JP2002043776A - プラグインユニット挿抜機構 - Google Patents

プラグインユニット挿抜機構

Info

Publication number
JP2002043776A
JP2002043776A JP2000229668A JP2000229668A JP2002043776A JP 2002043776 A JP2002043776 A JP 2002043776A JP 2000229668 A JP2000229668 A JP 2000229668A JP 2000229668 A JP2000229668 A JP 2000229668A JP 2002043776 A JP2002043776 A JP 2002043776A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plug
unit
lever
front panel
subrack
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000229668A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3862944B2 (ja
Inventor
Hiroshi Tabuchi
浩史 田淵
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2000229668A priority Critical patent/JP3862944B2/ja
Priority to DE60142100T priority patent/DE60142100D1/de
Priority to EP01102334A priority patent/EP1176858B1/en
Priority to US09/774,724 priority patent/US6443315B1/en
Publication of JP2002043776A publication Critical patent/JP2002043776A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3862944B2 publication Critical patent/JP3862944B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/14Mounting supporting structure in casing or on frame or rack
    • H05K7/1401Mounting supporting structure in casing or on frame or rack comprising clamping or extracting means
    • H05K7/1402Mounting supporting structure in casing or on frame or rack comprising clamping or extracting means for securing or extracting printed circuit boards
    • H05K7/1409Mounting supporting structure in casing or on frame or rack comprising clamping or extracting means for securing or extracting printed circuit boards by lever-type mechanisms
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
    • H01R13/62933Comprising exclusively pivoting lever
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
    • H01R13/62933Comprising exclusively pivoting lever
    • H01R13/62961Pivoting lever having extendable handle

