JP2002044890A - 回転電機 - Google Patents

回転電機

Info

Publication number
JP2002044890A
JP2002044890A JP2000226843A JP2000226843A JP2002044890A JP 2002044890 A JP2002044890 A JP 2002044890A JP 2000226843 A JP2000226843 A JP 2000226843A JP 2000226843 A JP2000226843 A JP 2000226843A JP 2002044890 A JP2002044890 A JP 2002044890A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
electric machine
slot
coil end
extension
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000226843A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3593009B2 (ja
Inventor
Yoshito Asao
淑人 浅尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2000226843A priority Critical patent/JP3593009B2/ja
Priority to EP00127926A priority patent/EP1176695B1/en
Priority to DE60010249T priority patent/DE60010249T2/de
Priority to US09/768,555 priority patent/US6525443B2/en
Priority to KR10-2001-0014845A priority patent/KR100414320B1/ko
Publication of JP2002044890A publication Critical patent/JP2002044890A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3593009B2 publication Critical patent/JP3593009B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/04Windings characterised by the conductor shape, form or construction, e.g. with bar conductors
    • H02K3/12Windings characterised by the conductor shape, form or construction, e.g. with bar conductors arranged in slots
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/08Forming windings by laying conductors into or around core parts
    • H02K15/085Forming windings by laying conductors into or around core parts by laying conductors into slotted stators
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/04Windings characterised by the conductor shape, form or construction, e.g. with bar conductors
    • H02K3/24Windings characterised by the conductor shape, form or construction, e.g. with bar conductors with channels or ducts for cooling medium between the conductors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Windings For Motors And Generators (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
  • Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コイルエンドの軸方向高さを低くすることが
でき回転電機を得る。 【解決手段】 回転電機のコイルエンドは、固定子鉄心
15のスロット15aより斜めに延出する第1の延出部
30bと、第1の延出部30bに続き湾曲して向きを変
えるターン部を形成する頂点部30aと、頂点部30a
に続き他方のスロット15aへ向かう第2の延出部30
cとからなり、第1及び第2の延出部30b,30c
は、各々延出方向軸を中心にひねられ、隣接する他の第
1及び第2の延出部30b,30cと径方向に重なって
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、発電機等の回転
電機に関し、特に固定子のコイルエンドの高さを低くす
ることができ小型化することができる回転電機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、発電機等の回転電機の小型高出
力を実現するため、発熱部である固定子のコイルエンド
(固定子鉄心外方のコイルの渡り部をコイルエンドと呼
ぶ)に冷却風を通風させることは一般的である。そし
て、この部位の通風による風騒音を抑制する目的のため
に、通風抵抗となるコイルエンドは、小さくする必要が
ある。このようなことから、固定子の磁気回路内に納め
る電気導体の占積率の向上と、固定子巻線の渡り部、す
なわちコイルエンドの整列化および高密度化が必要とな
る。
【0003】そして、固定子の電気導体に偏平状で短尺
の導体セグメントを用いて電気導体の占積率向上、及び
コイルエンドの整列化および高密度化を図る構造が、例
えば特開平11−164504号公報で提案されてい
る。図21は、例えば、上述の公報で提案された従来の
回転電機のコイルエンドの一部を拡大して示した側面図
である。
【0004】図21において、固定子鉄心15のスロッ
ト15aより斜めに延出する第1の延出部230bは、
固定子鉄心15のスロット15aから真っ直ぐに引き出
され、また、この第1の延出部230bに続く箇所で湾
曲して向きを変えるターン部230aは、第1の延出部
230bに対して折り曲げられて形成され、さらに、こ
のターン部230aに続き他方のスロット15aへ向か
う第2の延出部230cは、ターン部230aに対して
折り曲げられて形成されている。そして、ターン部23
0aは、その側面を含む面が固定子鉄心15の端面に対
して垂直となるように立設して設けられている。このよ
うにコイルエンドを形成することにより、このターン部
230aに静翼機能を持たせ低騒音化を図っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
成の従来の回転電機においては、コイルエンドの軸方向
高さが高いため、電気抵抗が大きく出力が悪化するとと
もに銅損が増え、発電機効率、温度状態が悪化する問題
があった。また、従来のコイルエンドの形状は、静翼機
能の機能もたせることを期待するものであったが、そも
