JP3361151B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP3361151B2
JP3361151B2 JP20135793A JP20135793A JP3361151B2 JP 3361151 B2 JP3361151 B2 JP 3361151B2 JP 20135793 A JP20135793 A JP 20135793A JP 20135793 A JP20135793 A JP 20135793A JP 3361151 B2 JP3361151 B2 JP 3361151B2
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光孝 長尾
博之 田崎
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松下電送システム株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受信した電文の原稿に
連続した2枚の規定のサイズの半分の原稿がある場合
に、これを1枚の規定のサイズの記録紙に印刷する1枚
化処理の機能を、条件により解除する機能を備えたファ
クシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置では、連続して送られ
てくる2枚の規定のサイズの半分の原稿を1枚の規定の
サイズの記録紙に記録することが行われている。例えば
2枚のA5サイズを1枚のA4サイズに、また2枚のB
5サイズを1枚のB4サイズの記録紙に記録して出力す
る。特開平3−125568号公報にはこのような技術
が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】受け取り人の異なる複
数の電文を同一のファクシミリ装置に一括して送信する
宛先別一括送信が行われている。このようなときに上述
した連続した2枚の規定サイズの原稿を1枚の規定サイ
ズの記録紙に出力する1枚化機能を備えたファクシミリ
装置では、この1枚化機能が働き、受け取り人の異なる
2枚の原稿が1枚の記録紙に出力される。このため、こ
の記録紙を2枚に分割してそれぞれの受け取り人に配布
しなければならないという余分の手間が発生していた。
【0004】
【0005】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
ので、条件に応じて、連続して送信されてくる規定の半
分のサイズの2枚の原稿を1枚の規定のサイズの記録紙
に出力する1枚化機能を解除することのできる機能を備
えたファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、所定サイズの電文を複数頁
受信した場合であって前記所定サイズの記録紙がないと
前記所定サイズの2倍サイズの記録紙1枚に前記所定サ
イズの電文を2頁分記録する1枚化処理を行うと共に、
各電文を1頁分受信した後のファクシミリ通信の制御信
が頁の終了を示すと共に電文の最終頁である旨を示す
信号である場合前記1枚化処理を解除して各電文を1頁
毎に前記所定サイズの記録紙に記録し、一方、各電文を
1頁分受信した後のファクシミリ通信の制御信号が頁の
終了を示す信号である場合前記1枚化処理を解除せずに
2頁分の電文を前記所定サイズの2倍サイズの記録紙1
枚に記録するものである。
【0007】
【0008】また、請求項に係る発明は、請求項
係る発明において、1頁の記録が終了する毎に、前記1
枚化処理解除した場合には、前記1枚化処理を復旧さ
せるものである。
【0009】ファクシミリ通信の制御信号には、メッセ
ージの頁の終了を示しフェーズCの始めに手順が戻るマ
ルチページ信号MPS、メッセージの頁の終了を示し、
フェーズBの始めに手順が戻るメッセージ終了信号EO
Mがあり、これらに1つの電文の最終ページであること
を示すオプション信号を付けて送信することができる。
送信された頁が1つの電文の最終頁であることを示す制
御信号を受信側の通信手順が受信すると、1枚化処理を
解除する通知を行う。一方、この通知がなければ、受信
した頁の1枚化処理を行う。1枚化処理を解除する通知
があれば受信した頁を印刷してしまい、次の頁との1枚