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 プラグインユニットに対しても十分な挿抜力
を与えることができるように、レバー部の実質的な長さ
を変更することができ、さらに、サブラックへの装着後
は収縮させてフロントパネルの実装領域を狭めることな
い上に、外力が加わっても容易に破損することがなく、
又、プリント基板の高い製作精度を要求することがな
く、小型化に対する制約のないロック機構を備えたプラ
グインユニット挿抜機構を得ることを目的とする。 【解決手段】 レバー部1に進退自在に挿入されて、レ
バー部の長手方向の長さから最も伸長する伸長位置とレ
バー部の長手方向の長さに略一致する収縮位置との間を
レバー部の長手方向に沿って摺動するハンドル延長スラ
イド部4と、このハンドル延長スライド部及びフロント
パネル3に設けられて、収縮位置まで摺動したハンドル
延長スライド部をフロントパネル側に固定するロック部
5とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は通信装置などの電
子機器ユニットを構成するサブラック及びこれに挿抜さ
れる電子回路部品を実装したプリント基板からなるプラ
グインユニットに係り、特にサブラックに対してプラグ
インユニットを挿抜するプラグインユニット挿抜機構に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は従来のサブラックの構成を示す
斜視図である。図において、101は天板部、102は
底板部、103は側板部、104は天板部101及び底
板部102の前方側に設けられたフロントレール、10
5は天板部101及び底板部102にそれぞれ横断する
ように設けられた中間レール、106は両端部がそれぞ
れフロントレール104の上面部及び中間レール105
の上面部に載置するように取り付けられたガイドレー
ル、107はプラグインユニットの挿入位置を決定する
ための位置決め孔である。
【0003】図12はプラグインユニットが一部収容さ
れたサブラックを示す斜視図である。図において、11
1はプラグインユニットを収容した際にサブラックの開
口を被覆するフロントパネル、112はフロントパネル
111に付設されてプラグインユニットを挿入及び抜き
出すのに用いられるハンドルである。112aはハンド
ル112の回転操作時に操作されるレバー部である。ま
た、図13はサブラックに収容されるプラグインユニッ
トの構成を示す側面図である。図において、120はプ
ラグインユニット、121はプラグインユニット120
を構成するプリント基板、122はプリント基板121
に付設されてサブラック後部に設けられたバックプレー
ン上のコネクタにプラグイン方式で接合可能なコネク
タ、123はフロントパネル111を位置決めするため
に位置決め孔107に挿入されるガイドピン、124は
プリント基板121又はフロントパネル111に連結さ
れたハンドル支持部、125はハンドル112又はハン
ドル支持部124に固定されてハンドル支持部124に
対するハンドル112の回転を可能とするピンである。
なお、図12と同一構成要素には同一符号を付して重複
する説明を省略する。
【0004】図14はサブラックに対してプラグインユ
ニットを挿抜するプラグインユニット挿抜機構を示す図
である。図において、131はハンドル112の第1係
合爪部、132はハンドル112の第2係合爪部、13
3はフロントレール104に形成された第1係合部、1
34はフロントレール104に形成された第2係合部で
ある。なお、図11から図13までと同一構成要素には
同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0005】次に動作について説明する。プリント基板
121を備えたプラグインユニット120をサブラック
に挿入する際には、ガイドレール106に形成された溝
部に沿ってプリント基板121をスライド移動させ、プ
ラグインユニット120に設けられたガイドピン123
をフロントレール104に形成された位置決め孔107
に挿入して、フロントレール104に対するフロントパ
ネル111の位置決めを行う。次にハンドル112の第
1係合爪部131をフロントレール104の第1係合部
133に係合させた状態でハンドル112のレバー部1
12aを図14中の矢印Aの方向に向けて回転させ、プ
リント基板121のコネクタ122をバックプレーンに
接合し、プラグインユニット120の挿入を完了する。
【0006】サブラックからプラグインユニット120
を抜き出す際には、ハンドル112の第2係合爪部13
2をフロントレール104の第2係合部134に係合さ
せた状態でハンドル112のレバー部112aを図14
中の矢印Bの方向に向けて回転させ、プリント基板12
1のコネクタ122をバックプレーンから離脱させる。
次にガイドレール106に形成された溝部に沿ってプリ
ント基板121を引き出して、プラグインユニット12
0をサブラックから抜き出す。
【0007】しかしながら、上記のようなプラグインユ
ニット挿抜機構では、ハンドル112のレバー部112
aの長さが固定されているため、コネクタの多ピン化な
どにともなって挿抜力を要するプラグインユニットに対
して十分な挿抜力を与えることができない。また、挿抜
力を要するプラグインユニットに対応できるようにハン
ドル112のレバー部112aの長さを長くすると、レ
バー部によってフロントパネル111の実装領域を狭め
られてしまう。さらに、サブラックにプラグインユニッ
ト120を装着した状態で誤ってハンドル112のレバ
ー部112aを図14中の矢印B方向に回転させてしま
うと、プラグインユニットが不用意にサブラックから抜
き出てしまう可能性があった。
【0008】上記のような不具合を解決するプラグイン
ユニット挿抜機構として、特開2000−91770号
公報に開示されるものがある。図15は特開2000−
91770号公報に開示される従来のプラグインユニッ
ト挿抜機構(以下、従来例1と称する)の構成を示す側
面図である。図において、221はプラグインユニット
挿抜具、222はサブラックに対してプラグインユニッ
トを挿抜する際に回転操作されるレバー、222Aはレ
バー222を構成するスライド部であり、本体部223
の筒部223Aに挿入される。222Bはレバー222
の挿抜作用部で、上記回転操作において回転力を作用さ
せる構成部である。223はレバー222のスライド部
222Aを挿入する筒部223Aを有する本体部、22
3AAは本体部223に設けた第1係合部、223BA
は本体部223に設けた第2係合部、228はレバー2
22及び本体部223を含めた構成部をプラグインユニ
ットの挿抜方向に回転させるピン241を挿入する中心
孔、231はプラグインユニットを構成するプリント基
板、233はサブラックにおけるプラグインユニット挿
抜具221の配置される箇所の床面に垂設された突片で
ある。
【0009】次に動作について説明する。プリント基板
231を備えたプラグインユニットをサブラックに挿入
する際には、上述したものと同様にガイドレールに形成
された溝部に沿って矢印251方向にプリント基板23
1をスライド移動させる。次に、レバー222の長さが
延長される方向にスライド部222Aを本体部223の
筒部223Aからスライドさせて、中心孔228及びピ
ン241からなる回転軸を中心にプラグインユニット挿
抜具221のレバー222の挿抜作用部222Bに矢印
252方向の回転力を与えて回転させる。このとき、本
体部223の第2係合部223BAがサブラックの突片
233に係合して、上記回転力が矢印251方向の力と
してプリント基板231に伝達される。これにより、プ
ラグインユニットのプリント基板231が矢印251方
向に移動してプラグインユニットがサブラックに挿入さ
れる。このあと、レバー222をプリント基板231側
に回動させた状態で、スライド部222Aを下方にスラ
イドさせると、筒部223Aの下端からスライド部22
2Aが突出して突片233のプリント基板231と反対
側面に当接する。これにより、プラグインユニット挿抜
具221の回転がロックされる。以上でプラグインユニ
ットの挿入動作が完了する。
【0010】サブラックからプラグインユニットを抜き
出す際には、レバー222の長さが延長される方向にス
ライド部222Aを本体部223の筒部223Aからス
ライドさせて、中心孔228及びピン241からなる回
転軸を中心にプラグインユニット挿抜具221のレバー
222の挿抜作用部222Bに矢印253方向の回転力
を与えて回転させる。このとき、本体部223の第1係
合部223AAがサブラックの突片233に係合して、
上記回転力が矢印254方向の力としてプリント基板2
31に伝達される。これにより、プラグインユニットの
プリント基板231が矢印254方向に移動して、プラ
グインユニットがサブラックから抜き出される。
【0011】このように、本体部223の筒部223A
にてスライド部222Aをスライドさせることで、レバ
ー222の長さを適宜変更することができることから、
コネクタの多ピン化などにともなって挿抜力を要するプ
ラグインユニットに対しても十分な挿抜力を与えること
ができ、レバー222の長さが可変であるのでフロント
パネルの実装領域が狭められてしまうこともない。
【0012】また、上記の他に実公平6−21273号
公報に開示されるものがある。図16は実公平6−21
273号公報に開示される従来のプラグインユニット挿
抜機構(以下、従来例2と称する)の構成を示す側面図
である。図において、302はてこ式レバー321の操
作部321aに係合し、てこ式レバー321の長さを実
質的に延長する延長レバー、303はてこ式レバー32
1をプリント基板310の前端下部に取り付けるための
取付部、303bは取付部303に設けられ、てこ式レ
バー321をプラグインユニットの挿抜方向に回転させ
る回転軸、304は取付部303に設けた第1係合爪
部、305は取付部303に設けた第2係合爪部、31
0はプラグインユニットを構成するプリント基板、31
1はサブラックの前方側に設けられたフロントレール、
311aはフロントレール311に設けた係合部、32
1は取付部303、操作部321a、及び延長レバー3
02からなるてこ式レバー、321aは延長レバー30
2を進退自在に挿入する操作部である。
【0013】次に動作について説明する。プリント基板
310を備えたプラグインユニットをサブラックに挿入
する際には、上述したものと同様にガイドレールに形成
された溝部に沿ってプリント基板310をスライド移動
させる。次に、てこ式レバー321の長さが延長する方
向に延長レバー302を操作部321a上でスライドさ
せて、回転軸303bを中心にプラグインユニットの挿
入方向に回転させる。このとき、取付部303の第1係
合爪部304がフロントレール311の係合部311a
に係合して、上記回転力がプラグインユニットの挿入方
向の力としてプリント基板310に伝達される。これに
より、プリント基板310がプラグインユニットの挿入
方向に移動して、プラグインユニットがサブラックに挿
入される。このあと、図16中の矢印Bの反対方向に延
長レバー302を操作部321a上でスライドさせて、
延長レバー302のプリント基板310側端部を取付部
303とプリント基板310の角までの長さRを半径と
した円周内に移動させる。これにより、延長レバー30
2のプリント基板310側端部と取付部303及びプリ
ント基板310の角とが当接して、てこ式レバー321
の回転がロックされる。以上でプラグインユニットの挿