そもこの部位が通風抵抗となり、圧力損失が増え、騒音
を悪化させる原因となっていた。
【0006】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、コイルエンドの軸方向高さを低
くすることができ、小型化することができ、コイルの電
気抵抗を低減し出力を向上させ、コイルの銅損を低減し
温度低減や効率を向上でき、また、通風路に形成されて
いるコイルエンドでの圧力損失を低減でき騒音も抑制で
きる回転電機を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る回転電機
は、回転軸に嵌着される爪状磁極を有する回転子と、回
転子と対向配置された固定子鉄心及び固定子鉄心に巻装
され断面が偏平形状の固定子巻線を有する固定子と、回
転子及び固定子を支持するブラケットとを備えた回転電
機において、固定子鉄心には、軸方向に延びるスロット
が、周方向に所定ピッチで複数形成され、固定子巻線
は、素線が、固定子鉄心の端面側のスロット外で折り返
されて、所定スロット数毎にスロット内でスロット深さ
方向に内層と外層とを交互に採るように巻装されて形成
され、固定子鉄心の端面側のスロット外で折り返された
素線のターン部が周方向に並んでコイルエンド群を構成
し、コイルエンドは、固定子鉄心のスロットより斜めに
延出する第1の延出部と、第1の延出部に続き湾曲して
向きを変えるターン部を形成する頂点部と、頂点部に続
き他方のスロットへ向かう第2の延出部とからなり、第
1及び第2の延出部は、各々延出方向軸を中心にひねら
れ、隣接する他の第1及び第2の延出部と径方向に重な
っている。
【0008】また、ターン部を形成する頂点部は、回転
軸方向から見た際、回転軸を中心とする放射線に対して
各々傾斜している。
【0009】また、ターン部を形成する頂点部は、径方
向から見た際、回転軸に対して各々傾斜している。
【0010】また、第1及び第2の延出部は、固定子鉄
心から延出するとすぐにひねられている。
【0011】また、第1及び第2の延出部の少なくとも
一部は、隣接する他の第1及び第2の延出部と当接して
いる。
【0012】また、固定子巻線の第1の延出部の外径側
面は、ターン部にて頂点側の面を形成し、折り返して、
第2の延出部の内径側面を形成する。
【0013】また、固定子巻線の第1及び第2の延出部
のコイル断面は、径方向厚さが周方向厚さよりも大き
い。
【0014】また、コイルエンドの径方向厚さは、第1
及び第2の延出部の素線の径方向厚さの略2倍である。
【0015】また、素線は、スロットのそれぞれにスロ
ット深さ方向に2n本ずつ配列され、ターン部は、周方
向n列に並んで配列されている。
【0016】また、回転子の回転によりブラケット内に
冷却風を通風させる冷却手段をさらに備え、冷却風をブ
ラケット内に通風させることにより、コイルエンドが冷
却される。
【0017】また、通風路に通風する冷却風は、コイル
エンドの径方向に通風する。
【0018】さらに、冷却手段は、回転子に設けられた
ファンであり、、冷却風は、コイルエンドの内径側より
外径側に通風する。
【0019】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1に係る車両用交流発電機の構成を示す断面
図、図2はこの車両用交流発電機の固定子を示す斜視図
及びコイルエンドの一部を拡大して示した図、図3はこ
の車両用交流発電機の固定子を示す正面図、図4はこの
車両用交流発電機の固定子のコイルエンドの一部を拡大
して示した側面図、図5は斜辺角度θ、ひねり角度Ψ及
びコイルエンド高さの関係を示す図、図6はこの車両用
交流発電機における固定子巻線の1相分の結線状態を説
明する平面図、図7はこの車両用交流発電機の回路図、
図8および図9はこの車両用交流発電機に適用される固
定子巻線を構成する巻線群の製造工程を説明する図であ
る。図10はこの車両用交流発電機に適用される固定子
巻線を構成する内層側の素線群を示す図であり、図10
の(a)はその側面図、図10の(b)はその平面図で
ある。図11はこの車両用交流発電機に適用される固定
子巻線を構成する外層側の素線群を示す図であり、図1
1の(a)はその側面図、図11の(b)はその平面図
である。図12はこの車両用交流発電機に適用される固
定子巻線を構成する素線の要部を示す斜視図、図13は
この車両用交流発電機に適用される固定子巻線を構成す
る素線の配列を説明する図である。図14は巻線の他の
製造工程を示す図である。図15はこの車両用交流発電
機の適用される固定子鉄心の構造を説明する図であり、
図15の(a)はその側面図、図15の(b)はその背
面図である。図16はこの車両用交流発電機の適用され
る固定子の製造工程を説明する工程断面図、図17はこ
の車両用交流発電機に適用される固定子巻線を構成する
素線群の鉄心への装着状態を示す平面図である。図18
はそれぞれこの車両用交流発電機の適用される固定子の
製造工程を説明する工程断面図である。なお、図2では
口出し線および渡り結線が省略されている。
【0020】図1において、回転電機としての車両用交
流発電機は、ランドル型の回転子7がアルミニウム製の
フロントブラケット1およびリヤブラケット2から構成
されたケース3内にシャフト6を介して回転自在に装着
され、固定子8が回転子7の外周側を覆うようにケース
3の内壁面に支持されて構成されている。シャフト6
は、フロントブラケット1およびリヤブラケット2に回
転可能に支持されている。このシャフト6の一端にはプ
ーリ4が固着され、エンジンの回転トルクをベルト(図
示せず)を介してシャフト6に伝達できるようになって
いる。回転子7に電流を供給するスリップリング9がシ
ャフト6の他端部に固着され、一対のブラシ10がこの
スリップリング9に摺接するようにケース3内に配設さ
れたブラシホルダ11に収納されている。固定子8で生
じた交流電圧の大きさを調整するレギュレータ18がブ
ラシホルダ11に嵌着されたヒートシンク17に接着さ
れている。固定子8に電気的に接続され、固定子8で生
じた交流を直流に整流する整流器12がケース3内に装
着されている。
【0021】回転子7は、電流を流して磁束を発生する
回転子コイル13と、この回転子コイル13を覆うよう
に設けられ、回転子コイル13で発生された磁束によっ
て磁極が形成される一対のポールコア20、21とから
構成される。一対のポールコア20、21は、鉄製で、
それぞれ8つの爪状磁極22、23が外周縁に周方向に
等角ピッチで突設され、爪状磁極22、23をかみ合わ
せるように対向してシャフト6に固着されている。さら
に、ファン5が回転子7の軸方向の両端に固着されてい
る。また、吸気孔1a、2aがフロントブラケット1お
よびリヤブラケット2の軸方向の端面に設けられ、排気
孔1b、2bがフロントブラケット1およびリヤブラケ
ット2の外周両肩部に固定子巻線16のフロント側およ
びリヤ側のコイルエンド群16a、16bの径方向外側
に対向して設けられている。
【0022】固定子8は、図2乃至図4に示されるよう
に、軸方向に延びるスロット15aが周方向に所定ピッ
チで複数形成された円筒状の積層鉄心から成る固定子鉄
心15と、固定子鉄心15に巻装された多相固定子巻線
16と、各スロット15a内に装着されて多相固定子巻
線16と固定子鉄心15とを電気的に絶縁するインシュ
レータ19とを備えている。そして、多相固定子巻線群
16は、1本の素線30が、固定子鉄心15の端面側の
スロット15a外で折り返されて、所定スロット数毎に
スロット15a内でスロット深さ方向に内層と外層とを
交互に採るように波巻きされて巻装された巻線を複数備
えている。ここでは、固定子鉄心15には、回転子7の
磁極数(16)に対応して、3相固定子巻線160を2