化処理は行なわない。そして、次の頁からは1枚化処理
解除の通知を解除して再び1枚化処理ができるようにす
る。これにより、1つの電文ごとにその電文内では1枚
化処理を行い電文の最後の頁は、次の頁と1枚化せず、
印刷するので、電文ごとに記録紙が分けられ印刷され
る。このため、同一頁に受取人の異なる電文の原稿が印
刷されることはない。
【0010】
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0012】図1は実施例の構成を示すブロック図であ
る。1はファクシミリ装置全体を制御する制御部であ
り、制御は、通信関係を制御する通信タスク、画情報の
寸法変換を制御する画情報変換タスク、メモリの管理を
行うメモリ管理タスク、原稿の読み取りを制御する読取
タスク、記録を制御する記録タスク、ファクシミリ装置
の状態を管理する状態管理タスクにより行う。画像変換
装置2は画情報の拡大または縮小処理を行い、読取回路
部3は原稿の読み取りを行う。ラインメモリ4、5は読
み取った画情報を符号化するために一時格納し、送信デ
ータを復号化した画情報を一時格納する。
【0013】プリンタ制御部6は受信したデータを記録
するプリンタを制御する。プリンタ制御部6にはプリン
トするためのデータを格納するプリンタ用RAM12が
設けられている。符号/復号化制御回路7、8は読み取
ったデータを符号化し、受信したデータを復号化する。
回線制御回路9は発呼、復旧、ダイヤル等の回線交換網
の接続制御を行う。モデム10は送信データに電話回線
を利用して伝送するのに適した信号にする変調処理、お
よび変調された受信データを元の信号に変換する復調処
理を行う。メモリRAM11はメモリ送信するために読
み取ったデータやメモリ受信で受信したデータを格納す
る。制御用メモリ13はスタティックRAMで構成さ
れ、制御部1の各タスクが利用する制御情報を格納す
る。
【0014】上記構成の装置による第1実施例を説明す
る。本実施例は受け取り人の異なる電文を一括して送信
された場合、1枚化処理は各電文内でのみ行い、2つの
電文の原稿を1枚に記録しないようにしたものである。
図2〜図10を用いて説明する。
【0015】送信側では、1つのファクシミリ装置に受
け取り人の異なる複数の電文を一括して送信し、受信側
では、電文ごとに記録をする。送信側、受信側は共に図
1に示す装置を有し、送信側は、各電文の最終頁を送信
するとき、電文の最後の頁を示す信号を受信側へ送信す
るものとする。図10は図9に示す原稿を送信する場合
の通信手順を示す図で、本図を用いて、送信側と受信側
の通信を説明する。図10に示す通信信号はバイナリー
符号信号方式に使用されるもので、本方式は主としてG
3ディジタルファクシミリに適用される。
【0016】送信側よりダイヤルをすると受信側はNS
FFIF信号内に2in1記録の解除機能が有る旨の情
報を搭載して送信側に送る。ここでNSFとは非標準機
能識別信号でTシリーズ勧告の範囲外にある特定の利用
者の要求を識別するための信号であり、FIFはNSF
信号の一部分のファクシミリ・インフォーメーション・
フィールドで付加情報を記入する領域である。2in1
は1枚化処理を表す略号で、以下、1枚化処理を2in
1で表示する。2in1記録の解除機能とは、通常は2
in1を行うが、この2in1の機能が働かないように
する機能である。本実施例は受信した電文の最後の頁
と、次の電文の最初の頁で2in1の機能が働かないよ
うにしたものである。
【0017】送信側ではこのNSF信号を受信すると、
図8に示す制御用メモリ13内の制御情報に受信側に2
in1解除機能がある旨を設定する。図2はこの動作を
示すフロー図で送信側の通信タスクは、受信側からの送
信動作があり(ST21)、NSF信号が送られてくる
と、NSF信号のFIFの内容を解析して(ST2
2)、相手側に2in1解除機能があるかを調べ(ST
23)、この機能がある場合には、制御用メモリ13の
制御情報に相手機2in1解除機能有りの情報を設定し
(ST24)、送信を開始する。
【0018】送信側では、1つのファクシミリ装置に複
数の電文を一括して送信する場合、各電文を読み込むと
きに、各電文ごとの原稿枚数を記憶しており、この各電
文をJOBと言うことにする。図9は、このJOBの例
を示し、JOB−AはA5サイズの原稿A−1が1枚で