入動作が完了する。
【0014】サブラックからプラグインユニットを抜き
出す際には、てこ式レバー321の長さが延長される方
向に延長レバー302を操作部321a上でスライドさ
せて、回転軸303bを中心にプラグインユニットの抜
き出し方向に回転させる。このとき、取付部303の第
2係合爪部305がフロントレール311の係合部31
1aに係合して、上記回転力がプラグインユニットの抜
き出し方向の力としてプリント基板310に伝達され
る。これにより、プラグインユニットのプリント基板3
10がプラグインユニットの抜き出し方向に移動して、
プラグインユニットがサブラックから抜き出される。
【0015】このようにすることで、上記従来例1と同
様の効果を奏すると共に、延長レバー302を収縮位置
に押し下げたとき、てこ式レバー321の回転がロック
されることから、プラグインユニットが不用意にサブラ
ックから抜き出てしまうことを防止することができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来のプラグインユニ
ット挿抜機構は以上のように構成されているので、従来
例1では、筒部223Aの下端からスライド部222A
を突出させて突片233のプリント基板231と反対側
面上に当接させることによって回転をロックすることか
ら、プラグインユニット挿抜具221の回転支点より下
方にロック機構を設けねばならず、不可避的にサブラッ
クの開口周辺におけるプラグインユニット挿抜機構のサ
イズが大きくなって小型化に制約があるという課題があ
った。
【0017】また、従来例2では、延長レバー302の
プリント基板310側端部を取付部303とプリント基
板310の角までの長さRを半径とした円周内に移動さ
せることでてこ式レバー321の回転をロックするため
に、延長レバー302のプリント基板310への当接部
は、原理的に回転軸303bの近傍に配置しなくてはな
らず、ロック時にてこ式レバー321に少しでも外力が
加わると、てこの原理で延長レバー302のプリント基
板310への当接部に過大な力がかかり、破損しやすい
という課題があった。さらに、プリント基板310の端
面の仕上がり精度及び回転軸303bとの相対位置精度
を上げなければロック機能を実現できないという課題も
あった。
【0018】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、挿抜力を要するプラグインユニッ
トに対しても十分な挿抜力を与えることができるよう
に、レバー部の実質的な長さを変更することができ、さ
らに、サブラックへの装着後は収縮させてフロントパネ
ルの実装領域を狭めることない上に、外力が加わっても
容易に破損することがなく、又、プリント基板の高い製
作精度を要求することがなく、小型化に対する制約のな
いロック機構を備えたプラグインユニット挿抜機構を得
ることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明に係るプラグイ
ンユニット挿抜機構は、サブラックに挿抜されるプラグ
インユニットに設けられ、このプラグインユニットがサ
ブラック内に挿入されたとき、このサブラックの開口を
被覆するフロントパネルと、このフロントパネルの端部
に軸支されてプラグインユニットのサブラックに対する
挿抜方向に回転操作されるレバー部と、サブラックの開
口縁部に設けた突出部に係合してレバー部の回転操作時
に付与される回転力をプラグインユニットの挿抜方向の
力として突出部に伝達する係合部とからなるハンドル部
と、レバー部に進退自在に挿入されて、レバー部の長手
方向の長さから最も伸長する伸長位置とレバー部の長手
方向の長さに略一致する収縮位置との間をレバー部の長
手方向に沿って摺動するハンドル延長スライド部と、こ
のハンドル延長スライド部及びフロントパネルに設けら
れて、収縮位置まで摺動したハンドル延長スライド部を
フロントパネル側に固定するロック部とを備えるもので
ある。
【0020】この発明に係るプラグインユニット挿抜機
構は、ロック部が、ハンドル延長スライド部に設けた嵌
合凹部と、フロントパネルに設けられて嵌合凹部に嵌合
する嵌合凸部とからなり、ハンドル延長スライド部は、
収縮位置まで摺動したときに嵌合凹部と嵌合凸部とによ
って嵌合固定されるものである。
【0021】この発明に係るプラグインユニット挿抜機
構は、サブラックに挿抜されるプラグインユニットに設
けられ、このプラグインユニットがサブラック内に挿入
されたとき、このサブラックの開口を被覆するフロント
パネルと、このフロントパネルの端部に軸支されてプラ
グインユニットのサブラックに対する挿抜方向に回転操
作されるレバー部と、サブラックの開口縁部に設けた突
出部に係合してレバー部の回転操作時に付与される回転
力をプラグインユニットの挿抜方向の力として突出部に
伝達する係合部とからなるハンドル部と、レバー部に進
退自在に挿入されて、レバー部の長手方向の長さから最
も伸長する伸長位置とレバー部の長手方向の長さに略一
致する収縮位置との間をレバー部の長手方向に沿って摺
動するハンドル延長スライド部と、レバー部に設けられ
た係合凹部と、フロントパネルに設けられてレバー部を
フロントパネル側に回動させたときに係合凹部に係合す
る係合凸部とを有し、収縮位置までハンドル延長スライ
ド部を摺動させたときにレバー部に生じる応力を、係合
凹部の開口径を狭める方向の力として係合凹部に伝達し
てレバー部をフロントパネル側に固定するロック部とを
備えるものである。
【0022】この発明に係るプラグインユニット挿抜機
構は、係合凹部に対する係合動作が正常に完了したこと
を検出する検出部を係合凸部の外周に設けたものであ
る。
【0023】この発明に係るプラグインユニット挿抜機
構は、ハンドル延長スライド部のフロントパネル側に凹
所を設けたものである。
【0024】この発明に係るプラグインユニット挿抜機
構は、ロック部によるハンドル延長スライド部若しくは
レバー部の固定動作及び固定解除動作に連動して、プラ
グインユニットのサブラックに対する挿抜状態を検出す
る挿抜状態検出手段を備えるものである。
【0025】この発明に係るプラグインユニット挿抜機
構は、サブラックに挿抜されるプラグインユニットに設
けられ、このプラグインユニットがサブラック内に挿入
されたとき、このサブラックの開口を被覆するフロント
パネルと、このフロントパネルの端部に軸支されてプラ
グインユニットのサブラックに対する挿抜方向に回転操
作されるレバー部と、サブラックの開口縁部に設けた突
出部に係合してレバー部の回転操作時に付与される回転
力をプラグインユニットの挿抜方向の力として突出部に
伝達する係合部と、からなるハンドル部と、レバー部に
軸支されて、レバー部の長手方向の長さから最も伸長す
る伸長位置とレバー部の長手方向の長さに略一致する屈
折位置との間を回動するハンドル延長回転部と、このハ
ンドル延長回転部及びフロントパネルに設けられて、屈
折位置に回動したハンドル延長回転部をフロントパネル
側に固定するロック部とを備えるものである。
【0026】この発明に係るプラグインユニット挿抜機
構は、ロック部が、ハンドル延長回転部に設けた嵌合凸
部と、フロントパネルに設けられて嵌合凸部を嵌合する
嵌合凹部とからなり、ハンドル延長回転部は、屈折位置
まで回動したときに嵌合凹部と嵌合凸部とによって嵌合
固定されるものである。
【0027】この発明に係るプラグインユニット挿抜機
構は、ハンドル延長回転部が、レバー部に軸支された軸
部と、この軸部に接続する板部とからなり、伸長位置に
おける形状が平板状をなすものである。
【0028】この発明に係るプラグインユニット挿抜機
構は、ロック部によるハンドル延長回転部の固定動作及
び固定解除動作に連動して、プラグインユニットのサブ
ラックに対する挿抜状態を検出する挿抜状態検出手段を
備えるものである。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるプ
ラグインユニット挿抜機構の構成を示す図であり、
(a)はハンドル部の延長時を示す側面図、(b)はハ
ンドル部の収縮時を示す側面図、(c)はハンドル部の
フロントパネルへの固定機構を示す斜視図である。図に
おいて、1はフロントパネル3の端部に軸支されてプラ
グインユニットのサブラックに対する挿抜方向に回転操
作されるレバー(レバー部、ハンドル部)、2はフロン
トパネル3の端部に設けたレバー1を軸支するハンドル
支持部(ハンドル部)であり、3はプラグインユニット
を構成するプリント基板に設けられ、サブラックにプラ
グインユニットを収容した際にサブラックの開口を被覆
するフロントパネルである。4はレバー1に進退自在に
挿入されて、レバー1の長手方向の長さから最も伸長す
る伸長位置とレバー1の長手方向の長さに略一致する収
縮位置との間をレバー1の長手方向に沿って摺動するハ
ンドルスライド部(ハンドル延長スライド部)で、4a
はハンドルスライド部4に設けたレバー1を挿入する挿
入孔である。5はフロントパネル3に設けた嵌合凸部
(ロック部)で、5aはハンドルスライド部4に設けた
嵌合凸部5が嵌合する嵌合凹部(ロック部)である。ま
た、レバー1、ハンドル支持部2、及び後述する係合爪
部からプラグインユニットをサブラックに対して挿抜す
る際に使用されるハンドルが構成される。
【0030】図2は実施の形態1によるプラグインユニ
ット挿抜機構の挿抜動作を説明する図である。図におい
て、6aはハンドルの第1係合爪部(係合部、ハンドル
部)、6bはハンドルの第2係合爪部(係合部、ハンド
ル部)、7aはサブラックを構成する天板部及び底板部
の前方側(サブラックの開口縁部)に設けられたフロン
トレールに形成された第1係合部(突出部)、7bはフ
ロントレールに形成された第2係合部(突出部)であ
る。なお、図1と同一構成要素には同一符号を付して重
複する説明を省略する。
【0031】次に動作について説明する。この実施の形
態1で使用するサブラック及びプラグインユニット挿抜
機構以外のプラグインユニットの構成は従来の技術で説
明したものと同様であるので、重複する説明を省略し、
従来の技術と同一構成要素には同一符号を付してプラグ
インユニットの挿抜動作の説明を行う。プラグインユニ
ットをサブラックに挿入する際には、図1(a)に示す
ように、ハンドルスライド部4をレバー1の長手方向の
長さから最も伸長する伸長位置に摺動させる。これによ
り、レバー1の長さが実質的に長くなる。このとき、ハ
ンドルスライド部4の挿入孔4aはレバー1の径と略同
一に形成しておき、挿入孔4aからレバー1が容易に抜
け落ちないようにする。また、レバー1の先端部と挿入
孔4aの奥部とに係止機構を設けてもよい。次に、ガイ
ドレール106に形成された溝部に沿ってプリント基板
121をスライド移動させ、プラグインユニットに設け
られたガイドピン123をフロントレール104に形成
された位置決め孔107に挿入して、フロントレール1
04に対するフロントパネル3の位置決めを行う。次に
ハンドルの第1係合爪部6aをフロントレールの第1係
合部7aに係合させた状態でハンドルのレバー1を図2
中の矢印Aの方向に向けてハンドル支持部2を中心に回
転させる。この回転力が第1係合爪部6aから第1係合
部7aに挿入方向の力として伝達されてプリント基板1
21のコネクタ122がバックプレーンに接合され、プ
ラグインユニットの挿入が完了する。このとき、レバー
1はハンドルスライド部4によって実質的に長手方向の
長さが長くなっているので、てこ方式で第1係合部7a
に伝達される挿入方向の力が倍化される。