組収容するように、96本のスロット15aが等間隔に
形成されている。また、素線30には、例えば絶縁被覆
された長方形の断面を有する長尺の銅線材が用いられ
る。
【0023】コイルエンド群16a、16bを構成する
1個のコイルエンドを見ると、コイルエンドは、固定子
鉄心15のスロット15aより斜めに延出する第1の延
出部30bと、第1の延出部30bに続く部分で湾曲し
て向きを変える上述のターン部30aである頂点部30
aと、この頂点部30aに続き他方のスロット15aへ
向かう第2の延出部30cとからなる。
【0024】コイルエンド群16a、16bの軸方向高
さを低くするには、固定子鉄心15の端面より斜めに延
出する第1の延出部30bの固定子鉄心15の端面に対
する角度θが小さくなれば良い。また、頂点部を固定子
軸方向に対して傾斜させると良い。このようなことか
ら、本実施の形態においては、この角度θを従来より小
さくするために、第1の延出部30bは、延出方向軸を
中心に角度Ψだけひねられている。さらには、第1の延
出部30bに続き湾曲して向きを変える頂点部30a
は、上述のように延出方向軸を中心に角度Ψだけひねら
れることによって、固定子軸方向に対して傾斜され、更
に、固定子鉄心15の中心から延びる放射線Cに対して
角度φだけ傾斜されている。さらにまた、頂点部30a
に続く第2の延出部30cは、第1の延出部30bと反
対に、延出方向軸を中心に角度Ψだけひねり戻され、他
方のスロット15aへ向っている。
【0025】尚、頂点部の高さを低くするために、頂点
部の固定子軸方向に対しての傾斜を大きくしてゆくと、
頂点部におけるターン部内側の表面変位が過大となり、
絶縁皮膜が損傷する。従って、これを防ぐためにも上述
したように、頂点部を角度φだけ傾斜させる必要があ
る。また、この傾斜させた頂点部と延出部とを滑らかに
変曲するには、上述したように、延出部に延出方向軸を
中心に角度Ψひねる必要がある。
【0026】尚、角度φを大きくしてゆき、周方向に隣
接する頂点部との所定のクリアランスを確保するには、
角度Ψも大きくする必要が有るが、図5に示すように、
延出部における隣接するコイルの所定のクリアランスを
確保するために、角度θが大きくなり、結果的に延出部
のコイルエンド高さの増加を招くため、適切な値を設定
する必要がある。
【0027】本実施の形態では、θ=32°、φ=60
°、Ψ=35°に設定されている。また、各コイルエン
ドは、全く同様の形状とされ、周方向に隣接するコイル
の延出部のクリアランスは約1mmとされている。
【0028】また、第1及び第2の延出部30b,30
cは、固定子鉄心15のスロット15aから延出すると
すぐに少しづつひねられている。また、第1の延出部3
0bの外径側面は、ターン部30aにて頂点側(軸方向
の端面)の面を形成し、折り返して、第2の延出部30
cの内径側面を形成している。
【0029】また、固定子巻線16の第1及び第2の延
出部30b,30cのコイル断面は、径方向厚さが周方
向厚さよりも大きくされている。また、コイルエンドの
径方向厚さTは、第1及び第2の延出部30b,30c
の素線30の径方向厚さの略2倍となっている。
【0030】このように、本実施の形態においては、コ
イルエンド群16a、16bを上述のような形状にする
ことによって、軸方向高さを低くするとともに、コイル
絶縁皮膜の損傷を防ぎ、各コイルエンドにおいて、各コ
イル間には、所定の隙間を設けて、コイル間の短絡や干
渉を抑え、また、コイル間に冷却空気が通風するように
して、冷却性能を向上させている。
【0031】つぎに、1相分の固定子巻線群161の巻
線構造について図6及び図7を参照して具体的に説明す
る。1相分の固定子巻線群161は、それぞれ1本の素
線30からなる第1乃至第4の巻線31〜34から構成
されている。そして、第1巻線31は、1本の素線30
を、スロット番号の1番から91番まで6スロットおき
に、スロット15a内の外周側から1番目の位置と外周
側から2番目の位置とを交互に採るように波巻きして構
成されている。第2巻線32は、素線30を、スロット
番号の1番から91番まで6スロットおきに、スロット
15a内の外周側から2番目の位置と外周側から1番目
の位置とを交互に採るように波巻きして構成されてい
る。第3巻線33は、素線30を、スロット番号の1番
から91番まで6スロットおきに、スロット15a内の
外周側から3番目の位置と外周側から4番目の位置とを
交互に採るように波巻きして構成されている。第4巻線
34は、素線30を、スロット番号の1番から91番ま
で6スロットおきに、スロット15a内の外周側から4
番目の位置と外周側から3番目の位置とを交互に採るよ
うに波巻きして構成されている。そして、各スロット1
5a内には、素線30が長方形断面の長手方向を径方向
に揃えて径方向に1列に4本並んで配列されている。
【0032】そして、固定子鉄心15の一端側におい
て、スロット番号の1番から延出する第1巻線31の端
部31aと、スロット番号の91番から延出する第3巻
線33の端部33bとが接合され、さらにスロット番号
の1番から延出する第3巻線33の端部33aと、スロ
ット番号の91番から延出する第1巻線31の端部31
bとが接合されて、2ターンの巻線が形成されている。
また、固定子鉄心15の他端側において、スロット番号
の1番から延出する第2巻線32の端部32aと、スロ
ット番号の91番から延出する第4巻線34の端部34
bとが接合され、さらにスロット番号の1番から延出す
る第4巻線34の端部34aと、スロット番号の91番
から延出する第2巻線32の端部32bとが接合され
て、2ターンの巻線が形成されている。
【0033】さらに、スロット番号の61番と67番と
から固定子鉄心15の一端側に延出する第2巻線32の
素線30の部分が切断され、スロット番号の67番と7
3番とから固定子鉄心15の一端側に延出する第1巻線
31の素線30の部分が切断される。そして、第1巻線
31の切断端31cと第2巻線32の切断端32cとが
接合されて、第1乃至第4巻線31〜34を直列接続し
てなる4ターンの1相分の固定子巻線群161が形成さ
れている。なお、第1巻線31の切断端31cと第2巻
線32の切断端32cとの接合部が渡り結線接続部とな
り、第1巻線31の切断端31dと第2巻線32の切断
端32dとがそれぞれ口出し線(O)および中性点
(N)となる。同様にして、素線30が巻装されるスロ
ット15aを1つづつずらして6相分の固定子巻線16
1が形成されている。そして、図7に示されるように、
固定子巻線群161が3相分づつ星型結線されて2組の
3相固定子巻線群160を形成し、各3相固定子巻線群
160がそれぞれ整流器12に接続されている。各整流
器12の直流出力は並列に接続されて合成される。
【0034】ここで、第1乃至第4巻線31〜34を構
成するそれぞれの素線30は、1つのスロット15aか
ら固定子鉄心15の端面側に延出し、折り返されて6ス
ロット離れたスロット15aに入るように波巻きに巻装
されている。そして、それぞれの素線30は、6スロッ
ト毎に、スロット深さ方向(径方向)に関して、内層と
外相とを交互に採るように巻装されている。固定子鉄心
15の端面側に延出して折り返された素線30のターン
部30aがコイルエンドを形成している。そこで、固定
子鉄心15の両端において、ほぼ同一形状に形成された
ターン部30aが周方向に、かつ、径方向に互いに離間
して、2列となって周方向に整然と配列されてコイルエ
ンド群16a、16bを形成している。
【0035】ついで、固定子8の組立方法について図8
乃至図20を参照しつつ具体的に説明する。まず、図8
に示されるように、12本の長尺の素線30を同時に同
一平面上で雷状に折り曲げ形成する。ついで、図9に矢
