JP2002044395A - ファクシミリ装置、ファクシミリシステムおよび画像配信サービス提供方法 - Google Patents

ファクシミリ装置、ファクシミリシステムおよび画像配信サービス提供方法

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JP2002044395A
JP2002044395A JP2000227211A JP2000227211A JP2002044395A JP 2002044395 A JP2002044395 A JP 2002044395A JP 2000227211 A JP2000227211 A JP 2000227211A JP 2000227211 A JP2000227211 A JP 2000227211A JP 2002044395 A JP2002044395 A JP 2002044395A
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JP
Japan
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image data
image
facsimile apparatus
facsimile
unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000227211A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Koyama
小山  剛
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数ページの画像よりなる画像群の画像を少
量ずつ受信者に与えることが可能な画像配信サービスを
簡易に実現する。 【解決手段】 購読者FAX1では、情報提供者FAX
2から1度に送信されてくる画像群の各画像データを通
信部11で受信して、記憶制御手段15aの制御の下に
メモリ部12に蓄積記憶しておく。そして出力制御手段
15bの制御の下に、メモリ部12に記憶してある画像
データのそれぞれが示す画像を、所定タイミング毎に所
定順序で所定ページずつプリンタ13により印刷出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像の送受信を行
うファクシミリ装置およびファクシミリシステムと、フ
ァクシミリ装置を利用した新しい画像配信サービスの提
供方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置は、複数ページ
の画像よりなる画像群は一度に送信する。またこのよう
な画像群を受信した場合に従来のファクシミリ装置は、
その画像群に含まれる各画像を一度に印刷出力する。
【0003】従って、小説などのような非常に多くのペ
ージからなる画像群の配信サービスをファクシミリ装置
を用いて行おうとした場合、購読者側のファクシミリ装
置では全てのページが一度に印刷出力されることにな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのように非
常に多くのページが一度に印刷出力されてしまうと、そ
れらの印刷出力された画像を購読者が保管管理しなけれ
ばならず、非常に面倒になってしまう。
【0005】そこで新聞や雑誌などの連載小説などと同
じように、定期的に少量ずつのページが印刷出力されれ
ば、購読者にとっては非常に便利となる。しかし、従来
のファクシミリ装置を使用する場合には、情報提供者側
で人手により少量ずつのページを送信するための処理を
行わなければならず、非常に手間がかかるものとなって
しまう。
【0006】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的とするところは、複数ページの
画像よりなる画像群の画像を少量ずつ受信者に与えるこ
とが可能な画像配信サービスを簡易に実現可能なファク
シミリ装置、ファクシミリシステムおよび画像配信サー
ビス提供方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに第1の本発明は、通信回線を介して到来する画像デ
ータを例えば通信部などの受信手段により受信し、この
受信した画像データが示す画像を例えばプリンタなどの
印刷手段により印刷出力するファクシミリ装置におい
て、前記画像データを記憶するための例えばメモリ部な
どの受信データ記憶手段と、前記受信手段により受信さ
れた、連続する複数ページの画像データよりなる画像デ
ータ群を前記受信データ記憶手段に記憶させる記憶制御
手段と、前記受信データ記憶手段に記憶された前記画像
データ群に含まれる画像データが示す画像を、所定タイ
ミング毎に所定順序で所定ページずつ印刷手段に印刷出
力させる出力制御手段とを備えた。
【0008】このような手段を講じたことにより、画像
データ群は一度に全てが受信されて記憶手段に記憶され
る。そして画像データ群に含まれる画像データがそれぞ
れ示す画像は、所定のタイミング毎に分割して印字出力
される。従って、ユーザに対しては、複数ページからな
る画像群の各画像が所定のタイミング毎に分割して与え
られることとなる。
【0009】また前記目的を達成するために第2の本発
明は、通信回線を介して任意の宛先へと例えば通信部な
どの送信手段により任意の画像データを送信するファク
シミリ装置において、連続する複数ページの画像データ
よりなる画像データ群を例えばメモリ部などの記憶する
送信データ記憶手段と、この送信データ記憶手段に記憶
された前記画像データ群に含まれる画像データを、所定
タイミング毎に所定順序で所定ページ分ずつ所定宛先へ
と前記送信手段により送信させる送信制御手段とを備え
た。
【0010】このような手段を講じたことにより、画像
データ群は全てが記憶手段に記憶される。そして画像デ
ータ群に含まれる画像データは、所定のタイミング毎に
分割して所定宛先へと送信される。従って、受信側で
は、複数ページからなる画像群の各画像が所定のタイミ
ング毎に分割して印刷出力されてユーザに与えられるこ
ととなる。
【0011】また前記目的を達成するために第3の本発
明は、通信回線を介して任意の宛先へと例えば通信部な
どの送信手段により任意の画像データを送信する例えば
情報提供者ファクシミリ装置などの第1のファクシミリ
装置と、前記通信回線を介して到来する画像データを例
えば通信部などの受信手段により受信し、この受信した
画像データが示す画像を例えばプリンタなどの印刷手段
により印刷出力する例えば購読者ファクシミリ装置など
の第2のファクシミリ装置とからなるファクシミリシス
テムにおいて、前記第1のファクシミリ装置からは、連
続する複数ページの画像データよりなる画像データ群に
含まれた各画像データをそれぞれ前記通信回線を介して
前記第2のファクシミリ装置へと送信し、また前記第2
のファクシミリ装置では、所定タイミング毎に所定順序
で所定ページずつ前記画像データ群に含まれる画像デー
タが示す画像の印刷出力を行うようにした。
【0012】このような手段を講じたことにより、画像
データ群に含まれる画像データがそれぞれ示す画像は、
所定のタイミング毎に分割して印字出力される。従っ
て、ユーザに対しては、複数ページからなる画像群の各
画像が所定のタイミング毎に分割して与えられることと
なる。
【0013】また前記目的を達成するために第4の本発
明は、前記第3の発明における前記第2のファクシミリ
装置に、前記画像データ群に含まれる画像データが示す
画像の印刷出力の実行状態を前記第1のファクシミリ装
置に対して通知する、例えば制御部によるソフトウェア
処理により実現される印刷結果通知手段を設けるととも