【0032】プラグインユニットの挿入が完了すると、
図1(b)のように、ハンドルスライド部4をレバー1
の長手方向の長さに略一致する収縮位置までスライドさ
せる。このとき、図1(c)に示すように、ハンドルス
ライド部4に設けた嵌合凹部5aがフロントパネル3に
設けた嵌合凸部5に嵌合して固定される。これにより、
サブラックにプラグインユニットを装着した状態で、誤
ってハンドルのレバー1を回転させてしまうことがな
く、プラグインユニットが不用意にサブラックから抜き
出てしまうことを防ぐことができる。
【0033】サブラックからプラグインユニットを抜き
出す際には、再びハンドルスライド部4を伸長位置まで
スライドさせて、ハンドルの第2係合爪部6bをフロン
トレールの第2係合部7bに係合させた状態でハンドル
のレバー1を図2中の矢印Bの方向に向けてハンドル支
持部2を中心に回転させる。この回転力が第2係合爪部
6bから第2係合部7bに抜き出し方向の力として伝達
されて、プリント基板121のコネクタ122をバック
プレーンから離脱させる。次にガイドレール106に形
成された溝部に沿ってプリント基板121を引き出し
て、プラグインユニットがサブラックから抜き出され
る。このとき、レバー1はハンドルスライド部4によっ
て実質的に長手方向の長さが長くなっているので、てこ
方式で第2係合部7bに伝達される抜き出し方向の力が
倍化される。
【0034】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、サブラックに挿抜されるプラグインユニットに設け
られ、このプラグインユニットがサブラック内に挿入さ
れたとき、このサブラックの開口を被覆するフロントパ
ネル3と、このフロントパネル3の端部に軸支されてプ
ラグインユニットのサブラックに対する挿抜方向に回転
操作されるレバー1と、サブラックの開口縁部に設けた
第1係合部7a、第2係合部7bに係合してレバー1の
回転操作時に付与される回転力をプラグインユニットの
挿抜方向の力として第1係合部7a、第2係合部7bに
伝達する第1係合爪部6a、第2係合爪部6bとからな
るハンドルと、レバー1に進退自在に挿入されて、レバ
ー1の長手方向の長さから最も伸長する伸長位置とレバ
ー1の長手方向の長さに略一致する収縮位置との間をレ
バー1の長手方向に沿って摺動するハンドルスライド部
4と、このハンドルスライド部4及びフロントパネル3
に設けられて、収縮位置まで摺動したハンドルスライド
部4をフロントパネル3側に固定するロック部とを備え
るので、レバー1の実質的な長さを変更することができ
ることから、挿抜力を要するプラグインユニットに対し
ても十分な挿抜力を与えることができ、サブラックへの
装着後は収縮させてフロントパネル3の実装領域を狭め
ることなく、且つ、フロントパネル3にハンドルをロッ
クすることで、不用意な抜き出しを防止することができ
ると共に、フロントパネル3上の僅かな領域でハンドル
スライド部4の回転をロックすることができることか
ら、サブラックの開口周辺におけるプラグインユニット
挿抜機構のサイズを小型化させることができる。さら
に、フロントパネル3上におけるハンドルスライド部4
のロック機構とハンドル支持部2との2点でハンドルス
ライド部4がフロントパネル3に支持されることから、
従来のプラグインユニット挿抜機構と比較して外力に対
する耐性を向上させることができる。また、従来例2の
ようにプリント基板の高い製作精度を要求することな
く、安価で高性能なプラグインユニット挿抜機構を実現
できる。
【0035】また、この実施の形態1によれば、ロック
部が、ハンドルスライド部4に設けた嵌合凹部5aと、
フロントパネル3に設けられて嵌合凹部5aに嵌合する
嵌合凸部5とからなり、ハンドルスライド部4は、収縮
位置まで摺動したときに嵌合凹部5aと嵌合凸部5とに
よって嵌合固定されるので、フロントパネル3上の僅か
な領域を使用する簡単な構成のロック機構を提供するこ
とができる。
【0036】なお、上記実施の形態1では、ハンドルス
ライド部4が図1に示すような直方体を有するものを示
したが、本願発明はこの形状に限定されるものではな
い。図3は実施の形態1によるプラグインユニット挿抜
機構の変形例を示す図である。図において、4Aはフロ
ントパネル3側に凹所4bを設けたハンドルスライド部
(ハンドル延長スライド部)、4bはハンドルスライド
部4Aの嵌合凹部5aを除くフロントパネル3側領域に
形成した凹所である。なお、図1及び図2と同一構成要
素には同一符号を付して重複する説明を省略する。ハン
ドルスライド部4Aのように、嵌合凹部5aを除くフロ
ントパネル3側領域に凹所4bを形成することで、上述
したハンドルスライド部4よりフロントパネル3の実装
領域を広くとることができる。
【0037】実施の形態2.この実施の形態2は、ロッ
ク部によるハンドル延長スライド部若しくはレバー部の
固定動作及び固定解除動作に連動して、プラグインユニ
ットのサブラックに対する挿抜状態を検出する挿抜状態
検出手段を備えるものである。
【0038】図4はこの発明の実施の形態2によるプラ
グインユニット挿抜機構の構成を示す図であり、(a)
は挿抜状態検出機構の一例を示す上面図及び側面図、
(b)は挿抜状態検出機構の他の例を示す上面図及び側
面図である。図において、8,8aはハンドルスライド
部4Aに設けられたトリガ(挿抜状態検出手段)であ
り、ハンドルスライド部4Aを収縮位置までスライドさ
せるとマイクロスイッチ9をオンさせ、ハンドルスライ
ド部4Aを収縮位置から伸長位置方向にスライドさせる
とマイクロスイッチ9をオフさせる。9はフロントパネ
ル3に設けた孔部10,10a内に設置されたマイクロ
スイッチ(挿抜状態検出手段)で、オンオフによりプラ
グインユニットのサブラックに対する挿抜状態を検出す
る。10,10aはフロントパネル3に設けた孔部(挿
抜状態検出手段)で、マイクロスイッチ9の設置位置に
よって、その開口の大きさが異なっている。なお、図1
から図3と同一構成要素には同一符号を付して重複する
説明を省略する。
【0039】次に動作について説明する。サブラックに
対するプラグインユニットの挿抜動作については上記実
施の形態1と同様であるので、ここでは上記実施の形態
1と異なるプラグインユニットのサブラックに対する挿
抜状態を検出する動作について説明する。また、実施の
形態2で使用するサブラック及びプラグインユニット挿
抜機構以外のプラグインユニットの構成は従来の技術で
説明したものと同様である。先ず、サブラックに対する
プラグインユニットの挿入が完了すると、ハンドルスラ
イド部4Aを収縮位置までスライドさせる。ハンドルス
ライド部4Aが収縮位置に到達すると、ハンドルスライ
ド部4Aに設けたトリガ8,8aがフロントパネル3に
設けた孔部10,10a内に設置されたマイクロスイッ
チ9をオンにする。これにより、マイクロスイッチ9に
よるサブラックに対するプラグインユニットの挿入が完
了した旨を知らせる信号が、プラグインユニットが使用
可能状態になったことを示す割込信号としてプラグイン
ユニット内の電子回路又はサブラックを介して他のプラ
グインユニットなどに伝達される。このようにすること
で、フロントパネル3にハンドルが完全に固定されてか
ら、プラグインユニットを動作させることができ、上記
実施の形態1の構成と比較してより不用意な抜き出しを
防止することができる。
【0040】次にサブラックからプラグインユニットを
抜き出す際には、再びハンドルスライド部4Aを伸長位
置方向にスライドさせると、トリガ8,8aがはずれて
マイクロスイッチ9がオフ状態となる。これにより、プ
ラグインユニット内の電子回路に伝達されていたプラグ
インユニットが使用可能状態であることを示す割込信号
が途絶え、サブラックを介して他のプラグインユニット
などが、当該プラグインユニットが使用不可能状態へ状
態遷移しようとしていることを知ることができる。この
ようにすることで、プラグインユニットの動作中にハン
ドルスライド部4Aを伸長位置方向にスライドさせるだ
けで、当該プラグインユニットが使用不可能状態へ状態
遷移しようとしていることを他の機器に知らせることが
でき、サブラックからのプラグインユニット抜き出し動
作を容易にすることができる。
【0041】また、マイクロスイッチ9の設置位置が、
図4(a)に示すように、孔部10内の奥まった部分で
ある場合、マイクロスイッチ9をオンオフさせるトリガ
8のサイズがその分大きくなる。これにより、トリガ8
をスライド移動させる孔部10の開口サイズも大きくな
る。一方、図4(b)に示すように、フロントパネル3
とほぼ平行な位置にマイクロスイッチ9を設置すると、
マイクロスイッチ9のオンオフレバー部のみが露出する
ような開口の小さい孔部10aでよく、これに合わせて
サイズの小さいトリガ8aを使用することができる。
【0042】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、ハンドルスライド部4Aの固定動作及び固定解除動
作に連動して、プラグインユニットのサブラックに対す
る挿抜状態を検出するトリガ8,8aやマイクロスイッ
チ9からなる挿抜状態検出手段を備えるので、フロント
パネル3にハンドルが完全に固定されてから、プラグイ
ンユニットを動作させることができ、上記実施の形態1
の構成と比較してより不用意な抜き出しを防止すること
ができる。また、プラグインユニットの動作中にハンド
ルスライド部4Aを伸長位置方向にスライドさせるだけ
で、当該プラグインユニットが使用不可能状態へ状態遷
移しようとしていることを他の機器に知らせることがで
き、サブラックからのプラグインユニット抜き出し動作
を容易にすることができる。
【0043】実施の形態3.この実施の形態3は、レバ
ー部に進退自在に挿入されて、レバー部の長手方向の長
さから最も伸長する伸長位置とレバー部の長手方向の長
さに略一致する収縮位置との間をレバー部の長手方向に
沿って摺動するハンドル延長スライド部と、レバー部に
設けられた係合凹部と、フロントパネルに設けられてレ
バー部をフロントパネル側に回動させたときに係合凹部
に係合する係合凸部とを有し、収縮位置までハンドル延
長スライド部を摺動させたときにレバー部に生じる応力
を、係合凹部の開口径を狭める方向の力として係合凹部
に伝達してレバー部をフロントパネル側に固定するロッ
ク部とを備えるものである。
【0044】図5はこの発明の実施の形態3によるプラ
グインユニット挿抜機構の構成を示す図であり、(a)
はレバー部のフロントパネルに対する固定機構を示す斜
視図、(b)はレバー部のフロントパネルに対する固定
機構の固定原理を示す図である。図5(b)はフロント
パネル側からハンドルスライド部によってフロントパネ
ル側に固定されたレバー部をみたもので、説明の簡単の
ためにフロントパネルを透明にして各構成を示してい
る。図において、1Aはフロントパネル3の端部に軸支
されてプラグインユニットのサブラックに対する挿抜方
向に回転操作されるレバー(レバー部、ハンドル部)
で、フロントパネル3に設けた係合凸部5Aに嵌合され
る係合凹部11を有している。また、このレバー1Aは
収縮位置までハンドルスライド部4Bをスライドさせた
ときにレバー1Aに生じる応力を、係合凹部11の開口
径を狭める方向の力として係合凹部11に伝達するよう
に、ハンドルスライド部4Bのレバー1Aを挿入する不
図示の挿入孔の口径とほぼ同一の径を有するように形成
する。また、レバー1Aの先端部と挿入孔の奥部とに係
止機構を設けて、レバー1Aの長手方向にテーパを形成
してもよく、レバー1Aに生じる応力が係合凹部11の