印で示されるように、直角方向に治具にて折り畳んでゆ
き、図10に示される素線群35Aを作製する。さら
に、同様にして、図11に示されるように、渡り結線お
よび口出し線を有する素線群35Bを作製する。そし
て、巻線群35A、35Bが装着された鉄心36を環状
に成形しやすくするために、後巻線群35A、35Bは
300℃で10分間アニール処理される。なお、各素線
30は、図12に示されるように、ターン部30aで連
結された直線部30bが6スロットピッチ(6P)で配
列された平面状パターンに折り曲げ形成されている。そ
して、隣り合う直線部30bが、ターン部30aによ
り、素線30の幅(W)分ずらされている。素線群35
A、35Bは、このようなパターンに形成された2本の
素線30を図13に示されるように6スロットピッチず
らして直線部30bを重ねて配列された素線対が1スロ
ットピッチづつずらして6対配列されて構成されてい
る。そして、素線30の端部が素線群35A、35Bの
両端の両側に6本づつ延出されている。また、ターン部
30aが素線群35A、35Bの両側部に整列されて配
列されている。
【0036】尚、巻線群35A,35Bの他の製造方法
について説明する。まず、図14(A)に示すように複
数の帯状部材26を、板状の巻芯(図示せず)の周囲に
図中二点鎖線で示す位置を順次折り曲げるようにして、
所定の巻数だけ巻回させることにより螺旋状に形成し、
次いで、巻芯を取り外した後、各帯状部材26の螺旋状
の一側に位置する部位26aを外側から押圧して、この
部位26aの内側面と螺旋状の他側に位置する部位26
bの内側面が同一面となるように変形させる。
【0037】次に、図14(B)に示すように螺旋状の
帯状部材26の部位26a同士間および部位26b同士
間の上下に所定の間隔Lを介した位置に、それぞれ部位
26a側および部位26b側からピン27を挿入し、部
位26a側から挿入されたピン27群は図中実線矢印で
示すように、それぞれ螺旋状の延びる方向の相反する側
に、また、部位26b側から挿入されたピン27群は図
中破線矢印で示すように、それぞれ螺旋状の延びる方向
の相反する側に移動させることにより、各部位26aお
よび部位26bの各ピン27と接する位置をそれぞれ移
動方向に変形させ、直線部およびこれらを連結するター
ン部を形成して亀甲状とし巻線群を形成する。なお、帯
状部材26の端部間にそれぞれ挿入された各位置規制ピ
ン28は、各ピン27群をそれぞれ移動させる時に、各
帯状部材26がばらばらになるのを防止するために配置
されるものである。
【0038】このように上記実施の形態によれば、複数
の帯状部材26を同時に螺旋状に形成し、螺旋状の一側
に位置する部位26aを外側から押圧して、この部位2
6aの内側面と螺旋状の他側に位置する部位26bの内
側面を同一面とし、部位26a同士間および部位26b
同士間の上下に所定の間隔Lを介した位置に、部位26
a側および部位26b側からそれぞれピン27を挿入
し、これら各ピン27群を図14(B)中各矢印で示す
方向に移動させることにより、各ピン27と接する位置
をそれぞれ移動方向に変形させ、直線部およびターン部
を形成して亀甲状とし巻線群を構成するようにしている
ので、上記実施の形態1と同様に、従来必要であった導
体セグメントの挿入、接合工程が省略されるため、作業
性が改善され量産性の向上を図ることが可能になり、
又、接合のために治具でクランプする必要が無くなる分
ターン部を低くすることができるため、固定子巻線を小
型化することも可能になる。
【0039】また、上述実施の形態1では、頂点部にて
折り返して巻線群を形成するので、頂点部での適正な角
度の設定が難しい。本実施の形態の場合、頂点部では、
位置規制ピン28の角度、幅等の形状設定で、頂点部、
延出部の任意の形状が設定し易いという利点がある。
【0040】また、台形形状のスロット36aが所定の
ピッチ(電気角で30°)で形成されたSPCC材を所
定枚数積層し、その外周部をレーザ溶接して、図15に
示されるように、直方体の鉄心36を作製する。
【0041】そして、図16の(a)に示されるよう
に、インシュレータ19が鉄心36のスロット36aに
装着され、2つの素線群35A、35Bの各直線部を各
スロット36a内に重ねて押し入れる。これにより、図
16の(b)に示されるように、2つの素線群35A、
35Bが鉄心36に装着される。この時、素線30の直
線部30bは、インシュレータ19により鉄心36と絶
縁されてスロット15a内に径方向に4本並んで収納さ
れている。また、2つの素線群35A、35Bは、図1
7に示されるように、重なって鉄心36に装着されてい
る。ついで、鉄心36を丸め、その端面同士を当接させ
て溶接し、図16の(c)に示されるように、円筒状の
鉄心37を得る。鉄心36を丸めることにより、スロッ
ト36a(固定子鉄心のスロット15aに相当)は略矩
形断面形状となり、その開口部36b(スロット15a
の開口部15bに相当)は直線部30bのスロット幅方
向寸法より小さくなる。そして、図6に示される結線方
法に基づいて、各素線30の端部同士を結線して固定子
巻線群161を形成する。他の実施の形態として、その
後、鉄心37をSPCC材を積層してなる円筒状の外装
鉄心38に挿入した後、焼きバメして一体化して、図1
8に示される固定子8を得るものもある。ここでは、鉄
心37と外装鉄心38との一体物が固定子鉄心15に相
当する。
【0042】このように構成された車両用交流発電機で
は、電流がバッテリ(図示せず)からブラシ10および
スリップリング9を介して回転子コイル13に供給さ
れ、磁束が発生される。この磁束により、一方のポール
コア20の爪状磁極22がN極に着磁され、他方のポー
ルコア21の爪状磁極23がS極に着磁される。一方、
エンジンの回転トルクがベルトおよびプーリ4を介して
シャフト6に伝達され、回転子7が回転される。そこ
で、多相固定子巻線16に回転磁界が与えられ、多相固
定子巻線16に起電力が発生する。この交流の起電力が
整流器12を通って直流に整流されるとともに、その大
きさがレギュレータ18により調整され、バッテリに充
電される。
【0043】そして、リヤ側においては、ファン5の回
転により、外気が整流器12のヒートシンクおよびレギ
ュレータ18のヒートシンク17にそれぞれ対向して設
けられた吸気孔2aを通じて吸い込まれ、シャフト6の
軸に沿って流れて整流器12およびレギュレータ18を
冷却し、その後ファン5により遠心方向に曲げられて多
相固定子巻線16のリヤ側のコイルエンド群16bを冷
却し、排気孔2bより外部に排出される。一方、フロン
ト側においては、ファン5の回転により、外気が吸気孔
1aから軸方向に吸い込まれ、その後ファン5により遠
心方向に曲げられて多相固定子巻線16のフロント側の
コイルエンド群16aを冷却し、排気孔1bより外部に
排出される。
【0044】このように、この実施の形態1によれば、
回転軸6に嵌着される爪状磁極22,23を有する回転
子7と、回転子7と対向配置された固定子鉄心15及び
固定子鉄心15に巻装され断面が偏平形状の固定子巻線
16を有する固定子8と、回転子7及び固定子8を支持
するブラケット1,2とを備えた回転電機において、固
定子鉄心15には、軸方向に延びるスロット15aが、
周方向に所定ピッチで複数形成され、固定子巻線16
は、素線30が、固定子鉄心15の端面側のスロット1
5a外で折り返されて、所定スロット数毎にスロット1
5a内でスロット深さ方向に内層と外層とを交互に採る
ように巻装されて形成され、固定子鉄心15の端面側の
スロット15a外で折り返された素線30のターン部3
0aが周方向に並んでコイルエンド群16a,16bを
構成し、コイルエンドは、固定子鉄心のスロットより斜
めに延出する第1の延出部30bと、第1の延出部30