に、前記第1のファクシミリ装置に、前記印刷結果通知
手段による通知内容を前記第1のファクシミリ装置の管
理者に対して報知する、例えば制御部によるソフトウェ
ア処理により実現される印刷結果報知手段を設けた。
【0014】このような手段を講じたことにより、受信
側での印刷出力の実行状態が送信側の管理者に対して報
知される。従って、送信側の管理者が、受信側での印刷
出力の実行状態を管理可能となる。
【0015】また前記目的を達成するために第5の本発
明は前記第3の発明に加えて、前記第1のファクシミリ
装置に設けられ、連続する複数ページの画像データより
なる画像データ群を記憶する例えばメモリ部などの送信
データ記憶手段と、前記第1のファクシミリ装置に設け
られ、前記送信データ記憶手段に記憶された前記画像デ
ータ群を所定宛先へと前記送信手段により送信させる送
信制御手段と、前記第2のファクシミリ装置に設けら
れ、前記画像データを記憶するための例えばメモリ部な
どの受信データ記憶手段と、前記第2のファクシミリ装
置に設けられ、前記第1のファクシミリ装置から送信さ
れた前記画像データ群が前記受信手段により受信された
場合に、この画像データ群を前記受信データ記憶手段に
記憶させる、例えば制御部によるソフトウェア処理によ
り実現される記憶制御手段と、前記第1のファクシミリ
装置に設けられ、前記第2のファクシミリ装置に対して
所定タイミング毎に所定順序で所定ページずつ前記画像
データ群に含まれる画像データが示す画像の印刷を指示
する、例えば制御部によるソフトウェア処理により実現
される印刷指示手段と、前記第2のファクシミリ装置に
設けられ、前記印刷指示手段によりなされる印刷指示に
応じて前記受信データ記憶手段に記憶された前記画像デ
ータ群に含まれる画像データが示す画像を印刷手段に印
刷出力させる、例えば制御部によるソフトウェア処理に
より実現される出力制御手段と、前記第2のファクシミ
リ装置に設けられ、前記出力制御手段の制御の下の印刷
出力が正常終了したか否かを前記第1のファクシミリ装
置に対して通知する、例えば制御部によるソフトウェア
処理により実現される印刷結果通知手段と、前記第1の
ファクシミリ装置に設けられ、前記印刷結果通知手段に
より前回の印刷出力が正常終了していないことが通知さ
れた場合に、前記印刷指示手段に前回と同内容の印刷指
示を再度行わせる、例えば制御部によるソフトウェア処
理により実現される印刷指示制御手段とを備えた。
【0016】このような手段を講じたことにより、画像
データ群は一度に全てが第1のファクシミリ装置から第
2のファクシミリ装置へと送信されて、第2のファクシ
ミリ装置の受信データ記憶手段に記憶される。そして画
像データ群に含まれる画像データがそれぞれ示す画像
は、所定のタイミング毎に第1のファクシミリ装置から
の指示に応じて第2のファクシミリ装置で分割して印字
出力される。第1のファクシミリ装置から第2のファク
シミリ装置へは、前回の印刷出力の結果が第2のファク
シミリ装置からの印刷結果通知により第1のファクシミ
リ装置で確認され、それに応じて印刷指示または再印刷
指示がなされる。第2のファクシミリ装置では、印刷指
示に応じて新たな画像データに基づく印刷出力を、また
再印刷指示に応じて前回の印刷出力に用いたのと同じ画
像データに基づく印刷出力をそれぞれ行う。従って、ユ
ーザに対しては、複数ページからなる画像群の各画像が
所定のタイミング毎に分割して、かつ漏れなく与えられ
ることとなる。
【0017】また前記目的を達成するために第6の本発
明は前記第5の発明に加えて、前記第2のファクシミリ
装置に設けられ、前記受信データ記憶手段に記憶された
前記画像データ群に含まれる画像データのうちで未出力
である画像データの消失の有無を前記第1のファクシミ
リ装置に対して通知する、例えば制御部によるソフトウ
ェア処理により実現される消失有無通知手段と、前記第
1のファクシミリ装置に設けられ、前記消失有無通知手
段により未出力である画像データが消失していることが
通知された場合に、その未出力である画像データを再度
前記送信手段に送信させる、例えば制御部によるソフト
ウェア処理により実現される再送信制御手段とを備え
た。
【0018】このような手段を講じたことにより、第2
のファクシミリ装置で未出力である画像データが消失し
てしまった場合には、第1のファクシミリ装置から第2
のファクシミリ装置へとその消失した画像データが再送
信される。従って、消失してしまった画像データが示す
画像の印刷出力を引き続き行うことができる。
【0019】また前記目的を達成するために第7の本発
明は、前記再送信制御手段を、再送信が所定回数に達し
たならば、未出力である画像データを複数回に分けて再
送信させるものとした。
【0020】このような手段を講じたことにより、再送
信が繰り返されるときには、1度の再送信で送信する画
像データの量が減少される。画像データの消失が繰り返
し発生してしまうような状況にあった場合に、消失およ
び再送信が繰り返されるデータ量が減少し、再送信の効
率が向上する。
【0021】また前記目的を達成するために第8の本発
明は前記第3の発明における前記第2のファクシミリ装
置に、新たな印刷指示がなされたことに応じて、前記受
信データ記憶手段に記憶された前記画像データ群に含ま
れる画像データのうちで印刷出力済みであるものを前記
受信データ記憶手段から消去する、例えば制御部による
ソフトウェア処理により実現される受信データ消去手段
を備えた。
【0022】このような手段を講じたことにより、再印
刷指示がなされなかった画像データ、すなわち第1のフ
ァクシミリ装置にて印刷出力の完了が認識された画像デ
ータは、受信データ記憶手段から消去される。従って、
再印刷の必要が無く、不要となった画像データが速やか
に受信データ記憶手段から消去される。
【0023】また前記目的を達成するために第9の本発
明は、画像提供者側から画像取得者側へと連続する複数
ページの画像(例えば小説の各ページの画像)よりなる
画像群を配信する例えば小説配信サービスなどの画像配
信サービスを提供するための画像配信サービス提供方法
において、前記画像提供者側のファクシミリ装置から所
定の通信回線を介して前記画像取得者側のファクシミリ
装置へと前記画像群に含まれる画像のそれぞれを示す複
数の画像データを送信し、前記画像取得者側のファクシ
ミリ装置で、前記画像データにに応じた画像の印刷出力
を所定タイミング毎に所定順序で所定ページずつ行うよ
うにした。
【0024】このような手段を講じたことにより、複数
ページからなる画像群の各画像が所定のタイミング毎に
分割して画像取得者へと提供されることとなる。
【0025】また前記目的を達成するために第10の本
発明は、前記第9の発明に加えて、前記画像取得者側の
ファクシミリ装置で印刷出力した画像のページ数を前記
画像提供者側のファクシミリ装置から前記通信回線を介
して確認し、この印刷出力した画像のページ数に応じて
画像配信サービスの提供料金の課金を行うこととした。
【0026】このような手段を講じたことにより、実際
に印刷出力された画像のページ数に応じた課金処理が行
われる。従って、画像取得者へと提供した画像のページ
数に応じての適正な課金が行える。
【0027】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、図面を
参照して本発明の請求項1に記載のファクシミリ装置、
請求項3のファクシミリシステムおよび請求項14に記
載の画像配信サービス提供方法を適用して構成された小
説配信システムにつき説明する。
【0028】図1は本実施形態に係る小説配信システム
の要部構成を示すブロック図である。
【0029】この図に示すように本実施形態の小説配信
システムは、購読者ファクシミリ装置(以下、購読者F