開口径を狭める方向の力として確実に伝達されるような
構成であれば上記以外の構成でもよい。さらに、レバー
1Aを構成する材料としては可撓性を有する樹脂材料を
使用する。
【0045】4Bはレバー1Aに進退自在に挿入され
て、レバー1Aの長手方向の長さから最も伸長する伸長
位置とレバー1Aの長手方向の長さに略一致する収縮位
置との間をレバー1Aの長手方向に沿って摺動するハン
ドルスライド部(ハンドル延長スライド部、ハンドル
部)で、フロントパネル3側にはフロントパネル3に設
けた係合凸部5Aを挟み込むように切り欠き部5bが形
成されている。5Aはフロントパネル3側にはフロント
パネル3に設けた係合凸部(ロック部)で、レバー1A
に設けた係合凹部11に容易に係合するように、フロン
トパネル3の法線方向にテーパを設けてレバー1A側が
細くなるように構成してもよい。5bはハンドルスライ
ド部4Bに設けた切り欠き部(ロック部)で、収縮位置
までハンドルスライド部4Bをスライドさせたときにハ
ンドルをフロントパネル3に確実に固定できるように係
合凸部5Aの径より徐々に小さくなるようにレバー1A
の長手方向に切り欠きの大きさを小さくするようにして
もよい。11はレバー1Aに設けられて、レバー1Aを
フロントパネル3側に回動させたときに係合凸部5Aに
係合する係合凹部(ロック部)である。なお、図1から
図4と同一構成要素には同一符号を付して重複する説明
を省略する。
【0046】次に動作について説明する。サブラックに
対するプラグインユニットの挿抜動作については上記実
施の形態1と同様であるので、ここでは上記実施の形態
と異なるハンドルのフロントパネル3への固定動作につ
いて説明する。また、実施の形態3で使用するサブラッ
ク及びプラグインユニット挿抜機構以外のプラグインユ
ニットの構成は従来の技術で説明したものと同様であ
る。先ず、レバー1Aをフロントパネル3側に回動させ
ると、フロントパネル3に設けた係合凸部5Aがレバー
1Aに設けた係合凹部11に係合する。このあと、ハン
ドルスライド部4Bを収縮位置までスライドさせ、ハン
ドルスライド部4Bが収縮位置に到達すると、図5
(b)に示すように、レバー1Aに生じる応力が、矢印
Aで示す係合凹部11の開口径を狭める方向の力として
係合凹部11に伝達する。これに加えて、ハンドルスラ
イド部4Bの切り欠き部5bが係合凸部5Aを挟み込む
ように矢印B方向の力を係合凸部5Aに伝達することに
よってレバー1A及びハンドルスライド部4Bからなる
ハンドルがフロントパネル3側に固定される。
【0047】また、上記実施の形態3の変形例を以下に
示す。図6は実施の形態3によるプラグインユニット挿
抜機構の変形例を示す斜視図である。図において、5B
はフロントパネル3に設けた係合凸部(ロック部)で、
5Baは係合凸部5Bの外周に設けた凹部(検出部)で
ある。なお、図1から図5と同一構成要素には同一符号
を付して重複する説明を省略する。
【0048】次に概要について説明する。先ず、レバー
1Aの係合凹部11に係合凸部5Bを挿入する際、係合
凹部11が係合凸部5Bの外周に設けた凹部5Baに達
すると、該凹部5Baに係合凹部11の開口内壁がはま
り込む。このとき、挿入時に開口を拡げる方向に応力が
加わっていた係合凹部11が凹部5Ba内で上記応力か
ら開放されて、上記応力が係合凹部11の開口内壁を介
してレバー1A内に分散する。このときにレバー1Aに
生じる振動が上記操作を行ったユーザに伝わり、ユーザ
が係合凹部11に係合凸部5Bが正常に挿入されたこと
を触感として知ることができる。
【0049】また、上記では係合凸部5Bの外周に凹部
5Baを設ける例を示したが、反対に凸部を設けて、レ
バー1Aの係合凹部11に係合凸部5Bを挿抜する際、
係合凹部11の開口内壁が上記凸部を超えたときに、係
合凹部11の開口内壁を介してレバー1A内に分散する
応力による振動から係合凹部11に係合凸部5Bが正常
に挿抜されたことを触感として知らしめるようにしても
よい。
【0050】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、サブラックに挿抜されるプラグインユニットに設け
られ、このプラグインユニットがサブラック内に挿入さ
れたとき、このサブラックの開口を被覆するフロントパ
ネル3と、このフロントパネル3の端部に軸支されてプ
ラグインユニットのサブラックに対する挿抜方向に回転
操作されるレバー1Aと、サブラックの開口縁部に設け
た第1係合部7a、第2係合部7bに係合してレバー1
Aの回転操作時に付与される回転力をプラグインユニッ
トの挿抜方向の力として第1係合部7a、第2係合部7
bに伝達する第1係合爪部6a、第2係合爪部6bとか
らなるハンドルと、レバー1Aに進退自在に挿入され
て、レバー1Aの長手方向の長さから最も伸長する伸長
位置とレバー1Aの長手方向の長さに略一致する収縮位
置との間をレバー1Aの長手方向に沿って摺動するハン
ドルスライド部4Bと、レバー1Aに設けられた係合凹
部11と、フロントパネル3に設けられてレバー1Aを
フロントパネル3側に回動させたときに係合凹部11に
係合する係合凸部5Aとを有し、収縮位置までハンドル
スライド部4Bを摺動させたときにレバー1Aに生じる
応力を、係合凹部11の開口径を狭める方向の力として
係合凹部11に伝達してレバー1Aをフロントパネル3
側に固定するロック部とを備えるので、上記実施の形態
1と同様の効果が得られるとともに、上記実施の形態1
の構成と比較してより簡単な構成で、ハンドルをフロン
トパネル3側に固定する固定機構を実現することができ
る。
【0051】また、この実施の形態3によれば、係合凹
部11に対する係合動作が正常に完了したことを検出す
る検出部としての凹部5Baを係合凸部5Bの外周に設
けたので、レバー1Aがフロントパネル3側に正常に固
定若しくは固定解除されたことを触感として知ることが
できることから、ロック動作の信頼性を向上させること
ができる。
【0052】なお、上記実施の形態3による構成に上記
実施の形態2による構成を適用してもよい。これによ
り、上記実施の形態2と同様な効果を得ることができ
る。
【0053】実施の形態4.この実施の形態4は、レバ
ー部に軸支されて、レバー部の長手方向の長さから最も
伸長する伸長位置とレバー部の長手方向の長さに略一致
する屈折位置との間を回動自在であり、伸長位置におい
て回動が係止されるハンドル延長回転部と、このハンド
ル延長回転部及びフロントパネルに設けられて、屈折位
置に回動したハンドル延長回転部をフロントパネル側に
固定するロック部とを備えるものである。
【0054】図7はこの発明の実施の形態4によるプラ
グインユニット挿抜機構の構成を示す図であり、(a)
は側面図、(b)はレバー部の斜視図、(c)はハンド
ル延長回転部の斜視図である。図において、1Bはフロ
ントパネル3の端部に軸支されてプラグインユニットの
サブラックに対する挿抜方向に回転操作されるレバー
(レバー部)で、回転部12を軸支する軸受け溝14が
形成されている。5Cは回転部12に形成された嵌合凸
部(嵌合凸部、ロック部)で、屈折位置に回転部12が
回動する際にフロントパネル3に形成した嵌合凹部15
に嵌合して回転部12をフロントパネル3側に固定す
る。12はレバー1Bの軸受け溝14に軸支された回動
軸13によって、レバー1Bの長手方向の長さから最も
伸長する伸長位置とレバー1Bの長手方向の長さに略一
致する屈折位置との間を回動自在な回転部(ハンドル延
長回転部)である。12aは回転部12の壁部(ハンド
ル延長回転部)であり、伸長位置において回動軸13を
軸受け溝14のレバー1Bのハンドル支持部2側に移動
させたときにレバー1Bととも回転部12の回動を係止
させる。
【0055】13は回転部12に設けた回動軸(ハンド
ル延長回転部)であり、回転部12の側壁部に設けら
れ、レバー1Bの軸受け溝14に軸支される。14はレ
バー1Bに設けられた軸受け溝であり、レバー1Bの長
手方向に垂直な方向に2つのそれぞれ長さの異なる連通
した溝からなり、レバー1Bのハンドル支持部2側の溝
が対向する溝より短くなるように形成されている。15
は回転部12の嵌合凸部5Cが嵌合する嵌合凹部(嵌合
凹部、ロック部)であり、回転部12の嵌合凸部5Cが
確実に嵌合固定されるように、回転部12の嵌合凸部5
Cの径とほぼ同一の開口径を有するように形成される。
なお、図1から図6と同一構成要素には同一符号を付し
て重複する説明を省略する。
【0056】次に動作について説明する。サブラックに
対するプラグインユニットの挿抜動作については上記実
施の形態1と同様であるので、ここでは上記実施の形態
と異なるハンドルの延長動作について説明する。また、
実施の形態4で使用するサブラック及びプラグインユニ
ット挿抜機構以外のプラグインユニットの構成は従来の
技術で説明したものと同様である。図8は実施の形態4
のプラグインユニット挿抜機構によるハンドル部の延長
動作を説明する説明図であり、この図8に沿って説明を
行う。先ず、屈折位置において回転部12は嵌合凸部5
Cとフロントパネル3の嵌合凹部15とによって嵌合固
定されている(図8(a)参照)。次に、回転部12の
係合凸部5Cとフロントパネル3の嵌合凹部15との固
定を解除するために、回転部12をフロントパネル3と
反対方向(図8(b)の左方向)に移動させる。このと
き、図8(b)に示すように、回転部12の回動軸13
は、軸受け溝14の上方の溝を移動して上下の溝を連通
する連通溝の入り口に到達する。
【0057】ここで、回動軸13を中心として回転部1
2をレバー1Bの長手方向の長さが実質的に長くなる方
向(図8(c)中の矢印の方向)に回動させる。このあ
と、回動軸13を連通溝に沿って下方の溝まで移動さ
せ、さらに、下方の溝の奥部まで回動軸13を移動させ
る(図8(d)参照)。この実施の形態4では、回動軸
13が軸受け溝14の下方溝の奥部に位置する状態を伸
長位置として定義する。この伸長位置においては、回動
軸13を中心に回転部12が自由に回動できる軸受け溝
14の上下溝を連通する連通溝の入り口部より、レバー
1Bのハンドル支持部2側に回転部12が移動している
ことから、回転部12を回転させる方向に力を付与して
も壁部12aとレバー1Bとが当接して回転が係止され
る。このようにして、回転部12は伸長位置を維持する
ことができる。
【0058】図9は実施の形態4のプラグインユニット
挿抜機構によるハンドル部の伸長位置維持機構を説明す
る説明図である。図9(a)、(b)に示すように、上
述した軸受け溝14の下方溝の奥部に回動軸13を移動
させても、ハンドル支持部2を中心として回転操作する
際にレバー1Bの長手方向から若干の傾きαが生じる。
実施の形態4によるプラグインユニット挿抜機構では、
この傾きαが小さいほどサブラックに対してプラグイン
ユニットを挿抜する操作性が向上する。そこで、実施の
形態4では、図9(c)に示すように、軸受け溝14の
上下方溝長の差xを適当に確保することで、伸長位置に
おいて壁部12aとレバー1Bとが当接する面積が確保
される。これにより、回動軸13まわりに回転部12が
回動するのを抑制することができる。また、軸受け溝1
4の上下方溝を連通する連通溝の長さを確保することに
よっても伸長位置における壁部12aとレバー1Bとの
当接面積を確保することができる。
【0059】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、サブラックに挿抜されるプラグインユニットに設け
られ、このプラグインユニットがサブラック内に挿入さ
れたとき、このサブラックの開口を被覆するフロントパ
