JP3850644B2 - 展示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、展示装置に係わり、更に詳しくは基本構造のフレームを用いて多様な展示形態を実現できる展示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ベース台の上に透明ケースを設けた構造の展示装置は各種提供され、美術館や博物館を始めとし、商店等の展示ケースとして広く使用されている。
【0003】
例えば、特許第2880076号公報には、折り畳み可能な角筒状ケースの状面に天板を嵌合して展示台を構成し、該天板の上面周辺部に沿って形成した溝に、4枚の透明板の下端部を嵌合するとともに、各透明板の縦方向端部を互いにアングル材で連結し、天井板の下面周辺部に沿って形成した溝に前記各透明板の上端部を嵌合して透明ケースを形成した構造の折り畳み可能な展示ケースが提供されている。
【0004】
前述の展示ケースは、確かに組立てと分解が可能であり、分解時には嵩低くすることができるが、強度的に問題があるばかりでなく、構成態様が限定されており、多様な展示物に対応できないといった問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、組立てが簡単であるとともに、必要最小限の展示用オプションを追加することにより展示物に応じた構成態様にすることが可能であり、また強度的にも優れた展示装置を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述の課題解決のために、平行に配した両脚板の中央部間であって上端が該脚板の上端よりも低く設定した幕板を連結して平面視H字形の基本フレームを構成し、該基本フレームに展示用オプションを着脱可能に取付けてなる展示装置であって、前記幕板の上端に載置板の下面中央部を載支固定するとともに、載置板の両端縁を両脚板間に着脱可能に連結し、該載置板には幕板を挟んだ前後部に開口を設けてなることが好ましい。
【0007】
更に、前記載置板の前後縁には突縁を形成するとともに、上面に底面板を敷設してなるのである。
【0008】
具体的には、前記載置板の上面と前記両脚板間の空間部を利用して透明ケースを形成すべく、前記両脚板の対向面であって両縁部に形成した一対の縦溝に透明側板の両端縁を落とし込み嵌合するとともに、該透明側板の下端を前記載置板に固定し、前記透明側板と脚板の上端を略面一に設定し、両脚板と両透明側板の上端に亘って透明上面板を載置固定した。
【0009】
また、前記載置板の上面と前記両脚板間の空間部を利用して透明ケースを形成すべく、前記載置板の上面と前記両脚板間の空間部に、底面が開放した二つ割り透明ケースの下部を嵌合し、少なくとも該分割透明ケースの側面と前記脚板及び両分割透明ケースの上端面間を連結した。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を添付図面に基づき更に詳細に説明する。図1〜図6は、本発明の展示装置の第1実施形態を示し、図7〜図11は本発明の第2実施形態を示し、図中符号Aは基本フレーム、Bは展示用オプション、1は脚板、2は幕板、3は載置板、4は透明ケースをそれぞれ示している。
【0011】
本発明に係る展示装置は、平行に配した両脚板1,1の中央部間であって上端が該脚板1の上端よりも低く設定した幕板2を連結して平面視H字形の基本フレームを構成し、該基本フレームAに展示用オプションBを着脱可能に取付けて構成する。更に、前記幕板2の上端に載置板3の下面中央部を載支固定するとともに、載置板3の両端縁を両脚板1,1間に着脱可能に連結している。
【0012】
そして、前記展示用オプションBとしては、複数の透明板部材を組み合わせて構成した透明ケース4が最も好ましい例として挙げることができる。この透明ケース4を、前記基本フレームAを構成する載置板3の上面と前記両脚板1,1間の空間部に嵌合し且つ連結する態様、あるいは両脚板1,1と幕板2のみからなる基本フレームAの場合には、透明ケース4を幕板2の上端に載置し、適宜下面を連結するとともに、両脚板1,1間に透明ケース4を連結し、両脚板1,1を透明ケース4を介して一体化した態様がある。
【0013】