AXと称する)1および情報提供者ファクシミリ装置
(以下、情報提供者FAXと称する)2を通信網NTを
介して接続してなる。
【0030】購読者ファクシミリ装置1は、情報提供者
から小説を購読する購読者が使用するものである。また
情報提供者FAX2は、小説を購読者に対して配信する
情報提供者が使用するものである。すなわち、情報提供
者FAX2から通信網NTを介して購読者FAX1へ
と、小説の各ページがそれぞれ示された複数の画像より
なる画像群の授受を行う。
【0031】購読者FAX1が請求項1に記載の発明を
適用してなるものである。この購読者FAX1は同図に
示すように、通信部11、メモリ部12、プリンタ1
3、操作パネル14および制御部15を有してなる。
【0032】通信部11には、通信網NTに収容された
通信回線C1が接続されている。そして通信部11は、
符号化・復号化部、モデム部および網制御部(NCU)
などからなる周知の構成のものであり、通信網NTを介
してのファクシミリ通信を行うための周知の通信処理を
行う。
【0033】メモリ部12は、例えばフラッシュメモリ
などの不揮発性メモリ、ハードディスク装置、あるいは
バッテリバックアップされたDRAMなどからなり、画
像データを蓄積記憶する。
【0034】プリンタ13は、例えばレーザプリンタな
どの周知のものであり、受信した画像データが示す画像
を印刷出力する。
【0035】操作パネル14は、ユーザによる制御部1
5に対する各種の指示入力を受け付けるためのキー入力
部や、ユーザに対して報知すべき各種の情報を制御部1
5の制御の下に表示するための表示部などを有する。
【0036】制御部15は、例えばCPU、ROM、R
AMなどを有してなるものであり、各部を総括制御する
ことでファクシミリ装置としての動作を実現する。この
制御部15は、各種の処理手段をソフトウェア処理によ
り実現するが、その処理手段はファクシミリ装置におけ
る周知の一般的な機能を実現するための処理手段に加え
て、記憶制御手段15aおよび出力制御手段15bを有
している。
【0037】ここで記憶制御手段15aは、情報提供者
FAX2から小説の各ページがそれぞれ示された複数の
画像の画像データよりなる画像データ群(以下、小説デ
ータと称する)の受信時に、その小説データをメモリ部
12に蓄積記憶させる。
【0038】また出力制御手段15bは、小説データに
含まれる各画像データに基づく画像を分割して定期的に
印刷出力するための処理を行う。
【0039】次に以上のように構成された小説配信シス
テムの動作につき説明する。
【0040】まず情報提供者FAX2からは、通常のフ
ァクシミリ送信と同様にして小説データを1通信で送信
する。
【0041】そこで購読者FAX1で制御部15は、こ
のように情報提供者FAX2から送信されてくる小説デ
ータの受信時には、図2に示すような小説データ受信処
理を実行する。
【0042】この小説データ受信処理において制御部1
5はまず、情報提供者FAX2から送られてくる小説1
ページ分の画像データを通信部11に受信させる(ステ
ップST1)。そして制御部15は、通信部11により
受信された画像データをメモリ部12に格納する(ステ
ップST2)。
【0043】このようにして1ページ分の画像データの
受信が完了したならば、制御部15は次ページが有るか
否かを確認する(ステップST3)。そしてここで次ペ
ージが有るならば、ステップST1以降の処理を繰り返
して、次ページ以降の画像データを受信して、メモリ部
12に蓄積して行く。
【0044】そして小説データに含まれる全ての画像デ
ータの受信が終了し、ステップST3にて次ページが無
しであると判定できた場合に制御部15は、定期出力処
理の起動を行い(ステップST4)、この上で今回の小
説データ受信処理を終了する。
【0045】このように、購読者FAX1は小説データ
を受信した場合には、この小説データはメモリ部12に
蓄積記憶しておき、印刷出力は行わない。
【0046】さて、定期出力処理を起動した状態にあっ
ては制御部15は、例えば所定周期毎などの所定タイミ
ング毎に図3に示すような出力管理処理を繰り返し実行
する。
【0047】この出力管理処理において制御部15はま
ず、所定の出力時刻が到来したか否かの確認を行う(ス
テップST11)。なお出力時刻は、例えば毎日1回、
所定時刻に設定される。この出力時刻の設定は、情報提
供者FAX2からの指示、購読者からの指示、あるいは
装置設計時の設定など任意の方法によって良い。
【0048】ここでもし出力時刻が到来してないのなら
ば制御部15は、今回の出力管理処理をそのまま終了す
る。
【0049】これに対して出力時刻が到来しているなら
ば制御部15は、メモリ部12に格納してある小説デー
タのうちの所定の単位ページ分の画像の印刷出力をプリ
ンタ13に行わせる(ステップST12)。なお単位ペ
ージ数の設定は、情報提供者FAX2からの指示、購読
者からの指示、あるいは装置設計時の設定など任意の方
法によって良い。
【0050】続いて制御部15は、まだ印刷出力してい
ないページが残っているか否かを確認し(ステップST
13)、未出力のページが残っているならばそのまま今
回の出力管理処理を終了する。また未出力のページが残
っていないならば、制御部15は今回の出力管理処理を
終了するのに先立って、定期出力処理を停止する(ステ
ップST14)。
【0051】例えば、100ページからなる小説を、3
月1日から毎日19:00に10ページずつ出力する設
定である場合、図4に示すようにまず100ページ分の
小説データが一度に情報提供者FAX2から購読者FA
X1へと送られる。そして3月1日の19:00となっ
たならば、まず最初の10ページが印刷出力される。以
後、3月2日から3月10日までのそれぞれの19:0
0に、残りの90ページ分が10ページ分ずつ順に印刷
出力される。
【0052】このようにして、小説が分割されて定期的
に印刷出力されることとなる。これにより、購読者は少
量ずつを定期的に取得することができ、連載小説を読む
が如く気軽に小説を読むことが可能となる。
【0053】また本実施形態によれば、小説を分割して
の定期的出力を購読者FAX1のみで実現でき、情報提
供者FAX2は通常のファクシミリ装置であってよいの
で、非常に簡易に小説配信システムを実現することが可
能である。
【0054】(第2の実施形態)続いて、本発明の請求
項2に記載のファクシミリ装置、請求項3のファクシミ
リシステムおよび請求項14に記載の画像配信サービス
提供方法を適用して構成された小説配信システムにつき
説明する。
【0055】図5は本実施形態に係る小説配信システム
の要部構成を示すブロック図である。
【0056】この図に示すように本実施形態の小説配信
システムは、情報提供者FAX3および購読者FAX4
を通信網NTを介して接続してなる。
【0057】情報提供者FAX3は、小説を購読者に対
して配信する情報提供者が使用するものである。また購
読者FAX4は、情報提供者から小説を購読する購読者
が使用するものである。すなわち、情報提供者FAX3
から通信網NTを介して購読者FAX4へと、小説の各
ページがそれぞれ示された複数の画像よりなる画像群の
授受を行う。
【0058】情報提供者FAX3が請求項2に記載の発
明を適用してなるものである。この情報提供者FAX3
は同図に示すように、スキャナ31、メモリ部32、通
信部33、操作パネル34および制御部35を有してな
る。
【0059】スキャナ31は、小説が記された原稿など
の画像を読み取って、対応する画像データを生成する。
【0060】メモリ部32は、例えばフラッシュメモリ
などの不揮発性メモリ、ハードディスク装置、あるいは
バッテリバックアップされたDRAMなどからなり、画
像データを蓄積記憶する。