bに続き湾曲して向きを変えるターン部30aを形成す
る頂点部30aと、頂点部30aに続き他方のスロット
15aへ向かう第2の延出部30cとからなり、第1及
び第2の延出部30b,30cは、各々延出方向軸を中
心にひねられ、隣接する他の第1及び第2の延出部30
b,30cと径方向に重なっている。
【0045】一般に、コイルエンドの軸方向高さは、ス
ロット15aのピッチに制限され、隣接するコイルエン
ドの延出部を当接するまで低くしても、延出部からター
ン部頂点までの高さは、あまり低くなるものではない。
一方、この実施の形態の回転電機は、延出部30b,3
0cが、延出方向軸を中心にひねられ、隣接する他の延
出部30b,30cと径方向に重ねられているので、軸
方向高さを低くすることができ小型化することができ
る。そして、コイルの銅損を低減し温度低減や効率を向
上でき、また、通風路に形成されているコイルエンドで
の圧力損失を低減でき騒音も抑制できる。
【0046】また、ターン部30aを形成する頂点部3
0aは、固定子8の回転軸方向から見た際、回転軸を中
心とする放射線Cに対して各々傾斜している。そのた
め、延出部30b,30cは、隣接する他の延出部30
b,30cとさらに良く重ねることができ、コイルエン
ドの軸方向高さをさらに低くすることができる。
【0047】また、ターン部30aを形成する頂点部3
0aは、径方向から見た際、回転軸に対して各々傾斜し
ている。そのため、コイルエンドの軸方向高さをさらに
低くすることができる。
【0048】また、第1及び第2の延出部30b,30
cは、固定子鉄心15のスロット15aから延出すると
すぐにひねられている。そのため、隣接する延出部30
b,30cとさらに良く重ねることができ、コイルエン
ドの軸方向高さをさらに低くすることができる。
【0049】また、第1の延出部30bの外径側面は、
ターン部30aにて頂点側の面を形成し、折り返して、
第2の延出部30cの内径側面を形成する。そのため、
巻線16の外径側面および内径側面がターン部30aに
て頂点部面を形成するようにひねることにより、コイル
エンドの軸方向高さをさらに低くすることができる。
【0050】また、固定子巻線16の第1及び第2の延
出部30b,30cのコイル断面は、径方向厚さが周方
向厚さよりも大きい。そのため、巻線の巻装進行方向の
周方向屈曲成形側の厚さが薄くなり、本発明のコイルエ
ンドの形状に成形することが容易となる。
【0051】また、コイルエンドの径方向厚さは、第1
及び第2の延出部30b,30cの素線30の径方向厚
さの略2倍である。そのため、固定子巻線16の径を実
現できる最小の径とすることができる。
【0052】また、素線30は、スロット15aのそれ
ぞれにスロット深さ方向に2n本ずつ配列され、ターン
部30aは、周方向n列に並んで配列されている。その
ため、コイルエンドの径方向厚さはを小さくすることが
でき、また、コイルエンドを複数個周方向に並べても、
コイルエンドが固定子の径方向厚さよりも大きくなるこ
とがなく小型化することができる。
【0053】また、回転子7の回転によりブラケット
1,2内に冷却風を通風させる冷却手段(ファン5)を
さらに備え、冷却風をブラケット1,2内に通風させる
ことにより、コイルエンドが冷却される。そのため、コ
イルエンドが小型となり、銅損が少ないので、コイルエ
ンドに十分冷却風が通風され、発熱も少なく回転電機の
信頼性を向上することができる。
【0054】また、通風路に通風する冷却風は、コイル
エンドの径方向に通風する。そのため、コイルエンドに
十分冷却風が通風される。
【0055】さらに、冷却手段は、回転子7に設けられ
た遠心ファン5であり、冷却風は、コイルエンドの内径
側より外径側に通風する。そのため、内径側より遠心フ
ァン5によってコイルエンドが冷却され効率良い冷却を
することができる。
【0056】尚、本実施の形態の各々延出部は、固定子
鉄心から延出するとすぐにひねられているが、必ずしも
そのように形成される必要はなく、固定子鉄心から延出
してしばらくはひねられずにそのまま延び、ターン部に
近い位置からひねられても良い。
【0057】さらに、本実施の形態においては、ステー
タコイル123a,123bは、上述の説明のように、
長尺の素線30が、スロット35外方で折り返されて所
定スロット数毎にスロット35の深さ方向に内層と外層
とを交互に採るように巻装されたものであるが、これに
限定されるものではない。すなわち、図19に示すよう
な、複数の略U字状の短コイル片31をステータコア3
2の軸方向一端側から挿入し、ステータコア32軸端に
突出させたコイル片端31aを所定コイル片ごとに接続
して連続回路を構成するものでも良い。
【0058】このような略U字状の短コイル片31にお
いては、コイルエンドは、ステータコア32のスロット
35より斜めに延出する第1の延出部31bと、第1の
延出部31bに続き湾曲して向きを変えるターン部を形
成する頂点部31aと、頂点部31aに続き他方のスロ
ット35へ向かう第2の延出部31cとからなり、長尺
の素線30をスロット35外方で折り返したものと、同
様の効果を得ることができる。
【0059】長尺の素線30をスロット35外方で折り
返して所定スロット数毎にスロット35の深さ方向に内
層と外層とを交互に採るように巻装されたステータコイ
ル123a,123bは、略U字状の短コイル片31を
ステータコア32の軸方向一端側から挿入し、ステータ
コア32軸端に突出させたコイル片端31aを接続した
ものに対して、コイルの生産性が向上し、また、溶接箇
所がなくコイルの剛性が高いためステータ100の振動
を抑制することができる。
【0060】実施の形態2.図20はこの発明の実施の
形態2に係る車両用交流発電機の固定子のコイルエンド
の一部を拡大して示した側面図である。本実施の形態に
おいては、実施の形態1と同じように、角度θを従来よ
り小さくするために、第1の延出部30bは、延出方向
軸を中心に角度Ψだけひねられている。さらには、第1
の延出部30bに続き湾曲して向きを変える頂点部30
aは、固定子鉄心15の中心から延びる図示しない放射
線に対して角度φ(図示せず)だけ傾斜されている。さ
らにまた、頂点部30aに続く第2の延出部30c(図
示せず)は、第1の延出部30bと反対に、延出方向軸
を中心に角度Ψだけひねり戻され、他方のスロット15
aへ向っている。
【0061】本実施の形態では、θ=27°、φ=60
°、Ψ=20°に設定されている。また、各コイルエン
ドは、全く同様の形状とされ、各々のコイルエンドは、
第1の延出部30bの側面を互いに当接させている。
【0062】このように、本実施の形態においては、コ
イルエンド群16a、16bを上述のような形状にする
ことによって、軸方向高さを可能な限り低く設定した。
それにより、本実施の形態では、素線の量を少なくでき
るとともに、コイルの銅損による発熱も抑制することが
できる。そして、コイルエンド間に冷却空気は通風しな
いが、コイルエンドによる通風抵抗が減るため、風量が
増し、結果的にコイルエンドの冷却性能が向上する。加
えて、発電機の冷却内蔵物の温度も抑制することができ
る。
【0063】
【発明の効果】この発明に係る回転電機は、回転軸に嵌
着される爪状磁極を有する回転子と、回転子と対向配置
された固定子鉄心及び固定子鉄心に巻装され断面が偏平
形状の固定子巻線を有する固定子と、回転子及び固定子
を支持するブラケットとを備えた回転電機において、固
定子鉄心には、軸方向に延びるスロットが、周方向に所
定ピッチで複数形成され、固定子巻線は、素線が、固定
子鉄心の端面側のスロット外で折り返されて、所定スロ
ット数毎にスロット内でスロット深さ方向に内層と外層
とを交互に採るように巻装されて形成され、固定子鉄心