先ず、本発明の展示装置の第1実施形態を図1〜図5に基づき説明する。本実施形態の展示装置は、平型のいわゆる覗き込みタイプのものである。前記脚板1は、前後縁の内側部をカットして傾斜縁5,5を形成した平面視略台形状のものであり、内側面の上部であって前記傾斜縁5,5より中央寄り位置に一対の縦溝6,6を形成し、下端面の前後にはアジャスター7,7が設けられている。また、前記脚板1の上端面には、略同形の化粧カバー8が着脱自在に取付けられるようになっている。
【0014】
前記幕板2は、前記脚板1,1の前後中央部間に適宜な連結手段を用いて着脱可能に連結し、両脚板1,1とで平面視略H字形の基本フレームAを構成するのである。尚、2枚の前記幕板2,2を間隔を置いて並設することも、また前後の厚みが厚い箱状の幕板2を用いることも本発明の範疇であり、要は両脚板1,1と単又は2枚の幕板2とで平面視略H字形になれば良いのである。
【0015】
前記載置板3は、前記脚板1の傾斜縁5,5を除く内側面の幅と略同じ横幅を有し、前記幕板2の上端に下面中後部を載支固定するとともに、両端縁を両脚板1,1間に着脱可能に連結する。ここで、前記載置板3の前後縁には、突縁9,9を形成するとともに、幕板2を挟んだ底面前後部には開口10,10を形成している。
【0016】
前記透明ケース4は、本実施形態では複数の透明板部材を組み合わせて構成している。即ち、前記載置板3の前後部に立設する透明側板11,11と、両脚板1,1と両透明側板11,11の上端に亘って載置固定する透明上面板12とから構成され、更に両脚板1,1と両透明側板11,11とで囲まれる内部底面には、底面板13を載置板3上に敷設している。
【0017】
さらに詳しくは、前記透明側板11の両端縁に前記縦溝6に上下方向からスライド係合する係合縁11A,11Aを形成するとともに、下縁に前記載置板3の上面にネジ止めするための固定片11Bを展示空間内方へ直角に延設して形成している。そして、前記透明側板11の両端縁の係合縁11A,11Aを、前記両脚板1,1の対向面であって両縁部に形成した一対の縦溝6,6に落とし込み嵌合するとともに、該透明側板11の下端の固定片11Bを前記載置板3の上面に当接し且つ前記突縁9の内面に該透明側板11の下端を当接した状態で、当該固定片11Bを載置板3の上面にネジ止めして固定する。ここで、ネジ止めするために、載置板3の所定位置にオニメナットを埋設しておくことが、組立て分解を繰り返す場合には望ましい。
【0018】
そして、両脚板1,1と両透明側板11,11とで囲まれる載置板3上に、下面に脚台14,14を有する底面板13を載置する。この底面板13によって、前記両透明側板11,11の固定片11B,11Bは隠蔽される。また、前記載置板3と底面板13との間には、脚台14,14の存在によって空間が形成され、該空間は前記開口10,10に連通し、展示空間の通気性を確保している。
【0019】
それから、前記透明側板11と脚板1の上端は略面一になるように設定されており、該透明側板11,11と脚板1,1の上端面の一部に亘って前記透明上面板12を載置し、更に該透明上面板12の両端縁を脚板1の上端面に取付けた押え金具15,15で移動不能となるように固定している。当然ではあるが、前記透明側板11の上動は透明上面板12で規制される。そして、前記脚板1の上端面には、前記化粧カバー8を着脱自在に取付けるが、この化粧カバー8の下面一部には前記透明上面板12を固定した押え金具15を収容できる切欠部16が形成されており、押え金具15と該押え金具15を脚板1に固定するネジ17,…を隠蔽している。また、前記化粧カバー8を脚板1の上端面に着脱自在に取付ける構造として、本実施形態ではマグネットキャッチ18による引付けと、ダボ19と係合穴20の凹凸係合構造による横移動規制を採用している。尚、前記透明側板11を脚板1の上端より若干低く設定しておき、透明側板11と透明上面板12とを合成樹脂製の型材で連結するようにしても好ましい。更に、一方の透明側板11は内面に色付きのバック板を装着したり、透明側板11そのものを不透明のバック板とすることも変形例として挙げることができる。
【0020】