あり、JOB−BはA5サイズの原稿2枚、JOB−C
はA5サイズの原稿1枚よりなることを示す。なお、ス
タンダードとファインは送信のモードを示し、スタンダ
ードは走査ラインが3.85ライン/mm、ファインは
7.7ライン/mmである。2in1機能は、同じモー
ドで読み取った原稿でなければ行えない。
【0019】送信側の状態管理タスクは、1つのJOB
の送信が終了し、次にもまだ送信するJOBが残ってい
る時は1つのJOBの送信終了を示す信号を送るよう通
信タスクに指示する。図3はこの指示を制御情報に設定
するフロー図である。状態管理タスクは1つのJOBが
終了すると(ST31)、送信すべき残りのJOBがあ
るか調べ(ST32)、ある場合は、制御情報に2in
1解除指定情報を設定する(ST33)。
【0020】送信側の通信タスクは、2in1解除指定
情報が設定されると、送信の終了したJOBの直後に送
信する信号に1つのJOBの送信が終了したことを示す
信号を搭載して送信する。これは、次のようにして行
う。バイナリー符号信号方式の場合、原稿を1頁送信す
る毎に同じモードの後続頁がある場合はマルチページ信
号MPSを送信し、同じモードの後続頁がない場合はメ
ッセージ終了信号EOMが送られる。そこでこの信号M
PS、EOMのFIFにJOBの終了を示す情報を搭載
する。この情報を搭載した信号を拡張MPS、拡張EO
Mと称することにする。
【0021】図4は通信タスクがJOBの送信終了後、
拡張MPS、拡張EOMを送出するフロー図である。1
頁の送信が終了するごとに(ST35)、送信終了か調
べ(ST36)、送信終了であれば手順終了信号EOP
を送出する(ST37)。送信終了でなければ、モード
変更があるか調べ(ST38)、なければ2in1解除
指定があるかを制御情報から調べる(ST39)。JO
Bの最後の頁の場合、2in1解除有りなので拡張MP
Sを送出する(ST40)。またJOBの途中の頁の場
合はFIFに何も搭載しない通常のMPSを送出する
(ST41)。モードの変更がある場合、2in1解除
有りか調べ(ST42)、JOBの最後の頁の場合は拡
張EOMを送出し(ST43)、JOBの途中であれば
通常のEOMを送出する(ST44)。拡張MPS、拡
張EOMを送出した後は制御情報の2in1解除指定情
報を解除、つまり2in1が機能する状態にするように
する(ST45)。これにより次のJOB内では2in
1が機能するようになる。
【0022】次に受信側の動作を説明する。受信側の通
信タスクはJOB終了の信号を受信すると、制御情報に
2in1解除情報を設定する。図5はこの2in1解除
情報の設定をするフロー図である。受信動作があると
(ST50)、EOM(拡張EOMを含む)受信か調べ
(ST51)、EOM受信であれば1JOB終了通知が
有るか、つまり拡張EOMであるか調べ(ST52)、
拡張EOMであれば制御情報に受信時2in1解除情報
を設定する。(ST53)。またST51でEOM受信
でない場合、MPS(拡張MPSを含む)受信であるか
調べ(ST54)、MPS受信であれば1JOB終了通
知が有るか,つまり拡張MPSであるか調べ(ST5
5)、拡張MPSであれば制御情報に受信時に2in1
解除情報を設定する(ST56)。また、ST54でM
PS受信でなく、EOPであれば制御情報に受信終了情
報を設定する(ST58)。
【0023】受信側の記録タスクは1頁受信終了したと
き、制御情報の2in1解除情報がなければ、通常の2
in1の印刷、あれば2in1機能を用いない印刷をプ
リンタ制御部6に指示する。図6はこのフロー図であ
る。1頁の受信が終了したか調べ(ST60)、終了す
ると、制御情報に2in1解除指令が設定されているか
を調べる(ST61)。設定されていると受信した頁は
JOBの最終頁であるので記録を開始する(ST6
2)。記録の手順は図7で説明する。記録が終了すると
制御情報の受信時2in1解除情報を解除、つまり2i
n1が機能するようにする(ST63)。
【0024】ST61で2in1解除指示が設定されて
いないときは、受信終了(EOP)信号が続いて送信さ
れてきたか調べ(ST64)、送信されてきた場合は、
記録を開始する(ST65)。記録終了後、制御情報の
受信終了情報を解除する(ST66)。ST64で受信