の端面側のスロット外で折り返された素線のターン部が
周方向に並んでコイルエンド群を構成し、コイルエンド
は、固定子鉄心のスロットより斜めに延出する第1の延
出部と、第1の延出部に続き湾曲して向きを変えるター
ン部を形成する頂点部と、頂点部に続き他方のスロット
へ向かう第2の延出部とからなり、第1及び第2の延出
部は、各々延出方向軸を中心にひねられ、隣接する他の
第1及び第2の延出部と径方向に重なっている。一般
に、コイルエンドの軸方向高さは、スロットピッチに制
限され、隣接するコイルエンドの延出部を当接するまで
低くしても、延出部からターン部頂点までの高さは、あ
まり低くなるものではない。一方、この発明の回転電機
は、延出部が、延出方向軸を中心にひねられ、隣接する
延出部と径方向に重ねられているので、軸方向高さを低
くすることができ小型化することができる。そして、コ
イルの銅損を低減し温度低減や効率を向上でき、また、
通風路に形成されているコイルエンドでの圧力損失を低
減でき騒音も抑制できる。
【0064】また、ターン部を形成する頂点部は、回転
軸方向から見た際、回転軸を中心とする放射線に対して
各々傾斜している。そのため、隣接する延出部とさらに
良く重ねることができ、コイルエンドの軸方向高さをさ
らに低くすることができる。
【0065】また、ターン部を形成する頂点部は、径方
向から見た際、回転軸に対して各々傾斜している。その
ため、コイルエンドの軸方向高さをさらに低くすること
ができる。
【0066】また、第1及び第2の延出部は、固定子鉄
心から延出するとすぐにひねられている。そのため、隣
接する延出部とさらに良く重ねることができ、コイルエ
ンドの軸方向高さをさらに低くすることができる。
【0067】また、第1及び第2の延出部の少なくとも
一部は、隣接する他の第1及び第2の延出部と当接して
いる。そのため、コイルエンドの軸方向高さをさらに低
くすることができる。
【0068】また、固定子巻線の第1の延出部の外径側
面は、ターン部にて頂点側の面を形成し、折り返して、
第2の延出部の内径側面を形成する。そのため、巻線の
外径側面および内径側面がターン部にて頂点部面を形成
するようにひねることにより、コイルエンドの軸方向高
さをさらに低くすることができる。
【0069】また、固定子巻線の第1及び第2の延出部
のコイル断面は、径方向厚さが周方向厚さよりも大き
い。そのため、巻線の巻装進行方向の周方向屈曲成形側
の厚さが薄くなり、本発明のコイルエンドの形状に成形
することが容易となる。
【0070】また、コイルエンドの径方向厚さは、第1
及び第2の延出部の素線の径方向厚さの略2倍である。
そのため、固定子巻線の径を実現できる最小の径とする
ことができる。
【0071】また、素線は、スロットのそれぞれにスロ
ット深さ方向に2n本ずつ配列され、ターン部は、周方
向n列に並んで配列されている。そのため、コイルエン
ドの径方向厚さはを小さくすることができ、また、コイ
ルエンドを複数個周方向に並べても、コイルエンドが固
定子の径方向厚さよりも大きくなることがなく小型化す
ることができる。
【0072】また、回転子の回転によりブラケット内に
冷却風を通風させる冷却手段をさらに備え、冷却風をブ
ラケット内に通風させることにより、コイルエンドが冷
却される。そのため、コイルエンドが小型となり、銅損
が少ないので、コイルエンドに十分冷却風が通風され、
発熱も少なく回転電機の信頼性を向上することができ
る。
【0073】また、通風路に通風する冷却風は、コイル
エンドの径方向に通風する。そのため、コイルエンドに
十分冷却風が通風される。
【0074】さらに、冷却手段は、回転子に設けられた
ファンであり、、冷却風は、コイルエンドの内径側より
外径側に通風する。そのため、内径側より遠心ファンに
よってコイルエンドが冷却され効率良い冷却をすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る車両用交流発
電機の構成を示す断面図である。
【図2】 車両用交流発電機の固定子を示す斜視図及び
コイルエンドの一部を拡大して示した図である。
【図3】 車両用交流発電機の固定子を示す正面図であ
る。
【図4】 車両用交流発電機の固定子のコイルエンドの
一部を拡大して示した側面図である。
【図5】 斜辺角度θ、ひねり角度Ψ及びコイルエンド
高さの関係を示す図である。
【図6】 車両用交流発電機における固定子巻線の1相
分の結線状態を説明する平面図である。
【図7】 車両用交流発電機の回路図である。
【図8】 車両用交流発電機に適用される固定子巻線を
構成する巻線群の製造工程を説明する図である。
【図9】 車両用交流発電機に適用される固定子巻線を
構成する巻線群の製造工程を説明する図である。
【図10】 車両用交流発電機に適用される固定子巻線
を構成する内層側の素線群を示す図であり、(a)はそ
の側面図、(b)はその平面図である。
【図11】 車両用交流発電機に適用される固定子巻線
を構成する外層側の素線群を示す図であり、(a)はそ
の側面図、(b)はその平面図である。
【図12】 車両用交流発電機に適用される固定子巻線
を構成する素線の要部を示す斜視図である。
【図13】 車両用交流発電機に適用される固定子巻線
を構成する素線の配列を説明する図である。
【図14】 巻線の他の製造工程を示す図である。
【図15】 車両用交流発電機の適用される固定子鉄心
の構造を説明する図であり、(a)はその側面図、
(b)はその背面図である。
【図16】 車両用交流発電機の適用される固定子の製
造工程を説明する工程断面図である。
【図17】 車両用交流発電機に適用される固定子巻線
を構成する素線群の鉄心への装着状態を示す平面図であ
る。
【図18】 車両用交流発電機の適用される固定子の製
造工程を説明する工程断面図である。
【図19】 他の構成の固定子を示す斜視図である。
【図20】 この発明の実施の形態2に係る車両用交流
発電機の固定子のコイルエンドの一部を拡大して示した
側面図である。
【図21】 従来の車両用交流発電機の固定子のコイル
エンドの一部を拡大して示した側面図である。
【符号の説明】
1 フロントブラケット、2 リヤブラケット、7 回
転子、8、8A、8B 固定子、15 固定子鉄心、1
5a スロット、15b 開口部、16、16A 多相
固定子巻線(固定子巻線)、16a フロント側のコイ
ルエンド群、16b リヤ側のコイルエンド群、25
絶縁性樹脂、30 素線、30a ターン部(頂点
部)、30b 第1の延出部、30c 第2の延出部、
31 第1巻線、32 第2巻線、33 第3巻線、3
4 第4巻線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 9/06 H02K 9/06 C 15/085 15/085 19/22 19/22 Fターム(参考) 5H603 AA09 AA15 BB02 BB09 BB12 CA01 CA05 CB02 CB03 CB17 CB18 CB24 CB26 CC03 CD02 CD06 CD11 CD22 CD34 CE05 EE01 EE11 EE12 EE13 EE22 FA02 FA06 5H604 AA03 AA05 BB03 BB10 BB14 CC01 CC05 CC14 CC19 DA15 PB02 PB03 QB14 QC04 5H609 BB05 BB18 PP02 PP08 PP09 QQ02 QQ11 RR03 RR16 5H615 AA01 BB02 BB07 BB14 BB16 PP01 PP13 PP14 QQ03 QQ06 QQ28 RR02 SS04 SS09 SS16 TT26 5H619 AA04 AA05 AA11 BB02 BB06 BB15 BB17 PP01 PP14 PP25