尚、前記脚板1と幕板2との突合せ連結構造及び幕板2と載置板3との突合せ連結構造、更には脚板1と載置板3との突合せ連結構造は、図5に示すような公知の同じ引付手段を採用している。つまり、一方の部材の接合面にはオニメナット21を埋設し、他方の部材の端面には内部方向へ挿通孔22を形成するとともに、該部材の表面に開口し、前記挿通孔22に連通する円形孔23を形成しておき、前記オニメナット21に連結ピン24の螺軸24Aを螺合した状態で、該連結ピン24を挿通孔22に通してその係止頭部24Bを円形孔23に臨ませ、そして回転連結具25を円形孔23に挿入するとともに、内部に前記係止頭部24Bを受け入れ、該回転連結具25を回転して偏心傾斜縁25Aで係止頭部24Bを引き付け、もって両部材を連結するのである。
【0021】
また、図6は、第1実施形態の変形例であるが、横幅が図1に示したものより狭く、展示ケース4が平面視略正方形となっている以外は、前記同様であるので、同一構成には同一符号を付してその説明は省略する。
【0022】
このように、本実施形態の展示装置は、組立て分解が容易であるが、最も困難であるのが、底面板13を脚板1,1と透明側板11,11で囲まれた展示空間から引き上げる操作である。これに関しては、本実施形態では、前記載置板3に開口10を設けているので、前記底面板13を上方から持てるようになるまで該開口10を通して下方から底面板13を押し上げることができるようにしている。また、前記開口10,10は、幕板2を挟んで前後部に設けているので、展示装置の前後一方が塞がっている場合でも前述の操作を容易にでき、また右利き、左利きの場合にも対応できるようになっている。また、幕板2は前後中央部にあって十分に後退位置に設定しているので、車椅子に乗ったまま接近することが可能であり、また両脚板1,1の内面側縁部は、前述のように傾斜縁5,5となっているので、車椅子の受け入れもスムーズにできるのである。更に、展示装置を横に接近させて設置した場合、互いの展示装置の両脚板1,1が重なるが、前記傾斜縁5,5の存在によって板厚が薄く見えるので意匠的にスリムな感じを出すことができる。
【0023】
また、前記透明側板11と透明上面板12は、アクリル板等の合成樹脂板を用いているが、横幅が長くなると透明側板11の中央部が内外へ撓み易くなるが、本実施形態では下端縁に沿って固定片11Bを設けているので、変形を防止できる。尚、前記固定片11Bは、透明側板11と一体でも、別体で接着しても良い。更に、前記透明上面板12を外し、展示空間を開放状態で使用することも可能であり、その場合にも前記化粧カバー8を脚板1の上端面に取付けることができるので、外観性において全く問題がない。
【0024】
次に、本発明の第2実施形態を図7〜図11に基づいて説明する。本実施形態の展示装置は、背の高い展示物を収容するいわゆる行灯型のものである。本実施形態の場合も基本フレームAは、第1実施形態の場合と同様であり、異なる点は基本フレームAに展示オプションBとしての展示ケース4を固定する構造である。本実施形態の展示装置は、前記載置板3の上面と前記両脚板1,1間の空間部に、底面が開放した二つ割り透明ケース4の下部を嵌合し、少なくとも該分割透明ケース4A,4Bの側面と前記脚板1及び両分割透明ケース4A,4Bの上端面間を連結してなるものである。
【0025】
更に詳しくは、前記透明ケース4は、分割透明ケース4A,4Bを接合して構成したものであり、各分割透明ケース4A,4Bは、4枚の透明板26,…を接着し、下方及び一側方を開放した箱型に形成している。そして、各分割透明ケース4A,4Bの開放側面部同士を帯状の連結材27を用いて目地を塞ぎ、それぞれ脚板1と連結金具28,28で連結するとともに、上面同士を連係具29,29で連結する。本実施形態の基本フレームAは、第1実施形態のものを共用することが可能であり、その場合には脚板1の縦溝6は使用しない。また、本実施形態の底面板13は、脚台14がない単純な平板状のものを使用し、前記載置板3の突縁9,9間に載置した状態で、該底面板13よりも突縁9,9が上方に突出するように設定し、前記分割透明ケース4A,4Bを接合状態で載置した際に、両突縁9,9で分割透明ケース4A,4Bが前後に移動しないようにしている。尚、本実施形態の場合、前記底面板13を載置板3の上面にネジ止めすることも好ましい。
【0026】