【0061】通信部33には、通信網NTに収容された
通信回線C2が接続されている。そして通信部33は、
符号化・復号化部、モデム部および網制御部(NCU)
などからなる周知の構成のものであり、通信網NTを介
してのファクシミリ通信を行うための周知の通信処理を
行う。
【0062】操作パネル34は、ユーザによる制御部3
5に対する各種の指示入力を受け付けるためのキー入力
部や、ユーザに対して報知すべき各種の情報を制御部3
5の制御の下に表示するための表示部などを有する。
【0063】制御部35は、例えばCPU、ROM、R
AMなどを有してなるものであり、各部を総括制御する
ことでファクシミリ装置としての動作を実現する。この
制御部35は、各種の処理手段をソフトウェア処理によ
り実現するが、その処理手段はファクシミリ装置におけ
る周知の一般的な機能を実現するための処理手段に加え
て、送信制御手段35aを有している。
【0064】この送信制御手段35aは、小説データを
複数回に分割して定期的に送信する処理を行う。
【0065】次に以上のように構成された小説配信シス
テムの動作につき説明する。
【0066】まず情報提供者FAX3では、例えばスキ
ャナ31を用いて、配信する小説の各ページの画像デー
タを取り込んでメモリ部32に蓄積記憶しておく。そし
てこの画像データの取り込みが完了したならば、例えば
オペレータによる操作パネル34での所定の指示操作に
より定期送信開始指示がなされたことに応じて、制御部
35は定期送信処理を起動する。
【0067】さて、定期出力処理を起動した状態にあっ
ては制御部35は、例えば所定周期毎などの所定タイミ
ング毎に図6に示すような送信管理処理を繰り返し実行
する。
【0068】この送信管理処理において制御部35はま
ず、所定の送信時刻が到来したか否かの確認を行う(ス
テップST21)。なお送信時刻は、例えば毎日1回、
所定時刻に設定される。この出力時刻の設定は、オペレ
ータによる指示あるいは装置設計時の設定など任意の方
法によって良い。
【0069】ここでもし送信時刻が到来してないのなら
ば制御部35は、今回の送信管理処理をそのまま終了す
る。
【0070】これに対して送信時刻が到来しているなら
ば制御部35は、メモリ部32に格納してある小説デー
タのうちの所定の単位ページ分の画像の送信を通信部3
3に行わせる(ステップST22)。なお単位ページ数
の設定は、オペレータによる指示あるいは装置設計時の
設定など任意の方法によって良い。
【0071】続いて制御部35は、まだ送信していない
ページが残っているか否かを確認し(ステップST2
3)、未送信のページが残っているならばそのまま今回
の送信管理処理を終了する。また未送信のページが残っ
ていないならば、制御部35は今回の送信管理処理を終
了するのに先立って、定期送信処理を停止する(ステッ
プST24)。
【0072】例えば、100ページからなる小説を、3
月1日から毎日19:00に10ページずつ送信する設
定である場合、図7に示すようにまず100ページ分の
小説データが一度に情報提供者FAX3に取り込まれ、
メモリ部32に蓄積される。そして3月1日の19:0
0となったならば、まず最初の10ページが情報提供者
FAX3から購読者FAX4へと送信される。以後、3
月2日から3月10日までのそれぞれの19:00に、
残りの90ページ分が10ページ分ずつ順に情報提供者
FAX3から購読者FAX4へと送信される。
【0073】購読者FAX4では、受信した画像データ
を通常通りに即座に印刷出力する。
【0074】このようにして、購読者FAX4では小説
が分割されて定期的に印刷出力されることとなる。これ
により、購読者は少量ずつを定期的に取得することがで
き、連載小説を読むが如く気軽に小説を読むことが可能
となる。
【0075】また本実施形態によれば、小説を分割して
の定期的出力を、情報提供者FAX3からの送信を分割
して定期的に行うようにしたことで情報提供者FAX3
のみで実現でき、購読者FAX4は通常のファクシミリ
装置であってよいので、非常に簡易に小説配信システム
を実現することが可能である。すなわち本実施形態で
は、購読者FAX4は普及している既存のファクシミリ
装置で良いことから、単一の情報提供者FAX3から多
数の購読者FAX4に対して小説配信を行うような場合
に好適である。
【0076】(第3の実施形態)続いて、本発明の請求
項4、請求項5および請求項6に記載のファクシミリシ
ステム、請求項7、請求項8、請求項9、請求項10、
請求項11および請求項12に記載のファクシミリ装
置、ならびに請求項13および請求項14に記載の画像
配信サービス提供方法を適用して構成された小説配信シ
ステムにつき説明する。
【0077】図8は本実施形態に係る小説配信システム
の要部構成を示すブロック図である。なお、図1および
図5と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は
省略する。
【0078】この図に示すように本実施形態の小説配信
システムは、情報提供者FAX5および購読者FAX6
を通信網NTを介して接続してなる。
【0079】情報提供者FAX5は、小説を購読者に対
して配信する情報提供者が使用するものである。また購
読者FAX6は、情報提供者から小説を購読する購読者
が使用するものである。すなわち、情報提供者FAX5
から通信網NTを介して購読者FAX6へと、小説の各
ページがそれぞれ示された複数の画像よりなる画像群の
授受を行う。
【0080】情報提供者FAX5が請求項7、請求項8
および請求項9に記載の発明を適用してなるものであ
る。この情報提供者FAX5は同図に示すように、スキ
ャナ31、メモリ部32、通信部33、操作パネル34
および制御部51を有してなる。すなわち情報提供者F
AX5は、前記第2実施形態における情報提供者FAX
3における制御部35に代えて制御部51を備えた構成
をなす。
【0081】制御部51は、例えばCPU、ROM、R
AMなどを有してなるものであり、各部を総括制御する
ことでファクシミリ装置としての動作を実現する。この
制御部51は、各種の処理手段をソフトウェア処理によ
り実現するが、その処理手段はファクシミリ装置におけ
る周知の一般的な機能を実現するための処理手段に加え
て、送信制御手段51a、印刷指示手段51b、印刷指
示制御手段51c、再送信制御手段51dおよび課金処
理手段51eを有している。
【0082】ここで送信制御手段51aは、小説データ
を購読者FAX6へと一括して送信する処理を行う。
【0083】印刷指示手段51bは、購読者FAX6に
対して印刷出力の実行を指示する。
【0084】印刷指示制御手段51cは、印刷指示手段
51bによる前回の印刷指示に応じての印刷出力が正常
終了しなかったことが購読者FAX6から通知された場
合に、再度の印刷出力を購読者FAX6に対して指示す
る。
【0085】再送信制御手段51dは、未出力の画像デ
ータの消失が購読者FAX6から通知されたことに応じ
て、消失した画像データを購読者FAX6に対して再送
信する処理を行う。
【0086】そして課金処理手段51eは、印刷出力の
実行状況を考慮しての課金処理を行う。
【0087】一方、購読者FAX6が請求項10、請求
項11および請求項12に記載の発明を適用してなるも
のである。この購読者FAX6は同図に示すように、通
信部11、メモリ部12、プリンタ13、操作パネル1
4および制御部61を有してなる。すなわち購読者FA
X6は、前記第1実施形態における購読者FAX1にお
ける制御部15に代えて制御部61を備えた構成をな
す。
【0088】制御部61は、例えばCPU、ROM、R
AMなどを有してなるものであり、各部を総括制御する
ことでファクシミリ装置としての動作を実現する。この