ネル3と、このフロントパネル3の端部に軸支されてプ
ラグインユニットのサブラックに対する挿抜方向に回転
操作されるレバー1Bと、サブラックの開口縁部に設け
た突出部に係合してレバー1Bの回転操作時に付与され
る回転力をプラグインユニットの挿抜方向の力として第
1係合部7a、第2係合部7bに伝達する第1係合爪部
6a、第2係合爪部6bと、からなるハンドルと、レバ
ー1Bに軸支されて、レバー1Bの長手方向の長さから
最も伸長する伸長位置とレバー1Bの長手方向の長さに
略一致する屈折位置との間を回動する回転部12と、こ
の回転部12及びフロントパネル3に設けられて、屈折
位置に回動した回転部12をフロントパネル3側に固定
するロック部とを備えるので、レバー1Bの実質的な長
さを変更することができることから、挿抜力を要するプ
ラグインユニットに対しても十分な挿抜力を与えること
ができ、サブラックへの装着後は収縮させてフロントパ
ネル3の実装領域を狭めることなく、且つ、フロントパ
ネル3にハンドルをロックすることで、不用意な抜き出
しを防止することができるとともに、フロントパネル3
上の僅かな領域で屈曲位置における回転部12の回転を
固定することができることから、サブラックの開口周辺
におけるプラグインユニット挿抜機構のサイズを小型化
させることができる。さらに、フロントパネル3上にお
ける回転部12のロック機構とレバー1Bの回転支点と
の2点で回転部12がフロントパネル3に支持されるこ
とから、従来のプラグインユニット挿抜機構と比較して
外力に対する耐性を向上させることができる。
【0060】また、この実施の形態4によれば、ロック
部が、回転部12に設けた嵌合凸部5Cと、フロントパ
ネル3に設けられて嵌合凸部5Cを嵌合する嵌合凹部1
5とからなり、回転部12は、屈折位置まで回動したと
きに嵌合凹部15と嵌合凸部5Cとによって嵌合固定さ
れるので、簡単な構成でフロントパネル3にハンドルを
ロックする固定機構を提供することができる。
【0061】なお、上記実施の形態4では、2つの側壁
部がレバー1Bを覆うように設けられた回転部12につ
いて示したが、本願発明はこの構成に限定されるもので
はない。図10は実施の形態4によるプラグインユニッ
ト挿抜機構の変形例を示す図であり、(a)は側面図、
(b)はハンドル延長回転部を伸長位置まで回動させた
状態を示す斜視図である。図において、12Aは回動軸
13を設けた部分を除いて側壁部を削除し、伸長位置ま
で回動させた状態で板状をなす回転部(ハンドル延長回
転部)である。なお、図1から図9と同一構成要素には
同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0062】図10(a)に示すように、回転部12A
をレバー1Bに軸支された軸部と、この軸部に接続する
板部とから構成すると、図10(b)に示すように伸長
位置におけるレバー1Bを含む回転部12Aの形状が平
板状となる。これにより、回転部12Aとレバー1Bと
からなるハンドルが平面で確保することができることか
ら、上記実施の形態と比較してハンドルのサイズを小型
化することができる。
【0063】また、上記実施の形態4による構成に上記
実施の形態2による構成を適用してもよい。例えば、嵌
合凹部15内にマイクロスイッチ9を設けて、回転部1
2,12Aの嵌合凸部5Cでオンオフするようにするこ
とで実現することができる。これにより、上記実施の形
態2と同様な効果を得ることができる。
【0064】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、サブ
ラックに挿抜されるプラグインユニットに設けられ、こ
のプラグインユニットがサブラック内に挿入されたと
き、このサブラックの開口を被覆するフロントパネル
と、このフロントパネルの端部に軸支されてプラグイン
ユニットのサブラックに対する挿抜方向に回転操作され
るレバー部と、サブラックの開口縁部に設けた突出部に
係合してレバー部の回転操作時に付与される回転力をプ
ラグインユニットの挿抜方向の力として突出部に伝達す
る係合部とからなるハンドル部と、レバー部に進退自在
に挿入されて、レバー部の長手方向の長さから最も伸長
する伸長位置とレバー部の長手方向の長さに略一致する
収縮位置との間をレバー部の長手方向に沿って摺動する
ハンドル延長スライド部と、このハンドル延長スライド
部及びフロントパネルに設けられて、収縮位置まで摺動
したハンドル延長スライド部をフロントパネル側に固定
するロック部とを備えるので、レバー部の実質的な長さ
を変更することができることから、挿抜力を要するプラ
グインユニットに対しても十分な挿抜力を与えることが
でき、サブラックへの装着後は収縮させてフロントパネ
ルの実装領域を狭めることなく、且つ、フロントパネル
にハンドル部をロックすることで、不用意な抜き出しを
防止することができるとともに、フロントパネル上の僅
かな領域でハンドル延長スライド部の回転を固定するこ
とができることから、サブラックの開口周辺におけるプ
ラグインユニット挿抜機構のサイズを小型化させること
ができるという効果がある。さらに、フロントパネル上
におけるハンドル延長スライド部のロック機構とレバー
部の回転支点との2点でハンドル延長スライド部がフロ
ントパネルに支持されることから、従来のプラグインユ
ニット挿抜機構と比較して外力に対する耐性を向上させ
ることができるという効果がある。また、従来例2のよ
うにプリント基板の高い製作精度を要求することなく、
安価で高性能なプラグインユニット挿抜機構を実現でき
るという効果がある。
【0065】この発明によれば、ロック部が、ハンドル
延長スライド部に設けた嵌合凹部と、フロントパネルに
設けられて嵌合凹部に嵌合する嵌合凸部とからなり、ハ
ンドル延長スライド部は、収縮位置まで摺動したときに
嵌合凹部と嵌合凸部とによって嵌合固定されるので、簡
単な構成でフロントパネルにハンドル部をロックする固
定機構を提供することができるという効果がある。
【0066】この発明によれば、サブラックに挿抜され
るプラグインユニットに設けられ、このプラグインユニ
ットがサブラック内に挿入されたとき、このサブラック
の開口を被覆するフロントパネルと、このフロントパネ
ルの端部に軸支されてプラグインユニットのサブラック
に対する挿抜方向に回転操作されるレバー部と、サブラ
ックの開口縁部に設けた突出部に係合してレバー部の回
転操作時に付与される回転力をプラグインユニットの挿
抜方向の力として突出部に伝達する係合部とからなるハ
ンドル部と、レバー部に進退自在に挿入されて、レバー
部の長手方向の長さから最も伸長する伸長位置とレバー
部の長手方向の長さに略一致する収縮位置との間をレバ
ー部の長手方向に沿って摺動するハンドル延長スライド
部と、レバー部に設けられた係合凹部と、フロントパネ
ルに設けられてレバー部をフロントパネル側に回動させ
たときに係合凹部に係合する係合凸部とを有し、収縮位
置までハンドル延長スライド部を摺動させたときにレバ
ー部に生じる応力を、係合凹部の開口径を狭める方向の
力として係合凹部に伝達してレバー部をフロントパネル
側に固定するロック部とを備えるので、上記段落006
4と同様の効果が得られるとともに、上記段落0064
の構成と比較してより簡単な構成で、ハンドル部をフロ
ントパネル側に固定する固定機構を実現することができ
るという効果がある。
【0067】この発明によれば、係合凹部に対する係合
動作が正常に完了したことを検出する検出部を係合凸部
の外周に設けたので、レバー部がフロントパネル側に正
常に固定若しくは固定解除されたことを知ることができ
ることから、ロック動作の信頼性を向上させることがで
きるという効果がある。
【0068】この発明によれば、ハンドル延長スライド
部にフロントパネル側に凹所を設けたので、フロントパ
ネルのLEDなどの電子部品の実装領域を広くとること
ができるという効果がある。
【0069】この発明によれば、ロック部によるハンド
ル延長スライド部若しくはレバー部の固定動作及び固定
解除動作に連動して、プラグインユニットのサブラック
に対する挿抜状態を検出する挿抜状態検出手段を備える
ので、フロントパネルにハンドル部が完全に固定されて
から、プラグインユニットを動作させることができ、不
用意な抜き出しを防止することができるという効果があ
る。また、プラグインユニットの動作中にハンドル延長
スライド部を伸長位置方向にスライドさせるだけで、当
該プラグインユニットが使用不可能状態へ状態遷移しよ
うとしていることを他の機器に知らせることができ、サ
ブラックからのプラグインユニット抜き出し動作を容易
にすることができるという効果がある。
【0070】この発明によれば、サブラックに挿抜され
るプラグインユニットに設けられ、このプラグインユニ
ットがサブラック内に挿入されたとき、このサブラック
の開口を被覆するフロントパネルと、このフロントパネ
ルの端部に軸支されてプラグインユニットのサブラック
に対する挿抜方向に回転操作されるレバー部と、サブラ
ックの開口縁部に設けた突出部に係合してレバー部の回
転操作時に付与される回転力をプラグインユニットの挿
抜方向の力として突出部に伝達する係合部と、からなる
ハンドル部と、レバー部に軸支されて、レバー部の長手
方向の長さから最も伸長する伸長位置とレバー部の長手
方向の長さに略一致する屈折位置との間を回動するハン
ドル延長回転部と、このハンドル延長回転部及びフロン
トパネルに設けられて、屈折位置に回動したハンドル延
長回転部をフロントパネル側に固定するロック部とを備
えるので、レバー部の実質的な長さを変更することがで
きることから、挿抜力を要するプラグインユニットに対
しても十分な挿抜力を与えることができ、サブラックへ
の装着後は収縮させてフロントパネルの実装領域を狭め
ることなく、且つ、フロントパネルにハンドル部をロッ
クすることで、不用意な抜き出しを防止することができ
るとともに、フロントパネル上の僅かな領域で屈曲位置
におけるハンドル延長回転部の回転を固定することがで
きることから、サブラックの開口周辺におけるプラグイ
ンユニット挿抜機構のサイズを小型化させることができ
るという効果がある。さらに、フロントパネル上におけ
るハンドル延長回転部のロック機構とレバー部の回転支
点との2点でハンドル延長スライド部がフロントパネル
に支持されることから、従来のプラグインユニット挿抜
機構と比較して外力に対する耐性を向上させることがで
きるという効果がある。また、従来例2のようにプリン
ト基板の高い製作精度を要求することなく、安価で高性
能なプラグインユニット挿抜機構を実現できるという効
果がある。
【0071】この発明によれば、ロック部が、ハンドル
延長回転部に設けた嵌合凸部と、フロントパネルに設け
られて嵌合凸部を嵌合する嵌合凹部とからなり、ハンド
ル延長回転部は、屈折位置まで回動したときに嵌合凹部
と嵌合凸部とによって嵌合固定されるので、簡単な構成
でフロントパネルにハンドル部をロックする固定機構を
提供することができるという効果がある。
【0072】この発明によれば、ハンドル延長回転部
が、レバー部に軸支された軸部と、この軸部に接続する
板部とからなり、伸長位置における形状が平板状をなす
ので、ハンドル部のサイズを小型化することができると
いう効果がある。
【0073】この発明によれば、ロック部によるハンド
ル延長回転部の固定動作及び固定解除動作に連動して、
プラグインユニットのサブラックに対する挿抜状態を検
出する挿抜状態検出手段を備えるので、フロントパネル
にハンドル部が完全に固定されてから、プラグインユニ
ットを動作させることができ、不用意な抜き出しを防止