先ず、前記連結金具28は、図9及び図10に示すように、垂直片28Aと水平片28Bからなる断面略L字形のアングル材であり、垂直片28Aの外角側の側面に突起28C,28Cを突設したものである。また、前記分割透明ケース4A,4Bの側面下部には、前記突起28C,28Cが係合する係合孔30,30が予め形成されている。そして、前記分割透明ケース4A,4Bを載置板3上の所定位置に嵌合した状態で、側方から連結金具28の突起28C,28Cを前記係合孔30,30に係合した後、水平片28Bを脚板1の上端面にネジ31で固定する。ここで、該ネジ31を螺合する部分は、第1実施形態の押え金具15を固定するためにネジ17を螺合する部分と共通としている。つまり、図示しないが、脚板1の上端面の前後部に予めオニメナットが埋設されている。このように、連結金具28で分割透明ケース4A,4Bを脚板1,1に固定した後、該連結金具28は前記同様の化粧カバー8を所定位置に取付けることによって、図9に示すように略全体が隠蔽される。
【0027】
次に、前記各分割透明ケース4A,4Bの上面同士を連結する前記連係具29は、図11に示すように、細長い扁平板片29Aの両端部下面に連結金具28と同様な突起29B,29Bを突設したものである。そして、前記各分割透明ケース4A,4Bの上面には、前記突起29Bが係合する係合孔31がそれぞれ形成されている。そして、互いに接合した状態の分割透明ケース4A,4Bの接合線を横切って当該連係具29を配し、各突起29B,29Bを分割透明ケース4Aの係合孔31と分割透明ケース4Bの係合孔31に上方から係合して互いに離れないようにしている。
【0028】
また、前記連結材27は、図11に示すように断面略H字形の合成樹脂製の型材であり、各係合溝27Aにそれぞれ分割透明ケース4A,4Bの接合端部を嵌合するのである。
【0029】
本実施形態の展示装置は、例えば展示ケース4の上端までの高さが約1700mm、展示ケース4そのものの高さが約900mmとなっている。そして、展示物としては当然に背の高いものが想定され、仮に高さが700mmとした場合、展示物を底面板13の上に置いた状態で、その上から展示ケース4を被せようとすると、天井の高さが2300〜2400mm以上なければならないが、本実施形態の展示ケース4は、前後に分割したものであり、載置板3上へ前後方向から載置できるので、天井が低くても余裕をもって組立てることができ、天井の高さに事実上制約がない。
【0030】
また、本実施形態の展示ケース4は、前後中央部で同一形状となるように分割し、各分割透明ケース4A,4Bは、平面視長方形となっているが、対角線で分割し平面視三角形となしても構わない。分割透明ケース4A,4Bが、平面視三角形の場合には、側面における互いの接合縁がコーナー部になるので、視線を遮ることになる前記連結材27もコーナー部のみとなるので好ましい。しかし、脚板1への連結構造を変更しなければ、各分割透明ケース4A,4Bは一方の脚板1のみに連結されることになるので、強度の面では前述のものより若干低下することは避けられない。
【0031】
最後に、本発明の展示装置の他の実施形態を図12〜図15に基づいて簡単に説明する。この場合も、両脚板1,1、幕板2及び載置板3からなる基本フレームAは前記同様である。尚、前記載置板3には底面板13を装着して、前記開口10を塞いでおく必要はあるが、開口10が存在しない場合には底面板13は省略することが可能である。図12は、基本フレームAのみからなる開放型の展示装置であり、載置板3(底面板13)の上面に安価な展示物を単に載置するだけである。図13は、展示オプションBとして脚板1(化粧カバー8を装着した状態)と同一高さのローバックパネル32を載置板3の後縁で両脚板1,1の傾斜縁5,5間に設けた展示装置である。図14は、図13の展示装置に加えて、他の展示オプションBとしてローバックパネル32の上部前面に蛍光灯33を設けた展示装置である。また、図15は、展示オプションBとして脚板1より十分に背の高いハイバックパネル34を前記同様に設けた展示装置である。また、図13や図15の構造は、第1実施形態に付加することも可能である。
【0032】
このように、本発明に係る展示装置は、共通の基本フレームAを用い、それに各種の展示オプションBを追加することによって多様な展示物に対応でき、しかも組立て分解が簡単にできるので、展示場所の移動や展示装置の保管が容易であり、また分解時に嵩張らないのである。
【0033】
【発明の効果】