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸に嵌着される爪状磁極を有する回
    転子と、 上記回転子と対向配置された固定子鉄心及び該固定子鉄
    心に巻装され断面が偏平形状の固定子巻線を有する固定
    子と、 上記回転子及び上記固定子を支持するブラケットとを備
    えた回転電機において、 上記固定子鉄心には、軸方向に延びるスロットが、周方
    向に所定ピッチで複数形成され、 上記固定子巻線は、素線が、上記固定子鉄心の端面側の
    上記スロット外で折り返されて、所定スロット数毎に上
    記スロット内でスロット深さ方向に内層と外層とを交互
    に採るように巻装されて形成され、 上記固定子鉄心の端面側の上記スロット外で折り返され
    た上記素線のターン部が周方向に並んでコイルエンド群
    を構成し、 上記コイルエンドは、上記固定子鉄心のスロットより斜
    めに延出する第1の延出部と、該第1の延出部に続き湾
    曲して向きを変える上記ターン部を形成する頂点部と、
    該頂点部に続き他方のスロットへ向かう第2の延出部と
    からなり、上記第1及び第2の延出部は、各々延出方向
    軸を中心にひねられ、隣接する他の第1及び第2の延出
    部と径方向に重なっていることを特徴とする回転電機。
  2. 【請求項2】 上記ターン部を形成する頂点部は、上記
    回転軸方向から見た際、該回転軸を中心とする放射線に
    対して各々傾斜していることを特徴とする請求項1に記
    載の回転電機。
  3. 【請求項3】 上記ターン部を形成する頂点部は、径方
    向から見た際、上記回転軸に対して各々傾斜しているこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の回転電機。
  4. 【請求項4】 上記第1及び第2の延出部は、上記固定
    子鉄心から延出するとすぐにひねられていることを特徴
    とする請求項1から3のいずれかに記載の回転電機。
  5. 【請求項5】 上記第1及び第2の延出部の少なくとも
    一部は、隣接する他の第1及び第2の延出部と当接して
    いることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載
    の回転電機。
  6. 【請求項6】 上記固定子巻線の上記第1の延出部の外
    径側面は、上記ターン部にて頂点側の面を形成し、折り
    返して、上記第2の延出部のコイルの内径側面を形成す
    ることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の
    回転電機。
  7. 【請求項7】 上記固定子巻線の上記第1及び第2の延
    出部のコイル断面は、径方向厚さが周方向厚さよりも大
    きいことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載
    の回転電機。
  8. 【請求項8】 上記コイルエンドの径方向厚さは、上記
    第1及び第2の延出部の上記素線の径方向厚さの略2倍
    であることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記
    載の回転電機。
  9. 【請求項9】 上記素線は、上記スロットのそれぞれに
    スロット深さ方向に2n本ずつ配列され、上記ターン部
    は、周方向n列に並んで配列されていることを特徴とす
    る請求項1から8のいずれかに記載の回転電機。
  10. 【請求項10】 上記回転子の回転により上記ブラケッ
    ト内に冷却風を通風させる冷却手段をさらに備え、 上記冷却風を上記ブラケット内に通風させることによ
    り、上記コイルエンドが冷却されることを特徴とする請
    求項1から9のいずれかに記載の回転電機。
  11. 【請求項11】 上記通風路に通風する上記冷却風は、
    上記コイルエンドの径方向に通風することを特徴とする
    請求項10に記載の回転電機。
  12. 【請求項12】 上記冷却手段は、上記回転子に設けら
    れたファンであり、、上記冷却風は、上記コイルエンド
    の内径側より外径側に通風することを特徴とする請求項
    11に記載の回転電機。
JP2000226843A 2000-07-27 2000-07-27 回転電機 Expired - Lifetime JP3593009B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000226843A JP3593009B2 (ja) 2000-07-27 2000-07-27 回転電機
EP00127926A EP1176695B1 (en) 2000-07-27 2000-12-20 Coil ends of a dynamo-electric machine
DE60010249T DE60010249T2 (de) 2000-07-27 2000-12-20 Windungsenden einer dynamoelektrischen Maschine
US09/768,555 US6525443B2 (en) 2000-07-27 2001-01-25 Dynamo-electric machine
KR10-2001-0014845A KR100414320B1 (ko) 2000-07-27 2001-03-22 회전전기