制御部61は、各種の処理手段をソフトウェア処理によ
り実現するが、その処理手段はファクシミリ装置におけ
る周知の一般的な機能を実現するための処理手段に加え
て、記憶制御手段61a、出力指示手段61b、印刷結
果通知手段61c、消失通知手段61dおよび受信デー
タ消去手段61eを有している。
【0089】ここで記憶制御手段61aは、情報提供者
FAX5からの小説データの受信時に、その小説データ
をメモリ部12に蓄積記憶させる。
【0090】出力指示手段61bは、小説データに含ま
れる各画像データに基づく画像を情報提供者FAX5か
らの指示の下に分割して定期的に印刷出力するための処
理を行う。
【0091】印刷結果通知手段61cは、印刷指示に応
じての印刷出力が正常に行えたか否かを情報提供者FA
X5に対して通知する。
【0092】消失通知手段61dは、未出力である画像
データがメモリ部12から消失してしまった場合に、そ
の旨を情報提供者FAX5に対して通知する。
【0093】そして受信データ消去手段61eは、新た
な印刷指示が情報提供者FAX5から与えられたことに
応じて、その時に既に印刷出力が済んでいる画像データ
のメモリ部12からの消去を行う。
【0094】次に以上のように構成された小説配信シス
テムの動作につき説明する。
【0095】まず情報提供者FAX5では、例えばスキ
ャナ31を用いて、配信する小説の各ページの画像デー
タを取り込んでメモリ部32に蓄積記憶しておく。そし
てこの画像データの取り込みが完了したならば、例えば
オペレータによる操作パネル34での所定の指示操作に
より定期指示開始指示がなされたことに応じて、通常の
ファクシミリ送信と同様にして小説データを1通信で送
信するとともに、情報提供者FAX5の制御部(ここで
は、情報提供者制御部と称する)51は定期指示処理を
起動する。
【0096】そこで購読者FAX6で制御部(ここで
は、購読者制御部と称する)61は、このように情報提
供者FAX5から送信されてくる小説データの受信時に
は、前記第1実施形態の場合と同様に小説データ受信処
理(図2)を実行する。従って、購読者FAX6は小説
データを受信した場合には、この小説データはメモリ部
12に蓄積記憶しておき、印刷出力は行わず、かつ購読
者制御部61は定期出力処理を起動する。
【0097】さて、定期指示処理を起動した状態にあっ
ては情報提供者制御部51は、例えば所定周期毎などの
所定タイミング毎に図9に示すような指示管理処理を繰
り返し実行する。
【0098】この指示管理処理において情報提供者制御
部51はまず、所定の出力時刻が到来したか否かの確認
を行う(ステップST31)。なお出力時刻は、例えば
毎日1回、所定時刻に設定される。この出力時刻の設定
は、オペレータによる指示あるいは装置設計時の設定な
ど任意の方法によって良い。
【0099】ここでもし出力時刻が到来してないのなら
ば情報提供者制御部51は、今回の指示管理処理をその
まま終了する。
【0100】これに対して送信時刻が到来しているなら
ば情報提供者制御部51は、購読者FAX6に対して印
刷指示を行うのが1回目であるか否かを確認する(ステ
ップST32)。そして1回目では情報提供者制御部5
1は続いて、購読者FAX6に対して印刷指示を行う
(ステップST33)。この印刷指示を行ったならば情
報提供者制御部51は、今回の指示管理処理を終了す
る。
【0101】一方、購読者制御部61は、定期出力処理
を起動した状態にあっては、例えば所定周期毎などの所
定タイミング毎に図10に示すような出力管理処理を繰
り返し実行する。
【0102】この出力管理処理において購読者制御部6
1はまず、情報提供者FAX5から状態問合わせまたは
印刷指示がなされたか否かを確認する(ステップST5
1およびステップST52)。ここでもし、状態問合わ
せまたは印刷指示のいずれもなされていないならば購読
者制御部61は、そのまま今回の出力管理処理を終了す
る。
【0103】しかし上述のように情報提供者FAX5か
ら印刷指示がなされたならば、購読者制御部61はメモ
リ部12に格納してある小説データのうちの出力済みの
画像データ、すなわち前回の印刷出力に用いた画像デー
タを削除する(ステップST53)。
【0104】続いて購読者制御部61は、メモリ部12
に格納してある小説データのうちの所定の単位ページ分
の画像の印刷出力をプリンタ13に行わせる(ステップ
ST54)。なお単位ページ数の設定は、情報提供者F
AX5からの指示、購読者からの指示、あるいは装置設
計時の設定など任意の方法によって良い。
【0105】さらに購読者制御部61は、まだ印刷出力
していないページが残っているか否かを確認し(ステッ
プST55)、未出力のページが残っているならばその
まま今回の出力管理処理を終了する。また未出力のペー
ジが残っていないならば、購読者制御部61は今回の出
力管理処理を終了するのに先立って、定期出力処理を停
止する(ステップST56)。
【0106】このようにして、情報提供者FAX5から
の印刷指示に応じて購読者FAX6では、事前に受信し
てメモリ部12に蓄積記憶しておいた画像データを用い
ての印刷出力が行われる。
【0107】さて、情報提供者制御部51では、出力時
刻が到来し、かつそれが2回目以降であるとステップS
T32で判定した場合、購読者FAX6に対して状態問
合わせを行う(図9のステップST34)。
【0108】この状態問合わせを受けると購読者制御部
61は、その旨をステップST51で確認し、前回の印
刷出力が成功したか否かの確認を行う(図10のステッ
プST57)。そして成功していれば印刷成功通知を
(ステップST58)、また失敗していれば印刷失敗通
知を(ステップST59)、それぞれ情報提供者FAX
5に向けて行う。
【0109】さらに購読者制御部61は、未出力である
画像データがメモリ部12から何らかの原因で消失して
しまっていないかを確認する(ステップST60)。そ
してデータが消失してしまっているならば購読者制御部
61は、データ消失通知を情報提供者FAX5に向けて
行う(ステップST61)。
【0110】そこで情報提供者制御部51は、ステップ
ST34にて状態問合わせを行った後に、データ消失通
知がなされるか否かの確認を行う(図9のステップST
35)。そして、上述のようにデータ消失通知がなされ
たならば情報提供者制御部51は、未出力となっている
画像データを購読者FAX6へと再送信する(ステップ
ST36)。なお、何らかの理由でデータ消失が繰り返
し発生してしまう場合には、この再送信を繰り返し行う
こととなるが、ある程度の回数に渡って再送信を行った
場合には、1回に送信する画像データの量を減少する。
【0111】このように、購読者FAX6から情報提供
者FAX5へのデータ消去通知がなされたことに応じて
情報提供者FAX5から購読者FAX6へと未出力とな
っている画像データの再送信がなされるので、購読者制
御部61はその再送信される画像データの受信とメモリ
部12への蓄積記憶とを行う(図10のステップST6
2乃至ステップST64)。
【0112】さて、情報提供者制御部51は、画像デー
タの再送信が終了したならば、前回の印刷出力が成功で
あったか否かを前述の通知に基づいて確認する(図9の
ステップST37)。そしてここでもし前回の印刷出力
が失敗に終わっていたならば情報提供者制御部51は、
購読者FAX6に対して再印刷指示を行い(ステップS
T38)、これをもって今回の指示管理処理を終了す
る。
【0113】購読者制御部61は、ステップST62乃
至ステップST64における画像データ再取り込みが完
了したならば、印刷指示または再印刷指示が情報提供者
FAX5からなされるのを待ち受ける(図10のステッ
プST65およびステップST66)。
【0114】従って、前述のように情報提供者FAX5