以上にしてなる請求項1に係る発明の展示装置は、平行に配した両脚板の中央部間であって上端が該脚板の上端よりも低く設定した幕板を連結して平面視H字形の基本フレームを構成し、該基本フレームに展示用オプションを着脱可能に取付けてなる展示装置であって、前記幕板の上端に載置板の下面中央部を載支固定するとともに、載置板の両端縁を両脚板間に着脱可能に連結し、該載置板には幕板を挟んだ前後部に開口を設けてなるので、構造が簡単であるにも係わらず、基本フレームの強度が高く、また載置板を利用して更に多様な構成態様を実現でき、必要最小限の展示用オプションを追加することにより展示物に応じた構成態様にすることができ、また前記開口によって展示空間の通気性を確保することができる。また、幕板は前後中央部にあって十分に後退位置に設定しているので、車椅子に乗ったまま接近することが可能である。
【0034】
請求項2によれば、載置板の前後縁に形成した突縁の間の上面に底面板を敷設しても、底面板を上方から持てるようになるまで該載置板の開口を通して下方から底面板を押し上げることができるので、容易に底面板を引き上げることができる。
【0035】
請求項3によれば、覗き込みタイプの平型の展示ケースを簡単に構成することができ、しかも展示ケースが基本フレームと一体化するので、最も一体感のある展示装置となる。
【0036】
請求項4によれば、背の高い行灯型の展示装置を構成することができ、しかも展示物の背が高くても展示ケースの組立て、その内部に展示物を収容することが容易にできるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態の展示装置の全体斜視図である。
【図2】 同じく分解斜視図である。
【図3】 要部の中央縦断側面図である。
【図4】 要部の縦断正面図である。
【図5】 幕板と載置板の連結構造を示す部分斜視図である。
【図6】 第1実施形態の変形例を示す斜視図である。
【図7】 第2実施形態の展示装置の全体斜視図である。
【図8】 同じく分解斜視図である。
【図9】 要部の縦断正面図である。
【図10】 分割展示ケースの脚板への連結構造を示す部分分解斜視図である。
【図11】 分割展示ケース同士の上部連結構造を示す部分分解斜視図である。
【図12】 第3実施形態を示す斜視図である。
【図13】 第4実施形態を示す斜視図である。
【図14】 第5実施形態を示す斜視図である。
【図15】 第6実施形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
A 基本フレーム
B 展示用オプション
1 脚板
2 幕板
3 載置板
4 透明ケース
4A,4B 分割透明ケース
5 傾斜縁
6 縦溝
7 アジャスター
8 化粧カバー
9 突縁
10 開口
11 透明側板
11A 係合縁
11B 固定片
12 透明上面板
13 底面板
14 脚台
15 押え金具
16 切欠部
17 ネジ
18 マグネットキャッチ
19 ダボ
20 係合穴
21 オニメナット
22 挿通孔
23 円形孔
24 連結ピン
25 回転連結具
26 透明板
27 連結材
28 連結金具
29 連係具
30 係合孔
31 係合孔
32 ローバックパネル
33 蛍光灯
34 ハイバックパネル

Claims (4)

  1. 平行に配した両脚板の中央部間であって上端が該脚板の上端よりも低く設定した幕板を連結して平面視H字形の基本フレームを構成し、該基本フレームに展示用オプションを着脱可能に取付けてなる展示装置であって、前記幕板の上端に載置板の下面中央部を載支固定するとともに、載置板の両端縁を両脚板間に着脱可能に連結し、該載置板には幕板を挟んだ前後部に開口を設けたことを特徴とする展示装置。
  2. 前記載置板の前後縁には突縁を形成するとともに、上面に底面板を敷設してなる請求項1記載の展示装置。
  3. 前記載置板の上面と前記両脚板間の空間部を利用して透明ケースを形成すべく、前記両脚板の対向面であって両縁部に形成した一対の縦溝に透明側板の両端縁を落とし込み嵌合するとともに、該透明側板の下端を前記載置板に固定し、前記透明側板と脚板の上端を略面一に設定し、両脚板と両透明側板の上端に亘って透明上面板を載置固定してなる請求項1又は2記載の展示装置。
  4. 前記載置板の上面と前記両脚板間の空間部を利用して透明ケースを形成すべく、前記載置板の上面と前記両脚板間の空間部に、底面が開放した二つ割り透明ケースの下部を嵌合し、少なくとも該分割透明ケースの側面と前記脚板及び両分割透明ケースの上端面間を連結してなる請求項1又は2記載の展示装置。
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