終了でないが、2in1記録可能でない場合、例えばモ
ードが変わった場合とか、原稿が規定のサイズの場合
(規定の半分のサイズでないと2in1はできない)は
(ST67)、記録開始する(ST68)。ST67で
2in1記録可能であり、前の頁と1枚に記録できる場
合は(ST69)、記録開始する(ST68)。しかし
2in1記録に必要な前の頁がないときは、後の頁と1
枚に記録できる可能性があるので記録しないで待機す
る。
【0025】図7は図6のST63、ST66、ST6
8の記録開始の詳細フロー図である。まず2in1記録
可能な前頁受信データが残っているか調べ(ST7
0)、残っていなければ1枚のみで記録を行う(ST7
1)。ST70で2in1記録可能な前頁が残っている
場合、今回受信したデータが残っている頁と1枚に記録
できるか調べ(ST72)、規定のサイズであって残っ
ている規定のサイズの半分のサイズの頁とは1枚化でき
ない場合や、前の頁とモードが変わった場合は、前頁と
は頁を分けて記録を実施する(ST73)。またST7
2で2in1記録可能の場合は前の頁と1枚にして記録
をする(ST74)。
【0026】次に図9に示したJOBが送信される場合
の通信手順を図10を用いて説明する。送信側よりダイ
ヤル発呼すると、受信側は被呼端末識別信号CEDを送
信すると共にNSF、被呼端末識別信号CSI、ディジ
タル識別信号DISを送り、NSFのFIF情報に2i
n1解除機能が有る旨を搭載して送る。送信側はNSF
FIF情報により相手機が2in1解除機能が有る旨を
認識する。そして送信端末識別信号TSI、非標準機能
設定信号NSSを送り、トレーニングチェックTCFを
送信する。これに対し受信側は受信準備確認信号CFR
を送信する。
【0027】送信側はJOB−AのA−1(PIX)を
送信し、JOB−Aの最後の頁A−1と、JOB−Bの
開始頁B−1のモードが共にスタンダードで同じなの
で、JOB−Aの最終頁であることを示す拡張MPS信
号を送出する。受信側は拡張MPSにてJOB−Aの最
終頁を確認すると直ちに記録動作を開始すると共に拡張
MPSに対する肯定応答信号であるメッセージ確認信号
MCFを送信する。送信側はJOB−Bの最初の頁B−
1(PIX)と共に、通常のMPSを送る。これにより
B−1はJOB−Bの最終頁でなく、2in1機能を実
施できる頁であることを受信側は認識する。B−1はA
5サイズであり2in1記録可能なので記録はせず待機
しておく。MPSにたいしてMCFを応答するとB−2
(PIX)が送られてくる。
【0028】送信側では、状態管理タスクが、JOB−
BのB−2の送信が終了すると、一括送信には、まだJ
OB−Cが残っているので、制御情報に2in1解除指
定情報を設定する。通信タスクはJOB−Bの送信が終
了すると、JOB−BのB−2とJOB−CのC−1の
モードが違うので、拡張EOM信号を送出する。受信側
は拡張EOM信号によりB−2はJOBの最終頁である
と認識し直ちに記録動作に入る。B−2は前頁のB−1
と同じA5サイズなのでA4サイズ1枚に記録される。
【0029】EOM(拡張EOM)信号がくると、次は
フェーズBからの手順となるのでJOB−AのA−1を
送信した時と同じ手順が繰り返されJOB−CのC−1
(PIX)が送信される。送信側の状態管理タスクはC
−1の送信が終了するときに、一括送信すべきJOBが
残っていないので、制御情報に2in1解除情報を設定
しない。通信タスクはJOB−Cの送信が終了したなら
ば、EOPを送出し、受信側よりMCF信号を受信した
ならば、切断命令信号DCN信号を送出して通信を終了
する。受信側はEOP信号を受信したならば、図6、図
7のフロー図に従い記録を行う。
【0030】図9の右側は上述した手順に従って記録さ
れた状態を示す。すなわちJOB−Aの最終頁A−1で
拡張MPS信号を受信したので直ちにA−1がA4サイ
ズに印刷される。またJOB−Bの最終頁B−2で拡張
EOM信号を受信し、記録を行う。この場合、B−1と
B−2はA5サイズであり、同じスタンダードなので2
in1の機能が働き、A4サイズ1枚に記録される。J
OB−CのC−1受信後は受信終了信号EOPが送信さ
れてきたので直ちに記録され、A4サイズにC−1が記
録される。これにより各JOBごとに記録されるので、
同一の記録紙に受け取り人の異なる電文が記録されるこ
とはない。
【0031】次に第2実施例を説明する。第2実施例
は、2in1機能を有するファクシミリ装置に規定サイ
ズの記録紙を供給するカセットと、規定の半分のサイズ
の記録紙を供給するカセットをセットすると、2in1
機能が解除され、送信された原稿のサイズと同じサイズ
の記録紙に記録されるようにしたものである。
【0032】記録紙にはA4、A5サイズ等のA系列
と、B4、B5サイズ等のB系列がある。実施例とし
て、図14に示すようにA4、B4、B5サイズの記録
紙を供給するカセットが装着され、A5長データ(幅は
A4で長さがA5のデータ)2枚、B5長データ(幅は
B4で長さがB5のデータ)2枚をこの順序で受信した
ときのB系列の2in1機能が解除され、B5長データ
2枚が、2枚のB5サイズの記録紙に記録される状況を
図1、図11〜図14を用いて説明する。
【0033】図11は状態管理タスクがA系列とB系列
を別々に2in1機能解除を判定し、その結果を図13
に示す制御用メモリ13の制御情報に設定する動作フロ
ー図である。図12は記録タスクが1頁受信終了したと
き、制御情報により2in1機能を解除するかしないか
を決定し記録する制御フロー図である。
【0034】状態管理タスクは図11のフローに従い、
定期的に制御情報を参照してA5記録紙用カセット、B
5記録紙用カセットが装着されたか否かを監視してお
り、A5用カセットが装着されていると(ST11
1)、制御情報にA系列2in1解除機能有りの情報を
設定し(ST112)、B5用カセットが装着されてい
ると(ST113)、制御情報にB系列2in1解除機
能有りの情報を設定する(ST114)。第2実施例の
場合、A4用、B4用、B5用カセットが装着されてい
るので、B系列の2in1解除機能有りの情報が設定さ
れる。
【0035】図12は記録タスクが1頁受信終了したと
き、A系列、またはB系列それぞれに対して制御情報の
設定に従って2in1機能を使用して記録するか、2i
n1機能を解除して記録するかを制御するフロー図であ
る。図12は実施例に合わせてB系列の2in1機能を
解除する場合を示すが、A系列の2in1機能を解除す
る場合も同様である。
【0036】図12において、記録タスクは、1頁受信
終了すると(ST120)、B系列の原稿を受信したか
調べ(ST121)、受信した場合はB系列は2in1
解除機能有りの情報が制御情報に設定されているかを調
べ(ST122)、設定されていれば原稿のサイズ通
り、B4サイズの原稿はB4サイズの記録紙に、B5サ
イズの原稿はB5サイズの記録紙に記録する(ST12
3)。実施例はB系列の2in1解除機能有りなので、
B系列の受信原稿はST123に従い記録される。
【0037】2in1解除機能有りでない場合、つまり
2in1機能が働く場合(本実施例の場合、A系列が該
当する)、受信終了信号が続いて送信されてきたときは
(ST124)、記録を開始する(ST125)。受信
終了信号はきていない場合、2in1記録可能かを調べ
る(ST126)。前頁とモードが変わっていたり、A
4サイズ、B4サイズなど規定のサイズの原稿である場
合は2in1機能は働かず、2in1記録は不可能なの
で記録を開始する(ST127)。また前頁も待機して
おり2in1記録可能であるときは(ST128)、記
録を開始する(ST127)。受信した頁自身は2in
1記録可能であるが前頁がないときは、次頁と2in1
記録の可能性があるので記録せず待機する(ST12
8)。ステップ125、127の記録開始動作は図7の
記録開始フローと同じである。
【0038】次に図14に示す原稿を受信した場合の動
作について説明する。受信が開始されると、通信タスク
により受信したデータは回線制御回路9、モデム10を
通り、メモリ受信の場合は一旦メモリRAM11に格納
される。画情報変換タスクはメモリRAM11から受信
データを符号/復号化制御回路7、8を用いて復号化を
行い、ラインメモリ4、5、画像変換装置2、プリンタ
制御部6を通り、プリンタ用RAM12格納する。な
お、直接受信の場合はモデム10より受信データを符号
/復号化制御装置7、8へ伝送する。
【0039】1頁目の受信が終了した場合、1頁目はA
5長データなので2in1記録は可能である。しかし前