することができるという効果がある。また、プラグイン
ユニットの動作中にハンドル延長回転部を伸長位置方向
に回転させるだけで、当該プラグインユニットが使用不
可能状態へ状態遷移しようとしていることを他の機器に
知らせることができ、サブラックからのプラグインユニ
ット抜き出し動作を容易にすることができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるプラグインユ
ニット挿抜機構の構成を示す図であり、(a)はハンド
ル部の延長時を示す側面図、(b)はハンドル部の収縮
時を示す側面図、(c)はハンドル部のフロントパネル
への固定機構を示す斜視図である。
【図2】 実施の形態1によるプラグインユニット挿抜
機構の挿抜動作を説明する図である。
【図3】 実施の形態1によるプラグインユニット挿抜
機構の変形例を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態2によるプラグインユ
ニット挿抜機構の構成を示す図であり、(a)は挿抜状
態検出機構の一例を示す上面図及び側面図、(b)は挿
抜状態検出機構の他の例を示す上面図及び側面図であ
る。
【図5】 この発明の実施の形態3によるプラグインユ
ニット挿抜機構の構成を示す図であり、(a)はレバー
部のフロントパネルに対する固定機構を示す斜視図、
(b)はレバー部のフロントパネルに対する固定機構の
固定原理を示す図である。
【図6】 実施の形態3によるプラグインユニット挿抜
機構の変形例を示す斜視図である。
【図7】 この発明の実施の形態4によるプラグインユ
ニット挿抜機構の構成を示す図であり、(a)は側面
図、(b)はレバー部の斜視図、(c)はハンドル延長
回転部の斜視図である。
【図8】 実施の形態4のプラグインユニット挿抜機構
によるハンドル部の延長動作を説明する説明図である。
【図9】 実施の形態4のプラグインユニット挿抜機構
によるハンドル部の伸長位置維持機構を説明する説明図
である。
【図10】 実施の形態4によるプラグインユニット挿
抜機構の変形例を示す図であり、(a)は側面図、
(b)はハンドル延長回転部を伸長位置まで回動させた
状態を示す斜視図である。
【図11】 従来のサブラックの構成を示す斜視図であ
る。
【図12】 プラグインユニットが一部収容されたサブ
ラックを示す斜視図である。
【図13】 サブラックに収容されるプラグインユニッ
トの構成を示す側面図である。
【図14】 サブラックに対してプラグインユニットを
挿抜するプラグインユニット挿抜機構を示す図である。
【図15】 従来のプラグインユニット挿抜機構(従来
例1)の構成を示す側面図である。
【図16】 従来のプラグインユニット挿抜機構(従来
例2)の構成を示す側面図である。
【符号の説明】
1,1A,1B レバー(レバー部、ハンドル部)、2
ハンドル支持部(ハンドル部)、3 フロントパネ
ル、4,4A,4B ハンドルスライド部(ハンドル延
長スライド部)、4a 挿入孔(ハンドル延長スライド
部)、4b 凹所、5A,5B 係合凸部(ロック
部)、5,5C 嵌合凸部(嵌合凸部、ロック部)、5
Ba 凹部(検出部)、5a 嵌合凹部(嵌合凹部、ロ
ック部)、5b切り欠き部(ロック部)、6a 第1係
合爪部(ハンドル部、係合部)、6b第2係合爪部(ハ
ンドル部、係合部)、7a 第1係合部(突出部)、7
b第2係合部(突出部)、8,8a トリガ(挿抜状態
検出手段)、9 マイクロスイッチ(挿抜状態検出手
段)、10,10a 孔部(挿抜状態検出手段)、11
係合凹部(ロック部)、12,12A 回転部(ハン
ドル延長回転部)、12a 壁部(ハンドル延長回転
部)、13 回動軸(ハンドル延長回転部)、14 軸
受け溝、15 嵌合凹部(嵌合凹部、ロック部)。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サブラックに挿抜されるプラグインユニ
    ットに設けられ、このプラグインユニットが上記サブラ
    ック内に挿入されたとき、このサブラックの開口を被覆
    するフロントパネルと、 このフロントパネルの端部に軸支されて上記プラグイン
    ユニットの上記サブラックに対する挿抜方向に回転操作
    されるレバー部と、上記サブラックの開口縁部に設けた
    突出部に係合して上記レバー部の回転操作時に付与され
    る回転力を上記プラグインユニットの挿抜方向の力とし
    て上記突出部に伝達する係合部と、からなるハンドル部
    と、 上記レバー部に進退自在に挿入されて、上記レバー部の
    長手方向の長さから最も伸長する伸長位置と上記レバー
    部の長手方向の長さに略一致する収縮位置との間を上記
    レバー部の長手方向に沿って摺動するハンドル延長スラ
    イド部と、 このハンドル延長スライド部及び上記フロントパネルに
    設けられて、上記収縮位置まで摺動した上記ハンドル延
    長スライド部を上記フロントパネル側に固定するロック
    部とを備えたプラグインユニット挿抜機構。
  2. 【請求項2】 ロック部は、ハンドル延長スライド部に
    設けた嵌合凹部と、フロントパネルに設けられて上記嵌
    合凹部に嵌合する嵌合凸部とからなり、 上記ハンドル延長スライド部は、収縮位置まで摺動した
    ときに上記嵌合凹部と上記嵌合凸部とによって嵌合固定
    されることを特徴とする請求項1記載のプラグインユニ
    ット挿抜機構。
  3. 【請求項3】 サブラックに挿抜されるプラグインユニ
    ットに設けられ、このプラグインユニットが上記サブラ
    ック内に挿入されたとき、このサブラックの開口を被覆
    するフロントパネルと、 このフロントパネルの端部に軸支されて上記プラグイン
    ユニットの上記サブラックに対する挿抜方向に回転操作
    されるレバー部と、上記サブラックの開口縁部に設けた
    突出部に係合して上記レバー部の回転操作時に付与され
    る回転力を上記プラグインユニットの挿抜方向の力とし
    て上記突出部に伝達する係合部と、からなるハンドル部
    と、 上記レバー部に進退自在に挿入されて、上記レバー部の
    長手方向の長さから最も伸長する伸長位置と上記レバー
    部の長手方向の長さに略一致する収縮位置との間を上記
    レバー部の長手方向に沿って摺動するハンドル延長スラ
    イド部と、 上記レバー部に設けられた係合凹部と、上記フロントパ
    ネルに設けられて上記レバー部を上記フロントパネル側
    に回動させたときに上記係合凹部に係合する係合凸部と
    を有し、上記収縮位置まで上記ハンドル延長スライド部
    を摺動させたときに上記レバー部に生じる応力を上記係
    合凹部の開口径を狭める方向の力として上記係合凹部に
    伝達して上記レバー部を上記フロントパネル側に固定す
    るロック部とを備えたプラグインユニット挿抜機構。
  4. 【請求項4】 係合凸部は、係合凹部に対する係合動作
    が正常に完了したことを検出する検出部を外周に設けた
    ことを特徴とする請求項3記載のプラグインユニット挿
    抜機構。
  5. 【請求項5】 ハンドル延長スライド部は、フロントパ
    ネル側に凹所を設けたことを特徴とする請求項1又は請
    求項3記載のプラグインユニット挿抜機構。
  6. 【請求項6】 ロック部によるハンドル延長スライド部
    若しくはレバー部の固定動作及び固定解除動作に連動し
    て、プラグインユニットのサブラックに対する挿抜状態
    を検出する挿抜状態検出手段を備えたことを特徴とする
    請求項1又は請求項3記載のプラグインユニット挿抜機
    構。
  7. 【請求項7】 サブラックに挿抜されるプラグインユニ
    ットに設けられ、このプラグインユニットが上記サブラ
    ック内に挿入されたとき、このサブラックの開口を被覆
    するフロントパネルと、 このフロントパネルの端部に軸支されて上記プラグイン
    ユニットの上記サブラックに対する挿抜方向に回転操作
    されるレバー部と、上記サブラックの開口縁部に設けた
    突出部に係合して上記レバー部の回転操作時に付与され
    る回転力を上記プラグインユニットの挿抜方向の力とし
    て上記突出部に伝達する係合部と、からなるハンドル部
    と、 上記レバー部に軸支されて、上記レバー部の長手方向の
    長さから最も伸長する伸長位置と上記レバー部の長手方
    向の長さに略一致する屈折位置との間を回動するハンド
    ル延長回転部と、 このハンドル延長回転部及び上記フロントパネルに設け
    られて、上記屈折位置に回動した上記ハンドル延長回転
    部を上記フロントパネル側に固定するロック部とを備え
    たプラグインユニット挿抜機構。
  8. 【請求項8】 ロック部は、ハンドル延長回転部に設け
    た嵌合凸部と、フロントパネルに設けられて上記嵌合凸
    部を嵌合する嵌合凹部とからなり、 上記ハンドル延長回転部は、屈折位置まで回動したとき
    に上記嵌合凹部と上記嵌合凸部とによって嵌合固定され
    ることを特徴とする請求項7記載のプラグインユニット
    挿抜機構。
  9. 【請求項9】 ハンドル延長回転部は、レバー部に軸支
    された軸部と、この軸部に接続する板部とからなり、伸
    長位置における形状が平板状をなすことを特徴とする請
    求項7又は請求項8記載のプラグインユニット挿抜機
    構。
  10. 【請求項10】 ロック部によるハンドル延長回転部の
    固定動作及び固定解除動作に連動して、プラグインユニ
    ットのサブラックに対する挿抜状態を検出する挿抜状態
    検出手段を備えたことを特徴とする請求項7記載のプラ
    グインユニット挿抜機構。
JP2000229668A 2000-07-28 2000-07-28 プラグインユニット挿抜機構 Expired - Fee Related JP3862944B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000229668A JP3862944B2 (ja) 2000-07-28 2000-07-28 プラグインユニット挿抜機構
DE60142100T DE60142100D1 (de) 2000-07-28 2001-02-01 System zum Einschub und Herausziehen einer einsteckbaren Baugruppe
EP01102334A EP1176858B1 (en) 2000-07-28 2001-02-01 Insertion and removal system in plug-in unit
US09/774,724 US6443315B1 (en) 2000-07-28 2001-02-01 Insertion and removal system in plug-in unit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000229668A JP3862944B2 (ja) 2000-07-28 2000-07-28 プラグインユニット挿抜機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002043776A true JP2002043776A (ja) 2002-02-08
JP3862944B2 JP3862944B2 (ja) 2006-12-27