から再印刷指示がなされると、これがステップST66
にて購読者制御部61により認識されることとなる。そ
してこの場合に購読者制御部61は、ステップST54
以降の処理を行う。すなわちこの場合には、前回の印刷
出力が失敗しており削除すべき画像データが存在しない
のでステップST53の処理はパスした上で、メモリ部
12に格納されている画像データの最も順序の先のもの
から単位ページ分を印刷出力する。このため、前回失敗
した印刷出力が再度行われることとなる。
【0115】一方、前回の印刷出力が成功していたなら
ば情報提供者制御部51は、印刷出力が終了した分につ
いての課金処理を行う(図9のステップST39)。こ
のようにして、小説の配信に関する購読者への課金は、
実際の出力実績に基づいて行われる。
【0116】続いて情報提供者制御部51は、まだ印刷
出力していないページが残っているか否かを確認し(ス
テップST40)、未出力のページが残っているならば
ステップST33にて、購読者FAX6に対して印刷指
示を行う。
【0117】この印刷指示がなされると、これがステッ
プST65にて購読者制御部61により認識されること
となる。そしてこの場合に購読者制御部61は、ステッ
プST53以降の処理を行う。すなわちこの場合には、
前回の印刷出力が成功しているので、その前回で印刷出
力が完了した画像データをステップST53にて削除し
た上で、メモリ部12に格納されている画像データの最
も順序の先のものから単位ページ分を印刷出力する。こ
のため、前回に印刷出力されたページの続きのページの
印刷出力が行われることとなる。
【0118】以上のような処理が繰り返されて全てのペ
ージの印刷出力が完了したならば、情報提供者制御部5
1がステップST40にて未出力のページが残っていな
いと判断し、定期指示処理を停止(ステップST41)
した上で、今回の指示管理処理を終了する。
【0119】なお、情報提供者制御部51は、購読者F
AX6での印刷出力の実行状況を、例えば操作パネル1
4での画像表示などにより報知する。これにより、情報
提供者側のオペレータは、購読者FAX6での印刷出力
の実行状況を確認することができ、例えば何度も再送を
繰り返しても最後までの印刷出力が完了しないような異
常状態が生じた場合に、購読者に対して連絡をとるなど
して異常状態の解消を図る処置を講じることが可能とな
る。
【0120】例えば、100ページからなる小説を、3
月1日から毎日19:00に10ページずつ出力する設
定である場合、図11に示すようにまず100ページ分
の小説データが一度に情報提供者FAX5から購読者F
AX6へと送られる。そして3月1日の19:00とな
ったならば、情報提供者FAX5から購読者FAX6へ
と1回目の印刷指示がなされ、これに応じて購読者FA
X6により最初の10ページが印刷出力される。
【0121】以後、3月2日からの毎日19:00に、
情報提供者FAX5から購読者FAX6へと状態問合わ
せが行われる。
【0122】3月2日では、前回(3月1日)の印刷出
力が成功しており、かつデータ消失も発生していないの
で、購読者FAX6から情報提供者FAX5へ印刷成功
通知が行われる。従って情報提供者FAX5から購読者
FAX6へは印刷指示がなされ、これに応じて購読者F
AX6により次の10ページが印刷出力される。
【0123】3月3日では、前回(3月2日)の印刷出
力が成功しているが、画像データが消失してしまってい
るので、購読者FAX6から情報提供者FAX5へ印刷
成功通知とデータ消失通知が行われる。このため、未出
力である80ページ分の画像データを情報提供者FAX
5から購読者FAX6へと再送信した上で、印刷指示が
なされる。これに応じて購読者FAX6により次の10
ページが印刷出力される。
【0124】3月4日では、データ消失は発生していな
いが、前回(3月3日)の印刷出力が失敗しているの
で、購読者FAX6から情報提供者FAX5へ印刷失敗
通知が行われる。従って情報提供者FAX5から購読者
FAX6へは再印刷指示がなされ、これに応じて購読者
FAX6により前回に印刷出力使用としたのと同じ10
ページが印刷出力される。
【0125】このような処理が繰り返されて行き、以降
順調に印刷出力が行われたとするならば3月11日に最
後の10ページが印刷出力される。
【0126】このようにして、小説が分割されて定期的
に印刷出力されることとなる。これにより、購読者は少
量ずつを定期的に取得することができ、連載小説を読む
が如く気軽に小説を読むことが可能となる。
【0127】また本実施形態では、購読者FAX6での
印刷出力の実行状況を情報提供者FAX5にて監視し、
印刷出力が正常に行われなかった場合に再印刷を行わせ
たり、データの再送信を行ったりするので、小説配信を
的確に行うことができる。
【0128】また本実施形態によれば、ある程度の回数
に渡って再送信を行った場合には、1回に送信する画像
データの量を減少するので、繰り返しデータ消失が発生
するような場合に再送信の無駄を軽減することが可能で
ある。
【0129】また本実施形態によれば、購読者FAX6
では印刷出力が完了した画像データをメモリ部12から
削除することとしているので、メモリ部12を有効活用
することが可能となる。
【0130】なお、本発明は前記各実施形態に限定され
るものではない。例えば前記各実施形態では、小説の各
ページを示す画像を配信する小説配信システムに本発明
を適用しているが、配信する画像は任意であって良い。
【0131】また前記各実施形態では、印刷出力を行う
タイミングを時刻により管理するようにしているが、印
刷出力を行うタイミングは、一定時間間隔毎としたり、
購読者により印刷出力が指示される毎とするなど任意で
あって良い。
【0132】このほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々の変形実施が可能である。
【0133】
【発明の効果】第1の本発明によれば、画像データ群
を、一度に全てを受信して記憶手段に記憶そておき、こ
の画像データ群に含まれる画像データがそれぞれ示す画
像を、所定のタイミング毎に分割して印字出力するよう
にしたので、ユーザに対しては、複数ページからなる画
像群の各画像が所定のタイミング毎に分割して与えられ
ることとなり、この結果、複数ページの画像よりなる画
像群の画像を少量ずつ受信者に与えることが可能な画像
配信サービスを簡易に実現可能となる。
【0134】また第2の本発明によれば、画像データ群
を全て記憶手段に記憶しておき、この画像データ群に含
まれる画像データを、所定のタイミング毎に分割して所
定宛先へと送信することとしたので、受信側では、複数
ページからなる画像群の各画像が所定のタイミング毎に
分割して印刷出力されてユーザに与えられることとな
り、この結果、複数ページの画像よりなる画像群の画像
を少量ずつ受信者に与えることが可能な画像配信サービ
スを簡易に実現可能となる。
【0135】また第3の本発明によれば、画像データ群
に含まれる画像データがそれぞれ示す画像を、所定のタ
イミング毎に分割して印字出力することとしたので、ユ
ーザに対しては、複数ページからなる画像群の各画像が
所定のタイミング毎に分割して与えられることとなり、
この結果、複数ページの画像よりなる画像群の画像を少
量ずつ受信者に与えることが可能な画像配信サービスを
簡易に実現可能となる。
【0136】また第4の本発明によれば、受信側での印
刷出力の実行状態を送信側の管理者に対して報知するよ
うにしたので、送信側の管理者が、受信側での印刷出力
の実行状態を管理可能となり、画像配信サービスの管理
処理を行うことが可能となる。
【0137】また第5の本発明によれば、画像データ群
を一度に全て第1のファクシミリ装置から第2のファク