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000226843A JP3593009B2 (ja) 2000-07-27 2000-07-27 回転電機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002044890A true JP2002044890A (ja) 2002-02-08
JP3593009B2 JP3593009B2 (ja) 2004-11-24

Family

ID=18720388

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000226843A Expired - Lifetime JP3593009B2 (ja) 2000-07-27 2000-07-27 回転電機

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6525443B2 (ja)
EP (1) EP1176695B1 (ja)
JP (1) JP3593009B2 (ja)
KR (1) KR100414320B1 (ja)
DE (1) DE60010249T2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7210215B2 (en) 2002-06-03 2007-05-01 Denso Corporation Method of manufacturing stator winding of rotary electric machine
JP2009278708A (ja) * 2008-05-12 2009-11-26 Denso Corp 回転電機のコイル組立体製造方法

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6885129B1 (en) * 2000-09-26 2005-04-26 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Ac generator for vehicle
JP3566665B2 (ja) * 2001-04-06 2004-09-15 三菱電機株式会社 回転電機の固定子
US6806611B2 (en) * 2002-02-13 2004-10-19 Honeywell International, Inc. Stator assembly for electrical machines and method of making the same
DE10321956B4 (de) * 2002-05-15 2013-09-12 Remy Inc. Wicklungen aus rechtwinkligen Kupferhaarnadeln in mehreren Sätzen für elektrische Maschinen
JP3786058B2 (ja) * 2002-06-25 2006-06-14 株式会社デンソー 回転電機のセグメント順次接合ステータコイルおよびその製造方法
JP4606746B2 (ja) * 2004-01-29 2011-01-05 三菱電機株式会社 交流発電機
US7155319B2 (en) * 2005-02-23 2006-12-26 Applied Materials, Inc. Closed loop control on liquid delivery system ECP slim cell
FR2918815A1 (fr) * 2007-07-11 2009-01-16 Valeo Equip Electr Moteur Stator polyphase pour machine electrique tournante a ventilation interne et machine electrique tournante comportant un tel stator.
JP4461399B2 (ja) * 2008-03-05 2010-05-12 株式会社デンソー 回転電機用コイル組立体の編込み機
JP4577588B2 (ja) * 2008-04-18 2010-11-10 株式会社デンソー 回転電機のコイル組立体製造方法
JP4600508B2 (ja) * 2008-04-21 2010-12-15 株式会社デンソー インナーロータ型回転電機のステータ製造方法
JP4600580B2 (ja) * 2008-04-21 2010-12-15 株式会社デンソー 固定子コイルの製造方法
KR101229810B1 (ko) * 2011-08-16 2013-02-05 한국델파이주식회사 자동차용 교류발전기의 고정자 세그먼트 및 이를 포함하는 고정자
US9214845B2 (en) 2013-03-11 2015-12-15 Tempel Steel Company Process for annealing of helical wound cores used for automotive alternator applications
JP6116298B2 (ja) * 2013-03-15 2017-04-19 本田技研工業株式会社 回転電機ユニットの配置構造
US20150076951A1 (en) * 2013-09-16 2015-03-19 Hamilton Sundstrand Corporation Electric machine construction
DE112014005444T5 (de) 2013-11-29 2016-09-15 Mitsubishi Electric Corporation Anker für eine elektrische Maschine
JP6135535B2 (ja) * 2014-02-07 2017-05-31 株式会社デンソー 回転電機の固定子
FR3020212B1 (fr) * 2014-04-17 2017-11-03 Valeo Equip Electr Moteur Machine electrique tournante a refroidissement optimise
DE102020101442A1 (de) 2020-01-22 2021-07-22 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Leiter mit Hairpinbiegung in Helixform sowie Stator mit Leiter und Herstellungsverfahren für Leiter
DE102020115248A1 (de) * 2020-06-09 2021-12-09 Seg Automotive Germany Gmbh Verfahren zur Herstellung einer Wicklung für einen Rotor einer elektrischen Maschine

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1826295A (en) * 1928-06-14 1931-10-06 Vincent G Apple Dynamo electric machine element
US3453468A (en) * 1966-09-21 1969-07-01 Kurz & Root Co Inc Dynamoelectric machine winding arrangement with end turn insulation and method of making the same
CH559455A5 (ja) * 1973-06-12 1975-02-28 Bbc Brown Boveri & Cie
US5714824A (en) * 1994-06-23 1998-02-03 Hydro-Quebec Conductor section for a stator frame of a polyphase dynamoelectric machine
JP3456140B2 (ja) * 1997-05-26 2003-10-14 株式会社デンソー 車両用交流発電機
KR100289241B1 (ko) * 1997-05-26 2001-05-02 오카메 히로무 차량용 교류발전기
JP3438569B2 (ja) * 1997-05-26 2003-08-18 株式会社デンソー 車両用交流発電機
EP1179881B1 (en) * 1997-05-26 2004-09-22 Denso Corporation AC generator for vehicles
JP3285534B2 (ja) * 1998-04-08 2002-05-27 三菱電機株式会社 車両用交流発電機の固定子
JP2001037131A (ja) * 1999-07-15 2001-02-09 Mitsubishi Electric Corp 車両用交流発電機
JP3347118B2 (ja) * 2000-01-26 2002-11-20 三菱電機株式会社 交流発電機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7210215B2 (en) 2002-06-03 2007-05-01 Denso Corporation Method of manufacturing stator winding of rotary electric machine
US7726007B2 (en) 2002-06-03 2010-06-01 Denso Corporation Method of manufacturing stator winding of rotary electric machine
JP2009278708A (ja) * 2008-05-12 2009-11-26 Denso Corp 回転電機のコイル組立体製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR20020010451A (ko) 2002-02-04
EP1176695A3 (en) 2002-04-10
EP1176695A2 (en) 2002-01-30
JP3593009B2 (ja) 2004-11-24
EP1176695B1 (en) 2004-04-28
KR100414320B1 (ko) 2004-01-07
US6525443B2 (en) 2003-02-25
DE60010249T2 (de) 2005-05-19
DE60010249D1 (de) 2004-06-03
US20020030417A1 (en) 2002-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3593009B2 (ja) 回転電機
US6552463B2 (en) Dynamo-electric machine having winding phase groups of series-connected windings connected in parallel
US6268678B1 (en) Alternator
JP3419721B2 (ja) 車両用交流発電機
JP3078288B1 (ja) 車両用交流発電機
JP3400776B2 (ja) 交流発電機
JP4007476B2 (ja) 車両用交流発電機
JP4510016B2 (ja) 回転電機
JP2002142423A (ja) 車両用交流発電機
US6366000B1 (en) Alternator
JP2002044895A (ja) 交流発電機
JP2000166149A (ja) 車両用交流発電機の固定子
JP2002078261A (ja) 車両用交流発電機
JP2002315246A (ja) 回転電機の固定子
JP3502589B2 (ja) 交流発電機
JP3783832B2 (ja) 車両用交流発電機
US6441526B1 (en) Alternator
JP2002051490A (ja) 車両用交流発電機
EP1109295B1 (en) Winding heads for the stator of an alternator
EP1109294B1 (en) Alternator
JP3644919B2 (ja) 交流発電機
KR100576227B1 (ko) 차량용 교류발전기
JP2002281703A (ja) 車両用交流発電機の固定子

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040513

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040518

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040720

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040824

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040826

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3593009

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080903

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080903

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090903

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090903

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100903

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110903

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110903

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120903

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130903

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term