、天井の高さが2300〜2400mm以上なけれ
ばならないが、本実施形態の展示ケース4は、前後に分
割したものであり、載置板3上へ前後方向から載置でき
るので、天井が低くても余裕をもって組立てることがで
き、天井の高さに事実上制約がない。
【0030】また、本実施形態の展示ケース4は、前後
中央部で同一形状となるように分割し、各分割透明ケー
ス4A,4Bは、平面視長方形となっているが、対角線
で分割し平面視三角形となしても構わない。分割透明ケ
ース4A,4Bが、平面視三角形の場合には、側面にお
ける互いの接合縁がコーナー部になるので、視線を遮る
ことになる前記連結材27もコーナー部のみとなるので
好ましい。しかし、脚板1への連結構造を変更しなけれ
ば、各分割透明ケース4A,4Bは一方の脚板1のみに
連結されることになるので、強度の面では前述のものよ
り若干低下することは避けられない。
【0031】最後に、本発明の展示装置の他の実施形態
を図12〜図15に基づいて簡単に説明する。この場合
も、両脚板1,1、幕板2及び載置板3からなる基本フ
レームAは前記同様である。尚、前記載置板3には底面
板13を装着して、前記開口10を塞いでおく必要はあ
るが、開口10が存在しない場合には底面板13は省略
することが可能である。図12は、基本フレームAのみ
からなる開放型の展示装置であり、載置板3(底面板1
3)の上面に安価な展示物を単に載置するだけである。
図13は、展示オプションBとして脚板1(化粧カバー
8を装着した状態)と同一高さのローバックパネル32
を載置板3の後縁で両脚板1,1の傾斜縁5,5間に設
けた展示装置である。図14は、図13の展示装置に加
えて、他の展示オプションBとしてローバックパネル3
2の上部前面に蛍光灯33を設けた展示装置である。ま
た、図15は、展示オプションBとして脚板1より十分
に背の高いハイバックパネル34を前記同様に設けた展
示装置である。また、図13や図15の構造は、第1実
施形態に付加することも可能である。
【0032】このように、本発明に係る展示装置は、共
通の基本フレームAを用い、それに各種の展示オプショ
ンBを追加することによって多様な展示物に対応でき、
しかも組立て分解が簡単にできるので、展示場所の移動
や展示装置の保管が容易であり、また分解時に嵩張らな
いのである。
【0033】
【発明の効果】以上にしてなる請求項1に係る発明の展
示装置は、平行に配した両脚板の中央部間であって上端
が該脚板の上端よりも低く設定した幕板を連結して平面
視H字形の基本フレームを構成し、該基本フレームに展
示用オプションを着脱可能に取付けたので、組立てが簡
単であるとともに、必要最小限の展示用オプションを追
加することにより展示物に応じた構成態様にすることが
できる。
【0034】請求項2によれば、構造が簡単であるにも
係わらず、基本フレームの強度的が高く、また載置板を
利用して更に多様な構成態様を実現できる。
【0035】請求項3によれば、展示ケースの基本フレ
ームへの装着が容易であり、また両脚板間に位置するの
で展示ケースの取付強度も高くなる。
【0036】請求項4によれば、覗き込みタイプの平型
の展示ケースを簡単に構成することができ、しかも展示
ケースが基本フレームと一体化するので、最も一体感の
ある展示装置となる。
【0037】請求項5によれば、背の高い行灯型の展示
装置を構成することができ、しかも展示物の背が高くて
も展示ケースの組立て、その内部に展示物を収容するこ
とが容易にできるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の展示装置の全体斜視図である。
【図2】同じく分解斜視図である。
【図3】要部の中央縦断側面図である。
【図4】要部の縦断正面図である。
【図5】幕板と載置板の連結構造を示す部分斜視図であ
る。
【図6】第1実施形態の変形例を示す斜視図である。
【図7】第2実施形態の展示装置の全体斜視図である。
【図8】同じく分解斜視図である。
【図9】要部の縦断正面図である。
【図10】分割展示ケースの脚板への連結構造を示す部
分分解斜視図である。
【図11】分割展示ケース同士の上部連結構造を示す部
分分解斜視図である。
【図12】第3実施形態を示す斜視図である。
【図13】第4実施形態を示す斜視図である。
【図14】第5実施形態を示す斜視図である。
【図15】第6実施形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
A 基本フレーム B 展示用オプション 1 脚板 2 幕板 3 載置板 4 透明ケース 4A,4B 分割透明ケース 5 傾斜縁 6 縦溝 7 アジャスター 8 化粧カバー 9 突縁 10 開口 11 透明側板 11A 係合縁 11B 固定片 12 透明上面板 13 底面板 14 脚台 15 押え金具 16 切欠部 17 ネジ 18 マグネットキャッチ 19 ダボ 20 係合穴 21 オニメナット 22 挿通孔 23 円形孔 24 連結ピン 25 回転連結具 26 透明板 27 連結材 28 連結金具 29 連係具 30 係合孔 31 係合孔 32 ローバックパネル 33 蛍光灯 34 ハイバックパネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大橋 一広 大阪市中央区淡路町1丁目6番11号 株式 会社イトーキ内 Fターム(参考) 3B110 FA03 GA10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行に配した両脚板の中央部間であって
    上端が該脚板の上端よりも低く設定した幕板を連結して
    平面視H字形の基本フレームを構成し、該基本フレーム
    に展示用オプションを着脱可能に取付けたことを特徴と
    する展示装置。
  2. 【請求項2】 前記幕板の上端に載置板の下面中後部を
    載支固定するとともに、載置板の両端縁を両脚板間に着
    脱可能に連結してなる請求項1記載の展示装置。
  3. 【請求項3】 前記載置板の上面と前記両脚板間の空間
    部に、前記展示用オプションとして複数の透明板部材を
    嵌合し且つ連結して透明ケースを形成してなる請求項1
    又は2記載の展示装置。
  4. 【請求項4】 前記両脚板の対向面であって両縁部に形
    成した一対の縦溝に透明側板の両端縁を落とし込み嵌合
    するとともに、該透明側板の下端を前記載置板に固定
    し、前記透明側板と脚板の上端を略面一に設定し、両脚
    板と両透明側板の上端に亘って透明上面板を載置固定し
    てなる請求項3記載の展示装置。
  5. 【請求項5】 前記載置板の上面と前記両脚板間の空間
    部に、底面が開放した二つ割り透明ケースの下部を嵌合
    し、少なくとも該分割透明ケースの側面と前記脚板及び
    両分割透明ケースの上端面間を連結してなる請求項3記
    載の展示装置。
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JP2009039255A (ja) * 2007-08-08 2009-02-26 育敏 ▲頼▼ 芸術品用保護観賞装置
JP2012198016A (ja) * 2012-05-28 2012-10-18 Sharp Corp 冷蔵庫

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