シミリ装置へと送信し、第2のファクシミリ装置の受信
データ記憶手段に記憶しておき、そして画像データ群に
含まれる画像データがそれぞれ示す画像を、所定のタイ
ミング毎に第1のファクシミリ装置からの指示に応じて
第2のファクシミリ装置で分割して印字出力するように
した。かつ第1のファクシミリ装置から第2のファクシ
ミリ装置へは、前回の印刷出力の結果が第2のファクシ
ミリ装置からの印刷結果通知により第1のファクシミリ
装置で確認し、それに応じて印刷指示または再印刷指示
を行い、第2のファクシミリ装置では、印刷指示に応じ
て新たな画像データに基づく印刷出力を、また再印刷指
示に応じて前回の印刷出力に用いたのと同じ画像データ
に基づく印刷出力をそれぞれ行うようにした。これによ
り。ユーザに対しては、複数ページからなる画像群の各
画像が所定のタイミング毎に分割して、かつ漏れなく与
えられることとなり、この結果、複数ページの画像より
なる画像群の画像を少量ずつ受信者に与えることが可能
な画像配信サービスを簡易に、かつ的確に実現可能とな
る。
【0138】また第6の本発明によれば、第2のファク
シミリ装置で未出力である画像データが消失してしまっ
た場合には、第1のファクシミリ装置から第2のファク
シミリ装置へとその消失した画像データを再送信するよ
うにしたので、消失してしまった画像データが示す画像
の印刷出力を引き続き行うことができ、画像群に含まれ
る全ての画像を確実に提供することが可能となる。
【0139】また第7の本発明によれば、再送信が繰り
返されるときには、1度の再送信で送信する画像データ
の量を減少することとしたので、画像データの消失が繰
り返し発生してしまうような状況にあった場合に、消失
および再送信が繰り返されるデータ量を減少して再送信
の効率を向上することが可能となる。
【0140】また第8の本発明によれば、再印刷指示が
なされなかった画像データ、すなわち第1のファクシミ
リ装置にて印刷出力の完了が認識された画像データを、
受信データ記憶手段から消去することとしたので、再印
刷の必要が無く、不要となった画像データが速やかに受
信データ記憶手段から消去し、受信データ記憶手段の利
用効率を向上することが可能となる。
【0141】また第9の本発明によれば、複数ページか
らなる画像群の各画像が所定のタイミング毎に分割して
画像取得者へと提供するようにしたので、複数ページの
画像よりなる画像群の画像を少量ずつ受信者に与えるこ
とが可能な画像配信サービスを簡易に実現可能となる。
【0142】また第10の本発明によれば、実際に印刷
出力された画像のページ数に応じた課金処理を行うよう
にしたので、画像取得者へと提供した画像のページ数に
応じての適正な課金が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る小説配信システム
の要部構成を示すブロック図。
【図2】図1中の制御部15による小説データ受信処理
の際の処理手順を示すフローチャート。
【図3】図1中の制御部15による出力管理処理の際の
処理手順を示すフローチャート。
【図4】図1に示す小説配信システムによる小説配信の
実行状況の一例を示す図。
【図5】本発明の第2実施形態に係る小説配信システム
の要部構成を示すブロック図。
【図6】図2中の制御部35による送信管理処理の際の
処理手順を示すフローチャート。
【図7】図5に示す小説配信システムによる小説配信の
実行状況の一例を示す図。
【図8】本発明の第3実施形態に係る小説配信システム
の要部構成を示すブロック図。
【図9】図8中の制御部51による指示管理処理の際の
処理手順を示すフローチャート。
【図10】図8中の制御部61による出力管理処理の際
の処理手順を示すフローチャート。
【図11】図8に示す小説配信システムによる小説配信
の実行状況の一例を示す図。
【符号の説明】
1,4,6…購読者ファクシミリ装置(購読者FAX) 2,3,5…情報提供者ファクシミリ装置(情報提供者
FAX) 11…通信部 12…メモリ部 13…プリンタ 14…操作パネル 15…制御部 15a…記憶制御手段 15b…出力制御手段 31…スキャナ 32…メモリ部 33…通信部 34…操作パネル 35…制御部 35a…送信制御手段 51…制御部(情報提供者制御部) 51a…送信制御手段 51b…印刷指示手段 51c…印刷指示制御手段 51d…再送信制御手段 51e…課金処理手段 61…制御部(購読者制御部) 61a…記憶制御手段 61b…出力指示手段 61c…印刷結果通知手段 61d…消失通知手段 61e…受信データ消去手段 NT…通信網 C1…通信回線 C2…通信回線

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介して到来する画像データを
    受信手段により受信し、この受信した画像データが示す
    画像を印刷手段により印刷出力するファクシミリ装置に
    おいて、 前記画像データを記憶するための受信データ記憶手段
    と、 前記受信手段により受信された、連続する複数ページの
    画像データよりなる画像データ群を前記受信データ記憶
    手段に記憶させる記憶制御手段と、 前記受信データ記憶手段に記憶された前記画像データ群
    に含まれる画像データが示す画像を、所定タイミング毎
    に所定順序で所定ページずつ印刷手段に印刷出力させる
    出力制御手段とを具備したことを特徴とするファクシミ
    リ装置。
  2. 【請求項2】 通信回線を介して任意の宛先へと送信手
    段により任意の画像データを送信するファクシミリ装置
    において、 連続する複数ページの画像データよりなる画像データ群
    を記憶する送信データ記憶手段と、 この送信データ記憶手段に記憶された前記画像データ群
    に含まれる画像データを、所定タイミング毎に所定順序
    で所定ページ分ずつ所定宛先へと前記送信手段により送
    信させる送信制御手段とを具備したことを特徴とするフ
    ァクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 通信回線を介して任意の宛先へと送信手
    段により任意の画像データを送信する第1のファクシミ
    リ装置と、前記通信回線を介して到来する画像データを
    受信手段により受信し、この受信した画像データが示す
    画像を印刷手段により印刷出力する第2のファクシミリ
    装置とからなるファクシミリシステムにおいて、 前記第1のファクシミリ装置からは、連続する複数ペー
    ジの画像データよりなる画像データ群に含まれた各画像
    データをそれぞれ前記通信回線を介して前記第2のファ
    クシミリ装置へと送信し、 また前記第2のファクシミリ装置では、所定タイミング
    毎に所定順序で所定ページずつ前記画像データ群に含ま
    れる画像データが示す画像の印刷出力を行うことを特徴
    とするファクシミリシステム。
  4. 【請求項4】 前記第2のファクシミリ装置に設けら
    れ、前記画像データ群に含まれる画像データが示す画像
    の印刷出力の実行状態を前記第1のファクシミリ装置に
    対して通知する印刷結果通知手段と、 前記第1のファクシミリ装置に設けられ、前記印刷結果
    通知手段による通知内容を前記第1のファクシミリ装置
    の管理者に対して報知する印刷結果報知手段とを具備し
    たことを特徴とする請求項3に記載のファクシミリシス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記第1のファクシミリ装置に設けら
    れ、連続する複数ページの画像データよりなる画像デー
    タ群を記憶する送信データ記憶手段と、 前記第1のファクシミリ装置に設けられ、前記送信デー
    タ記憶手段に記憶された前記画像データ群を所定宛先へ
    と前記送信手段により送信させる送信制御手段と、 前記第2のファクシミリ装置に設けられ、前記画像デー
    タを記憶するための受信データ記憶手段と、 前記第2のファクシミリ装置に設けられ、前記第1のフ
    ァクシミリ装置から送信された前記画像データ群が前記
    受信手段により受信された場合に、この画像データ群を
    前記受信データ記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、 前記第1のファクシミリ装置に設けられ、前記第2のフ
    ァクシミリ装置に対して所定タイミング毎に所定順序で
    所定ページずつ前記画像データ群に含まれる画像データ
    が示す画像の印刷を指示する印刷指示手段と、 前記第2のファクシミリ装置に設けられ、前記印刷指示
    手段によりなされる印刷指示に応じて前記受信データ記
    憶手段に記憶された前記画像データ群に含まれる画像デ
    ータが示す画像を印刷手段に印刷出力させる出力制御手
    段と、 前記第2のファクシミリ装置に設けられ、前記出力制御
    手段の制御の下の印刷出力が正常終了したか否かを前記
    第1のファクシミリ装置に対して通知する印刷結果通知
    手段と、 前記第1のファクシミリ装置に設けられ、前記印刷結果
    通知手段により前回の印刷出力が正常終了していないこ
    とが通知された場合に、前記印刷指示手段に前回と同内
    容の印刷指示を再度行わせる印刷指示制御手段とを備え
    たことを特徴とする請求項3に記載のファクシミリシス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記第2のファクシミリ装置に設けら
    れ、前記受信データ記憶手段に記憶された前記画像デー
    タ群に含まれる画像データのうちで未出力である画像デ
    ータの消失の有無を前記第1のファクシミリ装置に対し
    て通知する消失有無通知手段と、 前記第1のファクシミリ装置に設けられ、前記消失有無
    通知手段により未出力である画像データが消失している
    ことが通知された場合に、その未出力である画像データ
    を再度前記送信手段に送信させる再送信制御手段とを具
    備したことを特徴とする請求項5に記載のファクシミリ
    システム。
  7. 【請求項7】 通信回線を介して任意の宛先へと送信手
    段により任意の画像データを送信するファクシミリ装置
    において、 連続する複数ページの画像データよりなる画像データ群
    を記憶する送信データ記憶手段と、 この送信データ記憶手段に記憶された前記画像データ群
    を所定宛先ファクシミリ装置へと前記送信手段により送
    信させる送信制御手段と、 この送信制御手段の制御の下に前記画像データ群を送信
    した宛先ファクシミリ装置に対して所定タイミング毎に
    所定順序で所定ページずつ前記画像データ群に含まれる
    画像データが示す画像の印刷を指示する印刷指示手段
    と、 前記印刷指示手段が印刷を指示するのに先立って、同一
    画像データ群に関する前回の印刷指示に応じての印刷出
    力が正常終了しているか否かを前記宛先ファクシミリ装
    置に対して問い合わせる印刷結果問合わせ手段と、 前記印刷結果問合わせ手段の問合わせに対して前記宛先
    ファクシミリ装置から前回の印刷出力が正常終了してい
    ないことが通知された場合に、前記印刷指示手段に前回
    と同内容の印刷指示を再度行わせる印刷指示制御手段と
    を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  8. 【請求項8】 前記宛先ファクシミリ装置から未出力で
    ある画像データが消失していることが通知された場合
    に、その未出力である画像データを再度前記送信手段に
    送信させる再送信制御手段を具備したことを特徴とする
    請求項7に記載のファクシミリ装置。
  9. 【請求項9】 前記再送信制御手段は、再送信が所定回
    数に達したならば、未出力である画像データを複数回に
    分けて再送信させることを特徴とする請求項8に記載の
    ファクシミリ装置。
  10. 【請求項10】 通信回線を介して到来する画像データ
    を受信手段により受信し、この受信した画像データが示
    す画像を印刷手段により印刷出力するファクシミリ装置
    において、 前記画像データを記憶するための受信データ記憶手段
    と、 所定の送信元ファクシミリ装置から送信されて前記受信
    手段により受信された、連続する複数ページの画像デー
    タよりなる画像データ群を前記受信データ記憶手段に記
    憶させる記憶制御手段と、 前記送信元ファクシミリ装置からなされる印刷指示に応
    じて前記受信データ記憶手段に記憶された前記画像デー
    タ群に含まれる画像データが示す画像を印刷手段に印刷
    出力させる出力制御手段と、 前回の印刷指示に応じての印刷出力が正常終了している
    か否かを前記送信元ファクシミリ装置に対して通知する
    印刷結果通知手段とを具備したことを特徴とするファク
    シミリ装置。
  11. 【請求項11】 未出力である画像データの消失の有無
    を前記送信元ファクシミリ装置に対して通知する消失有
    無通知手段を備えたことを特徴とする請求項10に記載
    のファクシミリ装置。
  12. 【請求項12】 前記送信元ファクシミリ装置から新た
    に印刷指示がなされたことに応じて、前記受信データ記
    憶手段に記憶された前記画像データ群に含まれる画像デ
    ータのうちで印刷出力済みであるものを前記受信データ
    記憶手段から消去する受信データ消去手段を備えたこと
    を特徴とする請求項10に記載のファクシミリ装置。
  13. 【請求項13】 画像提供者側から画像取得者側へと連
    続する複数ページの画像よりなる画像群を配信する画像
    配信サービスを提供するための画像配信サービス提供方
    法において、 前記画像提供者側のファクシミリ装置から所定の通信回
    線を介して前記画像取得者側のファクシミリ装置へと前
    記画像群に含まれる画像のそれぞれを示す複数の画像デ
    ータを送信し、 前記画像取得者側のファクシミリ装置で、前記画像デー
    タにに応じた画像の印刷出力を所定タイミング毎に所定
    順序で所定ページずつ行うことを特徴とする画像配信サ
    ービス提供方法。
  14. 【請求項14】 前記画像取得者側のファクシミリ装置
    で印刷出力した画像のページ数を前記画像提供者側のフ
    ァクシミリ装置から前記通信回線を介して確認し、この
    印刷出力した画像のページ数に応じて画像配信サービス
    の提供料金の課金を行うこと特徴とする請求項13に記
    載の画像配信サービス提供方法。
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JP2007104508A (ja) * 2005-10-06 2007-04-19 Kyocera Mita Corp ファクシミリ装置

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JP4668759B2 (ja) * 2005-10-06 2011-04-13 京セラミタ株式会社 ファクシミリ装置

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