頁がないので後続の頁と1枚化すべく待機する。図12
において、ST128のNoの場合に相当する。2頁目
のデータは1頁目と同じ手順によりプリンタ用RAM1
2に格納され、2頁目の受信が終了したならば、記録タ
スクは、2頁目もA5長データなので、図12のST1
28のYesに該当し、プリンタ用RAM12に格納さ
れている1頁と共にA4サイズの記録紙に記録される。
【0040】3頁目の受信データは1頁と同じ手順でプ
リンタRAM12に格納される。3頁目の受信が終了す
ると、記録タスクは3頁目はB5長データであり、制御
情報を参照して2in1解除機能有りの情報が設定され
ていることを認識し、B5サイズの記録紙に記録を開始
する。図12のST122、ST123に該当する。4
頁の受信データも1頁と同じで手順でプリンタRAM1
2に格納され、受信が終了すると、記録タスクにより、
B5長データであることから、3頁と同様にしてB5サ
イズの記録紙に記録される。このようにして図14の右
側に示すようにA5長データの2枚はA4サイズの記録
紙1枚に記録され、B5長データの2枚は、B5サイズ
の2枚の記録紙に記録される。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、1枚化処理機能を有するファクシミリ装置を、条件
に応じて1枚化処理機能を解除することにより、受取人
が異なる電文が一括送信された場合でも電文ごとにのみ
1枚化処理機能を働かせることにより、1枚の記録紙に
受取人の異なる原稿が記録されるのを防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の構成を示すブロック図
【図2】第1実施例の通信タスクによる相手機の2in
1解除機能検出フロー図
【図3】第1実施例の状態管理タスクによる2in1解
除指定情報設定フロー図
【図4】第1実施例の通信タスクによる電文の最終頁を
示す信号を送出するフロー図
【図5】第1実施例の通信タスクによる電文の最終頁を
示す信号を受信するフロー図
【図6】第1実施例の記録タスクによる記録制御フロー
【図7】図6の記録開始動作の詳細フロー図
【図8】第1実施例の制御情報を示す図
【図9】第1実施例の送信原稿と受信後の記録を示す図
【図10】第1実施例の通信手順図
【図11】第2実施例の状態管理タスクによる2in1
解除機能有りの設定フロー図
【図12】第2実施例の記録タスクによる記録制御フロ
ー図
【図13】第2実施例の制御情報を示す図
【図14】第2実施例の受信原稿と装着カセットおよび
記録形態を示す図
【符号の説明】
1 制御部 2 画像変換装置 3 読取回路部 4、5 ラインメモリ 6 プリンタ制御部 7、8 符号/復号化制御回路 9 回線制御回路 10 モデム 11 メモリRAM 12 プリンタ用RAM 13 制御用メモリ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定サイズの電文を複数頁受信した場合
    であって前記所定サイズの記録紙がないと前記所定サイ
    ズの2倍サイズの記録紙1枚に前記所定サイズの電文を
    2頁分記録する1枚化処理を行うと共に、各電文を1頁
    分受信した後のファクシミリ通信の制御信号が頁の終了
    を示すと共に電文の最終頁である旨を示す信号である場
    合前記1枚化処理を解除して各電文を1頁毎に前記所定
    サイズの記録紙に記録し、一方、各電文を1頁分受信し
    た後のファクシミリ通信の制御信号が頁の終了を示す信
    号である場合前記1枚化処理を解除せずに2頁分の電文
    を前記所定サイズの2倍サイズの記録紙1枚に記録する
    制御手段とを具備したファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、1頁の記録が終了する
    毎に、前記1枚化処理解除した場合には、前記1枚化
    処理を復旧させることを特徴とした請求項記載のファ
    クシミリ装置。
JP20135793A 1993-08-13 1993-08-13 ファクシミリ装置 Expired - Fee Related JP3361151B2 (ja)

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