Family

ID=18722747

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000229668A Expired - Fee Related JP3862944B2 (ja) 2000-07-28 2000-07-28 プラグインユニット挿抜機構

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6443315B1 (ja)
EP (1) EP1176858B1 (ja)
JP (1) JP3862944B2 (ja)
DE (1) DE60142100D1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020155741A (ja) * 2019-03-22 2020-09-24 ファナック株式会社 回路基板抜け防止構造及び数値制御装置
CN112911845A (zh) * 2019-11-19 2021-06-04 和硕联合科技股份有限公司 手把延伸结构及电子装置机壳

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20040084388A1 (en) * 2002-11-05 2004-05-06 Roesner Arlen L. Card retention system and method
US7023704B1 (en) * 2004-01-09 2006-04-04 Ciena Corporation Ejector latch
DE102004007740B4 (de) 2004-02-16 2014-02-13 Dspace Digital Signal Processing And Control Engineering Gmbh Modulplatine und Trennbügel
US8355261B2 (en) 2004-05-26 2013-01-15 Intel Corporation Systems and methods to secure a circuit board
TWI280839B (en) * 2004-06-21 2007-05-01 Southco Ejector lever assembly
WO2006061893A1 (ja) * 2004-12-08 2006-06-15 Fujitsu Limited ラックマウント装置におけるインターフェースケーブル接続パネル構造およびラックマウント装置
US8079481B2 (en) * 2005-10-28 2011-12-20 International Business Machines Corporation Integrated frame and central electronic complex structure
DE102006045155A1 (de) * 2006-09-25 2008-04-03 Robert Bosch Gmbh Kabelbaumstecker mit verlängerbarem Hebel
US8107233B2 (en) * 2009-06-09 2012-01-31 International Business Machines Corporation Latching system for multiple nodes of a computer system
US8369094B2 (en) * 2010-05-19 2013-02-05 Fujitsu Limited Unibody latch for plug-in units
TWI394515B (zh) * 2010-08-03 2013-04-21 Inventec Corp 固定結構與電子裝置
FR2979794B1 (fr) * 2011-09-02 2013-08-23 Airbus Operations Sas Dispositif d'insertion, d'extraction et de verrouillage d'une carte electronique dans une glissiere
TWI482584B (zh) * 2012-05-03 2015-04-21 Wistron Corp 易拆裝的電磁屏蔽裝置
ITRM20130543A1 (it) * 2013-10-04 2015-04-05 Ecm S P A Posto periferico di controllo di enti di piazzale ferroviario con mezzi di estrazione facilitata dei moduli di controllo
US9992896B2 (en) * 2013-12-20 2018-06-05 Flextronics Ap, Llc Detachable crank and slider circuit pack ejector
US11284531B2 (en) 2018-05-23 2022-03-22 Erico International Corporation Ejector for electric modules

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4648009A (en) * 1986-04-09 1987-03-03 Northern Telecom Limited Articulated latch for use with a printed circuit board
US4740164A (en) * 1987-07-23 1988-04-26 Pitney Bowes Inc. Circuit board inserter/extractor
KR920008949B1 (ko) * 1988-04-30 1992-10-12 후지쓰 가부시끼가이샤 전자회로장치의 프린트기판 유니트(printed board unit)착탈기구
US4996631A (en) * 1989-10-30 1991-02-26 Canoga Industries, Inc. Injector/ejector system for rack mounted plug-in modules with front panels
US4999744A (en) * 1989-12-28 1991-03-12 Universal Data Systems, Inc. Ejector mechanism
DE9012143U1 (ja) * 1990-08-23 1990-10-25 Knuerr-Mechanik Fuer Die Elektronik Ag, 8000 Muenchen, De
DE69133412T2 (de) * 1990-09-04 2005-09-22 Canon K.K. Verfahren und Vorrichtung zur Bildverarbeitung
JPH04188794A (ja) 1990-11-22 1992-07-07 Fujitsu Ltd プリント基板の挿抜機構
JPH0499590A (ja) 1990-12-27 1992-03-31 Hitachi Ltd 洗たく機
DE4105948C2 (de) * 1991-02-26 2001-08-30 Philips Corp Intellectual Pty Baugruppeneinheit mit einer Platte, insbesondere Leiterplatte, die zum Einsetzen in eine Aufnahmeeinrichtung ausgebildet ist
GB9126235D0 (en) * 1991-12-11 1992-02-12 Bicc Plc Enclosure for circuit boards
JPH0779144B2 (ja) 1992-04-21 1995-08-23 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション 耐熱性半導体チップ・パッケージ
JPH0621273A (ja) 1992-07-03 1994-01-28 Seiko Epson Corp Icソケット
US5317482A (en) * 1992-12-07 1994-05-31 Smith Industries Clamp activator and circuit card extractor
US5309325A (en) * 1993-02-19 1994-05-03 Eg&G Birtcher, Inc. Locking circuit board injector/extractor
JPH0722587A (ja) 1993-07-01 1995-01-24 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置およびその製造方法
JPH11163561A (ja) * 1997-11-27 1999-06-18 Fujitsu Ltd 電子回路パッケージのイジェクタ
JP2959568B1 (ja) * 1998-09-16 1999-10-06 日本電気株式会社 基板挿抜装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020155741A (ja) * 2019-03-22 2020-09-24 ファナック株式会社 回路基板抜け防止構造及び数値制御装置
US11224139B2 (en) 2019-03-22 2022-01-11 Fanuc Corporation Circuit board fall-out prevention structure and numerical control device
JP7063836B2 (ja) 2019-03-22 2022-05-09 ファナック株式会社 回路基板抜け防止構造及び数値制御装置
CN112911845A (zh) * 2019-11-19 2021-06-04 和硕联合科技股份有限公司 手把延伸结构及电子装置机壳
CN112911845B (zh) * 2019-11-19 2023-04-07 和硕联合科技股份有限公司 手把延伸结构及电子装置机壳

Also Published As

Publication number Publication date
US6443315B1 (en) 2002-09-03
EP1176858B1 (en) 2010-05-12
JP3862944B2 (ja) 2006-12-27
DE60142100D1 (de) 2010-06-24
EP1176858A3 (en) 2004-01-14
EP1176858A2 (en) 2002-01-30
US20020060197A1 (en) 2002-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002043776A (ja) プラグインユニット挿抜機構
US7594827B2 (en) Secure and/or lockable connecting arrangement for video game system
JP4755144B2 (ja) 係合装置及び該係合装置を用いたドッキングステーション
KR100428794B1 (ko) 컴퓨터용 주변 기기 착탈용 도킹 기구
US6373706B1 (en) Electronic device having two slots different in width
TW202030572A (zh) 具有外接式影像擷取模組之電子裝置
JP7085590B2 (ja) 電子機器およびそのハウジング構造とロックモジュール
JP4173155B2 (ja) 基板対基板用コネクター
KR100465787B1 (ko) 휴대용컴퓨터
KR100864225B1 (ko) 정보 처리 장치 및 착탈 유니트
US7029298B2 (en) Card edge connector
JP7097413B2 (ja) コネクタ
JP2003316472A (ja) 電子機器用機能拡張ユニットの固定機構
JP3930242B2 (ja) 電子機器
TWI774151B (zh) 機箱及其擴充匣
JPH03134718A (ja) 携帯型電子機器
KR101255214B1 (ko) 배터리 개폐구조를 구비한 전자기기
JP6848587B2 (ja) 挿抜装置、交換ユニット、および、情報処理システム
JP4019754B2 (ja) レセプタクル
JP4659997B2 (ja) 収納ケース
JP4190350B2 (ja) 装着機構、電子機器、外部装置
US20050200330A1 (en) Battery locking apparatus
JP2959568B1 (ja) 基板挿抜装置
JPH07226872A (ja) 撮影装置
JP2009193667A (ja) 電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060829

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060927

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091006

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101006

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111006

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees